初春「結局、午後は雨降りませんでしたね」
佐天「まぁいいじゃん、濡れなくて済むし」
初春「でも傘とか邪魔じゃないですかー」
佐天「そりゃあそうだけどねー」
初春「…あ、そうだ!えいっ!」ブンッ
佐天「ちょっと初春、傘振り回しちゃ危ないじゃん」
初春「えへへー、なんかこう、傘を持つと、武器にしたくないですかっ?」
佐天「あー、そうだね」
初春「佐天さんもやりましょうよっ!」
佐天「ええ?…まぁいいか…うーん、そうだなぁ…あ、あれやってみようっと!…はぁぁ…!」ググッ
初春「…傘を…逆手に構えた…!?」
佐天「アバンストラッシュッッッ!!!」カッ!
ドォンッ!!!
元スレ
佐天「傘を持つと必殺技が出せる能力、かぁ…」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284214426/
「きゃあああああっっっ!?」
「な、なんだ!?突然自販機が壊れたぞ!?」
「この自販機…真っ二つだぞ!?」
初春「…な、なな…さ、佐天さんっ!?何をしたんですかぁっ!?」
佐天「あ、しまったつい」
初春「つい、じゃありませんよぉっ!自販機壊れちゃったじゃないですかぁっ!」
佐天「そうだねー…能力発現してたのすっかり忘れてたよ」
初春「え?佐天さん、能力者になってたんですか?」
佐天「うん。まぁ使う機会がないから自分でも忘れてたけど…」
初春「よかったじゃないですかっ!それで、どんな能力…え、まさか今のが…?」
佐天「そうそう。傘を持つと必殺技が出せる能力、だよ」
初春「え?な、なんですかそのわけのわからない能力は…だいたい必殺技って…?」
佐天「必殺技は必殺技だよ。そう例えば…初春、そこの木を見ててー…はぁぁ…!」ググッ
初春「…え、こ、今度は一体何を?……左手に傘を持ち替えて切っ先を突き出した…!?」
佐天「牙突ッッッ!!!」ゴァッ!!
ドガァッ!!!
ズズゥン…
初春「…木が…折れた…!?」
佐天「うん、牙突だからねー」
初春「いや知りませんよっ!っていうか危ないじゃないですかぁっ!」
佐天「当たり前じゃん、必殺技なんだから」
初春「だったら街中で使わないでくださいよぉっ!」
佐天「えー、面白いのもあるのに…」
初春「別に見せなくていいですよっ!…ん?…あ、さ、佐天さんっ!あれ見てくださいっ!女の子が車に轢かれそうですよっ!ど、どうしましょうっ!?ここからだと距離が…間に合わないっ!?」
佐天「…初春、私の傘、どのくらい伸びるか知ってる?」
初春「佐天さんっ!?こんな時に何言って…!?」
佐天「13kmや………卍解ッ!!!神殺槍ッッッ!!!」ギューン
初春「か、傘が伸びたっ!!?」
女の子「お姉ちゃんありがとー」
佐天「どういたしましてー」
初春「す、すごいですよ、佐天さんっ!」
佐天「え、そお?」
初春「そうですよっ!女の子だって助けちゃいましたしっ!それに、その能力、強いじゃないですかっ!」
佐天「でも傘が無いとダメなんだよねー。傘持ち歩くのなんて面倒だし…」
初春「折りたたみ傘とかはどうなんですか?」
佐天「折りたたみ傘は駄目だった」
初春「そうなんですか…ところで、その、必殺技、ですか?どのくらいまで使うことが出来るんですか?」
佐天「傘を武器に見立てられればなんでも大丈夫だよ」
初春「すごいじゃないですかっ!まず剣系の必殺技は全部いけますねっ!…でも身体、大丈夫なんですか?」
佐天「あぁ、うん、大丈夫だよー。この能力は私には一切身体的・精神的負担は無いから。効果は原作基準ね」
初春「…原作基準?どういうことですか?」
佐天「もし、惑星をぶった切る剣系の必殺技があれば、地球だって真っ二つに出来るってことだよ」
初春「え、じゃあもしかして、イデオンソードを使えば…!」
佐天「ん?何か言った?」
初春「…はっ!?い、いえ、な、何も…!(だ、ダメですよっ!イデオンソードなんて使ったらみんな死んじゃうじゃないですかぁっ!…まぁそもそも、あれ実剣持ってるわけじゃないから佐天さんが使えるかどうかわからないけど…)」
初春「えーと…他には何が出来るんですか?」
佐天「んー…ブラッディースクライドとか魔神剣とかはもう試したよ」
初春「ふむ…全部、剣系ですね…剣以外では?」
佐天「うーん…思い浮かばないなぁ…」
初春「そうですねぇ…」
ドンッ!
「おらおらぁっ!騒ぐなっ!金出せぇっ!!」
「これに金入れろっ!!」
「騒ぐとぶっ殺すぞっ!」
初春「あ、佐天さん、銀行強盗がいますよっ!」
佐天「学園都市って結構多いよねー」
初春「そんなこと言ってる場合じゃないですよっ!…犯人は複数、武器を所持…アンチスキルに連絡と、後白井さんに応援を頼みますっ!」
佐天「…ん?まてよ…そうか、もしかしたら…」トコトコ
初春「ちょ、ちょっと佐天さんっ!?危ないですよっ!?」
佐天「あー皆さーん、こんにちはー」
強盗A「あ?おい誰だてめーは!?」
佐天「ただの通りすがりの女子中学生ですよー。それよりちょっと試したいことがあるんだけどいいですかー?」
強盗B「てめぇふざけてんのか!?ぶっころすぞ!?」チャキッ
佐天「それ本物の拳銃ですか?」
強盗C「当たり前だろうが!…レベル4以上にはあまり効果はないが…まぁここにいる無能力者ども程度なら十分だしなぁ!」
佐天「…あ?」
強盗D「おい、何やってんだてめぇら…!金詰めたら俺の能力で全部吹き飛ばすんだからさっさと逃げるようし死とけよ!!…あ?なんだこのガキは?」
佐天「あーあ…本当はちょっと試したいことがあっただけなんだけどねー…ちょっと本気でやろうかな」
強盗A「何言って…」
佐天「ああ、それから…さっきとても不愉快なこと言われたんで…手加減のほうは出来かねますので、一つご容赦を」
強盗B「…ははッ。聞いたかよ、おい。本気でやるってよこのガキ!」
強盗C「お笑いだぜ!なぁ!どうするってんだよお譲ちゃん!?」
佐天「では…ご堪能くださいまし」ジャキッ
バンッッッッ!!!!!!
強盗A「ぐはぁっ!?」ドシャアッ
強盗B「こォオおおのくそッたれえェエエえええ!!」
強盗D「てめェらァ!かまうこたあねえ!ぶっ殺せ!!」
・・・・・・・・
佐天「如何様にでも?…おできになるなら。」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
バンッ!
佐天「…」 ビシッ!バシィッ!バンッ!
強盗B「どうなってやがるん、クソっ!!」
強盗C「防弾繊維<ケプラー>かチクショウ!!」
佐天「…」ドンッ!ドドンッ!!!
強盗D「く…な、なんてやつだ…!!」
初春「さ、佐天さんっ!大丈夫ですかっ!?…きゃあああっ!?な、なんで撃ちあいに…!?…ああっ!あれは…SPAS12!?イタリアのルイジ・フランキ社製のショットガンをなぜ佐天さんが…!?」
黄泉川「…犯人逮捕の協力は感謝するが…ちょっとやりすぎじゃん」
初春「す、すみませんっ!すみませんっ!!」
佐天「雑魚だったねー」
初春「佐天さん何言ってるんですかぁっ!?そんなこと言ってる暇があったら佐天さんも謝ってくださいよぉっ!」
シュパッ
黒子「初春!こんなところにいたんですの?」
初春「あ、し、白井さん!」
黒子「…しかし、この惨状…犯人側にも死者が出なかったのが幸いですの」
佐天「ちゃんとはずしたんでその辺は大丈夫ですよ」
黒子「…佐天さん…あなたは一般人なのですから、今後はこういうことは控えて欲しいんですの」
佐天「わかってますって」
初春「もうこんな危険な能力は使わないほうがいいですよ」
佐天「危険ねー…危険じゃなかったらいいの?」
初春「え…危険じゃない必殺技なんてあるわけないじゃないですかぁっ!」
佐天「まぁそうだけどさー…あ、ちょっと一つだけ試したいものが…」
初春「なんですか?危ないのだったらダメですよっ!?」
佐天「わかってるってー…えーと、あ、この石でいいか」
初春「…?石なんて置いてどうするんですか?…え、さ、佐天さん?どうして傘の先のほうを持つんですか?」
佐天「見てればわかるよー……よし…!…一瞬キラッと光るポイントとポイントをぶつけるように…はっ!」キィィンッ!!
初春「い、石が飛んでいったっ!?」
黒子「成程、これはゴルフですの。でも、ゴルフに必殺技など…」
佐天「これはね、ライジングインパクト(太陽の光跡)って言うんだよ」
初春「必殺技っぽいネーミングっ!!」
黒子「そんな理由で…まぁパーソナルリアリティなんてそんなものなんでしょうね…」
佐天「あはは、もう一回ーそれっ!」キィィンッ! ガシャーンッ!!
初春「ひぃっ!?ビルに直撃しましたよぉっ!?」
佐天「よし、逃げよう!」
初春「な、何言ってるんですかぁっ!ちゃんと謝らないとっ!」
おしまい

