不良1「んだようっぜーな…行こうぜ」
不良2「おう」
女教師「…はぁ」
男教師「(あの人綺麗だな…)」
女教師「何か用ですか?」
男教師「あ、いや…なんでも(眼鏡っ娘…いい!)」
女教師「では、授業があるので」
男教師「はい…頑張ってください!」
女教師「え、あ…はい」
男教師「(かわいい…あ、つまづいた!…何事も無かったかのようにスルーした!かっけえ!かわええ!)」
元スレ
女教師「そこは通行の邪魔、どきなさい」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309614875/
・
・
・
その日の夕方
女教師「どういう意味?」
生徒「そ、そのままの意味です!」
女教師「あなたは生徒なのよ?なのにそれは…」
生徒「わかってます!でも先生のことが好きなんです!これだけ伝えたかったんです!さようなら!」
女教師「え、待って!…なんなのよ」
女教師「…」
男教師「(今…告白されてた?)」
・
・
・
男教師「告白…ですか?」
女教師「にゃっ!?」
女教師「…はい、悪い気はしないんですけどね、正直困ります」
男教師「よくあるんですか?」
女教師「ええ…まあ」
男教師「あの!僕も好きです!一目惚れしました!
女教師「なっ!?」
男教師「付き合ってください!」
女教師「えっと…」
男教師「あ、忘れてください!」
女教師「ふふ」
男教師「なっ…あ!今笑いましたね!かわいいです!」
女教師「えっ…すいません」
男教師「なんで謝るの!」
女教師「いや…特に、意味は」
男教師「あれ?目が泳いでますねー?」
女教師「いやこれはその別に」
男教師「かわええ…」
女教師「うるさいです」
・
・
・
その夜 女教師宅
女教師「なんで私なんかが…」
女教師「可愛げがないし、無表情で…」
女教師「…どうして?」
女教師「…でも、あの人…嫌いじゃない…わ」
・
・
・
次の日 学校
男教師「おはようございます!」
女教師「お、おお、おはようございます」
男教師「あれっ!?」
女教師「え、ええ?」
男教師「顔が赤いです!熱でもあるんですか!?大丈夫ですか!?あなたがそんなんだと僕が授業に集中できないわけでそれは非常にマズいですよ!しかs」
女教師「だ、だだだ大丈夫です!」
男教師「大丈夫じゃないでしょう!保健室!そうだ、保健室に!僕がお姫様だっこで!」
女教師「いやでも授業あるし…というか大丈夫です!」
男教師「あっ!!!動揺ですね!!!目が泳いでます!」
女教師「へっ!?おお、おお泳いでません!」
男教師「いや、動揺してます!隠し事ですか?それとm」
女教師「ほら、チャイム鳴ったんで!では」
男教師「あっ、待って!」
男教師「…行っちゃった(かわいかったわ相変わらず…絶対あれ動揺してんだろ…ハンカチであおいでるわ…暑いもんな…あっ、顔にベシッってなった!かわええ!)」
・
・
・
学校からの帰り道
男教師「えーなんでー」
女教師「なんでもです!私、職場では恋愛しないことにしてるんです!」
男教師「誰も恋愛しろなんて言ってないじゃないですかー家に来ませんか?しかまだ言ってませんよー?」
女教師「あっ」
男教師「もうかわいいなーずるいよー」
女教師「にゃんで!」
男教師「噛んだ」
女教師「きゃんでない!」
男教師「噛みまくりですねー」
女教師「うるさい!」
・
・
・
男教師宅
男教師「はい、どうぞー」
女教師「お邪魔します…」
男教師「はーい(いつもスーツだから私服初めてみたが…かわええ…ワンピースだよ…なんだこれかわええ…花柄だよ…)」
女教師「…(こんなの似合うわけないよ…絶対引いてるよ…私が、花柄なんて)」
男教師「ああもう我慢出来ない!」
女教師「ひっ!」
男教師「かわいい!かわいいよおおおおおおお」
女教師「え、え?」
男教師「すごい!もうすごい!かわいい!きゃわゆい!この世にこんなにかわいらしい女性がいるだろうか!おらんわボケェ!」
女教師「うう…」
男教師「もうね、かわいいんd」
女教師「お世辞ですね?」
男教師「この興奮がお世辞に見えますか!?」
女教師「だって私なんか…」
女教師「可愛げないし、冷たいし、ミスもよくするし…未熟だし…」
女教師「ぐすっ…」
男教師「えっ…えっ?」
男教師「いや…いやいや、泣くな!泣かないで!僕の理性が!」
女教師「ご、ごめんなさい…私帰ったほうが」
男教師「そ、そんな!帰るな!」ギュッ
女教師「ふぇっ!?」
男教師「好きです、本当に」
女教師「えっと…」
男教師「一目惚れです、完全に」
男教師「ミスするのも、ちょっと泣き虫なのも、全部大好きです…言ったじゃないですか」
男教師「何があなたにあっても全力で僕なりに守りますから!付き合ってください!」
女教師「うっ…うぅ」
男教師「泣いた顔も可愛い…でもやっぱりあの笑顔が見たいです、笑って」
女教師「ふふっ…ありがとう」
男教師「…うん(おい息子ふざけんな)」
女教師「…ありがとう」
・
・
・
次の日 学校
女教師「おはようございます」
男教師「あ、おはようございます」
女教師「昨日はありがとうございました」
男教師「いえいえこちらこそごちそうさまでした」
女教師「え?」
男教師「あ、いや、なんでも」
女教師「あの…」
男教師「はい!」
女教師「今日…空いて、ますか?」
男教師「きょ、きょきょ今日ですか!?空いてますよ!というか空いてなくても空けますよ!」
女教師「ありがとう…あの、その…えっと、私の家に来ませんか?」
男教師「ひょえっ!?」
女教師「嫌、ですか?い、嫌ならいいんです!」
男教師「そんなことありますか!行きますよ!うわー、楽しみだなー!」
女教師「(ああ、よかった…昨日練習したかいがあったわ…)じゃ、じゃあ、今日の夕方6:30に、駅前の公園で」
男教師「はい!」
女教師「うふふっ」
・
・
・
待ち合わせ場所の公園
女教師「…まだかな」
女教師「って言ってもまだ15分前だけど…」
女教師「…早く来すぎたわね…」
男教師「ごめん!待った?」
女教師「はうっ!いや、全然待ってません!」
男教師「そ、そうですか、よかった」
女教師「あの、買い物をしてからでもいいでしょうか」
男教師「いいですよ!(今日はハートのイヤリングがポイントだな…かわいい!あと…バルーンスカートがかわいい!)」
女教師「(今日はこの間買ってみたイヤリング付けてみたけど…大丈夫かな?)」
女教師「あ、先にスーパー寄ってもいいですか?」
男教師「いいですよ!」
女教師「ありがとう」
・
・
・
スーパー
男教師「この材料は…なんだろう」
女教師「あっ、今日はオムライスにしようと思って…食べていってください」
男教師「あ、オムライスか!じゃあお言葉に甘えてご馳走になります!楽しみだなーっ!」
女教師「あまり期待はしないでください…」
男教師「あ、あの」
女教師「はい?」
男教師「そろそろ敬語やめませんか?」
女教師「け、敬語?」
男教師「そう、敬語」
女教師「…うん」
男教師「なんか…一気に距離が縮まった気がする!」
女教師「ふふ、そうね」
男教師「(やっぱり笑顔が似合うよ…かわいい)」
・
・
・
女教師宅
女教師「いらっしゃいませー」
男教師「お邪魔しまーす」
男教師「(おお…いい匂いがする…)」
男教師「かわいらしいお部屋だー」
女教師「そんなにジロジロみないでよ恥ずかしいから」
男教師「いやー、ここでいつも生活してるのかと思うとなんだか不思議な気分だね」
女教師「そうかしら…あ、お茶入れてくるわね」
男教師「あ、手伝うよ!」
女教師「いいわよ、座ってて?」
男教師「うん…」
男教師「一人だとドキドキが止まらないぜ…」
男教師「最後まで持つかな…俺の理性…」
男教師「うむ…」
女教師「はい、お茶ね」
男教師「お、ありがとう」
男教師「おいしい!すごいね!」
女教師「大げさよ」
男教師「ほんとにおいしいよ!天才じゃないの!?」
女教師「大げさだったら…うふふ」
女教師「じゃあ、そろそろご飯作るね!遅くなっちゃうし…」
男教師「手伝えることあったら言ってね!」
女教師「うん、ありがと」
男教師「(笑顔かわいい…)」
男教師「あれ…?もう7:30か…8:00にここ出たとしてここから駅まで20分くらいで…家に着いたら9:50…結構遅くなるな」
***
女教師「えっと…卵卵っと…」
女教師「あの人、どの辺に住んでるんだろう…」
女教師「…泊まっていってもらう…」
女教師「いやいや!それは無理よ!…ドキドキして寝られない…」
女教師「でも…お風呂くらいは入っていってもらってもいいかな…」
・
・
・
女教師「はい、出来ました」
男教師「うわー、綺麗!美味しそう!すごい!」
女教師「ただのオムライスよ」
女教師「あ、ケチャップどうぞ」
男教師「ねえねえ、ハートマーク書いて!オムライスに!」
女教師「はっ!?」
男教師「男の夢なんだよ!オムライスにハートマーク!」
女教師「…わかった」
男教師「ありがとう!」
女教師「よいしょっと…はい」
男教師「おおおおおお!!!ありがとう!!!」
女教師「…恥ずかしい」
男教師「そんなことないよ!なんか恋人みたいだね!」
女教師「あ…あの」
男教師「何?」
女教師「えっと…その、えっと…」
男教師「うん」
女教師「この間、好きって…つ、つつ付き合ってって言ってくれたじゃない」
男教師「う、うん」
女教師「その…私も、す、好き…です!」
男教師「」
女教師「えっ!?倒れた!?どうしたの!?」
男教師「うれ…しい」
女教師「もう!馬鹿!」
男教師「じゃあもう1度…好きです、付き合ってください!」
女教師「…お願いします」
・
・
・
男教師「あーんして」
女教師「なっ!?」
男教師「だーかーらー、あーんして」
女教師「嫌よ、子供じゃあるまいし」
男教師「えー…」
女教師「そっ、そんな悲しそうな顔しないでよ…」
男教師「…してくれる?」
女教師「…1回だけだからね」
男教師「や、やった!!!」
女教師「…はい」
男教師「あーんって言ってよー」
女教師「あ、あーん…」
男教師「おいしい!おいしいよーーーー!」
女教師「ちょ、ちょっと!近所迷惑だから!」
男教師「し、幸せだ…」
男教師「はい、あーん」
女教師「えっ」
男教師「あーん」
女教師「ん…」
男教師「…かわいい」
女教師「…馬鹿」
・
・
・
女教師「…お風呂、入る?」
男教師「えっ、そ、そそそそれは心の準備が…」
女教師「え?」
男教師「あっ…ああ、あ、入りますありがとうございます」
女教師「…はっ!…変態!」
男教師「男はみんなそうなります」
女教師「もう!早く入ってきて!」
男教師「はーい…どうした?」
女教師「…別に」
男教師「あっ、一緒に入りたい?そうなの?かわいいなーもう」
女教師「ちっ、違う!」
男教師「そう?ほんとに?寂しいんじゃないの?」
女教師「違う!」
男教師「わかったわかった、じゃあはいらせていただきますね」
女教師「…どうぞ」
女教師「…寂しい」
・
・
・
女教師「…遅い」
女教師「もう8:30なんだけど…」
女教師「…一緒に入ればよかった…かな」
女教師「そ、そんなこと!…でも、一応…こ、こ、恋人だし」
女教師「…えいっ!」
・
・
・
男教師「ばふっ!?」
女教師「…こんにちは」
男教師「こ、こんにちは…じゃない!どうしたの!」
女教師「気が変わったの!」
男教師「タオル巻いてるほうがエロイんだよ」
女教師「ええっ!?」
女教師「…じゃあ」
男教師「待った!待った!」
女教師「ん?」
男教師「こ、ここここ心の準備が!」
女教師「えいっ」
男教師「」
女教師「ちょっと!」
・
・
・
女教師「…起きた?」
男教師「うー…うん」
女教師「気絶しちゃうから一人で入ったのよ!?…寂しかった」ギュッ
男教師「ど、どどどどうして急に甘えん坊に!」
女教師「…ひっく」
男教師「えええええええ」
女教師「寂しかった…んだもん」
男教師「ご、ごめん!」ギュッ
女教師「…大好き」
男教師「…俺も」
ちゅっ
女教師「はうっ」
男教師「愛してる」
女教師「私…も」
男教師「かわいい…」
女教師「うるさい…あっ」
男教師「どうした?」
女教師「もう9:30…」
男教師「も、もうこんな時間!?」
女教師「…泊まってく?」
男教師「えっ!?」
女教師「嫌ならいいけど…」
男教師「いや!泊まってく!ありがとう!」
女教師「…うん」
・
・
・
女教師「はい、しばらく使ってなかった布団だけど…ダニとか大丈夫かな」
男教師「じゃあ一緒の布団で…」
女教師「この布団を使いなさい」
男教師「…はい」
・
・
・
女教師「電気消すよー」
男教師「うん」
女教師「…よし、おやすみ」
男教師「あのー…」
女教師「トイレだったらお風呂の横だよ」
男教師「いや…あの、どうしてそんなに離れているのですか?」
女教師「防衛です」
男教師「僕は何もしませんよ」
女教師「…警戒です」
男教師「よいしょっと」
女教師「何をしているのですか?」
男教師「布団を近づけました」
女教師「…」
男教師「あれ?抵抗しないの?」
女教師「いや…別にいい…」
男教師「ふふっ、かわいいー」
女教師「早く寝てください」
・
・
・
女教師「起きた?」
男教師「おはよー…」
女教師「おはよう」
男教師「はっ!学校!」
女教師「今日は祝日だから休み」
男教師「あ、そうか…」
男教師「じゃあまだ遊べるねー?」
女教師「そうね」
男教師「映画でも行こうか」
女教師「いいわね」
・
・
・
男教師「…ディズニー映画…」
女教師「み、見たかったのよ!」
男教師「なんとかわいらしい…」
・
・
・
映画鑑賞中
男教師「眠くなってきた…」
男教師「…真剣に見てるなー」
男教師「ドラマとかはここで手を握るよな…」
男教師「ちょっといたずらしてみよっと」ギュッ
女教師「…何をする」
女教師「今いいとこなんだけど」
男教師「俺だって今いいとこなんだけど」
女教師「…」ギュッ
男教師「…なんと」
女教師「静かにしてなさい」
男教師「…はい」
・
・
・
女教師「あーいい話だったなー」
男教師「そうだねうんうん」
女教師「最後寝てたじゃない」
男教師「…すいません」
女教師「服を見たいんだけど」
男教師「いいよー」
・
・
・
女教師「これ、どうかな?」
男教師「(相変わらず乙女チックで息子が小躍りしている)似合ってるよ」
女教師「もう!さっきからそればっかり」
男教師「だって似合うんだもん」
女教師「じゃあ…よし、待っててね!」
男教師「お、おう」
・
・
・
女教師「じゃーん!どう?」
男教師「お…おう…(む、胸元が…)」
女教師「どうよどうよ」
男教師「これは…理性が持たないので却下」
女教師「何から却下したのよ」
男教師「これ着てみてくれよ」
女教師「…わかった」
・
・
・
女教師「何よこれは」
男教師「スーツ風の服」
女教師「いつもと同じじゃない」
男教師「でもそういうのも似合うよ」
女教師「そ、そうかな…」
男教師「あ、これも!」
女教師「はいはい」
・
・
・
女教師「これは…」
男教師「ずっとスカートだったからたまにはズボンをと思って」
女教師「結局スーツ風ね」
女教師「…スーツフェチなの?」
男教師「ば、ばれたか…」
女教師「変態じゃない」
男教師「男のロマンだ」
女教師「…あっそ」
・
・
・
女教師「結局スーツ風の服を買ってしまった…」
男教師「いいじゃん似合うからー」
女教師「次は本屋さんね!」
生徒「あれ…?」
男教師「き、君は…」
女教師「…あら」
生徒「先生二人でお買い物ですか…」
生徒「…先生、彼氏いたんですね、すいません」
女教師「そ、そんな…いや、これは…」
男教師「そうなんだよー彼氏いたんだよーここは空気を読んで帰ってくれないかな?」ギロッ
生徒「ひっ…すいません」
女教師「そんな強く言わなくてもいいじゃないの…」
女教師「ごめんね?」
生徒「いえ、ごゆっくり」ギロッ
男教師「…チッ」
女教師「どうして生徒相手にあんなにムキになるのよ」
男教師「…敵は潰す」
女教師「…怖い」
男教師「君を取られたくないからね…離さない」
女教師「…馬鹿ね、離れないわよ…」
男教師「本当に?」
女教師「…ええ」
生徒「…」
生徒「つけてきたけど…なんか切ないな
…帰ろうかな」
男教師「ところで…何かがつけてきてるような気がするんだが…な」ギロッ
生徒「しまった!見つかった…」
女教師「そんなわけないじゃないの…」
男教師「おい、待て」
生徒「…」
男教師「何故そこにいるんだ?」
生徒「…」
女教師「…ねえ、生徒くん」
生徒「…はい」
女教師「あなたとは付き合えないし、私は生徒としてしかあなたを見てないわ…わかるわね?」
生徒「…はい」
生徒「でも…まだあなたのことは好きです!好きでいるくらいならいいですよね!?」
女教師「それはいいけど…これは立派なストーカー行為よ?」
女教師「プライベートなの、帰ってちょうだい?お願い」
生徒「…すいませんでした」
女教師「はい、さようなら」
生徒「さようなら…」
男教師「…帰ったな、邪魔はいない」
女教師「うん…」
男教師「俺の家に来てよ」
女教師「うん…」
・
・
・
男教師宅
男教師「あの野郎、ふざけやがって」
女教師「もういいじゃないの…許してあげてよ」
男教師「君が可愛すぎるのがいけない」
女教師「馬鹿…」
女教師「ほらもう…飲み過ぎよ?」
男教師「…」
ちゅっ
女教師「!?」
男教師「君ほど好きになった人はいない…愛してる、心の底から」
女教師「お酒臭い…」
男教師「…ごめん」
男教師「シャワー浴びてくるね」
女教師「待って…一緒に…いい?」
男教師「…うん」
・
・
・
男教師「…ふう」
女教師「もう7:00か…早いわ」
女教師「じゃあ、そろそろ帰るわね」
男教師「待って、送っていくよ」
女教師「そんな…いいわよ」
男教師「でもまたあの野郎がいるかもしれないだろ」
女教師「こんな遅い時間にいないわよ」
男教師「だめだ、送ってく」
女教師「…ありがと」
・
・
・
女教師「ふふ、そうね」
不良「おう?あれって…」
不良2「おうおう、お二人さんよ」
不良3「付き合っちゃってたの?ラブラブだねー?これからホテル?おう?」
男教師「…なんだお前ら」
不良2「煙草切らしちゃったんだよ…」
男教師「煙草なんて吸ってたのかお前ら」
不良3「それよりお二人さん付き合ってたの?」
女教師「いや…別に」
不良「手なんか繋いじゃってよお?それでも付き合ってないのか?おう?」
男教師「帰りなさい」
不良3「へいへい」
女教師「…」
不良2「ごゆっくりーへへっ行こうぜ」
不良「おう」
・
・
・
男教師「大丈夫か?」
女教師「大丈夫よ、心配しすぎ!ここでいいから」
男教師「…おやすみ」
女教師「ふふっ、おやすみ」
女教師「はぁ…幸せ…」
・
・
・
女教師「…おはよう」
生徒「…おはようございます」
男教師「!…お前、また何かしたのか」
生徒「まさか、朝からそんなことしませんよ」
女教師「だから心配しすぎだってば」
男教師「…早く教室行け」
生徒「…はい」
生徒「くそっ…」
・
・
・
女教師「はあ…またか…あれ?女の子?」
生徒2「…先生」
女教師「どうしたの?今日の宿題難しかったかしら?」
生徒2「いえ…その、驚かれるかもしれないんですが…」
女教師「?…ええ」
生徒2「…先生!好きです!」
女教師「…あらま」
生徒2「ずっと好きだったんです!…ずっと」
生徒2「で…今日友達から彼氏がいるって聞いて…気持ちだけでも伝えておきたくて…」
女教師「…ありがとう」
生徒2「じゃあ!さようなら!」
女教師「…ええ、さようなら」
・
・
・
男教師「えっ、女の子に?」
女教師「ええ…」
男教師「で、断ったの?」
女教師「付き合ってとかは言われなかったわ」
男教師「おう…」
女教師「もしかして女の子にも嫉妬するの?」
男教師「君にそういう趣味があったなら嫉妬するよ」
女教師「ふふ、まさか」
男教師「…やっぱりだめだ、安心出来ない」
女教師「え?」
男教師「君は可愛すぎるんだ」
女教師「…」
男教師「結婚しよう!」
女教師「そ、そんな…まだ出会ってそんなに経ってないわ、もう少し恋人として過ごしたいわ」
男教師「かわいいね、まったく」
女教師「どこがよ…」
・
・
・
女教師「…おはよう」
生徒「おはようございます」
男教師「!!…おい、お前、何かしてないだろうな?」
生徒「はあ…愛されてますね、先生」
女教師「そ、そんな」
生徒「みんな言ってますよ、先生が柔らかくなったって、よく笑うようになったって」
生徒「…こういう理由だとはみんな知りませんけどね」
女教師「…秘密にしてくれてるのね」
男教師「ほら、もうチャイム鳴るから」
生徒「じゃあ、先生」
女教師「ええ…」
男教師「…はあ」
女教師「ねえ、心配しすぎだってば…」
女教師「あんな態度とって…まさか成績下げたりしてないでしょうね?」
男教師「まさかそこまでしないよ…進路に関わるからね」
女教師「よかった…」
男教師「…」
・
・
・
女教師「今日?いいけど…」
男教師「ほら、明日土曜日だし…な?」
女教師「う、うん…」
男教師「じゃあ、6:30に駅前の公園で待ってるから」
女教師「…わかったわ」
・
・
・
女教師「ごめん…遅れちゃったかな」
男教師「いや、まだ5分前」
女教師「そっか…」
男教師「じゃあ、行こうか」
女教師「う、うん…」
・
・
・
女教師「えっ?なんでホテル…」
男教師「あれ?ナビ通りに来たんだけど…」
女教師「…仕組んだ?」
男教師「そんなまさか」
女教師「…私…ここで食事でもいいわよ」
男教師「えっ、でもここ…普通のホテルじゃなくて…いわゆる…あの…」
女教師「やだわ、そんなことわかってるわよ!」
男教師「そ、そう」
女教師「でももう私お腹すいたし…」
男教師「というかここ食事出来ないだろ…」
女教師「そ、そうかな?」
男教師「…入ってみる?」
女教師「…入るだけ」
女教師「…なんで部屋予約してんのよ」
男教師「…気の迷い」
女教師「とりあえず…お風呂入りましょうよ」
男教師「…一緒に」
女教師「…うん」
・
・
・
女教師「この椅子変わった形ね」
男教師「こ、これは…」
女教師「えっ?」
すっ
女教師「ひゃうっ!?」
男教師「ご、ごめん!」
男教師「…こういう椅子だ」
女教師「…なるほど」
女教師「…変わってるわね」
女教師「背中流してあげる」
男教師「おう、さんきゅ」
女教師「…この石鹸ハートの形してるわ、かわいい」
男教師「…そうだね」
女教師「…ねえ、今日ここに泊まるの?」
男教師「…そうなるね」
女教師「誰かに見つかったらどうするの?」
男教師「…その時はその時」
女教師「そう…」
・
・
・
男教師「食べ物の宅配があるぞ」
女教師「あら、いいわね」
男教師「何食べたい?」
女教師「私は…あ、このスパゲッティでいいわ」
男教師「じゃあ俺もそれにしよっと…電話で注文するのか」
女教師「そうみたいね」
男教師「このボタンを押して…あ、スパゲッティ2つお願いします、はい」
女教師「注文出来た?」
男教師「おう」
女教師「…」
男教師「…」
女教師「ね、ねえ」
男教師「んー?」
女教師「このビデオ…見てみない?」
男教師「なんだ?…これは」
女教師「…予習として」
男教師「…いいよ」
・
・
・
女教師「…あらっ」
男教師「おう…(学校ものかよ…)」
女教師「まあ…(生徒に寝取られるって…)」
男教師「…」
女教師「…スパゲッティ、遅いね」
男教師「…そうだね」
コンコン
男教師「あ、来たかな…はーい」
男教師「はい、ありがとうございます」
女教師「…おいしそう」
男教師「いただきます」
女教師「いただきます」
男教師「…(ビデオ止めてない…)」
女教師「あ、ビデオ止めるね!食事中だもん」
男教師「うん、ありがと」
女教師「よっと…よし」
男教師「…」
女教師「…」
・
・
・
女教師「ごちそうさまでしたー」
男教師「ごちそうさまでした」
女教師「えっと…」
男教師「…」
女教師「さっきの…続き…見る?」
男教師「えっ」
女教師「続き」
男教師「続きは俺たちで…」
女教師「続き見ましょう!」
男教師「…はい」
女教師「…よし」
男教師「…おお(寝取られた…)」
女教師「…わあ」
・
・
・
女教師「(なんか…変な…気分)」
男教師「あの…そろそろ寝ないか?」
女教師「…でも」
男教師「え?」
女教師「あっ、あの私もう一回お風呂入る!」
男教師「えっ?」
男教師「じ、じゃあ俺も」
女教師「いや、一人で入りたいの!ごめん!」
男教師「お、おう…(顔真っ赤にしてどうしたんだ…あれ?…さては)」
・
・
・
女教師「なんか変な気分になっちゃって無理やりまたお風呂入っちゃった…」
女教師「この椅子、座りにくい…」
女教師「さっき確かこうやって…」
さわさわ
女教師「あっ!?」
女教師「なんか…これ…」
女教師「あんっ…んっ…はあはあ」
女教師「気持ちいい…」
***
男教師「ん?今変な声が聞こえなかったか?」
男教師「…いや、まさかね、へへっ」
男教師「ちょっと覗くくらいなら…」
***
女教師「んっ…はあはあ」
女教師「ああんっ!!!」
女教師「…なんか疲れた…」
男教師「(今絶対…あれしてた)」
男教師「(うわっ、動き始めた、やばい)」ソロソロ
女教師「ふう…」
女教師「…早く出よう」
・
・
・
男教師「おう、出たか」
女教師「うん…ごめん」
男教師「いや、いいよ(おい息子よ…この状況で…)」
女教師「(こやつ…あの膨らみは…)」
男教師「(やばい、気づかれたかも…)」
女教師「…えい」バシッ
男教師「おおう!!!」
男教師「叩くなよ!なんだよ!」
女教師「父上の敵」
男教師「ええっ!?」
女教師「ふにふに…しないな」
女教師「…」
男教師「ちょっと!(おいこれは…気持ちいい)」
女教師「とりゃっ!」ガシッ
男教師「な、何をする!」
女教師「…さっきのビデオの真似」
女教師「よいしょよいしょ」
男教師「な、何脱がせてんだよ!」
女教師「お黙り!」
男教師「…はい」
女教師「うわあ…」
男教師「全部脱がせといて引くなよ…」
女教師「さっきのビデオ出てたヌルヌルしたやつないのかな…あ、あった」
女教師「…いい匂いする」
女教師「ぬりぬり」
男教師「おうふ…」
女教師「よっと…」
男教師「おうっ…」
女教師「熱くなってきたよ?」
男教師「そ、それは…(上目遣いやめろよおおおおおおお)」
男教師「あっ!もう無理!」ドピュッ
女教師「きゃっ!?」
男教師「あーあ…」
女教師「…汚れた」
男教師「…ごめん」
女教師「ビデオより随分早いね」
男教師「…すいません」
女教師「またお風呂入らないと…」
男教師「待つんだ、次は君の番だろ?」
女教師「えっ」
男教師「ほら脱いだ脱いだ」
女教師「」
男教師「…よし(息子復活)」
女教師「恥ずかしいんだけど…」
男教師「俺だって恥ずかしかったやい」
女教師「すいませんでした」
おまいら安心しろよ…大丈夫だ
男教師「よし…何からしようか…」
男教師「あ、あれ使おう…あったあった」
女教師「そ、それは…」
男教師「ナース服」
女教師「ビデオに出てなかったけど」
男教師「そんなこと関係ない!はい着て」
女教師「…はい」
男教師「似合う…素晴らしく似合う…」
女教師「…それはどうも」
男教師「そんな赤面して睨むなよ…可愛すぎるずるい」
女教師「…馬鹿注射攻めにするぞ」
男教師「俺の注射を…」
女教師「はい注射1000本決定」
男教師「すいませんでした許してください」
女教師「…これでどうするの」
男教師「よいしょよいしょっと」
女教師「…何故縛る」
男教師「そこにロープがあったから」
女教師「…」
男教師「よし、ふふっ」
女教師「気持ち悪い」
男教師「それはどうもー」
女教師「…」
男教師「はい…いいね」
女教師「見るだけ?」
男教師「今のところは」
女教師「ふーん…」
ちゅっ
女教師「…」
男教師「かわいい…」
女教師「…」
男教師「睨むなって…理性が」
女教師「…」
男教師「怒っちゃった?」
女教師「…別に」
男教師「よかった」
女教師「…何をするつもりだ」
男教師「今度はやっぱりスーツ」
女教師「もう私の番は終わったはずだ」
男教師「あと一回だけー」
女教師「…わかった」
男教師「はい、これ着てね」
女教師「…」
女教師「…はい」
男教師「…いい!」ギュッ
女教師「!」
女教師「ちょ、ちょっと、苦しい!」
男教師「いいよ!すごくいい!」
なでなで
女教師「…」
男教師「学校の強気な君をそのまま持ってきたような気分だよ!」
女教師「…そう」
男教師「…いいね」
男教師「ではそろそろさっきと同じことをさせてもらうかな…」
女教師「…やはりそうきたか」
男教師「じゃあ…ちょっと乱暴になっちゃっても許してね」
女教師「…ん」
男教師「よっ…」ドサッ
女教師「あうっ」
男教師「好きだ…」ギュッ
女教師「もう脱がすの?」
男教師「うん」ヌギヌギ
女教師「…そう」
男教師「…そうか、下着つけてなかったんだ」
男教師「…ちょっと待ってて!」
女教師「えっ!?どこ行くの!?」
女教師「…なんなのよ」
・
・
・
男教師「…ふう」
女教師「何処行ってたのよ…何それ」
男教師「これつけてスーツ着てみてくれ」
女教師「?…うん」
女教師「…はい」
男教師「よし、続きやるね」
女教師「う、うん」
男教師「よっと」ヌギヌギ
女教師「えーっと…」
男教師「おおおお!いいね!ほんとにいいね!」
女教師「ただの黒の下着…」
男教師「それがいいんじゃないか!」
男教師「強気な女教師!そして下着はレースの黒の下着!これはもう王道だ!」
女教師「…はあ」
男教師「よし、続き」
女教師「はうんっ!」
男教師「かわいい!反応かわいい!」サワサワ
女教師「んんっ…」
男教師「よし」ヌガセヌガセ
女教師「うう…裸よりなんか恥ずかしい」
男教師「いいね、恥じらい」
女教師「…うう」
男教師「さわさわ」
女教師「そっ、そこは」
男教師「ん?どうした?」クチュッ
女教師「あっ…」
女教師「あんっ…だめ…」
男教師「あ、じゃあやめる」
女教師「えぇぇ…やめ、ないで」
男教師「ふふっ、まだまだ」
女教師「やめないで…続けてくださいぃ…」
男教師「よしよし」
女教師「ああんっ!」
女教師「んんっ…はあはあ」
男教師「ねえ…そろそろ息子が泣いてるんですけど…」
女教師「…」
男教師「入れても…いいかな?」
女教師「…うん」
男教師「…ありがとう」
男教師「あっ、ゴム…あったあった」
男教師「よし」
男教師「はい、脱いで脱いでー」
女教師「うん…」
男教師「…入れるね?大丈夫?」
女教師「うん…」
男教師「入れるよ!」
女教師「あんっ…い、痛い!」
男教師「えっ!?もしかして…」
女教師「…たぶんそよもしかしてですけど」
男教師「…ごめんね?」
女教師「ううん、いいの」
男教師「…ありがとう」
女教師「はうっ…」
男教師「痛かったらやめるよ?」
女教師「!…ううん!痛くない…っ!」
男教師「無理しないで」
女教師「…痛い」
男教師「…休憩する?」
女教師「…うん」
男教師「…もう今日はやめとく?」
女教師「やだ!」
男教師「…でも無理はだめだよ」
女教師「無理なんて…してないもん」
男教師「そう?」
女教師「うん」
男教師「…そっか」
・
・
・
女教師「あっ…ん」
男教師「そろそろ…っ!出る!」
女教師「出してっ!」
男教師「うっ…」
女教師「んっ…はあ…はあ…」
男教師「…お疲れ様」ギュッ
女教師「うん…」
・
・
・
女教師「…だよ!朝だってば!」
男教師「ああ…うう」
女教師「やっと起きた…おはよ」
男教師「おはよう」
女教師「ねえ、今日は動物園行きたいな」
男教師「ど、動物園?」
女教師「うん!」
男教師「ふふっ、いいよ」
・
・
・
女教師「あっ!キリン!」
男教師「おー、おっきいな」
女教師「乗ってみたいね!」
男教師「ふふ、そうだね…楽しそう」
女教師「あなたとならどこでも楽しいよ!」
男教師「ふふっ、そうかそうか」
・
・
・
女教師「もうお昼かー」
男教師「お腹すいたね」
女教師「そうだねー」
男教師「あ、あそこに売店があるよー見に行く?」
女教師「うん!」
男教師「いろいろあるねー」
女教師「あ!これがいい!」
男教師「ホットドックか、いいよ、買ってあげる」
女教師「ありがと!」
・
・
・
女教師「おいしい!ふふっ」
男教師「美味しそうに食べるなー」
女教師「美味しいもん」
男教師「俺も買ってこようかなー」
女教師「うん!」
男教師「ただいまー」
女教師「おかえりー」
男教師「何してるの?」
女教師「鳩さんが欲しそうだったからパンをちょっとあげてたの」
男教師「そうかー君は優しいね」
女教師「そうかなーへへへっ」
男教師「うん、美味しい」
女教師「でしょ?」
男教師「次は何見たいの?」
女教師「うーんとね…あ!さっきイルカのショーがやるって放送で言ってたよ!」
男教師「じゃあそれ行こうか?」
女教師「うん!」
・
・
・
女教師「一番前空いてるよ!早く早く!」
男教師「あー待って待って!転ばないでよ?」
女教師「きゃっ!」
男教師「おっと!!!…もう、だから言ったでしょ?怪我ない?大丈夫?」
女教師「うん…ありがと」
男教師「ふふっ」
周りの人「微笑ましい…」
・
・
・
女教師「あー!こっち来たーー!」
男教師「おおーっ!すごい」
女教師「わあっ!」
ざばーん
男教師「うわっ!」
女教師「うわーびしょびしょー」
男教師「ほんとだびしょびしょー」
女教師「へへへっ」
男教師「ふふっ」
・
・
・
夕方
女教師「あー楽しかったーまた来たいなー」
男教師「そうだねー」
女教師「あ!夕陽が綺麗!…そうだ!あそこの公園の上のところから夕陽が綺麗に見えるんだよ!」
男教師「そうなんだー」
女教師「行こう!」
・
・
・
男教師「はあ…はあ…そんなに走らなくても…」
女教師「早くしないと沈んじゃうもん!あーっ、着いたよ!」
男教師「ふう…おお、綺麗…」
女教師「でしょー」
男教師「うん…」
女教師「ドラマとか小説だったらここで君のほうが綺麗だよなんて言ったりするのかなー」
男教師「今時そんなドラマあるの?」
女教師「ねっ、言ってみて!」
男教師「ふふふっ、君のほうがずっと綺麗だよ…」
女教師「…ちょっとアレンジしたね?」
男教師「ふふっ」
・
・
・
女教師「送ってくれてありがと!ここでいいよ」
男教師「うん、気をつけてね」
女教師「うん、また明日!」
男教師「…おやすみ」
男教師「…ふう」
・
・
・
女教師「おはよう」
男教師「おはよう」
男教師「…お前は」
女教師「もう、睨まないの!ちょっとプリントを持っていってもらおうと思っただけよ」
男教師「…ほんとに?」
生徒「ほんとですよ…すごい愛されてますね、先生」
女教師「もう、やめてよー」
男教師「…」
・
・
・
生徒「先生、あの人と何かまたあったんですか?」
女教師「え?なんでー?」
生徒「また先生が柔らかくなったなーと
思って」
女教師「うーん、そうかなー」
生徒「それに、あの人の前だと笑顔が増える」
女教師「なんか照れるなー」
女教師「昨日ね、お出かけしたの」
生徒「そうだったんですか…」
女教師「楽しかったなー」
生徒「…先生」
女教師「んー?」
生徒「どんどん先生は可愛くなっていきますね…」
女教師「えっ?」
生徒「前のクールな先生も好きでした…でも今のふわふわした先生も好きです」
女教師「えっと…」
生徒「それだけ…言いたかったんです」
女教師「…ごめんね」
生徒「…すいません」
・
・
・
生徒「くそっ…またあいつと仲良くなってる…」
生徒「先生…」
・
・
・
男教師「…今日元気無いね?」
女教師「そ、そう?」
男教師「…あいつに何かされた?」
女教師「う、ううん!」
男教師「…そっか」
女教師「あ!今度の土日空いてる?」
男教師「今度の土日ー…うん、空いてる」
女教師「今度は遊園地行きたいの!」
男教師「ふふっ、いいよ」
女教師「ありがと!」
・
・
・
その夜 生徒宅
生徒「あいつとの仲を裂くことは出来なさそうだ…」
生徒「先生…好きだ…好き…」
生徒「どうして…っ!」
・
・
・
次の土曜日
女教師「おーい!ここだよー!」
男教師「あっ、待った?ごめん!」
女教師「ううん、今来たとこ!」
男教師「そっか…」
女教師「ふふっ、行こう?」
男教師「うん」
・
・
・
女教師「あ!メリーゴーランド!乗ろう!」
男教師「そんなに急がなくてもメリーゴーランドは逃げないぞー、ふふっ」
女教師「早く早く!」
・
・
・
女教師「このピンクの馬がいい!」
男教師「じゃあ俺はこの水色の馬で」
女教師「だめ!一緒に乗る!」
男教師「これ二人で乗っても大丈夫なのか?」
女教師「…わかんない」
係員「…なお、二人乗りはおやめください」
女教師「あ、だめだって…」
男教師「そうか…残念だな」
・
・
・
女教師「寂しかった!」ギュッ
男教師「わわっ、どうしたどうした」
女教師「寂しかったの…!」
男教師「わかったわかった」
女教師「次は一緒に乗れるやつがいい!」
男教師「ふふっ、甘えん坊だなー」
女教師「あ!ジェットコースター!乗る!」
男教師「はいはい」
女教師「一番後ろが一番振り回されるよね?」
男教師「そうだね」
女教師「一番後ろ乗る!」
男教師「おっ、走るな!」
女教師「並んでるー…」
男教師「二人乗りが八台だから…おっ、最初に乗るところ選べるよ」
女教師「やったー!一番後ろ!」
男教師「はしゃぎすぎだよー、ふふっ」
・
・
・
女教師「一番後ろ乗れた!」
男教師「よかったよかった」
係員「…では、お気をつけてお楽しみください…発車します」
女教師「動き出した!」
男教師「おおー、上がってくよー」
女教師「ああー、怖いー!手繋ぐ!」
男教師「ふふっ、いいよ」
女教師「…ああっ!落ちる!」
男教師「うおおっ!」
女教師「あうっ!」
男教師「あああああ」
女教師「きゃーーーっ!」
・
・
・
男教師「ああ…」
女教師「うわー、髪の毛がくしゃくしゃだよー」
男教師「直してあげるよ、こっちおいで」
女教師「ありがとーふふっ」
男教師「…よし」
女教師「ありがとー」
男教師「次は何乗るー?…あ、お化け屋敷がある」
女教師「お、お化け屋敷…」
男教師「あれ?お化け怖いの?」
女教師「そっ、そんなわけじゃ…」
男教師「じゃあ行こうか…」
女教師「…」ギュッ
男教師「そんなにくっついたら歩きにくいだろー」
女教師「…怖…くない」
男教師「強がらなくてもいいんだよ?」
女教師「…怖い」
男教師「ふふっ、大丈夫、守るから」
女教師「…ほんと?」
男教師「ほんとほんと」
女教師「嘘じゃない?」
男教師「嘘じゃないよー」
係員「あのー、お二人さん聞いてます?」
男教師「あっ、すいません…聞いてませんでした」
女教師「…すいません」
係員「…ということなんでーではいってらっしゃいー」
男教師「これは…結構怖いな」
女教師「うう…うう」
男教師「大丈夫、ここにいるよ」
女教師「うん…」
男教師「おおっ!?」
お化け「ギャーーーッ」
女教師「にゃっ!?」
男教師「おおー…怖いな」
男教師「えっ?泣いてる?」
女教師「ぐすっ…うう…」
男教師「ほらほらもう大丈夫だから」
女教師「ふえぇぇんもうやだあああ」
男教師「ほらもう泣かないで…」
女教師「ううっ…ひっく」
男教師「ほら、後ろ詰まってるから」
女教師「…うん」
・
・
・
女教師「怖かった…」
男教師「怖かったねー」
女教師「もうやだ…」
男教師「あ、観覧車!観覧車乗ろう!」
女教師「うん…」
・
・
・
女教師「うわー、高い!」
男教師「まだまだ低いよー」
女教師「あっ!さっきのメリーゴーランド!」
女教師「…とお化け屋敷」
男教師「…かわいい」
女教師「…馬鹿」
女教師「あ!一番じゃない!?」
女教師「高い!」
男教師「…あのさ」
女教師「ん?」
男教師「…あの…そろそろ、結婚を…考えてくれないかな?」
女教師「け、結婚…?」
男教師「結婚してください!」
女教師「指輪…」
男教師「心から愛してる…この気持ちは変わらないし、必ず幸せにするから!」
男教師「僕と…結婚してください!」
女教師「…泣き虫で、甘えてばっかで…何も出来ない私だけど…」
女教師「…よろしくお願いします」
男教師「…ありがとう」
女教師「…ふふ、こっちこそ」
・
・
・
次の月曜日
女教師「婚約しました…」
男教師「…しました」
教師1「わあっ!おめでと二人とも!」
教師2「あら、まだ婚約よ」
女教師「そうですよ…ふふ」
教師3「結婚式は呼べよな!絶対行くから!」
男教師「ああ、わかってる」
***
生徒「ん?なんか職員室が騒がしいな…」
生徒「け、結婚式!?…もしかして」
生徒「…やっぱり」
生徒「くそっ…」
***
・
・
・
一ヶ月後
女教師「このドレスはどうかな?」
男教師「うん…似合うよ」
男教師「でも俺はこっちも似合うと思うけど…」
女教師「ほんと!?すいません!これもいいですか?」
店員「ええ、どうぞご試着ください」
女教師「ふふふっ、待っててね!」
男教師「うん」
・
・
・
女教師「じゃじゃーん!どうどう?」
男教師「うん…かわいいね」
女教師「ほんと!?すいません、これにします!」
男教師「そ、そんなすぐに決めていいのか!?」
女教師「いいの!あなたが勧めてくれたんだもん!」
男教師「ふふ…そうか」
・
・
・
結婚式当日
女教師「…ふふ」
男教師「…ふふふっ」
女教師「…かっこいいわ」
男教師「…君こそ、かわいいよ」
女教師「ふふっ…私すごく幸せよ」
男教師「…俺も」
・
・
・
3年後
女教師「はい、お弁当ね!いってらっしゃい!」
男教師「いってきます!」
?「パパいってらっしゃい!」
男教師「うん、いってきます!」
女教師「…すごく、幸せ…よ?」
終わり
183 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:29:32.21 Pe8/2amr0 132/138無理やり感溢れてるな…
文章能力無くてすまなかった
見てくれた人ありがとう!
184 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:34:03.87 l+Q7Goa80 133/138おつ
最後とばしたな
185 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:34:47.09 Pe8/2amr0 134/138>>184
ああ…自分でもこれはないわと思った
187 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:35:47.73 So2BP6HV0 135/138まさかの誰も傷付かないいい終わりだった
>>1乙
188 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:36:47.92 Pe8/2amr0 136/138いや、生徒は傷心したんじゃないか?
189 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:46:50.62 ypsjfxO+0 137/138最後のよ?
って気になるなぁ。>>1説明してくれよぉ
190 : 以下、名... - 2011/07/03(日) 03:48:37.27 Pe8/2amr0 138/138>>189
いや特に意味はない
幸せなんだからね!的な…


