1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 02:35:56.34 a9L8cTZbT 1/21

「!」

許嫁「何よ、急に赤くなっちゃって」

「だ、だって、許嫁が急に変なこと言い出すから……」

許嫁「あなたのそういうところが本当に気持ち悪いわ」

「………っ」

許嫁「私は眠いから寝かせてもらうわ」

「う、うん、おやすみ……」

許嫁「あ、万一性器が濡れなかったらローションを塗って頂戴」

「…………」

元スレ
許嫁「挿れたかったら勝手に挿れて頂戴」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1373909756/

14 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 03:05:26.38 a9L8cTZbT 2/21

許嫁「……あら?」

「こ、今度は何……?」

許嫁「いえ、本当に節操がない犬だと思って」

「あ、いや、これは……」ビンビン

許嫁「挿れる?」スッ

「なっ……!」

許嫁「なによ、一々鬱陶しいわね」

「いきなりパンツずらして見せてくるから……っ」

許嫁「折角気を利かせてあげたというのに」

「い、いいよ、そんなの!」

17 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 03:16:05.52 a9L8cTZbT 3/21

許嫁「ふーん」

「な、なんだよ……」

許嫁「強情なその態度に少しイラっときただけ」

「なっ……」

許嫁「ま、いいわ。今に始まったことじゃないし」

「…………」

許嫁「……っしょっと」ヌギヌギ

「ちょっと、なんで急にパンツ脱ぎ出すの」

許嫁「何でって……だってどうせ挿れるんでしょう?」

許嫁「いつもみたいに、私が寝入ってから、こっそりと」

「…………っ」

18 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 03:26:16.26 a9L8cTZbT 4/21

許嫁「体冷えちゃうからキャミソールは脱がないけど、捲りたかったら好きに捲って頂戴」

許嫁「それと、終わった後は性器の後処理をしてくれると助かるわ。特に、膣内で射精したときは入念にお願いね」

許嫁「出来ればパンツも穿かせてくれれば嬉しいけど……まあ、これは別にいいわ」

「…………」

許嫁「ちゃんと聞いてた?」

「……聞いてるよ」

許嫁「じゃあちゃんとこっちを見なさい」

「だって許嫁がパンツはいてないから……」

許嫁「あんまり私をイライラさせないで」

「…………っ」

20 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 03:47:24.69 a9L8cTZbT 5/21

許嫁「ん……?ちょっと、何これ」

「何なのもう……」

許嫁「見なさい、ここ。左足の内腿」

「なっ……」

許嫁「いつこんな所にキスマークなんてつけたのよ」

「し、知らないよ……」

許嫁「しらばっくれても、容疑者はあなたしかいないから」

「…………」

許嫁「好き勝手していいとは言ったけど、体に痕になるのはやめてもらえないかしら」

「ご、ごめん……」

21 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 03:57:37.53 a9L8cTZbT 6/21

(しかし、こんなに真近で見せつけられたら……)

「……………」ムラムラ

許嫁「……いつまで見てるのよ」パッ

「……急に隠すなんて、今更恥ずかしくなってきたの?」

許嫁「……黙りなさい。言い方が非常に気持ち悪いわ」

「……………」

許嫁「もう寝るわよ。電気消して」

「……うん」

23 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 04:05:48.92 a9L8cTZbT 7/21

「……………」ムラムラ

(はー、早く挿れたい……セックスしたい……っ)

「…………」チラッ

許嫁「……何」

「別に、なんでも……」

許嫁「まだ寝てないわよ」クスッ

「…………っ」

(また僕のこと見透かして、心の中で笑ってるんだ……っ)

許嫁「挿れたかったら勝手に挿れればいいのに」

「………いい」

許嫁「…………あっそ」

「…………」

26 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 04:18:15.18 a9L8cTZbT 8/21

許嫁「……………」

(……もう寝たかな)

(……許嫁の太腿、すべすべして柔らかっ……)サスサス

許嫁「……………」

(反応ないし、やっぱりもう寝てるのかな……)サワサワ

「……………」

(こっそり……太腿にチンポ擦り付けて………)

(はあぁ……気持ちいい………っ)スリスリ

(許嫁も、もう起きなさそうだな……)サワサワ

許嫁「……………」

28 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 04:24:45.94 a9L8cTZbT 9/21

(それにしても、なんかアソコからすごい熱気が……)サワサワ

許嫁「…………」

(………大丈夫、だよな)

(………………)ピト

「…………っ!」

(熱っ、許嫁のアソコ、いつになく熱くなってる……っ)サワサワ

「ハァ…ハァ……」スリスリ

許嫁「……………」

31 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 04:34:45.91 a9L8cTZbT 10/21

許嫁「………………」クチュ

(許嫁の奴、少し濡れてきてる癖に……)

(顔色一つ変えず、息も全く乱さず、スヤスヤと寝やがって……)クチュクチュ

(……ん?おおっ…)グチュグチュ

許嫁「……………」ドロォ

(すごっ……急にこんな濡れてきたよ……今日はローション要らないかな……っ)

許嫁「…………………」

(もう我慢できない……っ、この綺麗な首筋から耳の裏まで舐めて、それから……)


「…………っ」レロォー

許嫁「…………あっ……はあぁぁっ……」

33 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 04:54:36.92 a9L8cTZbT 11/21

「!?」

許嫁「バカ、急に首筋舐めないで……びっくりするでしょう……っ」ビクビク

「お、起きてたの……!?」

許嫁「……そうだけど、何か?」

「そんな……なんで……)

許嫁「なんでも何も、あなたが勘違いして始めただけじゃない」

「………!」

許嫁「いつもあんな嫌らしい感じで始めていたのね。気持ち悪い」クスッ

「…………っ」

34 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:04:21.35 a9L8cTZbT 12/21

許嫁「それで、いつになったら性器から手を離してくれるのかしら」

「……………」

許嫁「それに、そんなにグイグイと腿に男性器を押し付けられても困るんだけど」

「……許…嫁………っ」グチュグチュ

許嫁「ちょっと、私まだ寝入ってないわよ」クスッ

「……………」グチュグチュ

許嫁「………男?」

35 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:11:17.72 a9L8cTZbT 13/21

許嫁「もしかして、興奮しすぎて頭おかしくなっちゃった?」クスッ

「許嫁……っ」

許嫁「本当、あなたって犬みたい」

「挿れたい……いいんでしょう?勝手に挿れても……」

許嫁「ふふっ、ダメよ」

「………え?」

許嫁「気が変わったの。今日はもう相手してあげない」

「そんな、なんで……こんなにここ熱くなってるのに……」

許嫁「関係ないでしょう?どいて。パンツはきたいから」

「…………っ」

39 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:22:18.91 a9L8cTZbT 14/21

「…………っ」ギュー

許嫁「離れてくれないかしら。いつまでも抱きつかれてたら寝れないでしょう」

「嫌だ……っ」ギュッ

許嫁「今日はもう相手しないって言ったでしょ」

「…………っ」モゾモゾ

許嫁「そんなに男性器を擦り付けても、もうパンツを穿いてしまったから入らないわよ」

「許嫁ぇ……っ」ギュー

許嫁「……思わず引いてしまうくらい行動が両極端ね。気持ち悪い」

「ハァ…ハァ……」スリスリ

40 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:27:11.16 a9L8cTZbT 15/21

許嫁「ハァ……」

「…………っ」ギュー

許嫁「………しょうがないわね」

「………?」

許嫁「……キスだけよ」

「え……?」

許嫁「キスだけならしてあげるから、後は一人でトイレでビュービュー出すなり、好きにして」

「ほ、本当!?」

許嫁「なによ、キスくらいで喜んじゃって。気持ち悪い」

「だ、だって……」

許嫁「ほら、するわよ」

41 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:31:47.34 a9L8cTZbT 16/21

……

チュン…チュン…

「……ん、もう朝か……」

「……っ、ああー、なんか体が痛い……」

「……許嫁は先に起きてるのか」

「それにしても体痛いなぁ……昨日何かしたっけ?体育のせい?」

「んー……」

「……いけね、早く仕度しなきゃ」

42 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:36:22.19 a9L8cTZbT 17/21

「ふあぁ……」

「ん……おはよ……」

「おはよ……ふあぁ……」

「……寝不足か?」

「誰のせいだと思ってるのよ誰の」

「は……?」

「朝方までガタガタガタガタ……お兄ちゃんの聞きたくもない声が私の部屋まで聞こえてきてたよ」

(げっ……キスの前に駄々こねてたの丸聞こえだったのか……)

44 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:42:18.75 a9L8cTZbT 18/21

(ん……?そういえばキスしてからの記憶がないな……そのまま寝落ちしたのか?)

「……それと」

「何だ」

「こういうこと言いづらいんだけど、その……」

「何だよ」

「その……許嫁さん、すごい声出してたから……」

「!?」

「……多分お父さん達にも聞こえてたと思うから、気をつけてって言っといて。私あの人怖くて苦手だから……」

「ちょっと待て、声?許嫁の?」

「もう何言ってるのお兄ちゃん…身内の性事情とか気持ち悪いからこれ以上話したくないんだけど」

「えっ……あっ……」

45 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:47:55.00 a9L8cTZbT 19/21

(どういうことだ……僕はあの後寝落ちしたんじゃないのか?)

(それに許嫁のすごいヨガリ声って……そんなの今まで聞いたことないぞ……)

(…………まさか)

許嫁「…………」ツカツカ

「あ、許嫁、おはよ……」

許嫁「フンッ」ゲシッ

「いってえ!」

許嫁「…………」ゲシッ ゲシッ

「いたたたた、な、何なんだよ!」

許嫁「………ケダモノ」



「ハァハァ……何だったんだ」

48 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:52:27.72 a9L8cTZbT 20/21

「ハァ……体が内と外の両方から痛む……」

「……それにしてもあの反応」

「……ケダモノ、か。記憶が飛んじゃうくらいなんだから、相当羽目を外してたんだろうなぁ」

「こりゃまたしばらく口きいてくれなくなるかな……」

49 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/07/16 05:54:26.00 a9L8cTZbT 21/21

「とりあえず風呂入って……」ヌギヌギ

「!?」

「何だこれ!?体中に……!?」

「………どっちがケダモノだよ」


許嫁「ふんっ」

おわる

記事をツイートする 記事をはてブする