勇者「王よ、ただいま戻りました」
王様「おお勇者よ!よくぞ生きて戻った!此度の魔王討伐、誠見事であったぞ」
勇者「もったいなきお言葉」
王様「うむ。そして見事世界を救ったお前に、ぜひわが娘との婚姻を結んでもらいたい」
勇者「私が姫と、ですか?」
王様「そうじゃ」
勇者「お言葉ですが、まず姫の意思というものを確認したほうが……」
王様「ほっほ、何を言うか。あれがお主を嫌っておるはず無かろうて」
勇者「しかし」
王様「……不満と申すか?」
勇者「いえ、決してそのようなことは」
王様「なら良いではないか。姫よ、ここへ」バタン!
姫「呼んだか親父殿!おお、勇者殿ではないか!戻っていたか!会いたかったぞ!この姫まるで花咲く乙女のように待ち焦がれていた!!」
姫「なーんて!私にはこの顔にある鼻しかないがな!こないだ鼻毛が出ててびっくりしたぞ!安心しろ、ちゃんと抜いたからな!はっはっは!」
王様「……頼む、どうか貰ってやってくれんか」
元スレ
姫「よし初夜いくか!」
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勇者「あの、姫様」
姫「どうした勇者殿!」
勇者「いえ、その……姫様は私が婚姻の相手でホントによろしかったのかと」
姫「何だそんなことか!安心しろ、私は勇者殿の事を間違いなく好ましく思っているぞ!」
姫「どこぞの馬の骨と婚姻を結ばされるくらいなら、勇者殿をさらってどこかで二人で暮らそうかとまで思っていたくらいだ!!」
勇者「そ、そうですか……何だか立場が逆な気もしますが……」
姫「そういう勇者殿はどうだ!私のようながさつ者を嫁に取るのは不平の一つでもあるのではないか!!」
勇者「いえそんな」
姫「何分かっているさ!自分でも女らしくないとな!何しろ本気で母殿の腹の中に○ンコでも置き忘れたのかと悩んだくらいだ!!」
姫「しかもそれが子供の頃の話でな!本気で忘れのかと思い母殿が寝てる間に下穿きを下ろして探そうとしたくらいだ!!」
姫「途中で気付かれて悲鳴を上げられたがな!母殿に本気で泣かれたのはあれが初めてだったか!いや悪いことをした!はっはっは!!」
勇者「いえ、そのようなことは思っていませんよ」
勇者「姫様の気性には……まぁ、面食らうことも多々ありますが」
勇者「その心根の優しさに私は惹かれたのですから」
姫「……」
姫「はっはっは!いやそう言われると照れてしまうな!全く勇者殿には適うまいて!!」バシバシ
勇者「はは……あた、あた」
姫「うむ!なら我々は両思いという奴だな!なら婚姻に誰の異論があろうか!!」
勇者「はい、これからどうぞよろしくお願いいたします」
姫「うむ!こちらこそだな!!」
姫「では、初夜と行こうか!!」
勇者「……はい?」
姫「どうした勇者殿!オークが大砲でも喰らったような顔をして!!」
勇者「いえその……姫様今なんと?」
姫「初夜といったのだが、何か疑問があるか?」
勇者「い……いやいやいやいや!しょ、初夜って、その……あ、あれですよ、ね?」
姫「あれというのがよく分からないが、一般的に言う夫婦が一緒になって初めて過ごす営みだ」
姫「まぁ簡単に言えば閨を共にするということだな!さぁ分かったところで共に過ごそうではないか!!」
勇者「いやいやいやいやいやいや、待ってくださいよ!た、確かに姫様と一緒になることに問題はありませんが、まだ我々は正式には夫婦になったわけでは……」
姫「勇者殿。先ほど私を愛おしく思っているといってくれた言葉、あれは嘘だったか?」
勇者「そ、そんな訳ないじゃないですか!!私は姫様と一緒になれるのなら天上の宴の誘いだって断りますよ!!」
姫「ならいいではないか、男女が二人思い思われ、その愛を確かめ合った」
姫「一緒になるのにそれ以上、何も必要なものは無い」
勇者「……姫様……」
姫「というわけだ!さぁ共に一晩を過ごそうではないか!!」
勇者「だ、だからそれとこれとは……!!」
姫「ええいまだるっこしい!いいから言うことを聞かぬか!!」
勇者「いやー!やめて!服脱がそうとしないでー!!」
姫「ほほう、さすが勇者殿。いい体をしているではないか」
勇者「い、いや。そんなに見ないで、は、恥ずかしい……」
姫「何を恥ずかしがることがある。褒めているのだぞ?もっと喜ばないか。ほら、ここの締まりなど中々」ツー
勇者「ひゃん!ひ、姫様、そんなところなぞっちゃだめぇ!変な声出ちゃうぅ!?」
姫「ふ、可愛いな勇者殿。魔王を倒したあの凛々しくも眩しい勇者殿は白昼の夢だったのかと思ってしまうな」
勇者「そ、そんなこと言わないでぇ、勇者なのにぃ」
姫「そうだな。では勇者殿自身がどうなっているか見せてもらおうか」ゴソゴソ
勇者「あ、ん、んっ!」
姫「これは……いや、やはり勇者殿。おみそれした、さすがだな」
勇者「そ、そんな褒められても……」
姫「褒められたら喜ぶべきだと先ほど言ったのだがな?」ギュ
勇者「ああ!姫様そんなぁ!?」
姫「おっと、余りに勇者殿が可愛いのでついやり過ぎてしまった」
姫「私も脱がなければ公平ではないな」ヌギヌギ
姫「ふぅ、どうかな勇者殿。私の体は」
勇者「……あ、あぁ……」
勇者「と、とてもお綺麗です、姫様……」
姫「ありがとう。褒められるのはやはり嬉しいものだ」
勇者「うぅ……」モジモジ
姫「ふ、勇者殿はもう我慢できないようだな」
勇者「あ、い、いえこれは……」
姫「何故隠そうとする?私は勇者殿に情欲の対象として見られていることがとても嬉しい」
姫「私はこの人に求められているのだと、そう思えるからな」
勇者「姫様……」
姫「と、いうわけだ。さっそく本番といこうではないか!!」バッ!
勇者「おわぁ!?」
姫「今から一つになるというのに勇者殿はお気に召さないと見える」
勇者「お、お気に召すとか召さないではなく、性急過ぎるのではないかとですね!?」
姫「準備万端といったその様で何を言う」
勇者「そ、それはその……」
姫「大丈夫、私の方も準備万端だ。かなり濡れているぞ、ぬるぬるだ」
勇者「ぬ、ぬるぬるですか」
姫「ああ、ぬるぬるだ。入れたら気持ちいいぞ、多分だが。初物だしな」
勇者「は、初物て」
姫「勇者殿もそうだろう?」
勇者「え、あ、いや、その」
姫「違ったか……それはざんね」
勇者「初物です!はいそれはもう間違いなく!!」
姫「それはよかった。共に初ならば気負うことも無い。お互い、これから至らぬことも多々あるだろう」
姫「その至らなさを自覚し、手を取り合う限り、私達は限りなく永遠だよ。勇者殿」
勇者「姫様……」
勇者「はい!私も、姫様とずっと一緒にいたいです!!」
姫「よかった、ではその一歩目といこうか」ズブリ
勇者「のおぉ!!」
姫「ふぅ、濡れているとはいえやはり初めてだと中々きついな」
勇者「ひ、姫様!もっとゆっくり……」
姫「何、これくらい大丈夫」
勇者「そ、そうは言いましても……!あ、ち、血が!姫様血が出てます!!」
姫「そういうものなのだろう?朝になったらシーツを替えねばな」
勇者「これからの問題より今を見ましょう姫様!もっとゆっくり行きましょう色々!!」
姫「全部入ったぞ」
勇者「のほぉ!!」
姫「これが男性を受け入れる感覚か。妙な感覚だな」
勇者「わ、私は感じる間もありませんでした……」
姫「まだそんなことを言っているのか。それ動くぞ、気合を入れるんだ勇者殿」ズッチュズッチュ
勇者「なあぁ!姫様、もっとゆっくり!痛くないようにして下さいぃぃ!!」
姫「何これしきの痛み、どうということは無いさ」
勇者「んはぁ!おほぉ、ひ、姫様ぁ」
姫「感じているのか勇者殿?」
勇者「は、はいぃ。姫様の中気持ちいいです……!」
姫「ふ、可愛いな勇者殿」
勇者「いやぁ!見ないでぇ!!」
姫「どうして隠すのだ。そのようなことをせずもっと見せてくれ」ガバ
勇者「いやぁ!恥ずかしいのぉ!!」
姫「ん、ん」ズッチュズッチュ
勇者「あ、ああ!ひ、姫様、私、もう……」
姫「どうした?……ああ、絶頂という奴か。よいぞ、そのまま果てるが良い」
勇者「で、ですがこのままだと、中に……」
姫「子を成すも王族の使命、もちろん勇者殿の子を作るのは使命などではなく私の意志だ。私が子を成したいと思っているのだ」
勇者「ひ、姫様」
姫「さぁ!だから遠慮なく果てるがいい!全て受け止めて見せようぞ」ズッチュズッチュズッチュズッチュ!!
勇者「ああ、姫様!そんなにされたらもう!もう」
勇者「あ、あ」
勇者「あああーーーーーーーーーーー!!!!」
姫「ふぅ、中々良かったぞ勇者殿」
勇者「シクシク」
姫「何故泣いている」
勇者「色々です、色々なんです」
姫「そうか、よくは分からぬが大変なのだな」
姫「だがこれからは寝食を共にするのだ。お互い手に手を取り合い生きていこうではないか」
勇者「…………はい…………」
姫「では寝ようか、このまま一緒に」
勇者「……そう、ですね。寝ましょうか、一緒に」
姫「……」
姫「なぁ、勇者殿」
勇者「はい」
姫「今日は勇者殿の胸に抱かれて寝てみたいのだが……構わぬか?」
勇者「……姫様」
勇者「もちろんですよ」
姫「……そうか!それは、とても嬉しいな!!」ガバ!
勇者「はい、私も嬉しいです」
姫「おやすみだ!勇者殿!」ギュー!
勇者「はい、おやすみなさい。姫様」ギュッ
その後二人は子供にも恵まれ幸せに暮らしましたとさ
終わり


