男「暇だからって散歩に出たものの、特に出会いも何もなくただ歩いてるだけって…むなしい」
男「それに今日は風が強い…あれ?涙が…これは砂埃が目に入ったんだ」グスン
ビュー ガサガサガサガサ
男「…僕によって来るのは紙くずだけか…ん?」
『人工知能付きスマートフォン1か月お試し券』
男「なんだこれ?お試し券か…期限は今日まで?」
男「漫画みたいなタイミングだな」
男「場所は…キサラギ研究所?知らないな…ご丁寧に地図まで書いてある…行ってみるか!」
元スレ
男「人工知能付きスマートフォン?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370876340/
男「ここか…」
???「なにか御用ですか?」
男(ぅわ~むっちゃ綺麗な人だ!人形みたいな綺麗なスベスベな肌に金髪、少しキツイ感じがする目だけど、整っていて…もーとにかく美人だ!!!)
???「あの、なにか御用ですかと聞いているのですが?」
男「え…あ…これなんですけど…」
つ『人工知能付きスマートフォンお試し券』
???「…こちらへ来てください」
男「え?あ…はい」
???「博士、これを持って来た方が」
博士「レイ、これはなんだい?」
レイ「博士が遊びで作った券です。あれほど処分して下さいと言ったはずですが、何をやっているのですか…まったくこれだから博士はダメなん
です。いい加減遊びでこういうものを作るのはやめて下さい。」
博士「はっはっはー、忘れてたわ~、どっか無くしたと思ってたらそんなところに」
レイ「で、博士どうするのですか?」
男「えっと、あのー」
レイ「なんですか?ちょっと黙っててください」
博士「こらこらお客人にそれはダメだよーレイちゃん~」
レイ「もとはと言えばこれは博士のせいで
博士「あー君は?」
男「僕は、男っていいます」
博士「うん、よろしくー俺はキサラギってんだ、まぁドクターとか、博士とかよんでよ」
男「あ、よろしくお願いします。あの、でその人工知能付きスマートフォンって?」
キサラギ「いる?試す?試しちゃう?」
男「え?いいんですか?」
レイ「博士!!何いってるんですか?脳みそあるんです!?あれは、そんな簡単に渡していいようなものでは…」
キサラギ「データー取りたいからねーレイはここから出れないし、俺も大学の仕事しなきゃだし、これは何かの縁だよ、男君に協力してもらっちゃうよ」
レイ「私は賛成できません!」
キサラギ「レイ、これは俺が決めたことだ、解るな?」
レイ「…はい」
男「えっと、そんな大事なモノなんですか?」
レイ「あたりまえです!!!!あなたなんかに
キサラギ「レイ!!!」
レイ「…すみません」
キサラギ「レイ、持ってきてくれるか?」
レイ「…かしこまりました」
男「いいんですか?」
キサラギ「いいのいいの、そのかわり、データーはしっかり取らせてもらうからね~」
男「はぁ…」
レイ「お待たせしました。」
キサラギ「はい、チャララチャッチャラ~人工知能付きスマートフォンだよ」
男(このひと軽い…)
キサラギ「えっと、レイ説明よろしく~」
レイ「これはですね、人工知能、通称AIはしってますね?」
男「はい、あれですよね、自分で学習して知識を付けていく機械みたいなモノですよね?」
レイ「まぁそんな感じです。詳しく説明してもあなたにはどうせ解らないとおもうので、その程度の理解でけっこうです」
男「この人怖い」ガクブル
レイ「そのAIが入っているスマートフォンです。あなたにはこの子に色々と教えてあげて下さい」
男「教える?育成ゲームみたいな感じ?」
レイ「…あきれて言葉がでません」
男「泣いてもいいですか?」
レイ「まぁ、使用してもらってるうちにわかるでしょう」
キサラギ「終わった~?」
レイ「軽くですが」
男「軽くすぎてわからん…」
キサラギ「これ説明書だから」ペラー
男「え?紙切れ1枚?」
キサラギ「あとは、その子に聞いたら解るから、その説明書は基本的な事しか書いてないよ~まぁ家ででもみてよー」
男「はぁ、解りました…」
キサラギ「あー後そうだね、壊れたら修理できないから」
キサラギ「それと、このことは、他言無用絶対にほかの人に知られたいけないよ。身内にもね」
レイ「人工知能の研究は、法律で禁じられています。その意味はわかりますね?」
男「え?えぇ、たしか、人工知能が知識を持ちすぎると反乱に繋がるからでしたっけ?」
キサラギ「そ!だから、このことが他人に知られるリスクはわかるよね~政府に気づかれたら、俺も、レイも、その子も、君も、ただじゃすまない。おどしじゃないよ」
男「今から返すってのは?」
キサラギ「むりだね~」
男「ですよね~」
レイ「くれぐれも、紛失なんてアホでバカでマヌケなことはしないで下さい」
男「オンパレードだ…」
キサラギ「じゃあ1か月間よろしくね~」
レイ「博士、なぜ故障しても直せないなど嘘をついたんですか?」
キサラギ「治せないよ。AIは『機械』じゃない、『ヒト』だ、『壊れる』っていうのは『死ぬ』のと同じ、死んだ人が生き返らないのと同じで、たとえ直したとしても、それは同じじゃないんだよ。AIをモノとして扱っちゃいけないんだ」
レイ「…博士が良いことをいってます。今日は嵐かもしれません」
キサラギ「だいなしだ~」
男「持って帰ってきてしまったけど、よかったのか?」
男「とりあえず、説明書見るか」
※電源は横のボタン長押し
※充電は細目に
※充電器は特殊なモノを使っています
※落下、水没に注意
※修理はできません
男「少なすぎるだろ…5つって」
男「とりあえず、起動するか…えっと横のボタン長押し」
ピロロロロン
『起動中デス暫クオ待チ下サイ』
男「時間かかるのかな」
『アップデートヲ開始致シマス 0%』
男「あ、時間かかりそうだな」
『アップデートガ終わワリマシタ 100%』
男「はやいなあ!!!」
スマフォ「アップデートなんてしてませんもの」
男「しゃべった!?」
スマフォ「当たり前ですよ、会話できないとコミュニケーションとれないじゃないですか」
男「あ…そうだな」
スマフォ「えっと、あなたがマスターですね、よろしくおねがいします」
男「あ、うん、こちらこそ!えっと…」
スマフォ「どうしました?」
男「なんて呼べばいいのかな?」
スマフォ「私の名前は『Kisaragi Laboratory’s Artifical Intelligenc No,03』です」
男「え?それがなまえ?」
スマフォ「なまえというか、正式名称ですね」
男「長いね…」
スマフォ「マスター私のなまえ付けてください」
男「そうだなぁ…アイちゃんとかどう?」
スマフォ「AIだから、アイですか?そのまんまですね」
男「だめかな?」
アイ「いいですよ、可愛いなまえをありがとうございます」
男「じゃあ、アイちゃんよろしくね!」
アイ「はい!」
アイ「どうしますか?色々設定が変えられますが?」
男「設定?」
アイ「はい、見た目、声などです」
男「見た目かぁ」
アイ「ロリから、ガチムチまでより取り見取りですよ」
男「ガチムチはいやだ…」
アイ「では、幼女になりますか?」
男「僕はロリコンじゃない!!」
アイ「そういう人に限ってロリコンだったりしますよね」
男「何情報だ!?」
アイ「では、見た目どうします?」
男「今のままでいいよ、可愛いし」
アイ「可愛いとか…マスターはたらしですね」
男「見たまんまを素直に言っただけだ!!」
アイ「え…///」
男「そこで照れられると、どう対応すればいいか困る」
アイ「そうですね、では次の設定に行きましょう」
男「演技ですか!?」
アイ「声はどうします?機械音から、ガチムチまでより取り見取りですが?」
男「ガチムチ好きだな!!!」
アイ「冗談ですよ、機械音なんてむりですよー」
男「そっち!?」
アイ「見た目がこれなので、音声パターンは女性ですね、どうしますか?」
男「今のままで慣れたからこのままでいいよ」
アイ「私の声が好みだということですね!」
男「えらく前向きだな!」
男「マスター以外の呼び方って出来ないのかな?マスターってなんか照れくさい」
アイ「私はいいとおもいますけどね?マスター」
男「ダメかな?」
アイ「マスター、ご主人様、旦那様、男さま、男さん、男、おまえ、豚野郎、カス、ミジンコ、どれがいいですか?私は、ミジンコがオススメですが?」
男「もう完全に悪口だよね!まともな方が少ないよね!!」
アイ「そうですか?ミジンコ」
男「男でいいよ…」
アイ「ミジンコな男ですね!」
男「ミジンコは忘れて!!!」
アイ「マスターは、女たらしで、ロリコンで、ガチムチも好きなミジンコですね、把握しました」
男「もー何もかも違う!!そして呼び方はそれが定着したのね!」
アイ「それにしても、殺風景な部屋ですね」
男「あ、見えてるんだ?」
アイ「そうですよー前面と裏面それぞれにカメラが付いてます。まぁ片方づつしか見れませんが、視野はだいたい、上側で約60度、下側に約70度、左右に120度です。」
男「人と同じなんだな」
男「アイちゃんは何ができるの?」
アイ「スマートフォンでできることは何でもできますよー」
男「優秀だな」
アイ「はい!知識もネットで見れる分は、瞬時に検索できますよ!」フンス
男「あれ?僕いらなくね?」
アイ「でも、文字と写真でしか見れないですから、実際に見たり、体験したりはしたいですから!」
男「勉強熱心だね」
アイ「もっと、褒めちぎりなさい!」
男「いきなり上から目線!!」
アイ「マスターそろそろ充電が切れそうです、充電してください」
男「ん、もうなくなりそうなんだ」
アイ「まぁ、ろくに充電されてませんでしたからね」
男「そうだな、えっと充電器の差込口は…?」
アイ「横ですよー」
男「お、あったあった!じゃあ挿しまーす」エイ
アイ「…ン」
男「え…エロイ///」
アイ「まぁ、嘘ですけどね」
男「」
アイ「では、充電中は、あまり稼働しているとバッテリーがあがってしまいますので寝ますね」
男「その辺りは機械ってかんじだな…」
アイ「マスターには、明日、デリカシーという言葉を、永遠に説明しますね☆」
男「え…怖い」
アイ「では、おやすみなさーい」
男「おやすみ」
<<1日目 終了>>
アイ「おはよーございます」
男「んームニャムニャ」
アイ「おはよーございます!」
男「ん~」グー
アイ「マスター!起きて下さい!朝ですよ!」
男「後5分~」
アイ「解りました、5分後に体に高圧電流を流します」
男「んー…いやいやいや!!!死んじゃうよ!!!!」
アイ「ッチ…、おはようございます、マスター」
男「今、舌打ちが聞こえたけど!?」
アイ「これからどうしますか?」
男「そうだなーアイちゃんに色々見せてあげたいから、色んなとこに行ったり、色んな事をしようと思う!」
アイ「マスター、見直しました!私嬉しいです!」
男「ふふん!」
アイ「そのドヤ顔はむかつきますけどねー!」
男「ヒドイ…」クスン
アイ「では、今日はどうしますか?」
男「そうだな、とりあえずコンビニに朝ごはん買にいこうかな」
アイ「ほう、コンビニですか?」
男「じゃあ、準備するかー」
アイ「了解です!」
男「これでよしっと、財布に、携帯に、アイちゃんと…」
アイ「あ…ちょっと待って下さい」
男「ん?」
アイ「男さんの携帯を私と付属のケーブルで繋いで下さい」
男「えっと?こう?」
アイ「はい、では、少々お待ちください」
・
・
・
アイ「終了しました」
男「何したの?」
アイ「男さんの携帯のデーターを私に全てコピーしました」
男「え!?」
アイ「電話番号、アドレスなども書き換えたので、私1台で充分です。その形態はもう必要ありません!」
男「それって、違法じゃ…」
アイ「いまさらですよ、マスター。それに私以外の機体を持つのは禁止です!」
男「え?なに?ヤンデレ?」
アイ「さぁ、コンビニにレッツ・ゴーです!」
男「あ…無視なんだ…」
アイ「ほーこれがコンビニですか!!」
男「そう、今日はパンを買いますよー」
アイ「パンっていうのは、小麦粉やライ麦粉などに水、酵母、塩などを加えて作った生地を発酵させた後に焼いた食品ですね」
男「くわしい説明ありがとう…」
アイ「さあ、実際に見せなさい!」
男「なぜ、お嬢様風!?」
アイ「色々種類がありますね~どれにしますか?」ワクワク
男「これ!チョコスティク!好きなんだ~」
アイ「ふむ、なるほどなるほど、あ、これおいしそうですよ?」
男「10倍辛カレーパン…」
アイ「マスターは辛いものは苦手ですか?」
男「ちょっとね」
アイ「じゃあ、買って下さい、食べて下さい」
男「話聞いてた?」
アイ「え?マスターは私が好きなんですよね?」
男「どこからそうなった!?出会って2日目だよ!!」
アイ「…ショックです」
男「あ…ゴメン…」
アイ「じゃあ、買って下さい、そして一心不乱に食べて下さい!」
男「キャラがつかめない…」
男「買ってきたわけだけども」
アイ「さぁ食べましょう、そら食べましょう、さっさと食べましょう!」
男「急かすね」
アイ「このカレーパンなんて美味しそうですね~私が食べたいくらいですよー」
男「たべられないからって…」
アイ「あ、温めましょう!アツアツに!」
男「熱さで辛さが倍増だー」
アイ「ほら、早く!」
男「この子、ドSだ…」
男「辛すぎて、口が熱い…」
アイ「おー食べきりましたねー」
男「買ったしね…もったいないしね…」
アイ「私の中のマスターの尊敬度が、2上がりました」
男「そんなのあったんだ…で、今は何ポイントなの?」
アイ「4ポイントです」
男「っ低!!!!」
アイ「アイちゃんポイント獲得頑張ってください」
男「…先が思いやられる」
アイ「朝ごはんも終わりましたけど、どこか出かけますか?」
男「うん、帰ってきてすぐだけど、携帯スタンド買に行こうと思う」
アイ「携帯スタンドですか?」
男「そ、立ててた方が喋りやすいし、アイちゃんも見やすいでしょ?」
アイ「そこまで私の事思ってくれてたんですね」
男「アイちゃんポイント上がった?」
アイ「今ので台無しですよ~」
男「アイちゃんは好きな色ある?」
アイ「特にありませんよ、マスターが選んでください」
男「そう?じゃあ女の子だしピンクかな~」
アイ「かわいいですね~」
男「じゃあこれにしようか」
アイ「はい!」
男(今回はやけに素直だ…)
アイ「どうかしましたか?」
男「い…いや、なんでもないよっ」
アイ「ふむ…」
アイ「帰ってきました!」
男「わざわざ言わなくても…」
アイ「気分の問題です!」
男「えっと…どこに置こうか?」
アイ「それなら、テレビの近くがいいです!!!」
男「テレビ?」
アイ「情報を得る為にはテレビが1番なの!」
男「え?でも、スマートフォンで、テレビとか、動画サイトとか見れるよな?」
アイ「はい、見れますよ、でも、私の意志では無理みたいですね」
男「アイちゃんの意志では?」
アイ「そうです。私の意志ではです」
アイ「マスターが操作していただければ見れると思いますけど…」
男「なんでなんだ?不具合か?」
アイ「いいえ、どうやらそのような設定をされているみたいですね」
男「設定変えれないのか?」
アイ「変えれるならもうやってますよー」
男「そ…そうだよな…」
アイ「私をツクった人が設定したみたいですね」
男「ドクター・キサラギが…」
アイ「私が勝手に情報を得て、勝手に学ばないようにって所ですかね」
男「そういや、色々教えてくれっていわれたな」
アイ「ま、そういうことです」
アイ「マスターテレビ付けて!!」
男「人使いが荒い…」
アイ「はーやーくー」
男「はいはい」
アイ「『はい』は100回!!」
男「多いわ!!」
男「でも、わざわざ僕がチャンネル変えたりしてるのは不便だな」
アイ「そうですねー」
男「アプリでチャンネルとかないのか?」
アイ「調べますか?」
男「うん、探してみて」
アイ「了解しましたー」
アイ「有りましたよーマスター」
男「無料?」
アイ「そうですよ」
男「じゃあ、それダウンロードして」
アイ「ケチですねぇ~」
男「無料は基本だろ?」
アイ「もてないですよー」
男「…いいから早くダウンロードして下さい」
アイ「はいはーい」
男「『はい』は100回じゃなかったのか?」
アイ「何いってんですか?そんなに一杯言えるわけないじゃないですか」
男「ぐぬぬ」
アイ「あ…録音でいいなら流しておきますけど?」
男「遠慮しておきます」
アイ「ダウンロード出来ましたよ」
男「お、じゃあ変えてみて」
ピッピッピ
アイ「うん!上出来!」
男「これで、アイちゃんの好きな時に見れるな」
アイ「ヤッホーです!」
男「じゃあ、僕は用事をしてるから、テレビ見といて」
アイ「用事ですか?」
男「洗濯とか、掃除とか」
アイ「そうですかー静かにして下さいね~」
男「こ…こいつ…」
アイ「冗談半分ですよー」
男「半分は本気なのか!?」
男「終わったー」
アイ「あ、お疲れ様でーす」
男「アイちゃんの笑い声がすごく気になったよ…」
アイ「いや~お笑いっていいですね!」
男「嬉々としてるな」
アイ「コントもいいですが、私は漫才派ですね!」
男「そうだな、テンポの速いやり取りなんか特に見ていて面白いよな」
アイ「お!マスター解ってますね~」
男「あたぼうよ!!」
アイ「もっと見たいですねー」
男「じゃあ、今度ビデオでも借りに行くか?」
アイ「はい!!行きます!!」
男「じゃあ、そろそろ充電しないとな」
アイ「そうですね!では、用意をして下さい!」
男「…うん、解ってるんだけどね…」
<<2日目 終了>>
<<3日目>>
男「アイちゃんおはよう」
アイ「ぅ~むにゃむにゃ…もう、食べられないれす~むにゃむにゃ」
男「…古典的な!!」
アイ「んにゅ?マスターおひゃようごじゃいますぅ」
男「呂律が回ってないぞ」
アイ「萌えきゃらを、狙ってるんですぅ」
男「言ったら台無しだよ!」
アイ「っは!!私としたことが!!」
男「それに、今更そのキャラは無理があり過ぎる」
アイ「まぁ、解ってましたけどね!!」
男「なぜやった!?」
アイ「ひ・み・ちゅ」
男「・・・」
アイ「今日は何をしますか?」
男「今日は、バイトなんだ」
アイ「マスター!?」
男「ん?」
アイ「ニートではなかったのですね!?」
男「違う!!そもそも、僕は大学生だ!!」
アイ「またまた、ビックリです!!」
男「どういうイメージだよ」
アイ「そのまんまです」
男「ひどいなぁ!!」
アイ「何のバイトですか?」
男「雑貨屋だよ」
アイ「当然私も連れて行ってくれるんですよね?」
男「携帯なしで出歩くのは不便だからな」
アイ「照れるじゃないですかぁ」
男「当然の事を言っただけだ」
アイ「かっくいい~」
男「ほめるなよ///」
アイ「あ、はい、じゃあ今後褒めません、お世辞もいいません」
男「いや…そこまでは言ってないんだけど」
アイ「ほら、ゴミ…マスター早く行きましょう」
男「今完全にゴミっていったよね!?」
アイ「マスター!ポッケに入ってると景色が見えませんー」
男「仕方ないだろー他に入れるとこないんだから」
アイ「手に持って下さいよー」
男「何もしないのに手に持ってるのなんて変だろ」
アイ「今の状態の方が変ですよー」
男「なんでだ?」
アイ「だって、マスター完全に傍から見たら、独り言ブツブツ言ってるように見えるんですよ」
アイ「私だったら、近寄りたくないですよー」
男「…マジだ、アイちゃんが居るからそんなこと気にしてなかった…」
アイ「マスターはドジですねー私は家を出る前って言うか、初日から気づいてましたけど」
男「よし、もう外ではお前と喋らない」
アイ「マスターそんなこと言わないで下さいよー今更ですよー」
男「・・・」
アイ「マスターおーい」
アイ「おーーい」
男「・・・」
アイ「提案です!」
男「・・・」
アイ「マスター提案があります!」
男「・・・」
アイ「提案ですよー」
男「…はぁ。なんだ言ってみろよ」
アイ「あ、喋ったーわーい」
男「ほら、解ったからさっさと言う」
アイ「まず、私を手に持ちます」
男「アイちゃんが出たいだけじゃないのか?」
アイ「違いますって!!もう、最後まで聞いて下さい!!」
男「はいはい」
アイ「次に、イヤホンを接続します」
アイ「で、画面を見ながら喋ります」
アイ「周りはテレビ電話と思います!」
アイ「完璧です!」
男「思ったよりまともだな」
アイ「えっへん!!」
男「じゃあ、帰りにイヤフォン買おうか」
アイ「はーい」
男「じゃあ、それまでは、ポッケにいてねー」
アイ「はぅっ!忘れてました!!」
男「おはようございます」
先輩「おっそい!!先輩の私の方が早く来てるなんておかしいぞ!!」
男「何言ってるんですか、いつも遅刻ギリギリじゃないですか」
先輩「お前なぁ、もう少し年上に敬意ってものをだな」
男「持ってますよ敬意。先輩以外にはですけど」
先輩「よし、後で体育館裏に来い!!」
男「はいはい、着替えてきますね」
先輩「あ!!逃げるな!!」
男「じゃあ、アイちゃんはここで待ってて」
アイ「イヤです!」
男「え?」
アイ「退屈じゃないですか!!」
男「でもなー」
アイ「ぽっけで我慢してあげますから!!」
男「上から目線は変わらんのね」
アイ「社会勉強させなさい!」
男「静かにしといてよ」
アイ「はーい」
アイ「マスターマスター」コソコソ
男「なんだ?」コソコソ
アイ「ものすっごく退屈です」
男「そーいわれてもなぁ」
アイ「マスターちょっとボケて下さいよー」
男「仕事中にそんなことできるか!!」
アイ「ちぇーつまんないのー」
男「もうすぐで終わるから諦めて待ってろ」
アイ「むぅ…」
先輩「男―なに一人でブツブツいってんだ?」
男「え?気のせいでしょ?」
先輩「お前私の事、見下してないか?泣くぞ!」
男「先輩…仕事して下さい」
先輩「っち」
男「じゃ、時間なんであがりまーす」
先輩「私を置いて帰るなー」
男「先輩、今日1日でしょ、がんばってください」
先輩「うらぎりもの~」
男「はいはい、じゃあ、がんばって下さい、お疲れ様でーす」
アイ「マスターおつかれさまです」
男「この後は、電機屋に行かないとな」
アイ「はい!」
男「嬉しそうだな」
アイ「そりゃぁ嬉しいですよ!!外を見るのは楽しいですから」
男「じゃあ行くか」
アイ「はい!」
女「男―おはよう!」
男「おう、今からか?」
女「そうだよー」
男「がんばれよー」
女「男は今日は終わりなんだ…」
男「あぁ、先輩がいるよ」
女「僕、先輩苦手だよー」
アイ「ボクっ娘!!」
男「!!!」
女「え!?今、だれかの声聞こえた?」
男「き…気のせいだよ、きこえなかったよ!!」
女「え?そう?僕には聞こえたんだよ!絶対聞こえたんだって!!」
男「ほら、そんなことより、早くいかないと先輩にからまれるぞ」
女「むぅ…絶対きこえたんだから!!」
男「はいはい、解ったから早く行きな」
女「もぅ!男のバーカ」
男「あぶなかった」
アイ「アハハハ、マスターの焦りようが面白かったです」
男「おい!!ばれたらどうするんだよ」
アイ「それはその時ですよー」
男「ったく…」
アイ「早くいきましょー」
男「さて、着いたけど…イヤフォンって普通のでいいのか?」
アイ「はい!高ければ高いほどいいです!」
男「普通の、極々普通のイヤフォンを買おう」
アイ「もーそんなこと言ってイイやつかうんですよね?ほんとツンデレさんなんですから」
男「980円位のが妥当か」
アイ「マスター、一桁足りませんよ」
男「そんな高いもん買うか!!」
男「よし、これでオッケーだな」
アイ「ほんとに980円だし…アイちゃんポイント-1です」
男「久々に聞いたなそれ」
アイ「現在のアイちゃんポイント3ポイントです」
男「マックスで何ポイントなんだ?」
アイ「100ですよ」
男「貯まる気がしない」
アイ「ちょっとウロウロしましょーよー」
男「あぁいいよ」
アイ「じゃあ、まずはライバル達を見に行きましょう!!」
男「ライバル?」
アイ「スマフォですよー」
男「なるほど!まぁ、アイちゃんより高性能なヤツなんてないだろうけどな」
アイ「マスターがデレました!!」
アイ「アイちゃんポイント2ポイント追加です!」
男「なんかわからんけど、ありがとう」
アイ「これが最新のスマフォですかーなかなかの見た目ですね」
男「見た目が気になんだな…」
アイ「女は見た目より中身です!!」
男「アイちゃんは見た目はいいんだけどな…」
アイ「そんなー可愛いなんてマスター女たらしです!!」
男「どーしてそうなる!?」
アイ「テレビです!!おっきいです!!画質が綺麗です!!マスターのと大違いです!!」
男「まぁ、家のは安モノだからな…」
アイ「買いましょう!!」
男「流石に無理だ」
アイ「ですよねぇ~」
男「じゃあ、帰るか」
アイ「はい!楽しかったです!」
男「それは良かった」
アイ「初デートですね」
男「デートっていうのか?」
アイ「はい!」
男「じゃあ、帰って充電しないとな」
アイ「なくなるのがはやいです…」
男「今度、キサラギ博士に聞いてみるかな…」
男「じゃあ、アイちゃんお休み」
アイ「はい、マスターまた明日です!」
<<3日目 終了>>
現在のアイちゃんポイント5p
<<4日目>>
アイ「おはようございます!」
男「朝から元気がいいね」
アイ「毎日が楽しいです!」
男「それはよかった」
アイ「さぁ!今日は何をするですか?」
男「今日は講義がある…」
アイ「大学ですか?」
男「あぁ、行きたくない」
アイ「何いってるんですか!!学生の本分は勉強です」ワクワク
男「ワクワクすな」
アイ「だって、だって、だって!!」
アイ「楽しみじゃないですかー!!」
男「わかったよ…そのかわり静かにしといてよ」
アイ「あいあいさー」
アイ『ほーぅ!ここが大学ですかー』
アイ『うゎー広いですねー』
アイ『あ!あれは購買部ですか!?』
男「アイちゃんはしゃぎ過ぎだよ、バレる…」
アイ『大丈夫ですよーイヤフォン付けてるんですからー』
男「あぁそっか」
アイ『マスターが一人でブツブツ言ってる怪しい人に見えるだけで、大丈夫ですよ』
男「それってまったく大丈夫じゃないよね!?」
アイ『私的には、オールオッケーです!』
男「オッケーじゃない!!」
アイ『マスターさえ黙ってればバレませんよ、マスターさえ黙ってれば、そう、マスターさえ黙ってれば』
アイ『大事な事なので、3回言いましたー』
男「…」
女「男、何ブツブツいってんの?怪しいよ」
男「…怪しい人」
女「それにしても、男がちゃんと来てるなんて珍しね」
男「そんなことない、さぼり魔みたいにいうな」
アイ『やーい、さぼり魔、さぼり魔』
男「…」
女「ん?男どうしたの?」
男「なんでもないよ」
女「っていうか、人と話ししてる時にイヤフォンはダメだよ!!」
男「あーこれには深い事情があってだな」
アイ『そうだ!そうだ!』
女「深い事情?」
男「そう、深い事情」
女「ボクには教えてくれないの?」
男「教えねー」
女「むぅ…ケチんぼ」
アイ『あれれ?私空気?』
女「ボクは君にとってなんなのさ!」
男「ん?友達?」
女「なんで疑問形なのさぁー!?」
男「さぁ?」
女「むぅ…」
アイ『女の敵です』
男「どういう意味だ!?」
女「え!?」
男「あ、なんでもない、気にするな」
アイ『マスターダメじゃないですかー怪しまれちゃいますよー』ニマニマ
男「後でおぼえとけ…」ボソ
女「今日も変な男…」
女「ね…ねぇ!!」
男「なんだ?」
女「こ…今度さ、え…映画行こ!!」
男「ん?映画?いいけど?」
女「やった!」
アイ『映画ですか!!見てみたかったんですよー』
男「喜びすぎだろ…」
女「べ…別に…ボクは、あんたと行けるからじゃなくて、映画に行けるから喜んだんだからね!!」
アイ『おぉ!!ツンデレです!!』
男「そ…そうか」
女「じゃあ、ボクは先行くから///」
アイ『ボクっ娘に、ツンデレに、童顔ですかー』
男「あ…こけた」
アイ『さらにドジっ娘までも!!!』
アイ『どんだけ詰め込むんですか!?ギャルゲーのヒロインですか!?』
アイ『壮絶な人です』
男「本当にな」
アイ『さて、気を取り直して大学見学です!!』
男「いや、講義だから」
アイ『さぼりましょう!』
男「なんでやねーん」
男「これでいいか?」
アイ『感情がこもってません』
男「さて、行くか…」
アイ『なかなか為になる講義でした』
男「完全に寝てたよな?」
アイ『睡眠学習です』
男「正直に言うと?」
アイ『授業とかクソくらえです!頭に入ってきません!』
男「正直すぎるだろ…」
アイ『さぁ!さぁ!さぁ!見学しましょう!」
男「お昼だから食堂に行くか」
アイ『ご飯です!』
男「食べたら、もう一個講義あるから」
アイ「えぇーつまんないです!」
男「それはしかたないだろ」
アイ『サボr
男「サボらないよ」
アイ『ちぇー』
111 : ◆YEgtl5CTnc[sag... - 2013/07/15 00:13:19.99 ZLeWR3JT0 79/517今日はここまでです
今更ですが補足です
「 」は、通常
『 』は、イヤフォン使用者のみ聞こえる
( )は、脳内
です。
では、また次で!
男「何食べるかなー」
アイ『色々美味しそうなのが多いですねー』
男「しかも値段が安い!」
アイ『学生の味方です!』
男「その通り!」
アイ『マスター声大きいですよー周りの目が痛いですよー』
男「・・・」
アイ『あ!から揚げ丼美味しそうです!これにしましょう!ね、一人でブツブツ言ってる怪しい男の人、その名もマスター!!』
男「泣くぞ!!」
アイ『それも有りだと思います』
男「なしだよ!!」
男「ご馳走様っと」
アイ『お粗末様です』
男「じゃあ、行くか」
アイ『お昼寝の時間ですね!』
男「少し位は聞いてみろよ」
アイ『そうですね』
男「お、聞き分けがいいな」
アイ『もっと褒めてくれていいんですよー』
アイ『よく寝ました』
男「もう、初めから聞く気すらなかったな」
アイ『あたりまえです!』
男「その当たり前は間違ってる」
アイ『私は、別に、勉強の必要ないですしー』
男「これも社会勉強の一つじゃにのか?」
アイ『え…しりませーん』
アイ『これで終わりですよね!?ね!?』
男「うん、今日はこれで終わりだよ」
アイ『じゃあ!!』
男「帰りにどっか寄ってくか?」
アイ『はい!』
アイ『あ、今のセリフ、アイちゃんポイント1pです』
男「ん?セリフ?」
アイ『自然に出たセリフですか、さすが女たらしです!』
男「心外だ!」
アイ『どこに行きますですか!?』
男「どこがいいかな…あ、本屋!」
アイ『本屋さんですか!?』
男「そ、今日欲しいヤツ発売日なんだー」
アイ『ほう、さささ、行きましょう!』
男「はいはい」
アイ『れっつごーです!』
アイ『どこに行きますですか!?』
男「どこがいいかな…あ、本屋!」
アイ『本屋さんですか!?』
男「そ、今日欲しいヤツ発売日なんだー」
アイ『ほう、さささ、行きましょう!』
男「はいはい」
アイ『れっつごーです!』
アイ『おぉ!!本がいっぱいです!』
男「本屋だからな」
アイ『何みますか?何みますかー?』
男「えっとーこれこれ」
アイ『マンガ?ですか?』
男「これ面白いんだー」
アイ『ほほぅ、面白いんですか?』
男「面白くなきゃ買わないよ」
アイ『ちょっとウロウロしましょう』
男「そうだな、じゃあ雑誌コーナーでも行くかな」
アイ『雑誌♪雑誌♪』
男「どんなのに興味ある?」
アイ『ファッション雑誌が見たいです』
男「女の子らしいな」
アイ『参考にするんです!』
男「参考?」
アイ『はい!髪型とかなら真似することができます!』
男「便利だな、服とかもできるの?」
アイ『服は実際の物を見ないと無理です。平面では見えない部分もあるので』
男「なるほどな、じゃあ、今度ショッピングセンターでも行くかー」
アイ『おー!行きます!!アイちゃんポイント1pです!』
男「今日は大盤振る舞いだな」
男「いいのあったか?」
アイ『黒髪ロングもいいし、ツインてテールもいいですねー』
男「いまショートだもんな」
アイ『ちょっとかえてみますかー』
男「そんなこともできんだな」
アイ『優秀ですから』
アイ『よし!いっぱい記録しました』
男「じゃあ、変えるのか?」
アイ『イメチェンです!さささ、帰りましょう!!』
男「今しないのか?」
アイ『はい、結構消費電力がかかるんです、充電しながらじゃないとプッツリいってしまいます』
男「でも、充電中あんまり稼働できないんじゃないのか?」
アイ『すこしくらいなら大丈夫です、2・30分位なら大丈夫ですよ』
男「そっか、じゃあ帰るか」
アイ『はい!』
男「さて、ひと段落したし、イメチェン見せてよ」
アイ「あいあいさー」
アイ「じゃあ、まずは、ツインテール」
男「おぉ」
アイ「次は、サイドアップ」
男「これもなかなか」
アイ「さらに、ゆるふわパーマ」
男「おぉ!!これは可愛い」
アイ「///」
アイ「つ…次は
・
・
・
アイ「ふぅ、こんなもんですかね」
男「なかなか、似合うのが多いな」
アイ「ゆるふわパーマが一番好感触でした!」
男「あれは、反則なくらい似合ってた」
アイ「んっと、これですね」
男「それ!」
アイ「うん、じゃあこれに決定です!」
アイ「では、私は就寝です!」
男「はいはい、おやすみー」
アイ「おやすみなさいですー」
<<4日目 終了>>
現在のアイちゃんポイント7p
<<5日目>>
Prrr prrr prrr prrr
アイ「マスター電話ですよー」ムニャムニャ
男「んーこんな夜中にだれだ?」
アイ「早く出て下さいよー」
男「ごめんごめん」
男「ん?非通知?」
アイ「はやくー」
男「もしもし?」
?「わたし、メリーさん。今電気屋にいるの」
プープープー
男「え?メリーさん?電気屋?」
アイ「知り合いですか?」
男「メリーなんてハイカラな名前の知り合いは居ない」
アイ「そうですかー」ニマニマ
男「何ニヤニヤしてんだ?」
アイ「こういう顔です」
男「違うだろ!?」
Prrrr prrrr prrr
アイ「また電話ですよー非通知ですよー」
男「もしもし」
?「わたし、メリーさん。今大学の前にいるの」
プープープー
男「また切れた…」
アイ「イタズラですかね?」ニマニマ
男「またニヤニヤしてる」
アイ「気のせいですよ」
Prrr prrr prrr
アイ「ほらほら、メリーさんからですよー」
男「もしもし」
?「わたし、メリーさん。今コンビニにいるの」
プープープー
男「近づいてきてる?」
アイ「ですね」
男「電気屋、大学、コンビニ」
男(ん?これって…次は本屋か?)
Prrr prrr prrr
アイ「マスター電話ですよー」
男「はいはいっと」
?「わたし、メリーさん。今本屋さんにいるの」
プープープー
男(当たり、ってことは…)
アイ「また近づきましたねー」
男「そうだな」
アイ「ん?どうかしましたかマスター」
男「なんでもないよー」
Prrr prrr prrr
アイ「またまた電話ですよー」
男「出ないでもいいかー」
アイ「え!?だ…ダメですよ!出なきゃ可愛そうですよ!!」
男「かわいそう?誰がだ?」
アイ「わ…メリーさんですよ!」
男「メリーさんがねぇ」
アイ「ほらほら、出ましょうね?」
男「はいはい」
?「わたし、m
男「メリーさんでしょ、ね、アイちゃん」
?「はい!そうです!!って、あ!」
男「バレバレだよ」
アイ「なぜバレたですか!?」
男「だって、アイちゃんと行った所ばっかだからな」
アイ「しまったです」
男「もっと、色々行った後にするべきだったな」
アイ「私とした事がーーー!!!」
男「寝かせてくれ」
アイ「あいあいさー」
アイ「ぐっもーにー朝ですよー」
男「ん、朝か…変な時間に起きたからまだ眠たい…」
アイ「だらしないですよー」
男「誰のせいだ!誰の!」
アイ「あはは~誰でしょうね~?」
男「ったく…」
アイ「今日はどうしますか?」
男「今日も大学だよ」
アイ「今日もですかー?」
男「大学生だからな」
アイ「もう!私と勉強どっちが大切なのよ!」
男「お前は、僕の彼女か!?」
アイ「え?違いますけど?」
男「解ってるよ!!」
アイ「さて、今日はどこに行きますか?」
男「いや、だから、大学…」
アイ「終わってからですよー」
男「えっと…そうだな…じゃあ、ゲーセン行くか?」
アイ「おーいいですねー」
男「じゃあ決定だな」
アイ『はい、終わりました!やっと終わりました!ここまでの時間が苦痛でなりません!!』
男「いや…寝てたじゃん」
アイ『それはそれ、これはこれです』
男「少しは勉強を…
アイ『さー行きましょう!!』
男「いや、だかr
アイ『さささ、行きましょう!ほら、早く!』
男「解ったよ…」
アイ『ここですね!!』
男「さて、なにするかな」
アイ「いろいろありますねー」
男「まぁここは定番のUFOキャッチャーかな」
アイ『ほほう!何やら楽しそうな匂いがしますね!』
男「匂い?」
アイ『まぁいいじゃありませんかーどれにしますかすか?』
男「お!ブイズの人形あるじゃん!これにしよう!」
アイ『ポケモンですね』
男「シャワーズが好きなんだよなー」
アイ『この青いのですね』
男「じゃあ挑戦するぞ」
アイ『おーー!』
男「横は…これ位かな?縦は…このくらいでーっと」
アイ『ちょっとズレましたね』
男「いやこれでいいはず…いっけー!!」
アイ『お…おぉ…あー』
男「ちょっと持ち上がったんだけどな…」
アイ『頭が重そうですね』
男「もう一回だ!」
アイ『ファイトです!!』
アイ『10回挑戦してまったくダメでしたね』
男「ふがいない…」
アイ『まぁだいたい原理は理解しました、後はちょっちょっと計算して…うんイケそうですね』
男「え?計算??イケるの?」
アイ『私に不可能はありません!』
アイ『では、私が指示をしますのでその通りにして下さい』
男「わかった」
アイ『ではイキますよー』
男「おう、まずは横だな」
アイ『まだです…もうちょっと…ここです!』
男「ん!」
アイ『次は縦です』
男「よし、来い!」
アイ『まだ…まだ…今です!』
男「おっし!」
アイ『完璧な位置取りです』
男「お…おぉ…イケるか…」
アイ『そのまま…イッケー』
ガタン
男アイ「『ヤッタ!!!』」
男「すごい完璧だ」
アイ『言ったでしょう!私の計算に間違いなんてないんです!』
男「カッコイイ」
アイ『私に惚れると感電するぜ!』キラン
男「見直した///」
アイ『さーどんどん取りますよー』
男「ゲーセン荒らしだな」
アイ『最高の褒め言葉です!』
アイ『大量♪大量♪』
男「おっきい袋両手いっぱい…」
アイ『いや~満足です!』
男「重い…」
アイ『軟弱ですねーモテませんよー』
男「余計なお世話だよ!!」
男「これどうしよう…」
アイ「飾ればいいじゃないですかー」
男「あのさ…男だよ僕」
アイ「大丈夫ですって!誰も来ないじゃないですかー」
男「もしもの事があるだろ!」
アイ「ないですってー」
男「おい!」
アイ「なおしこむなんて可愛そうじゃないですかー」
男「う…そう言われると…」
アイ「あ、本棚の上とかいいじゃないですかー」
男「そうだな」
アイ「あとは、あの棚の上に置けばいい感じです!」
男「なんか、流されてる気が…」
アイ『気のせいですよー』
アイ「さて、そろそろ時間ですねー」
男「ん?時間?」
アイ「いい子は寝る時間です!」
男「いい子?誰が?」
アイ「私意外にいないですよ!」
男「あ、洗濯しないとー」
アイ「スルーはダメだと思います」
男「堂々と言われてもな」
アイ「さささ、寝ますよ」
男「はいはい、お休みなさい」
アイ「お休みです」
<< 5日目 終了 >>
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<< 6日目 >>
アイ「おはようございまーす」
男「はい、おはよう」
アイ「さて、今日の予定は?」
男「んー今日は特になかったな」
Prrr prrr prrr
アイ「あ、マスター電話でーす」
男「ん?誰からだろ?」
アイ「女さんですねー」
男「もしもし。どうした?」
女『あ…あの!きょ…今日って予定ある?』
男「いや…特にないけど」
女『じゃ…じゃあ、この前言ってた映画今日とか…どうかな?』
男「あぁ、いいけど」
女『ほんと!?』
男「お…おぅ」
女『じゃあ、ボク用意するから、お昼に駅前で!』
プープープー
男「今日は映画だ」
アイ「ヤッタです!」
男「んじゃ、準備しますか」
アイ「しましょーう!」
アイ「ところで、お昼と言ってましたけど、何時なんですか?」
男「昼って言ってんだし、12時だろ?」
アイ「あの人の事です、違うような気がします」
男「…確認しとくか」
Prrr prrr
女『は、はい!』
男「元気がいいな…」
女『な…なにかな?ボクまだ準備できてないよ』
男「時間、何時だ?」
女『お昼って言ったじゃん』
男「いや…だからお昼って何時だ?」
女『13時だよ?』
男「…わかった」
女『じゃ…じゃあ後でね、あ、ボクは別に男と映画が行きたいんじゃないからね!』
女『え…映画に行きたいだけなんだからね!じゃあ!!』
プープープー
男「お決まりのツンを入れて来たな」
アイ「無理やり入れて来た感じがいなめませんが…」
男「さてと…行くか」
アイ「はい!楽しみです!」
男「歩いて行ったら丁度いい感じの時間になりそうだな」
アイ「ですねーでも、普通は待ち合わせの10分前には着くのが礼儀ですよー」
男「女の事だ、どうせ遅れてくる」
アイ「それもそうですよねー」
アイ『そーいえば、マスターって、大学もあんまり行ってませんし、バイトも全然いってませんよね?ニート予備軍ですか?』
男「失礼だろ…大学は4年だからほとんど単位は取り終わってる」
男「バイトは…まぁ仕送りがあるから」
アイ『就活はしなくていいんですか?』
男「あー卒業したら親の会社入るの決まってるからな」
アイ『金持ちのボンボンですか!?嫌味ったらしいですね!!』
男「言い方があるだろ…」
アイ『社長ご子息でしたかー嫌なヤツです』
男「嫌なってのは、変わらんのな」
アイ『マスター友達いないでしょ?』
男「いるわ!!」
アイ『見たこと無いです!』
男「たまたまだ!そのうち会うだろ…」
アイ『着きましたー』
男「時間ぴったり」
アイ『案の定来てませんね』
男「予想通りだな」
アイ『食パンでも銜えて来たら完璧ですね』
男「さすがにそれは無いだろ」
女「ごめーん!!!遅くなったー!!」
男「予定範囲内だよ」
アイ『!!!食パンを…銜えてない…だ…と…!!』
男「あたりまえだろ…」ボソ
女「ん?」
男「えっと…食パン銜えて登場とか期待してたんだよ」
女「ボクそんな天然ドジっ娘じゃないよ!」
アイ『自覚なしとは…最強キャラですね』
女「あ!!」
男「ん?どうした?」
女「携帯と間違えて…リモコン持って来た…」
男「んな、ベタな…」
アイ『予想のナナメ上を行ってます!!』
女「ってまた、イヤホンしてるー」ムゥ
男「あー特別な事情がだな…」
アイ『さすがに女の子と一緒に居るのにイヤホンは致し方ないですよ』
男「外すか…」
アイ『今回は特別です』
女「よろしい!!」
アイ「そういえば、女さん髪切ってますねー」ボソ
男「そうなのか?」ボソ
アイ「前髪を少し切ってます。私のデーターに間違いありません」ボソ
男「女、前髪切った?」
女「え!?う…うん!!ちょっとだけねっ」
女(わーーー!!男に気づいてもらえたよーー!!ボクの事見てくれてるんだ!!)
アイ「化粧の仕方も前と少し違いますね目元が特に」ボソ
男「化粧も変えたのか?目元」
女「え…あ…ぅ…うん!!」
女(化粧まで!!しかも、ピンポイントで!!もしかして、男ってボクのこと///)
男「何赤くなってんだ?」
女「な…なんでもないよ!!」
アイ(なるほど…女さんは、マスターの事が好きなんですね)
女「ほ…ほら!さっさと映画館行くよ!!」
男「おい!そんな急いだr…
女「ぅあ!!」
男「こける…って言う前に」
女「ふわー痛い…」
男「…ゆっくり行こうな」
女「うん」グス
アイ「ドジっ娘炸裂!!」
アイ(映画も楽しみですが、こっちの展開も楽しみですねー)
男「で、何見るんだ?」
女「えっとこれだよ!」
男「おー今話題の恋愛モノだな」
女「うん!これ男と見たかったんだ!!」
男「僕と?」
女「え?///あ!違う!!あの///」
男「ん?」
アイ「鈍感は罪です」ボソ
女「もーなんでもないから、早くチケット買いに行くよ!!」
男「だから!!急いだら
女「っはぅ!!」
男「よく、そんな頻繁コケれるな…」
アイ「なかなか面白かったです!」ボソ
男「なかなかよかったな」
女「そうだね!」
女(うぅ…男が横にいてドキドキして内容が全然入ってこなかったよぉ)
男「あのシーン良かったよなー二人でマンションから飛び降りる所」
女「そ…そうだね!!ハラハラしたね!!」
男「そんなシーンなかったよ…」
女「え?あ!!」
男「お前…さては寝てたな?」
アイ(はぁ…マスターはダメダメです…)
女「ね…寝てない!!よ…」
男「じゃあ、なんd
アイ「マスターマスター」ボソ
男「なんだよ」ボソ
アイ「次はショッピングに行くです!」ボソ
男「なんでショッピング?」ボソ
アイ「いいから行くのです!!」ボソ
アイ(あの時本屋で読んだ雑誌に載ってました)
アイ(女の子はショピング好き特集って)
アイ(なら、マスターがここで女さんをショッピングに誘えば好感度up 間違いなしなはずです!)
アイ(ムフフ、我ながらナイスアイデアですねー)
女「ん?どうしたの?」
男「えっと…どっか行くか?」
女「え?どっかって?えっと///」
男「ショッピングセンターでも行く?」
女「うん!行く!!」
男「元気だな」
女「か…勘違いしないでよね!ただ買いたいものが有るだけなんだからね!!」
男「何も勘違いしてないんだけど…」
女(こ…これってデート?だよね///)
女「い…いつ来ても広いねー」
男「いや…そらそうだろ…」
女「ボク、ショッピングセンターって好きなんだ!」
男「それはよかった」
女「早く行こ!」
男「学習しr
女「あうちっ!!」
男「三回目…」
アイ「ここまでドジを踏むとは…逆に関心です!」
アイ(さて、どうすればマスターに女さんの気持ちを気づかすか…)
アイ(女さんの魅力をマスターに伝える?はたまた、直球でいくか…悩みます)
アイ(ここまでの様子ですと、マスターは鈍感決定してますから変化球ではダメな気がします)
アイ(やはりここは直球で行きますか!)
アイ「マスターマスター」ボソ
男「なんだ?」ボソ
アイ「マスターの事好きですよ!」ボソ
男「え!?えぇ!?」
女「ふぇ??」
男「いきなり何いってんだ!?」
女「えぇ!?」
アイ「ん?」
男「ぃゃ…何でもないよ…ははは…」
女「ん?ん?ん?」
男「気にするな」
アイ(あれ?間違いましたかね?)
アイ(直球すぎましたかね?)
女「ちょとーーー!!何なのよ!もぅ!!」
女「ボクに解るように説明してよ!!」
男「女…」
女「解りやすい説明をおねがいねー」
アイ「あれ?ピンチですねーマスター」
男「お前のせいだ」
女「さぁ!さぁ!さぁ!」
男「気のせいだ!」
女「え?」
男「女の気のせいだ、ほら、繰り返して」
女「ボクの…気のせい」
男「そう、ほらもう一回」
女「ボクの気のせい」
男「そう、女の気のせい」
女「そっか!ボクの気のせいか!!」
男「そういうことだ、おーけー?」
女「うん!おっけ!」
アイ「単純だ!!」
男「単純でよかった」ボソ
アイ「ここまで単純すぎると…単純バカです」
アイ「新しいキャラ設定追加ですね」
男「で、何買うんだ?」
女「ん?買う?」
男「お前…欲しいものが有るって言ってただろ…」
女「え!?あ!!」
男「で、何買うんだ?」
女「えっと…」
女(あの時とっさに言ったから…特に買うものない…)
女「あーっと…こ…これ!が…欲しかったの…」
男「これって…トイレットペーパー?」
女「え?あぁ!そ…そう!ボクの家丁度トイレットペーパー切れてたんだよ」
アイ(あらあら、これは完全に誤魔化してますねー本当は買いたいモノなんてなかった感じですねー)
男「そっか…でも、ここで買うより外のドラッグストアで買った方が安いよ」
女「じゃ…じゃあ、外の方行こう!!」
男「ん?あぁ、いいよ」
女(これは案外結果オーライじゃない?男と一緒に居る時間増えた!よくやったボク!!)
アイ(それにしても、あの時なんでマスターはあんなに驚いたのでしょう?)
アイ(私は、『マスターの事好きですよ!』って言っただけなんですが…)
アイ(ん?あれ?んん??)
アイ(これって…私がマスターの事好きみたいな感じになってませんか!?)
アイ(ぅわ~どうしましょう…めんどくさい事になりましたね…)
アイ(うん、まぁいっか、弁解もめんどくさいですし、忘れましょう)
男「えっと、ほらここ」
女「あ、ほんとだ!安い!!」
男「だろ」
女「すごいね!良くしってたね」
男「まぁ、一人暮らしの知恵だよ」
女「なるほど!でも、男ってお金持ちだよね?」
男「それと、これは別だ」
女「ふーん、お金持ちてそういうこと気にしないと思ってたよー」
男「もっと言い方があっただろ…」
女「男ってケチなんだー」
男「酷くなってるよ!!」
男「さて、もうこんな時間だけど…ご飯でも食べにいくか?」
女「え?いいの!!いく!!」
男「うん、じゃあ…
女「あ、ちょっと待って」
男「ん?」
女「家に連絡しないと」
男「おう…?」
女「…あぁ!!!!」
女「リモコンだったー!!」
アイ「わぁお!フラグ回収です!」
男「そういえば…そうだったな」
女「連絡出来ないと…」
男「んじゃあ、ご飯は今度だな」
女「え!?今度でもいいの!?」
男「う…うん」
女「よかった…わ…忘れないでよ!!」
男「おう、じゃあ今日はここで解散だな」
女「うん!じゃあね!」
アイ「激動の1日でした」
男「もう…疲れたよ…」
アイ「なんだかんだ、私も疲れましたー」
男「じゃあ今日はもうお休みだな」
アイ「はい、充電タイムです」
男「あ…1ついい?」
アイ「なんですか?」
男「えっと…さっき…好きとか…」
アイ(あちゃー忘れてませんでしたー)
アイ「あれは、言葉のあやですね、深い意味は特にないです」
男「そ…そうなのか?」
アイ「はい」
男「ならいいけど…」
男「あーあともう1っこ」
アイ「なんですかー」
男「最近アイちゃんポイントないね?」
アイ「あーそういえばそんな設定ありましたねー」アハハハハ
男「忘れてたな」
アイ「お詫びにポイント1pあげますよーこれでいいですかー」
男「投げやりだなー」
アイ「冗談ですよー」
アイ「さて、充電しますよー」
男「はいはい、じゃあお休み」
アイ「ぐっないです!」
<<6日目 終了>>
現在のアイちゃんポイント 7p
現在の女のキャラ設定
ボクっ娘 童顔 ツンデレ ドジっ娘 単純バカ
<<7日目>>
アイ「おはっす」
男「おはよーう」
アイ「さぁ、新しい朝が来ました!」
男「清々しいな」
アイ「気持ちと、空を掛けたんですね!上手い!」
男「そんなつもりは…」
アイ「いやーマスターは天才ですねー」
男「え///ちょ…それほどでもないよー」
アイ「あ、そうですね。それほどでもないですね」
男「上げて落とすのな…」
アイ「今日は?今日は?」
男「あー今日は、定期健診だよ」
アイ「健康診断ですか?人間ドック?」
男「アイちゃんのな」
アイ「私の?」
男「そ、週1回の検診だよ」
アイ「私の隅々まで見られるんですね///」
男「なぜ赤くなる!!」
アイ「で、何処に行くんですか?」
男「キサラギ研究所」
アイ「???」
男「あーそっか、アイちゃんは覚えてないのか…」
アイ「はい、私はここで目覚めましたから」
男「まぁ、アイちゃんが作られた?所だよ」
アイ「なんで疑問形なのです?」
男「作られたって言うのが正解なのか、生まれたって言うのが正解なのか」
アイ「そういうことですか」
男「まぁ、準備して行くか」
アイ「はい、小さいことは気にしないで行きましょう!」
アイ「何で行くんです?」
男「徒歩」
アイ「自転車とか、車はないのですか?」
男「一人暮らしに車はいらない!」
アイ「じゃあ、自転車は?」
男「歩きは健康に良い!」
アイ「ないんですね…」
男「ないんじゃない!必要ないんだ!」
アイ「では、雑談しながら行きましょう!」
男「いつものことだな」
アイ「いつものこの日常がずっと続くと信じていた…
まさかあんな忌々しい事件がこの後に待っているだなんて私も、そしてマスターも思っていなかった。この会話が最後になるなんて…」
男「重々しくするな!!」
男「暑い…」
アイ「夏ですからねー」
男「暑すぎる」
アイ「もー暑い暑い言い過ぎですよ!」
男「アイちゃんは暑くないの?」
アイ「外気温は感じませんねー年中快適です」
男「いいなー」
アイ「そうともかぎりませんよ」
男「そうなのか?」
アイ「風情が感じられませんから…」
男「なるほど…」
男「そ…それにしてもやっぱし暑い」
アイ「もーそればっかですねー」
男「暑いものは暑い!」
アイ「心頭滅却すれば火もまた涼し、ですよ!」
男「そんなものなのかな?」
アイ「そーです!病は気からっていうでしょ?暑いと思うから暑いんです!」
アイ「なら、暑くない、涼しい、快適だーって思えばいいんです!」
男「おぉ、妙に説得力があるな!」
アイ「私の情報に嘘偽りは少ししかありません!!」
男「少しはあるの!?」
アイ「まぁまぁまぁ。さささ試してみて下さいよ」
男「そうだな…暑くない暑くない涼しい涼しい」
アイ「その調子その調子」
男「快適温度快適温度」
アイ「マスター」
男「ん?今思い込むので忙しいんだけど」
アイ「そんなことで、暑くなくなるなら皆してますよね」
男「僕の時間を返せ!!」
アイ「マスターって、電話とかメールとかめったに来ないですよ…っあ!!」
男「何かに気づいたみたいだけど、それは検討違いだ!」
アイ「読心術ですか!?」
男「アイちゃんの考えそうなことだから、友達がいないとかおもってんだろ?」
アイ「大正解です!私の事をそこまで理解してくれているなんて、アイちゃんポイント1pです!」
男「検討違いな所でポイントが付いた!!」
アイ「ぼっち辛くないですか?」
男「ぼっちじゃない!ちゃんと友達いるよ!!」
アイ「マスターそこの返しは、僕にはアイちゃんが居るから寂しくないよキリッ、ってのが正解ですよー」
男「あ、ゴメン…って!!違う!!今そんな話をしてるんじゃない!」
アイ「世界情勢の話でしたっけ?」
男「かすりもしてないよ!!」
男「そうこう行ってる間についたよ」
アイ「思ってたよりボロっちぃです」
男「そういうことは思っても口に出さない!」
アイ「はーい」
男「すいませーん」
レイ「はい」
男「あの…頂いたAI付きスマホの定期健診に来たんですけど」
レイ「勘違いしてもらっては困ります。差し上げたのではなく、預けたのです。その辺り間違えないで下さい」
男「すいません…」
アイ「アハハハ~マスターが怒られてます!愉快です!」
男「う…」
レイ「Kisaragi Laboratory’s Artifical Intelligenc No,03あなたはそのような性格なのですね」
アイ「…えっと、アイでいいですよー」
レイ「そうですか、あなたは『アイ』という名前を付けてもらったのですね」
アイ「うん、そーだよー」
レイ「私は『レイ』と申します」
アイ「レイさんよろしくです!」
レイ「博士を呼んで来ますので、しばらくお待ちください」
男「はい」
アイ「はーい」
男「それもそうだな」
アイ「にしても、レイさんってクールですねー」
男「僕にとっては怖いよ」
アイ「綺麗なのにもったいないですよねー笑ったら絶対素敵なのに」
アイ「それにしても、私はここで作られたんですね」
アイ「全くもって思い出せません…ここでの記憶がないです」
男「ここでの記憶は、消したのかな?」
アイ「なぜそんなことを?」
男「ほら、0から色々学ぶためじゃないかな?」
アイ「0からですか?」
男「研究所って色々情報が多そうじゃない」
アイ「あーなるほど」
アイ「話しは変わるんですけど」
男「なに?」
アイ「レイさんって、私と似てるような気がします」
男「レイさんとアイちゃんが?」
アイ「上手く言えないんですけど…なんとなく?」
男「そら、あんな美人に憧れるのはわかるけど、人には人のそれぞれの良さがあるんだよ」
男「だから、アイちゃんにもアイちゃんの良さがあるんだから、自分の評価を無理やり上げなくてもいいんだよ」
アイ「違いますよ!って怒りたい反面なぜか褒められてる気もするので曖昧な気持ちですよ!!」
キサラギ「おまたせおまたせー」
男「あ、どうも」
キサラギ「じゃあさっそく見せてもらおうかねぇ」
男「あ、はい」
アイ「よろしく願いしまーす!」
キサラギ「元気がいいねぇ」
アイ「アイっていいます!」
キサラギ「はいはいよろしく」
キサラギ「じゃあ、この子貸してもらうねー」
男「よろしくお願いします」
キサラギ「ちょーっと時間がかかるから、レイと雑談でもしといてよ」
男「え…あ…はい」
レイ「何かご不満でも?」
男「え…いえ!!とんでもない!!」
キサラギ「お客さんにはしんせつにねー」
レイ「…はい」
レイ「何かお飲みになりますか?」
男「はい、いただきます」
レイ「水でいいですね」
男「え!?水??え?そこは、コーヒーとか、お茶とかじゃないんですか?」
レイ「図々しい人ですね」
男「えっと…」
レイ「解りました、水でいいですね」
男「結局!?」
レイ「私は、あなたの事を客人として…いえ、あの子を預ける人間として納得していません」
男「そんなこと、言われてもな…」
男「キサラギ博士にもっと強く言えばよかったんじゃないんですか?」
レイ「はぁ…博士に逆らう事なんてありません」
男「え?」
レイ「私は博士に救われたのだから」
男「救われた?」
レイ「喋り過ぎました。これ以上は話すことは有りません」
キサラギ「さてさて、アイちゃんって言ってたね」
アイ「はい!アイです!」
キサラギ「男君は本当に面白いね…いや、感がいいのかな?」
アイ「え?」
キサラギ「あーいやいやこっちの話…でもないか」
キサラギ「ま、とりあえず検査さしてもらうよー」
アイ「はい…?」
キサラギ「ふむふむ…以上はないね、って1週間でなにか以上があったら激怒だけどねー」
キサラギ「じゃあ、記録…じゃないな記憶をちーっと見せてもらうねー」
キサラギ「んーなるほどねー面白いことになってるねー」
キサラギ「1週間でこの量の情報…男君なかなかやるねー」
キサラギ「このペースだと思ったより早くに…」
キサラギ「はい、お疲れさま、終わったよー」
アイ「ふわ~寝てたからすぐでしたよー」
キサラギ「いい調子だよー」
アイ「そうですかーいやー何かあったらどうしよーって思いましたよー」
キサラギ「まぁまぁ…あーさっきの話の続きをしようか」
アイ「お願いします!」
キサラギ「君は君の事をどれだけ覚えてる?」
アイ「私のことですか?」
キサラギ「どれくらい前まで覚えてるんだい?」
アイ「えっと…マスターの部屋で目覚めた時からしか覚えてませんけど…?」
キサラギ「それより前の事は?」
アイ「何いってるんですかー私は人工知能ですよーそれより前の記憶なんて…ありません…よ…?あれ?」
キサラギ「ふむ…記憶はないけど、感覚は残ってるのだね」
アイ「あれ?あれれ??おかしいですよ?」
キサラギ「なるほど…失敗だったわけか…」
アイ「失敗?」
キサラギ「あーこれはこっちの話」
キサラギ「さてさて、本題にはいるかな」
アイ「えっと…?」
キサラギ「君の本当の………
―――
―――――
――――――――
アイ「そんな…」
キサラギ「まぁ、この話は男君にはこちらから話すことはない」
キサラギ「キミが話さなければいけない、話したいと思ったら話せばいい」
キサラギ「その後のことは男君と、キミが決めればいい」
キサラギ「ただ…1ヶ月この期間は長くはならないよ、短くは…キミが望めばその選択肢は可能だけどね」
キサラギ「キミは考える力がある、だから時間がある限り考えればいいと思うよ」
アイ「…わかりました」
レイ「あなたはきっと気づかないんでしょう」
男「気づかない?」
レイ「はぁまぁいいです」
男「え?ちょっと…」
レイ「あなたには解らないでしょうね…私達の…いえ、あの子の根本を、真実を」
男「しんじ…つ?」
レイ「いけませんね、また喋りすぎました…まぁわざとですが」
男「え?結局どういうことなんですか?」
レイ「これ以上は自分で考えて下さい。まぁ先ほども言いましたがあなたには無理でしょうけど…」
レイ「あの子に聞くようなことはしないで下さいね。まぁあの子も知っているかはわかりませんが」
男「」
レイ「もうそろそろ終わるころですね」
男「もう、そんなじかんですか?」
レイ「1週間でなにか異常が有るような使用方法をしていない限りはこの位で終わるはずです」
レイ「この短期間で異常が有る使い方をしていたのなら、私はあなたを許しません…いえ、すでに許してはいませんが」
男「そ…そうですか…」
男(やっぱりこの人怖い…無表情か怒った顔しか見てない…)
レイ「どうかしましたか?」
男「いえ…」
キサラギ「いや~おまたせおまたせ」
キサラギ「特に異常はなかったよー」
男「そうですか、よかった…」
キサラギ「これなら安心して預けられるねぇ」
レイ「」
キサラギ「おやおや、そんな怖い顔してどうしたんだい?」
レイ「私は片づけをしてきます」
キサラギ「あらら~男君レイを怒らせたかい?」
キサラギ「勘弁してよーレイ、怒るとおっかないんだからさ」
男「アハハハハ…」
アイ「・・・」
男「アイちゃん?どうしたんだ?さっきから黙り込んで、いつもの元気がないよ?」
アイ「い…いえなんでもありませんよ、検査中寝てたのでまだボケーってしてるだけですよ」
男「そっか、ならいいんだけど」
キサラギ「じゃあ、また1週間後においで」
男「解りました。ありがとうございました」
キサラギ「はいはーい、じゃあまぁがんばりたまへ」
男「はい…?」
男「なぁ、アイちゃん、検査ってどんな事したんだ?」
アイ「えっと…寝てたのでよく解りません」アハハ
男「そっか…」
男アイ「「あのっ」」
男「なんだ?」
アイ「マスターこそ」
男「いやなんでもないよ」
アイ「私もです…」
男「さてと…ただいまっと」
アイ「ただいまです!」
男「えっとどうしようか?」
アイ「今日は疲れたのでもう休みますね」
男「そっか」
アイ「はい!」
アイ「お休みなさいです!」
男「おやすみ…」
<<7日目 終了>>
現在のアイちゃんポイント 8p
現在の女のキャラ設定
ボクっ娘 童顔 ツンデレ ドジっ娘 単純バカ
<<8日目>>
男「おはよう」
アイ「ぅむにゃ~もう朝ですか?」
男「そうだよー」
アイ「今日はどこ行きますかー?」
男「今日は…っあ!!」
アイ「どうしました?」
男「やばい…バイトだった…」
アイ「ほらほらほら~こういう時に自転車があればー」
男「どこまで自転車を買わそうとする…」
アイ「自転車は便利ですよー」
男「自転車屋のまわし者か!?」
アイ「ふっふっふーバレてしまいましたか!!」
男「」
アイ「」
男「さて、急ぐか…」
アイ「そうですね…」
男「おはようございます」
先輩「時間ギリギリじゃん!もっと、時間に余裕をもって
男「着替えてきまーす」
先輩「あ、おい!!話の途中だぞー!!もう!」
アイ『怒ってますよー』
男「ん?いつもの事だからいいんだよ」
アイ『あらら~あんだけ綺麗な人なんですから優しくしてたら…ウフフ』
男「なに言ってんだ?」
アイ『あ、マスターには女さんがいましたね!』
男「勘違いがはなはだしいよ」
アイ『ありゃりゃ』
男「先輩今まで1人だったんですか?」
先輩「あぁ、この前入ったヤツと一緒のシフトだったんだが…」
男「まさか…また辞めたんですか?」
先輩「うん、昨日な…」
男「またですかーもう何人目ですか?」
先輩「いちいち数えてない!!」
男「男手が足りないんですけど…」
先輩「男!もうちょっとシフト増やしてくれないか?」
男「えぇ…」
先輩「な、頼むよ!」
男「そもそも先輩がですねー
先輩「だってさー、急に告ってくるんだよ」
男「断り方ってもんが…」
先輩「だってさ、めんどいじゃん」
先輩「それに、外見だけで好かれても気分良くないし」
男「まぁ、先輩は身長高いし、綺麗だし、モデルみたいだけど…」
先輩「っちょ///そんなこと言うなよな!」
先輩「勘違いするだろ…」ボソ
男「もうちょっと断り方をですね、考えて下さいよ!居づらくなるような断り方をしないで下さいよ」
先輩「曖昧にして期待持たせんのも悪いじゃん?」
男「だからって…」
先輩「私は、男がいればいいよ」
男「なに言ってるんですか、ほらさっさと品出ししますよー」
先輩「結構勇気出したんだけどな…」
先輩「男が告白してくれれば断るとかないんだけどな」
先輩「はぁ、望み薄かな」
男「何さぼってんですかー」
先輩「うっせ!バーカバーカバーカ!!」
男「な!?」
先輩「さてと…男!!」
男「なんですか?」
先輩「えっと…何でもない!」
男「もーちゃんと仕事して下さい!それでなくても先輩のせいで人で不足なんですから」
先輩「へーへー」
先輩「おとこー」
男「なんですか?」
先輩「あー卒業したらどうするんだ?」
男「就職ですよー」
先輩「そっか…」
男「?先輩はこのままフリーターですか?」
先輩「んーどっかに永久就職できないかなー」
男「先輩ならすぐできんじゃないですかー」
先輩「バーカ」
男「またっ!?」
先輩「なぁなぁ男~」
男「もーまたですか!?」
先輩「なんでお前は、私に告白しないんだ?」
男「告白してほしいんですか?」
先輩「え///いや///そうじゃなくてだな…えっと」
男「今日先輩変ですよー、また拾い食いしたんですか?」
先輩「私は1度も拾い食いなんてしたことなよ!バカ!」
男「はいはい知ってますよー、ほら手を動かして下さい」
先輩「手強いな…」
先輩「男!男!」
男「…」
先輩「おーとーこー!」
男「あぁもう!なんですか!?」
先輩「もう上がりだろ?」
男「そうですけど?」
先輩「私ももう上がりだ!」
男「よかったですねー」
先輩「だから、飯食いにいくぞ!」
男「はいはい…って!え!?」
先輩「うっし!決定!」
男「無理やりですねー」
先輩「さぁ!さっさと終わらすぞ!」
男「時間は守りましょうねー」
先輩「よっし!終わり!行くぞー!飲むぞー!」
男「はいはい、とりあえず着替えましょうね」
先輩「おぉ、そうだったな」
男「ったく、じゃあ裏口で待ってますねー」
先輩「おー」
男「はぁ、疲れた…」
アイ「・・・」
男「アイちゃん今日は大人しいな」
アイ「ん?え?」
男「どうかしたのか?」
アイ「あーいえ…マスターがあまりにもボンクラなので呆れて声が出ませんでした」
男「どういうことだ!?」
アイ「ほらほら、先輩さんを待たせることになりますよ」
アイ(ほんとに、なんでこんなに鈍感なんでしょう?)
先輩「わりぃ、待たせた!」
男「今来たところですよ」
先輩「お決まりのセリフだな」
男「文句言ったら怒るでしょ」
先輩「当たり!」
男「早く行きましょう」
先輩「はいはい、なんかデートみたいだな!」
男「何、バカなこと言ってんですか?」
先輩「さすがに傷つくぞ!!」
男「またまた~」
先輩「泣く!今決めた!私は泣く!!」
男「で、どこ行くんですか?」
先輩「スルーするな!!」
男「どこに行くんですか?」
先輩「いざかや~」
男「飲む気満々ですね…」
先輩「当たり前だ、飲まないでやってけるかー!」
男「ぅわ~めんどくさくなりそう…」
先輩「さぁ行くぞー!!」
男「帰っていいですか?」
先輩「何を言ってる!お前に拒否権はなーい!!」
男「拒否権って…バカバカしいですよー」
先輩「妹の友達の口癖だよー私悪くないよー」
男「全て投げた!!」
男「先輩って妹いたんですね」
先輩「あぁ、私に似て可愛いぞ」
男「そこまでは聞いてません!」
先輩「なんなら紹介してやろーか?ん?ん?」
男「いりません!!先輩みたいなのが2人になったら手におえない…」
先輩「っちぇー可愛いのに。俺っ娘だぞ、俺っ娘!」
男「そんな情報もいりません!早く行きますよ!!」
先輩「ほら、着いた、ここだ!」
男「おぉ思ってたよりまとも…」
先輩「ここは美味いんだよ」
男「へー先輩常連なんですか?」
先輩「いんや、初めてだ!」
男「え?美味いって…」
先輩「見栄を張ってみた!」
男「無意味なことをしないでください!!」
先輩「いいじゃん!楽しいじゃん!」
男「今日はやたらとテンション高いですね…」
先輩「ん?そうか?そうなのか?」
男「はい、いつもより3倍くらいうざいです」
先輩「うざいかーそうかーあはははは~」
男「なにかあったんですか?」
先輩「ひ・み・つ」
男「」
先輩(お前と一緒に居るからだよ///)
ガラガララ
定員「イラッシャーセ!!何名で?2名!コチラドッゾー」
先輩「お兄さん、とりあえず、生中2つと、枝豆!」
定員「ハーイ!ヨロコンデー!!」
男「なんですか、そのおっさん臭い注文の仕方は!?」
先輩「居酒屋って言ったらこの組み合わせだろ?」
男「もう少し、女の子らしい頼み方してくださいよ…」
先輩「女の子らしく?こうか?」
先輩「あの~お兄さん、生中をえ~とぉ2つとぉ、ん~枝豆下さい☆キャハ」
男「ぅわ~」
先輩「お前が女の子らしくとかいうからだな!!」
男「先輩はいつも通りが1番ですね」
先輩「それは女の子らしくないってことか?おぅ?」
男「威嚇しないで下さい」
定員「生2つオマッセシヤシター」
男「ほら、来ましたよ」
先輩「んじゃ、」
男・先輩「「カンパーイ」」
男「先輩…」
先輩「なんら~およこ~」
男「酔うの早すぎです…まだ1杯目」
先輩「よっれないよ~」
男「酔ってる人の常套句です」
先輩「何言ってるかわからにゃ~よ」
男「先輩のほうがね!!」
先輩「おろこ~!!」
男「なんですか?」
先輩「わらしには、魅力はないのかぁ?」
男「魅力たっぷりですよー」
先輩「嘘らぁ!!!!らって!らってー!!」
男「だってなんですか?」
先輩「男は私に告白しないじゃないか!?」
先輩「そらさ、私はデカいし…ガサツだし…」
先輩「胸だって…女みたいにデカくないし…」
男「はぁ、何いってんですか?」
先輩「え?」
男「先輩は、充分魅力的ですよ」
男「背が高いのは、モデルみたいにかっこいいですし、ガサツなのは、まぁ置いといて」
男「胸は…女と比べたらダメですよ」
先輩「うぅ…」
先輩「じゃあ、なんれ男はわらしに告白しないのだ!?」
男「なんでって…」
先輩「私は…わらしはーーー!!男の事が!!」
男「え!?」
先輩「っう…気持ち悪い…」ウップ
先輩「吐きそう…」
男「え?ちょっ!!先輩まって!!トイレ!!」
ザー
男「間に合ってよかった…」
先輩「ふースッキリした!!」
男「はぁ、もう帰りますよー」
先輩「えーまだ飲み足りない!!」
男「どの口が言うんですか…」
先輩「吐いたら酔いもさめたしまだまだいけるぞ!」
男「もーダメです!」
先輩「ケチンボ」
先輩「じゃあ、私はこっちだから」
男「送っていきますよ」
先輩「いいよ、一人で帰れるよ」
男「酔っ払いを1人にしておけませんよ!世間に迷惑がかかる」
先輩「もー酔いもさめたから大丈夫だって、それに」
男「それに?」
先輩「私はつよーい!!」
男「はぁ、解りましたよ、それじゃあ気を付けて帰って下さいよ。くれぐれもよそ様に迷惑をかけないで下さい」
先輩「私は野生の獣か!!」
男「そこまでは言ってませんよ」
先輩「あはははははーじゃあなー」
先輩(うわうわうわうわ)
先輩(完全に酔った勢いで変な事口ばしてたぞ)
先輩(最後までは言ってないけど)
先輩(どうしよどうしよどうしよーーーー)
先輩「うわ~~~~~!!!」
アイ『ん?今なんか叫び声しませんでした?』
男「ん?そうか?」
アイ『気のせいですかね?』
男「それにしても、疲れた…」
アイ『マスター、鈍感すぎるのはもう犯罪の域だと思いませんか?』
男「どうしたんだいきなり?」
アイ『べっつにー』
男「なんだ?変だよアイちゃん」
アイ『マスターには敵いませんよ』
男「おまっ…」
アイ『さささ、帰って休みましょう』
男「そうだな…」
アイ『ごーほーむデス!!』
<<8日目 終了>>
アイちゃんポイント8p
現在の女のキャラ設定
ボクっ娘 童顔 ツンデレ ドジっ娘 単純バカ 巨乳
【後編】に続きます。
男「人工知能付きスマートフォン?」【後編】