さやか「キスしたらソウルジェムを返してくれるの?」
ほむら「考えるわ」
ほむら(これで少しおとなしくしててもらわないと…)
さやか「いいの?」
ほむら「考える、と言ったでしょう」
さやか「いや、そうじゃなくてさ」
さやか「ホントにするけど、いいの?」
ほむら「えっ///」
ほむら(まさか本気にするなんて……)
さやか「いっくよ~」
ほむら「ちょ、ちょっと待って!」
こうなるよな
元スレ
さやか「キスしたらSGを返してくれるんだな…」ほむら「考えるわ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344954025/
さやか「でも、キスしなきゃソウルジェムかえしてくれないんだよね?」
ほむら「そっ、そうよ! あなたにこれ以上面倒なことを起こされたらこまるの!」
ほむら「これは私が預かっておくわ」
さやか「でもないとこっちが困るんだけど」
ほむら「しばらくおとなしくしてなさい」
さやか「すぐ返してほしいんだけどなぁ~」
ほむら「…は、離れなさいよ!」
さやか「でもキスしたら返してあげるって、ほむらが言ったんじゃない」
ほむら「そうだけど……」
さやか「じゃ、しようよ」
ほむら「……」
ほむら「か、考えると言っただけよ! 返すかどうかは決まってないんだから!」
さやか「でも、キスしなきゃ考えるまでもなく返してくれないんだよね?」
さやか「しようよ、キス」
ほむら(まさかここまで躊躇しないとは思わなかったわ…)
さやか「ほら、目つぶって」
ほむら「へっ え? 口にするの!?」
さやか「そりゃそうでしょ」
ほむら(こうなったら、覚悟をきめるわ!)
ほむら「」
さやか「……」
ほむら(何してるの? 早くしなさいよ!)
さやか「ほむら、あんたさぁ」
ほむら「」
さやか「緊張してない?」
ほむら「してないわ! 全っ然してないから!」
さやか「キスしたことないの?」
ほむら「自分はある、みたいな言い方ね」
さやか「えっ」
ほむら「?」
さやか「わりとよくしてるよ」
さやか「まどかとか、仁美とか」
ほむら(時間をとめて逃げ切ったわ)
杏子「しっかし、よくこんなにワルプルギスの夜のことを調べたね」
ほむら(でもまだ信じられないわ…… まどかがそんなことを……)
杏子「あんた一体どこからこんな情報を… ねぇ聞いてる?」
ほむら「ごめんなさい、ちょっと考えごとをしてて」
杏子「まだ何かあるの?」
ほむら「ワルプルギスの夜のことじゃないわ」
ほむら「佐倉杏子…… あなた、女の子とキスしたことは?」
杏子「なにさ急に?」
ほむら「いいから答えて。重要なことなのよ」
杏子「あるよ」
杏子「ウチ妹いるから、寝る前はたいていするよ」
ほむら「……よその子とは?」
杏子「マミとか、さやかとか」
杏子「ああそれと、この間はさやかの友達の子ともしたよ」
ほむら「」ガタッ
杏子「?」
ほむら「続けて」
杏子「続けるも何も、普通にしただけだって」
杏子「ほむら、したことないの? 友達なのに?」
ほむら「友達同士でキスはしません!」
上条「目が覚めたらさやかが隣にいた」
上条「お~いさやか、こんな所で寝ないでよ」ユッサユッサ
上条「……起きないな。疲れてるのかね」
上条「そういえば前もこんなことがあったなぁ」
ほむら「起きなさい美樹さやか!」
上条「おわぁあ!!」
ほむら「あら上条くんおはよう」
上条「誰? いつの間に来たの?」
ほむら「私は転校生の暁美ほむらよ。あなたが入院している間に転校してきたの」
上条「いやそういう意味で聞いたんじゃないんだけどね。それとさやかなら寝てるよ」
ほむら「寝てるというか、死んでるのよ」
上条「…?」
ムクッ さやか「死神代行さやかちゃんが復活だぜ!」
さやか「よくもソウルジェムを奪って行ったな~!」ドン
ほむら「ごめんなさいもうしないから!」
さやか「まぁいいけど、なんでまた返してくれる気になったのよ」
ほむら「教えてほしいことがあるの」
ほむら「……私も、まどかとキスできるようになりたくて……」
上条「まどかって、鹿目さんと?」
ほむら「ええ、そうよ」
さやか「コイツまどか大好きだから」
上条「なら簡単じゃない」
ほむら「……まさか」
上条「普通にさせてくれるよ」
ほむら「……どうして……」
上条「さやかの友達だからさ」
さやか「何だかんだで、恭介もまどかと付き合い長いよね」
ほむら「そんなこと… あるワケないわ……」フルフル
上条「いや、あるって」
さやか「奇跡も魔法も、あるんだよ!」
ほむら「黙れよ」
上条「なに? 暁美さんショックなの?」
さやか「そうみたいね」
上条「だ、大丈夫だよ暁美さん! 鹿目さんもそんな、誰とでもしてるわけじゃなくて」
ほむら「そ… そうよね… ええ、きっと」
上条「『男の子でキスしたのは上条くんだけだよ』とか言ってたしさ」
さやか「まぁ、恭介のことも男子っていうか、さやかちゃんの弟くらいにしか思ってなさそうだから」
ほむら「一人っ子だからよくわからないのだけど、きょうだいってそういうものかしら……?」
上条「そうだよ。決してやましいことなんかないよ」
上条「だから今でも一緒に着替えたりするし」
ほむら「……まぁ、特に邪な気持ちにもならないものなのね……」
さやか「そうだよ! 全然変なこと考えたりしないんだから」
さやか「でも恭介の家泊まる時は三人まとめてお風呂入るよね」
ほむら「」
ほむら(昨日はとてつもなくショッキングなことを知ってしまったけど)
ほむら(でも何だって前向きに捉えられるものよ!)
ほむら(私にもチャンスが巡ってくると思えば……)
まどか「え、ほむらちゃんと?」
ほむら「ええ」
まどか「やだよ」
ほむら「……今なんて?」
まどか「ほむらちゃん本気っぽいもん」
ほむら「それだけ真剣なのよ! 決して軽い気持ちで言ってるのではなくて」
まどか「……そういうのがさぁ、かえって」
さやか「ほらほら、あんまりまどか追いつめるなよ~」グイッ
まどか「さやかちゃん、ありがとう!」キャッキャチュッチュ
——一ヶ月後——
ワルプルギスの夜(お、ほむらちゃんだ!)
ワルプルギスの夜(繰り返すたびに強くなっていってるし)
ワルプルギスの夜(こっちが勝ってもまた時間戻しちゃうからなぁ~ 来ないでほしいんだけど)
ほむら「待ちくたびれたわ!」
ワルプルギスの夜「ん?」
ほむら「一緒に戦いましょう!」
ワルプルギスの夜「誰と?」
ほむら「いいから私の指示通りに攻撃しなさい!」
ワルプルギスの夜「お、おう…」(今回は無事通過できそうね)
皆が避難所で肩を寄せあう嵐の中
鹿目家・美樹家・上条家を元気に爆撃するほむらちゃんの姿がありましたとさ

