キャラ崩壊アリ
今回で2回目のssです。前回のは滅茶苦茶で大変ご迷惑をお掛けしました
今回はキレイに終わらしたい思っています
誤字脱字が出てくると思いますがそれでも見てもいいと思う方は応援よろしくお願いします
~主なキャラ~
上条当麻、一方通行、垣根帝督、←メイン? 禁書目録、御坂美琴、打ち止め、御坂妹2人
黄泉川愛穂、芳川桔梗+a
元スレ
とある人物達の恋物語
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396446016/
~クレープ屋~
御坂妹「お姉様」
美琴「ん~何?」モグモグ
御坂妹「いい加減自分の気持ちに正直になったらどうですか、とミサカは自分があの人を獲ってしまってもいいのか
という前提で質問してみます」
美琴「ブフォ」ゲホッゲホッ
美琴「な、何よいきなり」ゲホッゲホッ
御坂妹「いえ、ただクレープを食べていたらふと思い出しただけです、とミサカは突然噴き出した
お姉様を心配しながら質問に答えます」
美琴「べ、別に私はアイツが好きって....その...訳じゃない...しぃ///」モジモジ
御坂妹「お姉様は気付いていないと思っているようですが誰から見てもバレバレですよ、とミサカは
そこが素直ではないと指摘します」
美琴「だ、だからアイツはそんなんじゃないってば!」
御坂妹「......あ、上条当麻ですよ、とミサカはお姉様の背後を指指します」ビシッ
美琴「えっ?」クルッ
ガラ-ン
美琴「うぅ///」カァァァ
御坂妹「いい加減自分に正直になったらどうですか、とミサカはいつまでも下を向いて
顔を赤くしているお姉様にヤレヤレこれだからツンデレはと溜め息を吐きます....はぁ」ヤレヤレ
美琴「そ、それならアンタだってぃ」
御坂妹「噛みましたね、とミサカは微笑みます」フフッ
美琴「うぅ~///アンタだってまだアイツにこ、こくは...くぅ、し、してないじゃない」
御坂妹「ではミサカがあの人に思いを伝えてもいいのでしょうか?とミサカは素直ではないお姉様に確認をとります」
美琴「うぅ、アンタ絶対私で遊んでるでしょ」
御坂妹「はい、とミサカは答えます」フフッ
美琴「わらうなぁぁ///」
~スーパー......付近~
上条「特売特売とくばぁぁぁぁぁぁい!!!」ダダダダ
上条「ちくしょう卵と貧乏学生には中々食べられないお肉が80円の大特売の大事なときに
補修&説教&一方通行に絡まれるなんて不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ダダダダダダダ
一方通行「愉快に素敵に逃げ回ってんじゃねェぞォ三下ァァァァァァァァァァァ!!!」ビューン
上条「ハアハアだから、さっきぶつかったのは悪かったって謝ってんだろぉぉぉぉぉ」ダダダハアハア
一方通行「人に盛大にぶつかっといてその謝り方はねェだろうがァァァァァァ」ビューンドゴーン
上条「はあはあ、だあもう不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ」ダダダダダダダダダダダダ
ガシッ
一方通行「オラ、もォ逃げられねェぞ三下ァ」ニヤリ
上条「ぐ、もう目の前なのにくそぉぉぉぉぉぉぉぉ」ガクッ
一方通行「オラ、さっさと立ち上がれってンだよクソ野郎ォ」
上条「クソッ.......こうなったら」スクッ
一方通行「あン?オラどォしたァ早くこっち向け三下ァ」
上条「.......」クルッ
一方通行「ヒャハハハハハハハハ、さーてぶっ殺してやンぜェ三しt「ガシッ」た.......はァ?」
上条「ふふふふふふふ、ふっふっふっふ、はははははははははははは一方通行お前の負けだ
これから上条さんの特売に付き合ってもらいますかね!!はははははははははは」
一方通行「く、クソがァァァァァァァァァァァァ」ズルズル
上条「ふ~、両方共2個ずつ残ってたから運がよかったかな」スタスタ
一方通行「.........」ブッス~ カツカツ
上条「まあまあ、機嫌直せって、な?さっきは悪かったって」スタスタ
一方通行「オイ三下」ピタッ
上条「お、機嫌直してくれたか?」ピタッ
一方通行「俺をあンな目に合わせたンだァ覚悟は......できてンだろォなァ」カチッ
上条「え?あ、あの、あくせられーたさん?」
一方通行「返事は聞いてねェ!!死にやがれェ三下ァァァァァァァ!!!!!!」ドゴーン
ギァァァァァァァァヤッパリフコウダァァァァァァァァァァァァァァァァ
シニヤガレェェェェェェェェェサンシタァァァァァァァァァァァ
上条「うぅ、今日はひどい目にあったぜ」ガチャッ
上条「ただいまー」
トコトコ
禁書「お帰りとうま、早くご飯作ってほしいんだよ!!」
上条「ふっふっふインデックス、今日は嬉しい情報があるんだ!」ガサガサ
禁書「何かな?」
上条「これをみよ」←ニク
禁書「おぉ~お肉なんだよ!!」パチパチ
上条「今日は肉料理だぜ!インデックス!!」
禁書「とうま、早く作ってほしいんだよ!!!!!」
上条「はいはい、美味しく作ってやるから待ってろ」スタスタ
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上条「フ~、食った食った」
禁書「ねぇ、とうま?」
上条「ん?何だインデックス」
禁書「とうまは、明日休みなんだよね?」
上条「ん~、そうだな補習も今週の今日までって言ってたし休みだな」
禁書「私ね、明日どこかに遊びに行きたいんだよ」
上条「う~ん、誰か誘ってもいいか?」
禁書「うん、いいんだよそれに大勢のほうが楽しいしね」
上条「そうだな、じゃあ誰か誘ってみるよ」
禁書「とうま、らすとおーだーも誘っておいてほしいんだよ」
上条「はいはい、分かりましたよ」pipipi
prrrrrrrrrrr
ガチャッ
一方通行『ただいまァ....電話にィ出る事がァできまs「もしもし、上条ですけど」三下ァァァァァァ!?』
上条「うぉ、その声は一方通行か?」キーン
一方通行『よォくのこのこと電話なんて掛けられたもンだなァあ゛ぁ゛!?』
上条「さっきは悪かったなそれよりさ」
一方通行(こいつ本気で悪いと思ってンのかァ?)
一方通行『チッ......で、何の用件で掛けてきたンだよ、くだらねェ事だったら今すぐ
ブチ殺しに行くかンなァ』
上条「いやさ、インデックスが明日大勢で遊びに行きたいって言ってたからさ」
一方通行『何で俺なンですかァ』
上条「インデックスが打ち止めを誘えって言ったから......じゃ駄目か?」
一方通行『チッまァいィ......で、時間と場所はァ?』
上条「それは、またメールで送るからじゃあまた明日な」ガチャッ
pi
一方通行「おィ、クソガキ!?」
打ち止め「は~い、ってミサカはミサカはお呼ばれ」タタタタタタ
一方通行「お前、明日どこか行く予定とかはねェかァ?」
打ち止め「特に何もないけど、ってミサカはミサカは明日は何もないって断言してみる」
一方通行「そォか、明日よォ三下が遊びに行かねェかって誘ってきたからお前行って来い」
打ち止め「あなたは行かないの?ってミサカはミサカは尋ねてみる」
一方通行「あァ、面倒だしなァ」ゴロン
打ち止め「じゃあミサカも行かないってミサカはミサカは本当は行きたいけどあなたと
行けないのなら我慢する」シュン
一方通行「...........わァったよ」ハァ
打ち止め「え?」
一方通行「俺も行くッつてンだよ」
一方通行「それに半日アイツに任せてたら危なっかしィしなァ」
打ち止め「ふふっありがとう、ってミサカはミサカは素直じゃないあなたにお礼を言ってみる」
一方通行「......チッ」
~翌日~
ドンドンドンドン
禁書「とうま!起きるんだよ朝なんだよご飯作るんだよ!!!!!」ドンドンドン
上条「ん、ん~ちょっと待ってろすぐ起きるから」ノソノソ
ガチャッ
禁書「おはようなんだよとうま、早くご飯作ってくれると嬉しいな」
上条「はいはい、ちょっと待ってろ」スタスタ
________________
_________
____
__
禁書「ねぇ、とうま昨日の話なんだけど」モグモグ
上条「ん?あぁ、あれね」
上条「それがさ、一方通行と打ち止めしか誘えなかったんだよ」
禁書「そっか、しかたないね」
上条「だから、その4人と今日は遊ぶか!」
禁書「うん!!」
一方通行「ZZz」スースー
打ち止め「おっはよーってミサカはミサカは勢いよく扉を開けてみる」バンッ
一方通行「ZZz」スースー
打ち止め「これでも起きないなんてってミサカはミサカはあなたの睡眠欲に驚愕してみたり」
打ち止め「いつもならここで飛び掛かるけど今日のミサカは一味違うのだってミサカはミサカは
あなたの上にそっと乗っかってみたり」ノソノソ
一方通行「ZZz」スースー
打ち止め「綺麗な寝顔ってミサカはミサカは見入ってみたり」ジー
打ち止め「よし、アクセラレータお、起きないとキスしちゃうよってミサカはミサカは
顔を赤らめながら言ってみたり」
打ち止め「ほ、ほんとにしちゃうよってミサカはミサカは確認してみたり」
一方通行「ZZz」スースー
打ち止め「お、起きないあなたが悪いんだからってミサカはミサカは顔を近づけてみたり」ソー
一方通行「ン~」パチッ
打ち止め「あ」
一方通行「おィ」
打ち止め「な、何かなってミサカはミサカは目を逸らしてみたりぃ」
一方通行「クソガキ、テメェ今何しようとしてやがッた」
打ち止め「お、起こそうとしただけだよってミサカはミサカは答えてみたり」
一方通行「ほォ、じゃァなんで目を開けたらテメェの顔が目の前にあンだよ」
打ち止め「うぅ///」カァァ
一方通行「......はァ、これからは普通に起こせよォ」
打ち止め「わ、分かったってミサカはミサカはまだ顔が熱いけど返事をしてみたり」
prrrrrrrrrrrr
一方通行「ン」piあ
上条『もしもし、上条ですけど』
一方通行「あァ、何の用だァ三下ァ」
上条『いや、昨日電話で言っただろ?』
一方通行「あァ?あれはメールでじゃなかったンかよォ」
上条『いや~誘えたのがお前ら2人だけだったからさ』
一方通行「あっそォ」
上条『じゃあ時間と場所言うからな』
上条『お前が昨日俺をボコボコにした場所にそうだな、正午集合でどうだ?あ、昼はそこら辺のファミレスでどうだ?』
一方通行「あァ」
上条『よし、じゃあまた後でな』
ガチャッ
pi
上条「よし、インデックス支度しろよ」
禁書「分かったんだよ」
一方通行「おィ、クソガキ出かけるから支度しろォ」
打ち止め「シスターさん達と遊びに行くんだよね?ってミサカはミサカは確認してみたり」
一方通行「あァ、正午集合だとよォ」
打ち止め「今は11時5分くらいだねってミサカはミサカは連絡が遅かったけどまだ時間が
ある事を確認してみたり」
一方通行「早く準備してこいクソガキ」
打ち止め「は~いってミサカはミサカは準備をしてくる」
一方通行「はァ」
その頃
~とある路地裏~
スキルアウト1「おい、兄ちゃんカッコいい顔してるねぇ金も結構持ってんだろ
俺、今金に困ってんだよね、だから寄越しな!!」
スキルアウト3「おいおい、ちょっと待てよ」
スキルアウト1「チッ、なんだよ3」
スキルアウト3「こいつはおそらくなんらかの能力者だ」ヒソヒソ
スキルアウト3「2例のものは」
スキルアウト1「は~なるほど」
スキルアウト3「やれ」
スキルアウト2「はい、おら」pi
キィ-ーーーーン
??「...!?」
スキルアウト2「ははははははは、これはなぁキャパシティd「ズパッ」.....え?」
ドサッ
スキルアウト1・3「なっ!?」
??「悪いが........邪魔なんだよだから.......死ね」
ズパッグシャバサッグチァブチュッ
??「ちっ、無駄足とっちまったか、だが能力も元に戻ってんな」
??「待ってろ........一方通行!!」
~約束の時間~
一方通行「アイツまだ来てねェのか」
打ち止め「この場所で待ち合わせしてるの?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」グゥ~
一方通行「あァ?腹減ってンのか?」
打ち止め「うぅ///」
一方通行「チッ......もうすぐ食える待ってろ」
~その頃の上条さん~
上条「たはははは、もう不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ダダダダダダ
不良達「「「おらー、逃げてんじゃねえぞ小僧ー!!!!」」」ドドドドド
禁書「はぁ、やっぱりとうまの不幸は相変わらずなんだね」タッタッタッ
~約束の20分前~
上条『まだ後20分もあるな』スタスタ
禁書『うん、そうだね.....あっ』
上条『うん?どうしたインデックス?』クルッ
路地裏
チンピラ1『お姉ちゃん俺達2人とお茶しな~い」
女性『い、急いでるので』タタタ
チンピラ2『そんなつれない事言うなよお』ガシッ
女性『い、いや離して』ジタバタ
チンピラ1『暴れてんじゃねえよ』ヒュッ
女性『うっ』ドムッ
チンピラ2『ははは、やりすぎだぜ1』
チンピラ1『フンッ、とっととヤっちまうか』
そこまでだっ
チンピラ1・2『あぁ』クルッ
上条『今すぐその人から離れろ!!』
チンピラ1『あぁ、誰だてめぇ』
上条『俺の事はどうだっていい、今すぐその人から離れろって言ってんだ!!』
チンピラ2『はんッヒーローにでもなったつもりかよ』
チンピラ1『大体こっちは2人てめぇは1人、何が出来るんだ』
上条『人数なんて関係ねえ、困ってる人がいたら助けるそんな事も分かんねえのか!!』
チンピラ1・2『......調子に乗ってんじゃねえぞおおおおお!!!!!』バッ
上条『うおおおおおおおおおおおおおおおお』ダッ
バキッドスッズドンベキッ
上条『はあはあ』
チンピラ1・2『』チ~ン
上条『フウ、大丈夫ですか?』
女性『はい!助けてくれてありがとうございました!』タッタッタッ
上条『ふぅ~終わった終わった、お~いインデッk『おい、こいつらやられてんぞ』......エ?』クルッ
不良達『ゾロゾロ』
上条『』
不良A『おい、これお前がやったのか』
上条『いや、やったというかけんかしたというか』ダラダラ
不良達『やっちまえええええええええええええええ』ドドドドドドドド
上条『いやああああああああああああああああ』ダダダダダダダ
禁書『とうま遅いな~』
ドドドドドドドドドドドドドドドド
マテエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
禁書『ん?何だろアレ』ジー
不良達『待ておらああああああああああああああああああああああああ』ドドドドドドド
上条『ぎぁああああああああああああ、不幸だああああああああああ』ダダダダダダ
禁書『とうま!?』
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ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
一方通行「?......何の音だ」
打ち止め「!あ、あれ見てってミサカはミサカは音のする方を指してみたり」
一方通行「あァ?.........はァ」
不良達「「「オラー待てゴラーーー」」」ドドドドドド
上条「ハァ、ハァ、も、もう無理......だ」バタッ
禁書「とうま!?キョロキョロ.....あ、あくせられーた!?助けてほしいんだよ!!」
一方通行「チッ」カチッ
ドヒューン
ア、ナンダオマエ
オラァ ドカーン
ギァァァァァァァァァァァ
禁書「あくせられーた、助けてくれてありがとうなんだよ」ハアハア
一方通行「別に助けたわけじゃねェよ、コイツに呼ばれてンのに呼ンだ奴が来れなくなったら
完全に無駄足だろォが」
打ち止め「もう、ホントに素直じゃないんだからってミサカはミサカはこの人が実は『気にすンな』って言葉を
頭の中で思ってることをシスターさんに伝えてみたり」
禁書「なるほど、あくせられーたはツンデレってヤツなんだね」
一方通行「ケッ」
上条「う、う~ん」ノソ
一方通行「おォ、起きたかヘタレ野郎ォ」
禁書「とうま、大丈夫?」
上条「あ、あぁ、それよりも」キョロキョロ
不良達「「「」」」チーン
上条「これは、一方通行がやったのか?」
一方通行「あァ、鬱陶しかったからなァ」
禁書「とうま、あくせられーたが助けてくれたんだよ!!」
上条「そっか、ありがとな一方通行」
一方通行「ケッ」
打ち止め「もぉ~、てれないてれないってミサカはミサカは......イタタ」グリグリ
一方通行「チッ」
________________
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_____
___
~ファミレス~
上条「昼飯食べた後行きたい場所ってあるか?」
禁書「はいはい」ノ
上条「はい、インデックス」
禁書「私、この前ひょうかと行ったゲームセンター行きたい」
上条「インデックスはゲームセンターね、打ち止めと一方通行はどこがいい?」
打ち止め「ミサカもそこに行きたいってミサカはミサカはゲームセンターって所に
興味津々!」
一方通行「俺はどこでもいい」
上条「よし、じゃあ決まりだな」
~道中~
禁書「でね、そのプリクラっていうのはね」ペラペラ
打ち止め「ほうほうってミサカはミサカはシスターさんの説明を真剣に聞いてみたり」
上条「あっちは、あっちで楽しそうに喋ってるな」スタスタ
一方通行「あァ」カツカツ
上条「なあ、一方通行」スタスタ
一方通行「なンだよ」カツカツ
上条「いきなりなんだけどさ、一方通行って」スタ...ピタッ
上条「ロリコンなのか?」
一方通行「..........はァ?」カツ....ピタッ
上条「いやな、いつも打ち止めと一緒だからつい思っちまっただけで」
一方通行「で、ホントはどォ思ってたンだよ」
上条「すいません、ちょっと思ってました」
一方通行「はァ、いいか俺はロリコンじゃねェンだ」
上条「分かった、悪かったな」
一方通行「気にしてねェよ」
上条「じゃあさ、一方通行は世話好きなのか?」
一方通行「なンでそんな風に繋がンだよ」
上条「いや、周りから見たら普通にそう見えますよ」
一方通行「......何か悪ィかよ」
上条「いや~全然悪くないですよ、ただ意外だな~って思っただけでして...はい」
一方通行「チッ」
??「あ、アンタ!!」
一方通行(嫌な予感がしやがる)
上条「ゲッ、ビリビリ」
美琴「だから、私はビリビリじゃないって......言ってんでしょうがー!」ビリビリ
上条「うお!」ソゲブ
美琴「はあはあ」
上条「はいはい、悪うございました」
上条「で、何のようなんだ御坂」
一方通行(悪い予感.....じゃねェな)
美琴「い、いやただアンタを見かけたから...その声を、かけたわけで」モジモジ
上条「そうか、なら御坂も一緒に来るか?」
美琴「ふぇ?」
上条「俺達今からこの4人でゲーセン行く途中だったんだ」
美琴「え?私も言っていいの?」
上条「おぉ、大勢のほうが楽しいしな」
美琴「じ、じゃあ私も一緒に」
上条「おぉ!じゃあ行こうぜ」グイッ
美琴「あっ(て、てててててて手握られてるううう)///」
上条「お~い、皆~」フリフリ
禁書「あ!短髪なんだよ!!」
美琴「え?」
打ち止め「お姉様も一緒に来るの?ってミサカはミサカは尋ねてみる」
美琴「え?」
一方通行「.........」
美琴「......なんで?」
上条「おぉ、御坂も一緒に行く事になったんだ」
美琴「なんでこんな面子なのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ウワアアア
~ゲームセンタ~
上条「じゃあ、何からするかな」
打ち止め「ミサカこれがしたいってミサカはミサカはゲコ太が入ってる箱を眺めてみたり」
禁書「とうま!おかしがこんなにいっぱい入ってるんだよ!」
上条「じゃあまずはUFOキャッチャーだな」
打ち止め「あなた、ゲコ太取ってってミサカはミサカは頼み込んでみたり」
一方通行「チッ、メンドクセェ」
美琴「......」ポツーン
美琴「はぁ、私だけ相手いない......」
美琴「べ、別に寂しいとかじゃないんだから!」
美琴「って、誰に言ってんだろ私」ハァ
上条「うん?あれでも取ってってあげるかな.....嫌がられるかもだけど」
禁書「ん?とうまどこ行くの?」
上条「ん、ちょっとな」
~ゲームセンタ~
上条「じゃあ、何からするかな」
打ち止め「ミサカこれがしたいってミサカはミサカはゲコ太が入ってる箱を眺めてみたり」
禁書「とうま!おかしがこんなにいっぱい入ってるんだよ!」
上条「じゃあまずはUFOキャッチャーだな」
打ち止め「あなた、ゲコ太取ってってミサカはミサカは頼み込んでみたり」
一方通行「チッ、メンドクセェ」
美琴「......」ポツーン
美琴「べ、別に寂しいとかじゃないんだから!」
美琴「って、誰に言ってんだろ私」
美琴「......はぁ」
上条「うん?あれでも取ってってやるかな....嫌がられるかもだけど」ハハハ
禁書「あれ?とうまどこ行くの?」
上条「ん、ちょっとな」
美琴「うぅ、いいもん一人で遊ぶもん」
上条「御坂さんは寂しがりなんですねえ」
美琴「だ、誰が寂しがりですって!」
上条「だってさ~、一人になった途端言葉が幼児化してたからなぁ」
美琴「な、何よ」
上条「いや、別に~、ただ御坂にも可愛い所があるんだな~って」
美琴「えっ、い、今か、カワイイって///」カァァァ
上条「そんな、可愛い御坂さんに、ハイッこれ」スッ
美琴「え?何これ?」
上条「見たまんまの物だけど?」
美琴「これって」
上条「ブレスレットだけど?いらなかったか」
美琴「い、いやそうじゃなくて......これ、くれるの?」
上条「あぁ」
美琴「何で私にくれるの?」
上条「お前だけ何もないのは可笑しいだろ?.....それに、寂しそうにしてたしな」
上条「要らないなら返してくれてもいいけど」
美琴「そんなわけないじゃない!!」
上条「お、おぉそうか」
美琴「ありがとう、これ絶対大事にするから!」
上条「そんな安物でいいのか?」
美琴「アンタから貰ったからに決まってんでしょ!.....あ////」
上条「え?い、今何と仰いましたか御坂さん?」
美琴「な、何でもないわよ!!」
上条「そ、そうですよね上条さんの聞き間違いですよね」アハハハハ
美琴(うぅ~、何で素直になれないのよ~私の馬鹿馬鹿!!)
上条「つ、次はあれしようぜ!!」ビシッ
パンチングマシーン
打ち止め「じゃあ、ミサカからね、ってミサカはミサカは拳に力を込めてみたり」
バンッピピピピピピピデーン80kg
上条「おぉ~すごいな打ち止め!!」
禁書「次は私なんだよ....えいっ」
パシンッピピピピピピピデーン85kg
上条「おぉ~インデックックスもすごいな」
美琴「次は私ね(ここで高得点出したらアイツ褒めてくれるかな?って違う違う
何考えてんだろ私)......フンッ」
ドスッピピピピピピピデーン150kg
打ち止め「お姉様すご~いってミサカはミサカは惜しみない賞賛を送ってみたり」パチパチ
上条「御坂、お前」
美琴「な、何(まさか、褒めてくれるのかな)」ドキドキ
上条「そんなにストレス溜まってたんだな」ポンポン
美琴「は?」
上条「いや~、中学生なのに大変だな頑張れよ」
美琴「ふっざけんなああああああああああああ!!!!」ビリビリ
上条「ちょっ、ここで電撃はまずいだろ」ポスッ
美琴「あっ////」
上条「ったく、もうちょっと場所考えろよ」
美琴「う、うんゴメン////」
禁書・打ち止め「「はぁ~やれやれ」」
上条「さて、次は俺だな」コキコキ
禁書「とうま頑張るんだよ!!」
上条「おぉ!!」
ドゴンピピピピピピピデーン425kg
上条「へっどんなもんだい」
禁書「す、すごいんだよとうま!!」
打ち止め「す、凄い力ってミサカはミサカは唖然としてみたり」スゲ~
一方通行「.........」
打ち止め「さっきからダンマリしてるけど大丈夫?ってミサカはミサカは心配してみる」
一方通行「何でもねェよ」
上条「さて、最後は一方通行だが......だいじょうぶか?」
一方通行「はっ余計なお世話だァ」
打ち止め「ちなみに能力を使ったら30分演算切るからねってミサカはミサカは釘を刺してみる」
一方通行「チッ、分ァったよ」
一方通行「うォォおおオオおおオオおおオオおお」
ぺチンピピピピピピピデーン50kg
一方通行「」
上条「......」
打ち止め「......」
禁書「......」
美琴「......」
上条「あー、その何だ.....ゴメン」
一方通行「謝ンな惨めになるだろうが」
打ち止め「み、ミサカは気にしてないよってミサカはミサカは必死にフォローしてみたり」
一方通行「フォローって言ってる時点でフォローじゃねェンだよ」
美琴「気にしてたら負けよ?」
一方通行「うっせェ」
禁書「皆!!」
上条・美琴・打ち止め「!?」
禁書「あくせられーたは怪我人なのに精一杯がんばったんだよ」
禁書「それなのに、フォローとか謝るとかあくせられーたが可哀想なんだよ!!」
禁書「皆はもっと、もっと」グスッヒック
上条「もういいよ、インデックス......俺達が悪かったんだ」
美琴「そうね、私達が間違ってたんだわ」
打ち止め「そうだよね、フォローなんてされても嬉しい筈がないってミサカはミサカは同意してみる」
上条「一方通行!」
一方通行「......何だよ」
上条「よく頑張ったな」キリッ
一方通行「黙れ、決め顔ウゼェよ」
美琴「一方通行!」
一方通行「はァ、今度は何だよ」クルッ
美琴「ヒョロっちいのに頑張ったじゃない」グッ
一方通行「」グサッ
打ち止め「あくせられーた!」
一方通行「なん......だよ...ガキ」
打ち止め「もやし体系なのによく頑張ったね!ってミサカはミサカは
頑張ったあなたを褒めてあげてみたり」
一方通行「」グサッ
禁書「あくせられーた!」
一方通行「......」クルッ
禁書「私より細いのによく頑張ったんだよ!」グッ
一方通行「......トイレ、行ってくる先遊んどいてくれェ」グスッ
上条「一方通行は?」
禁書「トイレだって、だから先遊んどいてくれって」
上条「そうか」
美琴「ねえ」チョンチョン
上条「ん?何だ御坂」
美琴「私さあれ、やりたいんだけど」ユビサシ
上条「シューティングゲーム?」
64 : eiwasu - 2014/04/04 21:11:13.77 UeE1kn8Q0 56/534ちなみにシューティングゲームは銃を使ってする射撃系のやつです
一方さん頑張れっ
美琴「さぁ、このゲームで勝負しなさい!」ビシッ
上条「いいぜ、かかってきな!!」
禁書「とうまー頑張るんだよ」
打ち止め「お姉様ガンバレーってミサカはミサカは応援団」
美琴「いざ」
上条「尋常に」
上条・美琴「「勝負!!」」
上条「おらおら!どうした!?御坂その程度か?」バンバン
美琴「くっ、ま、まだまだよ!」バンバン
一方通行「......おォなにやってンだァ」
打ち止め「あ、あなた戻ってきたのねってミサカはミサカは目が赤いあなたを
疑問み思ってみたり」
一方通行「気にすンじゃねェよ」
一方通行「つゥかよォ」
打ち止め「何?ってミサカはミサカは聞いてみる」
一方通行「目が赤いのは元々なンですけどォ」
打ち止め「はっ、そうだったってミサカはミサカは今更ながらに気付いてみたり」ハッ
一方通行「まァ、いつもよりは赤くなってンだろうなァ」ハァ
一方通行「でェ、何やってンですかァ?」
打ち止め「今、お姉様とヒーローさんが射撃の対決してるよって
ミサカはミサカは現状報告」
一方通行「ふゥン......はっ超電磁砲のやつ三下に負けてンじゃねェかよ」ハッ
打ち止め「もお、さっき負けたからって意地悪言わないの、ってミサカはミサカは
お母さんぶってみる」メッ
一方通行「ケッ、うっせェ」プイッ
美琴「くっ、私が押されてる!」バンバン
上条「フハハハハ、その程度か!御坂」バンバン
ゲームセット!!
美琴「ぐっ、負けたわ」ガクッ
上条「まだまだだなビリビリ!!」バーン
美琴「ぐッ、もう一回勝負よ!!」
一方通行「おィ」カツカツ
上条「お、一方通行戻ったのか?」
一方通行「あァ」
上条「お前もやるか?」スッ
一方通行「俺と勝負しろ三下ァ」
上条「え?俺と?」
一方通行「あァ、早く構えろ三下ァ」ガチャッ
上条「負けても知らねえぞ」ガチャッ
ゲームスタート
____________________
_______________
___________
_______
_____
___
一方通行「ハッ」WIN
上条「一発も当たらなかった.....だと」LOSE
一方通行「フン、ちょれェなこのゲーム」
上条「一方通行!お前圧倒的すぎんだろ!能力とか使ってないよな?」
一方通行「ハッ、負け犬の遠吠えってかァ、大体こンなゲームで能力なンか
使ってられっかっつゥのォ、疑うってンならクソガキにでも聞きゃいィだろォが」
上条「打ち止め!どうなんだ!?」
打ち止め「この人の実力だよ、ってミサカはミサカはヒーローさんに
現実を突きつけてみる」
上条「くっ、何で、なんでなんだ」
一方通行「ハンッ、これが実力の差って奴なンだよォ三下ァ」クカカカカ
上条「うっせえよ!もやし!!?」
一方通行「......」グサッ&ブッチ~ン
一方通行「く、かか」
上条「な、何だ?」
一方通行「くか、くき、くかくききかきくけこかきかかかァァァァ」ブワッ
上条「う、うわあ、な、何なんだ!?」
一方通行「いいね、いいねェ、最っ高だねェ、しっかりきっちり
ぶち殺してやンよォ三下ァァァァァ!!!」ブンッ
ギァァァァァァァ
上条「......」ボロボロ
打ち止め「もう、やりすぎは駄目だよってミサカはミサカは注意してみる」メッ
一方通行「はいはァい」
禁書「もう、とうまもあくせられーたに負けからって言っては
いけないことを言っちゃダメなんだよ!!」ガミガミ
上条「はい、申し訳ありません」
美琴「あれだけ暴れておいて被害ゼロって結構凄いわね」
一方通行「あくまで標的は三下だからなァ」
禁書「もう、こんな事言っちゃダメなんだよ分かった」
上条「はい、もうあんな事言いません」
禁書「さて、とうまのお説教もこれくらいにしておいて」
禁書「私はあれがやりたいんだよ」ビシッ
プリクラ
一方通行「俺はやらねェぞ」
打ち止め「えっ!?やらないのって、ミサカはミサカは......落ち込んでみたり」シュン
打ち止め「......」シュン
一方通行「......チッ、やりゃァいィンだろやりゃァ」ハァ
打ち止め「ほんと!?ってミサカはミサカは顔を上げてみたり」
一方通行「あァ」
上条(甘いな)
美琴(ホント、打ち止めにはとことん甘いわね)
禁書(よかったね、らすとおーだー)
打ち止め「ホラ、は~や~く~ってミサカはミサカはあなたの腕を
引っ張りながら前進してみたり」グイグイ
一方通行「わァったから引っ張ンじゃねェよクソガキ」カツカツ
プリクラ機『お金を入れてください』
上条「俺が入れるよ」チャリン
プリクラ機『それでは、好きなフレームを選んでください』
上条「皆はどれがいい?」
打ち止め「ミサカはゲコ太がいいってミサカはミサカは自分の意見を述べてみる」
上条「ゲコ太、ゲコ太っと、あれ?ないな」
打ち止め「そんな~ってミサカはミサカは肩を落としてみる」ガックリ
プリクラ機『あと、30秒で決めてください』
禁書「もう、普通でいいんじゃないかな?」
上条「そうだな」
美琴「そうね、特に選ぶものもなかったし」
打ち止め「あなた?ってミサカはミサカはまたまたダンマリな
あなたに尋ねてみたり」
一方通行「な、なンでもねェよ」カチコチ
プリクラ機『撮影10秒前』
上条「ほら、ちゃんとポーズとらなきゃだめだろ」
一方通行「う、うっせェ!」
プリクラ機『9』
打ち止め「ミサカはあなたの腕に抱きつくってミサカはミサカは
恥ずかしながらも抱きついてみたり」ガシッ
一方通行「おィ、クソガキ離れやがれ!?」
プリクラ機『8』
打ち止め「だめ......かなってミサ.カはミサカは上目遣いで頼み込んでみる」ウルウル
一方通行「......」
打ち止め「........」ウルウル
一方通行「......ハァ、今回限りだからなァ」チッ
打ち止め「ありがとうってミサカはミサカは素直にお礼を述べてみる」
一方通行「ケッ」プイッ
プリクラ機『7』
禁書「ね、ねえとうま?」
上条「ん?なんだ、インデックス」
禁書「私も、とうまの、う、腕に抱きついていいかな?」
上条「なんだ、そんな事か、俺でよかったらどうぞ」
禁書「あ、ありがとうなんだよ////」マッカッカ
上条「どういたしまして」
プリクラ機『6』
美琴(うぅ、また私だけボッチだ)
上条「御坂、こっちくるか?」
美琴「え?」
上条「御坂もこっち来いよ」
美琴「な、なななな何でわ、私がアンタのところに行かなきゃい、いけないわけ///」アタフタ
プリクラ機『6』
上条「そうか、嫌なら別にいいんだけど」
プリクラ機『5』
美琴「あ(もう~何でもっと素直になれないのよ)」ガシッ
上条「え?」
プリクラ機『4』
上条「あの~、み、御坂さんは何故に私の腕に抱きついているのでせうか?」アセアセ
美琴「な、何よ!シスターはよくて私はダメだって言うの」ギュッ
上条「い、いや、そういうわけではなくてですね(や、柔らかいものがう、ううううう腕にぃぃぃ)」
プリクラ機『3』
美琴「じゃあ別に問題ないわよね」チラッ
上条「あ、あぁそうだな」
美琴(い、今考えたら私、もの凄く凄い事してるんじゃ)
美琴「あ、う、うぅ///」カァァ
プリクラ機『2』
プリクラ機『1』
パシャッ
このゲームセンターのプリクラの中は凄く甘い雰囲気が漂っていました
打ち止めと一方通行は前のほうに座っていて、打ち止めが顔を赤くしながらも
一方通行の腕に抱きつきながらピースをしている
一方通行はというと、照れ隠しなのかそっぽを向きながら写っていた
そして、上条グループは美琴・インデックスは顔を赤くしながら下を向いており
上条は顔を赤くし動揺しながら写っていた
この時、次に新しいメンバーが加わるとは
思わずに
顔を赤くしながら写真に写っていた
上条「さて、そろそろ違う場所に移動するかな」
禁書「そうだね、そろそろ違う場所に行きたいかも」
打ち止め「ミサカは喉が渇いたってミサカはミサカは伝えてみたり」
上条「そうか、じゃあすぐ近くに公園があったはずだからそこでいいか?」
禁書「そこでいいんだよ」
打ち止め「ミサカも」
美琴「あのさ」
上条「ん、何だ御坂?」
美琴「私、この時間から約束があってね」
上条「そっか、じゃあまた遊ぼうな御坂」ニコッ
美琴「う、うん///じ、じゃあまたね」タッタッタッ
打ち止め「お姉様バイバ~イってミサカはミサカは別れを惜しみながら
手を元気一杯に振ってみる」ブンブン
~公園~
上条「じゃあ飲み物買ってくるから、何がいい?」
禁書「私はおいしいものがいいんだよ!」
打ち止め「ミサカはミサカはヤシの実サイダー!」
上条「一方通行は?」
一方通行「コーヒー、ブラック」
上条「分かった、じゃあちょっと待っててくれ」タッタッタッ
~自動販売機前~
上条「え~っと、これとこれと、これだったな」ガチャンガチャンガチャン
上条「さて、とあとは俺の飲み物だけだな」チャリン
上条「これでいいか」pi
シ~ン
上条「あ、あれ?」pi pi pi
上条「は、ハハハ」ガクッ
上条「ま、いっか俺以外の飲み物は買えたし......不幸だ」
上条「はぁ、戻るか」
ドカーン
上条「!?......な、あ、あれは一方通行の翼!!」ダッ
~上条がジュースを買いに行ってから3分後~
禁書「ねえ、あくせられーた?」
一方通行「あァ、ンだよ」
禁書「あくせられーたは、とうまの事、どう思ってるの?」
一方通行「.........」
禁書「あくせられーた?」
一方通行「......別になンでもいィだろォが」
禁書「私はね、とうまはきっとあくせられーたの事を
大事な友達だと思っていると思うんだよ」
一方通行「.......」
禁書「だから、あくせられーたがピンチの時はとうまはきっと
駆けつけて助けてくれると思うんだよ」
一方通行「......何が言いてェンだ」
禁書「だから、これからは独りで解決しようとせずに誰かに
頼ったらいいんだよ」
一方通行「俺はそンな柄じゃねェンだよ」
打ち止め「そんなことないよってミサカはミサカは言ってみる」
一方通行「何でそンな事が言えンだよ」
打ち止め「それはね、あなたの優しさを知ってるからだよってミサカはミサカは
教えてあげてみたり」
一方通行「......違ェ、俺は優しくなンかねェ」
打ち止め「違うよ、だって、ミサカがピンチの時は絶対に助けてくれるもん」
禁書「あくせられーた」
一方通行「....何だよ」
禁書「これからは、素直になったらいいんだよ」ニコッ
一方通行「.......」
禁書「もし、また迷ったり、困ったりしても、あくせられーたはもう
独りじゃないから、きっと皆助けてくれるんだよ」
一方通行「.....そォかよ」
随分丸くなったなぁ第一位!!
一方通行「!?」クルッ
??「よぉ、久しぶりだなぁ、一方通行!!」バッサバッサ
一方通行「テメェ、何で生きてやがる」
??「何でだと思う?」
一方通行「大体予想はつくがなァ......俺に復讐でもしに来たってかァ
かァァァァきねクゥゥゥゥゥゥゥン」カチッ
垣根「俺はそのつもりはなかったんだがなぁ、仕方なくそうしなきゃ
ならねぇんだよ」バサッバサ
一方通行「ハッ、そォかよ、しっかしよォ相変わらず似合わねェよなァ
そのメルヘンな羽はよォ」
垣根「心配するな、自覚はある」
一方通行「ガキ共2人はさがってろ」
打ち止め「......分かったってミサカはミサカはこの場から離れてみたり」タタタタ
禁書「あくせられーた!!」
一方通行「うっせェ!!さっさとどこか行きやがれェ!!テメェらはお荷物なンだよォ!!」
禁書「う、うぅ」タタタタ
垣根「はっホント丸くなったよなぁお前」
一方通行「御託はいいからよォさっさと掛かってこいよォ三下ァ」
垣根「それじゃ......遠慮なくっ!!」ギュオッ
一方通行「学習しねェ野郎ォだなァ!!テメェの能力は解析済みなんだよォ!!」
そのときだった
一方通行「......はァ?」
垣根の翼が一方通行に直撃するのではなく一方通行の横を通り過ぎたのだ
そして、一方通行の後ろには少女2人がいる
一方通行は声より体が先に動いた だが......間に合わなかった
打ち止め「えっ?な、何ってミサカはミサカはパニクッていて状況が把握出来なかったり」
禁書「ラストオーダー!!」
垣根「おい、一方通行」
一方通行「テメェ、なンの真似だァ」ギリッ
垣根「見ての通り人質だけど?」
一方通行「テメェの狙いは俺だろォが!そのガキは関係ねェだろォがァ!!」
垣根「さっきも言ったが......復讐するつもりで来たわけじゃねぇんだよ」
一方通行「お前の目的はなンなンだァ」
垣根「そうだな強いて言えば....一方通行、お前の死だっ!!」ビシッ
一方通行「.....それだけだな?」
垣根「は?」
一方通行「テメェの目的はそれだけなンだな?」
垣根「あぁ、そうだが、もしかして死んでくれるのか?」
一方通行「.....そのガキを離してくれたらなァ」
垣根「分かった.....なんて言うと思ったか!!」ヒュッ
一方通行「!?.....テンメェ!!」ギリッ
打ち止めは既に気を失っている一方通行は怒った気を失わされたからではなく
大切な人が自分が守るべき対象が傷つけられたから
「ウォォォオおおおおオオオォオォォォおおオオオオオォォオ!!!!!!!!!!」
一方通行の思考は既に停止しておりもはや冷静ではなくなっており
その真っ黒な翼で垣根を襲う
あれからどれぐらいたったか?
1時間いや、2時間もしかしたらそんなに経ってないかもしれない
垣根(はぁ、はぁちょっと調子に乗りすぎたか、もう、体がほとんど動かねぇ)
垣根がそんな事を思っている時だった
やめろ!!一方通行!!
どこからか声が聞こえてきた......男の声だ
垣根(だ....れだ)
垣根は声が聞こえた方向に顔を向けた.....そこには
上条「やめろ!!一方通行!!やりすぎだ!!」
一方通行を必死に止めようと声をかけていた馬鹿な男がいた
垣根(この、状況で声を掛けるなんざ大した野郎だなぁおい)
垣根はそう思いフっと笑った.....そして、気を失った
垣根は気を失った、だが一方通行は止まらない
「うォォォォオおおおおおおおおォォォォおおおおォォォォおおおお」
一方通行が今までにないほどの攻撃を垣根にぶつけようとしたそのとき
パキン
何かが壊れる音、消されたような音、その音がした方向には上条当麻がいた
上条「一方通行!!その人はもう気絶している!殺す気か!?」
一方通行「さん.....したァ?邪魔だァ、どきやがれェ!!」
上条「どかない!!俺がここから退いたらどうするつもりだ!」
一方通行「そいつを殺す、そいつは殺さなきゃなンねェンだァァァァ!!」
上条「殺されていい人間なんているわけなえだろうがあああああああ!!」
一方通行「違ェ、そいつは殺されていいンだよォ」
上条「一方通行!!目を覚ませっ!!」
一方通行「邪魔ァするってンなら容赦なくブッ殺すぞォ!!三下ァァァ!!」ブンッ
上条「やって、みやがれっ!!」パキン
上条「いいぜ、てめぇがどうしても人を殺すって言うんならその人が
殺されていいってんなら、まずは
その幻想をぶち殺す!!」バキッ
一方通行「ぐォっ」
一方通行「へ、へへ......舐めやがってェェェ!!」ブンッ
上条「うおおおおおおおお」ダッ
~戦いから10分後~
一方通行「う、グォォォォアアアアああアアああ!!」ガクガク
上条「はあ、はあ、うおおおおおおお!!」バキッ
一方通行「ハア、ハア、クソッタレがァァァァァァァ!!」ピーーーー
上条「!?.....何の音だ?」ハアハア
禁書「とうま!!」タッ
上条「インデックス!!大丈夫だったか?」
禁書「う、うん大丈夫なんだよ、でも」
上条「でも、らすとおーだーが」ボロボロ
上条「は?打ち止め?」
打ち止め「はあ、はあ」
上条「お、おい打ち止め!その肩の傷はどうしたんだ!!」
打ち止め「なん、でもないってミサカはみさ....かはやせがまん」ハアハア
上条「くっ、そろそろ俺も限界だ、どうすれば」
禁書「とうま、早く病院に行かないと!!」
上条「病院?.....そうか!!」pipipi
この後上条達は救急車で運ばれ一命を取り留めた
110 : 以下、エ... - 2014/04/06 10:16:11.16 QT1Cf4J+0 101/534ちなみに病室は一方通行と上条、垣根と打ち止め
という形になっています、それでは引き続き書いていきたいと思います
一方通行「......」パチッ
打ち止め「あっ起きたってミサカはミサカは満面の笑みであいさつをしてみる
おっはよー!!」ダキッ
一方通行「痛っ!?離れやがれクソガキ!!」
打ち止め「もしかしてまだ痛む?ってミサカはミサカは心配してみたり」
一方通行「........」チラッ
一方通行「......悪かったなァ、怪我させちまってよォ」
打ち止め「ミサカは全然気にしてないよってミサカはミサカは笑いかけてみる」ニコッ
上条「そうだぞ、一方通行」
一方通行「......何でテメェが居るンだよ」
上条「そりゃ、同室なんだからここに居るのは当然だろ」
一方通行「は?」
上条「どうしたんだ?一方通行」
一方通行「じゃァこのガキは一体誰と同室なンだよ!!....まさか」
上条「打ち止めはお前が殺しかけてた人と同室だったはず?だよな打ち止め?」
打ち止め「うん、そうだよってミサカはミサカは肯定してみる」
一方通行「」
上条「ん?どうした一方通行」
一方通行「.......ねェ」
上条「え?何だって」
一方通行「ありえねェっつったンだよクソ野朗がァァァ!?」
上条「き、急にどうしたんだよ」ビクッ
一方通行「三下ァ、テメェは何も分かっちゃいねェから教えておいてやる......アイツが
打ち止めを襲ったンだよォ分かったかァこの馬鹿が」
上条「......そうか、あの人が打ち止めを怪我させたのか」
一方通行「分かったンなら今すぐ医者共に部屋変えるように言いに行きやがれってンだ」
打ち止め「ねえ、あくせられーた」
一方通行「なンだよクソガキ今はテメェの為に話してンだ、邪魔すンじゃねェよ」
打ち止め「かきねは悪い人じゃないよってミサカはミサカはここにいない人を
庇ってみたり」
一方通行「あァ?何言ってやがンだァガキ、お前アイツに何されたか忘れた訳じゃねェだろォが」
打ち止め「うん、ちゃんと覚えてるよ......でもね......かきねは悪くないんだよ」
一方通行「はァ?何言ってやがンだァ、洗脳でもされたか?」
上条「一方通行、よく聞け」
一方通行「.........何だよ」
上条「あの人は..........死ねないんだ」ギリッ
一方通行「......は?」
一方通行「おィ、どうゆう事だァ、アイツは不死身ですゥってかァ?」
上条・打ち止め「「......」」
一方通行「おィ、何とか言えよ、説明しやがれェ!三下ァ!!」ガシッ
上条「......これは、俺の口からは言えない」
一方通行「はァ?」
上条「知りたいなら、本人に聞けばいい」
一方通行「......」
一方通行「.......チッ」パッ
一方通行「ちっとばかし頭冷やしてくる」カツカツ
ガラララ カツカツ バタン
打ち止め「あの人大丈夫かな?ってミサカはミサカは心配」
上条「大丈夫、きっとなんとかなるさ」ポンポン
廊下
一方通行「.............」カツカツ
御坂妹「おや、一方通行奇遇ですね、とミサカは軽く挨拶をします」
一方通行「......お前、何号だ」
御坂妹「ミサカの検体番号は10032です、つまり実験をしたミサカです、とミサカは
説明します」
一方通行「......そォか」
御坂妹「ところで一方通行はどこに行くのでしょうか?とミサカは質問します」
一方通行「別に、ただコーヒー買に行くだけだ」
御坂妹「そうですか」
一方通行「...あァ」
一方通行「.........」
御坂妹「...........」
一方通行「.........」
御坂妹「...........」
御坂妹「.....一方通行」
一方通行「.....ンだよ」
御坂妹「ミサカも着いて行っていいでしょうか?」
一方通行「.....勝手にしろォ」カツカツ
御坂妹「はい、勝手にします、とミサカは一方通行の後を着いていきます」トコトコ
~自動販売機前~
一方通行「......」pi
ガコン
一方通行「.......」プシッ....ゴクッゴクッ
御坂妹「.......」
一方通行「......お前もなンか飲むか?」
御坂妹「いいのですか?」
一方通行「これぐらい構わねェよ」pi ガコン
一方通行「......ホラよ」スッ
御坂妹「ありがとうございます、とミサカは素直にお礼を言います」
一方通行「.......」ゴクッゴクッ
御坂妹「........」コクッコクッ.....プハー
一方通行「......」スッ....ギシッ
御坂妹「一方通行、とミサカは問いかけます」
一方通行「あァ?.....」
御坂妹「ミサカの勘違いでしたら失礼なのですが」
一方通行「.....なンだよ?」
御坂妹「何か悩み事でもあるのですか?とミサカは尋ねます」
一方通行「......」
御坂妹「沈黙は肯定とみなしますがよろしいですか?」
一方通行「.....お前には関係ねェだろォが」
御坂妹「確かにミサカには関係ありませんが目の前でそんな顔をされたらほっとけないですよ、
とミサカはウジウジしてんじゃねぇよこのもやしが、と言い放ちます」
御坂妹「相談に乗ってあげますよ、とミサカは興味津々」
一方通行「....はァ、お前思ってること口から出てるぞ」
御坂妹「構いません、早く悩みを言って下さい、とミサカは一方通行を急かします」
一方通行「.......あのクソガキと一緒の部屋の野郎の事なンだけどよォ」
御坂妹「やはり上位個体の事でしたかさすがセロリ、とミサカはごめんなさいスイッチ
入れないで」
一方通行「チッ、で、クソガキの事なンだが自分を傷つけた張本人と一緒に居れるかよ?」
御坂妹「それは、あなたも同じなのでは?とミサカは矛盾点を指摘します」
一方通行「確かに矛盾してるかもしンねェ、だがなこれだけは言える
アイツやお前らは俺が命に代えても守るって誓ったンだ、だからよォ
あんな奴の傍に居て殺されたら嫌なンだよ」
御坂妹「そうですか、ですが心配要りません、とミサカは言います」
一方通行「何を、根拠に言いやがる」
御坂妹「あなたのチョーカー」
一方通行「は?これがどうかしたンかよ?」
御坂妹「上位個体を襲ったのは学園都市第2位ですよね?とミサカは確認をとります」
一方通行「あァ、それがどうかしたのかよ?」
御坂妹「彼も能力を制限されました、とミサカは衝撃の事実を伝えます」
一方通行「........はァ?」
一方通行「......おィ、今なンつった」
御坂妹「本当は全部喋ってしまっていいのですが、あいにく上位個体命令で
これ以上先は言えません、知りたいのなら彼の部屋に行ってみたらどうですか?
とミサカは提案します」
一方通行「......チッ」カツカツ
一方通行「.......」カツカ...ピタッ、クルッ
御坂妹「?.....どうかしたのですか?」
一方通行「くだらねェ事聞かせて悪かったなァ」
御坂妹「そこはありがとうなのでは?とミサカは指摘します」
一方通行「チッ.......ありがとォよ」ボソッ
~垣根・打ち止め病室前~
一方通行「........」スッ
コンコン
一方通行「........」
>どうぞ~
一方通行「.....はっ、間抜けな声出しやがる」
ガララララ
垣根「!?.....何の用だ一方通行」
一方通行「別に、どンな情けない姿になってるか見に来てやったンだよ」
垣根「はっ、てめぇのおかげで能力に制限かかっちまったよ」
一方通行「全部自業自得だろォが」
垣根「ま、そうだが、で、こんな姿になった俺を殺しに来たのか?」
一方通行「まァ、殺してもいいがよォ、まずはテメェの話を聞いてからだ」
垣根「は?俺の話だぁ?」
一方通行「あァ、そォだよ三下から聞いたンだがお前死ねないらしいじゃねェか」
垣根「あぁ、その事か」
一方通行「なンだァ、不死身にでもなったのかァ」
垣根「別に、そんなんじゃねぇよ」
垣根「お前も暗部ならしってんだろ......上のやつらのせいだよ」
一方通行「上の奴らがお前を復活させたンかよ、まァ大体予想はついてたが
本当だったなンてなァ」
垣根「俺を復活させたのは用済みだからだとは思うんだけどよぉ、でさ、用済みっつう事は
自由にしていいって事になるよなぁ」
一方通行「まァ、そォなる」
垣根「でさぁ、俺研究者共に俺死んでもいいか?って聞いたんだよ、そしたらさ
『もし、死んでもまた、復活させる』とかいうんだぜ?ふざけてるよな?」
垣根「そんでさ、『もし、死にたいなら第1位に勝て』っつてたからお前の前に現れたんだが、
結局返り討ちでこの有様だ」
一方通行「あの時『復讐しに来たわけじゃねえ』って事はそれが理由か?」
垣根「あぁ、そうだが問題あるかよ」
一方通行「お前が死ぬ条件が俺にあっただけならよかったがなァ、あのクソガキに
手を出した事はいただけねェ」
垣根「それに関しては打ち止めちゃんには謝ったがよぉ、やっぱ俺
死にてぇんだわ」
一方通行「お前が死ぬのは勝手だがあのガキを巻き込むンじゃねェよ」
垣根「俺はどうしたらいい?一方通行」
一方通行「お前、生きようとは思わねェのか?」
垣根「あぁ、思わねぇな」
一方通行「じゃァどォすンだよ」
垣根「お前が死んでくれたらいいんだよ」
一方通行「あいにく、俺は死ねねェし、殺されねェ、殺されるきもねェ」
垣根「じゃぁ、俺はどうすればいいんだよ?」
一方通行「生きる気がないなら一人で勝手に死ンで苦しンでたらいいンじゃね?」
垣根「それやったら、永遠に死ねねえじゃねぇか」
一方通行「じゃァ生きるンだなァ」
垣根「それはヤダ」
一方通行「あァ、はいはいそォですかァ、じゃァ一人でずっと死ぬ方法でも考えとく
ンだなァ」カツカツ
ガラララララ
垣根「.......」
垣根「何であいつは生きようと思えるんだ?この汚い世界で」
ガララララ
一方通行「.......」カツカツ
打ち止め「お帰りってミサカはミサカh「おィ、クソガキ」は」
一方通行「あのクソ野郎のチョーカー、お前らは関係あンのか?」
打ち止め「うん、あるよってミサカはミサカは答えてみる」
一方通行「......あいつも、俺と同じ状態なのかァ?」
打ち止め「そうだよ、だからミサカはあなたやカキネの演算能力も止められるしMNWにも繋がってる」
一方通行「お前らに負担は掛かンねェのかァ?」
打ち止め「もちろん掛からない事はないよ、でもまだ余裕はあったからってミサカは
ミサカは言ってみる」
一方通行「だがよォ、あの野郎だって仮にも第2位だ、学園都市のツートップの
演算補助なンてお前ら出来ンのかよ?」
打ち止め「実は最初はそこが問題だったんだけどね思ったより負担が掛からないのって
ミサカはミサカは報告してみる」
一方通行「......どォいう事なンだァ?」
打ち止め「それがミサカにも分からないのってミサカはミサカは唸ってみる」ウ~ン
一方通行「まァ、この話はあとだ、1つ聞くがなンでアイツの演算補助しよォと思った?」
打ち止め「それはね、あなたと同じように見えたから....かな?ってミサカはミサカはなんとなく言ってみる」
一方通行「はァ?なンだよそりゃァ」
打ち止め「ミサカにもよく分からない」
一方通行「オマエ、そンな馬鹿だったかァ?」
打ち止め「むぅ~そんな事言われるなんて心外かもってミサカはミサカは
むくれてみる」プクー
一方通行「......ところで三下はどこだァ?」
打ち止め「ヒーローさんなら診察に行ってるよってミサカはミサカは教えてあげる」
一方通行「そォか......寝るから邪魔すンなよ」ドサッ
打ち止め「えぇー、今から寝ちゃうの?ってミサカはってもう寝てるー!?」ガーン
一方通行「スゥー......スゥー」
~廊下~
上条「ん~、やっと終わったぁ~、さて、と.....一方通行は戻ってかな?.....お?あれは」ジー
美琴「あの、上条当麻の病室って何号室ですか?」
上条「お~い、御坂~」フリフリ
美琴「......すいません、もう分かったので、はいはいありがとうございました」
上条「よぉ、御坂見舞いに来てくれたのか?」
美琴「......ねえ」
上条「ん?何だ」
美琴「病院では静かにって習わなかった」
上条「俺そんな大声出してたか?」
美琴「おもいっきり出してたわよこんのドバカ!?呼ばれてるこっちの身にもなってみなさいっての」
上条「悪い悪い、部屋来るか?」
美琴「せっかく来たんだしお邪魔するわ」
ガララララ
上条「ホラ、先は入れよ」
美琴「お邪魔しますっと......ん?」
上条「ん?どうしたんだ?御坂」スタスタ
一方通行「スゥー......スゥー」
打ち止め「すー.....すー」
美琴「ふふ、まったく寄り添って寝ちゃってさ」ほのぼの
上条「この2人ホント仲良いよな」ほのぼの
~垣根の部屋~
垣根「........」
垣根「お前、生きようとは思うわねェのか......か」
垣根「ハッ、もしそう思えるんなら生きようとしてるに決まってんだろぉが」
垣根「........外の空気でも吸いに行くかな」ギシッ
垣根「.......ん~、あ¨~」グ~
よぉ
垣根「........あぁ?」
上条「ここで何してるんだ?」スタスタ
垣根「テメェにゃ関係ねぇだろ」
上条「まぁ、そう言わずにさ......ここ座ろうぜ?」
垣根「.....俺に指図すんじゃねぇよ」ストッ
上条「とか言いながら座るんだな」ストッ
垣根「俺の勝手だろぉが」チッ
上条「......垣根はさ」
垣根「あ?何だよ?」
上条「何で死にたいと思ってんだ?俺はハッキリ言って自分の命を自ら捨てるなんて考えてる垣根の事が
よく分からない」
垣根「......まあ、理由は簡単だ、ただこの世界に居る意味が無い.....ただそれだけだ」
上条「じゃあ何で垣根は今生きてんだ?」
垣根「.......俺だってなぁ死にてえよ、けどなぁ死ねねぇんだよ.....わかるか?
お前に俺が死ねない理由が?」
上条「.......確かに俺には垣根が死ねない理由なんて分からない、けどなあ簡単に
自分の命を捨てて言い訳ないんだよ垣根」
垣根「お前に俺の何が分かる?今まで俺がナニしてきたか分かんのか?あぁ!?」
上条「何も分かってなくちゃいけない理由があんのかよ!ナニも分かってなくちゃ
手を差し伸べちゃいけないのかよ!?」
垣根「ハッ所詮は光の住人、今まで闇の世界で生きてきた俺にとっちゃテメェの言葉
なんかカスにしか聞こえねぇんだよ!!幻想殺しだか何だか知らねぇがなあテメェの
言ってることは綺麗事にしか聞こえねえんだよ!?」
上条「綺麗事か綺麗事じゃねえかの問題じゃねえよ!.....俺はただ、お前に...生きて欲しいから
言ってるだけで死ぬのじゃなくて強く生きて欲しいから!てを.....射し伸ばしてるだけなのに」ギリッ
垣根「......俺はもう生きていける自信が無い.....だけなのかもしれねえな」スクッ
上条「え?」
垣根「上条とか言ったな」
垣根「.....もしかしたら俺は、現実から逃げてただけかもしれなぇな」
上条「垣根...生きてくれるのか?」
垣根「さあな.....」スタスタ
~上条達の居る少し離れた大きな木の陰~
19090「.......あれが学園都市の第2位垣根帝督ですか、とミサカは木陰から
先ほどの場面を思い出します」コソッ
19090「それにしても彼は体だけじゃなく心にも深い傷を負っていましたが
このミサカに何か出来る事は無いのでしょうか?とミサカは色々と考えてみます」ウ~ン
ガララララララ
上条「.......」スタスタ
美琴「ちょっとアンタ、一体どこ言ってたのよ?せっかく人が見舞いに来てやってるのに
何も言わずに消えるなんてどういう訳?」
上条「.....なあ、御坂」
美琴「な、何よ?真剣な顔しちゃって?」
上条「一方通行と打ち止めは?」
美琴「へ?あ、あぁ、一方通行と打ち止めね.....確か起きてから2人で散歩してくるって
言ってたけど......何か用でもあったの?」
上条「いや、別に、何も無い」
美琴「ふ~ん(ホントかしら、な~んか怪しいわね)」
上条「............」
美琴「............」
美琴「.....(ハッ、い、今思えば私こいつと二人きりなんだど、どうしよう)」
美琴(し、しかも二人きりっでこ、こいつが私をもし押し倒してきたら.....ってナニ考えてんのよ
私はーーーーーー!?)ブンブン
上条「ん?どうしたんだ?」
美琴「べ、別に何でもないわよ!?///」
上条「そうか?」
美琴(もぉ~私ってばナニ考えてんのよ、こ、こいつがそんな事する訳ないじゃない)
美琴「.........」ブツブツ
上条(な、なんか御坂サンが一人でなにか呟いていらっしゃいますがこれはあれですか?
上条さんに超電磁砲をぶっ放す案でも考えているのでせうか?)ドキドキ←恐怖の意味で
美琴「.......」ブツブツブツブツ
上条(さ、さっきより何かいっぱい言ってますよーう~こ、怖いんですが一方通行ぁー
早く帰ってきてくれー、上条さんはもう限界ですの事よー)
~その頃の一方通行~
打ち止め「ねぇ~このジュース買ってってミサカはミサカはおねだりしてみたり」
一方通行「うっせェな、静かにする事が出来ないンですかァオマエは」ハァ
上条(え~い、こうなったら)
上条「な、なぁ御坂?」
美琴「.......」ブツブツ
上条(へへっ、無視ですかそうですか.....え~い)ス~
上条「お~い!み・さ・かー!!」耳元で叫ぶ
美琴「ひゃあ!?な、ななななななんなのよ!いきなり!?」
上条「いや、話しかけてんのに無視すんなよ」
美琴「だ、だからって耳元で叫ばなくたっていいでしょうが!?」キ~ン
上条「ハイハイ、悪ぅございました」
美琴「ったく、ちゃんと反省してんでしょうね?で?話って?」
上条(.......何話していいか分からない、怖かったからとりあえず話しかけただけで
別に話す事なんてねえんだよなあ~)
上条「え~と」
上条「俺や一方通行達が退院したら皆でどこか遊びに行きたいな~なんて」
美琴「.......なんだそんな事、いいわね行きましょ」
上条(よしっなんとか御坂の超電磁砲攻撃案を回避できました)
上条「でさ、御坂はどこか希望はねーか?」
美琴「え?そ、そうね、皆の意見も聞いてみたらどうかしら?」
上条「そうだな、その方がいいかもな」
ガラララララ
美琴「あっ、二人とも帰ってきたみたいよ」
上条「お~、お帰り一方通行」
一方通行「.......あァ」
上条「なんだよ、素っ気無えな」
打ち止め「ただいま戻りました~ってミサカはミサカは勢いよくお姉様のない胸に飛び込んでみたり」ダキッ
美琴「余計なお世話」ダキッ
上条「どこ行ってたんだ?」
一方通行「外の空気吸いに行ってただけだァ」ボスッ
上条「そっか」
一方通行「.......どォかしたンかよ?情けねェ顔しやがって」
上条「いんや、別に」
上条「なあ、一方通行」ボスッ
一方通行「あァ?ンだよ」ゴロッ
上条「俺達が退院したらさ、垣根も入れて皆で遊びに行かねえか?」
一方通行「......好きにしろ」
上条「あぁ、好きにするよ」
ガララララララ
垣根「.......」スタスタ....ボスッ
垣根は考えていた、なぜあの少年は自分に生きろ生きてくれと言っていたのか、垣根は考ええいた、
なぜ自分はこの世界が嫌いなのかを、垣根は思った、もっと自分に生きる目標があれば変われていた
のかもしれない、そうあの白髪みたいに、垣根は今まで自分が今まで何をして何を考えて行動していた
のかを思い返してみる
「ハッ、碌な人生歩んでねえな、俺」
に、してもと言いかけたがドアのノックで遮られる....コンコン
「失礼します」
「............オマエは、確か」
垣根「第3位......だったか?」
御坂妹「正式に言えば第3位御坂美琴お姉様の体細胞クローンです、とミサカは簡潔に答えました」
垣根「あぁ.......クローン、ね」
垣根「で、何しにきたんだ?」
御坂妹「いえ、血圧等を測りにきただけです、とミサカは準備を開始します」カチャカチャ
垣根「........」
御坂妹「......」ヘコヘコヘコ
垣根(クローンっつうと確かあの野郎が実験で1万弱殺したって言うクローンの生き残りかぁ、こいつ)
御坂妹「ミサカは」
垣根「あぁ?」
御坂妹「ミサカには正直あなたが今まで何をしてきてどこで傷付いてきたかは分かりません、ですが、
とミサカは前置きして続けます」
御坂妹「ミサカには、今あなたが苦しそうにそして悔しそうにしているような表情が分かります、とミサカは答えます」
垣根「.......何が言いてえんだ?オマエ」
御坂妹「......助けて欲しいのなら誰かに頼り、そして、助けてもらう。あなたは今までの人生の中で
そんな事がありましたか?とミサカは疑問を投げかけます」
垣根「んな訳ねぇだろ」
御坂妹「ミサカはまだ生まれて数ヶ月ですがいろんな人に助けられました、とミサカは
思い返します」
垣根「それは、テメェが弱ぇからだろうが」
御坂妹「そんな事はありません、どんなに強くても必ず誰かに助けを求め、助けられる、とミサカは
既に見本の人物がいる事を伝えます」
垣根「.......俺は第2位だ、一方通行の次に強い、だから助けなんて要らねえんだよ」
御坂妹「なら、これから助けてもらっていけばいいのですよ、とミサカは提案します」
垣根「何お馬鹿な寝言言ってんだよこのタコ」
御坂妹「む、タコとは心外です、とミサカは怒りを露にします」プンプン
垣根「無表情だろ、それ、っつーか今に話だと俺が助ける側なんじゃなえの?」
御坂妹「......助けてくれるのですか?」
垣根「オマエの事言ってんじゃねえよ!例えばだよ例えば」
御坂妹「そんなにミサカの事嫌いですか?とミサカはウル目で訴えかけます」ウルウル
垣根「なんでそうなるんだよ!?だから無表情なんだよ!怖いからやめろよそのウル目」
垣根「はぁ、疲れた」
御坂妹「そういえばまだ言ってませんでしたね」
垣根「あぁ?何の事だ?」
御坂妹「ミサカの検体番号です、とミサカは質問に答えます」
垣根「.......名前、みたいなもんか?」
御坂妹「まぁそうですね、とミサカは自分の検体番号を名乗ります。ミサカは19090号です」
垣根「19090、ね」フ~ン
19090「なんだか興味無さげな反応ですね、とミサカは少し落ち込みます」
垣根「だって興味ねえもん」
19090「......」ズ~ン
垣根「........」
19090「.......」ズ~ン
垣根「チッ.......少しは悪かったよ」
19090「それではこれから宜しくお願いします、とミサカは握手を求めます」スッ
垣根「.......」チラッ
19090「?」スッ
垣根「.......チッ」ガシッ
19090「宜しくお願いします」ニパァ
垣根(何だよ、こいつこんなに柔らかく表情変えれるんじゃねか)
19090「それでは失礼します、とミサカは退室します」
ガラララララ
垣根「.........」
垣根は御坂妹もとい19090号と握手した手のひらを見つめ「なんだかなあ」と呟いた
垣根は少し考えた、あのくだらない会話の内容を握手してきた時の感触をそして
「あいつ、あんな顔も出来んだな」と、19090号の柔らかい笑顔を思い出していた
~廊下~
19090「.......」スタスタ
19090号は自分ながらに考えた、いつもは気が弱く臆病だが上条と垣根の会話を見て聞いて
そして垣根のあの表情を思い出しながら「このミサカはいつもは気が弱く臆病ですが今はいつもとは
違います、とミサカは呟きます」19090号は垣根のあの表情を見て助けたい、救いたい
そう思い友好的に話しかけていたのだ、が「やはり緊張はしましたね、とミサカは肩の力を抜きます」
美琴「じゃあ私そろそろ帰るわね」ガラララララ
上条「おう、見舞い来てくれてありがとな」ニカッ
美琴「フ、フンッ感謝しなさいよね」プイッ
打ち止め「お姉様また来てね~ってミサカはミサカは元気一杯に手を振ってみる.......あっ」ブンブン....ゴン
一方通行「~っこンの気をつけやがれェ!クソガキィ!?」グリグリ
打ち止め「きゃあ~ごめんなさーいってミサカはミサカはきゃーイターイ」ジタバタ
美琴「はははは、じゃまた来るから」フリフリ
上条「おう、またな」
ガラララララ
禁書「とうま!怪我は大丈夫?」タタタ
上条「こら、インデックス病院で走るな!」
禁書「そんな事よりとうま、らすとおーだーの怪我は大丈夫なの?」
上条「そんな事よりって.....打ち止めならそこで一方通行にお仕置きされてるぞ」
打ち止め「あ!?シスターさんだ!ってミサカはミサカはこの人のお仕置きから脱出してみたり」スルリ
禁書「らすとおーだーもう怪我大丈夫?痛くない?」
打ち止め「心配無用!ってミサカはミサカは胸を張ってみる」エッヘン
一方通行「......張る胸なンてねェだろオマエ」ファ~
打ち止め「........」エイッ
一方通行「!..くあqwせdrftgyふじこlp;@:」バタッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「くぁw背drftgyふじこlp;@:」バタッ
上条「何が起こってんだ?」ボーゼン
打ち止め「この人が失礼な事を言うから演算補助を止めたんだよってミサカはミサカは怒りながら
丁寧に説明してみたり」プンプン
上条「なあ、これって垣根にも効いてるのか?」
打ち止め「え?」
上条「だから、垣根にも一方通行の演算を切ったら垣根も一方通行と同じ状態になんのか?」
打ち止め「分かんない」
上条「とりあえず垣根の部屋行って確認しに行くぞ」
打ち止め「うん」
ガラララララ
垣根「」ピクピク
上条「......うわ~」
打ち止め「ど、どうしようってミサカはミサカはオロオロ」アタフタ
上条「と、とりあえず演算元に戻したらどうだ?」
打ち止め「う、うん」エイッ
垣根「くぁwせdr......ハッ」ガバッ
打ち止め「か、かきねごめんねってミサカはミサカは頭を下げてみる」ペコッ
垣根「?....何のことだ?俺突然」
上条「実はな」カクガクシカジカイマジンブレイカー
垣根「......なるほどな」ナットク
打ち止め「本当にごめんなさいってミサカはミサカは」ペコッ
垣根「あ~、チッ別に気にしてねえよ間違いは誰にだってあるだから気にする事なんてねえよ」ガシガシ
打ち止め「う~、ほ、ホントにごめんねかきね」
垣根「だから気にすんなってえのガキはガキらしくしてろ」ニカッ
打ち止め「!.....うん!」ニパァ
上条(!あの垣根が笑った.....あの後何かあったのか?ま、とりあえずよかったよかった)
ラストオォォォォォォダァァァァァ!!!!??
打ち止め「あわわわわ、あの人が怒ってるよ~ってミサカはミサカはヒーローさんに助けを求めてみたり」
上条「まあ、今回はアイツが悪いしな何とかしてやるよ」
垣根(.......助けて.....か)フッ
上条「ん?どうしたんだ?垣根」
垣根「別に、何でもねえよ」
182 : 以下、エ... - 2014/05/17 18:22:34.34 /FqnTrTj0 167/534次回は上条、一方通行、そして新たな仲間垣根君達のお話の場面を書いていきたいと思っています
応援宜しくお願いします
上条・一方通行「.....」パチッ
上条「.....あ¨~」ググ~
一方通行「.....早く目が覚めちまったなァ」ファ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「.......」ゴロン...ゴンッ
垣根「~っ......あぁ、もう朝か?」ヒリヒリ
垣根「........」チラッ
打ち止め「ス~.............ス~」スピースピー
一方通行「.....コーヒー」カツカツ
上条「......俺も付いて行く」スタスタ
一方通行「付いてくンじゃねェよ」ファ~
上条「別にいいだろ」ファ~
~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「何か飲みモン」スタスタ
垣根「........」スタスタ
垣根「.........」ファ~
垣根「......ねむいな」スタスタ
pi ガコン
一方通行「........」プシッゴクッゴクッ
上条「........」ファ~チャリンpi.....pi、pi
上条「........」エ~カチャカチャ pipi
上条「.....朝から不幸だぁ~」orz
一方通行「.....(ハッ、悲しィ奴)」チャリン pi ガコン
一方通行「ホラよ」ポイッ
上条「........イテッ」ガンorz
上条「いてーだろ投げんなよ.....」ゴクッゴクッ
上条「!うげっこれブラックじゃねーか」ケホッケホッ
一方通行「文句言うンじゃねェよ買ってやったンだから飲め」ゴクッゴクッ
上条「う~.....ゴクッウゲッ......」チビチビ
~違う自動販売機~
垣根「........」ウ~ン
垣根「よし、これだ」pi......pi、pi
垣根「.......」エ~pipipipipipipipipipipipipipipipipi
垣根「おらああああああああああああああ!!!!!」ダダダダダダダダダ
垣根「......」ハァハァ
垣根「なんで飲まれんだよ」
??「どうしたのですか?」スタスタ
垣根「あぁ?」クルッ
19090「おはようございます、とミサカは挨拶を元気よくします」
垣根「19090号か?」
19090「なぜミサカだと分かったのですか?とミサカは少し照れます」
垣根「だって俺お前の番号しか知らねえし」
19090「なるほどそういう事ですか、ところであなたはここで何をしているのですか?とミサカは問いかけます」
垣根「.......なんだっていいだろ」プイッ
19090「呑まれたのですか、とミサカはニヤリとします」ニヤリ
垣根「........うっせえ」
19090「ミサカが取り返してあげましょうか?とミサカは自販機に手を付けます」ビリッ
ガコン
19090「どうぞ、とミサカは出てきたジュースを渡します」
垣根「おう、サンキュー」プシッゴクゴク
19090「ところで」
垣根「あぁ?何だよ?」
19090「今日は顔色が良いのですね、とミサカはニッコリします」ニヤリ
垣根「勝手に人の顔観察してんじゃねえよ、つうかテメェのその顔はニッコリじゃなくてニヤケてんだろ」
垣根(あの時の顔はやっぱ幻だったのか)
19090「ところであなたはこれから暇ですか?とミサカは尋ねます」
垣根「あ?あー今何時だ?」
19090「午前8時30分ですがどうかしましたか?ミサカは問います」
垣根「もうそんな時間か、朝飯だよ朝飯」
19090「朝食ですか、とミサカはすっかり忘れていました」ガクッ
垣根(あ?何で落ち込んでんだ?こいつ)
垣根「じゃあな、また暇なときに誘ってくれや」スタスタ
19090「なぜミサカはガッカリしたのでしょうか?とミサカは疑問を抱きます」ウ~ン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「そろそろ朝飯の時間だな」
一方通行「戻るぞ」カツカツ
上条「おぉ!.....ってか早い早えよ!何で杖なのにそんな早いんだよ!?」タッタッタ
ガラララララ
打ち止め「おっはよつてーっミサカはミサカってあれ~もう起きてるってミサカはミサカは
驚いてみたり」
一方通行「おい、クソガキ病院なンだ静かにしやがれ」
打ち止め「昨日あんなに叫んでたあなたが言える事じゃないかもってミサカはミサカは反論してみたり」
一方通行「ンだとォ!」ガタッ
打ち止め「きゃーってミサカはミサカはヒーローさんの後ろに隠れてみたり」コソッ
一方通行「おらァ!嘗めた口利きやがって出て来いクソガキィ!?」
上条「ま、まあまあ」
打ち止め「いやーってミサカはミサカは抵抗してみる」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「隣うっせえなあ」モグモグ
垣根「やっぱ病院食はあんま美味くねえな」
~10分後~
コンコン
垣根「ん?ふぐふぐ、ほうほー(どうぞー)」モグモグ
ガララララララ
一方通行「........よォ」カツカツ
垣根「!?あふふぇふぁふぇえふぁ(一方通行)」モグモグ
一方通行「何言ってるか分かンねェよバカ」
垣根「モグモグ......ゴクン!?んー!んー!!」バタバタ
一方通行「ハァ、何やってンだかなァ」
一方通行「つゥかオマエまだ食ってたのかよ」
垣根「ゴクゴク....プハー、うっせえな、俺はゆっくり食べる派なんだよ」
垣根「で?何の用なんだ?」
一方通行「俺が昨日オマエに言った事覚えてるかァ?」
垣根「生きようとは思わねェのか?だろ?」
一方通行「......それもあるが違ェ」
垣根「じゃあなんだよ」
一方通行「俺は一番大事な事を言ったつもりだったンだがなァまァいいか.....いいか低能耳かっぽじってよォく
聞きやがれ」
一方通行「お前が死ぬのは勝手だがあのガキを巻き込むンじゃねェよ、って言ったンだよ」
垣根「今は巻き込んでねえだろ?」
一方通行「あァ?何寝言言ってやがる、テメェのチョーカーそれはあのクソガキ供に影響してるって
知ってて言ってンのか?」
垣根「........」
一方通行「何か言ったらどォなンだ」
垣根「.....あぁ、そうだな.....だったら今までのけじめを着けさせてもらう」
一方通行「ほォ、どォやって何をするンだァオイ」
垣根「俺は自分のこの力で人を苦しんでいる人を助けようと思っている」
垣根「せっかく妹達に負荷させてんだ、俺が人の役に立てなくちゃな」
垣根「.....それが俺なりのけじめのつもりだ一方通行」
一方通行「........ハッ、それだけ分かってりゃァ十分だァ、精々頑張れよ」カツカツ
ガラララララララ
垣根「......これで良かったんだよな」フッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一方通行「.........」フッ....カツカツ
~午後2時30分~
コンコン
上条「ハイハ~イ、開いてますよ~って当たり前か」
ガララララララ
垣根「よう!俺垣根、遊びに来たぜ!」
一方通行「帰りやがれェ!!」ポイッ
垣根「おっと、一方通行そう連れねえ事言うなよ、な」
一方通行「何しに来たンだよ?」
垣根「だから遊びに来たんだってば!今病室で一人でさ~滅茶苦茶暇なんだよ」
一方通行「.......ハァ」
上条「まあまあ、別にいいじゃねえか!で?垣根は何がしたいんだ?」
垣根「やっぱさやっぱさ!ガールズトークがあるんならボーイズトークって言うのもあるよな!な!?」キラキラズズイ
上条「つ、近えよ、まああるんじゃねえの?多分、おそらく」
垣根「何だよ?その曖昧な返事....まあ、いいか!だからよぉオマエら二人と何かトーク
しよっかなーと思ってここに来ました!」
上条「まあ、別にいいんじゃねえの?なあ一方通.....行?」
一方通行「........」イライラ ゴゴゴゴゴゴゴ
垣根「何怒ってんだよ、あっくん(笑)そうキレるなよカルシウム足りてねえんじゃねえの?
そういう時はこれ!コーヒーばかりじゃなくて牛乳飲もうぜ!あっくん(笑)」スッ
一方通行「ブチッ.....何なァンですかァ!このお馬鹿でふざけた低能チキンメルヘンはァ!?
大体なンだよ?あっくん(笑)ってよォ、ブチコロスぞテメェ!つゥかどこから持って来たン
ですかァその牛乳はァ!?」
垣根「俺の未元物質に常識は通用しねぇ!」ババン
一方通行「何意味不明な事言ってンですかァオマエ、つゥかテメェの場合能力の常識じゃなくて
世間一般の常識も通じねェだろォが!?なァ低能冷蔵庫メルヘンていとくン♪(笑)」ニヤリ
垣根「ハハハ、そんな挑発に乗るとでも思ってんのかあ?あっくん(爆笑)」
一方通行「あァ!?テンメェ舐めンのも大概にしやがれェ!残念な頭のメルヘンていとくゥン♪(爆笑涙)」
垣根「んだとお!?誰が残念だってぇ!?あん!?」
上条「気にする事そこかよ、オイ」
一方通行「あっれェ~挑発には乗らないンじゃなかったンですかァ?てェいとくゥン」
垣根「そのていとくんってのやめやがれ!あっくん(爆笑涙)」
一方通行「テメェもふざけンなゴラァァァ!大体何だよ(爆笑涙)って舐めてンですかァ!あァ!?」
上条「......不幸だ」
上条「何が不幸かって?そんなの決まってるじゃないですか、こんな形だからでせうよ?」トホホ
ドア
______
|壁
垣根 |_______
上条
一方通行
上条「分かってくれましたでせうか?はぁホント不幸だぁ~」orz
一方通行「ギャーギャー」
垣根「ギャーギャー」
上条「.......ま、」
上条「そうだな、垣根も元気になったかは分かんねえけど今日初めてあいつの笑ってる顔見れて
よかったかな」ニコッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
>ドアの隙間
19090「.......よかったです、とミサカは安堵します」フ~
19090「あの人が本当に元気になったかは分かりませんがあの表情を見ていると彼は
元気そうです、とミサカは....あれなんでミサカはあの人のことばかり思っているのでしょうか?
あれぇぇぇぇ???????」
~口喧嘩を始めてから10分後~
垣根「.........」ハァハァ
一方通行「........」ゼェゼェ
上条「........」ゲッソリ
垣根「ところでよお」
上条「ん?どうした?垣根」
垣根「昼飯終わった後打ち止めちゃんが急いでどこか行ってたんだけどよお何かあったのか?
まあ、そのせいで俺一人で暇だったんだぜ?」
上条「垣根が暇かどうかは置いといてえ~と何だっけ?確かちょ、ちょ何だっけ?一方通行」
一方通行「あァ?あのクソガキなら調整だ、クローンは普通の人間みたいに長くは生きれねェからなァ
あのカエル顔の医者に面倒みてもらってる」
上条「だって」
垣根「そうか.....(チッ、じゃあ俺が傷つけた打ち止めちゃんは寿命とか縮まったりしてねえだろうな!)ギリッ
一方通行「.......心配すンな」
垣根「あ?」
一方通行「それを何とかすンのがあの医者だ」
垣根「........」
一方通行「実際、俺やテメェの能力を使えるようにしてくれたのはあの医者だろゥが」
一方通行「だから心配すンな」
垣根「あぁ......(俺は、もう人を傷つけねえ、俺は変わるんだ!)」グッ
上条(......一方通行お前はホント変わったな)ニコッ
ガララララララ
打ち止め「ただいま戻りました~ってミサカはミサカはアクセラレータに突撃してみたり!」タタタ
上条「おう、お帰り調整はどうだった?」
一方通行「......」デコピン
打ち止め「あう、え?あ、問題な~しってミサカはミサカは事後報告!!」
上条・一方通行・垣根「そう(ォ)か」ホッ
打ち止め「ところで皆で何してたの?ってミサカはミサカはかきねがここに居る事が驚きだったり」
垣根「よかったら打ち止めちゃんもトランプしないか?」ピラッ
打ち止め「あー!するする!ってミサカはミサカはあなたのお膝の上に座ろうと試みるけど
あ~やっぱり突き飛ばされた~」ポスッ
一方通行「あンまりひっ付くンじゃねェよ」
垣根「やーい照れてやんのーこのロリコンー」ヤーイヤーイ
一方通行「あァ!?誰がロリコンだァ!テメェブチコロスぞォ!?」ガタッ
上条「まあまあ」ヤメヤメ
打ち止め「.......」エイッ
一方通行・垣根「くぁwせdrfgtyふじこp;@:」バタッ
上条「え?」ドウナッテンダ
打ち止め「2人とも喧嘩したら駄目なんだからねってミサカはミサカは実力行使にでてみる」プンプン
上条(打ち止め........恐ろしい子ッ)
打ち止め「まったくってミサカはミサカは怒ってみる」プンプン
上条「だはぁ~また負けた~」バタッ
打ち止め「またあなたが一位だったねってミサカはミサカは危なかったって汗を拭いでみる」フゥ
垣根「何で俺はずっと2位なんだ」orz
一方通行「そりゃオマエが毎年2位だからだろォ」クカカカ
垣根「んだとぉ!?やんのかコラァ!」ガタッ
一方通行「上等ォ、かかってこいよォ毎年2位メルヘン野郎ォ!」ガタッ
打ち止め「喧嘩しちゃダ・メだよってミサカはミサカはニッコリ微笑みかけてみる」ニコリ
垣根「す、すいません」ガクガクブルブル
一方通行「悪ゥございましたァ」ヘラヘラ
打ち止め「.......かきねは許すね」エイッ
一方通行「は?おいやめ....くぁw背drftgyふじこlp;@:」バタッ
垣根「ありがとうございます姉貴!」ビシッ
上条「打ち止め制御出来るようになったんだな」
打ち止め「あまり無意味に両方の演算切りたくないからねってミサカはミサカは怒り爆発中」ピキピキ
垣根「お、おれもこんなんだったのか?上条?」ガクガク
上条「はは、まあな」
打ち止め「反省したってミサカはミサカは尋ねてみる」
一方通行「」コクコク
打ち止め「よろしい」エイッ
一方通行「.......」ピクッ
打ち止め「これに凝りたらもう喧嘩しちゃだめだよって....え?きゃーなにするのやめてー」
ドッタンバッタン
一方通行「ったく、調子に乗りやがって」グイグイ
垣根「こいつらいつもこんななのか?上条?」
上条「さ、さあ?」ハ、ハハ
打ち止め「いい加減テルテル坊主から開放してーってミサカはミサカは身の危険を感じてみたり」プーラプーラ
垣根「上条」チラッ
上条「はいはい」シュルシュル
一方通行「チッ、余計なことすンじゃねェよ」
上条「まあまあ、もう許してやれよ、な?」
一方通行「チッ......分ァったよ」
ガラララララララ
美琴「ヤッホー、見舞いに来たわよ元気にしてたー」スタスタ
禁書「とうま!遅れてごめんね」スタスタ
上条「おう、御坂も来てくれたのか?」
美琴「何よ?迷惑だった?」
上条「そんな事ねえよ、ありがとな」ニカッ
美琴「う、うん///」
美琴「で、その男は誰?」
上条「ん?あぁ、垣根だ、俺たちの友達だ」ニカッ
垣根「垣根帝督です第2位ですよろしくお願いします」
美琴「えっ!第2位!ッて事はこの病室にはトップ3が居るって事じゃない!!」
垣根「ほーほー、オマエがあいつらのオリジナルか」ジロジロ
美琴「なに?あの子達の事知ってるの?」
垣根「ん?おう、まあな」ヘヘン
禁書「ねぇとうま、何があったかは聞かないけど大丈夫なの?」コソコソ
上条「おう、心配すんな、大丈夫だ」ポンポン
禁書「んみゅ、子供扱いしないで欲しいかも」ニヘラ
美琴(いいな~、って違う違うナニ考えてんのよ私っ!)///
垣根(はは~ん、これはからかえれるな)ニヤリッ
上条「!そうだ、なあ御坂」
美琴(う~わ、私もポンポンって、ってチッガーう!)ブンブン
上条「.....(はぁ、またかよ)」
上条「み・さ・かさ~ん!!!」
美琴「ふぇ?な、何?」
上条「昨日俺が話したこと覚えてるか?」
美琴「え?あ、うん」
上条「は~い、皆さん俺に注目してくださ~い」パンパン
一方通行「あァ?なンだァ?」
打ち止め「何か言うんじゃないのってミサカはミサカはwktk」
垣根「何だ?」
上条「え~と、まあ俺たちが退院するのは次の土曜日だろ?だからさ、退院したら皆で遊びに行こうぜ!!」
垣根「おう」
打ち止め「さんせーい」ノ
一方通行「.....好きにしやがれ」
禁書「......」
上条「ん?どうしたんだ?インデックス」
禁書「え?う、ううんなんでもないよ」
上条「?そうか」
上条「皆でどこ行きたいかきめるぞ~」
禁書「......はぁ、ま、いっか今を楽しむかも」
ミサカ遊園地がいい~ってミサカはミサカは候補を挙げてみる~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
19090「皆で遊びに行く、ですか、とミサカは少し羨ましがります」イイナ~
~討論から30分後~
上条「と、言うことで遊園地でいいな?」
美琴「ええ」
打ち止め「うん」
垣根「......おう」ソワソワ
一方通行(......また俺に似合わねェ所だなァオイ)
禁書「うん(今を)」
上条「よしっ、じゃあ決まりだなっ」
美琴「じゃあ、私そろそろ」
上条「おう、またな」
ガラララララ
打ち止め「早く遊びに行きたいな~ってミサカはミサカは今からwktk」ルンルン
垣根「ま、気長に待とうぜ」ソワソワ
禁書「じゃあ、私も行くねとうま」
上条「おう、小萌先生によろしくな」
禁書「うん」
ガラララララ
上条(インデックスの奴、元気なかったなどうかしたのか?)
上条(よし、ちょっと追いかけてみるか)スタスタ
垣根「ん?上条どこか行くのか?」
上条「ん?あぁ、ちょっと散歩にな」スタスタ
ガララララララ
禁書「.......」スタスタ
禁書(今日言うつもりだったんだけど、あの状況で言えるわけないよね)ハァ
お~いインデックス~
禁書「!?と、とうま?何で?」
上条「いや、ちょっとな、今日のお前何か元気なかったからさ」
禁書「......」フルフル
上条「ど、どうしたんだ?インデックス?」オロオロ
禁書「と、とうまぁ」ジワッ
上条「ちょ、本当にどうしちまったんだよインデックス!?今日のお前何か変だぞ?」オロオロ
禁書「ううん、何でもないの、今は丁度いいから言うね」
上条「は?何をだよ?」
禁書「わたしね、とうま達が遊びに行く日にはイギリスにいなくちゃいけないんだよ」
上条「.......何だよ、そんな事で元気なかったのか」ホッ
禁書「む、とうま、それはどういう意味かな?わたしはこれでも悩んでたんだよ?」
上条「別に一生イギリスにいる訳じゃないんだろ?」
禁書「そんなの当たり前なんだよ何言ってるのかな?とうまは」
上条「なら、お前が帰ってきたときにまた行けばいいだろ皆で」
禁書「え?」
上条「ん?どうかしたのか」
禁書「また、皆で行っていいの?」
上条「当たり前だろ、何言ってんだよ大丈夫か?」
禁書「ううん、多分今日のわたしはおかしいのかもね」
上条「よし、じゃあこうしよう」
禁書「え?」
上条「インデックスが帰ってきたら遊園地に行く、どうだ?」
禁書「そんなのダメだよ」
上条「何でだよ?」
禁書「とうまこそどうしちゃったのかな!?いつものとうまならそんな事言わないんだよ!」
上条「.......」
禁書「ねえ、とうま」
上条「何だよ?」
禁書「わたしの事は気にしないで遊んできたらいいんだよ」
上条「だったらお前はどうするんだよ!」
禁書「何言ってるのかなとうま?とうまさっき言ったじゃん帰って来てからまた行けばいいって
わたしもそれでいいと思うんだよ」
上条「......そっか」
上条「見送りにはいけないからゴメンな」
禁書「そんなの気にしてないんだよ」
上条「そっか」
禁書「そうかも」
上条「......ふふふははははは」
禁書「あははは」
上条「見送りはここで」
禁書「笑って」
上条「だな」
上条「じゃ、帰ってきたらまた遊びに行こうな」
禁書「うん!とうまもにゅういんばかりしてちゃダメだからね」
上条「はいはい」
禁書「じゃあね」フリフリ
上条「あぁ、いってらっしゃいインデックス」フリフリ
禁書「.......」タタタタタタ ニコッ
~退院の日~
上条「くわ~、やっぱ外の空気はいいな~」ググー
美琴「ハァ、アンタってホントオッサンくさいわよね」
上条「余計なお世話ですの事よ~っと」
垣根「.........」ソワソワ
一方通行「.........」ハァ
打ち止め「わ~いやっと退院だ~ってミサカはミサカは今からテンションMAX!!」
上条「じゃ、そろそろ行くか!」
打ち止め「お~ってミサカはミサカは今からとても楽しみだったり」
一方通行「ハァ~~、だりぃ~」グデ~
垣根「あ、ちょっと待ってくれ、まだ来てない奴がいるんだが」
上条「?誰か呼んでたのか?」
垣根「あぁ、もうすぐ来ると思うんだが、お来た来た」
19090「す、すみません遅れてしまいました、とミサカは謝罪します」
垣根「こいつの検体番号は「あー!19090号だ!!」1....90.....90.......」
打ち止め「ってミサカはミサカは妹達の中で一番気が弱い妹が来た事に驚いてみる」
19090「ちょ、上位個体何ということを、とミサカは隠していた事がバラされて
恥ずかしがります///」モジモジ
垣根「なん......だと、俺の知ってる19090号じゃない」
19090「その、今更ですが、今日はよろしくお願いします、とミサカはペコリと頭を下げます」ペコッ
~垣根が19090号を誘うまで~
垣根「......(あのシスターの譲ちゃんが行けないとなると男女比率は3:2でさらには
俺には女の子がいない!?一方通行は打ち止めちゃんだろうし、上条は御坂の方から
誘うかも知れねえし......ウワーウワー)」
19090「おや?久しぶりですね、とミサカはメルヘンチック垣根に挨拶します」
垣根「......いきなりな挨拶だなあオイ」
19090「ところでさっきから何を悩んでいるのですか?とミサカは質問します」
垣根「あ?あぁ、そうだった、なぁ19090号さんよ土曜日に俺達で遊園地行かねえか?」
19090「またミサカの検体番号を当てやがりましたね、とミサカは行く行く行きます!」
垣根「お、おうそうか(そんなに行きてえのか?まあ、クローンで何もかもが初めてなんだもんな)」
19090「ところでなぜこのミサカを誘ったのですか?とミサカは問いかけます」
垣根「あん?何、一人女の子が足りなかったからたまたま通りかかったオマエを誘っただけだ」
19090「なんですか?つまり男女の比率が合わないからこのミサカを誘っただけだと?」
垣根「ん~、まあ、そうなるな」ハハハ
19090「う、うぅ」ジワリ
垣根「な!?(ど、どういう事なんだ!こいつの泣いてる顔が無表情じゃない....だと
クソッ、何でそんな顔なんだよ!?)」
19090「つ、つまりこのミサカではなくてもよかった.....と?(だ、だめですよ19090号
泣いてしまっては泣いてしまっては!)」グスン ウルウル
垣根「」
垣根「そ、そんな事ないぞ!そ、そうオマエ、お前がいいから誘ったんだよ!!」オロオロ
19090「え?」
垣根「あん?」
19090「え?え?(つ、つまりこのミサカがいいから誘ってくれたとこ、こここここの
み、みみみみささかかかかあばばばばばばばばばばば)ボンッ プシュ~
垣根「あっ、か、勘違いすんなよ別にそう言う意味じゃないからな」
19090「み、ミサカ行きます、ゆ、遊園地に」
~~~~~~~~~~~~~~
垣根(そういえば遊園地に誘ったあの時もなぜだか表情が豊かだった気がする)
19090(う、う~、なぜだかこの人と話そうとすると、とてもドキドキします
一体これは何なのでしょうか?)
垣根「......なあ?」
19090「ひ、ひゃい!?」ビクッ
垣根「うおっ!?」ビクッ
19090「あ、す、すみません」
垣根「あ、いや気にスンナ、それよりさ遊園地でペア組むことになったら一緒に組まねえか?」
19090「は、はい、み、ミサカでよ、よよよよけれれれば」ボンッボンッボンッ
美琴「......(ねえねえ)」トントン
上条「(ん?なんだ?)」
美琴「(あの子ってさ垣根の事好きなのかしら?)」
上条「(う~ん、見てる限りじゃそうなんじゃねえの?)」
美琴「(やっぱりそう見えるわよね)」
美琴「(それじゃあさ、私もあの子の姉な訳だし、応援したいわけよ)」
上条「(ふんふん、それで)」
美琴「(それで、遊園地に着いたら男女のペアを作って回らせるのよ)」
上条「(お、いいなそれ、それじゃあ前の一方通行に話してくる)」
美琴「(ええ、お願い)」
美琴「(さて、と)」
美琴「(私の前で茹でタコと化してる妹の手助けでもしてやりますか)」
垣根「おいおい、大丈夫かよ?オマエ顔真っ赤じゃねーか」
19090「も、問題ありません、とみ、みみみふにぁぁぁぁ」ボンッ
美琴「.......(話しかけられただけであの状態かぁ~、こりゃ大変そうだわ)」ヤレヤレ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
遊園地着
打ち止め「ヒャッホーイってミサカはミサカくるくるまわる~」クルクル
一方通行「暴れ回ンじゃねェよアホガキ」グイッ
打ち止め「きゃ~、アホ毛引っ張っちゃだめ~ってミサカはミサカはきゃー伸びない、伸びない
から引っ張っちゃいや~」
上条「(御坂、作戦準備おk?)」
美琴「(おkよ、まずは第一段階ね)」
上条「(一方通行、分かってるな?)」
一方通行「(チッ、まァオマエにゃ借りがあるかンなァ乗ってやるよ)」
打ち止め「(ミサカも準備おkだよ~ってミサカはミサカは19090号を応援)」
打ち止め「あー!?ミサカあれ乗りたいってミサカはミサカは全力疾走!」タタタタ
一方通行「チッ、走り回ンなっつてンだろォがガキィ!!」カツカツ
美琴「わ、私はあれに乗るー///」タタタタ
上条「ちょ、待てよ御坂......悪い垣根ここからはペアで回ろうぜ」タタタタ
垣根「え?ちょ、待てよ.....おい!!」
垣根「...........」
19090「...........」
垣根「.....一緒に回るか?」
19090「はい」
垣根「オマエは何乗りてえんだ?」
19090「み、ミサカはジェットコースターなる物を乗ってみたいです、とミサカは
指差します」
垣根「おう、早く行こうぜ」グイッ
19090(あっ、て、てて、えを握られてます、とミミ、ミサささあばばばばばばばば)ボンッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「御坂~、今どんな感じだ?」タタタ
美琴「しっ、今垣根があの子の手を握ってジェットコースターまで行ったわ」
上条「そっか、そんじゃ俺達も楽しみますかな」
美琴「そうね」
一方通行「おい、どこまで行く気だァクソガキ!!」カツカツ
打ち止め「ミサカはこれ乗りたいってミサカはミサカはなにやらカップのような物を差してみる」
一方通行「あァ?ンだこりゃ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
係員『次の列のお客様どうぞ~』
19090「い、いよいよですね、とミサカはかなり緊張しています」ガクガク
垣根(そんなにビビるなら選ぶんじゃねえよ)ハァ
垣根「ホラ、行くぞ」グイッ
19090「は、はい」ドキドキ
『ベルトが外れないよう装着お願いします』
垣根「.......」ガチャン
19090「.......」ドキドキ ガチャン
『発車しまーす、いってらっしゃいませ』
ガコン
垣根「うお!?」
19090「ひぁ!?」
カタカタカタカタカタ
垣根「.....おぉ~、結構高い所まで行くんだな」
19090「う、うぅ、あ、あの?」
垣根「あ?んだよ?」
19090「て、手握っててもらえますか?とミサカはお願いします」ブルブル
垣根「.......はぁ、ホラよ」スッ
19090「あ、ありがとうございます」ギュッ
垣根「............」
19090「...........」ギューーーー
垣根「.......あのよぉ」
19090「.........」ギューーーー
垣根「.......まあ、いいか」
カタカタカタ.....カタン
垣根「お?そろそろか?」
かた、かた、かた
垣根「あ?何で一番上で止まってんだ?故障か?」
19090「あ、あの?」
垣根「ん?何だ?」
19090「み、ミサカは今とても緊張しています、ですから」
垣根「........」
19090「み、ミサカのて、手を離さないでください」
垣根「......あぁ、分かった」
垣根「つーかまだかよ?」
19090「......」ドキドキ
垣根(......はぁ、なんだか......な_?)
垣根「は?」
19090「え?」
ゴ、ゴゴ、ゴォオオおおオオオオおおオオおおオオおお!!!!!!
垣根「う、ぎゃあああああああああああ」ゴオオオオ
19090「ヒャアアああ」ゴオオオオオ
垣根「」
19090「」
19090「......あ、あの」
垣根「」
19090「.........」スッ
垣根「......ん、ん~」パチッ
19090「あっ、おはようございます、とミサカは起きてくれた事に安心します」
垣根「お、おお、膝枕?悪かったな動けなかったんじゃねえか?」
19090「いえ、そもそも誘ったのはミサカですからこのぐらいはあたりまえです、とミサカは
内心ドキドキしていた事を心の中で呟きます」
垣根「?」
19090「それでは次はどこに行きましょうか?とミサカは尋ねます」
垣根「あ?あ、あぁ、う~ん、お!あそこ行かねえか?」ビシッ
『お化け屋敷』
19090「えっ」
垣根「ん?どうした?ホラ行くぞ」
19090(そ、そんな、あ、あれはこのミサカの苦手分野ではありませんか、とミサカは
や、やばいやばいやばいやばい)
係員「では、お楽しみください」
垣根「ほ~結構本格的に出来てんな~」キョロキョロ
19090「..............」ビクビク
垣根「ハッ、なんだよこんなの科学の街じゃどうとでもねえだろ?」
19090「そ、それはそうなのですが、や、やはり苦手なので、とミサカはすみません腕
組んでよいですか?」
垣根「オマエ、病院で俺と話してた奴なのか?全然キャラ違えだろ」
19090「た、確かにミサカは病院であなたお話していたミサカですが病院での方がこのミサカ
が作ったキャラであってですね、そ、その今のこのキャラが本来の自分です、とミサカは説明します」
垣根「つうかさ、何でキャラ作ってたんだ?」
19090「そ、それは「うぉおおおおおおおおおぉおおおおおおお」イヤー!!!」ガシッ
垣根「..........はぁ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
19090「う、うぅ怖かったですよぉ~、とミサカは泣いてしまいそうです」
垣根「........はぁ」ヤレヤレ
打ち止め「きゃー!目がー!目がま~わる~」クルクル
一方通行「ヒャハハハハハハハハ!!!!」グルグルグル
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「」
美琴「情けないわね、たかだか9回ジェットコースターに乗ったくらいで」
上条「し、死ぬ、いや、冗談抜きで.....遊園地に来たのに不幸だ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「おら、もう泣くんじゃねえよ」ゴシゴシ
19090「あ、ありがとうごじゃいます」グスッ
垣根「はぁ~」
垣根「そろそろ昼飯食いに行くか?」
19090「はい」
垣根「どこで食う?」
19090「そ、そうですねミサカはパスタがいいです、とミサカは提案します」
垣根「じゃあそこな」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「それより御坂、飯食いに行かねえか?」
美琴「そうね、それじゃあ、あそこのパスタ屋に行くわよ」ガシッ
上条「え?ちょっ引っ張んなよ」グイグイ
打ち止め「そろそろお腹が空いてきたかもってミサカはミサカは言ってる」
一方通行「あァ?コーヒー買ってやっからそれ飲ンでろ」
打ち止め「むむっ、なんだかパスタ屋に行かなければいけない予感がってミサカはミサカは馬鹿な事言ってる人の手を
引っ張っていく」グイグイ
一方通行「誰が馬鹿だとごらァ!ってオイ引っ張ンじゃねェよ!!」カ...ツカ、ツ
打ち止め「ホラ、早く行くよー」グイグイ
パスタ屋
垣根「.....」
19090「......」
一方通行「.......」
打ち止め「.......」
上条「.........」
美琴「.........」
上条「い、いや~まさか全員がこんな所で一緒になるなんてな~、バラバラになった時は焦ったけど
よかったよかぅた」アセアセ
垣根「おい、上条?」
上条「はひっ!?な何でございますか?カキネサマ」ビクッ
垣根「まさかとは思うがテメェらグルで俺とこいつを二人きりにしたんじゃねえだろうな?」
上条「は、はは、まっさか~」ダラダラ
垣根「........まあいい、それより早く何か頼もうぜ」
上条(あ、危ねえ~、し、心臓が止まるかと思いましたの事よ)ドキドキ
19090(そんなにミサカと回るのがつまらなかったのでしょうか?とミサカはしょんぼりします)シュン
垣根「.......別にオマエと回ったのがつまんねえなんて思ってねえからそんな顔すんなよ」ワシャワシャ
19090「はう///」
上条(.......あ~暑い暑い)
上条「....皆決まったか?」
19090「あっ、ち、ちょっと待ってください」
上条「おう、ゆっくりでいいからな」
19090「」ウ~ンウ~ン
垣根(.......こいつ)
垣根「(おい、19090号お前ってカロリーとか気にするタイプか?)」ヒソヒソ
19090「(はひっ、た、確かにそうですがなぜ分かったのですか?とミサカは驚きます)」ヒソヒソ
垣根「(テメェの目線がカロリー表示ばっかり見てっからすぐ分かんだよ)」ヒソヒソ
19090「(そ、そうだったのですか、とミサカは顔が真っ赤になります///)」ヒソヒソ
垣根「(カロリーとか気にせず好きなの選べよ、問題ねえから)」ヒソヒソ
19090「(え!?し、しかしミサカは)」ヒソヒソ
垣根「(お前が好きなの選んで半分食ったら残りは俺が食ってやるよ、それならカロリー気にせず
飯食えるだろ?)」ヒソヒソ
19090「(し、しかしミサカはあなたに負担を掛けたくありません、ですから)」ヒソヒソ
垣根「(気にすんな、俺が腹減ってるだけだから)」ヒソヒソ
19090「(......分かりました、とミサカはメニュー表を見つめます)」
19090「......決めました」
上条「そうか、じゃあ」スッ
打ち止め「あーっ!ミサカがそれ押すーってミサカはミサカはヒーローさんの手を止めてみたり」
上条「はいはい」
ピンポーン スタスタ
女店員「ご注文をどうぞ~」
上条「たらこスパゲティを」
美琴「私はイカスミパスタ」
一方通行「........ナポリタン」
打ち止め「え!?ミサカと同じの選んだの!?ってミサカはミサカはこれが通じ合ってるって言う
感覚なのか~ナルホドナルホド」フムフム
一方通行「何アホな事言ってンだかなァ、このクソガキは」ハァ
垣根「俺はチーズミートボールパスタ」
19090「み、ミサカはこの盛り盛りパスタをお願いします」
垣根「」
垣根「え?は?いやいや、え?」
女店員「かしこまりました少々お待ちください」
垣根「え!?いや、ちょっと待っ.....」
19090「あ、あのすみません一度ああいう物を食べてみたくて、とミサカは謝罪します」
垣根「.......いや、いいよ、気にしてないよ?好きなの選べって言ったの俺だし、全く気にしなくていいよ」アハハハ
19090(う~、絶対気にしてるよ~だって口調が変だし、とミサカは嫌われた、絶対きらわれた~......あれ?)
美琴「.......19090号」
19090「は、はいお姉様、呼びましたか?」
美琴「ちょっとお花摘むのに付き合ってくんない?」ガタッ
19090「あ、はい」ガタッ
お手洗い場
美琴「..............」
19090「あ、あのお姉様?」
美琴「あんたってさ、垣根の事好きなの?」
19090「え!?そ、それは分かりません///」
19090「し、しかしあの人を見てたり話しかけようとするとドキドキします、とミサカは今まで
思っていた事を全て吐き出します」
美琴「......もしかして自覚なし?」
美琴「あのね、それが好きって感情なんじゃないの?」
19090「そ、そうかも知れません、とミサカはあぅぅぅ///」ボンッ
美琴「ま、そういう訳だからこの後どうする?この後も二人きりで回るか、全員でまわるか?」
19090「ふ、二人きりでお願いします///」モジモジ
美琴「はいはい、その代わりその恋しっかり叶えるのよいいわね?」
19090「は、はい、お姉様も頑張って下さい、とミサカはエールを送ります」
美琴「ばっ、な、なな、何であ、あたしが頑張んなきゃいけないのよ///」
19090「それでは戻りましょう」フフッ
美琴「ちょっ、無視すんな~」タタタ
上条(御坂の奴何してんだ?)
垣根(19090号の奴すげえパスタ頼みやがって....さてどう処理すっかなあ)
一方通行(......ねみィ)
打ち止め(この人は今何考えてるのかな?ってミサカはミサカはどうせ『ねみィ』とか思ってるんだろうなって
勝手に決め付けてみる)
一方通行(....なァンかムカつく)
女店員「お待たせしました、盛り盛りパスタです」ゴトン
垣根「」ウォ~
上条「」スゲ~
美琴「ただいま.....って何!?このでかいの?」
19090「ただいま戻りました.....あっミサカのパスタが着てますね」
垣根「」ホウシン
19090(やはりでかすぎましたかね?とミサカは少し後悔します)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「いただきます」
打ち止め「いっただっきま~すってミサカはミサカはん~おいし~」モグモグ
一方通行「.....おら、口の周り汚れてンぞォ」フキフキ
垣根「結構あんなあこれ」チラッ
19090「?」デ~ン
垣根(......食えっかなあ、これ?)
ズルルルルルルルルルルルルルルルル
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「ごっそさん」
美琴「ごちそうさま、まあ、美味しかったわね」
打ち止め「ごちそうさま~ってミサカはミサカはホラあなたも」
一方通行「......」パン
垣根「.......」ズルズル
19090「.....」フキフキ
上条・一方通行・美琴・打ち止め「「......何で垣根(かきね)(ていとくン)が19090号のパスタ
食っ(べ)てん(ン)(る)だ(ァ)(の)?」」
垣根「........」ズルズル
19090「」ガンバッテクダサイ
~30分後~
垣根「」ゲプッ
上条「.....垣根大丈夫か?」
美琴「あの量を一人で食べるなんて凄いわね」
19090「あ、あ、え、えと、だ、大丈夫ですか?とミサカは背中を擦ります」サスサス
垣根「や、や、めろ、吐いちまう」ウェッ
19090「す、すみません」ビクッ
美琴「ちょっと、もう少し言い方考えなさいよ」
垣根「る、せぇ、マジで、ヤバイから、喋らせんな」
一方通行「......バカが」ハァ
打ち止め「かきね一度寝転んでみたら?ってミサカはミサカは提案してみる」
美琴「19090号膝枕してあげたら」ニヤニヤ
19090「うぇっ!?ひ、膝枕ですか!?とみみ、ミサカは戸惑います」オロオロ
垣根「うぉぉ」ゴロン ポスッ
19090「」
19090「.....え?」チラッ
垣根「」ゴロン
19090「」ボンッ
上条「19090号何赤くなってんだぁ~」ニヤニヤ
美琴「ホント凄く赤くなってるわよ~」ニヤニヤ
19090「」キゼツ
打ち止め「19090号?」オ~イ
一方通行「......コイツ気絶してンじゃねェか」
上条「......」チラッ
美琴「......」チラッ
上条・美琴「「......」」ニヤリ
ガサゴソ スッ
パシャッ
上条「」パシャ
美琴「」パシャ
上条「.....フ~、いいのが撮れたなぁ~」ニヤニヤ
美琴「そうね、あ!ねえねえ」
上条「ん?なんだ?」
上条「一方通行も撮らないか?」
一方通行「......くっだらねェ」ケッ
上条「ちぇ~、つれねえな~」
19090「」ハッ
19090「み、ミサカは一体、とミサカはキョロキョロします」キョロキョロ
美琴「19090号ひざ、ひざ」
19090「?.....膝?」チラッ
垣根「う、ぉぉ」ゴロン
19090「」ポクポク
19090「」チ~ン
19090「」ボンッ
美琴「あらあら、可愛いわねこの子」ニヤニヤ
上条「おいおい、その辺にしといてやれよ御坂」ニヤニヤ
一方通行「........コイツさっきから爆発しすぎなンじゃねェのか?あのカエル調整ミスってンじゃねェだろォな?」
打ち止め「もぉー!皆19090号をからかい過ぎたよってミサカはミサカは庇ってみたり」
上条「」ニヤニヤ
美琴「」ニヤニヤ
19090「」ミサカミサカミサカミサカミサカミサカ
一方通行「.......ハァ、くっだらねェ」
垣根「」ハッ
垣根「.......ここは」
19090「ど、どうかしましたか?とミサカは尋ねます」ノゾキ
垣根「うぉわ!?」ガバッ
19090「え?え?ひゃあ!?」ゴツ~ン
垣根「な、なんだよ、膝枕か」バクバク
19090「っ~!?め、目が覚めてよかったです、とミサカはう~、い、痛い」ヒリヒリ
垣根「.......他の連中は?」キョロキョロ
19090「さ、先に遊びに行きましたよ、とミサカは報告します」
垣根「そうか、つーかお前俺が起きるまでずっと待ってたのか?」
19090「は、はい///」カァァ
垣根「そうか......よし、一緒に回ろうぜ」
垣根「でさ、お前はどこ行きたいんだ?」スタスタ
19090「そ、その、ミサカは、あ、あれがいいです」ビシッ
垣根「.....なんだ?ありゃ?」
『学園都市最新超高速回転ブランコ』
キャーギャーウォーコンジョー
垣根「」
垣根「え?E?何?何なの、これ俺に対する嫌がらせか何かか?」ハハハ
19090「だ、ダメ、ですか、とミサカは上目遣いを行使します」ウルウル
垣根「うッ.....クソッ、分かった、分かったからその目やめやがれ」
19090「ホントですか!?やったー、とミサカはほら早く行きましょう」グイグイ
垣根「分かったから引っ張んじゃねえって」
19090「あ、す、すみません、ついはしゃいでしまって」
垣根「チッ、気にしてねぇから、ホラ、あれ乗るんだろうが行くぞ」スタスタ
19090「あっ、ま、待ってくださいよ」タタタ
~~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「」チ~ン
19090「だ、大丈夫ですか、とミサカは、はい、どうぞ、と水を渡します」スッ
垣根「な、なんでオマエは平気なんだ、よ」
19090「じ、実はミサカはああいう乗り物が好きなみたいです、とミサカは質問に答えます」
垣根「ま、まじかよ」
上条「」チ~ン
美琴「ねえ、なんでそんなに死にそうな顔してんのよアンタ」
上条「むしろピンピンなお前が不思議なくらいだよ」
美琴「何よあれくらいの乗り物、アンタはもっと危ない目に会ってるじゃない」ハァ
上条「そお言う問題じゃねえよ」
美琴「なによ、たかだかパイレーツ6回じゃない」ハァ
上条「それはたかだかなんてレベルじゃねえよ」
一方通行「......早く選ンでくれませンかねェクソガキ」イライラ
打ち止め「もぉーそうイライラばかりしてたら女の子にモテないいんだよってミサカはミサカは
う~んどれにしよっかな~」フンフフン♪
一方通行「............ハァ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「おい、今何時だ?」
19090「今はおそらく4時34分ぐらいのはずです、とミサカは報告します」
垣根「そうか、そろそろ帰る時間だな」
垣根「それじゃ、次で最後にするか」
19090「やはり最後と言えば観覧車ですよね、とミサカは暗にあれを最後に乗りたいと詰め寄ります」ズズイ
垣根「ま、最後はあれが定番だよな」
19090「では行きましょう」タタタタ
垣根「はぁ、はしゃぎ過ぎだっつうの」スタスタ
~~~~~~~~~~~
上条「そろそろいい時間になってきたな」
美琴「ええ、そうね......あの子上手くやってんのかしら」
19090「ほわぁ~、と、とても高いですよ、とミサカは興奮しています」
垣根「ま、俺はこれより高く飛べるけどな」フフン
19090「あ、あれお姉様達ですよ.......あ、手を振ってくれました」フリフリ
垣根「.........はしゃぎすぎだろ、オマエ」ハァ
19090「す、すみません、でも、その、初めてでつい」シュン
垣根「一々謝ってんじゃねえよめんどくせえ」
19090「すいまs「だからそれやめろっつてんだよ」.....はい」
垣根「お前そうやって何でもかんでも謝ってばかりだと舐められんぞ?」
19090「み、ミサカは、その、気が弱くて、つい謝罪の言葉が出てしまいます、とミサカは
自分でも困っている事を明かしてみます」
垣根「つーかさ、朝病院で聞きそびれた事があんだけどいいか?」
19090「み、ミサカに答えられることなら」オズオズ
垣根「俺が入院している間なんでキャラなんか作ってたんだ?」
19090「え、えと、それはですね、友好的に接してあなたに近付こうと思ったからです、とミサカは
は、恥ずかしい///」カァァ
垣根「フ~ン、ホントにそんな理由かあ?」ジト~
19090「は、はい、とミサカは目を逸らしながら答えます」
垣根「オイコラ、何目え逸らしてんだこっち向け」ガシッ(両手で顔掴む)
19090「え?え?///」ボンッ
垣根「おら、さっさとホントの事言えよ」
19090「そ、そそそ、その、みみ、みしゃかは、あな、あなたを元気づけようと、そのキャラ作り
してました、とみ、みしゃかはああああふにぁぁああああ///」ボンッ パリパリ
垣根「うぉ!?な、なんだ?.....電気?」
19090「う、うぅぅぅ///」プシュ~
垣根「はぁ、ま、ホントの事言った事だしもう聞きたいことはねえんだが、19090号何か聞きたいこと
とかねえか?」
19090「え?そ、そうですね、聞きたいこと」ウ~ン
19090(こ、ここで好きな人いますか?とか質問してもよろしいのでしょうか?とミサカは悩みます)ウ~ン
垣根(悩むような事なのか?これ)
19090(よ、よし、できる、ミサカならできる、とミサカな自分に言い聞かせます)パンパン
19090「そ、その、質問いいですか、とミサカは緊張しながら問いかけます」
垣根「おう(何に気合入れてんだ)」
19090「そ、その好きな人いますか、とミサカはしまったストレートに聞いてしまいました///」
垣根「あぁ?そうだな........うん、いねえ」キッパリ
19090「そ、そうですか、とミサカは少し落ち込みます」シュン
垣根(?なんでコイツ落ち込んでんだ?)
19090(し、しかし、いないとなると、ここで、こ、告白をすればどうなるのでしょうか?とミサカは
ドキドキします)ドキドキ
垣根「お、もうすぐ一番上だぞ」
19090「え!?本当ですか、とミサカは身を乗り出します」ガタッ
垣根「へ~、結構高えんじゃねえか?」チラッ
19090「ほわぁ~、こ、これが観覧車なるもののいい所ですか、とミサカは感動します」キラキラ
垣根(目をキラキラさせてやがる、そんなに楽しいのか)
垣根「........学園都市もこーいう風にみれば悪くはねえもんだ」フッ
19090「あ、見てくださいミサカがいる病院まで見えますよ」キャッキャッ
垣根「...........」
19090「?どうかしたのですか、とミサカは突然黙り込んだあなたを心配します」
垣根「いや、何でもねえよ(一瞬だがドキッとしちまった)」
19090「あ、あの」
垣根「あ?なんだ」
19090「もっとたくさん笑ってくださいね、とミサカはお願いします」ニパァ
垣根「」ドキッ
垣根(な、何だ?今のは、こいつの笑顔かわいす、いやいや違う俺は俺はああ)ウウウ
19090「?」コクビカシゲ
垣根「ぐはああああああああああああ!!!!!」バタッ
19090「え?ええええ!?だ、大丈夫ですか!?とミサカは突然の出来事にかなり混乱しています」ユサユサ
垣根「.......(決めた、こいつを俺の、もの、に.......)」ガクッ
美琴「じゃあ皆に連絡回しとく?」
上条「ん?そうだな......お?あれ垣根、なのか?」
美琴「え?」クルッ
垣根「」
19090「お、お姉様、彼が突然倒れて動かなくなりました、とミサカは助けを求めます」
上条「.........何があったんだ?」
美琴「さ、さあ?」
一方通行「オイガキ三下から連絡が来た、戻るぞ」カツカツ
打ち止め「は~いってミサカはミサカはちょっと待って早い、早いよ~」タタタタ
~~~~~~~~~~~~~~~~~
一方通行「で、何だァこの屍はァ?」
垣根「」
打ち止め「な、何だか幸せそうに気絶してるねってミサカはミサカは気味悪がってみる」ヒキッ
一方通行「オラ、さっさと起きろメルヘン野郎」ガツン(杖で殴る)
垣根「グフッ」ビクンッ
垣根「う、うぅぅぅ」バタッ
一方通行「...........」ニヤァ
打ち止め「うわぁ、悪そうな顔してるってミサカはミサカは垣根に同情してみたり」
一方通行「オラァァァ!!起きやがれアホメルヘン、テメェが起きねェと帰らねェンだよォォォォ!!!」ガツガツゲシゲシ
垣根「グフッゲハッな、なんdグハッ」バタン
一方通行「おォ、やっと起きたかていとくン」
垣根「て、テメェ一方通行、ふざけんなコラ」ヨロヨロ
一方通行「あァ?何言ってンだかなァ俺ァ起こしてやっただけなンですけどォ」カカカ
垣根「テンメェ、よほど愉快な死体になりてえとみえる」カチッバサァ
一方通行「あァ?やる気かァ、てェいとくゥゥン」カチッ
打ち止め「はぁ、もう、喧嘩はダメって言ったよね?ってミサカはミサカは微笑みかけてみたり」ニコリ
垣根「.........」カチッOFF
一方通行「チッ」カチッOFF
打ち止め「うん、よろしいってミサカはミサカは満足してみたり」
19090「だ、大丈夫ですか?とミサカは急いで駆け寄ります」タタタ
垣根「あ?おう、平気だ、だから心配すんなっつうの」ガシガシ
19090「わぷっ、だ、だったら良かったです、とミサカは素直に喜びます」ニコッ
垣根「ああ(やっべ、やっぱコイツの笑ってる顔いいわ)」フイ
上条(垣根の奴照れてんのか?)ヒソヒソ
美琴(さあ?照れてるんじゃないの?)ヒソヒソ
上条「じゃあ、そろそろ帰るか?」
一方通行「あァ、早く帰って寝てェ」
打ち止め「久しぶりに家に帰るねってミサカはミサカは結局黄泉川と芳川が来なかった事に残念がってみる」シュン
一方通行「たかが一週間じゃねェか、まァ、アイツらも忙しかったンだろォよ」
垣根「..................」
19090「?どうかしたのですか」
垣根「考えてみりゃ俺家ねえ」
19090「え?家が無いのですか?とミサカはもう一度聞き返します」
垣根「あぁ、暗部の時は隠れ家使って暮らしてたからな、今じゃもう解散してて使えねえだろうしな
どうすっかなー」ハァ
上条「なら、俺の寮来るか?」
垣根「え?まじで」
上条「おう、本気と書いてマジと読む」
垣根「あ、でも俺金持ってんじゃん、ホテル借りたらいっか」
上条「ずっとそんな所に泊まる訳にはいかないだろ、住むとこ見つかるまで内の寮にいろよ」
垣根「分かった、そうする」
上条「垣根の帰る場所も決めたしそろそろ帰りますか」
美琴「じゃあ、あたしこの子送っていk「いや、俺が行く」え?」
上条「え?」
一方通行「じゃァな帰ンぞ、クソガキ」
打ち止め「え?あ、うん皆またねってミサカはミサカはよく分からないまま帰路についてみる」タタタ
垣根「俺が19090号送るから上条、お前は第三位を送ってやれ」
上条「え?あ、うん」
垣根「じゃあ行くぞ......っと、おい上条これ、右手で触んなよ」スッ
上条「え?お、おう」
垣根「そんじゃ行くぞ」スタスタ
19090「は、はい、お姉様、上条さんでは、とミサカは一礼してからあの人の後を着いて行きましす」タタタ
上条「ま、いっか、じゃあ、送ってくか」
美琴「あ、ありがと」
垣根「なあ、19090号」スタスタ
19090「はい、なんでしょうか?とミサカは答えます」スタスタ
垣根「観覧車の中でお前が俺に聞いたこと覚えてるか?」スタスタ
19090「は、はい、恥ずかしいですが覚えています」スタスタ
垣根「その事なんだけどよ、俺やっぱいたわ、好きな奴」ピタッ
19090「え?」ピタッ
垣根「聞きたいか?」
19090「そ、それは(この人の好きな人.......ですか、とミサカは心が痛いです)」
垣根「どうなんだ?」
19090「..............」コクッ
垣根「そうか、じゃあ教えてやるよ」ニッ
19090(たとえ、たとえミサカでなくともこの人が幸せでさえあればミサカはそれで満足です)
「お前だ、19090号」
垣根「..........」
19090「........え?」
垣根「だからお前だよ」
19090「え?え?」オロオロ
垣根「.............」
19090「ほ、本当ですか?」オソルオソル
垣根「あぁ、ホント」
19090「み、ミサカでよろしいのですか?とミサカは泣きそうです」
垣根「あぁ、お前がいい、なあ19090号?」
19090「は、はい、とミサカは答えます」ドキドキ
垣根「...........俺の女にならねえか?」ニカッ
19090「み、ミサカでよろしければ、おお、お願いします///」ウツムキ カァァ
垣根「..............なあ」
19090「は、はい、とミサカは顔を上げれないまま返事をします///」
垣根「...........」スッ
垣根が19090号の顎をあげ
19090「あっ」
チュッ
垣根「これからよろしく頼むぜ、19090号」ニカッ
19090「........???」
19090「........」
19090「ふ、ふにゃあああああ///」ボンッ バタン
垣根「.........可愛い奴」フッ
続き:とある人物達の恋物語【後編】