絹旗「………あ、垣根さん!」
垣根「おう、こんなとこで会うなんて珍しいな」
元スレ
絹旗「麦野と滝壺の仲が超悪い?」浜面「うん」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293791550/
絹旗「その節は超お世話になりました」
垣根「気にすんな、俺も楽しんだんだしさ」
絹旗「そうですね、私も垣根さんと映画に行ったりしてたそしかったです」
垣根(……やりづれぇ…)
絹旗「垣根さんってもっと血も涙もクソも無い殺人狂だと思ってたんですが、意外と超いい人でした」
垣根「あぁ…まぁ…俺一回お前のことボコボコにしてるしな……」
絹旗「あんなのはもう超過ぎた話です、人間は今どんな人か、というのが超重要なんです」
垣根「………そうか」
絹旗「それにしてもあの尾行は超楽しかったです、A級映画も案外いいものですね」
垣根「…あの映画、今度続編やるらしいぞ」
絹旗「ホントですか!超良いこと聞きました!……でも浜面誘ったら麦野達に殺されますし……かといって一人は……」
垣根「…俺と行こうぜ」
絹旗「へ?」
垣根「だから一緒に映画行こうぜ、前みたいに」
絹旗「…ホントですか!?やったー!超嬉しいです!」
いっしゅうかんご!
絹旗「垣根さん!」
垣根「よう」
絹旗「超お待たせしました」
垣根「いや、今来たところ」
絹旗「…くすくす」
垣根「なんだよー」
絹旗「浜面もそうですけど、男の人ってみんなそう言いますね」
垣根「…男は格好つけたがる生き物なんだよ」
絹旗「……うわぁー…超綺麗です…」
垣根「新しく出来た劇場なんだってな」
絹旗「はい、超人気で予約も超難しいんですけど…どうやったんです?」
垣根「はは、知り合いが働いてるモンでな、そのツテだ」
心理定規(……チケット二枚って……こういうこと!?)
えいがおわった!
絹旗「うっ…うえぇぇぇぇぇん」
垣根「あー、もう泣くなって」
絹旗「ち、超悲しいです、…ぐすん」
垣根「お前…映画ほんとに好きなんだな」
絹旗「ぐす……あんなに超泣ける映画は初めてです…」
垣根「…泣くなって、楽しかったんだろ?」
絹旗「う…はい、超迷惑かけました…ありがとうございます…」
垣根「もう大丈夫か?」
絹旗「はい、超復活です!」
垣根「良かった、…今日はサンキューな」
絹旗「いえ、誘ってくれて超嬉しかったです、ありがとうございましたはこっちです」
垣根「……そうか」ナデナデ
絹旗「…む、頭を撫でるなんて超子供あつかいです……///」
垣根「子供みたいなもんだよ」ワシワシ
絹旗「きゃあ!ワシワシしないでください!」
垣根「………じゃあな」
絹旗「さよならです!」
垣根「ってことがあったんだよ。つーかあの子ホントいい子だな」
麦野「何よ、ただ惚気るために呼んだわけ?」
垣根「はっ、いっつも俺に嬉しそうに『浜面がご飯奢ってくれてさー、きゃー!』とかいってる女の言うことじゃないな」
滝壺「最近、絹旗も楽しそう……」
浜面「お前らのおかげで俺は今こうなってるんだし、お前らには幸せになってもらいたいよ」
垣根「そう、そこでだ」
麦野・滝壺・浜面「?」
垣根「今度また絹旗とデートすんだけどさ、なんかいいアドバイスくれないか?」
麦野「アドバイスぅ?」
滝壺「デートの場所とか……演出とか…?」
垣根「そ、頼むよ」
麦野「あんたにプライドってもんは無いの?」
垣根「これに関してはまったく無いです」
滝壺「言い切った……」
浜面「…なんか俺の中のレベル5のイメージが崩れてく…垣根にしろ麦野にしろ」
麦野「あら、意外と他のレベル5もこんなんかもしれないわよ」
滝壺「人間なんてこんなもの……能力者といってもただの男の子とか女の子だもん」
垣根「はっはっは、第一位も、もしかしたら変人かもしれないぜ?」
麦野「例えば極度のロリコンだったり」
一同「……………」
一同「ないない」
一方通行「ハックション!!」
打ち止め「風邪引いたの?ってミサカはミサカは貴方の膝の上で心配してみる!」
一方通行「いや……誰か噂でもしてンだろォ……」
垣根「ほらほらなんかアイディアないのかー?」
麦野「絹旗が喜びそうなものねぇ…はまづらぁー、なんかいい考えあるー?」
浜面「やっぱ絹旗といったら映画とか…?」
垣根「毎回映画ってのも芸が無いな……」
滝壺「……あ」
垣根「なんだ?」
滝壺「もしかしたらだけど……わかった、絹旗が好きそうなもの…」
滝壺「あの…はまづら覚えてる…?私が入院したときに、絹旗が買ってきてくれたぬいぐるみ…」
浜面「あのシュールなウサギか」 十九巻参照
滝壺「あれ…人食いウサギってキャラなんだけど…」
麦野「そのまんまね」
滝壺「多分…絹旗はあれが好きだと思う…」
垣根「それほんとか?」
滝壺「うん、多分」
垣根「そうか、サンキュ…じゃあな!」
浜面「行っちまった……なんか心配だな……」
麦野「ま、メルヘン馬鹿だし平気じゃない?」
絹旗「垣根さーん」
垣根「おう、悪いなまた呼び出したりして」
絹旗「いえいえ、別に超暇だったんで嬉しいです」
垣根「あー、今日はあれだ、えーっ、お前にプレゼントがあってだな」
絹旗「ほ、ほんとですか…?」
麦野「気になってついて来ちゃったけど…」
麦野「なんかほんとに仲睦まじいって感じね……」
滝壺「絹旗…すっごい顔赤い…」
浜面「なんで俺までこんなストーカーみたいな…」
滝壺「だいじょうぶはまづら、私はAIMストーカーだから」
浜面「どういう理屈だよ!」
垣根「ほら、お前…これ好きなんだろ?」
絹旗「これは……人食いちゃん!」
垣根「人食いちゃんってオイ」
絹旗「ありがとうございます……超嬉しいです……一生大切にします……グスッ」
垣根「…また泣く、大げさだって」
絹旗「ひっく…女の子はこういうのに超弱いんですっ!」
絹旗「…ん…よし!これは私も超お返しするべきです!」
垣根「だからそういうのは……」
絹旗「ここに二枚のチケットが超あります!」
垣根「デジャヴ!」
絹旗「片方は私と超ちゅうーできちゃうチケットです」
垣根「もう片方はまたデートできるチケットってか?」
絹旗「いえ、こっちもちゅーチケットです」
垣根「ぶはっっっ!!!!」
麦野「…なんかすっごいことになってるわねぇ…」
浜面「………」
滝壺「………////」
麦野「何で赤くなってんのよあんたら」
浜面「……聞くな」
絹旗「…超いっときますけど垣根さん」
垣根「あぁ」
絹旗「私は超本気ですよ?」
垣根「わかった、…じゃあ」
垣根「ちゅーチケット、一枚貰えるかな?」
絹旗「……はい////」
絹旗「……ん……ち、ちょっと…顔が届きません…」
垣根「…ふふ、わかったよ、かがめばいいんだろ」
絹旗「今超子供扱いしましたね?」
垣根「知らねぇな」
絹旗「絶対してました!だって顔が…!」
垣根「……」チュッ
絹旗「!!!!!//////」カァーーッ
麦野「なんか見てはいけないものを見てしまった感じがするわ……」
滝壺「…はまづら」
浜面「なんだ?」
滝壺「こんどアレ、わたしにやって?」
麦野「ちょっと!私には!?」
絹旗「うぅ…超我侭言ってすいません…」
麦野「ちょっと!絹旗泣かせたの誰!?」
浜面「俺じゃねーぞ!」
垣根(……やったー)
垣根(プレゼントも無事に渡せたし)
垣根(今日はいいこと尽くしだったな……あれ?)ピリリリリ
垣根「……」ピッ
垣根「…もしもし」
心理「あら、私だとわかったら切られるかと思ったけど?」
垣根「なんだよ」
心理「連れないわね」
垣根「てめぇと話すことなんかねぇっつーの」
心理「貴方に無くても私にはあるのよ」
心理「……絹旗最愛のことでね」
垣根「……それこそてめぇには関係ねぇことだ」
心理「人の厚意は無駄にしないことよ」
垣根「大体、なんでてめぇが……」
心理「…未元物質と窒素装甲の距離単位……七。ちょっと見ない間に随分と仲良くなったものね」
垣根「…相変わらず嫌らしい能力だ」
垣根「…ほんとてめぇ何の用なんだよ、人の恋路邪魔するってんなら…わかってんだろうな?」
心理「……残念ながら邪魔するほかないのよ、貴方のためにも、彼女のためにもね」
垣根「………」
心理「貴方分かってるんでしょうね?……自分が暗部の人間だって事」
垣根「……アジトに来い、今すぐ」ピッ
心理「………」
垣根「……遅せぇ」
心理「……第五学区にいたのよ?八つ当たりされても困るわ」
垣根「……話せよ」
心理「あ……」
垣根「少しでもふざけたことぬかしやがったらバラバラオブジェじゃすまねぇぞ」
心理「……深海魚って、急に引きあげられると破裂しちゃうのよね」
垣根「………」
心理「逆に普通の魚は深海では生きていけない」
垣根「……てめぇ何が言いたい」
心理「…貴方たちはこういう危険な付き合いってことよ」
垣根「……あの女はアイテムのメンバーだ、それなりに深いところまで潜れるだろ」
心理「貴方はほんとに自覚が足りないみたいね……、この街で二番目に深いところに貴方は住んでるのよ?悔しいけど、同じスクールの私でさえ…そんな深くは潜れない」
垣根「………」
心理「貴方と同じところまで潜れるのなんて第一位ぐらいのものよ」
垣根「冗談だろ」
心理「冗談かもね」
心理「忠告はしたわよ、………せいぜい潰さないようにしてあげなさい」
垣根「いらん世話だ、俺は手に入れたいものは手に入れる主義だからな」
心理「壊れたおもちゃを手に入れても、それで遊ぶことはできないわよ」
垣根「壊さねぇさ」
心理「………そう、じゃあ話も済んだし、私は帰らせてもらうわ」
垣根「………」
垣根(……確かに)
垣根(第一位ほどじゃねぇが、俺のところにも頭の沸いたチンピラが自殺しに来るって事はある)
垣根(その時に絹旗を巻き込む可能性もゼロじゃねぇ……が)
垣根(……雑魚の意見だな、くだらねぇ)
絹旗「……ちょっと、超聞いてますか麦野!?」
麦野「あー、はいはい聞いてるから」
絹旗「そこでですね!垣根さんが超いきなりちゅーって!超ちゅーーって!」
滝壺「…その話もう何回も聞いた」
浜面「なんというか惚気全開だな」
絹旗「………だと良かったんですが…」
麦野「どうゆうこと?」
絹旗「……最近垣根さんが超かまってくれません…」
滝壺「……それはまた」
浜面「……難儀な話だな…」
麦野「じゃあ今日用事があるって言ってたのは…」
絹旗「はい!どうにかしてみんなに私たちの仲を超改善してもらいたいんです!」
麦野「………むう」
絹旗「あ、もしかして超迷惑でしたか?」
滝壺「……んと」
浜面「実は垣根がこの前相談に来てな」
麦野「そのときはあんたの気を引く方法なんかを相談しに来てたのよ」
浜面「だからお前が嫌われたってのは…考えづらくてな」
絹旗「……そうですか」
麦野「でも男なんてそんなもんじゃない?他の女に落とされたらコロッと前の女なんて忘れちゃうわよ。……はまづらがそれしたら殺すけど」
浜面「空恐ろしい事言うんじゃねぇ」
滝壺「…でも、レベル5の垣根さんを口説こうとするって……」
浜面「なかなか勇気のある奴だな……」
麦野「あら?私を口説き落とした男のせりふ?」
浜面「くっ、口説いてない!」
滝壺「はまづら……、照れてる?」
浜面「照れてなーーい!」
絹旗「……あ」
麦野「なによ?」
絹旗「……垣根さんを超口説きそうな人…一人だけ超心当たりあります……」
心理「……貴方から電話がかかってくるなんて妙だとは思ったけど」
浜面「………」
心理「そういうことね」
絹旗「……超単刀直入に聞きます。垣根さんに超手を出したのは貴女ですか?」
心理「………だったら?」
絹旗「超ボコボコにします」
浜面(うわぁ……)
心理「……安心しなさい、私はそんな無粋なことはしないわ」
絹旗「……口では超何とでも言えます」
浜面「それに、お前の能力は『心理定規』、…言いづらいが、こういうことには向いてるんじゃねぇか?」
心理「………………深海魚って、急に引き上げられるとどうなると思う……?」
心理「……っていう話をしてあげただけよ」
浜面「それは………」
心理「何?間違ったことではないでしょう……それにもとスキルアウトの貴方だったら、この危険性が分かるんじゃない?」
浜面「………」
絹旗「どういうことですか浜面」
浜面「……たしかに、俺らレベル0が能力者を襲うとき、その知り合いを人質にとることもある……それにたとえ絹旗がレベル4だとしても、それに対する策を考えられたら終わりだ」
心理「そういうことよ」
絹旗「…………」
心理「だから私は、貴女たちは離れていたほうがいいと………」
絹旗「………それは超違います」
心理「なんですって?」
絹旗「それは超勘違いだと言ってるんです!」
絹旗「……人質になる?餌にされる?」
絹旗「たったそれだけのことで何が超変わるんです?」
浜面「絹旗……」
絹旗「私が超それだけのことで垣根さんを超諦めると思ってるのなら!」
絹旗「まずはその幻想を超ぶち殺します!!」
心理「」
浜面「」
心理「……どうあっても引かないってこと?」
浜面「……多分」
絹旗「こうしちゃいられません!垣根さんの所に超行ってきます!」
浜面「………随分手の凝った芝居だったな?」
心理「えぇ、つまらないことに付き合わせちゃってごめんなさいね」
浜面「まったく……なにもあそこまで追い込まなくても良かったんじゃないか?」
心理「適当な気持ちでくっ付いて、もしもの事があったらどうすんのよ?」
浜面「………お前案外世話好きな奴だな」
心理「ほっときなさい、……二人の距離が分かってしまうと、どうしても応援したくなっちゃうのよ」
浜面「……おばさんみたいな意見んんんん痛たたたたたたた!!!!」
心理「ほっときなさい!」
絹旗「………垣根さんの携帯に超繋がりません……」
絹旗「………もしかしてホントに嫌われちゃったんでしょうか………」
絹旗「……ひっく」
絹旗「…………うぇ…う…」
麦野「心配してつけてきてみれば、案の定ね」
滝壺「……きぬはた」
麦野「ちょっと待ちなさい」
滝壺「………」
麦野「今はそっとしておいてあげなさい」
チンピラA「……おい、そこのねーちゃん!」
絹旗「……ひっ」ビクッ
チンピラB「ちょっとさー、今ロリコンの友達が溜まってるっつってんだけど、どう?一時間五百円」
絹旗「……う…あ……」
麦野「……まだ絶滅してないのね、あの手のチンピラ」
滝壺「……むぎの」
滝壺「きぬはた……能力使わないよ……っ!?」
麦野「嘘っ!?何で!?」
滝壺「あ……連れてかれちゃった……」
麦野「ちょっと!あいつらどこいったの!?」
滝壺「…………」
麦野「つーかあのガキ…なんで能力使ってぶっ殺さなかったのよ……!」
滝壺「……むぎの」
麦野「何っ!?」
滝壺「もしかしたら……きぬはたは今、能力を使えないのかも…」
麦野「どういうことよ!?」
滝壺「体晶を使って能力を発動させてたとき……いっつも感じてたんだけど……」
麦野「………」
滝壺「今にも死にそうな人とか……とってもつらいことがあった人とか、そういう人のAIM拡散力場が、たまに感じられなくなることがあって……」
麦野「それって…」
滝壺「……うん、多分……」
滝壺「大きな感情は、能力の使用の障害になるんだと思う」
麦野「……くそ」
麦野「くそったれ!どこいったあのチンピラ共!!」
チンピラA「おらっ!」バキッ
絹旗「……う…」
チンピラB「おーい、それ以上殴るなって、そいつ今から○○○すんだからさー」
チンピラC「うわ、お前こんなガキと○○○出来んの?ロリコン?」
チンピラA「体もちっちゃきゃ○○○も小さいってか?あはははは!」
絹旗「………う……垣根さん……」
麦野「あーもうっ!ほんと、どこ行って……っ!」
滝壺「……っ、はまづらから電話…」
麦野「……っ!この……はまづらぁ!いったい今どこに…」
浜面「落ち着けって麦野」
麦野「これが落ち着いて……」
浜面「平気だよ、あいつが行った」
麦野「…………へ?」
浜面「『後はまかせろ』ってさ」
浜面「『ヒーローは遅れて来るモンだ』」
チンピラB「っは、なーにが『かきねさ~ん』だ、ウぜぇんだよオラぁっ!』
チンピラC「テレビの見すぎじゃねぇかガキ?都合よくヒーロー現れるヒーローなんかなぁ!この世には居ないんだよ!!!」
絹旗「……そうやって超笑ってるといいです」
チンピラB「……あ?」
絹旗「……たとえ貴方たちに超潰されようとも、私は潜るのを超諦めませんよ………」
チンピラC「何意味わかんねぇことを……っ」
絹旗「私を潰して、垣根さんに超潰されてしまえ!」
チンピラA「あのなぁ、何回言わせる気だよ、ヒーローはこねぇって……」
じゃあ悪党ならいいのか?
チンピラA「………誰だお前」
「悪党だよ、一流の悪党に認めてもらえなかった三下の悪党だ」
チンピラB「おっけーおっけー、誰でもいいけど、ここに乗り込んできたって事は死にたいってこと……」
「うぜぇ」
チンピラB「は?何言って……っ、ぐっ、ぐあ…ああああああぎゃあああああああああああ!!!!」
チンピラC「っ!?てめぇ何者……」
「聞こえなかったか?だったら耳かっぽじって、ついでに脳みそ引きずり出してよーく聞きやがれ」
絹旗「……超信じてましたよ……」
垣根「悪党だよ、こんなに汚れてもまだ光に憧れる、ただの三下の悪党さ」
絹旗「……あ……」
垣根「よう、起きたか?」
絹旗「ここ……どこ……?」
垣根「あー、昔のスクールのアジト。意外と居心地良いだろ?」
絹旗「……あのチンピラたちは……?」
垣根「………殺しちゃいねぇよ」
絹旗「……超安心しました」
垣根「余裕じゃねぇか、あの下郎どもの心配か?」
絹旗「……垣根さんが超心配だったんですよ…」
垣根「なおさら余裕だなオイ」
絹旗「……これ以上……ひっく」
垣根「……なんだって?」
絹旗「……これ以上…深いところに行かないでください……!」
垣根「………」
垣根「……深海魚ってな、急に引き上げると破裂するらしいぞ」
絹旗「………」
垣根「俺は止まらねぇぞ」
垣根「破裂しようがハラワタ引っ掻き回されようが、俺は欲しいものは手に入れる」
絹旗「………」
垣根「……手に入れさせてもらうぞ、女」
絹旗「……超高くつきますよ?」
垣根「はっ……こりゃ…」
垣根「第一位の事も笑えねぇな」
垣根「ってことがあったんだけど、ありがとな浜面、お前の情報が無きゃ間に合わなかった」
浜面「いいんだよ、俺も前の仲間の半蔵って奴から聞いたんだし」
麦野「でもホントに良い訳?今日みたいなことはまた起きるのかもしれないのよ?」
絹旗「超大丈夫ですよ、なんたって私の彼氏は超一流の悪党なんですから」
滝壺「うん……めでたしめでたし」
happy end

