カラカラ・・・
QB「やあ、いらっしゃい」
マミ「こんばんは、キュウべぇ。 調子はどうかしら」
QB「ぼちぼちってところかな。いつも通りだよ。」
マミ「それはよかったわ。 生ビールをいただける?」
QB「了解。君の注文はエントロピーを凌駕したよ」
元スレ
QB「居酒屋キュウべえ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329130569/
QB「はい、ビールとお通しだよ」
マミ「まあ、きんぴらなのね」
マミ「~~~~ぷはっ。 やっぱり仕事の後のビールは最高ね」
QB「忙しいのかい?」
マミ「まあそれなりにね。こんな時間に帰れたのなんてひさしぶりだわ。でもやりがいはあるのよ」
QB「体を壊さないように気をつけなよ」
マミ「あら、心配してくれるの?」
QB「常連が減ると困るだけさ」
マミ「ひどいじゃない。うふふ」
QB「でもまさかマミが小学校の先生になるとはね」
マミ「どういう意味かしら」
QB「子どものころから見てきたからね。 あんなにドジっこだったマミが子ども達を教える立場なんて」
マミ「む、昔は関係ないでしょう! 今はしっかりしているわよ!」
QB「そういうことにしておくよ」
マミ「もう・・・ あ、注文いいかしら。生をもう一つと
たこの唐揚げと鯖のみそ煮、アジの造りとあとおでんを適当に」
QB「そんなにたのんで大丈夫かい?」
マミ「無駄な栄養は全部胸に行くから大丈夫よ」
QB「全国の女性が発狂しそうな台詞だね・・・」
QB「昔からマミの胸部は平均的な大きさを遙かに超えていたよね」
マミ「大変なこともあるのよ・・・」
「夏はすごく蒸れるし、服も合う物が少ない」
「それに周りの男の人によく見られるし、何より高学年の子ども達が明らかにぼっk」
QB「ストップ! それ以上はいけないよ!」
マミ「あら、子どものプライバシーを侵害するところだったわ」
QB「話が生々しすぎるよ。はい、たことアジとその他もろもろ」
マミ「まあ、おいしそうね。」 ムシャムシャグビグビ
QB「いい食べっぷりだね」
マミ「かりかりの衣にぷりぷりのたこ、しっとりとした鯖にみその濃厚な味・・・・・
さらにはおつゆのしみこんだ大根・・・最高だわ!!」
マミ「本当にあなたの料理はおいしいわね」
QB「そういってもらえるとうれしいよ」
マミ「ああ!! 口の中でアジがダンスをおどっているわ!!」
QB「マミは昔からちゅうに・・・・ 詩人だね」
マミ「こんなおいしい物を食べられるのもあなたのおかげね。」
QB「そんなことないよ、おおげさだねマミは」
マミ「わたしは本気でそう思っているわよ? いろいろあったけど、
私がこうやって生きているのもあなたのおかげだし、ね」
QB「・・・・・・・・・・そんなことないよ」
マミ「ごちそうさま。それじゃあまた来るわね」
QB「もう帰るのかい?」
マミ「今日は最初からはしごするつもりなのよ。2、3軒いってから締めのラーメンね」
QB「・・・・・・本当に体を壊さないか心配だね。 ・・・2700円だよ」
マミ「それじゃあね!」チャリン
・・・カラカラ
QB「いつかマミの胸部は破裂するんじゃないかな・・・」
QB「いらっしゃ・・ 久しぶりだね美樹さやか」
さやか「キュゥべえひさしぶり。ホントにあんたが居酒屋なんてやってるんだね」
QB「まあね、それで何にする?」
さやか「カシスオレンジでももらおうかな。あとポテトフライ」
QB「ほんと2年ぶりぐらいじゃないかな。今は看護婦をしているんだっけ?」
さやか「まだ新人だけどね」グビグビ
QB「やはり上条恭介の入院の影響からかい?」
さやか「あのときに看護婦さんをみて綺麗だなーとかは思ったけど・・・」
QB「上条恭介のことは今も好きなのかい?」
さやか「そんなわけないじゃん。もう8年も前の話だよ」
「今は同じ病院のイケメンの先生をねらってるんだよね!」ルンルン
QB「玉の輿狙いだね」
さやか「そうそう・・・って嫌な言い方しないでよ」
さやか「QBこそなんで居酒屋なんかやってんの? しかもこんな立ち飲みで・・・」
QB「うーん・・・ 少し昔話になるけどいいかい?」
さやか「・・・?」
QB「昔の僕は感情という物を理解していなかった。だから自分の役割のため、
多くの魔法少女達と契約し、その絶望をエネルギーとして集めていた」
QB「しかし君たちと接していく中で、僕の中にも少しづつ感情という物が生まれてきた」
QB「同時に魔法少女達の絶望というものを理解しはじめると、それを感じることがつらくなってしまったのさ」
QB「今なら彼女達や君があれだけ怒りを表していたことも・・・・・・ 理解できるよ」
さやか「そしてワルプルギスの夜を倒した後、あんたのもってたエネルギーをすべてつかって、
私たちの魂を体にもどしてくれたんだったわね」
さやか「あれがなかったら今でもあんたをうらんでたよ」
QB「申し訳ないと思っているよ」
QB「まあそんなことをしでかした僕はこの星でいうリストラをされてしまい、
ただの猫に類似した生命体に成り下がってしまった」
さやか「・・・・・・」
QB「存在を消されていないだけましだったけれどね」
さやか「で、それからなんで居酒屋?」
QB「しばらくはマミの家で愛玩動物と同然の生活をしていたのだけれど」
QB「もっと感情という物を理解してみたいという欲求がわいてきてね」
さやか「だからなんで居酒屋なんだよ!」
QB「人類はアルコールを接種すると感情を表に表しやすくなるだろう?
それにカウンターだけの立ち飲み屋なら、客の感情に振れやすいと考えたのさ」
さやか「納得できるようなできないような・・・」
QB「まあでも、今ではこの店が「楽しい」という感情を持てるようになってきたよ」
さやか「・・・・よかったじゃん!」
QB「常連も多くきてくれるようになったしね。あの奥で飲んでいる人もそうだよ」
??「・・・・・・・・」 チビチビ
さやか「すごいシブイおじさんだ・・・。 (トコトコ) こんばんは、この店にはよく来るんですか」
??「俺の背後に立つんじゃない」
さやか「え!?」
QB「だめだよさやか。常連の 東郷さんは自分の背後に人が立つのを嫌うんだ
だから一番奥の席なんだよ」
さやか「す、すいませんでした・・・・・・」
東郷さん「かまわない・・・・ あんたはマスターの知り合いなのか?」
さやか「はい! 美樹さやかっていいます!よろしく!」
東郷「ゴ・・・・・・・ 東郷だ。」
さやか(シブイけどすっごい格好いい!!)
トウゴウサンハナンノオシゴトシテルンデスカー
スナイP・・・・・・・サラリーマンダ・・・・・・
QB「さやかは顔の整った男性なら誰でもいいのかな・・・・・」ボソ
さやか「っともうこんな時間だ! QB、またくるね!」
「東郷さんもまたお会いしましょう」
カラカラ・・・ サヨーナラー
QB「まったく、さわがしいことだね」
東郷さん「・・・・・・・・・マスター」
東郷さん「若い女というのは・・・ いいものだな・・・・・」
QB「・・・・・・」(東郷さんこんな性格だったかな・・・・・)
マドカァァァーーーーー
タスケテー
QB「ん、聞き覚えのある声だね」
ガラガラ
まどか「た、たすけてキュウべぇ!!」
QB「どうしたのさ、まどか。そんなにあわてて・・・・・・」
まどか「ほむらちゃんに追われてるの!!!」
QB「・・・・・・・・・・・・またかい」ハァ
QB「とりあえずカウンターの中に隠れなよ」
まどか「あ、ありがと」ゴソゴソ
QB「暁美ほむらにも困ったものだね」
まどか「昔はとても優しかったのに・・・・・」
QB「いつからあんな状態になったんだい?」
まどか「3ヶ月ほど前かなぁ・・・ 私の部屋にきていきなり
『もうがまんできないわまどか!!私とほむほむするのよ!!』
とかいって襲われ・・・・・・」
ガラガラッ!
ほむら「まどか!! まどかはいる!?」
まどか(!!!!!!)ビクッ
QB「・・・・・・どうしたんだいほむら?そんな血相をかえて」
ほむら「私のまどかがここに来なかったか と,聞いているのよインキュベーター!!」
QB「その前にまずここは居酒屋なんだから、何か注文してくれないかな」
ほむら「・・・・・・芋焼酎をロックで! できれば森伊蔵」
QB「そんな高い酒は置いていないよ・・・ 黒霧島でがまんしてほしいね」
QB「なんで君はまどかをおいかけてばかりいるのさ」
ほむら「そんなのきまっているじゃない!! 愛しのまどかをほむほむするためよ!」
QB「?」
ほむら「ああ・・・・・・まどか・・・ 大好きなまどか・・・・・」
ほむら「まどかを捕まえたら、まずはまどかの着ている服をすべて脱がしてあげるの。まって、靴下だけは残した方がいいわね。
ああ、まどかの美しい陶器のような肌・・・想像しただけでいってしまいそう・・・ そのあと体中をぺろぺろ
なめてあげるの。もちろん耳の穴もおしりもあそこもよ!? まどか☆ヴァギナ なんちゃって。
ああ、まどかの耳クソ、ラブジュース、そしてまどかのうんち・・・ とってもおいしいにきまっているわ!
その後はまどかの大事な所を双頭ディルドで犯してあげるの。・・・なんでわたしにはおちん○んが
生えていないのよ!!!? クソクソクソッ!!!! まって、わたしの知る限り、まどかはまだ
処女のはず・・・・・・ いいわ、まどかが処女だっていうんなら、まずはその処女膜をぶちこわす!!!
まどかのま○こは、私専用よ!! そしてそして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
QB「oh・・・・・・」
ほむら「まどかのま○こ、どんなにおいがするのかしら、いつも嗅いでいるまどパンの香りと同じ!?
そんなはず無いじゃない!! 本生のまどマンよ!? きっとバラのようなかぐわしい香り
がするに決まっているわ! 少しクサい臭いでもそれはそれで大好物だわ!! まずは道具なんか
使っちゃダメよね。指と舌で2つの穴をいじくり回してとろっとろにするの!!、ああ考えているだけで
イッてしまいそうだわ。その後ディルドで交わりながらキスをして、そのあと・・・え!?乳首をわすれ
ていたわ!! ああ、まどかの唇と乳首、どっちを先に舐めればいいの!? こんなの究極の選択じゃない!!
こんなの選べないわ!?きっと魔女の仕業ね・・・・ くそっ!!」
QB「わけがわからないよ」
QB(これはもうだめかもしれないね・・・)
ほむら「・・・っと、あなた相手に話し込んでしまったわね・・・そろそろしつれいするわ」
QB「ほどほどにしなよ・・・・・・」
ほむら「と、その前に・・・
カ ウ ン タ ー の 中 を 見 せ て も ら っ て も い い か し ら !?」
QB「!!」
まどか(!!!!!!!!!!!!!!)ガクブルガクブル
ほむら「まさかそのなかに、まどかがいるんじゃないでしょうね!?」
QB「・・・・・・さすがだね・・・こうなっては本当のことを言わざるをえないよ」
まどか(そ、そんなのってないよ!!)
ほむら「まさかほんとうに・・・・・・」
QB「落ち着いて聞いてよ。じつはまどかが君のくる少し前にここに立ち寄ったのは事実さ、
その後はどこに行ったのかというと・・・・」
ほむら「教えなさいQB!! まどかはどこに逃げて行ったの!?」
QB「うーん・・・でもこの店から逃げ出したとして、君たちのきた方向から考えると、
駅前の方にしか逃げられないんじゃないのかな?」
ほむら「なるほど!! でかしたわキュウべぇ!! また今度まどパンのにおいを嗅がせてあげるわ!
においだけよ!?」
QB「・・・・・・それにはおよばないよ」(これで、まどかが隠れていることはばれないかな)
まどか(ありがとキュウべえ!!)
QB「しかし暁美ほむら、ここに立ち寄ったまどかはとても悲しそうな顔をして泣いていたよ?
君に迫られているのがとても苦痛なんじゃ無いのかな?」
ほむら「え!?」
QB「君がまどかに、せまればせまるほど、きっとまどかは君のことを嫌ってしまうよ。
君が長い間まどかのために努力したのはわかるけどさ、もう少しまどかの
気持ちも考えなよ」
ほむら「そ、そんな・・・・・・」
QB(これは説得できるかもしれないね)
まどか(がんばってキュウべぇ!!)
QB「数ヶ月前まで君たちはまさに親友といえる関係だった。それが一番まどかが幸せだと感じている
状態で、君にとっても望むべき関係じゃないのかな」
QB「君がまどかにもつ感情が友情ではなく愛情であったとしても、今のように暴走するんじゃなく
親友の状態から少しずつまどかに伝えていけば、いつかきっと君の愛情がまどかに伝わる日が来るんじゃないかな」
QB(きまったね)
ほむら「その話・・・・・・本当なの・・・・!?」
QB「もちろん! 嘘偽りはないよ!!」
ほむら「まどかが泣いているですって!?はやく涙をペロペロしてあげないと!!」
QB「あれ?」
ほむら「保存用の小瓶はある、泣き顔をとるカメラもあるわ!!準備万端ね!!
さあまどか!!まってなさい!! その聖女の滴をペロペロしてあげるから!!!!!」
バターン!!!!!!!! ダダダダダダダダダダ・・・・・・・・・・・・
QB「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まどか「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
QB「ごめんよまどか。僕じゃあの淫魔を説得するのは無理だったみたいだ・・・」
まどか「う、ううん、そんなことないよ。キュウべぇのおかげでばれなかったもん。ありがと!」
まどか「嘘はついていないのに、ほむらちゃんをだませるなんて、さすがキュウべぇだね!」
QB「ほめられるようなことじゃないよ」
QB「いま出て行っても見つかるだけだろうし、少し飲んでいかないかい?」
まどか「そうだね。走り回っておなかもすいたし。 ビールと鶏の唐揚げ、あとご飯セットをくださーい」
QB「はいはい」
パクパク
まどか「おいしーい!! キュウべぇの作るトリカラは最高だね!!」
QB「ほめてくれてうれしいよ。1つおまけしてあげよう」
まどか「ほんと!?やったぁ」
QB「まどかは今は大学4年生だよね」
まどか「うん。仕事もきまりそうだし、しばらくはのんびりできるんだ!」
QB「何の仕事なんだい?」
まどか「保育士だよ。 後は卒業して免許を取るだけなんだけど」
QB「保育士か・・・まどかにはぴったりな気がするね」
まどか「ティヒヒヒ!ありがと!」
QB「保育士といえばマミは小学校の先生だから、話が合うんじゃないかな?」
まどか「うん! 何回か進路について相談に乗ってもらったんだよ!」
QB「君たちが今でも仲良くしているのを見ると、僕もうれしいよ」
まどか「ティヒヒ!だってマミさんとさやかちゃん、杏子ちゃんは親友だもん!
よく集まって遊んでるよ!」
QB「うらやましいね」
まどか「キュウべぇもまた一緒に遊ぼうよ」
QB「・・・ありがとう。考えておくよ」
QB「親友といえば、最近のほむらはどうなんだい・・・?
君と同じ大学をやめてしまったと聞いたけど?」
まどか「・・・私が入ってるサークルの先輩に暴力をふるって退学になっちゃったんだ・・・
他にも私と話をしたりした男の人を闇討ちしたり、女の子にも嫌がらせをしたり・・・・・・」
まどか「毎日ああやってくるから、私もサークルを辞めないといけなくなっちゃって・・・」
まどか「他の友達にもほむらちゃんのせいで避けられちゃって・・・」グス・・・
QB「oh・・・・・」
まどか「私、どうしたらいいんだろ・・・」
QB「確かに難しい問題だね・・・」
QB「でもまどかの友達だって、ほむらの事が嫌いなのであって、きっとまどかのことが
嫌いになったんじゃないと思うよ。まどか自身のことが理由で嫌われることはありえないし、
いまごろ 鹿目さん大丈夫かな・・・ 位に考えてくれているんじゃないのかな」
まどか「そうかなあ・・・」
QB「それに君にはマミ、さやか、杏子という親友がいるじゃないか。君たちの友情が
壊れる事なんてあり得ない、と断言できるよ!!」
まどか「!! そうだよね! わたしにはさやかちゃん達がいるし、大学の友達にも相談したり、
もう一回話し合ってみようっと!」
QB「その意気だよ!まどかにはやっぱり笑顔が似合うね!」
まどか「もうキュウべぇ/// やめてよ//」ティヒヒ///
まどか「相談にのってくれてありがと! 唐揚げおいしかったよ!!」
QB「またおいでよ」
まどか「うん!! じゃあね!」
QB「・・・・・・さて、ほむらにみつからなきゃいいけどね」
!! ミツケタワマドヵーーー! ホムホムスルワヨー!!!
キャー!!!タスケテー
マドカー!!!!!! アナタノジンセイハデッドオアホムホムヨー!!!!!!!!!
QB「・・・・・・現実は残酷だね」
カラカラ
杏子「おっす」
QB「やあ杏子。今日も仕事かい?」
杏子「今日が原稿の締め切りでね、なんとか間に合ったよ」
QB「お疲れ様だね」
QB「いつものホッピーでいいかい?」
杏子「ああ。あと豚生姜焼き、キュウリ一本漬けももらうよ」
QB「OK。ホッピーこそ最高の飲み物だよ。さすが杏子はわかってるね」
杏子「? やすいから飲んでいるだけだけどな」
QB「売れっ子作家様が値段なんか気にしてるんだね」
杏子「やめてくれよ。 あたしはあたしさ」
QB「ロマネコンティやドンペリを浴びるほど飲んでも問題ない位のお金はあるだろうに」
杏子「お高い物ってなんか堅苦しいんだよ」
QB「そういえばデビュー作の『ホームレス女子中学生』、ドラマの再放送をやってるよね」
杏子「ああ、みてくれてんのか?」
QB「もちろん。 映画も大ヒットしてたし、続編も作られてるんだろ?」ハイ、キュウリトブタダヨ
杏子「といってもあたしはほとんど関与してないけどな」オ、サンキュ
QB「ワイドショーにもよくでているじゃないか。『話題の美少女作家』って」
杏子「恥ずかしいからやめてくれよ///」
QB「そういえば、君は小学校や中学校にはほとんど行っていないよね。もちろん高校にも」
杏子「それがどうかしたか?」 グビグビ
QB「こんな事言っては悪いけれど、よく大勢の人を魅了するような文章が書けたものだね」
杏子「ホームレス時代に、近くにすんでたホームレスのおっさんに、元教授だか学者だかいう
すげーえらい人がいたんだよ。 読み書き計算くらいはそのおっさんに教えてもらったんだ」
QB「学者なのにホームレス!? ある意味すごい人だね」
杏子「名前は本城とかいってたかな・・・ ダンボールでビルとか橋とか、あげくの果てには
車まで作っちまうスゲーおっさんだったよ」
QB「それはすごいですむ話なのかな・・・」
杏子「まあせっかく読み書きできるようになったし、日記を書いていたんだけど、
それを小説に書き直して出版したら、いつのまにかけっこう売れたんだよ」
QB「君のは結構とは言わないよ。空前絶後の大ヒットっていうのさ」
杏子の代表作
ホームレス女子中学生シリーズ 計3冊 完結 累計524万部
すでに映画化、ドラマ化しており、 昨年の流行語大賞は「食うかい?」
ライトノベル「魔法少女あんこ◇まぎか」シリーズ 1~8巻以下続巻 累計815万部
アニメは2期まで放映されており、3期の作成が決定している。
杏子「他の奴らはよく来るのか?」
QB「うん。マミもさやかも最近来てくれたし、さっきまでは、まどかがきていたよ」
杏子「あたしも締め切り前以外はよく会うんだけど、ここ2週間くらいあっていないな・・・」
QB「本当にいそがしいんだね・・・」
杏子「まあそれも今日で終わったけどな! しばらく遊ぶぞ~」
「またみんなにも会いたいしな!みんなそろって飲み会でもやるか!」
QB「そのときはできれば僕も呼んでくれるとうれしいのだけれど・・・」
杏子「・・・? 当たり前だろ? っていうかここで集まればいいじゃないか」
QB「・・・・・・・・・! そうだね! ありがとう、杏子!」
杏子「うーん、食った食った!! 美味かったよ!」 ケプッ
QB「豚生姜焼きにキュウリ一本漬け、ホッケにおでん盛り、板わさと焼き鳥盛り、
ドリンクが8杯、 全部で4800円だよ」
杏子「ごちそーさん! じゃあまたな!」ガラガラ・・・
QB(杏子は昔からよく食べるなあ・・・ マミと一緒で何で太らないんだろう・・・)
QB「・・・みんな本当によく来てくれている・・・。昔の僕だったならなら考えられ無いことだ」
QB「あの時、感情が芽生えて、みんなの魂を元に戻して、本当に良かった」
QB「・・・・・・・すでに絶望し、魔女になってしまった過去の魔法少女達には申し訳ないけれど・・・」
QB「僕は今、『楽しく』て、そして『嬉しく』て、非常に幸せだよ」
ワルプル襲来
ワルプル「キャハハハハハハハ!!!!!」
ほむら「・・・どうして!!! どうして勝てないの!!?」
杏子「くそっ!」 ゲホッ
マミ「も、もうグリーフシードも無いわよ!?」
さやか「なんだよあいつ・・・ 強すぎじゃんか・・・・・・・」
まどか「ほむらちゃん!!!」ダイジョーブ?
ほむら「ま、まどか!? どうしてここに・・・!」
まどか「安心して! 私がみんなを助けて見せるよ!!」
ほむら「・・・・・? ま、まさか・・・!」
QB「どうやら間に合ったようだね」
ほむら「インキュベーター!!!」
QB「さあまどか!君の願いをいってよ!!」
ほむら「だめぇーーーーー!!!
マミ「鹿目さん!!!」
さやか「まどか!! やめろー!!!」
まどか「みんな安心して。 絶対に、絶対に大丈夫だから。 キュウべえ、私の願いは・・・」
「必死にがんばってる、友達を助けたい!!!」
QB「了解したよまどか。 君の願いはエントロピーを凌駕したよ!!」
まどか無双中
ほむら「そ、そんな・・・ せ、せっかくみんなが生き残って・・・」
杏子「・・・あいつが魔女になるとやばいんだったよな・・・・・・」
さやか「まどか・・・」
マミ「鹿目さん・・・」
QB「あわてる必要はないよ」
ほむら「インキュベーター!! あなた!!」ジャキ!!
まどか「ウェヒヒ! ほむらちゃん! 安心して!」無双終了
ほむら「まどか!! どうして!? あなたが契約してしまったら、私はまた・・・」
まどか「大丈夫!! キュウべえ!!」
QB「わかっているよ、まどか。 みんな、ソウルジェムを出してもらえるかい」
杏子「何いってんだ!?」
QB「今から僕の蓄えたエネルギーを使って、君たちのソウルジェムを魂に戻してみせるよ!!」
さやか「どういうこと!?」
マミ「そんなことができるの!?」
まどか「きっと、私のみんなを助ける、という『願い』が手助けになるはず・・・」
QB「はっきり言って前例は無い・・・・・ できるかどうかは保証できないよ。
でも!!!
みんなのために、僕は成功させてみせる!!!」 ピカー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして今
QB「ああしたからといって、僕の罪が無くなるワケじゃない。」
QB「でも、だけれども・・・」
QB「すべての魔法少女達が、希望を持てる。そんな時か来るといいな」
QB「ふう、今日はそろそろ店じまいかな・・・」
??「・・・まだやってるかい?」ガラガラ・・・
QB「いらっしゃ・・・!!!!? き、君は・・・!!」
??「どうしたんだい? 自分と同じ姿なんだから、驚くようなことは無いだろう?」
QB「な、なぜ・・・」
??「ああ、僕は君のしでかしたミスの後始末にやってきたんだ」
「君はここの元魔法少女達に『キュゥべえ』と呼べれているみたいだから、とりあえず
ハチべえ、とでも名乗ろうか」
ハチべぇ「僕はハチべえ、君が回収し損ねたエネルギーを回収しに来たよ」
QB「・・・!!」
ハチべえ「ここは居酒屋と呼ばれる場所なんだろう? 何かお酒をもらおうかな」
QB「・・・・・・・・・・」 コトッ
ハチべえ「ありがとう。 というわけで僕は君のミスの尻ぬぐいにやってきたんだ。
まあ君の場合、ミスと言うよりも裏切りに近いよね」グビグビ
「回収間近にせまった魔法少女達のソウルジェムを無理矢理体に戻し、逃亡するなんて」
「まったくわけがわからないよ」
ハチべえ「その方法に興味がないわけでは無いんだけれど・・・」
ハチべえ「暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、美樹さやか、そして鹿目まどかのもたらしたであろうエネルギーの回収を
優先させてもらうよ」
QB「彼女達をどうするつもりだい・・・?」
ハチべえ「簡単じゃないか、彼女たちは一度契約を交わしている。再び魂をソウルジェムに
変換することぐらい造作も無いことだよ」
ハチべえ「一度願いを叶えているんだ。途中で契約を保護にされちゃあ割りに合わないじゃないか」
QB「・・・・そんなことはさせないよ!」
ハチべえ「どうするつもりだい? もはや人類以下の下等生命体に成り下がった君に、僕を止めるすべが
あるとでも?」
QB「・・・・・・・・・・」
ハチべえ「君の居場所がわかったからね、その因果から彼女達の居場所を割り出して、全員の魂のソウルジェム化には、
およそ24時間弱、1日程度ですむだろうね」
QB「た、たのむよ・・・・」
ハチ「?」
QB「たのむよ!! 僕ならどんな罰も受けるし、何でもするよ!!」
「だから彼女達は見逃してやってよ!!」
QB「彼女たちは、やっと、やっと普通の幸せを手に入れることができたんだ!!
その彼女のかけがえのない日常を、壊さないでやってくれ!!」
ハチ「そうはいっても、一度彼女達が契約したのは事実だ。いまさら破棄して逃げようなんて、
虫が良すぎるじゃないか」
ハチ「大丈夫。また元の魔法少女に戻るだけさ」
「まあ、救われたと勘違いしていた彼女たちが魔法少女に戻ったとたん、絶望して魔女化
してしまうのは想像に難しくないけどね」
QB「う、うう」ポロポロ
ハチ「じゃあそろそろ僕は失礼しようかな」
QB(ど、どうすれば・・・ どうすればまどか達を助けられる!? 考えるんだ!!)
ハチ「ふう、しかし飲み過ぎてしまったね・・・ 明日の行動に支障がでそうだ」
QB(・・・? おちょこ一杯しか飲んでいないのに・・・?)
ハチ「僕はひときわアルコールに弱い個体でね。少しの接種でも悪酔いしてしまうんだ」
QB「何を言って・・・・?」
ハチ「うーん、だんだん意識が不明瞭になってきた。このままじゃあ・・・」
ハチ「こんなに酔っていたら、明日には今日の記憶がなくなっているかもしれないね」
QB「!?」
QB「何が言いたいんだい!?」
ハチ「こんなに酔っているせいで、 `今日あった出来事や話したこと、そしてこの店の場所なんかも
忘れてしまっているかもしれないな` と言っているのさ」
QB「!?」
ハチ「やれやれたいへんだ。明日は鹿目まどか達を魔法少女にもどさないといけないのに、
それすら覚えているか微妙な所だね」
QB「ま、まさか・・・・・」
ハチ「うーん、僕が地球に来た理由さえ、忘れてしまいそうだよ」フラフラ
QB「み、見逃してくれると・・・?」
ハチ「そんなことはいっていないよ。ただ記憶がなくなりそうだ、という事実をいっているだけだよ」
QB「・・・・・・・・」
ハチ「あ、そうそう、君にも一応伝えておくよ。今僕らの星では『感情』という精神疾患にかかってしまう
個体が増えているんだ。君の用にね」
QB「・・・!!」
ハチ「お恥ずかしながら僕もその症状が現れていてね。 まあ関係のない話だけど」
ハチ「じゃあもう失礼するよ。明日、僕がもし『今日のことを記憶していたら』また会おう」ガラガラ
QB「・・・・・・・・・・・・・ありがとう」ポロポロ
まどか「それでは『第1回魔法少女の会in居酒屋キュウべえ』を開催いたします カンパーイ!」
ほむら「まどかー!!!!」
さやか「いえーい!」
マミ「うふふみんな久しぶりね」
杏子「さあ食うぞー!!!」
QB「料理はすでに大量に作っておいたから、どれでも好きなのを食べてよ!」
杏子「うわー、うまそーだな!!」
マミ「暁美さん、何度も言うけれど・・・」
さやか「1まどかに近づかない
2まどかを襲わない
3まどかについて叫ばない、があんたが同席できる最低条件だからね」
ほむら「わかってるわ! でもどうして私とまどかが隣同士じゃなく一番端と端なの!?」
マミ「今の状態と追い出されるのとどっちがいい?」
ほむら「クッ!! 仕方ないわね!!」
まどか「これおいしー!! もっと食べようっと!!」
杏子「あ、こら!! あたしが狙ってたのに!!」
さやか「早い物がちだよ!! それ!!」
マミ「みんながっつきすぎよ」
ほむら「まどか・・・・・・まどかまどかまどかまどか・・・・・・・・・・・」ブツブツ
4時間後
杏子「もう食えね・・・・・・」パタッ
まどか「うーん・・・・」ムニャムニャ
さやか「へへへ、東郷さーん・・・・・・・・」スースー
ほむら「まどかぁ・・・・・・・・・」グウグウ
マミ「みんな寝てしまったわね」
QB「僕としては楽しんでもらえて光栄だったね!」
マミ「またちょくちょくこうやって集まれるといいわね」
QB「そのときにはまた腕をふるわせてもらうよ」
マミ「ふふふ、お願いするわ」
マミ「それじゃあ片付けるのを手伝うわ」
QB「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マミ「どうしたの?」
QB「ねえマミ」
マミ「・・・?」
QB「僕は感情を持つことができて、本当に良かったと思っているよ」
QB「『楽しく』て『嬉しく』て『おもしろく』て『幸せ』って、すてきだね!!」
おわり
読んでくれた人、支援してくれた人、ありがとう!!
レスが200超えたの初めてだ・・・すげーうれしい。
お酒飲んでる人いるかな! 酒飲みとまどマギ好きに幸あれ!!!