ほむら「セコムしてますか?」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・えっ?」
ほむら「大丈夫。その必要は無いわ」
ほむら「私がまどかの家を守ってみせるから」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・えっ?」
元スレ
ほむら「ほーむセキュリティ」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303914647/
ほむら「それじゃあ、早速今日から・・・」
まどか「ちょ、ちょっと待ってよ、ほむらちゃん」
ほむら「なにかかしら?」
まどか「その・・・言ってる意味がよくわからないんだけど・・・」
まどか「ていうか、凄い突拍子にセコムしてますか?って・・・」
ほむら「その必要はないわ」
ほむら「これからはセコムじゃなくてホムホムの時代だから」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・えっ?」
ほむら「セコムが守るのは家だけよ」
ほむら「でも、私ならまどかの安全も守ってみせる」
ほむら「だから早速今日からまどかの家にお邪魔させてもらうわね」
ほむら「そう・・・今日から私はセキュリティ少女・・・」
ほむら「ホムホム!」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・えっ?」
まどか「い、いや、ちょっと待ってよ!」
ほむら「なにかしら?」
まどか「その・・・まだ状況がよく理解出来ないんだけど・・・」
ほむら「セコムは信用出来ないわ」
まどか「いや、セコムは家も家族の幸せも守ってくれてるよ?」
ほむら「・・・・・・」
まどか「・・・ほむらちゃん?」
ほむら「・・・どうして」
ほむら「どうしてわかってくれないの!?」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・えっ?」
ほむら「確かにセコムは24時間、家を守ることが出来るかもしれない・・・」
まどか「充分だよね・・・」
ほむら「でも・・・!」
ほむら「24時間まどかのことを守ることは出来ないの・・・!」
まどか「それはまぁ・・・ホームセキュリティだし・・・」
ほむら「なのに・・・」
ほむら「どうしてわかってくれないの・・・!?」
ほむら「どうして・・・うっ・・・ひぐっ・・・」
まどか「・・・・・・」
まどか「わけがわからないよ・・・」
ほむら「まどかぁっ・・・うぅっ・・・」
まどか「・・・・・・」
まどか「要約すると・・・」
まどか「ほむらちゃんは今日、私の家に遊びに行きたいってこと、かな・・・?」
ほむら「・・・遊びなんかじゃない!!」
ほむら「私は、ほーむセキュリティにこの身の全てをかけている・・・」
ほむら「貴女の家をホムホムして、貴女と二人でほむほむにゃんにゃんすることが出来るまで・・・」
ほむら「私は何度でも同じ時間、同じセカイを繰り返し生きてみせるわ・・・!!」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・ほむほむにゃんにゃん?」
ほむら「まどかの為のほーむセキュリティになれないのなら、私一体何のためにセキュリティ少女をやっているのかわからなくなる・・・」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・ていうか」
まどか「ほむらちゃんは24時間私の側にいるってことになるのかな・・・?」
ほむら「そうじゃなきゃセキュリティの意味が無いじゃない」
ほむら「学校、通学路・・・」
ほむら「リビング、寝室・・・」
まどか「・・・・・・」
ほむら「トイレ」
まどか「トイレは絶対おかしいよ」
まどか「えーと・・・とりあえず私のことを守ってくれるって気持ちは嬉しいんだけど・・・」
まどか「24時間はちょっとなぁ・・・」
ほむら「トイレがダメなら、せめてお風呂だけでもっ・・・」ハァハァ・・・
まどか「・・・息、荒いよ?」
ほむら「まどかと同棲がしたいです」
まどか「!?」
ほむら「だから二人でどこか遠い場所まで・・・」
まどか「いや、今の家から引っ越すってことは・・・」
ほむら「この際ご両親同居でも構わないわ!」
まどか「いや、だからね?」
ほむら「どうしても、ホムホムよりもセコムを信じたいのね・・・」
まどか「いや信じるとか信じないじゃなくてさ・・・」
ほむら「やだやだ!」
まどか「!?」
ほむら「まどかとイチャラブ出来ないセカイなんてやだやだ!」
まどか「ほ・・・ほむらちゃん・・・?」
ほむら「じゃあ・・・この際別居でも構わないから1週間のうちの6日ぐらいは24時間一緒にいましょう・・・?」
まどか「別居の意味がわからないよ・・・」
ほむら「まどかの家に居候させてください」
まどか「す、随分と直球になったね・・・」
まどか「まぁ、私はそういうことなら別に構わないんだけど・・・」
ほむら「ほ、本当に・・・!?」
まどか「トイレはともかく」
ほむら「・・・もう何も信じない」
まどか「・・・・・・」
まどか「でも、ほむらちゃんにはほむらちゃんのお家があるでしょ?」
まどか「それなのに居候?」
ほむら「前の家は売り払ったわ」
ほむら「だから私は今、ほーむレスなの」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・えっ?」
まどか「ほむらちゃん・・・お家・・・無いの・・・?」
ほむら「ええ・・・焔の不始末で全焼してしまったの・・・」
まどか「さっき売り払ったって言ったよね?」
ほむら「もちろんタダとは言わないわ」
ほむら「しっかりと、まどかとまどかの家は責任を持ってほーむセキュリティするから」
ほむら「だから一緒の寝室で寝かせてくださいっ・・・」ハァハァ・・・
まどか「うん・・・ちょっとだけ離れてほしいな・・・?」
まどか「・・・えーと」
まどか「一緒に住むぶんには問題は無いと思うの」
ほむら「・・・!!」
まどか「でもね?」
まどか「ほーむセキュリティってのは・・・ちょっと、イヤかな・・・」
ほむら「・・・!?」
ほむら「な、何故・・・?」
ほむら「トイレは危険がいっぱいよ・・・!」
ほむら「大量の盗撮カメラが・・・」
まどか「それは、イヤかな・・・」
ほむら「私はその映像をじっくり吟味してから処分を・・・」
まどか「そんなのあんまりだよ・・・」
まどか「いや、そのね?」
まどか「ほむらちゃんと一緒にいるのがイヤなわけじゃないの・・・」
ほむら「それなら・・・」
まどか「でも、私とほむらちゃんは友達でしょ?」
ほむら「・・・!」
まどか「守るとか守られるじゃなくて・・・」
まどか「もっと友達っぽく普通に接したいの・・・」
まどか「だから、そのセキュリティとかホムホムとかにゃんにゃんは無かったことにして・・・」
まどか「セコムのことを・・・受け入れて欲しいんだ・・・」
ほむら「・・・まどか」
まどか「・・・ねっ?」
ほむら「にゃんにゃんだけは・・・」
まどか「ところでにゃんにゃんってなにかな・・・?」
ほむら「・・・わかった。私、ホムホムは諦めるわ・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「トイレ、寝室は一緒で?」
まどか「トイレはダメ」
ほむら「私、一体何のために・・・!?」
まどか「落ち着いて?」
ほむら「あっ、でも・・・」
ほむら「でも、一緒に寝ることは出来るってこと・・・?」
まどか「まぁ・・・私のベッドで良ければ二人分のスペースは・・・」
ほむら「スペースは一人分の方が」
まどか「えっ?」
ほむら「えっ?」
ほむら「じゃあ、今日から私たち一緒に暮らせるのね・・・」
まどか「あはは・・・ちょっとまだ聞いてみないとわからないけど・・・」
まどか「でもきっと、私の両親も弟もOKを出してくれると思う」
ほむら「そうだ・・・ご両親・・・」
ほむら「ちゃんと・・・挨拶出来るかしら・・・」
まどか「ははっ・・・大丈夫だよ。みんな気さくな感じだから緊張しなくても・・・」
ほむら「まどかさんとほむほむさせてくださいっ!」
まどか「・・・!?」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「これはちょっとまどかを想う気持ちが伝わりにくいかしらね・・・」
まどか「なんの話をしてるの・・・?」
ほむら「まどか!」
まどか「な、なにかな・・・?」
ほむら「・・・ありがとう」
まどか「えっ?」
ほむら「私、やっとセキュリティ少女の迷宮から抜け出して・・・」
ほむら「ゴールに辿り着くことが出来た・・・」
まどか「・・・?」
ほむら「何度過去に戻ったかわからないわ・・・」
まどか「一体何を言っているの・・・?」
ほむら「トイレ盗撮の犯人が実はセキュリティである私だったことがバレた未来を迎えた時には、流石に絶望しかけたわ・・」
まどか「ほむらちゃん、やっぱり来ないで?」
ほむら「まどか・・・ようやく貴女と私は・・・」
まどか「・・・・・・」
まどか「あっ!そういえば・・・」
ほむら「なにかしら?やっぱりトイレも可?」
まどか「セキュリティで思い出したけど・・・」
まどか「マミさんって女の子の一人暮らしだけど大丈夫なのかなぁ・・・」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「・・・えっ?」
まどか「一応QBも一緒に住んでるけど・・・」
まどか「正直、QBはアテになる気がしないし・・・」
ほむら「ま、まどか・・・?」
まどか「それにマミさんっていつも笑顔だけど・・・」
まどか「時々寂しい表情を見せたりもするんだよね・・・」
まどか「きっと一人でいるのが寂しいんだ・・・」
まどか「まぁQBもいるけど、あの子は友達というよりはペットに近い感じだし・・・」
ほむら「あ、あの・・・さっきから何を・・・」
ほむら「巴マミは今、関係無い・・・」
まどか「・・・ほむらちゃん!」
まどか「居候するなら私の家よりマミさんの家の方が絶対に良いと思うの!」
ほむら「・・・!?」
ほむら「い、いや、あのその・・・わけがわからないのだけれど・・・」
まどか「QB・・・そこにいる・・・?」
QB「・・・なんだい?」
ほむら「!?」
QB「やあ」
ほむら「インキュベーター・・・!?」
まどか「QB・・・貴方はどんな願いでも一つだけ叶えることが出来るって前に言ってたよね?」
ほむら「あの・・・まどか・・・さん・・・?」
QB「あぁ、もちろんさ!ボクは君の願いを何でも一つだけ叶えてあげられる!」
QB「そして君を最高の・・・」
まどか「私の願い・・・」
まどか「決まったよ」
ほむら「・・・・・・」
ほむら「・・・えぇっ!?」
QB「そうか、それは良かったよ!」
QB「じゃあ早速とボクと契約して・・・」
ほむら「ま、まどか・・・!!」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「あ、貴女一体何を・・・」
まどか「・・・ごめんね、ほむらちゃん」
まどか「今までずっと私のトイレを盗撮する為に頑張ってきたんだよね・・・」
ほむら「盗撮よりも直の方が・・・」
まどか「だから私、決めたんだ」
まどか「そんな卑劣な犯罪に二度と私が巻き込まれること無いように・・・」
まどか「そして、いつもぼっち扱いされてるマミさんに本当の笑顔を取り戻してもらう為に・・・!」
ほむら「まどか・・・!ダメ・・・ダメよ・・・!!」
ほむら「まどか・・・まどかぁっ・・・!」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・ごめんね、ほむらちゃん」
まどか「でもね、ほむらちゃん」
まどか「ほむらちゃんは私にとって・・・」
まどか「最高に危険な存在だよ」ニコッ
ほむら「ま、まどか・・・」
QB「・・・準備は出来たかい?」
まどか「うん・・・」
QB「そうか・・・なら、まどか君の願い事を言うんだ」
まどか「・・・私の」
まどか「私の願い事は・・・!!!」
まどか「マミさんの家に監禁されちゃうほむらちゃん」
まどか「そこで行われる終わることの無いマミさんとの濃厚なSMレズプレイ・・・」
まどか「そんな、マミほむ展開を代わりに誰かに書いて欲しい!!」
まどか「これが私の願いごとだよ・・・」
QB「まどか・・・君は・・・」
ほむら「疲れたから他力本願にしようというの・・・!?」
神まどか「ていうわけで、ほむらちゃんをマミさんの家に送り込みました」
神まどか「マミさん、あとは好きにしてください」
マミ「わかったわ!私、もう寂しくない!!」
ほむら「んー!んー!!」
マミ「あらヤダ、猿轡が外れそう・・・」
神まどか「それじゃあ、二人とも私はそろそろ・・・」
マミ「鹿目さん・・・今日までありがとう・・・元気でね・・・」
神まどか「・・・はいっ。マミさんもお元気でっ・・・!」
ほむら「んんっー!!」
神まどか「それじゃあね、ほむらちゃん!ばいばーい!!」
ほむら「んー!!!」
マミ「・・・・・・」
マミ「鹿目さん・・・行ってしまった・・・」
マミ「・・・やっぱり寂しいな」
マミ「だけど・・・」
ほむら「んんっ・・・!!んー!!」
マミ「これからはもう・・・一人ぼっちでいることなんて無い・・・」
マミ「暁美さん・・・」
マミ「いいえ・・・私だけのほむらちゃん・・・」
マミ「これからはここが貴女のお城よ・・・」
マミ「迷宮から抜け出した貴女の本当のゴール・・・」
マミ「さぁ・・・愛してあげる・・・」
ほむら「んっ・・・!?んんっー!!!」
ほむら「(もう誰も・・・信じない・・・!!)」
マミ「さてと・・・」
マミ「私とほむらちゃんが愛し合う濃厚な展開を>>1の代わりに誰か書いてくれないかしら?」
QB「おやすみ」
QB[ボクの願いは起きた時にこのスレがまだ残ってて、しかもマミほむが書かれていることだよ」
ほむら「まどかの家をほむほーむにする野望が・・・」
マミ「今日からここがほむほーむよ」
ほむら「そんなの絶対認めない・・・」
マミ「いいじゃない、かわいがってあげるわよ」
ほむら「まどかー!まどかー!」
マミ「ほら、ほむらちゃんケーキ食べましょ」
ほむら「いいからここから出してよ・・・」
マミ「食べさせてあげるから、ね?あーん」
ほむら「・・・ぺっ」
マミ「・・・・・・」
マミ「ふーん、そういう態度とるんだ」
ほむら「・・・・・・」
マミ「わたしも本当はこんなことしたくないんだけどしょうがないわよね」
ほむら「・・・なにをするつもり?」
マミ「なにもしないわよ、ケーキは一人で食べるからいいわ」
ほむら「?」
マミ「あー、おいしい」
ほむら「・・・・・・」
マミ「・・・いま謝れば食べさせてあげないこともないわよ」
ほむら「悪いけど最初にあーんをしてもらうのはまどかって決めてるのよ」
マミ「あーあ、後悔してもしらないわよ」
私がほむらちゃんを送り込んでから三日経ったみたいだね!
ほむら「・・・・・・」
マミ「今日のケーキはいつもよりおいしくできたわね」
ほむら「・・・・・・」
マミ「ほむらちゃんも食べてみる?」
ほむら「・・・うるさいわね」
マミ「そんなに意地はらなくてもいいのに」
ほむら「ケーキばっかり食べてるからそこまで醜い胸になるのよ」
マミ「・・・・・・」
ほむら「栄養が胸にしか行ってないからぼっちになるのが分からない?」
マミ「・・・うふふ、うふふふふ」
さらに三日経ったみたいだね!
ほむら「・・・・・・」
マミ「今日はプリンにしてみたわ」
ほむら「・・・・・・」
マミ「・・・うん!やっぱり上手にできてるわね、さすがわたし!」
ほむら「・・・・・・」
マミ「明日はなににしようかしら」
ほむら「・・・・・・」
ほむらちゃん大丈夫かな・・・なんにも食べてないみたいだけど・・・
ほむら「・・・・・・」
マミ「ケーキ、ケーキ!」
ほむら「・・・・・・」
マミ「プリンやクッキーとかもおいしかったけどやっぱりケーキよね!」
ほむら「・・・・・・」
マミ「うん?どうしたのほむらちゃん?」
ほむら「・・・用なんてないわ」
マミ「ずっとこっち見てるみたいだったから心配になって・・・何かあったらいつでも言ってね?」
うーん、もうどれだけ経ったか分かんないや
ほむら「・・・・・・」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ほむら「・・・・・・」
マミ「今日の出来もバッチリね!」
ほむら「・・・水を・・・くれないかしら・・・」
マミ「え?ほむらちゃん水がほしいの?」
ほむら「・・・・・・」
マミ「でもごめんね、残念だけどケーキと紅茶しかないの」
ほむら「っ・・・・・・」
マミさんのケーキとってもおいしそうだね!
マミ「ふっふふーん、ふっふふーん」
ほむら「・・・なんでもいいから・・・飲みものをください・・・」
マミ「ごめんなさい、よく聞こえなかったわ」
ほむら「っ!」
マミ「もう怒らないでよ、ね、もう一回言ってくれる?」
ほむら「そこの・・・紅茶が・・・飲みたいです・・・」
マミ「そう、いま用意してあげるわね!」
ほむら「!」
マミ「あら・・・ごめんなさい、紅茶なくなっちゃったみたい」
ほむら「なっ!」
マミ「ないんならしょうがないわよね、うんしょうがないしょうがない」
私の紅茶もないのかな?
ほむら「まだそこにあるじゃない!」
マミ「うーん、これは鹿目さんの分だから・・・」
ほむら「・・・・・・えっ」
マミ「飲んじゃったら悲しむと思うんだけどそれでもいいならあげるわよ」
ほむら「・・・じゃあ他の飲みものを・・・」
マミ「他になにかあったかしら?ちょっとまっててね」
ほむら「・・・・・・」
ほむらちゃん信じてたよ!紅茶おいしいね!
ほむら「・・・・・・」
マミ「はい、ほむらちゃん」
ほむら「・・・これはなに?」
マミ「なにって水よ?わたしの体液が入ってるけど」
ほむら「なっ!そんなもの飲めるわけないじゃない!」
マミ「なんでもいいって言ってた気がするんだけどわたしの聞きまちがえかしら?」
ほむら「こいつ・・・・・・」
マミ「で、飲むの?飲まないの?」
ほむら「・・・飲むわ」
ほむらちゃんの飲みものおいしそうだね!私はいらないけど!
ほむら「ごくっ、ごくっ」
マミ「どう?おいしい?」
ほむら「・・・げほっ!げほっ!」
マミ「あらあら」
ほむら「・・・もう結構よ」
マミ「まだたくさん残ってるわよ」
ほむら「こんなものそんなに飲んでられないわ」
マミ「そう・・・残念ね、本当はただの水なんだけど」
ほむら「!」
飲みものを粗末にするのはよくないよ?あんこちゃんに怒られちゃうんだから!
マミ「いらないんならしょうがないわね、すぐかたづけるから」
ほむら「ま、まって!飲む!飲むわ!」
マミ「でも吐き出すほどマズいもの飲ませるわけにはいかないから、ね?」
ほむら「本当はおいしかったの、もっと飲みたい!」
マミ「無理しなくていいわ、一週間くらい経ったらもっとおいしい飲みものをあげるからね」
ほむら「そ、そんなに耐えられない・・・まって!まってよ!」
ほむらちゃんが元気そうで私もうれしいな!
マミ「じゃーん!今日はいつもよりはりきってつくってみました!」
ほむら「うう・・・」
マミ「これだけ大きいとさすがに一人じゃ食べきれないわね」
ほむら「マミさん・・・なにか飲ませて・・・」
マミ「え?でもまだ一週間たってないでしょ?」
ほむら「本当になんでも飲むから・・・体液が入っててもいいから・・・」
マミ「そう?どうしようかなー」
ほむら「おねがい・・・します・・・」
マミ「・・・やっぱりだめー、ほら前みたいに吐き出されると嫌だし」
ほむら「・・・ううっ・・・ぐすっ・・・」
ほむらちゃんが仲良くしてあげないからマミさんがかわいそう・・・
マミ「はい、今日はミルフィーユでーす」
ほむら「もう・・・一週間経ったはず・・・」
マミ「あら、そう?」
ほむら「だから・・・おねがい・・・」
マミ「でもまだほむらちゃんの口に合うような飲みものを見つけられてないのよ」
ほむら「・・・ううっ・・・もういやぁ!なんでわたしがこんなっ・・・ひっく、ひっく・・・」
マミ「・・・ごめんねほむらちゃん、ちょっといじわるしすぎちゃったかな」
ほむら「もうやだっ!いや!だれか助けてよ!」
マミ「どうしようかしら?マズいもの飲ませるわけにはいかないし・・・」
マミ「そうだ!いいこと思いついたわ!」
ほむらちゃんどうしちゃったのかな?
マミ「ねえねえ、ほむらちゃん」
ほむら「・・・・・・」
マミ「紅茶飲む?」
ほむら「・・・ほんとうに飲ませてくれるの?」
マミ「もちろん!でもマズいといけないから私が味を確かめたやつをあげるわね!」
ほむら「うん!うん!なんでもいいから!」
マミ「ちょっとまっててね?」
ほむら「マミさん!はやくはやく!」
やったねほむらちゃん!紅茶が飲めるよ!
マミ「口に含んでー・・・・・・!?」
ほむら「じゅるっ!じゅるるる!」
マミ「むー!?むー!」
ほむら「あむっ!ずずずずっ!じゅるじゅる!」
マミ「・・・ぷはぁ!も、もう!激しすぎるわよ!こぼれちゃったじゃない」
ほむら「おいしい・・・マミさぁん・・・もっと・・・もっとくださぁい・・・
マミ「はいはい、いまあげるからね」
ほむら「んむっ!じゅるるるるっ!」
ほむらちゃんってそんな子だったんだね・・・ちょっとがっかり・・・
ほむら「・・・・・・」
マミ「どうしたの?まだ紅茶飲みたい?」
ほむら「ケーキが・・・食べたいです・・・」
マミ「うーん、でも最初の頃に食べさせてあげようとしたらぺっされたし」
ほむら「ごめんなさい」
マミ「わたしショックだったなー」
ほむら「もうしないから・・・」
ほむらちゃんずーっとお風呂に入ってないんだよね、さすがに汚いよ
マミ「ケーキばっかり食べてると醜い胸になるんでしょ?だったら食べなくていいじゃない」
ほむら「そんなことないです・・・正直マミさんの胸が羨ましかったんです」
マミ「でもほむらちゃんを醜い胸にするわけにはいかないし・・・」
ほむら「許してください・・・マミさんのつくったケーキが食べたいんです」
マミ「どうしても?」
ほむら「はい・・・」
え?ほむらちゃんマミさんがつくったケーキ食べてないの?
かわいそうだねー、私は毎日食べてるよ!
マミ「栄養が胸にしか行かなくなってぼっちになっちゃってもいい?」
ほむら「・・・・・・」
マミ「悲しかったなわたし・・・本当にぼっちだったから」
マミ「ほむらちゃんのことはお友達だと思ってたんだけど、そうじゃなかったみたいだし」
ほむら「わたしは・・・」
マミ「ほむらちゃんにはこんな気持ちになってほしくないの」
ほむら「マミさん・・・」
マミ「だからケーキ食べなくてもいいわよね!」
ほむら「ううっ・・・・・・」
あーあ、ほむらちゃんのせいでマミさんが・・・ホントに役に立たないね!
ほむら「ぼっちになってもいいからケーキが食べたいんです!」
マミ「それは本気で言ってるの?」
ほむら「はい・・・」
マミ「じゃあ鹿目さんともお友達じゃなくなっちゃうわね」
ほむら「えっ!?」
マミ「嫌?だったらケーキはおあずけよね!」
ほむら「くうっ・・・・・・」
ほむらちゃん・・・ほむらちゃんと私はお友達だよね!信じてるから!
マミ「じゃあ一人でケーキ食べるわね」
ほむら「・・・・・・」
マミ「うん!いつも通りおいしい!」
ほむら「・・・まどかが友達じゃなくなってもいい」
マミ「ん・・・なに?」
ほむら「まどかなんて友達じゃない!だからケーキを食べさせてよ!」
マミ「ふーん・・・それでわたしのことは?」
ほむら「マミさんの友達にはわたしがなります!マミさんだけが友達で構いません!」
マミ「はい、よくできました」
ほむら「じゃ、じゃあ・・・」
ひどい・・・ひどいよほむらちゃん・・・どうしてそんなこと言うの?
マミ「ちゃんと食べさせてあげるから安心しなさい」
ほむら「あぁ・・・・・・」
マミ「うーん、あーんと口うつしどっちがいいかしら」
ほむら「く、口うつしがいいです!あ、でもあーんも・・・」
マミ「じゃあ今日は口つしね、明日はあーんにしましょ」
ほむら「はい!」
マミ「うふふ、うふふ」
初めてのあーんは私にくれるんじゃなかったの!あれは嘘だったの!?
マミ「はい、ほむらちゃん口あけて?」
ほむら「ちゅっ、んむっ、んぐっ」
マミ「ちゅるっ、ちゅるるっ」
ほむら「あむっ、ごくんっ・・・おいしいですマミさん!」
マミ「もっと食べる?」
ほむら「はい!マミさんが口うつししてくれたケーキならいくらでも食べられます」
マミ「よしよし・・・んちゅっ、じゅるっ」
ほむら「あむっ、あむっ、んぐんぐ」
もうほむらちゃんなんか知らない!
マミ「これからもずっとわたしのケーキを食べてくれる?」
ほむら「はい!これからはわたしも・・・マミさんの為にホムホムします!」
マミ「えっ!?ホントに?」
ほむら「マミさんとマミさんの家はほーむセキュリティホムホムにお任せください」
マミ「あらあら、頼もしいわね」
ほむら「えへへ・・・」
マミ「今日からは一緒に寝ましょうね」
ほむら「は、はい・・・・・・!」
ほむらちゃん幸せそう・・・こんなのってないよ!
マミ「そういえばずっとお風呂に入ってなかったわね」
ほむら「・・・くさいですか・・・?」
マミ「うふふ、そんなことないわよ?からだ洗ってあげましょうか」
ほむら「え・・・?」
マミ「嫌だった?だったら無理強いはしないけど」
ほむら「い、嫌じゃないです!よろしくおねがいします!」
マミ「うふふふふ」
マミ「わたしの大事な大事なお友達」
マミ「ほむらちゃんがいれば、もう何も怖くない!」
マミ「わたし、一人ぼっちじゃないもの」
マミ「これがわたしが望んだティロ・フィナーレ!」
もう色々と終わりだよほむらちゃん!
152 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/04/28(木) 08:50:37.29 ac9NwXb10 50/50本当にほむマミが書かれたよ!
願いは叶ったんだ!