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絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」【前編】
絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」【後編】
893 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/20 02:03:47.84 pU.NALQo 298/351
スレも残り100ちょいなので、10レス以下で完結する超短編を3つ投下したいと思ってます。
ところで、モンハンネタって大丈夫かな、やってない人は置いてけぼりな話が混じっちゃって。
問題あるようでしたら他2つに留めておきますので。
907 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/20 22:14:51.04 pU.NALQo 299/351
それでは始めさせて頂きます
今回は幕間劇場として、下記3本立ての超短編をお送りします
・おっきいミサカとちっさいミサカのコンタクト
・とある大能力者の狩猟生活
・常盤台中学学生寮のその後
☆幕間劇場 おっきいミサカとちっさいミサカのコンタクト☆
~某日夜 第7学区 とあるマンションの一室~
一方通行 (ン? またアイツからメールか……よく飽きねェもンだ)
一方通行 「」カチカチ
打ち止め 「ねーねー、最近携帯いじってること多いねー、ってミサカはミサカは訝しんでみる」
一方通行 「別にいいだろォが」
打ち止め 「まさか浮気? ってミサカはミサカは疑ってみたり」ジトー
一方通行 「浮気ってのはなァ、相手がいる人間がやらかして初めて成立するもンだ。よってこれは浮気じゃねェ、以上Q.E.D.」
打ち止め 「だからー、あなたにはミサカが 「明日からお父さンって呼ンでもいいぞォ」
打ち止め 「むきーーーー!! なんであなたはミサカの積極的アプローチに反応しないの!
ってミサカはミサカはポカポカ殴ってみる!」ポカポカ
一方通行 「はいはい、いいから風呂入ってこい」
打ち止め 「むーーー……ミ、ミサカはミサカは諦めないんだからね!」ドタタタ バタン
一方通行 「おィ、家ン中走るなァ! 下の部屋の人に迷惑だろォが!……ったくよォ」
一方通行 (アイツといいクソガキといい、ンでこンなのに好意を持つかねェ……)
一方通行 (こンな腐れ外道によ)
――二度と自分を軽く見ンじゃねェぞ
一方通行 (……へっ、自分で言っておきながらご覧の有様か)
:
:
:
打ち止め 「出たよー、ってミサカはミサカは貴方の背中にだいぶ♪」
一方通行 「熱い、重い」
打ち止め 「あ、熱いはともかく、重いはヒドイんじゃないの!? ってミサカはミサカは憤ってみる!」
一方通行 「成長してるって喜んでるンじゃねェか、背は伸びてねェけどな。オマエも素直に喜びやがれ」
打ち止め 「伸びてるもん! ちょっとずつ伸びてるもん! ってミサカはミサカはポカポカ!」ポカポカポカポカ
一方通行 「はいはい、打ち止めちゃンはおっきくなりましたねェ」
打ち止め 「むぅー……そういえば誰とメールしてたの? ってミサカはミサカは携帯チェック」カチカチ
一方通行 「あっ、コラ! やめ 「演算解除えいっ」 qaswedrftgyhujikolp;[]'」ビターン
打ち止め 「ワースト? ってもしかして番外個体? ってミサカはミサカは演算復活」ビビビッ
一方通行 「テメェ! それヤメロって何度も言ってるだろォが! そォだよ! 番外個体だよ!」グリグリ
打ち止め 「いたいいたいいたい! やめて! グリグリやめて!」ジタバタ
一方通行 「あとなァ、人の携帯勝手に覗くのはいけねェことなンだぞ!」グリグリ
打ち止め 「ごめんなさいごめんなさい! もうしないから放してー!」
:
:
:
一方通行 「反省しましたかァ?」
打ち止め 「はい、ごめんなさい……ってミサカはミサカはとりあえず謝っておく」
一方通行 「……まァ分かったンならいいわ。今日は遅ェからもォ寝ろ」
打ち止め 「待って、ミサカにもワーストのアドレス教えて! ってミサカはミサカは頼み込んでみる」
一方通行 「あァ? なンでだァ?」
打ち止め 「ミサカもワーストとメールしたい! ってミサカはミサカはあなたの腕にしがみついてみる」
一方通行 「オマエなァ、こういうのは本人の許可なしにバラしちゃいけねェンだよ」
打ち止め 「おーねーがーいーだーかーらー」グイグイ
一方通行 「だァァ! ぶら下がるな! アイツに聞いてやるからちょっと待ってろ!」カチカチ
~同時刻 きぬはた荘 番外個体個室~
番外個体 「……あ、電話。え? 一方通行から!?」
番外個体 「ど、どうしたんだろ。電話してくるなんて初めてだよ……?」
番外個体 「ま、まさか告白!?……なワケないよね」
番外個体 「あの人は私をそういう対象に見てくれないだろうし……」
番外個体 「深呼吸して……よし」
一方通行 (……さっさと出やがれ、何してンだ)
カチャ
番外個体 『や、やっほう。ど、どうしたのかな』
一方通行 (? ンで声が上擦ってやがる……なンかマズったか?)
一方通行 「今大丈夫か? ダメなら掛けなおしてやってもいいが」
番外個体 『大丈夫! 全然大丈夫だよ!』
一方通行 「あのよォ、クソガキがオマエとメールしたいっつうンだけど、アドレスだけ教えても大丈夫か?」
番外個体 『クソガキって最終信号だよね? うん、大丈夫だよ』
一方通行 「あ、そォ。なら教えるわ」
番外個体 『……ね、最終信号って携帯持ってるの?』
一方通行 「あ? あァ、緊急連絡用にGPS発信器付きの持たせてある」
番外個体 『…………過保護?(ボソッ)』
一方通行 「あァ!? 今なンか聞こえましたけどォ!?」
番外個体 『なんでもないでーす。じゃーねー』ピッ
一方通行 「……チッ、なンなンだ」
打ち止め 「ねーねー、ワーストなんだってー? ってミサカはミサカはわくてか」
一方通行 「教えてもいいってよ、ほら携帯だせ」
打ち止め 「……あれ? アドレスだけ? 番号はー? ってミサカはミサカは催促してみる」
一方通行 「長電話のもとになるからダメだ」
打ち止め 「長電話なんてしないもん! ってミサカはミサカはー!」ポカポカゲシゲシ
:
:
:
番外個体 「ふふっ……あの二人、仲良くやってるみたいで安心だね」
番外個体 「あれ、早速メールだ」
差出人:misaka20001@mnw.ne.jp
件名:ミサカでーす♪
日付:20yy/m/d 22:36
───────────────
ワーストお久しぶりー♪(*´3`)
あの人友達いないから、ワースト
も仲良くしてあげてね(≧∀≦)
番外個体 (はー、今時の若い人ってのはこういう顔文字を使うんだ……)
番外個体 (それはともかく……仲良く、ね)
番外個体 (上位個体命令に逆らうワケいかないよね)クスクス
915 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/20 22:24:24.10 pU.NALQo 307/351
おっきいミサカとちっさいミサカのコンタクト ここまで
続きますよ
☆幕間劇場 とある大能力者の狩猟生活☆
絹旗 「超ヒマそうなミサワさんに用があります」
番外個体 「なんか引っ掛かる言い方だけど……なにかな?」
絹旗 「」つ【PSP】
番外個体 「ああ、そういうこと。いいよ、付き合ってあげる」
絹旗 「今日こそは、今日こそはティガ2頭クエを超クリアするんです」 カチ
番外個体 (無闇に正面突破する癖を改善すれば、そんな苦戦しないと思うけどね) カチ
【PSP】<チャーチャー
絹旗 「集会所01でよろしいですね」
番外個体 「ちょっと待ってて、肉焼いてくるから」
:
:
:
番外個体 「準備おk」
絹旗 「よし、では始めますよ」
~30分後~
絹旗 「轢き殺されました……ムカつく、超ムカつく……」
番外個体 「だから顔の真正面に立つなって言ってるじゃーん」
絹旗 「だって頭が超弱点じゃないですか」
番外個体 「弱点だからこそ、いつでもどこでも狙えるモンじゃないっての」
絹旗 「むむむ……」
番外個体 「あと、ずっと気になってたんだけど……なんで防具マフモフ(超初期装備)なの」
絹旗 「武器と回復アイテムに全財産をつぎ込んでますから」
番外個体 「……なんでそんなやり込みプレイみたいなことしてんの」
絹旗 「攻撃こそが最大の防御なんです! 最強の矛なんです!」
~再チャレンジ~
絹旗 「わっ、怒った、超怒ってます!」
番外個体 「一旦退いて、怒ったときの攻撃力はヤバイ」
絹旗 「むう、止むを得ませんね……」
番外個体 「やっ、ちょっと、なんでこっちに逃げてくるの! 巻き込まれるよ!」
絹旗 「私が逃げた先に偶然ミサワさんがいたんです!」
番外個体 「あ」
絹旗 「……吹っ飛んできた雪玉に二人まとめて吹き飛ばされましたね」
番外個体 「絹旗さんのせいだ」
絹旗 「超連帯責任です!」
海原 「おや、盛り上がってますね」
絹旗 「あ、海原さんいいところに。手伝ってください」
海原 「お力になれるでしょうか……結標さんにも加わっていただきましょうか」
番外個体 「あ、そうだ、淡希もいたんだ。あいつ何してんの?」
海原 「2階のべランダでユリコさんの写真撮ってましたよ」
絹旗個体 「「なんだと」」
番外個体 「それは是非ぼっしゅ……分けてもらわないとね」
結標 「なんか呼ばれた気がしたんだけど」
絹旗 「うひゃあっ!?」
結標 「何よ、驚き過ぎじゃない?」
絹旗 「結標さんのテレポ、白井さんと違って無音だから気付かないんです」ドキドキ
~4人で再開~
結標 「さっさと捕獲したほうが楽ね」
絹旗 「殴り殺してこそ華があると思うんですが」
番外個体 「物騒なこと言わないでよ」
海原 「閃光玉は材料込みで満載してきました。これならどうにかなるでしょう」
番外個体 「閃光弾とかないのかなー、あったら使いたいなー」
:
:
:
海原 「おや、結標さんの方に向かいましたよ」
結標 「危ないっ……弓はやたらとヘイト稼ぐのが問題ね、防御は濡れ紙なのに」
番外個体 「あ、麻痺った。淡希の麻痺攻撃きいたね」
結標 「ほら、絹旗さん出番よ」
絹旗 「超やってやります!」
~20分後~
結標 「罠張ったから、こっちに誘い込んで。真琴はアレの準備しといてね」
番外個体 「∑」
絹旗 「もう捕獲したも同然ですね」
海原 「いや、妙に手こずってしまいましたね」
番外個体 「……あのさ、すごい言いづらいんだけど」
結標 「どうしたのよ」
番外個体 「麻酔弾を忘れてきたことに今気付いた」
結標 「」
海原 「」
絹旗 「」
番外個体 「ごめんなさいごめんなさい! そんな目で見ないで!」
絹旗 「結局最後はタコ殴りでしたね」
結標 「捕獲したほうがレア素材出やすいのにね」
番外個体 「ゴメンナサイゴメンナサイ」
海原 「いやしかし、ここでは僕のリクエストを受け付けてもらえてありがたい限りです」
番外個体 「ここでは?」
海原 「いつものメンバーでは、僕は完全に引き立て役ですからね」
結標 (いっつも土御門と一方通行に押し切られてるのよね)
海原 「まあ、そっちの人たちはLEVEL5級のプレイヤースキルを持っていて、
僕が引っ張ってもらってるようなものなので文句は言えませんけどね」
絹旗 「超感謝することですね」フンス
海原 「ええ、感謝してますとも」
923 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/20 22:32:55.68 pU.NALQo 315/351
とある大能力者の狩猟生活 ここまで
もうちっと続きますよ
☆幕間劇場 常盤台中学学生寮のその後☆
寮監 『……ということだ。婚后にも伝えてあげてくれないか?』
白井 「はい、かしこまりましたの」
寮監 『では失礼する。何か困ることがあれば私に連絡してくれ』
白井 「はい、わかりました。わざわざありがとうございました。……はい、失礼致します」ピッ
滝壺 「お母さんから?」
白井 「いいえ、寮監ですの」
絹旗 「りょうかん? 三国志の武将ですか」
白井 「それぐらいの実力はお持ちの方ですわね。わたくし達を監督する立場の方ですの」
絹旗 「日常生活まで監督されるんですか。超息が詰まりそうですね」
白井 「まあ、そういう校風ですし、慣れればどうということもありませんの」
白井 (おや? そういえば絹旗さんも常盤台の生徒では……)
婚后 「それで、寮監はなんと仰られていたので?」
白井 「それが……寮が改修されるのが大分延びてしまったらしくて」
婚后 「あら、いったい何がありましたの?」
白井 「なんでも――」
~~~~~
常盤台理事長 「だいぶ古かったし、いい機会だから全部建て直そうず!」
~~~~~
白井 「と、いうことらしいですの」
婚后 「あら、まあ……確かに老朽化は進んでましたが、急なお話ですわね」
絹旗 (安価で決めたとかじゃないですかね)
白井 「そういうことになりましたので、もうしばらくはここでお世話になりますの」
婚后 「もうしばらく、よろしくお願い致します」
滝壺 「全然大丈夫だよ、好きなだけ居ていいから」
絹旗 「そうですとも。なんだかんだで超上手くやってるじゃないですか」
婚后 (……もうしばらく……ですか)
<ただいまー x2
滝壺 「あ、帰ってきた」
絹旗 「あれ、今日の夕食は誰でしたっけ」
滝壺 「きぬはただよ」
絹旗 「マジですか、すっかり忘れてました」
番外個体 「ほら、頼まれたもの買ってきたよー」
結標 「こっちに持っていってどうするの、冷蔵庫に入れないとダメでしょ」ガシッ
番外個体 「わっ、ちょっと引っ張らないでよ、ちょ」ズルズル
絹旗 「さてさて、早速準備にとりかかりますかね」トテトテ
ユリコ 「( ( ( ( ・ω・)」ポテポテ
<引っ張るなー、伸びるから
<今更そんなこと気にする仲でもないじゃない
<ユリコ、つまみ食いは超ダメですよ
<フミィ
滝壺 「仲良しだね」
白井 「結標さん……羨ましすぎですの」
婚后 「……」
~同日夜 白井個室~
白井 「さて、明日の準備もこれで終わり、と」
婚后 「白井さん、つかぬことを伺いますが」
白井 「? どうしましたの?」
婚后 「白井さんは、寮が完成したら戻るおつもりですか?」
白井 「……どうでしょうか、分かりませんの」
婚后 「そうですか……そうですわね」
白井 「なぜそのようなことを?」
婚后 「わたくし、正直ここでの生活が気に入ってしまいまして……」
白井 「……」
婚后 「いざ離れなければならないときが来たとき、決断できる自信がございませんの」
白井 「確かに、ここの皆さんとは仲良くして頂いておりますし……」
白井 (お姉様成分も補給できますし)
婚后 「すっかり馴染んでしまいましたわね」
白井 「まあ、その時はその時ですの」
婚后 「と申されますと?」
白井 「戻れと言われれば戻りますし、言われなければそのまま……ですの」
白井 「そしてそれは、今の段階からあれこれ言って決まるものじゃありませし」
白井 「でしたら、その時が来るまでは今の生活を満喫しておいた方がお得というものですの」
婚后 「そういうものですか……」
白井 「それに、どのような結果であれ、ここの皆さんなら受け入れてくれますの」
婚后 「そうですわね……少々考えすぎてしまったようですわ」
白井 「いつもの婚后さんなら"わたくしと住めることに感謝して頂きたいですわ!"」
白井 「ぐらいは言ってますの」
婚后 「そ、そこまで不貞不貞しくはありませんわ!」
白井 「まあまあ、そろそろ明日に備えて休みますの」
婚后 「あ、あら……もうこんな時間でしたか」
白井 「こんな時間でも寮監の雷が落ちないのは気楽ですわね」
婚后 「遅くまで付き合わせてしまいまして……わたくしも部屋に戻りますわ」
白井 「話したいことがあれば、いつでも来てくださって結構ですの」
婚后 「ありがとうございます。ではお休みなさいませ」キィ パタン
白井 「お休みなさいませ……ってもういないですの」
~一方その頃~
一方通行 「おィ、いったいどォいうことだァ!」
電話男 『一方通行、自分がしでかしたことをお忘れですか?』
一方通行 「あァ、確かに俺は常盤台の寮の"一部"を吹っ飛ばしたよ」
電話男 『お分かりのようで安心しました』
一方通行 「ンで、老朽化してたし丁度いいから全部建て直すってンだろォ」
電話男 『はい、ご認識の通りです』
一方通行 「なンで建替え費用が全部俺の借金に乗っかってきてンだよォ! おかしいだろォが!」
電話男 『一方通行、自分がしでかしたことをお忘れですか?』
一方通行 「だからなァ! 俺が吹っ飛ばした部分の修理費用と、生徒への保証金までならまだ分かる」
電話男 『今回の金額にはそれも含まれていますよ』
一方通行 「含まれているじゃねェ! 丸ごと建替えはテメェらの意思だろォが! ンで全額俺もちなンだァ!」
電話男 『敢えて言うなら、折角だから?』
一方通行 「」プルプル
電話男 『わかって下さい、一方通行。学園都市もお金を湯水のように使える訳ではないのです』
一方通行 「俺の知ったことかァ!」
電話男 『それにね、貴方の借金残高を考慮すると、常盤台の寮ごとき修正誤差程度ですよ』
一方通行 「……嫌なこと思い出させないでくれ」
電話男 『まあ、でも今のペースで減らし続ければ再来年には完済できそうですね』
一方通行 「あーあー、そォですねェー」
電話男 『借金完済したら、ちゃんとちび超電磁砲さんを迎えに行ってあげてくださいね』
一方通行 「ンでそォなるんだァ! 用件は済ンだなァ!? 切ンぞ!!」ピッ
一方通行 「……どォしてこうなった?」
933 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/20 22:45:33.00 pU.NALQo 325/351
今回はここまでです
いつもと少し違う形の投下としましたが、お楽しみ頂ければ幸いです
次回投下は次スレになるかと思います
次スレの準備が出来ましたら当スレにてご案内させて頂きます
お付き合い頂き、ありがとうございました
それでは、これにて
947 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/22 23:12:43.55 Ph29JRUo 326/351
>>1です
予定外に時間が出来たので、残り50レス近くをほっとくのもアレなので、
埋めネタ書いてきます。発言が二転三転してしまって、本当に申し訳ないです。
1時間ほどくだされ。
949 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/23 00:20:01.23 1iSzHW.o 327/351
それでは始めさせて頂きます
埋めネタ代わり、きぬはた荘のとある初夏の一日です
~某日深夜 絹旗個室~
絹旗 「…………」
絹旗 「く…………ぅん」
絹旗 「…………」ゴロン
ユリコ 「」スピー
絹旗 「…………ぁぅ」
絹旗 「…………」ゴロゴロ
ユリコ 「」スピー
ガバッ
絹旗 「だー! 超あちぃーー!」
ユリコ 「Σ( ゚ω゚)」ビクゥ
絹旗 「なんですか! なんなんですか! この蒸し暑さは!」
絹旗 「超寝れるわけないじゃないですかぁ! こんな状況で!」
絹旗 「大体、この家風通し悪すぎなんですよ……」
絹旗 「最近リビングに全員揃ってる時間が多いのは、唯一エアコンがあるからですね」
絹旗 「……そうか、その手がありました」
絹旗 「そうと決まれば、リビングに……」
絹旗 「……おっと」
絹旗 「こんな超あられもない姿で出歩くわけにいきませんね。ええと、下着に服……」ゴソゴソ
ユリコ 「 ( ( ( ・ω・)」ポテポテ
~きぬはた荘1階 リビング~
滝壺 「」スピー
結標 「」スピー
番外個体 「」スピー
絹旗 「……」
ユリコ 「(・ω・三・ω・)」
絹旗 「ソファー1にミサワさん、ソファー2に結標さん」
絹旗 「テーブルの下に滝壺さん」
絹旗 「結局、考えることはみんな同じって訳ですか」
絹旗 「あと空いてる場所は……」
ユリコ 「( -ω-)」コテン
絹旗 「テーブルの上……は、行儀悪いですよね」
ユリコ 「」スピー
絹旗 「ユリコ?……お、フローリングですか。そこは冷たくてよさそうですね」
絹旗 「寝るにはちょっと超硬いですが……」
絹旗 「まあ、いいでしょう。枕をスタンバイして……」ボスンッ
絹旗 「おお、これは、冷たくて超いいかん、じ……」スピー
:
:
:
ユサユサ
ユサユサ
絹旗 「むぅ……?」
番外個体 「絹旗さん……? どうしたの、そんなところで」
絹旗 「……?」ポケー
番外個体 「フローリングに直に寝たら、身体痛めちゃうよ」
絹旗 「……むー」コテン
番外個体 「わっ、ちょっと……」
絹旗 「」スピー
番外個体 「膝枕にされた……どうしろっていうの」
絹旗 「」スピー
番外個体 「……また起こすのも可哀想だよね」
ユリコ 「( -ω・)」
番外個体 「……あ、ゴメンね。今動けないんだ」
番外個体 (それにしても、なかなかユリコとお近付きになれないな)
ユリコ 「( ・ω・)ノシ」ベチベチ
番外個体 「!……ウソ、触ってくれた……ねこぱんちだけど……」
番外個体 「あれ……ねこぱんちってことは嫌われてる?」
ユリコ 「(・ω・)」クンカクンカ
番外個体 「……?」
ユリコ 「」ゴロン
番外個体 「!!」
ユリコ 「」スピー
番外個体(今なら死んでもいい今なら死んでもいい今なら死んでもいい今なら死んでもいい)
~翌朝~
白井 「……なんですの、この有様は」
結標 「」スピー
滝壺 「」スピー
絹旗 「」スピー
番外個体 「」スピー
ユリコ 「」スピー
白井 「絹旗さんにユリコさん……大きいお姉様の膝枕とは、なんとうらやまけしからんですの……」
婚后 「おはようございます。……あらあら、これはどうしましたの」
白井 「昨夜は暑かったですから……きっと、エアコンがあるこの部屋に来てしまったのかと」
婚后 「あの程度の暑さで情けないですわね」
白井 「そういうセリフは、額と首筋の冷えピタを剥がしてから言ってくださいな」
婚后 「はっ(剥がし忘れてましたわ……///)」
白井 「ほら、みなさんも起きてくださいまし」ユサユサ
結標 「んー……? あら、もう朝なの……?」
絹旗 「む……なぜ、私はミサワさんの太ももで寝てるんですか」
番外個体 「覚えてないの?」
絹旗 「覚えてないです。ていうか、筋肉質なんですね、超硬かったです」
番外個体 「」
<ゴンッ☆
滝壺 「……いたい」サスサス
白井 「そんなところで寝るからですの」
海原 「おはようございます……おや、今日は僕が最後ですか」
婚后 「さあさ、揃ったところで朝食にいたしますわよ」ベリベリ
結標 「その前に、ちょっと着替えてくるわ」
番外個体 「淡希~」グイッ
結標 「ちょっとシャツ引っ張らないで、伸びるでしょ」
番外個体 「足が痺れて立てないから運んで」
絹旗 「」ツンツン
番外個体 「ひっ!?」ジンジン
絹旗 「超おもしろいです☆」
番外個体 「誰のせいだと思ってるの!」
ユリコ 「ノシ・ω・)ノシ」ベチベチベチベチ
番外個体 「やっ、ちょっとユリコだめっ! ダメだってばぁ!」ジンジン
結標 (なんか可愛いからほっときましょ)
~朝食後~
絹旗 「……熱いです、重いです」
ユリコ 「( -ω-)=3」
滝壺 「すっかり定位置なんだね、きぬはたの頭の上」
結標 「よほど居心地がいいのね」
白井 「ところで、なぜ皆さんリビングでお休みに?」
滝壺 「暑かったから」
番外個体 「暑かったから」
結標 「暑かったから」
絹旗 「超暑かったからです」
海原 「まあ、確かに。この家は風通しがよくないですからね」
結標 「私が来たとき、もうこの子は居たわよ」
番外個体 「しょうがないでしょ、暑かったんだから」
婚后 「もしや、日本の夏は初めての経験ですか? 慣れないと大変でしょう」
番外個体 (いや、夏そのものが初体験なんだけどね)
滝壺 「私がいったらソファー占領されてた」
白井 「だからテーブルの下で……?」
滝壺 「うん」
結標 (滝壺さんってしっかりしてるのに、たまに理解できないわ)
絹旗 「お陰で私にはフローリングしか残ってませんでした。超ミサワさんのせいです」
番外個体 「なんで私なのさ」
絹旗 「加えて、あんな硬いところで寝たせいで関節が痛いです。超ミサワさんのせいです」
番外個体 「え、だから夜中に一回起こしてあげたじゃん!」
絹旗 「まったく記憶にないんですが……」
番外個体 「ユリコは? 夜中にあったこと見てたよね?」
ユリコ 「(・ω・)オアーン」
番外個体 「ほら、覚えてるって!」
絹旗 「む、むう……私が超寝ぼけてたということですか」
結標 (こいつらおバカ可愛い)
白井 (近頃大きいお姉様と絹旗さんの息が合ってきてますわね……負けられませんの)
:
:
:
白井 「では、わたくし達は学校に行きますので」
婚后 「行って参りますわね」
ユリコ 「( ・ω・)ノシ」
絹旗 「超いってらっしゃい」
滝壺 「いってらっしゃい」
海原 「お気をつけて」
番外個体 「暑さに気をつけてね」
結標 「車にも気をつけてね」
絹旗 「超子供扱いですね」
結標 「子供じゃないけど、私達から見れば」
番外個体 「妹みたいな感じだし」
絹旗 「? お二人っておいくつでしたっけ?」
結標個体 「「17」」
絹旗 「えっ、割と近いんですね。私の倍ぐらいはあるもんだと」
結標 「絹旗さん♪」ニコニコ
番外個体 「何か言ったかな♪」ギロリ
結標 「(ゾクッ) ち、超なんでもないです」
滝壺 「ちなみに私もセブンティーン」
結標 「私たちが一番年上っぽいのは分かったけど……」
番外個体 「一番年下は……(チラッ) まあ、絹旗さんか」
絹旗 「超断定するより前に聞いてくれてもいいじゃないですかぁ!」ウガー
滝壺 「そういえば、きぬはたっていくつだっけ」
絹旗 「14です」
滝壺 「じゃあ、しらいと同じなのかな?」
絹旗 「白井さんに聞いたことはありませんが、たぶんそうかと」
海原 「僕は婚后さんの一つ上なので、ちょうど中間ですね」
番外個体 「それ意外。海原さんってしっかりしてるから年上だと思ってた」
結標 (しっかり? こいつが? ただの変態紳士よ)プギャー
絹旗 「結標さんはなんで笑いを堪えてるんですか?」
結標 「いえ、なんでもないわ」キリッ
番外個体 「そういえば、ユリコは何歳なの?」
絹旗 「この大きさは、たぶん1歳ぐらいじゃないですかね」
結標 「猫の1歳って……人間でいうとどれぐらい?」
滝壺 「だいたい20歳ぐらい」
絹旗 「」
海原 「おぉ、そんなに違うんですか」
絹旗 「ユリコが一番年上でしたか」ヒョイッ
ユリコ 「(・ω・三・ω・)?」
:
:
:
結標 「そろそろお昼ね、どうしましょ」
絹旗 「ピザとかでいいんじゃないんですか」
結標 「イヤよ、太るから」
番外個体 「ピザでいい人、手挙げてー」 ノ
絹旗 「」 ノ
ユリコ 「」 ノ
滝壺 「」 ノ
海原 「」 ノ
番外個体 「賛成5、反対1。はい決まり」
結標 「こ、これは数の暴力よ! 卑怯者!」
~30分後~
結標 「」バリバリ
海原 「結局サイドメニューのサラダを食べるんですね」モシャモシャ
結標 「うるさい、食べても太らない体質の人に私の努力は伝わらないのよ」
滝壺 「」ミュニーーーー ←チーズを噛み切れない滝壷さん
ユリコ 「つ・ω・)つ ミャーミャーミャーミャーミャーミャー」
絹旗 「こら、ダメですよ。これはユリコには超しょっぱすぎです」
番外個体 「……コーヒーほしい」カタッ
結標 「私アイスカフェオレね」
絹旗 「私はミルク砂糖マシマシでお願いします」
番外個体 「……私が立つの待ってたね?」
結標絹旗 「「現役カフェ店員のお茶が飲めるなんて(超)幸せ♪」」
~同日夕方~
絹旗 「ユリコ、そろそろ首が超疲れたので降りてもらえませんか?」
ユリコ 「 ( -ω-)=3」
絹旗 「だ、ダメですか」
<ギィィィィ バタン
白井 「ただいまですのー」
婚后 「ただいま戻りました」
番外個体 「あ、おかえり」カチカチ
白井 「大きいお姉様、またPSPですの? 目によろしくなくてよ」
番外個体 「暇潰しにはちょうどいいんだよねー、今日バイトしてる店休みだし」
婚后 「そういえば、ミサワさんがバイトしてらっしゃるお店というのは?」
番外個体 「客のいないカフェだよ。マスターは第2の人生とか言ってたけど」
白井 「是非行ってみたいですの」
番外個体 「売上に貢献してくれるならねー」
婚后 「お茶のお味はいかがなのですか?」
海原 「美味しいですよ。僕が保証します」
白井 「あら、ますます行きたくなりますの」
番外個体 「……? 海原さん、来たことあったっけ?」
海原 「ははは」ニコニコ
番外個体 「?」
白井 「……あら? 結標さんと滝壷さんはいらっしゃいませんの?」
海原 「結標さんは夕食の準備、滝壷さんはそのお手伝いをしてますよ」
ユリコ 「∩(・ω・)∩」ピョーン
絹旗 「ありゃ? ユリコ?」
婚后 「きゃっ、ユリコったら……甘えん坊さんですわね」 \スリスリグリグリ/
絹旗 「……」
番外個体 「絹旗さんには無いものに甘えてみたかったんだね」
絹旗 「自覚してます! 超自覚してますとも!」ガシッ グイーッ
番外個体 「ひああああ!? 折れる! 折れるからぁ!」ミシミシ
海原 「おお、見事な腕ひしぎ十字固めですね」●REC
白井 「大きいお姉様! 加勢いたしますの!」ヒュンッ
絹旗 「えっ? うわっ!」ヒュー ドスン
番外個体 「う、痛かったぁ……」
絹旗 「よ、よくも空中に転移などという荒業を……!」
白井 「ここからはこのわたくしがお相手仕りますの!」
絹旗 「こうなったら手加減しませんからね!」
白井 「望むところですの!」
ワーワー
ギャース
婚后 「こ、これはどうすれば……」オロオロ
海原 「まさかキャットファイトが始まってしまうとは」●REC
絹旗 「くっ、やるじゃないですか!」
白井 「伊達に風紀委員やっておりませんの!」
フッ
海原 「」サッ
結標 「さっきからうるさーい! 家の中で何騒いでるの!」ズビシッ ズビシッ
絹旗 「いてっ」
白井 「ふぎゃっ」
婚后 「ミサワさん、腕は大丈夫ですか?」
番外個体 「……痛いよぅ」ジンジン
ユリコ 「( ・ω・)つ」ナデナデ
――ギャフンEND
975 : ◆r462iqU2Ag[sag... - 2010/09/23 00:55:14.36 1iSzHW.o 351/351
今回はここまでです
思いつくまま書き散らしたら収拾がつかなくなる好例ですね、申し訳ない
残りレス数とネタのストック数を鑑みると、今度こそこのスレでは最後の投下になるかと思います
振り回してしまって申し訳ないです
お付き合い、頂きありがとうございました
それでは、これにて
続きます
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