AM 3:20
黒子「ハッ!」
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「お姉……さま……?」
美琴「黒子!!黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「あの……失礼ですが、何をしていらっしゃいますの……?」
美琴「」ピタッ
黒子「!?(……止まりましたわ)」
美琴「……」パタリ
黒子「お、お姉さま!?」
美琴「Zzz……」スヤスヤ
黒子「ええっと……」
黒子「? ??」
元スレ
美琴「黒子!!黒子!!」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293460835/
翌朝
黒子「おはようございます。お姉さま」
美琴「おはよー、黒子」
黒子「んもー!お姉さまったらー!」
美琴「なによ」
黒子「昨晩は一体どうしましたの?お姉さまが黒子と一緒に遊びたいのなら、夜中であろうが、いつでも……」
美琴「はぁ?なんの話よ」
黒子「えっ……」
美琴「それより早く着替えなさいよね、遅刻しちゃうわよ」
黒子「覚えてらっしゃらないのですか……」
AM 3:15
黒子「スゥ…スゥ……」
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「!?」ビクッ
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「(またですわ……!)」
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「おねぇ」
美琴「黒子!!くろ…」ピタッ
黒子「さま……」
美琴「Zzz……」スヤスヤ
黒子「……」
翌日
初春「へぇー」
佐天「そんなことが……!」
黒子「そうですの。こう、黒子!黒子!と、わたくしの名前を叫びながら手拍子していましたわ」
佐天「それって、御坂さんが白井さんに構ってもらいたかったんじゃないですか?」
黒子「それが……今朝も本人に尋ねてみたのですが、覚えていらっしゃらないそうで……」
初春「きっと夢ですよ」
黒子「やっぱりそうなんですの……」
佐天「いや!!これはきっと何かはずだよ、二人とも!!」ガタッ
佐天「白井さんが御坂さんを呼んだ時に手拍子止めるんだよね?」
黒子「ええ、まぁ……」
佐天「なら今度は別の反応をしてみるといいよ!」
黒子「別の反応ですの?」
佐天「そうだな……たとえば一緒に合わせて手拍子してあげるとか?」
初春「それで上手くいくんですかねぇ」
黒子「今夜試してみますわ……」
AM 3:17
黒子「(お姉さまが騒ぎ出すのは大体この時間帯……)」
美琴「」ムク
黒子「!!」
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「(きましたわ……!)」
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「そうですの!黒子ですの!」パチパチ!!
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「ジャッジメントですの!」パチパチ!!
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「ヘイ!ヘヘイ!」パチパチ!!
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
初春「それで一晩中、手拍子していたと」
黒子「眠いですわ……」
佐天「でも今度は一緒にできたんですよね、よかった!」
黒子「そうなんですけど、やっぱりお姉さまは覚えていないらしくて……」
初春「すっとぼけてるんじゃないですか?」
黒子「わたくしもそう思いますの……」
初春「白井さんに嫌気が差して、イジメようとしてるんですよ。きっと」
黒子「そんな……」
佐天「諦めないで白井さん!!この事件はまだ進展しているよ!!次はもっと攻めていこうよ!!」
AM 3:35
黒子「(フッフッフッ……今回の黒子はちょっと違いますのよ)」
黒子「(佐天さんのアドバイス通り、派手なランジェリーと扇子を……!)」
美琴「黒子!!黒子!!」
黒子「(!! 来たぁ!)」
黒子「イヤッホーイ!!」ピョーン
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「ルンバ!ルンバですの!」ズンズン♪
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「ディスコ!ディスコ!」フリフリ♪
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「テレポーター!レベル4ですの!」チャンチャカ♪
美琴「黒子!!黒子!!」パチパチ!!
黒子「あ、それ!ルンバ!ルンバ!」
バァアン!!
黒子「ルンバ!?」
寮監「白井……貴様こんな夜中にそんな格好で何をやっているんだ?」
黒子「い、いやあの……これは……」ダラダラ
寮監「御坂は……寝ているな」
黒子「えっ!?」
美琴「……ん」ムニャムニャ
黒子「(お姉さま!何故ですの!?確かに今さっきまで!)」
寮監「フンッ」ゴキッ!
黒子「あべし!!」
寮監「廊下で正坐してろ」
黒子「ささささしゃむいですのおおぉぉぉ……」ブルブル
黒子「へっくしょい!」
佐天「…んまぁ、なんとなーくそうなるだろうとは思っていたよ」
黒子「分かっていたのなら、始めからそうおっしゃってくださいまし!!」
佐天「ごめんごめん!白井さんがあまりに一生懸命だったからさ!」
初春「でも、なんで御坂さんだけ気付かれなかったんですかね?」
黒子「わたくしだって知りませんわ……」
御坂「あれ? なんだ、みんないたの」
黒子初春佐天「「「!?」」」
御坂「なによ……そんなに驚かなくてもいいじゃない」
御坂「三人揃ってなんのお話してるの?」
佐天「そ、その……」
御坂「あっ! べ、べべ別に私だけ仲間外れにされて……寂しい……とかじゃないんだからね」シュン
黒子「お姉さま……」
佐天「(白井さん!もう直接本人に相談した方がいいと思うよ!)」
黒子「(しかし……!)」
初春「御坂さん、なんで夜中に白井さんの名前叫びながら手拍子するんですか?」
美琴「えっ……」
黒子「初春!?」
初春「ウェイター、カツ丼」
バイト「かしこまりました」
佐天「初春!いきなりすぎだよ!」
初春「どうなんですか~?」
美琴「初春さん、何を言って……」
初春「とぼけんなやぁッ!!!!」バンッ!!
美琴「ひっ」
初春「証拠は上がってるんや、さかい。春上!!」
春上「動画再生なの」カチカチ
美琴『黒子!!黒子!!』パチパチ!!
黒子『ルンバ!ルンバ!』
美琴『黒子!!黒子!!』パチパチ!!
黒子『ディスコ!ディスコ!』
美琴「なによ……これ……///」カァー
黒子「い、いつの間に盗られていましたの」
初春「全部、春上さんがやりました。私は悪くありません」
春上「えへへっ」テレッ
佐天「初春キタネェ」
美琴「…ていうか、黒子!!なんでアンタ裸で踊ってたのよ!? そりゃ風邪もひくわな!!」
黒子「だからそれはお姉さまがー……」
初春「これ覚えてないんですか?」
美琴『黒子!!黒子!!』パチパチ!!
美琴「…まったく記憶にございません」
佐天「なんでだー!」
初春「涙子にゃん」
佐天「にゃん?」
初春「こりゃあ、事件の匂いがするぜぃ」キラーン
春上「なのー」
四日前
AM 3:20
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
黄泉川「……ぅん」
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
黄泉川「ん~……打ち止め、うるさいじゃん……」
打ち止め「…ふぇ!? ミサカは何もしてないよって、ミサカはミサカは抗議してみる……」ムクリ
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
打ち止め「……何をしているの?」
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
打ち止め「なになにー!? ははー! なんだか楽しそうって、ミサカはミサカは一緒にはしゃいでみるっ!」
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
打ち止め「黄泉川!黄泉川!」パチパチ!!
黄泉川「くっ……!」ピクピク
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
打ち止め「黄泉川!黄泉川!」パチパチ!!
黄泉川「ぅうおお!!うぅうるせぇええじゃーん!!糞ガキ共ぉおお!!」ゴチン!!
一方通行「クケェ!」
打ち止め「あいたっ!」
一方通行「ったくよォ……なンなンですかァ!? こンな夜中によォ」
黄泉川「こっちが聞きたいじゃん」
打ち止め「うえーん!痛かったよー!」シクシク
一方通行「おいおいィ。アンチスキルが幼女を泣かせるたァ、世も末だなァ」
黄泉川「ああ、もう! 打ち止めごめんじゃん!泣きやんでほしいじゃん、ご近所迷惑じゃん」
打ち止め「うっ……うっ……」
黄泉川「……って、お前が言うなああああ!!」ビシッ
一方通行「あァ?」
打ち止め「そうだよ!元はと言えばあなたが手をパンパンしてたのが悪いって、ミサカはミサカは非難してみるっ!」
一方通行「頭イカれてんのかァ、糞ガキ。俺は何もしちゃいねェよ」
黄泉川「いいや!!お前が一番騒がしかったじゃん!!」
打ち止め「こう……黄泉川!黄泉川!って、おさるさんみたいに手を叩いていたよねって、ミサカはミサカは証言してみるっ!」
一方通行「知らねェなァ……」
芳川「そうね、確かに私も見たわ」
打ち止め「だよね!」
一方通行「やってねェっつってンだろォがああ!!ぶち殺すぞ糞アマ共がああああ!!!」
打ち止め「ひぃ!」
黄泉川「…そ、そんなに怒らなくてもいいじゃん」
一方通行「俺はなァ……言い掛かりつけられンのが一番腹立つンだよ、なァあああ!?」
芳川「でも本当のことよ?」
一方通行「しつけェぞ、コラァ……」
芳川「ごめんなさい」
黄泉川「わかったじゃん!もういいからこれ以上大声出すなじゃん!」
一方通行「わかりゃあいいンだよ……」
翌日
AM 3:15
一方通行「黄泉川!!黄泉川!!」パチパチ!!
黄泉川「んああああああ!?ふざけんなやああああ!!!」
AM 3:20
麦野「浜面!!浜面!!」パチパチ!!
浜面「あのー……麦野さん? あなたは一体なにをしていらっしゃるのでしょうか……?」
麦野「浜面!!浜面!!」パチパチ!!
滝壺「はまづら……」
浜面「…ち、違うんだよ滝壺!こいつが勝手に……」
フレンダ「結局、浜面の言うことなんか信用できないわけよ」
絹旗「これはどういった超プレイですか?」
麦野「浜面!!浜面!!」パチパチ!!
麦野「浜面!!浜面!!」パチパチ!!
滝壺「ばばんば、ばんばんばん……」
麦野「浜面!!浜面!!」パチパチ!!
滝壺「ばばんば、ばんばんばん……」
フレンダ「はぁぁぁあ、りばどんどん!!」
浜面「いい湯だな♪あははん♪……って何やらせんだ!?」
絹旗「…浜面のくせに超乗りがいいですね」
麦野「浜面!!浜面!!」パチパチ!!
絹旗「とにかく、この人をどうにかしないと」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
心理定規「……」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
心理定規「(遂におかしくなったのね)」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
AM 3:35
削板「うっしゃっしゃ!!」
第七位 削板軍覇
削板「そろそろ始めるかッ!!」
己の武術に限界を感じ
悩みに悩み抜いた結果、彼がたどり着いた結果は
削板「ありがとう!!ありがとう!!」パチパチ!!
感謝であった
削板「うんうん!!」パチパチ!!
これまでの人生で自分が出会った人、物への限り無い恩
削板「」クワッ!!
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが、
一日一万回 感謝の正拳突きッ!!
削板「すごいパァアアアンチ!!」
ドゴオオォォォン!!!!
初春「あ、ほら。どうやらあの人が原因っぽいですよ」
美琴「あいつは……!!」
黒子「お姉さまご存じで?」
美琴「……レベル5の七位よ」
打ち止め「あの人だよ!!」
一方通行「あいつかァ……クキキ……」
麦野「もう死にたい……」
浜面「き、気にすんなよ!俺も忘れてやるからさ!」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
インデックス「おっほん!よく集まったんだよ、諸君!」
美琴「!? あんた……」
一方通行「テメェはいつかの大食らい!」
麦野「……だれ?」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
インデックス「いわずもがな!わたしはみんなが大大大好きな人気者の禁書目録なんだよっ!」
一方通行「いいからさっさと説明しろィ」
インデックス「魔術なんだよ!!」
一方通行「あァ?」
インデックス「あのね、魔術っていうのは、基本的には術式や霊装がないと発現しないんだよ!」
インデックス「でも、あの人は例外なんだよ!」
削板「ありがとう!!ありがとう!!」パチパチ!!
黒子「あれはお姉さまと同じ手拍子……!」
インデックス「あの男の人に一番近い精神を持っているあなた達に反映しちゃったんだね!強く想い続ければ念は人の心に届いちゃうんだよ!祈ることだって魔術の範疇なんだよ!」
麦野「御託はいいのよ。はやく元どおりにして」
インデックス「むっー……人がせっかく説明してあげてるのにー……」
インデックス「まぁ、いいや!じゃあ、あの方に登場してもらうんだよ!」
インデックス「とうまー!」
♪ かーらまーた 運命も変えていけるかーらー
♪ すべてはー! この手の なーかーにーあるぅぅぅ!!
上条「どもー」
インデックス「いよっ!男前っ!」
上条「…いや、別にいいんだけどさ。なんで俺が出てくる時だけ音楽かかってんの!?Mステか!?」
美琴「あんた……!!」
上条「うわっ ビリび」
美琴「」バチバチ
上条「り言うなー……ってか? あははは」
一方通行「だァああ!!もう早くしやがれええええ!!」
上条「ヘイヘイ」
削板「ありがとう!!ありがとう!!」パチパチ!!
上条「あのー、ちょっといいでせうか?」
削板「ん!!?」
上条「少しお話させて頂いても……」
削板「…当麻!?当麻じゃねぇか!!」
上条「……えっ?」
削板「久し振りだな、おい!!」
上条「いや、俺はあんたのこと……」
上条「―――ッ!?」グワン
削板『学園都市のナンバーセブン!!削板軍覇さまとは俺のことだッ!!』
削板『お前の根性は不幸なんかに負けたりしねぇ!!』
削板『男はよ……たった一人の女の子を守るためにならどんな時でも勇者になれるんだよ!!』
削板『約束だぜ、当麻。次会う時はもっと大きく……』
上条「…ぐん……は……?」
削板「おう!!!」
上条「(……あれ? 俺、なんでこの人のこと覚えているんだ……?)」ツー
一方通行「おィ……あいつなンか泣いてねェか?」
インデックス「まさかの逆説教かも!?」
削板「馬鹿野郎!!男が泣くなッ!!」
上条「あ、ああ……」グスッ
削板「ありがとう!!ありがとう!!」パチパチ!!
上条「その……軍覇はここで何やってんだ?」
削板「見てのとおり修行だッ!!」パチパチ!!
上条「…すまん。俺にはそうは見えないんだが……」
削板「感謝だよ!!感謝!!これも修行の一貫だッ!!」パチパチ!!
上条「感謝?」
削板「今の俺があるのは、これまでの人生で出会ってきた人たちのおかげだッ!!もちろんお前にも感謝しているぞ、当麻!!」パチパチ!!
上条「……」
美琴「…あれ? 戻ってくるわよ」
麦野「ちょっと、あいつまだ何もやってないでしょ」
インデックス「……おかしいのかも、やっぱり説教返しされたんだよ……」
一方通行「役に立たねェ三下だな、おィ」
春上「タケコプターなのー!」ビューン
佐天「ちょっ!春上さんどこ行くの!?」
上条「……」
インデックス「とうま!!なんで戻ってきたの!?このとんま!!」
上条「……よ」
インデックス「へっ」
上条「お前らふざけんじゃねぇよ!!!!」
美琴「な、なによ……」
上条「とぼけてんじゃねぇよ……お前ら感謝してんだろ!!自分の大切な人たちに!!いつだって感謝してんだろ!!?」
一方通行「なンの話だよ、お前がふざけンなんよォォおおおお!?」
上条「ああ、そうだよな。いつもは恥ずかしくて口には出せないかもしれない……けどな、心の奥底では……感謝してるんだよ!!」
インデックス「とうま……」
上条「いつもありがとな!!」
麦野「……」
上条「お前が側にいるおかげで毎日が幸せなんだ!!」
美琴「……」
上条「アナタと出会えて本当によかった!!」
一方通行「……」
上条「大好きだ!!愛してる!!」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
上条「そんなこと……面と向かっては言えないかもしれないけど、お前らいつだって周りの人たちに感謝してんだろ!!?」
上条「それの何がいけないんだ!?いつも助けられている人たちに、感謝することの何が間違っているんだよ!?」
上条「俺に軍覇の幻想は壊せない……ありがとうって気持ちに、偽りなんてどこにもないんだよ!!」
上条「夜中の三時に起こされる!?それがどうしたっていうんだ!!」
上条「いいぜ……!お前らが自分の大好きな人たちに……感謝の気持ちを伝えることができないというのなら……!!」
上条「 ま ず は そ の 幻 想 を ぶ ち 殺 す ! ! 」
美琴「……///」カァー
一方通行「ケッ……」
麦野「私が…浜面に……」
垣根「冷蔵庫!!冷蔵庫!!」パチパチ!!
黒子「お姉さま……」
美琴「黒子……」スッ
黒子「……」
美琴「か、隠してたわけじゃないのよ?本当は普段からそう思っているんだからねっ!」ポリポリ
美琴「…………ありがとう」
一方通行「まァ、色々と世話になってンな……打ち止めの事とかよォ」
黄泉川「一方通行……」
麦野「は、はまままままま!!ありが、ありが、ありりりり!!」ガクガク
浜面「麦野……」
滝壺「むぎのがんばれ」
垣根「……」
冷蔵庫「」
垣根「デカいしか取り柄がないとかなんとか、よく馬鹿にされるけどよ……」
冷蔵庫「」
垣根「俺にとっては唯一無二、最高の相棒なんだぜ……コイツは」
冷蔵庫「」
垣根「ありがとな!!」
黒子「お姉さま……ふてぶてしいながらも、心の底で黒子のことを……黒子は……黒子は!」ブワッ
黄泉川「わ、私はアンチスキルとして最低限の義務を真っ当しているだけじゃん!」
浜面「頼りにしてんだぜ? これからもヨロシクな、リーダー」
上条「素直じゃねぇな!お前ら! でも、おめでとう!!」パチパチ!!
インデックス「おめでとうなんだよ」パチパチ!!
初春佐天「おめでとー!」パチパチ!!
打ち止め「おめでとうって、ミサカはミサカはみんなを祝福!」パチパチ!!
アイテム「おめでとう麦野!」パチパチ!!
削板「なんか知らんけど、めでたいのか!? おめでとうッ!!」パチパチ!!
冷蔵庫「ありがとう」
黒子に、ありがとう
春上に、さよなら
そして、すべての冷蔵庫に
おめでとう
おしまい