黒子「くっ……!いくらやっても振りほどけない……これは」
上条「その能力……「すべてを飛び越える力」が何をしてくれた?」
黒子「い、一体なにを知った風なことを!」
上条「黒子がその気になれば、何人たりとも側に留めておくことができない。そんな力が、お前を幸せにしてくれたのかよ!」
黒子「……!」
上条「全力で抱きしめたい。心の底から想っていればこそ、上条さんにはそれができるのですよ」
黒子(とんだ思い上がりですの!でも、テレポートできないのも事実……もしや、心のどこかでそれを望んでいるとでも?)」
元スレ
上条「白井を性奴隷にする」黒子「…え?」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288174604/
黒子は、心のどこかで思い続けていた。
自分はその能力を使って、今まで思い通りの「距離」を保ってきた。
それは常に白井黒子という人間にとってのテリトリーであり、
誰かに対して好意を寄せて近付くのも、嫌悪して遠ざかるのも自由自在だった。
今まで他者とコミュニケーションを取っていたようで、
実は黒子の独りよがりだったのかも知れない。
そう、憧れのお姉様に対してさえも。
黒子「あ……あ」
上条「嫌だと思うなら」
黒子「えっ」
上条「今すぐ断ってくれても構わない。跳んで逃げてもそれでいい。もし──」
上条「少しでも、この気持ちに応えてもらえるのなら……この手を離さないで欲しい」
黒子(お姉様……今すぐ、ここを離れたいのに……!お姉様だけの、黒子なのに……!)
美琴「あーあ、最近なんにも面白いことないなあ。寮監爆発しないかな」
佐天「それって、私達と一緒にいるのもつまらないってことですかー?ひっどーい」
美琴「あ、そうじゃなくて。ごめんね、何だか変なこと言っちゃって」
初春「でも分かりますよ。特にわたしなんてジャッジメント以外では平凡を絵に描いたような生活で」
佐天「あれっ?今何か聞こえませんでした?……ほら、あの声!あそこに!」
美琴「あれは……黒子と……?」
佐天「し、白井さんが男の人と一緒に居ますよ!!!」
初春「し、しかも妙な雰囲気!!あ、怪しいですよ!」
御坂「あのバカっ!黒子に・・・止めないと!」
ガシッ!ガシッ!
御坂「え!?ちょ二人とも!?」
佐天「ダメですよ!もう少し様子を見ましょう!」
初春「そうですよ!あの白井さんが男性といるなんて滅多にないんですよ!」
御坂「ええええ!!」
黒子「・・・・・・!」
上条「」
~~~~
佐天「声が聞こえないけど良いふいんきじゃないですか!」
初春「見つめ合って何か言われてますね!白井さんが顔を真っ赤にしてますし!」
御坂「~~~っ」
佐天「これはもしかしたらこのまま・・・」
初春「このまま?」
佐天「チューになるのでは!」
初春「え、ええええ!」
御坂「ダメエエエエエエエエエエ!」
佐天「ど、どうしたんですか?御坂さん」
御坂「あ、ありえないわよ!あの黒子が男となんて!!うん!!あれは無理矢理迫られてるのよ!だから助けないと!!!レールガンぶち込んでやらないと!!!!!」
初春「で、でも白井さんならすぐにテレポートで逃げれるんじゃ・・・」
佐天「そうですよぉ~逃げないってことは嫌じゃないってことですよ!きっと」
御坂「違うの!!あいつは右手で何でもt」
佐天「あ、チューした」ピロリロリーン
御坂「」
初春「うわぁ~!・・・す、すごいですねっ!」ドキドキ
佐天「ドラマとかではよく見るけど実際ってあんなにっ・・・それに白井さん抱きしめられてるし!」ハァハァ
御坂「」
初春「佐、佐天さん!あ、あれ!もしかしてディ、ディープキスってやつじゃ!」
佐天「間違いない!!!あんなに激しいなら間違いない!!!」ピッ・・・ピロピロピロピロピロピロリーン・・・
初春「ど、どれだけ撮ってるんですか!」ジー
佐天「初春だってムービーで撮ってるじゃん~」
御坂「」
佐天「知り合いがキスしてるのって何だか興奮するね」ハァハァ
初春「な、何言ってるんですか!で、でもなんとなくわかります・・・」
御坂「・・・・」
佐天「いいなぁ白井さん・・・あんなに抱きしめられて髪撫でられて首筋舐められて」
初春「いつの間にか変化してますね」
御坂「・・ぅ・・・うぅ・・う、うぇ~ん~」
佐天・初春「!?」
――――
ガチャリ
黒子「ただいまですの、お姉さまぁ~」
御坂「…………あぁ、おかえり黒子」
黒子「……お姉さま?何だかお元気がないように見えますけども……?」
御坂「……うん、まぁ」
御坂「ねぇ、黒子」
黒子「何でしょうか?」
御坂「……いや、何でもないわ」
御坂(そうだ、黒子にアイツとの事なんて聞いてどうするんだろ……。はは……)
黒子「?」
御坂「ダメだわ……雑誌の中身も頭に入んない」ポリポリ
御坂「はぁ~ぁ……。 黒子、ただい
―えぇ、それで…… えぇ……
御坂(……ん?電話中?)
―ふふ、そうですのね…… 私もです……
御坂(……)
御坂(楽しそう……。 でも誰と?)
―そんな、電話口でも…… えっと…… もう……
―ええ、私も、好き、ですの……
御坂(!!?)カタンッ
御坂「……ただいま」パタン
黒子「おかえりなさいませお姉さま」
御坂「……」スタスタ
黒子「……お姉さま?やはりご気分が優れな
御坂「ねぇ黒子」
御坂「黒子さ、付き合ってんの? アイツと」
黒子「……え」
御坂「……」
黒子「あの……」
御坂「……隠さなくてもいいわよ。あたし見たから」
御坂「黒子とアイツが……」
美琴「キスしてたところ」
黒子「そうですか……ついにバレてしまいましたのね」
美琴「べ、別にアイツの事なんてどうでもいいんだけどねっ。……彼氏ができたのなら私に教えt――!?」
黒子「んっちゅ~」
美琴(え!? 黒子にキスされてる!? な、なんで!?)
黒子「……」レロレロ
美琴「……ってちょっと何いきなり舌入れてきてるんだよゴルァ!」ガバッ
黒子「わたくし、今日も猿人類とキスしてきましたの」
美琴「――!?」
黒子「それはもう、毎日キスをする仲ですので、あの猿人類のキスの仕方も覚えてしまいましたわ」
黒子「今お姉様にしたキスはそれの再現ですの」
美琴「…………」
黒子「素直になれないお姉様の為に、わたくしが猿人類との間接キッスを差し上げますの」
美琴「へ?」
黒子「猿人類とキスしてきたわたくしとキスをすれば、あの方との間接キッスですわ。しかも、猿人類のキスの仕方100%再現できますの」
美琴「な、何言って」
黒子「さぁお姉様。今からするキスは『あの殿方とのキッス』ですのよ」
美琴「え――んむ!?」
黒子「ちゅ、ちゅぱっ。んれろ」
美琴「ちょ、まっ……ん、んんむ」
黒子(抵抗しても無駄ですわ。お姉様の行動は樹形図の設計者で完全予測済み。わたくしの計画に狂いはあえりませんの)
美琴(し、舌が絡んできてる! 歯茎まで舐め回してるよぉ! ……こ、これがアイツのキスなの?)
黒子(ふふふ。なんて可愛い表情をしていますのお姉様。この惚けている眼差し。あの猿人類の口車に乗ってやった甲斐があるというものですわ)レロレロ
美琴(口の中を激しく舐め回してきて、舌がヌルヌル絡んできて、こんな……)
黒子「ん。ぷっは。どうですの? お姉様? わたくし、今日もあの猿人類に口の中をこんなふうに舐め回されましたの。きっと、わたくしの口の中はあの猿人類の唾液が染みついていますわよ?」ニヤリッ
美琴「…………」ポケー
黒子「お姉様も遠慮なさらず、黒子のお口に残っているあの方の唾液をたっぷりと舐めてよろしいんですわよ?」チュ
美琴「んむ……(く、黒子の中にはアイツの唾液があるんだ……)」オソルオソル
黒子(きたっ。きましたわっ! お姉様の舌がわたくしの中にっ! ふふっ、でもまだ慣れていないんですのね。遠慮がちに舌を出すだけで、これではとてもディープキスとは言えませんの)
美琴(うわっ、自分からやるとちょっと感じが違うかも。ニュルニュルしてて変な感じ。それに、この子の舌はアイツと……)チュッチュ
黒子(まだですの。まだ終わりませんのっ! お姉様を籠目にする為にあの猿人類に籠目にされるという屈辱を耐えてきたんですもの!)
美琴(だ、ダメこれ。頭がポーっとして、何も考えられなくなる)レロレロ
黒子「んっちゅ、お姉様? もっと舌を絡めて、舌全体を舐めるようにするんですの。裏側にもあの方の唾液がたくさん染みついていますのよ?」
美琴「下側にアイツの唾液が……」ポケー
黒子「そうですわ。ですから、黒子のお口の中を存分に舐め回して下さいまし」
美琴「……うん。ん、っちゅ」レロレロ
黒子(ああっ! お姉様がわたくしの口を犯していますのっ! あの猿人類に穢されたわたくしの口の中を! お姉様の舌が! 奇麗に舐め取ってくれていますのっ!)
美琴「ちゅ、んむー(このニュルニュルに、アイツの唾液も混じってるんだ……)」レロレロ
黒子(その遠い目。たとえこの黒子を見つめてくれていなくても構いませんのっ! わたくし越しに違う方を見ているとしても。この日をどれだけ待ち望んだ事か!)
美琴「んっぷは。黒子も……黒子もして? さっきみたいに、舌でレロレロして?」
黒子「(な、なんて可愛らしいんですの! それに! 呆けた口から覗くぬめった口内がエロいですの!)
美琴「ねぇ、黒子? もうしてくれないの?」ポワー
黒子「い、いえ! そんな事ないですわ! お姉様の望まれるがままに!」ンレロ
美琴「あ……んはぁ……ちゅ」レロレロ
黒子(ま、まさかここまで効果てき面だとは。これは……第二段階へGOですのっ!)
美琴「ん、ちゅぱ。れろ。……あ、む、胸はダメ」
黒子「あら? いいんですの? あの殿方はこうやって胸を揉んできますのよ?」
美琴「え?」
黒子「ほら、こうやって。まずはサマーセーターの上から揉みほぐすように」サワサワ
美琴「あんっ、だ、ダメ。ちょっとくすぐったい」
黒子「ふふ、最初そんなモノですわ。そのまま身をまかせて下さいまし。ほら、あの方の手がお姉様の胸を揉んだらきっとこんな感じですわ」
美琴「アイツが……」
黒子「ええ。こうやって、お姉様の敏感なところを探るように、優しく撫で回しますの」クリクリ
黒子(嘘ですけどねっ! あの猿人類は処女のわたくしの胸をいきなり生で触れてきて思いっきり鷲掴みにしてきましたけどね! でも初めてのお姉様にはこれくらいが一番効きますの)
美琴(ち、乳首を探してる……あ、ダメッ! 服の上からでもウズウズしてくる)
美琴「ふぁっ。や、そこはダメ。変な感じ……」
黒子「ここが、どうしたんですの? どんな感じがするんですの?」
美琴「あ……な、なんでもないの」
黒子「感じてる事をちゃんと教えて下さる子の方が、あの方は好きみたいですわよ?」
美琴「え? 当麻が?」
黒子「え、ええ。そうですの(なんでいきなり呼び捨てですのっ!? もう完全にトリップしてますのねっ! 毎晩あの方を思って一人慰めている時のように!)
黒子「お姉様? ここ、この辺りはどんな感じですの?」
美琴「あ……そこ、もうちょっと上のところが……」
黒子「ここですか? ここが感じるんですのね?」クリクリ
美琴「ひゃうっ。あ、そこ。そこイイ」
黒子「あー。可愛いですわお姉様。どこをクリクリされて感じてますの?」
美琴「やっ、そんな事言えないっ」カーッ
黒子「はぁはぁ。お姉様、ちゃんとおっしゃって下さいまし。そのほうがあの殿方も喜びますわよ?」クリン
美琴「あうっ……ち、ち……が」
黒子「ち、なんですの? ほら、言わないと終わってしまいますわよ」クリクリ
美琴「ち、首が……乳首がウズウズして……。ダメ、黒子、ちょくせつ、直接触ってっ」
黒子「あらあらお姉様。自分からおねだりなんて、はしたないですわよ?」
美琴「で、でもっ。これじゃあもどかしくて……お願い黒子? もっと、もっと感じさせて?」
黒子(ぶっはっ! そのとろけた表情。お姉様の熱い吐息が伝わってきますのっ!)
黒子(お、お姉様のナマおっぱい! しかも自分から制服をたくし上げて、上目使いで黒子を見つめてきますの!)
美琴「ねぇ、黒子。はやく続きしてよぉ? この後はどんなふうにされるの?」ウルウル
黒子「はいはい。お姉様ったら、そんなに焦らなくても、夜は長いですわ。これから、もっともっと気持ちい事を教えて差し上げますの」
美琴「も、もっと気持ちいいんだ……」
黒子(わたくしは初めての時痛かったですけどね! あんな乱暴な初体験はお姉様には酷ですの。今から黒子がお姉様に最高の初体験をプレゼントしますのよ!)
黒子「お姉様? どうですか? 直接だとどんな感じがしますの?」モミモミ
美琴「あ、ん。なんかウズウズして……黒子、さっきみたいに真ん中も、乳首も触ってぇ?」
黒子「ふふ。お姉様はここが好きなんですのね?」クリクリ
美琴「うん、好きぃ。やんっ。ピリピリするよぉ。気持ちいいよぉ」
黒子「お姉様ったら、そんなに可愛い声をお出しになって。わたくし、聞いてるだけでアソコがウズウズしますの」モミモミクリクリ
美琴「あっ、あんっ。ダメっ、聞いちゃダメ! こんなエッチな声。黒子に聞かれたら私。あんっ」
黒子「ほら、もっとお姉様の感じてる声を聞かせて下さいな。あの方もたくさんエッチな声を出す方が好きなんですのよ?」
美琴「と、当麻もぉ? あんっあ! ダメ、感じるの! あぁんっ」
黒子(くっ、いちいち猿人類の事を出さないといけないのがしゃくに触りますけども、それもよりもお姉様の胸ですわ! まだ誰も触れた事のなかったお姉様の白亜の山を、いま黒子が制覇してますのっ!)
黒子「この桜色のぽっちもこんなにビンビンになって。お姉様エッチですの。はぁはぁ」
美琴「や、言っちゃダメ!」
黒子「ダメですわよお姉様。もっと自分からエッチな事を言わないとあの方は喜びませんわ」
美琴「あ、そんな……ダメ! 乳首がクリクリされてアソコが、アソコがウズウズするよぅ」
黒子「ふふ、どこがウズウズするんですの?」
美琴「そ、そんなの言えないよぉ」モジモジ
黒子「言った方があの方も――」
美琴「お、お○んこ! お○んこがウズウズするの! 黒子! お○んこも触ってっ?」
黒子「まぁ、そんなはしたない言葉を大きな声で」
美琴「ぃやあ。そんなに見ないで」カー
黒子「いいんですのよお姉様? エッチな子の方があの方も喜びますのよ? もっと素直になって心のままに感じて下さいまし」
美琴「ほ、ほんとに? もっとエッチな子の方がアイツも喜ぶの?」
黒子「ええ。それはもう。この短パン越しにでもわかるようなヌメりも、あの方の好みですわ」サワリ
美琴「ひゃうっ! ダメ! 感じるっ」
黒子「ほら、もっとヌメヌメにしてエッチになってしまう女の子の方が、あの方も喜びますわよ」サスサス
美琴「うん。うん。黒子、もっと触って! もっとヌメヌメにして! あんっ」
黒子「ああ、お姉様。その感じてる表情。黒子の股間にジュクジュク響きますの。もっと乱れて下さいましっ」
美琴「ぁあっ! ダメ、クリちゃんそんなにイジったら! 感じる! あぁん!」
黒子「ふふ、短パンの上からでもそんなに感じるんですのね? なら、直接だとっどうなってしまってしまうんですの?」パンツテレポンッ
美琴「ひゃあ! だ、ダメ! パンツ脱がしちゃ、あぁああん!」
黒子「まぁ、もうこんなにグチュグチュにして。そんなに気持ち良かったんですのね」ニュルニュル
美琴「あぁ! ダメ! それイッちゃう! イッちゃうから! あっあん!」
黒子「いいんですのよ? イッてしまって下さいまし。何度でもイかせて差し上げますもの」クリクリ
美琴「あ、あ、あ。ダメ! クリクリしちゃ! ほんとにイッちゃう! イッちゃう!」
黒子(お姉様! わたくしの腕をギュッと握り締めて、その表情だけで黒子もイッてしまいそうですわ!)
黒子「いいですわお姉様! そのままイクんですの!」クリクリクリ
美琴「あぁ! イクッ。当麻、私イッちゃうよ。イっちゃうぅっぅううう!!」ビクンビクン
黒子「…………」
美琴「はぁ……はぁ……」
黒子(ふ、ふふ。いいんですの。たとえあの猿人類の事を呼ぼうとも、お姉様を始めてイかせたのはこのわたくし。別に悔しくなんてありませんの。それに、お姉様があの猿人類にぞっこんだからこそ、できる作戦というのもありますの)
黒子「お姉様? どうですか? ここ、気持ち良かったですの?」ヌメヌメ
美琴「はぁはぁ……あ、ダメっ、今イッたばかりだから、触っちゃ」
黒子「ええ、分かっていますとも。今はキツイですわよね? 軽くさするだけですのよ? ほら、余韻とあわさって気持ち良くありませんか?」ヌルヌル
美琴「あ……うん。気持ちいぃ。感じるぅ」
黒子(ああ、なんて気持ちよさそうなお姉様。……これこそ女性同士だからこそなせる技ですの。わたくしなんて初めての時からイかされっぱなしプレイとかされましたから正直疲れましたの。次の日はジャッジメントのお仕事お休みしてしまいましたもの)
黒子「……お姉様、わたくしも感じたいですの。今度は舐め合いっことか致しませんか?」
美琴「あぁん。気持ちいぃよぉ……。あっ、舐め合いっこって、アソコを舐めるの?」ピクピク
黒子「そうですわ。お互いのおまんこを舐め合うんですの」
美琴「え? でもそんな、女の子どうしで舐め合うなんて……」
黒子「抵抗がありますの?」
美琴「う、うん。ちょっと」
黒子(ふふ、お姉様がそう思うのも予想済みですわ。しかーし! あきらめるのは早いですの! こんな時の為に、わたくしは毎日あの猿人類に犯されているんですもの)
黒子「舐め合いっこはイヤですの? でもお姉様? わたくしのお○んこ、お姉様の姿を見て愛液だけではなくあの方に中出しされた精液まで溢れてきてしまいましたの。お姉様に舐め取って欲しいですわ」
美琴「――!? あ、アイツのせ、精液っ?」
黒子「そうですわ。今日もあの方に何度も何度も中出しされて、黒子のお○んこはあの方の精液で一杯ですの。ほら、わたくしの愛液と一緒に、こんなに溢れてきていますわ」クパァ
美琴「あ、あぅ」カー
黒子「ほらお姉様? あの方が出したエッチな汁ですわよ? それを舐めてしまうくらいエッチな子の方が、あの方の好みですわ」ツー
美琴「うぁ。糸引いてる……。当麻の精液が……」ポー
黒子「さぁ、この黒子のお○んこから垂れるあの方の精液を、存分に舐めて下さいまし」
美琴「これが……、当麻の……。あむ」ピチャ
黒子「あ、お姉様いいですわ。もっと舐めて下さいましっ」
美琴「はぁはぁ……これが、当麻の味……ん、くちゅ」レロレロ
黒子(ああ、お姉様がわたくしのお○んこを舐め回していますの! こ、この日をどれだけ夢見た事か!?)
黒子「あ、あぁん。お姉様、そこ、もっと中まで舌を入れて下さいまし。黒子の中から、あの方の精液を全部吸い出して欲しいんですの!」
美琴「んちゅ。く、黒子の中の、アイツのを全部? はぁはぁ……んちゅ、ちゅぱっ」ジュルジュル
黒子「あっ、あぁ! あんっ! お姉様、エッチですわぁ。そんなに必死になって黒子のお○んこを舐め回して。きっとあの方も喜びますのよ」
美琴「ちゅぱっ、ちゅ。んむ、くちゅ」
黒子「はぁ、あんっ! お姉様、横になって下さいまし。わたくしもして差し上げますわ」
美琴「ん、くちゅ……う、うん。わたしのも舐めて、気持ち良くしてぇ」
「なんだ、随分楽しそうじゃないか。黒子」
黒子「っ!?」
美琴(イッた衝撃でまだ痙攣してアヘ顔さらし中)
上条「俺も混ぜろよ。奴隷どもだけで楽しもうなんざ身に過ぎた行為だと思わねぇか?」
黒子「ま、待って! お姉様には手を出すのは禁止ですの!」(美琴の前に立ち塞がる)
黒子「手を出すのはわたくしだけに……」
上条「うるせえ」(平手打ち)
黒子「あんっ」
上条(倒れた黒子のツインテールを引っ張りあげて、目線を合わせてお話)「いいか肉奴隷。お前がご主人様の決定に文句言える立場だとでも思ってんのか。ナメてんじゃねえぞ」
黒子「あぎ、ぅっ…うっ、ご、後生です。ご主人様ぁ……お願いです、黒子ならどんな目に合わされてもいいですわ、ですがせめてお姉様、は……」
上条「……こりゃ本格的にしつけが必要だな」(ツインテールから手を離す)
上条「奴隷の立場で俺に何か口答えできると思ってんなら」(どこからともなくローターをとりだす)
上条「まずは」(乳首に一個ずつ、前戯なしでアナルに5つ超素早く設置)
上条「そのふざけた幻想からぶち殺さなきゃなァ!」(全スイッチオン)
黒子(もう声も出せずにビクビクと絶頂の渦に叩き込まれる)
(勢いよく潮をふきながらもなおイき続ける)
上条「それで? まだ何か言いたいことがあるなら聞いてやるぜ?」(ローターのうちひとつを除いてスイッチを切る)
黒子「(床にはいつくばり、ぐしゃぐしゃのまま)……っか、は、ぁ…、ぉ、お願い、です……お姉、さまには……」
上条「だから、なんで俺がお前の願いを聞いてやんなきゃなんねえんだって」(スイッチの入ったローターのスイッチを最大に)
黒子「ひぃ、っあぁ!……あ、あぁっぐぅぅっ!わたくしなら!わたくしなら何をしてもいいですから!ですからお願いします!お姉様だけはぁぁっ、おね、おねぇさまぁぁぁあああっ!」(美琴を呼びながらさらにイく)
上条「ふーん……(ローターを弱めながら)まぁ俺も鬼じゃないし、黒子のねだり方次第じゃやめてもいいぜ?」(ニヤリ)
黒子「お……ふぅっ…おね、だり。ですの?」
上条「あぁ。主人ってのはたまには奴隷の願いを聞いてやるのも仕事だからな」
上条「って言っても、お前が俺に願いを聞いてもいいかと思わせるだけの働きをすれば、だけどな」(いやらしく笑いつつ、黒子の顎を持ち上げて自分の方を向かせる)
上条「ほら黒子、言ってみろよ。お前はその『お願い』を叶えてもらうために何をするんだ?」
黒子(そんな……お姉様を見逃してもらうための対価なんて、わたくし持ち合わせが……)
黒子(……いいえ、何を迷っているのです黒子。わたくしが出せるものなんて、いくらでもくれてやればいいのです)
黒子「わ、わたくしが差し上げられるものなんて、わたくしくらいしかありませんわ」
上条「知ってるよそんなこと。で、そのお前は何をしてくれるんだって聞いてんだ。答えろ肉奴隷」
黒子「そ、そうですわよね……とりあえず、場所を変えた方がよろしいかと。ここは常盤台の寮ですの。寮菅に見つかると面倒ですわ」
上条「なるほど……つまりは、ローターそんだけぶら下げたまま町歩いて羞恥プレイがお好みってわけだ」
黒子「っ!?」
上条「なかなかいい変態っぷりじゃないか。気に入った、ひとまず今はお前の案に乗ってやるよ」(全ローター最弱でスイッチオン)
黒子「ち、ちがぁぁぁぁァっ!? やめ、とめ、れへぇぇ!」(あまりの快感にガクガクビクビクと痙攣する)
黒子(だめ、ですの……っ!こんな、ローターがっ、振動でこつこつぶつかってぇ、オマンコ触られてもいないのに洪水になってますのぉぉっ!)
上条「今はまだ御坂の奴失神してるからいいが、早くしないと目を覚ますぜ。そうなればついてきちまうかもな」(ドアに手をかける)
上条「それから、今から20分以内に寮の外まで出てこないと嘘ついたものと見なしてまず御坂から犯す。お前の目の前で犯し尽くす。ローターを一個でも外したりテレポートで出したりしても同じ罰だ」(外に出る)
上条「じゃあ、せいぜい頑張ってくれよ」(笑いながらドアをしめる)
黒子「あぁぁ……そんな、そんな、の……」(涙を零しながら)
黒子(……負けるなですわ黒子。そ、それでも……お姉様だけは、守らないと……っ!)
白井黒子は床をはい、壁にもたれかかり、ずるずると体をひきずりながら外へ向かう。
最後に一度だけ美琴を見て、聖女のように微笑んだ。
「それでは……行って参りますわ、お姉様。どうか、お元気で」
別れの予感を胸に。崩壊の恐怖と共に、悦楽と期待を抱きしめて
一時間後。暗い倉庫のような場所に、黒子と上条はやってきていた。
あの後、15分かけてなんとか寮から脱出した黒子は上条に腕を捕まれたままバスに立ち乗りしたり、人込みを歩かされたりと公開プレイをさせられ、人目を感じては軽くイきながらなんとかそこまでたどり着いたのだった。
太ももは愛液でしとどに濡れ、彼女の歩いた跡にはところどころ水たまりができている。
上条「あれは何人か気づいてたな」
黒子「そ、そんな……」
上条「よかったじゃないか変態ジャッジメントさん?」(黒子を倉庫内に蹴りいれる)
黒子「きゃっ……は、ぐっああっ、あぁんっ!」(蹴られた衝撃と地面に転がったことで腸内のローターがごつごつとぶつかりあい、また潮を吹く)
上条「(にやにや笑いつつ)なんだ、蹴られてもイくのかよ。とんだドマゾだなおい」
黒子「くふ、ぅぅ……こ、これを、外して、くださいまし……」(快感の余韻にひたり、涙を浮かべながら)
上条「奴隷のくせにご主人様働かせようなんて100年早いんだよ」
上条「けど、まあ俺も鬼じゃないし」(にやりと笑いながら)
ポケットから二枚の絆創膏を取り出す上条。絆創膏の傷にあてる布部分は、少しだけ何かの液体に濡れたように変色している。
黒子「……?なんですの、それは」
上条「上、脱げよ」
答えになっていないが、黒子に逆らう権利などあろうはずもない。暴れるローターに苦労しつつも、サマーセーターを、シャツを、下着を外していく。
上条は脱いだのを確認すると外れかけた胸のローターを取り去り絆創膏を黒子の乳首に貼付ける。
上条「それ、俺がいいっていうまでとっちゃ駄目だからな」
黒子「はぁ、かまいませんけれど……それで、何をすればお姉様を見逃していただけますの?」
上条「そんなこと自分で考えろよ。常盤台は名門の頭のいいお嬢様方が通ってんだろ?ヒントをいうなら、俺を十分楽しませればそれでいい。俺の方も要求するが、それだけじゃ駄目ってことだな」
上条「さて、それじゃ無駄話も必要ないし続きといこうか。さっきローター外してくれって言ったよな」
上条「別に構わないが、俺の手をわずらわせるな。テレポートなしで自分で体の中から出せ」
黒子「なっ……!」
上条「俺としてはローターあってもなくても別にいいんだけどな。俺は外さないから自分で頑張れってこった」
上条「これでもだいぶ優しいんだぜ?手を使うのを認めてやってんだからさ」
黒子(くぅ……け、けれど。抜くのを認められたのは確かにありがたい話ですわ。これ以上は、アナルに力が入りそうにありませんもの)
黒子(さっきの話を総合すると、もっと奴隷らしいことをすればあの人の満足を得られるはず。そしてそれはお姉様の安全にもつながるわけですの)
黒子(だったら羞恥心なんて捨てますわ。お姉様をお守りするため……それに、あの方にご満足いただくために……っ!)
黒子「ご……ご主人、様」
上条「ん?」(にやにや)
黒子「こ、このはしたない性奴隷の、ローター排泄産卵を、見ていていただけますでしょうか……」
上条「へぇ、自覚が出てきたならいいことだ。いいぜ、やってみろよド変態」
黒子「あ、ありがとう、ございます……では、ご覧ください」
腸内にあるローターを、腹に力をこめていきむだけで取り出す。
言葉にすればこれだけのことだが、慣れない快楽に一時間以上さらされた体は言うことを聞かず、またぶつかり合い時折敏感な部分をえぐるせいでなめくじの歩みのような速度でしか進まない。
黒子「くっはぁ……あぅん、そこぉ……く、ううぅ、あっあっあっ、ダメ、ですの、また、またぁっ!」
がくがくと震えながら、黒子はそれでも頑張り通し、まず一つ目が肛門に達する。狭い門をぐりぐりと通り抜けるそれは、強い刺激となって黒子を襲った。
黒子「あっ、あっ、あっ、でるっ!でますのっ!でて、お尻からひりだして、イく、イきますの、イくぅぅぅぅっ!」(大きな絶頂を迎えながら、なんとか一つ目を肛門から出す)
しかし余韻に浸っているひまはない。まだ出していないローターは4つあるのだ。黒子は再び力をこめ、またも淫語を吐き散らかしながら絶頂しつつ二つ目を出した。
その時、上条が口の端にいやらしく笑みを浮かべる。
上条「なかなか順調じゃないか。ご褒美だ、受け取れよ」(スイッチをいじり、ローターの動きを中にする)
黒子「ぎ、ひぃっ!? ひぁああんっ! ご、ごしゅ、じん、さまあっ!」
上条「なんだよ、ご褒美もらったらまずありがとうございますだろ?」
黒子「ひ、ひゃいっ! ありがとうございましゅっ! き、あああああっ!」(潮吹き絶頂)
黒子は派手に動くようになったローターを、それでもなんとか動かしていく。イく頻度は倍に上がるものの、さらに二つをひりだした。
悪魔は、さらに狡猾だった。
上条「黒子はよく頑張るな。ほらあとちょっと。もう少しだ」(ローターのスイッチを一気にMAXへと切り替える)
黒子「(声にならない声で絶頂)」
上条「んー? どうした黒子、感謝の言葉が聞こえないぞ?」
黒子「は、かひぃっ! あん、あん、あぁんっ! りりが、くああああんっ! と、ござ、きっひぃぃぃっ! ま、すぅぅぅぅっ!」
上条「よろしい。さ、見世物続けてくれよ」
似たようなものを5つも出した後では、馬鹿になったかのように力が入らない。その上で設定は最大。まともに動かそうとしてはローター自身の動きで奥へと入り込んでしまい、動かすのに倍以上の時間がかかる。さらに。
黒子(あ、むね、ちくび、なんですの、これ、さわりたい、さわりたい、さわりたいぃぃぃっ!)
先程上条に張られた絆創膏の場所が、ローターに犯されているアナル並、それ以上に快感を主張した。
思わず手を伸ばして乳首を擦り上げようとするものの、その両手をいつの間にか近寄ってきていた上条が搦め捕る。
上条「おおっと、言い付けが守れないなんて駄目な奴隷だなぁ。そんなに乳首が切ないのかよド変態」
黒子「ひゃい! そのとおりですご主人さまっ! 乳首、乳首ぃぃぃっ!」
上条「(頭をかきつつ)さすがに学園都市製眉薬原液は厳しいものがあったか。次からちゃんと薄めて使うことにしませう」
上条「(笑みを戻して)とりあえず乳首はあとでかまい倒してやるから、まずは自分が言ったこと守らないとな。美琴を助けるためなんだろ?」
黒子(そう、だ。おねえさまは、わたくしが、わたくしが、まもる。きもちいいことして、されて、どれいになって、まもる)
黒子「わかァ、り、ました、のぉぉっ! ごらん、ください、ごしゅじんさま」
黒子「あなたの、どれいの、エロいところ、ぜんぶみてくらひゃいまへぇぇぇぇっ! イくぅっ! おひりぜんぶらしてイくぅっ! ごしゅじんさまにみられながら、イっちゃうのぉぉぉっ!」
ころん、と可愛らしい音を立てて最後のローターを出した瞬間。
腸と尿道と膣から三様のものを吹きだしあげながら、白井黒子は長々と絶頂してやがてくたりと上条の腕に倒れこんだ。
幕間
一言で言えば、一目ぼれだったのだ。
他の全てを平等に大切にしてきた少年にとって、少女とはじめて出会った時のその衝撃は計り知れないものだった。
純粋に誰かを大切に思う気持ち、行動、それで傷つくこともいとわずに駆け回る少女を見ていて、どうしようもなく愛おしいと思った。
それは自分と同じものを持っている少女とはじめて出会ったことに対する共感だと言われるかもしれない。
大切なものはたくさんあって。守りたいものはたくさんあって。
その中で、特別に何よりもほしいと思ったのが、白井黒子という少女だったというだけの話。
少し前に何もかもを失った彼が、記憶を失った後に出会った人の中で一番はじめにした、一目ぼれの相手。
彼女の一番になりたいという気持ちだけは、何があっても偽りではなかった。
だから、黒子の美琴が危ないという思いは見当違いですらあった。
彼が望むのは黒子だけ。それが彼女の思いをこちらに向かせるのに使えそうだから使っただけの話。
彼にとって御坂美琴は壊してでも欲しいものではない。欲しいのは、白井黒子という個人。
その相手を腕の中に、少年は意識のない黒子の髪を撫でる。
誰かのために必死に頑張れる彼女が、好きだった。
何かのために一生懸命になれる彼女が、好きだった。
ただ、それをうまく伝える術を知らなかっただけ。
誰かのために怒れても、戦えても。
自分のために一生懸命になる方法を知らなかっただけ。
だから彼は間違い続ける。間違っているとわかっていても、終わりまで、ずっと間違い続けるのだ。
―――きっと。
幕間・了
黒子「ん……ん、ふぅ…」
上条「起きたか。いつまで寝てんのかと思ったぜ」
黒子「(にらみつけながら)……あれから、どのくらい経ちましたの?」
上条「ざっと30分ってとこか。お前の出したもんなら掃除ロボが片付けてったぜ」
黒子「そうですか……それで、次は」
上条「乳首触ってやる約束だったからな。約束は守らないといけないよな」
絆創膏を二枚とも容赦なく勢いよく引っぺがす。途端黒子に走る電流。
黒子「ひぃあぁぁぁっ!? や、やめぁぁんっ! すっちゃ、ダメ、ですのぉ……っ!」
上条「(黒子の乳首をなめしゃぶりこりこりといじめあげながら)れろ、ちゅば……ん、どうした? 我慢できないのか?」
黒子「はいぃ、がまん、できない、ですぅっ!」
上条「は。とんだ淫乱だな、どうなってるのか実況してみろよ」
黒子「そ、そんな、辱めをぉぉォっ!? あんっ! あぁんっ!」
上条「ご主人様に口答えとはいい度胸だ。罰としてこれでも飲み込んでろ」
アナルビーズを次々と入れられていく黒子。8つほど飲み込ませた後、上条は黒子に向けて言う。
上条「もう一度言うぞ。自分の体がどうなってるか事細かにどれだけ淫乱かを言ってみろ。それくらいできるんだろ? なぁ常盤台の誇る大能力者」
黒子「もうし、わけ、はぁんっ、ありません、でしたぁぁあっく。させて、いただきます、ぅ!」
黒子「まず、玉をいっぱいっ、つめられた、おなか、ぐちゃぐちゃですのぉっ! ごりごりいってます、ぅううううっ! なかみ、ないから。ごりごりがちょくせつきますのほぉぉぉっ!」
上条「いいね。続けろよ」
黒子「ひゃいぃ……ちくびはぁ、ちゅぱちゅぱよりも、ぉ。はじかれ、てこりこりされるほうが、すき、ぃぃぃぃいいっ!」(言われた通りに弾く方にシフトする責め)
上条「(イったのを確認しながら)へぇ。強くひどくしてもらうほうが好きなのか。このド変態マゾ女」
黒子「そ、そうですのぉぉ! もっと、もっとつよくしても、へいきですぅぅぅっ! ひ、またイく! イってしまいます! あっひゃぁぁぁぁああんっ!」
上条「またかよ、こらえしょうがねぇなこの奴隷は」
黒子「ご、めんなひゃいれすの、ごしゅじんさまぁ……」
黒子「そ、そして、ぇ。おまんこ、もう、ぐちゃぐちゃですのぉぉぉ……ぱくぱくして、ぐちゅぐちゅして、どろどろしてますぅ、ふぅっ!」
上条「ふーん」(そしらぬ顔で)
黒子「え……?」
上条「メインディッシュは最後じゃないとダメだろ。それに、一番大事なことも聞いてないしな」
黒子「一番、大事な、こと……?」
黒子(なんですの? 早く挿れたくて、仕方がないのでは……?)
上条「自分で考えろよ。そら、続けるぞ」
黒子「あひゃぁんっ!? ぐ、ぁああっあぁァ! だ、めェっひゃあああぁんっ! つよいっ、きつイですぅぅぅっ!」
乳首攻めとクリトリス攻めだけで幾度となく気をやる黒子。
たまに媚薬だけ塗られて放置されては、失神するほどの快感を叩き込まれて、逆に快感によって目を覚ます。
悶え狂うその様を見て、急所を的確については次々と絶頂を極めさせる。
それを繰り返されるたびに、きゅうきゅうとうずいていく秘所。その疼きは、他の場所への愛撫では我慢できないほどになっていた。
すでに二桁の半ばに到達しようかという絶頂を数える頃、息も絶え絶えになりながら、黒子は願い出た。
黒子「お……おねがい、しますぅぅ…くろこに、くろこに、おじひを、くらひゃいませ……」
すでに呂律も上手く回っていない。体力も限界に近いが、それでも我慢できない。
犯してほしかった。ぱくぱくと口を開く秘所を。女として最も大切な器官を。
上条は、冷たく笑った。
上条「なんだ、そんなに突っ込んでほしいのかよ、このド淫乱」
黒子「なんれもいいです、いんらんでも、へんたいでもいいれす。だから、はんっ、おねがい、します、くろこの、はしたない、そこに、おじひを……っ」
上条「……なぁ黒子、忘れてないか? お前がなんでここに来たのか」
上条「お前、御坂を俺の奴隷にしないために来たんだよな?」
黒子「あ……」
黒子(なんて、なんて、こと。こんな……こんな大事なことを忘れるなんて……っ!)
上条「そのために、俺を満足させるためにここに来たんだよな」
黒子(そんな……っ!)
上条「なのに、何してんだよこの肉奴隷。俺はそこまで楽しませてもらってねえぞ」
白井黒子は打ちひしがれていた。
こんな短期間にこんなにも大切なことを忘れていたことを。
持っていたはずの自分の目的が変わってしまったことを。
自分が作り変えられてしまったことを。
けれど。
自分に触れてくれる手の優しさを。
たまに見せる小さな気遣いの笑みを。
奴隷と呼びながら黒子の会話に応じてくれる優しさを。
どうしても、憎い相手だとは思えなくなっていた。
だからこそ、白井黒子は腹を決める。
大切なものを捨てて、大切なものを得ることを決意する。
愛しいと思ってしまったら、もう止まることなどできなかった。
黒子「……もうしわけ、ありません、でしたわ」
力の入らぬ腕に無理やり力をこめ、はいずりながら、胸の内で美琴との永劫の決別を惜しみながら。
彼女は上条当麻に近づいて、ズボンのチャックを口にくわえた。
上条「……え?」
本気で困惑している様子の「調教者」に、少しだけ苦笑して。
それを一気にひきずりおろすと、張っていたかさの隙間を通し、年頃の少年らしくがちがちに強張ったそれを丁寧に口に含んだ。
上条「ちょ、待て待て待てっ!? お前、一体なにを―――」
黒子「ごほうし、ですのよ」
白井黒子は肉棒から一度距離を取り、唾液の糸をひきながら微笑んだ。
白井黒子は肉棒から一度距離を取り、唾液の糸をひきながら微笑んだ。
黒子「奴隷はご主人様に尽くすものですもの。してもらってばかりでは、奴隷の名が廃りますわ」
上条「……へ?」
黒子「信じられないのならばここに誓いますわ。わたくしこと白井黒子は、一生をもってご主人様の奴隷となり、お仕えいたします」
黒子「ねえ。女として一番大切なところだけは最後まで犯さなかった優しいご主人様」
上条「ちょ、ちょっと待ってください。上条さんは事態の急変っぷりについていけませんことよ……?」
黒子「もう、こんなことしておきながら意外と鈍いですわねこの殿方は……」
呆れたようにため息をつきながら、白井黒子は上条当麻の息がかかりそうな距離まで近づいた。
黒子「わたくしは、わたくしを一生涯かけてあなたに尽くしますと言っているのですわ」
黒子「お姉さまを守るためとか、嫌々とか、そういったことではなくて」
黒子「生涯、貴方を愛すると。ここに誓います」
それは、こんなことをしている間柄にはひどく不似合いな言葉で。
けれど。黒子の言葉も表情もひどく真摯なものだった。
上条はその勢いに思わず頷いてしまい、その様子を見て黒子はイタズラっぽく笑った。
黒子「それに、ここまでしたんですもの。貴方が一人の男なら、ちゃんと責任とってくださいませ」
上条「(キリッ)……あぁ、わかった。俺も、お前を一生かけて愛する」
黒子「だったら話は早いですわ。結ばれる契りとして、黒子のはじめてをもらってほしいですの」
上条「わかった。いくぞ黒子」
上条「俺の 息子(さいじゃく)は」
黒子(どきどき)
上条「ちっとばっか響くぞ―――!」
黒子「あぁぁああああああっ! あんっ! あんっ! もっと、もっと、突き上げてぇぇぇ! いっぱいいっぱいイかせてくださいですのぉぉぉぉぉおおっ!」
……思いが通じ合ったその日は、抜かずで半日ほどまじわいあったという。
エピローグ
禁書「おなかがすいたんだよ」
上条「あーはいはいもうちょっといい子で待とうな。一生懸命作ってくれてんだから」
黒子「はーい、お待たせしましたの。今日は寒いですし、鍋料理ですわー♪」
色々諸々あったものの、半年後。
上条の学生寮に、黒子が毎日のように遊びに来るようになった。
最初はインデックスも反発していたものの、今では姉妹(というかむしろ親子)のように黒子のことを受け入れている。
曰く、「とうまが選んだ人ならわたしのことも養ってほしいんだよ!」とのこと。
そう言われた時、上条が自分の甲斐性のなさに泣きそうになったのはまた別の話。
白井黒子は、上条との交際がバレた際常盤台で大スキャンダルになった。
それはもうレベル5大戦争くらいのスキャンダルと騒動だった。
英国やイタリア・ローマ、エリザリーナ独立国同盟、果ては天使まで出てくる大騒動に発展しかけもした。
ていうか第4次世界大戦が起きかけた。
その際、自衛のためというべきか上条を守るためというべきか繰り返した闘争に、黒子はレベル5の9人目に名前を連ねることになる。
そんなこんなもあり、今白井黒子は常盤台を辞し棚川中学校に通っている。
休日私服で過ごす自由を得たこともあり、上条を喜ばせるようなきわどい私服を着れる毎日を楽しんでいる。
上条当麻は、大スキャンダルの最中全人類70億に向けてこう言った。
『俺は黒子を愛してる! 上条当麻が、他の誰でもない白井黒子を愛したんだ!
その思いを間違いだって言うんなら―――そのふざけた幻想を、片っ端からぶち殺す!』
……何人か泣く人間はいたものの、それで収まったというのだから驚きである。数十年後にはきっと教科書にも載るだろう。
ともあれ、そんなこんなでいつも通りの毎日を送っている。そう、いつも通りの毎日を。
上条の携帯が鳴った。
「はいもしもしこちら上条……って、建宮。久しぶりだな」
『久しぶりじゃねぇってのよこの色男。
<原石>を捕まえてる施設を襲撃してたら、大規模災害を巻き起こす能力者の研究レポートが見つかった。
俺たち天草式とアニェーゼ部隊して先行して首謀者は捕まえたが、災害発生まであと一時間しかないのよな』
「……黒子の熱々鍋食おうとした矢先に……不幸だ」
「大丈夫だよとうま! 二人が帰ってくるまでにわたしが堪能しておくかも!」
「ぜんっぜん大丈夫な要素が見当たりませんよインデックスさん!? ちくしょう、結局こうなるのかよっ!?」
そんな上条の肩をとんとんと叩いて、黒子が笑顔で言った。
「ぐちぐち言ってないで、行きますわよ当麻さん。この貴方の奴隷にご命令をくださいな」
「はいはいわかりましたよ行ってきますよ行けばいいんだろこんちくしょう! インデックス、帰ってくるまでに全部食い尽くしてたらお前の目の前でお土産がっつり食ってやるからな!」
「うぅ!? そ、それは割と究極の選択かも!?」
「よっしこれであと15分は時間が稼げると見た。行くぞ黒子、目標はなんか危ないとこ!」
「オーケーですのよ当麻さん。この『空間使い(ディメンジョンオーナー)』白井黒子、貴方とならばどこまでも、ヒーロー業に勤しむといたしましょう!」
幻想殺しと空間使い。二人はいつも一緒に、誰かを助けるため世界中を飛び回っている。
おしまい
報われない三角関係からのハッピーエンドに感動しました