妹「なぜこうなってしまったのだろうか…」
俺「それは、俺が聞きたいぐらいだね」
妹「私も、お姉ちゃんぐらいの身長が良かったな~」
俺「いやいや、あれは、低すぎやしないか?」
妹「そうかな、小さくてかわいいと思うけど」
※管理人注記
この話は未完ですが、別スレにて別ENDが書かれたので、掲載します。
元スレ
妹「私よりもお兄ちゃんは背が低い、お姉ちゃんはもっと低い」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1243946383/
俺「小ささにも限度ってもんがあるだろ。まぁ、俺的には、姉の身長はギリセーフだな」
妹「誰も、お兄ちゃんの好みについて聞いていないよ」
俺「いやまて、ストライクかもしれん」
妹「それだと、ロリコンだよ」
俺「……」
妹「いや、そこは否定しようよ」
俺「やっぱり、訂正する。半分は本当だ」
妹「……」
俺「その冷たい目で、俺を見下ろさないでくれ」
妹「……」
俺「その、なんだ、姉として『最高の姉』だと言うことだ」
妹「私は?」
俺「……」
妹「なぜ、そこで黙る」
俺「イモウトトシテ、サイコウノイモウトダヨ」
妹「ナゼ、カタコト」
俺「冗談だ、最高の妹だ」
妹「それはそれは、どうもです」
俺「そんなに、照れることではない。事実を言ったに過ぎないのだから」キラッ
妹「あ、今ので『お兄ちゃん好きスキメーター』の値が下がったね。お兄ちゃんは、余計な言葉が多すぎなんだよ」
俺「謙遜するではない妹よ、だが一つ聞いてもいいか?」
妹「なんなりと」
俺「どのぐらい、値下がった?」
妹「えっ」
俺「だから、『お兄ちゃん好きスキメーター』の値はどれだけ下がったんだ?」
妹「えっと、『お兄ちゃん好きスキメーター』ってなんだよ。と言うツッコミではなくて?」
俺「ツッコンだら負けかなーって思っている」
妹「それでも、直接聞くのは恥ずかしくないの?」
俺「そりゃ、恥ずかしいに決まっているが、妹には『最高のお兄ちゃん』と言う存在で在りたい。そのためならどんな努力も恥も惜しまない」
俺「それが、『最高の妹』を持つ俺の責任だ」
姉「私には、『最高の弟』として居てくれるのかな弟君?」
俺「いつのまに、そこに!!」
姉「『お兄ちゃん好きス(ry』のところから」
俺「これはまた、お恥ずかしいところを見せてしまいまして」
姉「そんなことより、いいの?『妹ちゃん』顔赤くしているわよ」
俺「普段は、ノリのいい奴だが、変なところで純情なんだから」
姉「そうね。あんなギザな言葉でぐらいでこの様子だと、変な男に引っかからないようにと願うばかりね」
俺「その点、姉の場合普段クールぶっているくせに、地は乙女だからなぁ」
姉「そ、っそ、そんんなことはない」
俺「気負いすぎなんだよ。俺も妹も居るんだから、どんどん甘えてくれればいい」
姉「わかったような口は聞かないで」
俺「ハイハイ、スミマセンデシタ」
姉「そんなことより、弟君、先の返事まだだけど?」
俺「そりゃ、『最高の姉』のために、いつまでも『最高の弟』として居続けるよ」
姉「私は、『最高の姉』で居ることを保障できないけど」
俺「ご謙遜を」
姉「それと、悪いんだけど、妹ちゃん私をオモチャにして、遊ばないでくれない?」
妹「お姉ちゃんの頬っぺたぷにぷにしてるよ。めちゃかわいいよ」
俺「どんなに、クールぶっても妹に弄ばれている間は……」
姉「その、三点リーダーの後には何がつづくの弟君?」
俺「おきになさらず、仲の良い姉妹を眺めて、目の保養のしていただけの話です。」
妹「そうだよ、お姉ちゃんは小さくて、かわいくて、ぷにぷにしてるんだよ」
俺「誰も、聞いていないよそんなこと」
姉「完全に違うモードに入っちゃたわね、妹ちゃん」
俺「これになると、一時は戻らんから、その間がんばれ姉よ」
妹「ぷにぷにぷに…ブヨぷよプヨ……ブヨブヨ」
妹「あれ、お姉ちゃんもしかして太った?」
姉「余計なことは言わなくていい」
妹「おなかの周りの肉が増えている気がする」
姉「それ以上、何も言わなくていい」
俺「まぁ、絶えるんだ姉よ。かわいい妹のためだ」
妹「それでも、私よりも軽いお姉ちゃんなのでした」
姉「それ、フォローになってないから」
俺「まぁ、物理的に違うからね」
妹「お姉ちゃんは軽すぎだから気にすることは無いよ」
妹「こうやって、簡単に持ち上がるわけだし」
姉「ちょっ、高い、下ろせ、、おろせよ~ぉ」
俺「妹に持ち上げられる姉の図、見ているこっちが虚しくなる」
妹「では、高い高いよりも高い」
妹が姉を放り投げる→姉舞い上がる→姉落ちる→妹キャッチできず→俺がキャッチする→お約束
姉「どこを触っているんだ?」
俺「お約束だ」
妹「さすがお兄ちゃん、ナイスキャッチ」
俺「妹よ、褒めるな、照れるじゃないか」
姉「もういい、疲れた、寝る」
妹「夜はこれからだよ」
姉「夜でもないし、あんたらのオモチャでもない、ってことで寝る」
妹「そう簡単に寝させるとでも?妹をなめちゃいけねぇよ」
妹が姉に抱きつくの図
姉「抱きつくな~放せ~放せよぉ」
俺(姉が不憫だが、あえて助けない)
姉「だから、はなせー、はーなーせー」
妹「うぁ~、かわいすぎだよ、お姉ちゃん、絶対にはなさいよぉ~」
俺「妹よ、そろそろ放してやらないと、姉が泣いちゃうぞ」
姉「誰が泣くもんか、ちょ、おまっ、妹ちゃん今変なとこ触っただろぉ」
妹「変なところって具体的にどこかな~?」
俺「姉の目が潤んできたぞ」
姉「潤んでない、もぅ、姉をいじめて楽しいか?」
妹「誰も、お姉ちゃんをいじめてないよ、ねぇ、お兄ちゃん」
俺「妹の言うとおりだ、誰も姉をいじめてはいない、一種の愛情表現だ」
姉「おまえらなんてきらいだ」
妹「大丈夫、私もお兄ちゃんも、お姉ちゃんのこと大好きだから」
俺「もちろんだ」
姉「あぁ、そうですか、」
妹「うぁ~、すごく適当な返事だね」
俺「主な原因は、お前だけどな」
妹「いやいや、姉のかわいさが原因ですよ」
姉「褒められている気がしない」
俺「気持ちは分かる、『小さい』の部分を気にしてるんだろ」
姉「私的には、もう少し身長がほしかった」
俺「身長は伸びることはあっても、縮むことはあまり無いから、まだ期待できるのでは?」
姉「ここ数年、一センチも伸びていないのですけど」
俺「よし、身長の話はやめよう」
姉「虚しくなるだけだしね」
sosite,
hanasihatudukanai
姉「ところで、『最高の妹』と『最高の姉』だとどっちがいいだい弟君?」
妹「それきになる」
俺「えっ」
姉「そっちなんだい?」
妹「どっちを取るの?」
姉「先に言っとくが、曖昧な返事やどちらも選ぶとかはなしだ」
妹「さぁ、さぁ、お兄ちゃんお答えをどうーぞ」
俺「それは、もちろん」
姉「それはもちろん?」
妹「その続きは?」
俺(いや、いや、無理だろよ、)
姉「さぁ、早く言うんだ」
妹「早く言わないと、お姉ちゃんと同じことしちゃうぞ」
俺 (冷や汗
俺「その前に、俺からも質問言いか?」
姉「却下だ」
妹「お兄ちゃんは『最高の妹』の私を選ぶよね」
姉「残念だが、『最高の姉』選ぶだろう、弟君は」
俺「怒らないよね」
姉「怒るよ」
妹「怒るよ」
俺「ですよね」
俺「どちらかといいますと、あ、ぁ、姉ですかね」
姉「あぁ、そんなこと言っちゃっていいのか?妹ちゃんが傷ついちゃうじゃないか」
俺「その、なんだ、姉は妹より家族としての付き合いが長いと言いますか、その、えっと」
妹「……」
俺「その、姉と妹の差は、わずかなんですよ、ほんとにわずか、もうね、差なんて無いんじゃないかって感じですよ、」
姉「あ~あ、最低だね、弟君。私の『最高の妹』を傷つけて何が楽しいの?」
俺「えっと、あれ、えっと、俺はどうすれば…」
そのあと、妹は「気にしてない」とか「そんなに、差が無いなら別にいいかな」
と言う言葉を残して部屋を去っていきました。
部屋に残された、二人
姉が散々俺の悪口を言いましたが、
帰り際
姉「うれしかったぞ」
と言ったのは内緒です。
次の日 朝
姉妹の様子は普段と変わらず、逆にそれが俺的には怖いんですけど……
妹「朝だ~、学校だ~登校だ~さぁ、今日もがんばっていきまっしょい」
姉「うるさい」
俺(昨日の姉の一言でぜんぜん眠れんかった)
妹「あっ、お兄ちゃんおはよう~」
姉「おはよう、弟君」
俺「えっと、おはようございます」
妹「お兄ちゃん、なんか眠そうだね」
俺「そうか、気のせいじゃないか」
姉「弟君も、男だからね、夜な夜な大変なんだろう」
俺「相手が居ませんよ」(ついでに、原因はお前だ)
姉「相手ならここにいるだろう」
妹「私が立候補しちゃおうかな」
俺「お二人とも何を言っておらっしゃれるのですか」
姉「冗談だ」
妹「私は、半分だけ冗談だけどね」
俺「残り半分はなんですか?」
妹「なんでしょう」
姉「さすがは、弟君、朝からモテモテだね」
俺(あれ、妹、昨日のこと気にして、俺のことを困らせようとしてるのではなかろうか)
俺(そして、姉の言葉は嫌味ではないだろうか、考えても仕方ないここは適当に)
俺「それほどでもないですよ、」
妹「さぁ、お姉ちゃん、学校に遅れるよ」
姉「では、学校に行きますか」
俺(あぁ、無視ですか……)
学校にて
姉:高2 俺:高1 妹中3
友「なんか、眠そうな顔してるな」
俺「眠そうじゃなくて、眠いんだ」
友「昨日の夜になんかあったのか?」
俺「あまり思い出したくは無いね」
友「まぁいい、お前のことなどそれよりも、お前の姉と妹についてだが」
俺「あぁ?」
友「なぜ機嫌が悪くなるんだ?かわいい姉と、綺麗な妹、最高じゃないかっ」
俺「ソウデスネ」
友「おれ的に、姉のほうを選ぶね、あの小ささとクールな態度は反則だ」
俺「ヨカッタデスネ」
友「話によれば、姉のほうはまだ誰とも付き合っていないらしい、本当なのか?」
俺「特に、姉から男の話は聞かないね」
友「あのかわいさで、彼氏が居ないなんておかしいと思わないか?」
俺「まぁ、俺が言うのもなんだがそうだな」
友「そこで、気になって色々調べてみると、いろんな奴から告白はされているらしい」
俺「それで?」
友「でも、ばっさりと断るらしいんだ」
俺「その中には、いい男も居ただろうに」
友「話によると、三年のI先輩とか、二年のEとかもその中に居たらしい」
俺「マジかよ、ありえねえな、俺が女なら断らん」
友「こんな風に、誰とも付き合わないんだが、そのおかげで高嶺の花としてすごく人気があるらしい」
俺「うすうす、そんな気がしていた。よく先輩たちが俺のところにくるからな」
友「俺なんかは、物陰で姉さんを見守ることしかできん」
俺「それ、ストーカーって奴だから」
友「じゃあ、なんで姉さんは告白をバッサバッサと断るのか、色々と憶測があって」
俺「憶測ねぇ」
友「一番有力なのが、もう、誰かと付き合っているのではないのかっというやつだ」
俺「それなら、俺や妹が気づきそうな感じがすんるんだが」
友「いや、わからんよ。女はすごいから」
俺「えらく、抽象的な表現だな」
友「そして、次に有力なのが、レズ説と、弟とできてるんじゃないか説」
俺「レズはないな、妹が姉とじゃれあっているが、姉はすごくいやそうだから」
友「なんだよ、その光景、めっちゃ見たい、カメラとかで撮ってきてくれないだろうか、金は払うから」
俺「お前の評価が俺の中で、めっちゃ下がったぞ」
友「お前の評価などどうでもいい」
俺「悲しくなるような個と言うなよ」
友「ところで、もう一つの説のほうどうだ?」
俺「いや、ないな、俺と姉は、姉弟ってだけだ、それ以外の関係は無い」
俺「それにしても、やけに姉の話をしたがるな」
友「実は、先輩から聞けって言われていてな、弟のお前に聞くとうまく話をそらされるそうで」
俺「そういうことか」
友「さぁ、今日も姉さんを影から見守りますかね」
俺「弟の前で堂々そんなこと、言うなよ」
妹の学校
妹友「妹、元気ない?」
妹「そんなことないよ、妹友ちゃん、私はいつも通りだよ」
妹友「いつもとちがう、私には分かる」
妹(やっぱり昨日の事、気にしてるのかな?自分でも分からないや)
妹友「自分自身を誤魔化しても何もならない、あなたのしたい様にすれば良いだけ」
妹「そんなものですかね~ぇ」
妹(お姉ちゃんとお兄ちゃんと私の中の良い関係が、崩れたわけでもないし、気にすることは無いと思うけど、自分でもわからん)
妹友「私は、いつでも、あなたの味方」
妹(でも、少しはショックなんだよな~)
妹「いや~昨日、姉と私どっちをとるかお兄ちゃんに聞いたところふられまして」
妹友「あなたの、お姉さんはとてもかわいい、お兄さんがお姉さんを選ぶのも私にはわかる。けれど、あなたはとっても綺麗」
妹「おせじはいいですよ~」
妹友「これは、おせじではなく、事実、事実は誰も変えることはできない」
妹友「そして、綺麗な妹を選ばなかったあなたのお兄さんの目は節穴、これも事実」
妹「お兄ちゃん悪口はだめですよ」
妹友「それは、あやまる。後もう一つだけ言わせてもらうと、あなたは見た目も綺麗だけど、心も綺麗」
妹友「綺麗な人はたくさん居るけど、心まで綺麗な人は少ない」
妹「そこまで、言われると、何を言って良いのかわからなくなるよぉ」
妹友「気にすることは無い、あなたはあなた、そして、あなたのお兄さんは節穴」
妹「だから、お兄ちゃんの悪口はだめだってばぁ~」
姉の学校
姉友「姉御、良い事があったんですか?」
姉「なぜ、そう思う?」
姉友「今日は、いっそうクールなんですよ姉御の態度が、」
姉「いつも通りだと思うけど」
姉友「私を見くびってはいけませんよ、姉御と過ごしたこの十年間、私に分からないことなど無いのですよ」
姉「あなたとは、高校に入ってからの付き合いで、今年二年目だけども」
姉友「時間など、あたしたちの愛に比べれば小さなものですよ」
姉「それは残念だ、私はあなたを愛してはいなかった」
姉友「大丈夫です、私の力で何とかして見せます」
姉「まぁ、頑張ってくれ」
姉友「頑張りますとも」
姉「それと、私の頭の上に手を置くのをやめてくれないか」
姉友「姉御はかわいいですからね、こうやって頭に手を置いて『なでなで』しないといけないのですよ」
姉「それと、『クール=良いこと』の関係性はなに?」
姉友「それはですね、姉御は、地はクールじゃないのに、無理やり演じているんですけど」
姉友(そこが、かわいいんだけどね)
姉「そんなことは無い」
姉友「ここからは憶測ですが、何か良いことあると姉御は顔に出ないように、いつも以上にクールぶっているのではないかと」
姉「憶測に過ぎない」
姉友「なので、いつも頑張っている姉御を『なでなで』してあげたいのですよ」
姉「そもそも、最初の定義からおかしい」
姉友「気にしない、気にしない」
姉「そして、結果が『なでなで』なのもおかしい」
家にて
俺(しかし、あれだけ姉がモテとは、予想外だった、妹のほうはどうだろ気になるな)
俺「ただいまー誰かいませんかい?」
しーん
俺「誰もいないようだな」
俺(誰もいないと、落ち着かないな)
特にすることも無いし、一時は、誰も帰ってこなさそうだし、妙に気になる昨日の姉の発言
目の前には、姉と妹の部屋
俺(最近、どっちの部屋も入っていないな)
いつからだろうか、部屋に入らなくなったのは、部屋の模様は変わっているのだろうか
俺(すごくきになるんだけども)
俺(少し覗くぐらいならいいじゃないか)
俺(いやだめだろ、さすがに)
俺(でも気になる)
俺(よし決めた、入っちゃえよ俺)
俺(さて、どっちの部屋から入るかそれが問題だ)
俺「まず、姉の部屋へ入るとしよう」
姉の部屋のドアには、姉の名前が描いてあるかわいらしいプレートが掛けてある。
なんとなく、ひっくり返すと
表→姉の名前
裏→入ったら殺す(明朝体で)
俺(見なかったことにしよう)
姉の部屋の中
俺(姉の身長と同じように時間も止まっているのかようだ)
小学校の頃と変わっていない、すごく子供っぽい部屋だ
ってか、あの頃のものを未だにあるのがすごい
物を大切に使っているレベルじゃねぇ、
机やベットの配置までも、そのままで、机の上に、俺、妹、姉が一緒に移っている写真が飾ってあった
姉の見方が俺の中で少し変わった
そして、自分のしていることがとても恥ずかしく思えてきて俺は、すぐ姉の部屋を出た。
が、勢いで妹の部屋へ
俺(お~これが、女の子の部屋という奴か)
俺(おぉ、壁に飾ってある写真に妹の友達らしき人物が、これもなかなか良い線ではないか)
俺(妹くらべると、少し劣るが、姉と違ったクールな女って感じだ)
俺(気になるな、家に来ないだろうか)
俺(やべ~、テンションあがってきた)
俺(あっちには、大人っぽい服が掛けてある)
俺(妹にはまだ早いだろうよ、でも、こんな服着ている妹見たこと無いな)
俺(俺の知らないところで着ているのか?)
俺(まさか、彼氏がいるのでは!、俺にばれないように、違うところで服着替えて、男と会っているのでは)
俺(いやいや、考えすぎだろう、服一着でここまで妄想が広がるのはよくない)
俺(でも、綺麗だからな、野郎たちが寄ってくるんだろな)
俺(それで、やさしい俺の妹は断りきれずに…)
俺(あぁ~無性に心配になってきた)
俺(そういえば、妹の帰り遅くないか、もしかしたら…考えすぎか?)
俺(ちょっとまて、姉の帰りも遅くないか?ってか、ナゼ親も帰ってこない?)
俺(もしかして、俺がおいてかれた可能性が出てきた)
携帯の着信音 →妹からの電話
妹『あ、お兄ちゃん』
俺『なんだ、』
妹『今日さ、友達が泊まりにくるんだけどいいかな』
俺『そんなことは、親に聞けよ』
妹『もう聞いたよ、いいだって』
俺『なら別に、良いんじゃないか?』
妹『だって、お父さんとお母さん今日家に帰ってこないっていたから』
俺『あれ、帰ってこないのか』
妹「なんか、用事ができたんだって、それで、お兄ちゃんとお姉ちゃんに確認とって置こうかなと思いまして』
俺『俺は別にいい、姉も良いといったんだろ?』
妹『それが、お姉ちゃんの友達も家に泊まりにくるらしいよ』
>>145 誤爆した
俺『そうなのか、俺の方は大丈夫だから気にしなくてもいい』
妹『わかった、お姉ちゃんにそう伝えておくよ』
俺『あとさぁ、一つ聞いていいか?』
妹『な~に?』
俺『その友達は、男じゃないよね?』
妹『男の子だよ』
俺『……』
妹『冗談だよ、女の子だよ』
俺(心臓が止まるかと思った)
妹『あ、もしかして、お兄ちゃん気にしてる?』
俺『何をだ?』
妹『私に彼氏がいるかいないかってこと』
俺『妹のことだから、気にしないわけがない、けどそこまでたいしたことでもないな」
俺(さっきまで、すごく心配してましたけどね、いえるわけない )
妹『隠さなくてもいいのですよ、お兄ちゃん』
俺『まぁいいだろうよ、そんで、今どこにいるんだ?』
妹『友達と夕飯の買い物してる』
俺『そうなのか、姉のほうは?』
妹『そろそろ、帰ってくるんじゃないかな』
俺『わかった、お前は?』
妹『私たちも、そろそろ家に着くよ』
俺『わかった、夕飯楽しみにしてる』
妹『期待はしちゃだめだよ』
俺『気よつけて、帰って来いよ』
妹『わかっています、ではでは、また家でお会いしましょう』
通話終了
俺(妹と姉の友達か、どんな人だろう?気になるな、今晩が楽しみだ)
姉、帰宅中
姉友「いや~、以外でしたヨ姉御」
姉「なんのことだ」
姉友「てっきり断るのかと」
姉「家に泊まることか?」
姉友「そうですよ、あっさりとおk出すなんて珍しい」
姉「私を何だと思っているんだ?」
姉友「校内で一、二番のかわいさを誇り、群がる男をばったばったと薙ぎ倒す」
姉「薙ぎ倒してはいない」
姉友「あるときは、悪からこの町を守り、またあるときは、(ry」
姉「……」
姉友「『なんだ、この頭のおかしな奴は』見たいな目で見つめないでくださいよ、照れるじゃないですか~」
姉(泊めないほうがいいかもしれない、)
妹、帰宅中
妹「今日は楽しみだよ」
妹友「私も、楽しみ」
妹「うれしいな~、家に帰ったら何をしようか?」
妹友「妹のしたい事なら、なんでもいい」
妹「今日は寝かせないぞ~楽しむぞ~」
妹友「今の妹の笑顔、とってもよかった」
妹「今日は妹友ちゃんと、一緒なんだよ、うれしくないはずがないよ」
妹友「それは、照れる」
妹(うぁ~妹友ちゃんが照れてるとこはじめてみた、かわいすぎるよ)
家にて
俺「さて、やることもないから、今日のイベントを友に自慢でもするか」
携帯→友
友『なにか用か?』
俺『いや、対してことではないんだが』
友『なら、切るぞ』
俺『まぁ、落ち着こう、姉と妹のことなんだ』
友『それを早く言わんか、バカモノ』
俺『実はな、今日姉と妹の友達が泊まりにくることになったんだ』
友『泊まりにきていいか?』
俺『それでだ、お前に相談があって』
友『7時半前には、そっちにつくから』
俺『やっぱり、家に男一人居るのは』
友『大丈夫だ、俺も一緒に居てやるから』
俺『まずいと思うんだ』
友『なにか、手土産でもあったほうがいいかもしれないな』
俺『後言い忘れてた、お前が来てもいいが、家に入れないぞ』
俺『っそんで、話の続きだが、やっぱり、男一人はまずいと思う』
友『すまん聞き取れなかった、もう一度いってくれ』
俺『やっぱり、男一人はまずいと思う』
友『それじゃない、その前だ』
俺『なにか、手土産でも(ry』
友『惜しいけど違う、その前だ』
俺『来てもいいが、家に入れない』
友『なぜだ、親友がお前の家に泊めてほしいと言っているのに』
俺『そこなんだ、親友なら俺も家に泊めたんだ』
友『なら、泊めろよ』
俺『残念ながらお前は親友ではなかったんだ』
友『ちょっとまってくれ、あの時の約束は嘘だったのか?』
俺『あぁ、すまない、友があの時やったことは、友の親に俺が言っといた』
俺『でも、友の親はやさしいな、お前が傷つかないように、友の前では、知らないふりをしているんだぞ』
俺『俺は、いつもその光景を見ては、楽しんでいる』
友『あの時、やったことって何だよ、やべ~心当たりが多すぎる』
俺『一生、そのことについて悩んどけ』
友『気になるじゃないか、教えてくれ』
俺『直接、親に聞けばいい』
友『むかついてきた、絶対にお前の家に来るからな』
俺『頑張ってくれ』
友『あぁ、頑張るとも』
家にて
俺(しかし、男一人はまずいよな)
俺(まじめに、相談するべきだったかもしれないな)
俺(でも、友のことだから、ろくな回答は期待できん)
俺(やっぱり、友達は、ちゃんとした奴を作らんといけないのか)
俺(あえて、友を家に入れて男二人にしてみるか)
俺(だめだ、状況が悪化するだけだ)
俺(しょうがない、自分のできることをするしかないようだ)
俺(まずは、男一人オーラを消すところからはじめよう)
俺(自然かつクールに、『俺は君たちに手を出さない』ってことアピールすればいい)
妹、帰宅
妹「お兄ちゃんただいま~」
妹友「おじゃまします」
し~ん
妹「あれ、誰も居ないのかな」
妹友「お兄さんが、家に居たのでは?」
妹「おかしいな~お兄ちゃんいるの~?」
妹友「返事が無い]
妹「まぁ、いいや、さぁ、あがってくださいな」
妹友「では、おじゃまします」
妹「ちょっと着替えてくるので、リビングで待っていてね」
妹友「分かった」
リビングにて
妹友(他の人の家は落ち着かない)
妹友(妹の家は、はじめてくるから余計に落ち着かない)
妹友(そして、リビングの左端に男の人が倒れていから、もっと落ち着かない)
妹友→リビング右端に座っている 男の人(俺)→リビング左端に倒れている
妹友(たぶん、この男の人は、妹のお兄さん)
妹友(節穴のお兄さん)
妹友(死んでる?)
妹友(なんでやねん)
妹友(自分にノリツッコミをしてしまった)
妹友(すごくはずかしい)
俺(赤くなった顔を手で隠している女の人いる)
俺(ナゼ彼女は、リビングの端に座っているんだ)
俺(あぁ、姉か妹の友達の人か、家族として挨拶をしなければ)
妹友(倒れていた男の人が、近づいているような気がする)
妹友(でも、なぜ匍匐前進)
妹「妹友ちゃん、おまたせ、、、って、何してるのおにいちゃん!!」
俺(おぉ、この体勢だと妹のスカートの中が、なかがあががg、見えるではないかっ)
妹友「妹、スカート中多分見えてるから隠したほうがいい」
俺(余計なことを)
妹(お兄ちゃん、見た?」
俺「不可抗力だ」
妹友「それは嘘」
俺「呼びかけられて、振り向いたら見えた、しょうがないことだと思うけど」
妹友「それでも、視線を逸らすことはできたはず、でもあなたはそれをしなかった」
俺「一瞬の出来事だ、すぐに対応はできない」
妹「まぁまぁ、妹友ちゃん、私は気にしてないから」
俺(男一人オーラは出ていない気がするが、それよりも、やばい状況になったような気がする)
俺(原因は俺にあるしここは素直に謝っておくのがいいだろう)
俺「すまない妹、俺が悪かった」
妹「いいよ、悪気があったわけじゃないんだ、私は気にしてないよ」
姉、帰宅
姉「今、帰った」
俺(おぉ、ナイスタイミング姉)
姉友「おじゃまします~、私、姉御の(ry」
姉「お前は黙ってろ」
姉友「自己紹介ぐらいさせてくださいよ~」
姉「嘘しか言わないだろ」
姉友「ひどいですよ、姉御」
姉「ちょっと着替えてくるから、弟君、そのアホを見ててくれ」
俺「あ~、分かった、見とく」
姉友「アホのところは、否定してよ、弟君よ」
俺「姉友先輩、まあ、事実なのでしょうがないかと」
妹「えっと、初めまして私、妹って言います」
姉友「君がうわさの、姉御の妹さんか、背が高いね、私と同じぐらいかな?」
妹「私のほうが少し高いかもしれません」
姉友「そうかそうか、その隣の子は?」
妹「私の友達の妹友ちゃんです」
妹友「初めまして」
姉友「これはなかなか、いい素質を持っているのでは……」
俺「こらこら、何を考えている」
姉友「まぁ、気にするな弟君」
妹「えっと、姉友さん、何か苦手なものとかありますか、今日は、カレーを作ろうかなと思いまして」
姉友「カレーいいねぇ、大好きだよ。私も手伝うよ」
妹「いえいえ、悪いですよ」
妹友「私も手伝いたいけど、邪魔になるだけだからおとなしく、節穴お兄さんと一緒に居る」
俺「フシアナ?」
妹「あっ、気にしなくていいよ、お兄ちゃん」
姉「カレーを作るのか?」
妹「そうだよ」
姉友「もちろん、姉御も手伝ってくれるんですよね」
姉「そもそも、お前のほうが大丈夫なのか?」
姉友「私をなめちゃいけません、これでも、料理は得意なのですよ」
姉「まぁ、所詮カレーだからな、誰でも作れるか」
姉友「甘いです、あまあまですよ姉御、単純な料理こそ、その人の料理の腕が分かるんですよ」
妹「お姉ちゃんが手伝ってくれるとうれしいな」
姉「しょうがない、分かった手伝うよ」
姉友「さっさぁ、姉御、この踏み台を使ってくだせぇ」
姉「なぜ?」
姉友「キッチンに届かないかと思いまして、」
妹「おっお姉ちゃん、人に包丁向けちゃいけないよ
一方、リビングでは
俺(おぉ、すごく気まずい)
俺{なにか、喋り掛けた方がいいのか?)
俺(でもな、嫌われてるっぽいしな)
妹友「質問いいですか、節穴お兄さん」
俺(フシアナの部分が、とても気になるがあえてスルー)
俺「えっと、なんでしょうか?」
妹友「今日は、私を含めて、女の方が四人います」
俺「そうですね」
妹友「この四人の内で、節穴お兄さんのタイプに近い女の人を一人あげてください」
俺「質問の意図が見えないな」
妹友「見えなくて、よいのです」
俺「じゃあ、その質問に答えたら俺の質問にも答えてくれるかな」
妹友「いいですよ」
俺「一人か、難しいね、昨日の選択より増えているから」
妹友「昨日の選択?」
姉友(姉と妹で姉を選んだときのことかな)
俺「あぁ、気にしなくていいよこっちのこと」
俺「そうだね~、『節穴お兄さんのタイプに近い女の人』だったら、妹じゃないかな」
妹友「えっと」
俺「もし『節穴お兄さんの好きなタイプに近い女の人』なら、答えは変わっていたかもしれないね」
妹友「先ほどの質問を訂正します」
俺「訂正してもいいけど、俺、質問に答えたから、俺の質問にまず答えてくれないか?」
妹友「しょうがないです、分かりました。」
俺「では、質問させていただきます。『節穴お兄さん』ってなんですか?」
妹友「あなたのことです」
俺「いえ、そのことはわかっているのですけど、なぜに『節穴』がつくのか気になりまして」
妹友「あなたの質問には、一度、答えたので、その質問には答えることができません」
俺「あっ」
妹友「質問です。先ほど、リビングで倒れていたのは、ナゼですか?」
俺(質問が、変わっている。てっきり、さっきの質問を訂正するのかと思っていたが……)
俺「男として、努力してみた結果があれです」
妹友「質問の答えになっていませんけど」
俺「えっとですね、今日、あなた方が家に泊まるにあたりまして」
俺「快適に過ごせる環境するには、どうすればいいかと、自分なりに考えて行動した結果があれです」
妹友「どう考えれば、リビングで倒れるという答えになるのか私には想像できないのですが」
俺「答えが『倒れる』というよりも、成れの果てが『倒れる』といった感じです」
妹友「あなたは、なにと戦っていたんですか?」
俺「自分でも分かりません」
妹友「それでは、『見えない敵と戦っている節穴お兄さん』の質問の番ですよ」
俺(あぁ~増えている)
俺「妹に彼氏とかいるのでしょうか?」
妹友「てっきり、『見えない敵と戦っている節穴お兄さん』についての質問かと思っていました」
俺「まぁ、なんとなく分かってきたので……」
妹友「私の知る限りではいないと思います」
俺(ほっとしている、俺がいる)
妹友「ですが、妹は、学校内でも有名ですからね、言い寄ってくる男の方が多くて、今後どうなるかは分かりません」
俺「そうですか」
妹友「やっぱり、気になるんですか?」
俺「まぁ、妹のことですから、兄として心配はしますよ」
妹友「あぁ、分かります、妹は普段が活発で明るいですが、その分無理してるんじゃないかなーって」
俺「そうなんですよ、妹は溜め込んじゃうタイプなので」
妹友「そうですね、でも、頑張り屋さんなのは彼女のいいところです」
俺「いや~、妹のことをここまで思っている人が友達だと安心できますよ」
妹友「お兄さんの妹思いには負けますよ」
俺(あれ、『見えない敵と戦っている節(ry』ではなくなっている)
キッチンにて、
姉友「おぉ、妹友ちゃんと弟君が仲良くしゃべっているではないか」
妹「さっきまで、仲悪そうだったのに」
姉「気になるな、ここからだと良く聞こえん」
姉友「姉御、ここは私にお任せを、二人の仲を引き裂いて見せますぜぇ」
妹「それは、さすがにしないでいいと思います」
姉「あまり頼みたくないが、しょうがない、話の内容だけでいいから調べてきてくれ」
妹「だめだよお姉ちゃん、人の話を盗み聞きしたら」
姉友「そんなこと言いつつ、気になってしょうがないんだろ妹ちゃん?」
妹「いえ、そんなわけでは」
姉友「ほら、ほら、お姉さんにはほんとの事いっちゃえyo」
姉「調子に乗るな」ペチッ
姉友「これは、姉御からの愛のムチなのかぁぁあああぁあ」
姉「うるさい」
妹「あまり騒いでいると、気づかれちゃうよ」
姉友「気にしてるじゃないですか、恥ずかしがり屋さんなんだから、この、この、この」
姉「妹にちょっかい出すな」ペチッ
姉友「姉御からの愛のム(ry」
姉「うるさい、さっさと行って来い」
一度寝て、頭整理する。