姉「小さくて悪かったな」
俺「誰も、悪いとは言っていない」
姉「女としての魅力を感じないだろ」
俺「誰も、そこまで言っていない」
姉「嘘だ」
俺「俺が、今までに言ったことあるか?」
※関連スレ
妹「私よりもお兄ちゃんは背が低い、お姉ちゃんはもっと低い」
元スレ
妹「私よりもお兄ちゃんは背が(ry」 姉エンド編
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1244366648/
姉「でも、心のどこかで思っているんだろ」
俺「どうしたんだよ、急に」
姉「もういい」
俺「ほんと、どうしたんだ姉」
姉「弟君が、全部悪い」
俺「なんのことだか、良くわからないんだが」
姉「もういいって言ってるじゃん」
俺「俺がなにかしたか?いつものクールな姉はどこにいった?」
姉「……」
俺「ちょっとまて、どこに行く気だ」
姉「私の部屋へ戻るだけだ、邪魔するな」
俺「はいはい、邪魔はいたしませんよ」
一人残される俺
俺(どうしたんだ、姉の奴)
俺(俺何かやっちまったのか?)
俺(特に身に覚えは無い)
俺(さっぱり、分からん)
姉の部屋
姉(すごく感情的になってしまった)
姉(弟君にあたっても仕方ないのに)
姉(弟君と顔合わせにくくなっちゃったな)
姉(なにやっているんだろ私、バカじゃないの)
次の日
妹「お兄ちゃんおはよう」
俺「おぉ」
妹「あれ、元気ないねどうしたの?」
俺「……」
妹「何かあったんなら、私に言ってみて」
俺「あぁ、昨日、姉を怒らしたみたいで」
妹「なにかしたの、お兄ちゃん」
俺「これといった、覚えが無いんだ」
妹「ほんとに~?」
俺「見覚えが無い」
妹「ん~それは困りましたね」
俺「ところで、姉は?」
妹「用事があるとかいって、朝早くに出ましたよ」
俺(うぁ、避けられているのか俺?)
俺「そうなのか」
妹「避けられていますね、お兄ちゃん」
俺「そんなこと言うなよ、傷つくじゃないか」
妹「事実を言ったまでですよ」
俺「はぁ~、どうしてこうなったんだ?」
妹「これはあれだね、前スレで私を選ばなかった罰だね」
俺「前スレのことは言うな、完結できなかったのはちょっと後悔してるんだぞ」
妹「それは、書いている人の力不足が原因」
俺「書き溜めしている最中に、落ちていったからな」
妹「調子乗っているからですよ、落ちた瞬間のあなたの顔は笑えましたね」
妹「まぁ、ともかく元気だしなよ、落ち込んでいるおにいちゃん見てるとこっちまでテンション下がるから」
俺「落ち込んでいるように見えるか?」
妹「見えるよ、すごく見える、全身から何かを垂れ流してる感じ」
俺「気持ち悪いたとえだな」
妹「さぁ、まずは元気のいい挨拶から」
俺「はいはい、」
学校にて
姉友「あれ、珍しいこともあるもので」
姉「珍しくて悪かったな」
姉友「いつもぎりぎりに来るのに」
姉「こんな日もあるさ」
姉友「なんで、こんなに早く学校へ来ていらっしゃる?」
姉「その質問を、お前に返すよ」
姉友「私はやることがありますので」
姉「なんだよ、やることって?」
姉友「こればかりは、姉御にもいえません」
姉「それならそれでいいが、いつもこんなに早く来てるのか?」
姉友「そうですね、入学からずっとこんな感じですかね」
姉「意外だな、学校に来るのがめんどくさそうなタイプだと思っていた」
姉友「人は見かけによらないんですよ、」
姉「お前は、見たまんまって感じだけど」
姉友「私、バカにされてます?」
姉「バカにしてる」
姉友「うぁ、酷いですよ姉御」
姉「いつものことだろ」
姉友「まぁ、元気出してくださいよ」
姉「突然なんだ」
姉友「私には分かりますよ、姉御が落ち込んでいることぐらい」
姉「お前に見透かされているのは嫌な感じだ」
姉友「もぅ、褒めないでくさいよ、照れるじゃないですか」
姉「褒めてなどいない」
学校にて
友「結局、家に入れてくれなかったな」
俺「お前、まだ言ってるのか前スレのこと」
友「ずっと外で、待ってたんだぞ、お前が声をかけてくることを」
俺「すまん、お前のこと完全に忘れてた」
友「ひどすぎる」
俺「仕方ないだろ、お前を出す前にスレ落ちちまったんだから」
友「そんで、姉妹とその友達のお泊りはどうだったんだ」
俺「それは、もうすごかったね」
友「そんな、抽象的な表現はいいからもっと具体的に答えろ」
俺「お前に言うのはもったいない」
友「すこしだけでいいから、教えてくれよ」
俺「あぁ、それはもう、楽しい一日だった、姉妹の友達も仲良くなれたしね」
>>22の言葉の意味が理解できない。すまん
基本的に、姉編ということでまちがってはいない。
スレタイを変えることもできたが、
前スレのことを後悔してる分このタイトルで話を進める
友「お前の自慢はいいから」
俺「お前が期待しているようなイベントは無かったぞ」
俺(まぁ、嘘だけどね)
友「まぁいい、お前など相手にもされなかったんだろ」
俺「そういうことでいいよ」
友「その余裕がむかつく、お前なんか姉妹から嫌われればいいだ」
俺「ぐっはぁ、あsぁsぁ」
友「なぜ、そんなに大ダメージを食らっている?」
俺「……」
友「なるほど、もうとっくに嫌われているのか」
俺「……」
友「これは、俺のことを忘れていた罰だな、いいざまだ」
再び家
俺(姉の怒っている原因が分からん限りこちらとしてもアクションを起こしにくい)
俺(しかし、『弟君が、全部悪い』っ言っていることから)
俺(俺が原因なんだろうな)
俺(だが、見覚えがまったく無い)
俺(どうしたものか……)
姉帰宅
姉「ただいま」
俺「お帰り」
姉「……」
俺(うぁ、部屋へ一直線ですか)
俺(気まずいな、早く妹か親が帰ってこない身がもたん)
基本的には、キャラが同じなだけで、前スレとはあまり関係ない
ただ、姉エンドを書きたいだけで、書き始めた。一種の自己満足みたいなもの
姉の部屋
姉(結局、弟君と顔をあわせずじまい)
姉(この態度は、あからさますぎだろ)
姉(子供じゃあるまいし…)
姉(あっ、自分まだ子供か~)
姉(はぁ~)
姉の部屋
姉(このままじゃよくないし、いつも通りに接すれば大丈夫だと思うし)
姉(弟君のところへ行ってみるか)
リビングにて
俺(原因は分からんが、このままなのもよくない)
俺(素直に、聞いてみるか)
出会う二人
俺「……」
姉「……」
俺(ナゼ突然、こちらにいらっしゃる)
姉(うぁ、声でねぇ)
俺・姉「えっとだな」「そのさぁ」
俺・姉「姉から言っていいよ」「弟君からどうぞ」
俺・姉「……」
二人は黙ったままで
俺(なんで、こんな状況になった、これじゃまるで、友達にだまされ、両思いの二人が、誰もいない教室へ残され声もかけることがでずにただ黙っている 思春期真っ只中の中学時代にあるでようでないような初々しい一場面じゃないか)
俺(少し落ちつこうぜ俺)
姉の方から沈黙を破り
姉「その、すまなかった、昨日の私はどうかしていた」
俺「気にしなくてもいい、俺にも原因があるんだろうし」
姉「いや、たいしたことじゃない私が先走ってしまっただけの話だ」
俺(なにが、原因が気になるが、ここで聞くのは止めておいた方がいいみたいだ)
俺「俺も知らず知らずの間に姉を傷つけていたみたいだから、俺の方からもすまない」
再び沈黙後
姉「そういえば、妹ちゃんは帰ってきていないのか?」
俺「帰ってきてないね、親もまだっぽいし」
姉「連絡ぐらい入れればいいのに」
俺「まぁ、すぐにかえって来るでしょうよ」
姉の携帯の着信音
妹『あっ、お姉ちゃん?』
姉『早く帰ってこい、心配してるぞ』
妹『それがね、ちょっと用事で遅くなる』
姉『用事ってなに?』
妹『それが、今お父さんお母さんと一緒にいるんだけど』
姉『親もそっちにいるのか?』
妹『ちょっと待って、お姉ちゃん、お母さんが代わるって』
母『もしもし、姉?、妹を少し借りるから』
姉『はぁ?』
母『帰り遅くなる、ご飯は適当に、後はよろしく』
姉『言っている意味が分からない?』
電話切れる
俺「妹からの電話?」
姉「そんなかんじ」
俺「どういう意味だ?」
姉「つまり、親と妹は帰りが遅くなるらしい」
俺「なぜ?」
姉「私にも分からん」
俺「まぁいい、飯はどうする?」
姉「残っているもので、作るしかないな」
冷蔵庫の中→メンマ
俺「よし、外に食べに行くか」
姉「いやいや、メンマにツッコメよ」
いったん、外へ
俺「さぁ、何を食べるかが問題だ」
姉「そうだな、私的には…」
俺「ちょっと待ってくれ、俺たちは学生、金が無い、その辺を考慮してくれ」
姉「わかってる」
俺(いや、心配だ、この人の考えてることは分からん)
俺「学生らしくファミレスあたりでいいんじゃないか?」
姉「いや、せっかくだしもっと別のところへ」
俺「居酒屋とか?」
姉「おっさんくさい考えだな」
俺「レストラン?」
姉「いく?」
俺「やめてくれ、金とかの問題以前に、雰囲気的にキツイ」
姉「それは、私が、子供っぽいってことか?」
俺「そんなこと言ってない、ただ学生には不釣合い」
姉「なら、弟君の行きたいところでいい」
俺「特に行きたいところがあるわけでもないが、近くにファミスがあるしそこでいいと思う」
姉「はいはい、わかりましたよ、どうせ私はガキにしか見えませんから、ファミレスがお似合いですよ」
俺(あぁ、機嫌悪くさせちまった)
姉「そして、他の客から兄妹が仲良く飯食っているって感じで見られるだけですよ」
姉「私が、姉なんだ、なんか文句あるか?」
俺(酔っているわけじゃないですよね?)
姉「なに、さっきから黙りこんでいるんだ弟君、早く行くぞ」
俺(本当は、ファミレスに行きたいんじゃなかろうか?)
俺「わかりました、そんなに急ぐと転びますよ」
姉「私を誰だと思っているんだ?」
俺「姉ですよね」
姉「ただの姉ではない」
俺「ではいったい?」
姉「……」
俺「どうした?」
姉「自分で言ってて恥ずかしくなった」
俺「そうですか」
俺(おぉ、めっちゃ顔、赤くしている姉もかわいいねぇ~)
ファミレス到着
俺「周りは、家族連れしかいないね」
姉「私たちも、その中の一家族だろ」
俺「そうなんだけども」
姉「弟君的には、違う風に見られたかったのかい?」
俺「そういうわけではないのだけれども」
姉「それで、何を注文する?」
俺「『サーロインステーキ』 でも、姉は?」
姉「『デミグラスハンバーグ ポテトグラタン添え』あっ、今、絶対に子供っぽいと思っただろ」
俺「いや、別に思っていない」
姉「やっぱり変える『とろーり卵とチーズのオムライス』にする」
俺(その違いは何なんだろう?)
俺「デザートとかは要らないのか?」
姉「注文する」
俺「俺は後から決めるからいいや」
姉「『チョコブラウニー パルフェ』がいい」
俺「これで、注文は以上だな」
姉「かまわない」
店員、注文を復唱
店「デザートは、後からお持ちいたしますか」
姉「いや、すぐ持ってきてくれてかまわない」
俺「それでいいのかよ」
姉「かまわない」
店「では、少々おまちください」
俺「デザートとランチを並行で食べる人をはじめて見た」
姉「私の好きなように食べて何が悪い」
俺「いや別に、悪いわけじゃないけど」
姉「世の中には、私みたいな食べ方をする人はいくらでもいる」
俺「そうだとは思うけどさぁ、それでも、デザートは後だろうよ」
俺「まずくないのか?」
姉「確かに、チキンライスとチョコパフェの干渉はひどい」
俺「なら、やめろよ」
姉「私はやめない」
俺(めんどくせぇ、姉だな)
俺「すきにしてくれ」
姉「それにしても、久しぶりじゃないか、弟君と二人っきりでの食事は」
俺「そうだな、いつも、妹がそばにいたから」
姉「妹ちゃんがいなくてさびしか?」
俺「突然何を言い出す」
姉「私が、妹ちゃんの代わりまで頑張ろうか?」
俺「言っている意味が分からん、そもそも、何を頑張るんだ?」
姉「それは弟君次第」
俺「イモウトガイナクテサビシイデスヨ、」
姉「棒読みするな」
俺「俺にどうしろと」
姉「素直になればいい」
俺(素直ってなんだよ、わけわかんね)
俺「わかったこれでいいか、妹がいなくてさびしいが、姉がいれば俺はそれだけで十分だ」
姉「投げやりなところが気に食わないが、良いとしよう」
俺「それはそれは、ありがとうございます」
俺(しかし、姉の両頬っぺたに、チョコソースとケチャップが少しついているのが気になる)
俺(今までは、面白いから黙っていたが、言ってあげないとかわいそうだな)
>>62
それであってる。
保守してもらっていたが、自分がもたもたしている間に、落ちちまった
姉「どうした?私の顔をずっと見て?」
俺「あぁ、姉の両頬っぺたにチョコソースとケチャップがついてる」
姉「そんなことか、右がチョコで、左がケチャップなんだろ」
俺「気づいているなら、さっさと拭けよ」
姉「なら、早くしろ」
俺「はぁ?」
俺(なぜ、顔を近づける?)
俺(これはあれか、何気ない態度で、「ご飯粒ついたままだぞ」と言いながら、相手の頬っぺたについたご飯粒を、自分の口へ持っていき、相手が「それ私の……」って感じになるが、ご飯粒取った方は、何も気にしていない。って奴を俺にしろと?)
俺(まだ、そうと決まったわけじゃない)
俺「何をやっているんだ?」
>>64
前スレ 妹「私よりもお兄ちゃんは背が低い、お姉ちゃんはもっと低い」
ttp://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1243946383/
姉「弟君は、私の頬にチョコとケチャップがついていることを知っていたはずなのに黙っていただろ」
俺「……」
俺(さすが、姉、一つも二つも上を行っている)
姉「しかし、私は鬼ではない、そこで弟君にチャンスをやろう」
俺「チャンスとは?」
姉「私の頬についた、チョコと、ケチャップお前ならどうする?」
>>67
妹エンドでは終わっていない
需要があれば、書くのもありだが、まずは姉エンドを終わらせたい
俺(拭き取れということか? )
俺(いや、姉のことだ+αがないとだめなのかもしれん)
俺(では、αの部分はなんになるんだ?)
俺(やっぱり、口に含めと?)
俺(さすがに、それは無いよな)
俺(それ以前に、ハンカチとか持ってない)
ってか、ネタ、体力的にやばくなってきた、オチは頭の中できてるが、
そこまでいくかどうか分からん
俺(さて、どうするか)
俺(仕方ない、男ならやらなきゃいかんときがある)
俺は、姉の方へ親指を向けた、そして、親指で姉の頬から、ケチャップをすくい上げ
口に含んだ
姉「おおおお、ままえはなにをやっている」
俺(顔赤くしてるわ~選択間違えた~)
俺(ついでなので、右のチョコも)
俺(甘い)
姉「……」
俺(あぁ、黙っちゃいましたか)
俺(なにやってるんだろね俺)
姉「そっその、弟君はそんなことして、恥ずかしくないのか?」
俺「恥ずかしいね」
姉「ならなぜ、そんなことをするんだ?」
俺「姉だったらいいかな~って感じかな?」
姉「疑問符をつけるな」
姉「そもそも、相手の気持ちも考えないといけないと思う」
俺「まぁ、自分が良くても、相手が嫌だったら意味が無いからね」
姉「だったら、なぜした?」
俺「自分でも分からない、姉がそこまで嫌がるのなら、謝る」
俺「すまない」
姉「別に、嫌ってわけでもないのかもしれないのかもしれないが……」
俺「……」
姉「あぁ、もういい、これは無かったことにしよう」
俺「えっ」
姉「弟君は何もしてない、私も何もされてない。これでおk」
俺「姉がそれでいいなら」
姉「世話が焼ける弟だ」
俺・姉「……」
俺(この状況は気まずいな)
俺「そういえば、姉に彼氏とか居るのか?」
姉「いない」
俺「もてるんだろ、なぜ付き合わない?中には良い男も居ただろうに」
姉「そういう問題じゃない」
俺「なら、好きな人でもいるのか?」
姉「……」
俺「すまん、話すこと無いから余計なこと聞いてしまった」
姉「気にしてない」
俺(ますます、気まずくなったじゃないか、俺ばか?)
姉「弟君にはいないのか?」
俺「えっ、なにが?」
姉「彼女」
俺「残念ながら、いませんね」
俺「姉、妹とは違って、寄って来る人もいませんね」
姉「なら、好きな人はいるのか?」
俺「いないな、大切な人ならいるけど」
姉「大切な人ね、好きな人とどう違うんだ」
俺「わからん、どうちがうんでしょうね」
姉「なんだそれ」
俺「わからないからしょうがない」
姉「わからない、ですか」
すまん、明日、仕事早いからもう寝ないといけない
また中途半端になってしまった。
明日、残っていれば書くことを約束するが
落ちたときは、素直にあきらめる。
ってことで、おやすみ
俺「でも、大切な人ならわかる」
姉「私か?」
俺「姉だけではなく妹も含む」
姉「そうか、妹ちゃんも大切か?」
俺「姉も、妹のことは大切だろ」
姉「当たり前だ」
姉「まぁ、大切な人のために頑張ってくれたまえ」
俺「頑張ります」
姉「私も妹ちゃんも、もてるからな、すぐ君など要らなくなるかもしれん」
俺「全力を尽くします」
姉「そうか、じゃあ、食後のデザートでも頼むかな」
俺「さっき、食べてただろ」
姉「あれは、デザートではあるが、食後のデザートではない」
俺「あぁ、そうですか」
ファミレスを後にする二人
姉「弟君見てみろ、満月だ」
俺「やけに明るいわけか」
俺(満月の下の姉の絵は映えるね)
姉「綺麗だ」
俺「そうだね」
俺(夜空をしみじみ見るなんてひさしぶりだ)
姉「すごく綺麗だ、なんで、今まで気づかなかった」
それはとてもあたりまえで、すごく身近にあって
俺「そんなもんじゃないの?」
姉「知ったような口をきくな」
俺「せっかくだ、もう少し歩いてみるか」
姉「それは、良い考えだ」
俺「おっ、この道は、小学校のころよく通った道だな」
姉「高校とは、反対側だから、通ることもなくなったな」
俺「姉と妹と俺でこの先の、公園に寄り道していたのを覚えてる」
姉「そして、お前はいつも泣いていた」
俺「あのころのことは言うな」
姉「あの頃は、妹もお前も私より背が低かった」
俺「それで、俺は姉からいじめられていた」
姉「いじめていたのではない、愛情表現だ」
俺「いやいや、嘘はやめてくれ」
姉「しょうがないだろ、妹ちゃんも、弟君もかわいかったんだから」
俺「理由になってない」
姉「少しよっていくか?」
俺「公園に?」
姉「そう」
俺「別にいいけど」
二人は公園へ
姉「貸切だな」
俺「そりゃ、誰も居ないからね」
姉「ブランコは取り合いだったのに」
俺「この辺に、公園なんてここぐらいしかなかったし、子供が多かったからな」
姉「いまは、誰も居ないじゃないか」
俺「そりゃ、夜だからね、ブランコで遊ぶ奴らが来る時間帯ではない」
姉「なら、私が一番乗りだ」
ブランコへ駆け込む姉
俺(あんたは、ガキですか?)
俺(うぁ、本当にブランコで遊んでるよ、高校生には見えないな体型からして)
俺(普段の姉とのギャップがありすぎる、学校の奴らに言っても信じないだろう)
姉「弟君はなぜ遊ばない?」
俺(夜に大きな声でしゃべるなよ)
俺「普通、はずかしいだろ、」
姉「誰も見ていないじゃないか」
俺「そういう、問題か」
姉「他人の評価など、たいしたことは無い、他人が居ない今なら、なおさらだ」
俺「夜だからって調子乗ってると、他人にその姿見られぞ」
姉「別にかまわない、所詮は他人だ」
俺「まぁいい、好きにしてくれ、俺はなにか飲み物でも買ってくるから」
姉「わたしは、甘いのがいい」
俺(なんだよ、甘いのって)
俺、自動販売機へ
俺(たしか、この辺にあったような気がする)
俺(あった、うぁ、種類が少ね~)
俺(俺は、炭酸でいいか、姉のはどうするか)
俺(そもそも、『甘いの』ってなんだよ)
俺(まぁいい、この自動販売機で一番甘そうなやつをっと)
一番甘そうな奴→苺ミルク
俺(たしかに、これは、甘そうだ、って体に悪そうだ)
俺(しかし、これでいいのか?)
俺(このほか飲み物は、名前も聞いたことも無い奴らだ)
俺(苺ミルクでいいだろ、姉を一人にするのも心配だし)
姉のもとへ
俺(あれ、姉がブランコを降りている)
俺「人にでも見られたんだろ」
姉「……」
俺「どうした、なにかあったか?」
姉「その、見られたというよりも」
俺(どうして、そんなに声が小さい)
俺「見られたというよりも」
姉「見ちゃった」
俺「なにを?」
姉「その、なんといいますか、男の人と女の人がですね」
俺「あぁ、なんとなく分かった気がする」
茂みの奥から
女「人が居るって」
男「しょせん、ガキだろ気にすること無いって」
女「こんな時間に子供が居るわけない」
男「ブランコで遊んでいたんだからガキに決まってる」
俺(先約がいらっしゃいましたか、)
沈黙の帰宅
俺(とうとう、家に帰るまで、姉は黙ったままですか)
俺(まぁ、俺も黙ったままなんだけどね)
俺(まだまだ、子供ってことですか?)
俺(親と妹はまだ帰ってきてないみたいだし、)
俺(気まず、すぎるだろよ)
姉はそのまま部屋へ
俺はリビングで適当にテレビを
俺(だめだ、テレビごときでこの雰囲気を乗り越えることはできん)
俺(よし、こんなことは全て洗い流す、風呂だ風呂に入るんだ俺よ)
風呂へ向かう俺
俺(気のせいか、シャワーの音がする、)
俺(ここは慎重にいけ、姉とはちあわせとか、どこのラブコメだ)
俺「もしかして、風呂入ってる?」
し~ん
俺(やっぱり俺の気のせいか?)
俺(そうだよね、姉部屋にいったもんな)
俺(さて、風呂場に行きますかね)
姉「入ってる」
俺(あぶね~え、なんでワンテンポ送れて返事をするんだよ)
俺(危うく、はちあわせするところだっただろうが、この雰囲気ではちあわせはまずいって)
いったんリビングへ
俺(しかし、これしきのことで動揺する、俺と姉ってやっぱりガキなのか?)
俺(いや、まて、俺ともかく、姉はもてるからな、今までに、彼氏の一人二人はいたんじゃなかろうか?)
俺(やばいな、姉の男関係が気になる、姉はどこまで進んでいるのだろうか?)
俺(あぁ、さっき公園であれを見たからこんなことが考えてるのか?自重しろ俺)
俺(それにしても、姉の場合、見た目が子供だから、今までそんなこと考えもしなかったが)
俺(世間から見れば、高校生だろ、まぁ、俺も高校生だけど)
俺(でもな、想像しにくいんだよな、今日の姉の行動といい、子供過ぎるから)
俺(しかし、学校じゃ、クールな性格で通っているし)
俺(考えてもしょうがない、姉は姉、俺は俺はだ、俺が気にすることではない)
姉「あがった」
俺「うぉ」
姉「なにを、驚いている」
俺(いつのまに後ろに居るんだよ、ってか突然しゃべりかけるなビビッたわ)
俺「やけに早いな」
姉「そんなことは無い、いつも通りだ」
俺「まぁいい、俺が次ぎ入るから」
俺はね、風呂場へいこうとするんですよ、そしてらね、姉が後ろから抱きつくわけだ
俺「ちょっと、まってくれ、突然なんだ、ふざけてるのか?」
姉「私は、子供っぽいか?」
俺(突然何を言い出す?、ってか、俺の質問に答えてない)
姉「私は、女としての魅力が無いのか?」
俺「えっと、それは、……」
「私は、わたしは、お前ののことが好きだ」
姉はささやいた、
とても小さい声だったが、確かに聞こえた
そのとき俺は思ったね、姉は女なんだって
姉エンド編 おわり
えっ、なに?エロが見たいって?
俺も見たいよ。
すまん、書き疲れた
落ちが微妙で悪かった
一応、謝っとく