【第一編】
―学園都市
・・・スパイダーレディーがデビューし、スパイディの風邪が治ったころ(>>70の頃)
スパイディ「さーて、僕はどーしよっかなー」
佐天「せっかく風邪治ったんですし、ゆっくり休んだらどうですか?」
黒子「そうですわ。病み上がりですし、街の治安はお姉さまにお任せしておけば・・・っあ、ジャッジメントにもですわ」
スパイディ「そだね。ここで僕が復帰したら初代の人気が再熱して御坂の人気が大暴落しちゃうかもしれないし~」
初春「Dr,ストレンジさんの言っていたこと、注意しててくださいね。私達も気をつけますので」
スパイディ「はいはい。さ、アルティメットMARVEL VS CAPCOMの練習しーよおっと」スタタタ
佐天「ノンキだなあ。別の世界からまた何かが来るかもしれないっていうのに・・・」
初春「まあ今の私達にはどうすることもできませんからね」
BEEP!BEEP!
黒子「あら、固法先輩から電話が」Pi
固法【白井さん?第10学区のあたりで不審者が数名いるらしいんだけど、ちょっと見てきてくれないかしら?】
黒子「第10学区ですか・・・わかりましたわ」
固法【何か黄色い防護服みたなのを着こんだ不審者が5,6人ほどいるって。気をつけてね。もし何かありそうだったら連絡してちょうだい】
黒子「了解ですの」PI
佐天「問題発生?」
黒子「不審者に職務質問するお仕事ですわ」
初春「それじゃあ行きましょうか」
黒子「いえいえ、私一人で十分ですわ。いざとなればこらしめるのは簡単ですの」
佐天「今まで色々乗り越えてきたから説得力がはねあがってますねその言葉」
―――――
黒子「・・・この辺りですわね・・・・・・黄色い防護服みたいなのを着こんだ連中・・・」キョロキョロ
黒子「・・・話だけ聞くとどこかの業者とかそういう方々のようにも思えますが・・・・・・っあ」
「このくらいでいいんじゃないか?」
「そうだな。次の場所へ行こう。ここはとにかくハデにやりゃあいいって言われただけだし、テキトーでもいいだろ」
「ワオ」
黒子「あれですわね・・・・・・お待ちなさい!」ビシィ
「!」
「やべっ」
黒子「ジャッジメントですの。あなた達、ここで何をなさっているんですの?」
「・・・これがジャッジメントか。学生って聞いてたけど本当に子供なんだな」
「どうする?始末するか?」
「見られたんならそうするしかないな」ジャキッ
黒子「おやおや、いたいけな乙女に銃を向けるとは・・・どうやらこらしめるの対象になるようですわ」シュン
「!?」
「消え――」
ズダン!
「いでえ!」
「っな!・・・こいつ・・・ミュータントか!」
黒子「二人ぐらい一瞬で片づけられますの。さ、答えてくださいまし。あなた方は何者ですの?」
「・・・へへ、二人ぐらいなら・・・か。二人じゃなかったら?」
DOOOOOMMM!
黒子「!」
ズシーン ズシーン
黒子「な・・・駆動鎧!?・・・」
パイロットA「ダッハハハハハ!油断したなあ!そいつら2人だけだと思ったら大間違いだ!この3人乗りのパワードアーマーの威力を見ろ!」ズシーン
パイロットB「少々やかましいが仕方あるまい!我々の姿を見たからには駆除してくれる!」
パイロットC「覚悟しろジャッジメント!」
黒子「・・・そういえば5,6人いると固法先輩がおっしゃってましたわ・・・確かに油断しましたの・・・さて、どうやってこらしめましょう」
パイロットA「われわれ『A.I.M.』の科学力を見ろォォォ!」
CRASH!
パイロットA「え」
BOOOOOOOOOOMMM!
パイロットB「!?な・・・ボディが爆発!?」
パイロットC「い、いや・・・これは!」
ウルヴァリン「ちょいと失礼するぜ。免許証の確認だ。『大型破壊兵器で暴れまわる』許可はもってんのか?」THUNK!
黒子「あら、ローガンさん」
パイロットB「き、機体にウルヴァリンがはりついてやがる!」
THUNK! THUNK!
パイロットA「お、おい!やばいぞ!どんどん壊されてく!」
パイロットC「やばい!緊急脱――」
BOCOOOOOOOOOMMM!
シュン
黒子「っと・・・ちょいとローガンさん。あまりハデにしないでくださいまし。爆発前に救出するこっちの身にもなってくださいな」
ウルヴァリン「お前なら楽勝だろ。そうでなきゃ一人ひとり機体からひっこぬくなんてめんどくせえことやんなきゃならねえんだからよ」
パイロットA「」
パイロットB「」
パイロットC「」
黒子「おかげでこの3人は気絶してますわ。・・・それでは、最初にこらしめた2人にお話を伺いましょうか」
149 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/24 19:00:27.07 7QPUAaJD0 68/384>>148
A.I.M.:アドバンスド・アイデア・メカニクスの略。読みは『エイム』。世界制服を目論む悪の組織。MARVELを代表する悪組織の1つ。
元々は『ヒドラ(ハイドラ)』の内部の組織だったが分裂して独立。高い科学力をもってあらゆる悪事を働く秘密結社になった
キャップのライバル、『レッドスカル』を現代に復活させたのはこの組織であり、あの『コズミックキューブ』を開発したのも実はA.I.M.とのこと。
映画『キャプテンアメリカ:ファーストアベンジャー』、『アベンジャーズ』にも登場した『四次元キューブ』のことをコミックではコズミックキューブという
映画ではソーの父、オーディンの所有物だったということだが、コミックでは『なんかしらんが偶然できたすげえキューブ』という感じ。レッドスカルの宝物
組織のメンバーは黄色い防護服のような制服を着込んでおり、幹部クラスも黄色い制服である。下っ端は顔も覆い隠すマスクをしておりいかにもザコ構成員という感じ
リーダーはMVC3にも登場したガンメン、『モードック』
映画『アイアンマン3』にも同名の組織が登場。コミックとは設定が異なるが、エクストリミスを開発した組織として登場
ちなみに、『アイアンマン3』での組織のリーダーがペッパーにホログラムを使ってエクストリミスの説明をしている際に、巨大な脳のホログラムが映るが、
この巨大な脳のホログラムが組織のリーダーの頭の部分と重なって見える。もしかしたら巨大な頭を持つモードックとかけているのかもしれない・・・(>>1の完全な個人的解釈)
AIM工作員A「話を伺うだと?俺達はプロだぜ。口をわるもんか」
AIM工作員B「そもそも俺達は散歩していただけだ。なのにいきなりケンカをふっかけてきて・・・パワードアーマーの修理代を弁償してもらうぞ!」
黒子「・・・」
ウルヴァリン「そんじゃあどれくらいの痛みまで耐えられるか試してみようぜ」SNIKT!
AIM工作員A「っひえ!や、やめてくれ!俺達は何も知らないんだ!」アタフタ
AIM工作員B「ここら辺に爆弾をしかけるように命令されただけだ!上の連中が何が目的なのかなんて知らない!本当だ!」
黒子「怪しいもんですわね」
ウルヴァリン「・・・いいや、コイツらはウソをついてねえ。匂いでわかる」
黒子「この方達は組織ぐるみのようですが、やはりローガンさん達の世界の方ですか?」
ウルヴァリン「ああ。こいつらは『A.I.M.』とか言う科学組織だ。俺達ミュータントとはあまり接点はねえが、世界制服したがってる集団だ」
黒子「また子供っぽいことで・・・」
ウルヴァリン「こいつらが1人いりゃ20人はいると思うこった。おそらくだが学園都市で何やらコソコソしてやがんだろうぜ」
黒子「ではとりあえず補導いたしましょうか。あとアンチスキルに連絡して爆弾の回収をしてもらいますのでセットした場所を教えてくださいまし」
AIM工作員A「だ、誰が教えるか!」
ウルヴヴァリン「・・・」SNIKT
AIM工作員A「あっちです」スッ
黒子「ではアンチスキルに連絡しますわ。ローガンさんはこの連中の話を聞かせてくださいまし」
ウルヴァリン「ビール持ち込みありか?」
黒子「なしで」
152 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/24 22:17:48.84 7QPUAaJD0 70/384>>151
匂いで~:ウルヴァリンは匂いでウソをついてるかどうか感知できる。汗はなめない
―ジャッジメント支部
固法「アンチスキルが無事に爆弾の回収を完了したらしいわ。で、ローガンさん・・・そのAIMとかいうのはどういう組織なんですか?」
ローガン「簡単にいえば悪の組織だな。それ以上でもそれ以下でもねえが、科学的な分野にかけちゃ秀でてる連中だ。この学園都市の科学技術に興味を持つってのは十分あり得る話だぜ」グビグビ
黒子「ビール飲みながらなんて緊張感のないこと」
初春「そのAIMという組織がなぜ爆弾をしかけてたんですかね?学園都市の技術がほしいなら壊すなんて逆じゃないですか」
固法「AIMの連中がいた第10学区は細菌関連の施設がある学区ね・・・パニックでも引き起こすつもりだったとか?」
黒子「わざわざ異世界にきてまですることがパニックをひきおこして皆を困らせるだけとは思えませんの」
初春「調べてみたところネット上に『黄色い防護服の連中』の目撃談が多数あります。数日前から学園都市でAIMが活動していたということになりますよ」
固法「水面下で行動していたのね・・・つまり第10学区以外にも爆弾や何かをしかけている可能性があるということか」
黒子「どうやら思ったよりも面倒なことのようですわね・・・」
初春「じゃ、じゃあジャッジメントとアンチスキル総出で学園都市全体を捜索するしか・・・」
ローガン「あきれるほど面倒なこったな。そんなことよりAIMの活動を把握してるヤツを見つけ出して全部ゲロさせるほうが早いんじゃねえか?」
固法「そうは言っても、さっき捕まえた連中は何も知らないし・・・」
プシュー
佐天「その話待ったァ!」ドーン
初春「佐天さん?・・・と、そちらは・・・」
食蜂「レベル5の食峰操析だゾ☆」キラッ
黒子「常盤台の女王・・・どうして佐天さんと?」
佐天「それが食蜂さんがそのエイムとかいう連中の一団を見つけて軽く片づけちゃったんでしょっぴいてきたんです」
固法「え」
黒子「いや・・・佐天さんとお知り合いでしたの?」
佐天「はい。ちょっと前に・・・・・・」
・・・・・・・・・・
―セブンスミスト・アベンジャーズグッズコーナー
佐天「うーん・・・ハルクさんのフィギュアはなんか面白みがないなあ」
バナー「ええっ。本人を前にそれ言うかい?」
佐天「だってなんかとりあえず筋肉って感じで・・・シンプルすぎるっていうか」
バナー「・・・それじゃあブックレットでも買ってよ。僕に売り上げ関係ないけどさ」
佐天「どうせなら他の人のもみてこっと」
食蜂「はァ~・・・雷神ソーのフィギュアの美力はすごいわぁ・・・細かい装飾品までこだわってて・・・ブロンドの髪も細部まできっちりと作られてるところに職人力を感じるわぁ」
食蜂「買おうかなぁ・・・でも何だか買ったところでナニ?って感じがしないでもない・・・どうしようかしら・・・雷神ソーはすきだしぃ・・・」
佐天「おー、そのソーさんのフィギュアかっこいいですねー」ヒョッコリ
食蜂「うひゃぁ!?な、なんなのあなたぁイキナリ!」
佐天「あ、すみません。つい」エヘヘ
食蜂「・・・これ、買うのぉ?」
佐天「うーん、私には手が出ない値段ですねー。でもそれ、ハンマーのムジョルニアの持ち手の部分のデコボコもしっかり作りこまれてていいですよね~。マントもかっこいいし」
食蜂「・・・」
佐天「それにコスチュームの□のデコボコもこまかーく作ってあるし、買いですよこれ。いい仕事してますね~」
食蜂「あなた名前はぁ?」
佐天「へ?えっと、佐天涙子です」
食蜂「いい目力を持ってるわぁあなた。私、食蜂操析よぉ☆」
佐天「あー、レベル5の・・・・・・ってええ!?ホントですか!?」
食蜂「ホント☆」
バナー(誰がこういうフィギュア作ってるんだろう・・・利益はどこにいってるんだろう・・・僕達聞いてないけど・・・)
・・・・・・・・・・
佐天「・・・ということで仲良くなって」
初春「ヒーローきっかけとは・・・」
黒子「・・・で、AIMの連中のお話は?」
食蜂「佐天ちゃんと一緒に歩いてたら黄色い連中がいたからとりあえずあやしかったから頭の中見たのよぉ。そしたら何か危険なこと考えてるっぽくてぇ」
佐天「一人だけリーダーっぽいのがいたから、そいつだけ残して他の数人はアンチスキルに引き渡してきました。で、その一人ってのがこの人」
AIM工作員班長「」
固法「・・・これ洗脳してあるの?」
食蜂「そうよぉ☆おとなしくさせてあるから大丈夫」
黒子「この人ならAIMの目的などを知っているかもしれませんわね」
初春「すごいです!食蜂さん!さすがレベル5!」パチパチ
食蜂「当然よぉ☆」
ローガン「なんだ?こいつはチャックと同じ能力を持ってんのか?」
佐天「チャックってエグゼビア教授のこと?」
黒子「ええ。他人の心を操作できるといった所ですわ。記憶も見れるらしいんですの」
食蜂「ウルヴァリンさん、雷神ソーと会わせてもらえないかしらぁ?サインほしいんだけどぉ」
ローガン「神にサインか。なかなか肝のすわった女じゃねえか。だがやっこさんも忙しいんでな。今度学園都市の危機が来たら来るんじゃねえか?」
食蜂「ムー」
ローガン「まあそのうちだろどうせ」
黒子「そんな季節ごとのイベントみたいに軽々しく学園都市を危機にしないでくださいまし」
157 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/24 23:49:02.74 7QPUAaJD0 74/384>>156
チャック:チャールズ・エグゼビア教授(プロフェッサーX)のことをウルヴァリン(ローガン)はチャックと呼ぶ
固法「それじゃあ食蜂さん、あらいざらい話させてちょうだい」
食蜂「ええ、それじゃあ・・・えいっ☆」ピッ
AIM工作員班長「・・・我々A.I.M.は異世界の学園都市の技術を奪いに来た。『人造人間』を製造し、それを利用した特殊能力の応用などの技術はとても貴重である」
佐天「!」
初春「それって・・・」
黒子「フェブリとジャーニーのことですの!」
固法「二人は今どこに?」
佐天「えっと・・・確かあの騒動の後に布束さんと外国行って、それから帰ってきて学園都市で布束さんとフェブリとジャーニーで平穏に過ごしてるんですけど・・・」
初春「何ごともなかったかのように平和にしてるはずです。・・・でもAIMの目的がフェブリとジャーニーなら・・・」
黒子「すぐにでも3人の所へ向かわなくては!」
食蜂「待ちなさい。まだ続きがあるみたいよぉ」
AIM工作員班長「もうひとつは強大なテレパス能力を利用できる『エクステリア』の奪取」
食蜂「!!!」
佐天「エクステリア?・・・なんですかねそれ」
初春「さあ・・・」
グイッ
食蜂「どうして!どうしてそれを知ってるの!?どこでそれを知ったのよ!」
佐天「!?しょ、食蜂さん!?」
黒子「落ち着いてくださいまし!いきなりどうしましたの!」
食蜂「・・・っく!」ダッ
佐天「あ!食蜂さん!どこ行くんですか!」
食蜂「・・・そいつが言ってた『エクステリア』の方は私が何とかするわ。任せてちょうだい。逆にもう一方は任せたわ」
プシュー
初春「・・・行っちゃいましたね。どうしたんでしょう急に」
佐天「・・・」
159 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/25 00:01:23.16 LkF/Qmbl0 76/384>>158
このSSでは『とある科学の超電磁砲S』で登場したアニメオリジナルキャラのフェブリとジャーニーは、アニメ本編後に布束とどっか行ったみたいですが、
帰ってきて学園都市で3人で平穏に過ごしてるということで。時系列とか細かいことは大目にみてくらさい
黒子「本人がああおっしゃっていたので、私達はフェブリ達に専念しましょう」
固法「そうね。そもそもエクステリアが何かも知らない私達じゃどうしようもないものね」
佐天「・・・そうですね。食蜂さんだったらエイムとかが全員かかってきても大丈夫だろうし!とにかくフェブリ達を何とかしなくちゃ!」
初春「それじゃあすぐに布束さん達の安全を確認しましょう」
―――――
食蜂「・・・まさか・・・ここまで来ていたとはねぇ」
AIM工作員「―――」
AIM工作員「―――」
食蜂「この場所まで突き止めたのは素直にすごいわ。でも8人だけで来たのはミスだったわね。下見ってとこかしらぁ・・・さて、この後何をするつもりなのか教えなさい」ピッ
AIM工作員「第2学区にある才人工房のエクステリアの場所を割り出した我々は計画の最終段階に移行。あらゆる場所で騒ぎを同時に起こし、アンチスキル、ジャッジメントの注意を逸らす」
AIM工作員「事件が発生した以上、アンチスキルもジャッジメントも対応しないわけにはいかない。その間にエクステリアの履歴を修正して利用できるようにする」
食蜂「・・・本丸を落とすために学園都市の至る所を爆破ってとこねぇ」
AIM工作員「現在我々はエクステリアの保管場所の最終確認をしている。だが、ジャッジメントにA.I.M.の工作員が捕獲されたため我々のことが知られている危険がある」
AIM工作員「そのため、我々は60人体制で現在行動中である」
食蜂「!?・・・60・・・人?」
ジャキッ
食蜂「っ!」
AIM戦闘員「どうやら邪魔が入ったらしいな。総員!撃て!」
食蜂(しまった!後ろに大勢!油断――)
SMACK!
食蜂「!?」
AIM戦闘員「ぐあっ!」ドサッ
AIM戦闘員「な、なんだ貴様!」BLAM!BLAM!
???「・・・」スッ
TWHAM! SMACK! CRACK!
AIM戦闘員「グハッ!」
AIM戦闘員「ッガ!」
食蜂(・・・な、なに?突然忍者みたいなのが現れて・・・数十人の戦闘員を一方的にやっつけてる・・・銃撃もかんたんに回避して・・・)
BAKI! CRASH! SMASH!
ドサ・・・
???「・・・」
食蜂(結局・・・一人で50数人を倒しちゃった・・・・・・どうやら敵ではなさそうだけど・・・一応調べておこうかしらぁ)ス・・・
???「やめてくれショクホウ。そのリモコンを下ろしてくれ」
食蜂「!」
???「その能力は私に効く。やめてくれ」
食蜂「・・・・・・あなた・・・何者なの?」
ローニン「主君を持たない侍、ローニンと名乗っている」
食蜂「・・・えっと」
162 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/25 01:07:36.34 LkF/Qmbl0 79/384>>161
ローニン:黒い装束に身を包んだ忍者のようなヒーロー。MARVEL的解釈で『主君を持たない侍=浪人』ということでローニン。初代から三代目までいる
初代はデアデビルのかつての宿敵でもあるエコー(マヤ・ロペス)、二代目はホークアイ(クリント・バートン)、三代目はマイナーヴィラン
日本の内状(シルバーサムライの復帰などのゴタゴタ)を治めるためにニューアベンジャーズが日本へ赴く際、デアデビルがキャップに紹介する形で初代が登場
忍者集団『ザ・ハンド』を相手に一人で立ちまわり、ニューアベンジャーズとこの騒動を治める。が、後に再び『ザ・ハンド』を倒すために日本へ行くが失敗してしまう
『ザ・ハンド』に捕らえられた初代のエコーを救うためにニューアベンジャース(シークレットアベンジャーズ)が日本へ向かう際、『ハウス・オブ・M』の際に復活したホークアイが合流
だが、ホークアイとしてのコスチュームと名前は使えないということで、ローニンのマスクと衣装を受け継ぎ、二代目となった
三代目はブラックウィドウの元旦那だったが、すぐに退場することとなる
見た目は和風なウォーズマンみたいな感じ。侍と名乗っているものの見た目は忍者っぽい。
初代は寡黙であまりしゃべらず、刀やヌンチャクを武器とする。二代目はホークアイということで初代とはうってかわってよく喋る(時期的に凹んでる時なので快活ということではない)
口も悪く、表情も荒くてホークアイらしさがでている。ヌンチャクは使用しないが得意の弓矢を扱うことも。刀は刃がボロボロのものである
>>1的にかなりすきなキャラ。初代のクールな感じも、二代目の荒っぽい感じもものすごくかっこいい。一人で忍者集団を無双したり、弓矢で宇宙人を一気に射抜いたり・・・
ちなみに、ゲーム『アルティメットMVC3』にてホークアイが参戦した際、DLCとしてローニンのアレンジコスチュームが配信された
ローニンの見た目もかなりカッコイイ上、ホークアイのBGMがそもそもめちゃくちゃカッコイイのでものすごくカッコイイ。もう通常のホークアイのカラーは使わないほど
見た目だけでも十分カッコイイのでぜひ画像検索を
食蜂「なんであたしのことを知ってるのぉ?」
ローニン「私はこの世界の者ではない。スパイダーマンを知っているか?」
食蜂「もちろんよぉ。ちなみに私は雷神ソーが気に入ってるわぁ☆」
ローニン「私は彼らの世界から来た。我々の世界の『とある集団』がこちらの世界にもぐりこんだことを知り、殲滅するためにこちらに来た」
食蜂(もしかしてAIMのことかしら・・・)
ローニン「だがその集団の件は『別の者』が始末してくれることになった。そんな矢先に別の組織・・・A.I.M.のことを聞き、殲滅することにした」
食蜂「・・・あらぁ?あなたが追ってきた組織っていうのはAIMじゃないの?」
ローニン「違う。A.I.M.はこちらに来てから知った」
食蜂「ということはAIM以外にもそっちの連中がいるってことねぇ・・・ホント面倒なんだから」
ローニン「奴らが『えくすてりあ』というものを狙っていることを知り、私はこの場所を突き止めて駆けつけた。君に手をかそう」
食蜂「ちょっと・・・エクステリアのことまで知ってるなんて・・・あなた本当に何者?」
ローニン「君や学園都市のことは調べさせてもらった。私の情報収集力でな」
食蜂「あら・・・それはすごいわねぇ・・・でも、あなたが私の『敵』じゃないって確証はないの。調べさせてもらってもいいかしら?」
ローニン「人の頭の中を見るのはあまり勧められることではない」
食蜂「そんなこと言って、あなたはマスクをして正体を隠してるじゃない。そんな奴の言うことをハイそうですかって聞けるわけないわぁ」
ローニン「・・・」ス・・
食蜂(あら、意外とすんなりマスクを脱いで・・・って・・・・・・)
エコー「私の名はマヤ・ロペス。エコーとも呼ばれている」
食蜂「お・・・お・・・女だったのぉ!?」
170 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/27 22:36:21.55 B80giACw0 81/384>>168
エコー:デアデビルの宿敵として登場した元ヴィラン。顔に白い手形のマークがある女キャラ
耳が不自由だが、他の感覚が研ぎ澄まされている超人的能力を持つ。超能力などは持たない生身の人間だがかなりの達人。盲目のデアデビルとは対ともいえる
また、あのタスクマスターと同じく『写真的反射(フォトグラフィック・リフレックス)』も備えているため、他人の動きをそっくりマネできる
デアデビルが父の仇と教え込まれたため、デアデビルを倒そうとしていた。だがホントは犯罪王キングピンが仇だったために和解した
以降はデアデビルの恋人になったりした。ローニンの衣装をホークアイにゆずって以降もマヤ・ロペスとしてシークレットアベンジャーズのメンバーになり、活躍した
耳が聞こえないが、目を見て話せば言っていることを読める
エコー「私はかつて、ウソを見抜けず悪の道を知らぬ間に歩いていた。だが今はそれをかき消すつもりで悪と戦っている。あなたの力にならせて。ひいてはそれが、この街を救うことになる」
食蜂「・・・・・・・・・わかったわぁ。とりあえずは同じ目的ってことね。エクステリアをAIMに奪われないために戦うっていうねぇ」
エコー「ああ。奴らはすでに街中に爆弾などを仕掛けている。それの起動を合図にここを襲撃してエクステリアを奪取するつもりだ。我々はここを固める」ス・・・
ローニン「奴らの数は不明だ。二人では心もとないかもしれない。仲間を呼べるか?」
食蜂「何いってるのぉ。私一人でも十分よぉ」
ローニン「さっき油断して後ろから撃たれそうになっていたが?」
食蜂「ぐ・・・」
ローニン「仲間はいないのか?」
食蜂「わ、私は他人をまきこみたくないのぉ!」
ローニン「・・・」
食蜂「・・・・・・なによ」
ローニン「・・・友達つくれよ」
食蜂「よけいなおせわよぉ!」プンスカ
―――――
黒子「――ということで、AIMの工作員から情報を全部聞きだす前に食蜂さんがどこかへ出かけたので、教授におこしいただいたんですわ」
佐天「久しぶりですねープロフェッサー!」
教授「久しぶりだね。相変わらず学園都市はてんやわんやしてるそうだね」
初春「あはは・・・」
固法「わざわざ異世界の人まで呼ぶなんて・・・」
黒子「教授は他人の頭の中を見れるので。AIMが爆弾をどこに仕掛けたのかを聞きださなければなりませんわ。・・・教授を呼ぶためにゴム男さんを呼ぶのはヤでしたが」
リード「HAHAHA☆まったくクロコってばキッツイなぁ!僕がいないと別次元にいる者を連れてくるなんてことはフツーできないんだゾ?僕天才だからできるんだよ?」
黒子「ああもうっ」クシャクシャ
リード「ちなみこのエグゼビア教授は『僕達の世界の教授』じゃなくって、依然クロコ達が訪れた『僕達の世界そっくりなパラレルワールドの教授』だゾ☆ややこしいけどねっ☆」
初春「このSSシリーズの前々作の教授です」
黄泉川「そんじゃさっさと爆弾の位置を教えるじゃん。わざわざ呼ばれて来たんだから収穫ナシなんて言わせないじゃん」
固法「AIMが学園都市に設置した爆弾の位置を聞き出せば、アンチスキルとジャッジメントで回収するから」
佐天「そんじゃあ教授、この人の頭から情報引き出してください」
教授「任せたまえ」MMM・・・・・・
AIM工作員班長「・・・」
教授「・・・ペンとメモをかしてくれ。場所を描く」
固法「あ、はい」
教授「・・・ここに描いた位置に爆弾をしかけているとのことだ」
黒子「な・・・こんなに・・・」
黄泉川「こりゃかなりの数じゃん・・・」
教授「連中は爆弾の起動とともに二か所の本丸を襲撃する。こことここだ」
佐天「こっちは何か知らないけど・・・こっちの本丸ってのはフェブリ達の家だ!」
初春「フェブリとジャーニーと布束さんを誘拐するって言ってましたから・・・」
黄泉川「ジャッジメントはこの二か所の周囲の警備を固めるじゃん。爆弾は私達アンチスキルが回収する。危険じゃん」
固法「わかりました」
黒子「おそらく、フェブリ達の家では無い方・・・こちらが『エクステリア』とやらに関係する場所なのでしょうね」
初春「食蜂さんが向かったみたいですけど・・・大丈夫ですかね」
佐天「そういう時はサイクロン佐天にお任せ!『仲間』を送っておくよ!」ケータイピッピ
黒子「仲間?」
佐天「はい!私達はフェブリ達を守りましょう!」
初春「あ、そういえば学園の皆さん元気ですか?」
教授「もちろん。スコットとジーンはイチャイチャしてるし、ハンクはフェニックスと一緒に宇宙について討論、ボビーとウォーレンはかわらずさ」
黒子「あの恐ろしかったフェニックスさんも仲良くしてるそうで何よりですわ」
教授「元ブラザーフッドのメンバーも合流して、エリックと私で学園をきりもりしてるよ」
佐天「平和そうで何より」
食蜂「・・・エクステリアを保管してるここを真ん中にして周囲をジャッジメントが固めてるわぁ。ここに気付いたのね・・・」
ローニン「A.I.M.の目標である2地点を警護するつもりだろう。ここともう一か所。そしてこの建物から少し離れた位置で待機している」
食蜂「・・・どうやら佐天ちゃん達も何らかの方法でAIMの目的とこの場所を割り出したみたいねぇ☆あまり知られたくないんだけどぉ」
ローニン「君のそういう気持ちを気づかって、距離を置いて警護しているのだろう」
食蜂「能力者じゃないあなたが何でそんなことわかるのかしらぁ?ましてやテレパス系の能力でもないのにぃ」
ローニン「察しくらいつくだろう。君は心を読めるわりにはニブいな」
食蜂「ムッ・・・ジャッジメント達の脳内は『緊張なう』とか『AIMとやらめ!かかってこい!』とかの考えだらけよぉ。あたしのことなんてこれっぽっちも考えてないわぁ」
ローニン「知らされていないからだろう。この地点を警護する。それだけしか知らされていない。君の言うサテンチャン達が気づかっているのでは?」
食蜂「なんでもお見通しってわけぇ?頭の中を読める私よりもぉ?」
ローニン「能力などなくても、人の考えは感づくものだ。君のような大それた能力などなくともな・・・」
食蜂「・・・なによぉ・・・知った風な口を・・・」ムスッ
バッ
婚后「おーーーっほっほっほ!食蜂さんッ!この婚后光子が助太刀に参りましたわっ!」バーン
食蜂「!?」
泡浮「食蜂さん、私達も微力なれどお力添えいたしますわ」バーン
湾内「婚后さんに呼び掛けられて、私達も馳せ参じました」バーン
食蜂「あ・・・あなたたちぃ・・・ど、どうしてここに・・・」
ローニン「知り合いか?」
食蜂「・・・あ・・・えっと・・・・・・」
婚后「そうっ!私達と食蜂さんは『オトモダチ』ですのよ!」
食蜂「!」
・・・・・・・・・・ちょっと前、セブスミスト―
佐天「へー、やっぱり買うんですねー食蜂さん。そのソーさんのフィギュア」
食蜂「え、ええ。あなたがそこまで言うならしょおーがないから買うだけだけどぉ☆」
佐天「そうだ!どうせならハルクさんのフィギュア買いません?あっちにありましたけど」
食蜂「いらないわ♪」
佐天「おっとバッサリ」
婚后「あら?佐天さんではありませんの?」
佐天「あ!婚后さん、湾内さん、泡浮さん」
湾内「このような所でお目にかかれるとは・・・お買いものですか?」
佐天「はい、まあ・・・私は見てただけなんですけねー」
泡浮「あら?・・・そちらにおられるのは・・・」
食蜂「どうもぉ☆」
湾内「もしかして・・・食蜂さんですの!?」
泡浮「まあ!はじめまして、私、泡浮と申しますの」
湾内「湾内ですわ」
婚后「?・・・こちらの方はどなたですの?」
佐天「え!婚后さん知らないんですか!?この人は何を隠そう、常盤台の女王!レベル5の食蜂さんですよ!」ジャーン
婚后「なっ!・・・あ、あの『派閥』の女王!?」
食蜂「そんなホメるんじゃないゾ☆」
婚后「わ、わたくしは婚后光子と申しますわ。以後お見知りおきを」
食蜂「はいはい♪・・・あら?あなたが持ってるのは・・・スパイダーマンのフィギュア?」
婚后「っ!・・・こ、これは・・・」ササッ
湾内「婚后さんはスパイダーマンさんのファンなので」クスクス
泡浮「でも本人は頑なに違うと申されてますの」クスクス
婚后「ち、ちがいますの!これは・・・その・・・そう!エカテリーナちゃんの遊び相手として購入するのですわ!」
佐天「スパイダーマンさん・・・」
食蜂「へぇ~☆いい目利きねぇ。このスパイダーマンのフィギュア、いいものよぉ?」
婚后「当然ですの!わたくしの眼力を侮らないでくださいまし」
食蜂「でもぉ、私の雷神ソーの方がいい仕事してるけどねぇ☆」
婚后「っ!・・・っく・・・確かにそちらもいいものですわ・・・さすがレベル5・・・」グヌヌ
佐天「ああ、交流が広がっていく・・・ヒーローとはすばらしいね」
婚后「――ということで、オトモダチになった食蜂さんの『仲間』として駆けつけましたの!」
泡浮「佐天さんから『食蜂さんが一人で戦うつもりみたいだから、手助けしてあげて』と申されたので」ニコ
食蜂「っ・・・」
ローニン「なるほど。『仲間』はいたか」
湾内「そちらの方は?」
ローニン「主君に仕えない侍、ローニンと名乗っている」
湾内「かっこいいですわ~」
ローラ「少し遅れた。・・・あなたは・・・確かエコー?」
婚后「あら、ローラさん。何をなさっていたので?」
ローラ「ちょっとローガンと戦いの算段を・・・」
ローニン「X-23・・・君もこちらにいたのか。心強い」
食蜂「・・・何だかジャッジメント以外でも大所帯になってきたわねぇ・・・」
ローニン「内心では安心しているだろう?」
食蜂「ハッ!第一AIMとかいう連中なんて私一人で十分力よぉ☆まったく、あなた達が危険なだけだわ」
ローニン「・・・」
食蜂(・・・いや、もしかすると・・・この子達・・・ニセモノだとか洗脳されてるとかかもしれないわぁ・・・『敵』かも・・・・・・調べなくっちゃね)ス・・・
ローニン「ショクホウ」
食蜂「!」
ローニン「君は頭の中を覗かないと他人を信用できないのか?」
ローラ「・・・」
食蜂「・・・当然でしょ?この学園都市じゃ何が起こるかなんて誰にもわからないんだから」
ローニン「・・・あまり人の頭の中を勝手に読むのはすすめられない。君は能力を持つがゆえに、能力でしか人を信じれない。・・・それではダメだ」
食蜂「・・・・・・何説教してるのぉ・・・」
ローニン「私は耳が聞こえない。ましてや心を読むなどできない。だが目を見て話せば、信じれる人かどうかわかる」
食蜂「・・・」
ローニン「私だけの特別な能力ではない。コンゴウもワンナイもアワツキも・・・同じだ。彼女らも目を見て人を信じる」
食蜂「なんであなたにわかるのよぉ!」
ローニン「現に今、君を信じて彼女らはここに来た」
食蜂「!」
ローニン「彼女らは心を読む能力を持っていない。だが君のためにここにきた。・・・少しは君も、一々頭を読まずに人の目を見て信じてみるべきじゃないのか?」
食蜂「・・・」
ローニン「耳を研ぎ澄ますよりも、目を見つめる。それだけで人を信じれるんだ」
食蜂「・・・ローニン」
婚后「あの・・・何のことを話してらっしゃるのでしょう?」ヒソヒソ
湾内「さあ・・・食蜂さんの能力の是非のことかと」ヒソヒソ
泡浮「何やらピリピリしてますね」ヒソヒソ
ローラ「・・・」
食蜂「・・・わかったわぁ・・・・・・あなた達を信じてみるわ。トモダチとして、ねぇ」
ローニン「・・・」ニコッ
婚后「?・・・な、なにかわかりませんがとにかくこれで万事OKですわね!」
湾内「後はAIMさん達を迎えうつだけですわ!」
泡浮「皆さんで力を合わせれば大丈夫です!」
ローラ「あなた達には絶対にケガさせないわ」SNIKT!
モードック「ンにゃーーーッハッハッハ!とうとうこの時が来たなァ学園都市ィ!俺ェー様率いる世界最強の悪の軍団!A,I,M,がてめェらをブチのめしてバラバラに解剖してやんよォォォ!」バーン
モードック「オラァザコ戦闘員ンンン!準備は万端なんだろォなァァァ!?」
AIM戦闘員「ハッ!現在学園都市には108の爆薬を仕掛けております。作戦開始と同時に全て爆破し、行動開始できます」
モードック「てめェーーー!108こも準備したならあと2こくらい準備しろやァァァ!ハギレわりぃだろがァァァ!」ビリビリ
AIM戦闘員「ARRRGGGHHH!・・・もっ・・・申し訳ありません!」
モードック「次ミスがありゃテメーの鼻と耳に直電流だオイィィィ!オラァ!A.I.M.のザコ戦闘員どもォーーー!世界で一番の科学者は誰だァーーー!?」
『モードック様です!』
モードック「世界で一番つえェ科学者は誰だァーーー!?」
『モードック様でーす!』
モードック「世界で一番頭でっかちは誰だァーーー!?」
『アンタだーーー!』
モードック「っせェェェおらァァァァァァ!!!」バリバリバリ
『ARRRRRGGGGGHHHHH!!!』ビリビリ
モードック「・・・強大なテレパス能力を得れる『エクステリア』・・・そして人造生命を応用しての強大なマシンコントロールが可能な『フェブリとジャーニー』・・・」
モードック「ほ、ほ、ほしぃぃぃ~~~ッ!どっちも手にいれてェェェ~~~ッ!」
モードック「行くぜェ!A.I.M.!学園都市から略奪だぜェェェ!」
179 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/10/30 23:06:28.19 QFQRAWZY0 89/384>>178
モードック:正式にはM.O.D.O.Kと書いてモードックと読む。A.I.M.の首領にして頭。文字通りの頭
元はAIMの科学者だったが、改造実験によってガンメンになり、AIMのトップを奪いとった。見た目は1頭身の顔野郎
様々なハイテク技術を装備しており、アーマーのように装備している(ほぼ顔だが)。機械のパワーで空も飛べる
強力な破壊光線『サイオニックブラスター』や、電撃を流すアームなど様々な武器で戦う顔。ゲームのマブカプ3に参戦して知名度も上がった(たぶん)
ちなみに、日本人アーティストの『グリヒル』が、映画『アベンジャーズ』のエンドロール後の食事風景を『ベイビーズ』風に描いたイラストに、映画に出てないのに描かれている
『ベイビーズ』というと、キャップやアイアンマンなどのヒーローが赤ちゃんになって描かれたものであり、グリヒルの描くコミックの代表格といえる作品
そのイラストにモードックが描かれているのは、グリヒルが気にいってるからなのだろうか
佐天「やっほいフェブリー!ジャーニー!元気にしてた?」
フェブリ「るいこだー!」
初春「この部屋でフェブリとジャーニーと布束さんの3人で住んでるんですねー。・・・あれ?布束さんは?」
ジャーニー「そとにでかけてる」
佐天「・・・もしかして危ないかも。どうする初春?」ヒソヒソ
初春「ジャッジメントとアンチスキルに探してもらいましょう」
黒子「――はい、ですので布束さんの捜索を・・・はい?タコの怪人と電撃怪人が暴れてる?・・・そちらはおねえさ・・・スパイダーレディーさまにお任せすれば大丈夫でしょう。はい」ピッ
初春「どうでした?」
黒子「何やら妙な二人組が暴れてるとのことですの。ジャッジメントもアンチスキルもAIMの件で手一杯なのでお姉さまにお任せすることになりそうですわ」
初春「布束さんの捜索は?」
黒子「ここと『エクステリア』の護衛にあたっているジャッジメントの方々を一部割いて捜索してもらうことになりましたの」
初春「外はジャッジメントの皆さんが守ってくれてるから、私達はフェブリとジャーニーの二人が外に出ないように見守るしかありませんね」
佐天「ほーらフェブリ、ジャーニー、スパイダーマンさんのおもちゃであそぼ~」フリフリ
フェブリ「おらあ!」ガシャン!
佐天「ああ!なんでスパイダーマンさんのおもちゃを投げるの!?」
モードック「うっしゃあああああ!作戦開始だあああああ!オラァ!爆弾を起爆しろォォォい!」
AIM戦闘員「ハッ!」
ポチットナ
AIM戦闘員「・・・アレ?」
モードック「おいどしたァ!?ぜんっぜん爆発してねえぞオイ!」
AIM戦闘員「ど、どうやら爆弾が解除されてるみたいで・・・」
モードック「んだとおおおオイィィィ!?」
AIM戦闘員「報告します!目標地点二か所にジャッジメントが護衛している模様です!ど、どうやら作戦がバレてるみたいです!」
モードック「ヌヌヌヌヌヌ!ムッカつくぜェ!ムッカつくぜェ!こうなりゃキレたァ!てめェら!問答無用だァ!作戦開始ィィィ!」
オー!
ドーン!
黒子「!・・・外で爆発音!」
初春「え、AIMが来たみたいですね・・・」
ジャーニー「いまのおとなに?」
佐天「あー・・・えっと、花火だよ花火」
フェブリ「まだひるだけど?」
佐天「そ、そう。今は練習だよ練習。夜の本番のために今はまだ窓の外は見ちゃだめだよ」
―――――
ローニン「・・・来たみたいだ」
食蜂「っま☆あたしが一気に支配して終わりにするゾ☆」
AIM戦闘員「撃て撃てー!」
ダダダダダダダダダ!
風紀委員「くっ!盾を前に!相手は銃器を持ってるぞ!」
食蜂「はいはい、そこまでよぉ☆」
AIM戦闘員「!・・・――」クルッ
ダダダダダダダダダ!
AIM戦闘員「うあっ!?何をする!?」
AIM戦闘員「味方を撃つんじゃない!」
風紀委員「!?・・・こ、これは・・・能力か!」
食蜂「私の支配力でAIMを同志討ちさせちゃってるんだゾ」
風紀委員「す、すごい!」
食蜂「っま、そんなことしなくても全員を支配しちゃえば戦闘もなしで終わっちゃうけどねぇ☆こんなふうに」ピッ
AIM戦闘員「―――」
AIM戦闘員「―――」
風紀委員「こ、これだけの数を一斉に黙らせるというのか・・・」
食蜂「・・・ン?・・・・・・あれ?」
AIM戦闘員「フフフ・・・ショクホウの能力は調査済みだ。我々もテレパス対策をしてきた!」バーン
風紀委員「お、おい!無事な奴が大半だぞ!」
食蜂「あ・・・頭にかぶってるヘルメットが・・・私の能力を遮断している!?」
AIM戦闘員「やはりモードック様は天才だった!我々にショクホウの能力はきかないぞ!」
食蜂(え?・・・あれ?・・・能力無効の装備されてたら・・・私どうすればいいの?・・・)
AIM戦闘員「我々A.I.M.はァ!やはり無敵だァ!」
BOK
AIM戦闘員「ッゲ」
ローニン「能力が効かないのなら、物理的に倒すだけだ」
AIM戦闘員「な、何だきさ――」ドォ!
婚后「オーッホッホッホ!この婚后光子を侮ってもらっては困りますわ!」
AIM戦闘員「っ・・・ジャッジメントに増援か!」
湾内「いいえ!私達はジャッジメントではありません!」
泡浮「私達は食蜂さんのトモダチです!」
食蜂「!」
ローニン「ジャッジメント、ここより先に奴らを通さぬように気を張れ」
風紀委員「!・・・は、ハイ!」
AIM戦闘員「っく!やはり能力者達は面倒だ!だが!」
ガシャーン ガシャーン ズシーン
AIM戦闘員「我々A.I.M.の科学力はァーーー!世界一ィィィーーー!巨大ロボアーマーに乗り込んで戦うッ!」ガシャーン!
湾内「まあ!なんとカッコイイことでしょう!」キラキラ
泡浮「量産型の大型メカアーマー!ロマンですわあ!」キラキラ
AIM戦闘員「名付けて!AIM戦闘員用大型パワードスーツ!戦闘員皆がそれぞれ乗り込んでるからたくさんいるぞ!」
婚后「あらあら・・・」
AIM戦闘員「ティーンエイジャーどもに!このパワードスーツはたおせな――」
ZANG
ローラ「機械に乗ってる分、倒しがいがあるわ」
BOOOOOM!
婚后「ローラさんかっこいいですわー!」
BOOOOOM!
固法「もう!なんでメカなんかに乗ってるのよ!ホント異世界の連中って意味不明!」
風紀委員「しかも全員ロボに乗ってるなんて!どうする!?」
AIM戦闘員「ふははははは!人造人間の二人をもらう!」
黒子「そこまでですの!」シュン
ドゴォ
AIM戦闘員「!?んな・・・動力炉に・・・鉄針が――」
BOOOOOM!
固法「白井さん!?」
黒子「あまりにも騒々しいので私も参戦させていただきますの。フェブリとジャーニーは初春と佐天さんに任せてますわ」
固法「そう・・・助かるわ」
AIM戦闘員「ええい!ジャッジメントなんぞに負けるものか!いくぞおおお!」
ウルヴァリン「俺もいるぜ」
AIM戦闘員「!?ウルヴァ――」THUNK!
BOOOOM!
固法「ローガンさん!」
風紀委員「うおー!マジもんのウルヴァリンだぜ!」
風紀委員「うっしゃあ!俺達もいくぞー!」
オー!
AIM戦闘員「っく!まずいぞ!パワードスーツを着ていても不利かも・・・」
BEEP! BEEP!
AIM戦闘員「!・・・増援だ!『彼』が来たぞー!」
バサァ!
固法「!?・・・な、何・・・あれ・・・」
黒子「・・・きょ、巨大な・・・・・・恐竜!?」
ウルヴァリン「おっと、面白い奴がきたぜ」
サウロン「FUHAHAHAHAHA!AIMの用心棒として来てやったぞ!わが名は『サウロン』!貴様等は私にひれふせェ!」
193 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/11/04 22:08:29.34 fxz7lVQq0 96/384>>192
サウロン:ミュータントの翼竜に噛まれたことで能力を得た吸血恐竜。最初は『他人の能力を吸収する能力』を持っていたが後に翼竜の姿に変身できるようになった
本名はカール・ライコス。医者だったが能力を得て以降、普通の生活はできないと、南極にある『サベッジランド』へと移住する。サベッジランドは恐竜やミューテートがウジャウジャいる所
吸血恐竜の姿、サウロンへと変身すると人格も変わるらしい。他人の能力を吸収したり、目を見て催眠術をかけたりできる。口から火を吹く
ちなみになぜ『吸血恐竜』かというと、サウロンが登場した当時、アメコミの内容を規制する『コミックスコード』というものがあり、吸血鬼や狼男などを描くのが禁止されていた
読者に悪影響を与えるということで、コミックで『銃を使うのは禁止』、『悪が勝つのは禁止』、『吸血鬼や狼男など禁止』など、あらゆる表現が禁止されていた
そこでMARVELは『吸血鬼がダメでも吸血恐竜なら問題ねーだろ?』ということで、サウロンは吸血恐竜になったとか(真偽は謎)
スパイディ曰く「恐竜ってだけでも面倒なのにその上吸血鬼もミックスとか属性持ちすぎだろ!」
黒子「プテラノドンのような恐竜!?ローガンさん、あれもアナタのお連れですの?」
ウルヴァリン「わりぃな黒子、そういうこった。ヤツぁ『カール・ライコス』。能力をパクる能力を持ってる。まあ、ミュータント遺伝子による能力じゃなきゃ大丈夫だろうがな」
サウロン「AIMからの報酬はたんまりもらう。その分、貴様らをいたぶる仕事がつかえてる!さっさと始末させてもらう!」VVVOOOOOOO!
固法「!?火を噴いた!?」
風紀委員「盾を前に!並べ!」
BBBOOOOOWWWWWOOOOO!
黒子「っく・・・機械に乗り込んでる連中はともかく、あの恐竜は面倒ですの」
ウルヴァリン「俺に任せろ。ミュータントの問題はミュータントにってな」SNIKT
黒子「ではサポートいたしますの。相手の頭上の位置で?」
ウルヴァリン「ああ。なんなら体内に直接テレポートでもいいぜ。慣れてるしな」
黒子「流石に生物にそれをしたくはありませんの。では」シュン
ウルヴァリン「よう、カール」
サウロン「!?ウルヴァリン!?」
THUNK!
サウロン「RRRRREEEEEEEE!」
固法「今よ!AIMのロボを一気に片付けましょう!」
風紀委員『オオーーーーー!!!』
フェブリ「なんかそうぞうしいね」オエカキカキ
初春「えと・・・お祭りの準備で盛り上がってるんですよ」
ガン!ガン!
ジャーニー「?・・・だれかドアをたたいてる」
佐天「!あたしが見てくる!」バッ
佐天(ドアの穴からそ~っと・・・!)
初春「・・・どうですか佐天さん」
佐天「・・・初春、警備ロボがドアの前でガンガンやってる」ヒソヒソ
初春「ええ~っ!?」
佐天「たぶんマンション内の警備ロボがAIMにコントロールされてるんだと思う・・・建物の外はジャッジメントが囲んでるから・・・内側のを・・・」
初春「ど、どうしましょう!」
佐天「・・・ここは佐天さんにお任せよ」スッ・・・
初春「!?佐天さん!?・・・な、何を・・・」
佐天「フェブリ!ジャーニー!この金属バットをかりるね!」ガシッ
フェブリ「いいよー。やきゅうようにもらったけどつかってないから」
初春「佐天さん+バット・・・も、もしや!」
佐天「初春はここで二人を!元X-MEN、『サイクロン』佐天さんの実力・・・見せてやるわ!」ガチャ!
佐天「警備ロボがなんぼのもんじゃーい!」ドカ!バキ!ドゴォ!
フェブリ「?・・・るいこなんでけいびロボぶっこわしてるの?」
初春「え・・・えと・・・・・・お、お祭りだから!」
ジャーニー「なるほど」
湾内「わたくし達の能力もローラさんとの交流で成長していますの。私の水流操作も・・・このように『刃状』に鋭くして!」スパァン!
AIM戦闘員「うおあ!?パワードスーツが・・・」BOOOOOMMM!
湾内「あなた方のロマンたっぷりのアーマーもこの通りですわ(ああ、一台くらい残しておいて後でもらえないものでしょうか・・・)」
泡浮「そして壊れたスーツなどを私が軽くして持ち上げ・・・」ガコン
AIM戦闘員「!?な、なんという怪力!これがジャパニーズ『SUMOUレスラー』!?」
泡浮「叩きつけます!」BOOOOOMMM!
AIM戦闘員「うあああ!SUMOUパワーにはまいったな!」ドーン
婚后「フフフ・・・御坂さんの超電磁砲に並ぶわたくしの新技・・・この特別製の鉛のダイスに噴射点を設置して・・・」
AIM戦闘員「子供なんぞに負けるかァーーー!」グオ!
婚后「撃つ!」ドシュッ!
バゴォ!
AIM戦闘員「!?・・・な・・・なんじゃとぉー!?」BOOOOMMM!
婚后「噴射点はダイス上の一点に絞っているので出力は増大。ホースの先をつかんで勢いを増すのと同じように・・・これぞ『一撃風弾(ワンショット)』ですわ!」バーン
ローラ「やだ・・・かっこいい」
ローニン「・・・」
食蜂「・・・・・・」
204 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/11/07 21:55:33.10 WiQsZj0+0 100/384>>203
ワンショット:アメコミにおける『一話の完結のお話』という意味。読み切り作品のこと。品質が良いものらしい
このSSで書いたように技名とかそういうのでは全然ない
AIM戦闘員「っく!ジャッジメントだけじゃなくこいつらも強いぞ!」
ローニン「アテがハズレたみたいだな」SPOK!SMASH!BOK!
AIM戦闘員「やはりNINJAは強かった!」BOOOM!
風紀委員「いけいけー!」
風紀委員「うおー!」
BOOOM! DOOOM! DOOOM!
ローラ「私の爪とローガンの爪、どっちが痛い?」
AIM戦闘員「え?・・・そりゃくらうならローラちゃんの方が――」BOOOM!
ローラ「BYE,BYE」
食蜂「・・・すごいわぁ・・・皆がんばって戦ってくれてる・・・・・・私・・・何もできない・・・」
モードック「くォらぁぁぁーーー!なァーにしてくれとんじゃァーーー!」ZZZAAAAAAKKK!
風紀委員「!?うああああ!」ビリビリ
風紀委員「ぐあああああ!」ビリビリ
湾内「!?な、なんですの!?」
泡浮「ジャッジメントの皆さん!大丈夫ですか!?」
ローラ「あれは・・・AIMの親玉よ」
婚后「!」
モードック「手下どもがてこずってると思ったらテメェーらが邪魔してくれとるからかコラァー!このモードック様直々にてめェらをオブジェに愉快に変えてくれるぜェーーー!」
ローニン「頭をつぶせば敵は崩れる。文字通りな。ヤツを狙うぞ」
ローラ「ええ」SNIKT
モードック「フッフフフ、そォ~んなこと言ってる場合かァ~?このスイッチを見ろォーーー!」バン
婚后「な、なんですのあの絵に書いたような赤いスイッチは・・・」
モードック「てめェらどーやったかしらねェが俺達が仕掛けた爆弾解除してくれちゃったなァー!だが!こいつぁ緊急用にとっておいた『超大型爆弾』のスイッチだぜェー!」
ローラ「!?」
泡浮「な、なんと!」
モードック「時限爆弾さぁー!5分後に起爆すっぜェー!学園都市のどこで爆発するかなァ~?フッフフフ!こいつォーーー!ポチっとなァーーー!」ポチットナ
湾内「!」
モードック「5分後にゃあ学園都市のどっかで大爆発だぜェー!ンにゃーーーっはっはっは!」
風紀委員「ぐ・・・な・・・なんだと・・・」
モードック「さぁーてどーっすかねェ~!?爆弾ほっぽいて俺達と遊ぶのかなァ~!?」
ローニン「ジャッジメント、ウイハルカザリに連絡しろ」
風紀委員「!?」
ローニン「彼女は『ゴールキーパー』と言われているのだろう。爆弾の位置を探させるんだ」
風紀委員「ど、どうしてそれを・・・」
ローニン「事前に調べただけだ。早くしろ」
風紀委員「は、はい!」
BEEP BEEP
初春「!?は、はい!もしもし!・・・・・・え!?・・・はい・・・わ、わかりました!」ピッ
フェブリ「?」
初春「え~っと・・・ここのパソコン使ってもいいかな?」
フェブリ「いいよー。しのぶがつかってるだけだしー」
初春(いいのかな・・・でも今はそんなこと言ってられない!)カチ ヴョーン
カタカタカタカタ
ジャーニー「なにがはじまるんです?」
初春「アンチスキルの皆さん、こちらジャッジメントの初春飾利です。この回線はアンチスキルの回線に直接通話してます。AIMの爆弾がまだ残されているという情報が入りました」
警備員【なんだって!?】
警備員【全部解除したじゃないか!】
初春「どうやらAIMのリーダーだけが知っていた緊急用の爆弾らしいです。AIMの工作員から得た情報になかったのはそのためかと・・・今場所を割り出してます」カタカタカt
黄泉川【場所が特定できたら、今一番近くにいる奴が現場に向かうじゃん!】
初春「割り出しました!場所はセブンスミストの屋上です!」
警備員【そんなとこで爆発したらとんでもないぞ!】
黄泉川【一番近いのは誰じゃん!】
鉄装【わ、私です!鉄装が行きます!】
黄泉川【任せるじゃん!急げ!】
鉄装【そ、それと・・・今セブンスミスト前にいるんですが、捜索していた布束砥信を確認しました!】
警備員【何!?セブンスミストにいたのか!?】
鉄装【いえ・・・何やら妙なカッコの悪人二人組に捕らえられているみたいで・・・スパイダーレディーが対応するみたいです!】
初春「みさかさ・・・・・・スパイダーレディーさんが対応してくれるんなら任せておくべきです。むしろ布束さんがAIMにつかまっていないのがよかったです」
黄泉川【布束のことはスパイダーレディーに任せてお前は早く爆弾を!】
鉄装【は、はいィ!】
初春「・・・緊急用の爆弾ということは・・・もしかすると特別仕様かもしれない・・・AIMのことを調べないと・・・・・・」
佐天「サイクロンバットアターック!警備ロボがナンボのもんじゃー!」ドゴーン!
初春「!そうか!佐天さんが家の前で警備ロボを倒してくれてたんだ!佐天さーん!」
佐天「・・・ふう・・・初春呼んだー!?」バチバチ・・・プシュー
初春「警備ロボを一体こっちに連れてきてください!はやく!」
佐天「え・・・ええ!?」
フェブリ「るいこてつだうー!」ダダダ
ジャーニー「3ぼんのやはおれないんだよ!」ダダダ
佐天「よ、よーし!いくぞー!」ズリリッ・・・ズリリッ・・・
ガシャン
佐天「フゥー・・・これでいい?」
初春「ありがとうございます!早速・・・」カタカタカタ
佐天「?何してんの?」
初春「この警備ロボはAIMにコントロールされてるんならAIMの細工が施されてるはずです。そこからAIMのネットワークに侵入して情報を探ります」カタカタカタ
フェブリ「おお!いってるいみはわからんがすごいじしんだ!」
ジャーニー「どういうりくつなのだろう」
佐天「・・・そんなことホントにできんの?」
初春「出ました!爆弾の解除法を探します!」カタカタカタ
佐天「Uh-oh」
鉄装【爆弾解除作業に入ります!あ、あと3分しかありませんがなんとかします!】アタフタ
黄泉川【落ちついて作業するじゃん!】
初春「出た!やっぱり特別仕様になってる!もしも解除されたら爆発する仕組みになってる!待ってください!解除はまだ完了しないでください!」
鉄装【え、ええ!?でももう時間が・・・】
初春「今解除作業を完了させちゃうと爆発します!その仕組みを解除するために安全装置みたいなのが別にあるみたいです!その安全装置を解除してから爆弾を解除しないとダメです!」
鉄装【えェ~ッ!?】
黄泉川【その安全装置ってーのはどこにあるんじゃん!もう時間がない!】
初春「えっと・・・どうやら『カール・ライコス』という人が所持しているみたいです!」
黒子【カール・ライコス?初春、それは本当ですの?】
初春「うあッ!?し、白井さん!?この通話ジャッジメントにも繋がってたんですか!?」
黒子【そのカール・ライコスとやらと今戦闘中ですの!カール・ライコスが持っている装置を壊せばいいんですのね!?】
初春「え、えっと・・・そういうことになります!」
黒子「了解しましたの!・・・しかし、見た所どこかに装置を隠し持っている風には見えませんの」
固法「見た目はただの羽のある恐竜だもんね。でも私の能力で・・・」ギューン
ウルヴァリン「おらぁ!」ZZZGGGAAA!
サウロン「GGGYYYYEEEEE!」
固法「・・・!見えた!背中の左斜め上の辺りに機械が埋め込まれてるみたい!皮膚の内側よ!白井さん!」
黒子「お任せあれ」シュン
CHOCK
サウロン「!?・・・金属矢が・・・背中に――」
WHAAA-BOOOOOOMMM!
サウロン「AAAAARRRRRGGGGGGHHHHH!」
黒子「カール・ライコスが所持していた安全装置は破壊しましたの!スグに爆弾の解除を!」
鉄装「え、えと・・・じゃあもう解除していいんだよね!?もう1分切っちゃう!」
黒子【お任せしますの!】
モードック「ンにゃーーーっはっはっは!あと1分だぜェ!1分で爆弾がどっかーんだぜェェェ!なんとかできるかなァァァ!?おいィAIMのザコどもォ!合体しろォォォ!」
AIM戦闘員『了解!』
ウィーン ガシャガシャ ガコンガコン バシュー ガキョンガキョン
婚后「!?なんですの・・・AIMの方々が乗っているメカが集まって・・・」
AIM戦闘員『フォームアップ!スーパーA.I.M.ロボプライム!』バーン
ローニン「・・・超巨大なメカに合体か」
泡浮「か、かっこいい~ですわぁ~!」
湾内「なんというロマンロボ!」
風紀委員「おいおい!あんなデカイのをどうすりゃいいんだ!」
食蜂「っち・・・やっぱり能力は効かないわぁ・・・こうなれば最初に洗脳したAIM戦闘員を戦わせるわぁ!」ポチ
AIM戦闘員「攻撃シマス」ダダダダダ!
スーパーAIMロボプライム『効くものかァーーー!』BACHOOOOOMMM!
食蜂「っ・・・一掃されちゃった・・・」
ローニン「X-23、行くぞ」ダッ
ローラ「ええ」ダッ
スーパーAIMロボプライム『!?』
BOK!CRASH!ZAGGG!
スーパーAIMロボプライム『ムムム!ええいうっとうしい!』BUCHOOOMMM!
ローラ「っうあ!」
ローニン「X-23!」
DOOOOMMM!
スーパーAIMロボプライム『A.I.M.の科学力に勝てるものかァーーー!』
婚后「ローラさん!大丈夫ですの!?」
ローラ「っく・・・やってくれるな」ガラガラ・・・
婚后「っほ・・・流石ローラさん。ヒーリングファクターの回復力ですのね」
ローラ「光子、『アレ』をやってちょうだい」
婚后「ええっ!?あれって・・・本当にやるんですの!?」
ローラ「ええ、ローガンも巨大な機械を相手にする時にやったというからね」
婚后「それじゃあ・・・行きますわよ!」
ローラ「ああ!」
スーパーAIMロボプライム『NINJAもROBOTの前には手も足もでまい!』DOOOMMM!
ローニン「捕らえてみろ」ZOCK!KRASH!SPACK!
スーパーAIMロボプライム『っく!ちょこまかとっ!動きながら攻撃しやがって!』
婚后「ろーにんさん!気をつけてくださいまし!」
ローニン「!」
婚后「くらいなさい!『ガールズ・アンド・ファストボールスペシャル!』」ズドォ!
ローラ「ぶちぬく!」VVVOOOOOOO!
GGGGGAAAAAACCCCCKKKKK!!!
スーパーAIMロボプライム『ッ・・・な・・・なんだと・・・・・・』
BBBOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!
食蜂「・・・す、すごい・・・ローラとか言う人の足に噴射点をつけて、打ち出した。あんなことやって大丈夫なのかしらぁ」
ローラ「ふう・・・これで合体ロボは片付いたな」
湾内「ああ~せっかくの合体メカが・・・少しもったいないですわ~」
ローラ「大丈夫。一応、形が残るように気をつけて壊したから」
泡浮「さすが!ローラさんさすがですわー!」
食蜂「Uh-oh」
218 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/11/08 18:13:51.07 ksl9PBNZ0 107/384>>217
ローガンも巨大な機械を相手に~:ある事件で、自我を持ったコンピューター、セレブロとの戦いにおいて巨大な機械の塊になった相手とX-MENが戦ったことがある
ウルヴァリンはその機械相手にファストボールスペシャルで突撃した。ちなみにこの機械、X-MENの学園のコンピューターの、あのセレブロ。後に味方に戻る
モードック「ンにゃにィィィーーー!?まさか・・・AIMのスーパーロボを・・・ッチィ!やるじゃあねーか!だがなァ!もう爆弾が起爆する時間だぜェェェ!」
食蜂「!」
婚后「!」
鉄装「えっと・・・これをこうして・・・ここはこう!後は・・・・・・お決まりの『どっちを切るべきなのかの選択』だァ~!ど、ど、どっち?・・・赤?青?どっちを切るの!?」
鉄装「あ、あと15秒!どっちを切るべきなの!?赤か青か・・・赤、青、赤、青・・・赤・・・青・・・ああ!どっちなのォー!?」
モードック「そォ~れ!あと8秒だぜェェェ!」
鉄装「あと6秒!ええい!もうやるっきゃない!」
モードック「それッ!ドカーン!」
鉄装「だりゃあーーー!」
パチンッ
鉄装「・・・・・・・・・と・・・止まっ・・・た・・・・・・」ヘナヘナ
モードック「・・・?・・・・・・な・・・なんでだ?・・・・・・なんで爆発しないんだよォォォ!」
ローニン「・・・どうやら・・・やってくれたみたいだな」
風紀委員「今連絡がきました!アンチスキルが爆弾の解除に成功したそうです!」
ローニン「そうか」
モードック「ンにゃァにィィィーーー!?」
サウロン「こ・・・これは・・・我が身体にこんな機械なんぞを埋め込んでいたのか!いつの間に・・・AIMの連中め!」
ウルヴァリン「おっと、内輪もめは元の世界に戻ってからにしろ。今てめェの意識を消してやるからよ」
サウロン「!う、ウルヴァリン!貴様ァ!」
SLASH!
サウロン「GHH・・・・・・GGGAAAAAAEEEEEEE!」ズズーン・・・
ウルヴァリン「っへ」
固法「ウルヴァリンさんがサウロン・・・カール・ライコスをやっつけてくれる間に、AIMもだいぶ倒したわ。これでフェブリとジャーニーの護衛はジャッジメントだけで十分になった」
黒子「どうやらエクステリアの方はまだ戦闘が収まっていないようですの。ローガンさん、援護に向かいましょう」
ウルヴァリン「こっちはもうジャッジメントだけで十分だしな。じゃあ黒子、てめェの能力で――」
初春【待ってください白井さん!私も連れてってください!】
黒子「初春?・・・今から行くのはAIMとの戦闘場所ですのよ?」
初春【私にいい考えがあります】
佐天【ちょっと待ったー!サイクロン佐天さんも行きますよー!連れてってください!】
初春【さ、佐天さん・・・隣で大声出さないでください】
黒子「・・・初春はともかく、一般人の佐天さんを連れていくわけには・・・」
佐天【なにをいまさら!元X-MENのメンバー、サイクロン佐天さんをナメないでくださいよ!】
黒子「はあ・・・しょうがありませんわね。今行きますわ。あ、ローガンさんは自力で向かってください」
ウルヴァリン「なんだと!?てめぇの能力で一気に移動すりゃいいじゃねえか」
黒子「私の能力でもローガンさんと一緒に移動するは一杯いっぱいですの。初春と佐天さんとなら簡単ですが・・・今度からはダイエットしておいてくださいまし」シュン
ウルヴァリン「あ!てめぇ!・・・っち・・・」
婚后「どうやら・・・アテが外れたみたいですわね」
湾内「堪忍なさってください」
泡浮「もうアナタ方に手立てはありませんわ」
ローラ「エクステリアは渡さない」
食蜂「・・・」
ローニン「覚悟しろ、A.I.M.」
モードック「・・・ンンン~・・・ンンン!ンにゃァーーーーー!」ZZZZZRRRRRRAAAAAAAAAAAAAKKKKKK!
婚后「!?」
ローラ「危ない!皆伏せて!」
BBBBEEEEEEEEEEEEEEEEE!
風紀委員「ぐあああああああああ!」
風紀委員「ぎゃああああああああ!」
モードック「てめェらまとめてぶっとばしてやるぜェェェ!この俺様をさんざナメやがってェェェ!」
ローニン「・・・まずいな・・・ジャッジメントの護衛部隊は皆気を失ったぞ」
モードック「いくぜェェェAIMのザコ戦闘員どもォォォ!俺様につづけェェェ!」
AIM戦闘員『オオーーー!』
ローラ「合体してなかったAIMの連中・・・けっこうな数ね」
ローニン「任せてくれ。対多人数戦には慣れている」
婚后「私も戦いますわ!」
湾内「もちろん!」
泡浮「わたくし達も!」
ローラ「・・・行くわよ。皆、気をつけてね」SNIKT!
食蜂(・・・この人達・・・・・・どぉしてここまでやるの・・・多勢に無勢よぉ・・・なのに・・・・・・)
シュン
初春「そこまでです!」スタッ
黒子「手助けに来ましたわ」スタッ
佐天「バット佐天さん登場!」スタッ
婚后「!白井さん達・・・」
モードック「なァんだァァァ?ティーンエイジャーが増えただけじゃあねェかァ~!」
初春「AIMの皆さん!降伏してください!」
黒子「?・・・初春?・・・」
モードック「あ?・・・・・・ン・・・ップ!ンにゃァァァーーーっはっはっは!何を言うかと思ったらァァァ!なァ~にが降伏だァ~?なんでンなことしなきゃなんねェんだァァァ?」
初春「私達にはこれがあります!」サッ
モードック「・・・?」
初春「AIMのネットワークに侵入して得た、AIMの機密情報や研究所の位置などの情報です!これはスパイダーマンさん達の世界での、AIMの秘密情報のデータです!」
モードック「!?」
初春「降伏しなければこれをキャプテンアメリカさん達に渡します。そうなればあなた達はもう終わりです。降伏するならこれはお返ししましょう」
佐天「・・・初春が恐喝してる」
黒子「まさかAIMのネットワークに侵入してそんなものを・・・これはゴールキーパーというよりストライカーですわね」
モードック「・・・ンッンッンッ・・・ンにゃーーーっはっはっは!そんな脅しに屈すると思ってんのかァァァン!?それにィィィ!そのデータをUSBに入れて持ってきたのはミスだったなァ!」
BBBEEEEEEEE!
初春「!」
黒子「初春!」ガシッ
シュン
初春「っ・・・あ、ありがとうございます白井さん・・・」
黒子「いきなりビームを撃つとは・・・」
モードック「そのUSBをぶっ壊せばなァーんにもならねェよなァ!おらぁAIMのザコどもォ!あいつらをぶっちのめしてUSBをぶっ壊すぞォ!」
AIM戦闘員『オー!』
佐天「・・・初春・・・ここに来たのはミスだったんじゃない?」
初春「今ので上手くいくと思ったんですけど・・・」
佐天「このドワオ!」
モードック「サイオニックブラスター!」ZZZZZEEEEE!
黒子「初春!しっかりつかまっててくださいまし!」
初春「うひー!」シュン
ZZZEEEEE!
婚后「これ以上私のお友達に手を出さないでくださいまし!一撃風弾(ワンショット)!」ドンドンドン!
モードック「GYAAA!いでェ!いでェ!なにしやがる!おいザコ戦闘員ども!あいつらとっととやっつけろォ!」
AIM戦闘員『オー!』ガションガション
湾内「そうはさせませんわ!水のカッターをお見舞いします!」ズバズバズバ!
AIM戦闘員「!?」BOOOOMMM!
泡浮「私も!あなた方のメカスールの浮力を消して・・・とりゃ!」ドン!
AIM戦闘員「な!?こっちに猛スピードで迫って――」BOOOOOMMM!
泡浮「直接は見ておりませんが、依然こちらの世界に来られた『フラッシュ』というヒーローの方の摩擦をゼロにして相手を押し飛ばす技のマネですわ!」
ローニン「機械など相手になるか」SMACK!DOKA!KRASH!
AIM戦闘員「うあっ!」BOOOM!
AIM戦闘員「なにぃー!」BOOOM!
ローラ「こっちよ」SLASH!
AIM戦闘員「うあああ!」BOOOM!
佐天「泡浮さん!私の浮力を軽くしてくさい!」
泡浮「え?は、はい!」タッチ
佐天「湾内さん!このバットを水のカッターで覆ってください!」
湾内「こ、こうでしょうか」シュパァ
佐天「婚后さん!私の背中にブースターを!」
婚后「ええ!?そ、そんな・・・大丈夫ですの?」
佐天「大丈夫!風系の能力は慣れました!」
婚后「では・・・」タッチ
佐天「うおおおおお!3人のパワーをまとって・・・スペシャル佐天涙子だァー!いっくぞー!」ドヒュン!
224 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/11/08 19:58:33.95 ksl9PBNZ0 113/384>>223
サイオニックブラスター:モードックが装備しているビーム武器。すさまじい威力を持つ。
これに限らず、他のキャラも『サイオニックブラスト』など、サイオニックが名前につく攻撃を使う者が多い
佐天「くらえい!」ドゴム!
AIM戦闘員「うぐあ!」BOOOM!
佐天「こっちだよ!」ドヒューン!
AIM戦闘員「っく!早い!」
佐天「どりゃあああ!」バゴン!
AIM戦闘員「なにー!」BOOOMMM!
泡浮「す、すごいですわ佐天さん・・・軽々とした身のこなしと婚后さんのエアロハンドの能力によるブーストを上手く扱ってますわ」
湾内「わ、私はずっとバットに覆われた水の刃に集中してなければなりませんが・・・」ムムム・・・
婚后「でもこれで大半のAIMの戦闘員達をやっつけましたわ!」
黒子「さて、AIMの親玉らしき大きな顔の御仁、そろそろ降参すべきだと思いますが?」
初春「そうです!これ以上の抵抗は無意味です!」
モードック「ンにゃーーーっはっはっは!てめェらなんざザコ戦闘員どもがいなくても俺様一人で楽勝なんだよォー!こっから一発逆転なんざァ簡単さァー!・・・・・・だがなァ・・・」
初春「・・・?」
モードック「お前だ。AIMのネットワークに侵入したという貴様だ。・・・いィ~い腕前だぜェ・・・まさかAIMの機密情報まで奪うとはなァ~・・・正直すげェぜ」
初春「・・・」
モードック「そこでだァー!どォうだァ?俺の下で働かねェかァ?」
初春「!?」
黒子(無駄な勧誘パート来ましたわ・・・)
モードック「お前の腕前は正直に評価すりゃあAIMでも高い地位につけるぜェ。そこらにすっころがってるザコ戦闘員よりもズっとなァ。こんなとこでチマチマやってる器じゃあねェぜ」
初春「・・・」
モードック「AIMに来りゃあお前の腕をもっともっと振るえるぜェ!そしてもっともっとすごいこともなァァァ!ショクホウとかいう女!おめーもだぜェ!」
食蜂「!」
モードック「てめェの能力をAIMで有効活用できる。有意義になァ。こんなごちゃごちゃした街で手前の部下をはべらせるだけに使うんじゃあもったいねえってもんだ」
食蜂「・・・」
モードック「てめェら二人がこっちに来るってんなら学園都市から手を引いてやってもいいぜェ・・・さあ、どうする」
初春「あ、お断りします」
モードック「キッパリ!」
食蜂「!」
初春「私はジャッジメントとして学園都市のためにがんばることしかできませんし、もっとすごいことなんて今はいいんです。あなた達AIMの手下になるなんていやです」
モードック「てめェ・・・その腕をもっと上等なことに使いたいとおもわねえのか!」
初春「なんと言われようと私は悪人に手はかしません。朝起きて、洗面台に映る自分の顔を、まっすぐ見つめていたいから」
食蜂「!!!」
黒子「はァ~・・・まっ、そういうことですの」
モードック「っ・・・っ・・・・・・て・・・てめェらもう終わりだァァァァァ!!!」
229 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/11/08 20:57:16.91 ksl9PBNZ0 116/384>>228
朝起きて、洗面台に映る自分の顔を~:『アイアンマン:エクストリミス』にてトニーが言った名言
後ろめたいような行動はしないという意志の表れ。しかしその後に色々あったりするのだが・・・・・・
モードック「ファイナルアルティメットウェポンスペシャル展開!」バシュバシュバシュッ!
初春「!」
婚后「ぶ、武器が色々出てきて・・・」
モードック「てめェら皆ァ!粉々の肉片すら残さねェぜェェェ!」ウィーン
ローニン「させるか。武器は没収だ」KRASH!SMACK!CRACK!
モードック「!」
湾内「水の槍をさしあげますわ!」ドシュドシュドシュ!
泡浮「あなた方の作ったアーマーを返品します!」ブオン!バゴオ!
婚后「10個の鉛ダイスを一斉にお受けなさい!」ドオドオドオドオドオ!
モードック「AH!AH!GHHH・・・AAARRRGGGGGHHHHH!」
佐天「佐天さんスペシャル使用の攻撃を!くらえェー!どっせーい!」バゴムン!
黒子「金属矢をありったけ使いますわ!」シュンシュンシュン!
モードック「AAAAAAHHHHHHHHHH!」
ウルヴァリン「間に合ったぜえ!俺にもやらせな!」ダダダ
モードック「!」
ウルヴァリン「FATAL CROW!」ZZZAAAGGGYYYYY!
ローラ「ローガン!」
ウルヴァリン「おうローラ。Let's go」
ローラ「Let's end this」
モードック「!?」
ウルヴァリン&X-23『WEAPON XX!!!』SLAAAAASSSHHHHH!!!
モードック「ンにゃァァァァァァァ!!!」BOOOOMMM!
232 : ◆t8EBwAYVrY[sag... - 2013/11/08 21:28:28.31 ksl9PBNZ0 118/384>>230
FATAL CROW:格ゲーのマブカプシリーズにおけるウルヴァリンの大技。大抵はコンボの〆に使う。(つづりはCLOWカモ・・・)
WEAPON X:ウルヴァリンの骨格にアダマンチウムを埋め込んだ実験の名前。
『X』とはローマ数字の『10』を意味し、この実験の最初(ウェポン1)の実験はキャプテンアメリカに超人血清を注入した実験の名前
マブカプシリーズではウルヴァリンの大技名として登場する。このSSではローラと一緒にしたからXXということで
初春「!」
食蜂「!・・・・・・心が・・・読める!あのモードックとかいうのの心が見えるわぁ」
ローニン「どうやら奴の対テレパス用の装備も、今の攻撃で破壊されたようだな」
婚后「ということは・・・食蜂さんの能力が効きますのね」
佐天「食蜂さん!今までのうっぷんをばーっとやっちゃってください!」
食蜂「・・・ええ☆」ニッ
モードック「・・・ぐ・・・・・・うう・・・・・・おのれ・・・この俺様が・・・・・・AIMの首領たる俺様が・・・」グググ・・・
ザッ
モードック「!」
食蜂「よくも私の『友達』にさんざんひどいことしてくれたわねぇ。そういう悪い人にはおしおきが必要なんだゾ☆」
モードック「なッ・・・何を・・・」
食蜂「大丈夫よぉ。ちょーっと今まで受けた痛みを頭の中で繰り返すだけよぉ。一万回くらいねぇ☆」
モードック「!?・・・ッ・・・・・・ン・・・・・・ンにゃァァァァァァァ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
・・・・・・・・・・
黒子「ふう・・・やっと解放されましたわ」
佐天「AIMの人達をまとめて逮捕とか、パワードスーツの後片付けとか、色々大変でしたねー」
初春「今でもアンチスキルとジャッジメントで後片付けを続けているんですよ。私達は功労賞として特別に早めに解放されたんですよ?」
黒子「それにしても婚后さんも湾内さんも泡浮さんも・・・ローラさんも大活躍でしたわね」
婚后「おーっほほほ、まああのくらいなんてことありませんわ。もっとも、皆さんのおかげでもありますが」
湾内「婚后さんのおっしゃる通りですわ」
泡浮「ジャッジメント、アンチスキルの協力あってこそですの」
ローラ「モードックやAIMは私達の元の世界へ護送するらしいわ。さすがにこちらの世界には置いておけないもの」
ローガン「まったく、ショクホウとやらのテレパス能力もそうとうのもんだな。モードックのやつ再起不能だぜ」
食蜂「当然よぉ☆私の洗脳力を甘く見るんじゃないゾ♪」
黒子「・・・この場に食蜂さんがおられることになるなんて、少し前までは想像もできませんでしたの」
佐天「まあまあ、もう友達なんですしいいじゃないですか」
食蜂「本当よぉ。白井ちゃんってばつめたいゾ」
黒子「あ、そのような意味では・・・」
食蜂「冗談よぉ☆それじゃあ私はこの辺でおいとまするわぁ♪派閥の子達も心配してるだろうしぃ」
婚后「またご一緒いたしましょうね」
湾内「お待ちしておりますわ」
泡浮「派閥の方々にもどうぞよろしくお伝えください」
ローラ「何かあったら呼びなさい」
初春「今度は一緒にお菓子でも食べましょ~」
佐天「ケーキ食べにいきましょ!ケーキ!」
黒子「お気をつけて」
ローガン「せいぜい能力を鍛えるんだな」
食蜂「はいはい☆じゃあねぇ~」
婚后「さて、私もそろそろ・・・」
佐天「えーなんでですかー?御坂さん達も来ますよー?」
婚后「この後、ローラさんのお買いものにお付き合いするんですの」
湾内「コーディネートしてほしいとのことですわ」
泡浮「ローガンさんもぜひご一緒に」
ローガン「ほう、ローラの服選びか。面白い」
ローラ「っちょ・・・」
黒子「ではまた。お話でもいたしましょう」
初春「いつでも遊びましょうねー」
佐天「ローラさんのコーデ見せてくださいね!」
湾内「もちろん!」
泡浮「御坂さんにも見てもらいますわ!」
ローラ「ちょっ・・・なんかはずかしいじゃない」
婚后「いいえ、ローラさんは学園都市中に見せるべき美貌ですわ」
ローラ「っうう・・・」
ローガン「複雑だ」
食蜂「・・・色々と・・・ありがとねぇ・・・ローニン」
ローニン「私よりも貢献したあの子達に礼を言うんだな」
食蜂「ちゃんと言ったわぁ・・・でも、あなたには特別に、ねぇ」
ローニン「・・・」
食蜂「・・・能力を使わなくても・・・人を信じることができるようになった・・・あの子達・・・自分にとって何ら利益になりもしないのに、あんなに頑張って・・・」
ローニン「・・・」
食蜂「あそこまでされちゃ、逆に心を読むことなんてできないわよぉ。あなたのもね」
ローニン「・・・その調子だ。人と心を通わすのに、心を読む必要などない」
食蜂「・・・」
ローニン「・・・では・・・・・・いずれ、また」ザッ
食蜂「・・・またねぇ☆」
初春「はァ~・・・婚后さん達も行っちゃいましたね」
佐天「何だか私達色々あったけど、他の所でも色々あったらしいよ。御坂さんも悪人2人と戦ってたっていうし」
黒子「そうですの。布束さんが誘拐されていて、お姉さまとスパイダーマンが救出されたそうですの」
初春「今はフェブリとジャーニーと何ごともなかったかのように元の生活に戻ってるそうですね」
佐天「これにて一件落着ってことだね」
御坂「ヤッホー皆、お待たせー」
スパイディ「いやァ~まさかオクトパスとマックスが来るとはねェ~。今までのヴィランに比べりゃ楽だけどちょっと意表をつかれたよ」
黒子「おねェさまァァァ!」ガバッ
御坂「こらァ!」ビリビリ
黒子「ンニャアーーー!」ビリビリ
佐天「お約束!」
初春「お疲れ様ですお二人とも」
スパイディ「まったくだよ。せっかくのダラダラライフがまーたフイになっちゃった」
御坂「そんなこと言って・・・ホントはチヤホヤされる生活に戻りたかったんでしょ?」
スパイディ「Oh、バレた?」
初春「二人の記事みましたよー。ほら、『スパイダーデュオ結成!』、『初代とレディーのチームアップ!』とかニュースでいっぱいです」
黒子「ほら、これらを」
『スパイダーマン復帰!初代とレディーのタッグにヴィランボコボコ!』
『人質を助けて悪を倒す!我々のヒーローの復活!』
『新旧スパイディの共演!学園都市よ、これがスパイダーマンだ!』
黒子「すっかりフィーバーですわね、お姉さまとスパイダーマンさん」
佐天「そりゃやっぱ引退した選手のカムバックってのは燃えますからねー」
初春「これからはダブルスパイダーマンとしてデビューですね!」
スパイディ「まるでアイドルだなあ」
御坂「あたしは当分お休みするわ・・・もうあんなの大変だしコリゴリよ」
佐天「えー!そんなー!」
初春「街の皆も御坂さんの活躍待ってますよー?」
御坂「うーん・・・」
黒子「まあ、毎日とはいわず、たまに登場するヒーローというのもオツなものではありませんの」
御坂「・・・そうね。たまにはいいかもね」
黒子「ッシャ」
スパイディ「そういやあジャッジメントの方も大変だったそうじゃない。何かあったの?」
黒子「まあ色々とありましてね・・・」
初春「大忙しでしたよ」
佐天「あたしも大活躍したんだから!」フンス
御坂「へー、一体何があったの?」
佐天「それはですねえ・・・」
第二編『AvG』完


