勇者「しかし仲間の装備品の管理も勇者の務めです」
よろい「この鎧じゃないとダメなんです」
勇者「何故ですか?」
よろい「この鎧に執着があって憑いてる感じなので…」
勇者「では装備の変更はどうなるのですか?」
よろい「この鎧の上に装備するか、別の装備品に乗り移るかですね」
勇者「では、このみかわしの服などどうでしょう?」
よろい「それじゃあ、さまよう服になっちゃいますよ!無理ですね!」
勇者「そうですか。では仕方ありません」
さまようよろいとわかれますか?
はい
いいえ
よろい「ちょ、ちょっと勇者様!?」
さて、と…
元スレ
さまようよろい♀「このよろいを脱ぐなんてとんでもない!」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1310992401/
勇者「なんでしょう?」
よろい「私、逃がされちゃうと困るんですけど……」
勇者「何故ですか?」
よろい「一度勇者様の仲間になった魔物は、裏切り者として殺されちゃうので……」
勇者「なるほど。しかし、装備の変更ができないと私が困ります」
よろい「盾とか武器とかで何とかしますから!」
勇者「それでは魔王に対抗出来ません」
よろい「レベルも一杯上げますから!!」
勇者「やはり頼りなく思います」
よろい「そんなぁ……」
さまようよろいは かなしそうに かたをおとしている……
勇者「ところで、一つ質問があるのですが」
よろい「はい?」
勇者「見たところ、何もそうびしていない状態でその姿ですが」
よろい「そうですね。この鎧姿が私なので」
勇者「では、今の姿は、全裸という事ですか?」
よろい「……」
勇者「……」
よろい「ええええーーーーーっ!?」
さまようよろいは とまどっている!
勇者「違うのですか?」
よろい「ち、違わないですけど、違います!」
勇者「どっちなんですか?」
よろい「確かに何も身に着けてませんけど、ほら!私、鎧ですし!」
勇者「鎧姿が全裸の姿なんですよね?」
よろい「いえ、その、なんというか……」
勇者「鎧が貴方の体であれば、鎧の中はどうなっているのでしょう?」
よろい「鎧の…なか?」
勇者「はい。非常に興味が沸いて来ました」
よろい「えっと…はい?な、何を……」
勇者「失礼します」
ゆうしゃは さまようよろいのなかを のぞきこんだ!
よろい「…あ」
よろい「きゃあああああーーーーっっ!!」
さまようよろいは なかまをよんだ!
ホイミスライムAがあらわれた!
ホイミ「どうしたキャシー!?」
よろい「ゆ、ゆ、ゆゆゆ勇者様のエッチーーーーー!!!」
さまようよろいの こうげき!
つうこんの いちげき!
勇者「ぐはあっ!!」
ゆうしゃは ふっとばされた!
ホイミ「!?」
ゆうしゃは ホイミスライムに げきとつした!
ゆうしゃは ホイミスライムに200のダメージをあたえた!
ホイミ「ぬわーーーーーーーーーーっ!!!」
よろい「ホ、ホイミンさん!!?」
ホイミスライムは しんでしまった……
勇者「いたた…何をするんですか」
よろい「ホイミンさん!?ホイミンさああん!!」
へんじがない ただのしかばねのようだ…
勇者「……ホイミン?おや?」
勇者「なんという事でしょう…私の下敷きになって死んでしまうなんて…」
よろい「ああ、ホイミンさん…ホイミンさん…!」
さまようよろいは なかまをよんだ!
しかしだれもこなかった…
勇者「偶然とはいえ、ホイミンを殺してしまうなんて、酷い人ですね」
よろい「あ、そ、そんな、私は…!」
さまようよろいは ぼうぜんとたちつくしている!
よろい「どうしよう…私…私…!」
勇者「落ち着いて下さい。助ける方法はあります」
よろい「えっ!?本当ですか!?」
勇者「はい」
よろい「教えてください!お願いします!何でもしますから!!」
勇者「いいでしょう。まず一つ目ですが…街まで行って、教会に頼む方法です」
よろい「街ですか…かなり遠いですね」
勇者「はい。長い旅になりますが、街に着けば確実です」
勇者「しかし、今の備えでは、たどり着く前に全滅するでしょう」
よろい「……」
勇者「つまり、一つ目の方法は無謀という事です」
よろい「では、もう一つの方法は…?」
勇者「私のザオラルです」
よろい「ザオラル!?勇者様はザオラルが使えるんですか!?」
勇者「もちろんです」
よろい「お、お願いします!ザオラル…ザオラルを!」
さまようよろいは ひっしにたのみこんでいる!
勇者「ですが、ザオラルは魔力を大量に消費する難しい呪文です」
よろい「……なんでもします!だから、勇者様!」
勇者「何でも、ですか?」
よろい「はい!私に出来る事なら何でも!!」
勇者「そうですか。それなら、ザオラルを使ってみましょう」
よろい「本当ですか!?」
勇者「確実に生き返る訳ではありませんが…」
よろい「それでも…それでも、お願いします!!」
勇者「……わかりました」
よろい「あ……!ありがとうございます!」
さまようよろいは よろこんでいる!
勇者「ではまず、これを」
ゆうしゃは あぶないみずぎを 手渡した
よろい「…え?」
勇者「なんでもすると言いましたよね?」
よろい「…は、はい。でも、これは…?」
勇者「装備をそれに変えてください」
よろい「ええっ!?」
さまようよろいは とまどっている!
勇者「何でもすると言ったでしょう?」
よろい「確かに、そう言いましたけど……でも、これは」
勇者「では、ザオラルはやめましょう」
よろい「そ、そんな!!勇者様!!」
勇者「大丈夫、街まで行けばホイミンさんを生き返せますよ」
よろい「!?」
勇者「まあ、魔物だけで街に入れるかどうか、分からないですが」
よろい「……う、うう……」
勇者「さあ、どうしますか?」
よろい「分かりました……着替えます」
勇者「そうですか。お互いの為にその方がいいですね」
勇者「さて、それじゃあ、拝見と行きましょうか……」
勇者「『さまよう水着』を、な」
よろい「う、うぅ……」
さまようよろい
>そうび
>あぶないみずぎ
さまようよろいは さまようみずぎになった!
ぐそく こて かぶとはそのままのようだ…
みずぎは まるでだれかがきているようにみえる…
みずぎ「こ、これでいいですか……?」
勇者「ほう……なるほどな」
勇者「装備のカバーできない部分はそのままか」
よろい「……私の体の一部のようなものですから……」
勇者「ではこの使わない鎧は、私が預かっておこう」
ゆうしゃは よろいを ふくろにいれた
みずぎ「……約束は守りました!早くホイミンさんを!」
勇者「まだだ」
みずぎ「えっ!?」
勇者「まずは、と言ったはずだ。本番はこれからだ」
みずぎ「そんな……っ!」
ゆうしゃは ニヤニヤとわらっている!
勇者「…それにしても、その兜は良くない」
みずぎ「……」
勇者「そうだな……たしか袋の中に……」
ゆうしゃは ふくろから うさみみバンドをとりだした!
ゆうしゃは ふくろから インテリめがねをとりだした!
みずぎ「それは……?」
勇者「ん?コレを装備するに決まってるだろう」
ゆうしゃは うさみみバンドを手渡した!
ゆうしゃは インテリめがねを手渡した!
みずぎ「……」
勇者「どうした?すまんが手持ちがこれしか無くてな」
みずぎ「こんな……こんな格好を……どうして」
勇者「嫌ならいい。さっさと街に行くんだな」
みずぎ「うっ…」
さまようみずぎ
>そうび
Eあぶないみずぎ
Eうさみみバンド
Eインテリめがね
みずぎ「……こ、これで満足ですよね……?」
勇者「ふむ。あぶない水着がセクシーさを、うさみみバンドが可愛らしさを」
勇者「インテリめがねが知的さを、そして篭手と具足がそれぞれに相反する強さを」
勇者「これは新しいジャンルだな」
ゆうしゃは まんぞくそうにわらっている……
みずぎ「言うとおりにしました!ザオラルを……お願いします!」
勇者「いいだろう。約束は守ってやる」
ゆうしゃは ザオラルをとなえた!
しかし ホイミンは生き返らなかった……
勇者「……駄目か」
みずぎ「そんな!?」
みずぎ「勇者様!もう一回……もう一回お願いします!」
勇者「ザオラルは難しい呪文だと言っただろう」
みずぎ「分かっています…!それでも……」
勇者「それに今ので、かなり魔力を消耗してしまった」
みずぎ「それじゃあホイミンさんは……」
さまようみずぎは いまにもなきだしそうだ……
勇者「まあ、魔力を幾分か回復すれば大丈夫だろう」
みずぎ「で、でも、まほうのせいすいもありませんし……」
勇者「何を言ってるんだ?」
みずぎ「え?」
勇者「お前が回復させればいいだろう」
みずぎ「……私が?」
勇者「そうだ」
みずぎ「で、でも……どうやって……?」
勇者「魔力の回復方法を知らないのか?」
みずぎ「は、はい……」
勇者「では教えてやろう」
ゆうしゃの ゆうしゃが あらわれた!!
みずぎ「っっっ!?」
勇者「この俺のゆうしゃをレベルアップさせるんだよ」
みずぎ「そ、それって……フェ……」
勇者「くくく…なんだ、知ってるんじゃないか」
みずぎ「あ……」
勇者「ホイミンに仕込まれたか?」
みずぎ「!?」
勇者「ホイミンも大人しそうな顔して、やるもんだな」
みずぎ「もしかして…私達の関係を……?」
勇者「勿論知ってるとも。モンスター爺さんから、詳しく聞いてるぞ」
みずぎ「えっ!?お爺さんが!?」
さまようみずぎは おどろきをかくせないでいる!
勇者「ほら、どうした?さっさと俺の魔力を回復しろ」
みずぎ「で、出来ません、そんな事……!」
勇者「それなら仕方ない」
さまようみずぎとわかれますか?
はい
いいえ
みずぎ「あっ!!」
勇者「裏切り者として、ここでホイミンと共に死ねばいい」
みずぎ「…う、うぅ…そんな…」
勇者「さあ、どうする?」
勇者「二匹とも死ぬか、魔力を回復してホイミンを助けるか」
勇者「どっちだ、選べ」
みずぎ「……さい」
勇者「ん?はっきり言ってみろ」
みずぎ「…めんなさい…」
みずぎ「ごめんなさい、ホイミンさん……でも、こうするしか……」
勇者「おっと、ホイミンを見捨てるか?それもいいだろうな」
みずぎ「違います……やりますから」
勇者「やる?何をだ?」
みずぎ「その、魔力の回復…やりますから!」
勇者「魔力の回復?どういった行為をするのか、詳しく言ってみろ」
みずぎ「勇者様のゆうしゃをフェラチオしますから!!だから!!」
みずぎ「ホイミンさんを助けてください…っ!お願いします!!」
勇者「そこまで言うなら、協力しようか」
みずぎ「……っ」
勇者「では早速、始めろ」
みずぎ「はい……」
勇者「装備以外の姿が見えない奴のフェラ、か。興味深い」
さまようみずぎは ゆうしゃのゆうしゃをやさしく ゆびさきでさわった!
さまようみずぎのこては インテリめがねのまえで ぜんごにゆっくりうごき
それにあわせて ゆうしゃのゆうしゃはピクピクとはんのうしている!!
みずぎ「うっ……ホイミンさん、ごめんなさい…ごめんなさい……」
勇者「固い鉄の篭手なのに、随分ソフトに出来るじゃないか」
勇者「相当慣れているようだな」
みずぎ「そ、そんな事!」
さまようみずぎは ゆうしゃのゆうしゃをつよくつかんだ!!
勇者「ぐあっ!このビッチが!!」
ゆうしゃのこうげき!
みずぎ「あうっ!!」
勇者「お前、自分の立場が分かってるのか!?」
ゆうしゃは ばくれつけんをはなった!
みずぎ「あっ!ぐっ!うぅっっ!!」
勇者「ほら!どうするかちゃんと言え!!どうしたいんだ!!」
みずぎ「や、やさしく、やさしくしますぅっ!!」
勇者「そうだ!!もう手はいい!さっさと咥えろっ!!」
みずぎ「あぐっ!く、咥えますからっ!やめてぐだざいっっ!!」
勇者「はぁ、はぁ…よし、もう一度だ」
ゆうしゃは ホイミをとなえた!
さまようみずぎのきずが かいふくした!
みずぎ「…はい…うっ…」
さまようみずぎは ゆうしゃのゆうしゃを うるおした!
勇者「ほう、姿は見えなくても、口、涎というものは存在するようだな」
勇者「全く、不気味な存在だな、魔物というのは」
みずぎ「……」
さまようみずぎは ゆうしゃをにらみつけた!
しかし すがたがみえないため こうかはなかった!
勇者「どうした?さっさと続けろ」
みずぎ「……」
さまようみずぎは みえないくちに ゆうしゃのゆうしゃをくわえた!
勇者「お、なるほど、口の中の感触もあるのか」
勇者「霊も人の体に触れる事もあるというし、納得できるな」
みずぎ「むっ……んむっ……」
あたりに ぬれたおとがなりはじめた!
そのおとは ふていきなリズムをきざんでいる!
勇者「はっはっは!これは凄い!やはり慣れているな!」
みずぎ「ふぐっ…!んっ!…」
ゆうしゃは うさみみバンドのみみのあいだに てをおき
みずからにおしつけるように うごかしはじめた!
そのうごきにあわせて ぬれたおとは
よりおおきなおととなって あたりにひびいている!
みずぎ「んんむっっ!?ぐっ!んぅぅっ!!」
おとのリズムは どんどんはやまり
さまようみずぎのうめきごえは くるしみをおびていく!
勇者「くっ…!いいぞ!もっと喉まで咥えろ!」
みずぎ「んむぅっ!?んんぅぅぅ!!ふんっ!んーーーー!!」
ゆうしゃは すばやくてをうごかしている!
ゆうしゃのゆうしゃはすでに おおきくひだいしていたが
のどにぶつかるたびに さらにそのおおきさをましていく……
勇者「はぁ!はぁ!よし!いくぞ!」
みずぎ「むっ!ぐっ!んっ!んぅ!んんんんーっ!むー!」
勇者「ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!…うっ…アッ…っ!!イくぞっ!!」
みずぎ「んんんんーーーーっっっ!!ぶはぁっっ!!」
ゆうしゃはかけごえとどうじに うさみみバンドをからだからひきはなすと
インテリめがねにむかって しろいえきたいをはなった!
ゆうしゃのゆうしゃは すうかいビクビクとけいれんすると
やくめをおえたように ぐったりとした……
みずぎ「あ……うっ…うぅ……」
勇者「ハァ……ハァ……中々良かったぞ」
みずぎ「うっ……うえぇ……」
さまようみずぎは なきだしてしまった!
勇者「おい泣くな、これだから♀は……」
みずぎ「こ、これで……グスッもう…いい…ですか?」
勇者「そうだな。魔力も回復したような気もするし、ザオラル唱えるか」
みずぎ「あっ!!ちょ、と、グスッ待って下さい!」
勇者「何だ」
みずぎ「私の鎧と兜…返してください…!」
勇者「何故だ?そのままの方がいいと思うが?」
みずぎ「こんな格好で、ホイミンさんに会えません……」
勇者「彼氏にバレたくないって事か。まあいいだろう」
勇者「ホイミンに恨みを持たれても困るからな」
ゆうしゃは さまようみずぎに よろいとかぶとをかえした!
みずぎ「あ、ありがとうございます…」
勇者「意外か?俺だって優しさくらいは持ち合わせている」
さまようみずぎは じまえのよろいをきて さまようよろいになった!
勇者「…さて、気を取り直して」
勇者「おお、わが主よ!全知全能の神よ!」
勇者「忠実なる神のしもべ、ホイミンのみたまを今ここに呼び戻したまえ!」
勇者「ザオラル!!」
ゆうしゃは ザオラルをとなえた!
なんと!ホイミンがいきかえった!!
ホイミン「…あ、あれ……?僕は一体…?」
よろい「ホイミンさん!!」
ホイミン「ん?ああ、キャシー……僕を呼んだかい?」
よろい「呼んだわよ!ずっと、呼んでたんだから!!!」
さまようよろいは ホイミンにだきついた!
ホイミン「う、うわっ!なんだいキャシー!」
よろい「もう、バカ!バカ!!」
ホイミン「いたっ!痛いよ、キャシー!」
勇者「よかったですね」
よろい「はいっ!あっ……よかった、です」
ホイミン「ん?どうしたんだいキャシー?元気が無いみたいだけど……」
よろい「えっ!?な、何でもないの!何でも……」
ホイミン「え、でも」
よろい「何でも無いったら!」
ホイミン「そ、そうかい?」
よろい「そうそう!……それで、勇者様」
勇者「はい、なんでしょう?」
よろい「私達、ここで勇者様と別れさせていただきますので!」
ホイミン「えっ!!何を言ってるんだいキャシー!?」
よろい「理由は、分かってますよね!?」
勇者「……仕方ありませんね、いいでしょう」
よろい「本当に、貴方の仲間になった事を後悔してます」
ホイミン「いいのかい、キャシー?裏切り者として殺されちゃうよ?」
よろい「いいの。その方が何倍も……」
勇者「でもその前に」
ホイミン
さくせん
>めいれいさせろ
よろい「なっ、何を……」
勇者「ホイミン、さまようよろいを攻撃しろ」
よろい「っ!?」
ホイミン「はい……」
よろい「ホイミンさん!?」
ホイミンのこうげき!
さまようよろいに 1のダメージ!
よろい「やめて、ホイミンさん!そんな奴の命令なんて聞かないで!!」
勇者「続けて攻撃だ」
ホイミン「はい……」
よろい「ホイミンさん!!」
ホイミンのこうげき!
さまようよろいに 1のダメージ!
よろい「どうして!?噛み付いてくるなんて、貴方らしくも……」
さまようよろいは からだがしびれて うごけなくなった!
よろい「…え……?」
よろい「ホイ……ミン……さん?」
勇者「よくやった、ホイミン。まじゅうのキバは役に立つな」
ホイミン「……うぅ、ごめんよ、キャシー……」
よろい「どうして……?」
ホイミン「僕は……どうしても人間になりたいんだ……」
よろい「っ!?」
勇者「はっはっは!恋人に見捨てられたな」
よろい「そんな……ホイ、ミンさ……」
さまようよろいは からだがしびれて うごけない!
勇者「さて、そうだな。それじゃあ……」
勇者「まずは、さっきの装備に戻すか」
よろい「!?」
さまようよろい
>そうび
Eあぶないみずぎ
Eうさみみバンド
Eインテリめがね
勇者「うむ、やっぱりこれが一番いいな」
よろい「こ、の……」
勇者「では、ホイミン、お前の出番だ」
ホイミン「……」
勇者「こいつを辱めてやれ。どうぐは自由に使っていいぞ」
ホイミン「……はい」
みずぎ「…や、めて…ぇ……」
さまようみずぎは からだがしびれて うごけない!
ホイミンは ふくろから ローションをとりだした!
ホイミン「ごめんよ、キャシー……」
ホイミンは ローションを さまようみずぎにつかった!
ぬるぬるとしたえきたいは ひかりをまげ
さまようみずぎの みえないからだをかたちづくった!
勇者「ほう…こうやって見るとなかなかいい体をしてるじゃないか」
みずぎ「…だめぇ……みないで……」
勇者「こんな体を持ちながら見えないなんて、勿体無いな」
勇者「よし、続けろ」
ホイミン「はい…」
ホイミンはむすうのしょくしゅを さまようみずぎにのばした!
ローションにより すべりをました とうめいなからだは
しょくしゅによって くまなくなでられてゆく!
みずぎ「あっ……うぅ……」
さまようみずぎは からだがしびれて うごけない!
ホイミン「……ごめん、ごめんよ…!」
ホイミンはうっすらなみだをうかべながら
さまようみずぎのからだを たんねんにあいぶしていく!
みずぎ「ひ…やぁっ……あっ……」
ホイミンの なれたしょくしゅさばきは
さまようみずぎの せいかんたいを てきかくにしげきしていく!
なんねんもあいしあった にひきだからこそ なせるわざだ!
勇者「さすがホイミスライムだな。伊達に触手を進化させていない」
ホイミン「……」
勇者「こいつも、マヒしているくせに、しっかり感じているようだ」
よくみると みずぎには ローションのものとはべつに
うっすらと ぬれもようがはいっている!
勇者「どうやら、ここをもっと責めてもらいたいようだぞ」
ホイミン「分かりました…」
みずぎ「っ……!?や、だ……ホイミン……さん」
ホイミンは しょくしゅを さまようみずぎのかはんしんにのばした!
みずぎ「っは…っ…んんっ……ーーーっはぁ…!」
勇者「おやおや、さっきより濡れて来たんじゃないか?」
みずぎ「んっ…んーっ……」
勇者「おっと、しびれているうちに、これをしておくべきだな」
ゆうしゃは ルカニをとなえた!
さまようみずぎの ぼうぎょりょくが さがった!
みずぎ「はぁっ……な……に……?」
勇者「何だろうな?分かるまで唱えてやるぞ」
ゆうしゃは ルカニをとなえた!
さまようみずぎの ぼうぎょりょくが さがった!
みずぎ「……はっ……あぁ……!?」
さまようみずぎは からだがしびれて うごけない!
勇者「ああ、そうだ、ホイミン。触手一本、こっちに伸ばせ」
ホイミン「はい……」
ゆうしゃは ホイミンに ほしふるうでわをてわたした!
ホイミン「これは……?」
勇者「それを装備して、存分にやるといい」
ホイミンは ほしふるうでわをそうびした!
ホイミン「!?」
勇者「それ使えば、みんげいひんなんて目じゃないだろ」
ホイミン「うっ……なんて事だろう……」
勇者「さて、そろそろいいか」
みずぎ「……あ、あ、……あぁ……ん……」
さまようみずぎは くるしそうに いきをしている!
勇者「よし、ホイミン」
ホイミン「……はい」
勇者「触手の先端を小刻みに動かせ。あとは分かってるだろう?」
ホイミン「……はい……分かってます」
ホイミンは しょくしゅをこきざみにふるわせて
さまようみずぎに おしあてた!!
みずぎ「んっ……ああっ……ホイミン…さん…やめ……」
ホイミン「……」
勇者「よし、それじゃあ、こいつも可哀想だし」
勇者「マヒを治してやるか」
みずぎ「あっ……ま…さか……!?」
ゆうしゃは キラリクをとなえた!
さまようみずぎのからだから しびれがとれた!
みずぎ「ひゃあっ!!!?うああっ!!ああああーーーーっっ!!!」
みずぎ「ホイミンさん!ダメっ、や、めっ、ああああっっっ!!」
ホイミン「ごめん…ごめんよ…!」
みずぎ「ああーーっっんああーーーっっ!!!」
みずぎ「はぁあっ、はあっ、ん、ん、んっうぅーーあーー!!」
みずぎ「たぁっ、あっ!すけぇ、てぇえ、んああーーー」
さまようみずぎは たすけをよんだ!
しかしだれもこなかった!
勇者「はっはっは!こりゃすごいな!もっと面白くしてやろう!」
ゆうしゃは マヌーサをとなえた!
さまようみずぎは まぼろしにつつまれた!
みずぎ「ひゃあっ!!なに!?なんなのぉぉ!?あううっああっ!」
みずぎ「ホイミンさん!ホイミンさん!どこなの!!こわいよ!!」
みずぎ「はぁっ、はああああっっ、あああああああああっっ!!」
さまようみずぎは まぼろしにつつまれている!
しかし そのあいだもからだは かいかんにむしばまれ
いまにも いしきをうしなってしまいそうだ!!
みずぎ「んあああっ、うぅっ、ふああっ、あああっ!!」
みずぎ「ああっっ!!ダメっダメっ!!これ以上は…っうあああっ!!」
さまようみずぎは イきそうだ!
勇者「まだまだ、終わってもらっちゃ困るんだよ」
みずぎ「っっ!?」
さまようみずぎの マヌーサのこうかが きえた!
勇者「これを収めてもらわないと、な!」
ゆうしゃは こしをふかくおとし いっきについた!
みずぎ「っあああああああああああああーーーーっっ!!」
さまようみずぎは きぜつした!
勇者「おっと、気絶したか」
しかし ゆうしゃは やすまずつきつづけている!
ホイミン「お願いします…勇者様、もうやめて下さい…!」
勇者「ここまでやって、やめられないだろ?」
ホイミン「僕は、貴方の命令には逆らえない……だから、こうしてお願いするしかない」
勇者「……人間になりたいんだろ?だったら黙って見てろ」
ホイミン「アンタは…本当に勇者なのか!?」
勇者「…さあな、親父が英雄ってだけだ。つまり、勇者ってのは血なんだ」
勇者「血さえあれば、そいつは勇者だ。たまたま俺にその血が流れてるだけなんだよ」
勇者「なりたくてなった訳でもない……」
勇者「だから俺はやりたい事をする。それだけだ!」
ホイミン「これが、あなたののやりたい事なのか……?」
勇者「ああ、そうだ!文句があるか!?」
ホイミン「狂ってる……」
勇者「魔物が何言ってんだよ!そら、お前の愛しいキャシーのお目覚めだっ!」
さまようみずぎは めをさました!
みずぎ「……んっ、んっ…あ……っ!?きゃああーーー!!いやあああーーー!!」
ホイミン「キャシー!!」
勇者「おらっ!もっと叫べ!わめけよ!俺を楽しませろ!!」
みずぎ「いやああっ!!ホイミンさん!ホイミンさあああん!!たすけて……っ!!」
ホイミン「キャシー!!キャシーーー!!」
勇者「はっはっはっはっは!!!ほら!!俺は狂ってるか!?なあおい!!」
???の こうげき!
勇者「がっ…な、何だ…?」
ゆうしゃは からだがしびれて うごけなくなった!
勇者「お、お前……何故……」
ホイミン「……キミは誰?僕は、誰なんだ?」
ホイミスライムは ゆうわくのけんをにぎりしめている!
勇者「なる…ほどな…。自分を混乱させて……」
ホイミン「……なーんか、お前、ムカつく」
ホイミン「しんじゃえ」
ホイミスライムの こうげき!
ゆうしゃは からだがしびれて うごけない!
ホイミスライムの こうげき!
ゆうしゃは からだがしびれて うごけない!
ホイミスライムの こうげき!
ゆうしゃは からだがしびれて うごけない!
ホイミスライムの……
……
…
ホイミンの こんらんが とけた!
ホイミン「はぁ…はぁ……」
ホイミン「……勇者様」
へんじがない ただのしかばねのようだ
ホイミン「終わった、全部……」
ホイミン「……そうだ、キャシー!」
へんじがない ただのしかばねのようだ
ホイミン「……あ、ああ」
ホイミン「僕は、僕は……」
ホイミン「うわあああああああああああああああああああああああ」
恋人を助ける為にとった行動は、結果、恋人を失う事になってしまった
世界は、理不尽だ
何も思い通りになど、なりはしない
そう考えた時、勇者の言葉を思い出した
『俺はやりたい事をする。それだけだ!』
そうか、勇者ならば、やりたい事を出来るんだ
何でも思い通りに出来るんだ
どうせ人間になるなら、僕は勇者になろう
そして世界を僕の思い通りにしよう
ホイミンは、さまようよろいをもう一度しっかりと見つめた
様々な思い出がよみがえる
しかし、その日々はもう帰ってこない
さまようよろいの左手をとる
ホイミンは、仕舞い込んでいたいのりのゆびわを取り出すと
彼女の薬指に、そっとはめた
そうしてホイミンはその場を後にした
人間にならなくては
勇者にならなくては……
1ヶ月後、声に導かれるように入った井戸の底で、ホイミンは彼と出会う
精悍な顔立ち、威厳すら感じる髭、センスのよさを伺わせる桃色の鎧……
そして、更なる旅が始まるのだが……
それはまた、別のお話……
──────
村女「……おしまいっと!」
村女「今回も…中々の出来だわ」
村女「既に3冊……いつか陽の目を見るときが来るのかな…?」
ガチャ
勇者「こんにちは、村女さん」
村女「ぎゃあーーーーーっっっ!!!」
村女は さっとげんこうを服の中にかくした!
勇者「おや、今何か隠しましたね?」
村女「な、なんでもないです!気にしないで下さい!!」
勇者「いえ、気になります。何故なら」
村女「勇者だからって言いたいんですよね!?駄目です!!」
勇者「…もしかして、病気ですか?」
村女「違います!!」
勇者「とにかく、診てあげましょう。その服を脱いでください」
村女「!?」
村女「この服を脱ぐなんてとんでもない!」
-おわり-
88 : 以下、名... - 2011/07/18(月) 23:30:39.90 lqI+VYI20 44/44お疲れ様でした
このSSは、実在のゲーム、団体、桃色の鎧の戦士とは
一切関係ありませんのであしからず