女勇者「へへ。この。スライムナイト」
スライムK「やめてください。いじめないでください」
女勇者「いじめてないよ。ただうりうりしてるだけ。へへ。うりうり」
スライムK「やめてください」
女盗賊「あっ勇者のヤツがまたスライムナイトいじめてる」
スライムK「たすけてください」
女盗賊「やめてやれよ」
女勇者「もうちょっとだけ。へへ」
元スレ
女勇者「へへ。スライムナイト」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1307676682/
勇者「ねぇ、スライムナイトってどっちが本体なの」
スライムK「もともと同じものです。強いていえば下のスライムの方です」
勇者「こっちか。こっちがそうなのか。うりうり」
スライムK「やめてっ」
勇者「でもナイトの方がしゃべってるよね。どうして?」
スライムK「スライムナイトはそういうものなんです」
勇者「じゃあこの下のスライムの口はなんなの」
スライムK「さあ」
勇者「えいっ泥ダンゴ」
スライムK「やめてください。そんなもの食べられません。ちょやめ。やめてっ」
勇者「へへ」
スライムK「あなた本当に勇者なんですか」
勇者「そだよ」
スライムK「なんでこんな小物っぽいことするんですか」
勇者「あっあっほらそんなこと言うからうりうり」
スライムK「やめて」
勇者「だって大魔王倒しちゃってひまなんだもん」
スライムK「えっもう倒しちゃったんですか」
勇者「なんでマモノのくせに知らないの。えいこの」
スライムK「やめてっ」
勇者「へへ」
スライムK「ひまならレベルでも上げてればいいじゃないですか」
勇者(LV.99)「上げた。くやしかったらスライムナイトも上げれば」
スライムK(LV.5)「そんなのむちゃです」
勇者「ね。このカッチュー取ってみていい?」
スライムK「やめてください」
勇者「だって中が気になるんだもん。へへ」
スライムK「やめてっ! これだけは本当にゆるしてください」
勇者「あっそんなこというからどんどん気になってきた。気になってきたよ」
スライムK「やめて。やめて。ピエー」
盗賊「あっおい勇者。いやがってるじゃんやめてやれよ」
勇者「じゃあやめてみる」
スライムK「盗賊さんありがとうございます。このご恩は忘れません」
盗賊「お礼はいいからもう勇者に捕まんなよ」
スライムK「それは無理です」
盗賊「なんで」
スライムK「勇者さんに見つかったら、逃げ出しても回りこまれて逃げられないんです」
盗賊「勇者のあほ。逃がしてやれよかわいそうだろ」
勇者「だって回りこんだときのスライムナイトの顔おもしろい」
勇者「スライムナイトに名前つけてあげる」
スライムK「いいです。スライムナイトでいいです」
勇者「だって長いもん。じゃあねぇ『ももんじゃ』なんてどう」
スライムK「それはべつのモンスターの名前です」
勇者「へへ。ももんじゃ」
スライムK「やめてください」
勇者「じゃあ自分でつけてよ。スライムナイトじゃよびづらいし」
スライムK「では『ピエール』とおよびください」
勇者「ぴえーる? 『ももんじゃ』よりださいじゃん」
スライムK「カタカナです。ださくないです。そもそもわたしの本当の名前です」
勇者「じゃあねぇ。ももんじゃとスライムナイトどっちがいい?」
スライムK「ピエールです」
勇者「じゃあももんじゃね。へへ。ももんじゃ」
スライムK「スライムナイトでいいです。やめてください。ちょっとやめ。痛。やめてください」
勇者「へへ」
勇者「スライムナイトのかぶとのてっぺんフサフサ」
スライムK「セットが大変なのであまりいじらないでください」
勇者「ちょうちょむすびしていい?」
スライムK「やめてください」
勇者「みつあみもできそう」
スライムK「やめてください。おねがいします」
勇者「どうして。かわいくなるのに」
スライムK「私はオスです」
勇者「えっ」
スライムK「えっ」
勇者「おとこのこだったの」
スライムK「そうです。メスの方がよかったですか」
勇者「どっちでもよかったよ。とりあえずむすぶね」
スライムK「やめてっ」
勇者「この剣はなに」
スライムK「どうのつるぎです。スライムナイトの最初の武器です」
勇者「どうやって手にいれたの」
スライムK「落ちてたのを拾いました」
勇者「この盾も」
スライムK「かわのたてです。落ちてたのを拾いました」
勇者「盾にかいてあるスライムのマークはなに」
スライムK「これはえっとこれはもとからです」
勇者「なんなの。自分でかいたの」
スライムK「スライムナイトはそういうものなんです」
勇者「かいたの」
スライムK「はい。かきました」
勇者「ふうん」
スライムK「あのそういうのもやめてください」
勇者「なにもしてないよ。へへ」
勇者「スライムナイトはねぇ。好きなヒトいるの」
スライムK「いません」
勇者「本当はいるんでしょ」
スライムK「昔はいました。ホイミスライムさんです」
勇者「ホイミスライムはどうなったの」
スライムK「さまようよろいさんに呼ばれて人間たちにたおされました」
勇者「それで」
スライムK「キングスライムさんがザオラルで生き返らせました」
勇者「よかったね」
スライムK「いまはスライムの村で平和にすごしています」
勇者「ボクが魔王を倒したおかげだよ。みんなおとなしくなったでしょ」
スライムK「確かにそうですね。ありがとうございます」
勇者「ほれてもいいんだよ」
スライムK「えっ。はあ。えっ痛やめてください」
勇者「へへへ」
勇者「スライムナイトはどこに目がついてるの」
スライムK「目ですか」
勇者「まずここはまちがいないよねチョキ」
スライムK「ぎゃあやめてください」
勇者「このかぶとの黒いところも目がついてるの」
スライムK「まあいちおう。主にこっちでものをみています」
勇者「下の目はどういう意味があるの」
スライムK「みちばたでやくそうとか見つけられます」
勇者「四つも目がついてていいね」
スライムK「えっと実はかぶとの中には目はないんです。でもものはみられるんです」
勇者「えっそれどういうことみせて」
スライムK「やめてください。ちょっとやめ。やめ。ほんとにやめてください」
勇者「へへ。こんどやくそうみつけたらちょうだいね」
勇者「スライムナイトの趣味をきかせて」
スライムK「趣味ですか。そうですね。ナイトの手入れでしょうか」
勇者「手入れって」
スライムK「武具をみがいたり、頭のふさふさをセットしたり」
勇者「きたえなきゃダメだよ。だからこういう目にあうんだよ」
スライムK「ああみつあみが一番めんどうなんですやめてください」
勇者「かわいくなった。へへ」
スライムK「わたしはたたかいがあまり好きじゃないんです」
勇者「ナイトなのになんで」
スライムK「たぶん魔王がたおされた影響です。あと、痛いのはいやなんです」
勇者「じゃあその剣と盾はなんなの」
スライムK「これはアクセサリーみたいなものです。かっこいいでしょう」
勇者「そんなだからうりうりされちゃうんだよ。うりうり」
スライムK「やめてください」
勇者「へへ」
勇者「スライムナイトっていつもなに食べてるの」
スライムK「基本的にはヒトとおなじものを食べます。でも少食です」
勇者「パンもごはんもあばれうしどりも食べるの」
スライムK「はい。でもあばれうしどりは食べません」
勇者「どこの口から食べるの」
スライムK「もちろんスライムの口からです」
勇者「なんで」
スライムK「なんでと言われましても」
勇者「じゃあはい。まんげつそうをお食べ」
スライムK「えっいいです。いまマヒしてないですし。それ苦いですし」
勇者「だいじょうぶ。ほら」
スライムK「やめてください、いりません。ちょっといりませんってちょっと!」
勇者「スライムナイトは将来なりたいものとかある?」
スライムK「とくには。ただ、死ぬまで平和にすごせたらいいなと思っています」
勇者「もう平和じゃん。ボクが魔王たおしたからだよ」
スライムK「そうですね。ではきっと、わたしは死ぬまで平和にすごせるのでしょう」
勇者「なにかいうことは」
スライムK「ありがとうございました」
勇者「どういたしましてつんつん」
スライムK「やめてください」
勇者「あっすごいべたべたしない」
スライムK「すごくないですからつつかないでください」
勇者「うりうりもいいけどつんつんもいいね」
スライムK「やめてください」
勇者「へへ。つんつんつんつんつんつんつん」
スライムK「やめてっ」
女盗賊「あっ。まーだやってんのかよ」
スライムK「盗賊さんたすけて」
勇者「だってひまなんだもん」
盗賊「いいかげん解放してやれよ」
スライムK「もっと言ってください」
勇者「なんだとこのえいこの」
スライムK「やめてください」
盗賊「勇者なぁ、お前ほかにやることあるだろ」
勇者「なんだっけ」
盗賊「なんだったっけ。まぁいいや。あたしはやることあるから」
スライムK「あっ待って、いかないでください」
勇者「へへ~」
スライムK「うわーん」
スライムナイトは にげだした▼
しかしまわりこまれてしまった▼
勇者「スライムが8匹います。どうなったでしょう」
スライムK「合体した」
勇者「合体して?」
スライムK「キングスライムになった」
勇者「キングスライムになって?」
スライムK「ええっとザオラルをとなえた」
勇者「ザオラルをとなえて?」
スライムK「あのうそれってずっとオウム返しされたら終わらないんじゃあ」
勇者「うん」
スライムK「うんって。じゃあやめます」
勇者「ザオラルをとなえて?」
スライムK「えっ」
勇者「合体したキングスライムがザオラルをとなえて?」
スライムK「ひぃん」
勇者「そのカッチューのとこってスライムからどかせる?」
スライムK「いちおうは」
勇者「乗りたい!」
スライムK「むりです。いきなりなんですか」
勇者「ボクスライムに乗りたい」
スライムK「やめてください。つぶれちゃいます」
勇者「あっあっレディにそんなこというから」
スライムK「いた。やめ。やめてください」
勇者「おんなのこに重いなんて言っちゃダメなんだよ」
スライムK「言ってません。だれが乗ってもつぶれちゃうんです」
勇者「つぶれたら死んじゃうの?」
スライムK「そういうわけではありませんが」
勇者「へへ」
スライムK「あ。ちょ。やめてください。やめ。やめてっ!」
勇者「とう」
スライムK「ピエー」
勇者「あらーバブルスライム。ぺちゃんこになっちゃった」
スライムK「ピエーピエー」
女盗賊「おいこらやめろよ勇者のばかちん」
勇者「わっわっ。いたた」
盗賊「あーあーこんなにつぶれてちまって。おい大丈夫かー?」
スライムK「死ぬかとおもいました」
勇者「死なないって言った」
スライムK「そりゃ死にはしませんが重いというか苦しいというか」
勇者「重いって言った」
スライムK「やめてくださいごめんなさいもう言いません」
盗賊「あんまりいじめるなよ。勇者のいたずらなんてタカの目でお見通しなんだから」
勇者「ちぇえ」
スライムK「だからなにかの拍子にわたしにちょっかい出すのやめてください。あ。やめ。やめて」
勇者「じゃあどんな人なら乗せていいの」
スライムK「だれも乗せません。名前が変わってしまいます」
勇者「つまんないの。スライムナイトってみんなそうなの」
スライムK「みんなそうです」
勇者「もっと強そうなの乗せればいいのに」
スライムK「これがスライムの限界というわけです。これでいいんです」
勇者「だってそのナイトだけだったらすごく頼りないよ」
スライムK「そうでしょうか。かっこよくないですか」
勇者「さまようよろいが弱くなった感じだもん。むしろスライムの方が大きいぶんつよそう」
スライムK「がーん」
勇者「しかも合体しちゃってるもんだからすごく中途半端。やいこのチュートハンパ」
スライムK「がーん。じゃあどうすればいいですか」
勇者「もうボクを乗っけるしかないね。へへ」
スライムK「いえ。やめてください。あのやめてください。やめっちょっ盗賊さん!」
勇者「はーあ。ひまだなぁ。ひまひま」
スライムK「他にやることないんですか」
勇者「なーい。ひーま。ひーま。ゆーしゃがひーま」
スライムK「わたしでリズム刻まないでください。やめてください」
勇者「なんかおはなしてよ」
スライムK「えっ急にそんなこと言われても」
勇者「なんでもいいよ。自慢話でも質問でもしりとりでも」
スライムK「そうですね。じゃあさっきのお返しですが、勇者様には恋人などはいないのですか」
勇者「えーいないよぉ」
スライムK「それはもったいないですね。こんなにかわいらしいのに」
勇者「ええーやだなーもう恥ずかしいなぁこの。この。スライムナイトー」
スライムK「あっつよい。いつもよりつよい。いたい」
勇者「へへ。べつにてれてるわけじゃないよ。へへ」
スライムK「やめてくださいって言ってるんです。やめ。あほんとにいたいです。やめ。やめてっ!」
勇者「でもね。ざんねんながらボクはにんげんなんだ」
スライムK「しってます」
勇者「だからまものとけっこんすることはできないんだ」
スライムK「しってます。なんのはなしですか」
勇者「へへ。ざんねんだったねー」
スライムK「やめてください。なにもざんねんじゃありませんのでやめてください」
勇者「へへ。えいこの。スライムナイトのくせに。このー」
スライムK「くすぐったいです。やめてください」
勇者「えっここくすぐったいの」
スライムK「しまった」
勇者「くすぐりポイントみっけー!」
スライムK「やめてください! やめて! やめてくすぐったい!」
勇者「あはははは」
スライムK「ピエー」
勇者「スライムナイトと遊んでたら夜になっちゃった」
スライムK「ほんとにやることなかったんですね」
勇者「やることはいっぱいあるよ」
スライムK「じゃあそれからやればいいじゃないですか」
勇者「わかった。へへ」
スライムK「あっつねらないでいたいです。いきなりなんですか」
勇者「やることがいっぱいあるときはね。ひとつひとつ終わらせていくのがヒケツなんだよ」
スライムK「なんでわたしをいじるのがやることなんですか」
勇者「やることがないからやることなんだよ」
スライムK「ようするにヒマなんですね」
勇者「そうなのー。えいっ」
スライムK「いたっやめてください。もう夜ですよ」
勇者「今夜は寝かさないからね」
スライムK「そんなセリフいらないです。どうか寝かせてください。あ。やめ。やめて」
勇者「へへ」
勇者「あ。おふろに入らなきゃ」
スライムK「いってくればいいじゃないですか」
勇者「スライムナイトはおふろ入るの」
スライムK「入り」
勇者「ません」
スライムK「いえ入ります。ときどき水あびする程度ですが」
勇者「一緒に入りたい?」
スライムK「めっそうもないです。かんべんしてください」
勇者「いっしゅん期待したでしょ。この」
スライムK「やめてください。つつかないでください」
勇者「ほんとは期待したんでしょ。しょーじきに言ってごらん。えいこの」
スライムK「やめてください。期待はしています。勇者様から解放されるという期待」
勇者「あーあーそんなこと言うんだスライムナイトのくせに。この。この」
スライムK「いたいです。それもいたいです。それがいたいです。あ。やめてっ!」
勇者「へへ」
お ふ ろ
女勇者「いいゆかげん」
女盗賊「お、勇者。スライムナイトはどうした」
勇者「おふろ入らないんだって」
盗賊「はあ。まぁどうでもいいや」
女遊び人「わぁいちゃぷちゃぷ」
勇者「遊び人もスライムナイトで遊ぶ?」
遊び人「あそぶー!」
盗賊「やめろっつーの。まぁもう逃げてるだろアレ野良モンスターだし」
勇者「だいじょうぶだよ」
盗賊「なんで」
お そ と
スライムK「誰か出してください! 誰か出してください! 勇者様出して!」
男魔法使い「おやワシの棺おけから声がするぞい。ほっほっ」
勇者「かぱ」
スライムK「あっ勇者様ひどいじゃないですかこんなところに閉じこめるなんて」
勇者「かぱ」
スライムK「あっ開けてください。もうせまいところはこりごりなんです」
勇者「かぱ」
スライムK「もうそういうのもやめてください。出してください。おねがいします」
勇者「へへ。かぱ」
スライムK「やめてください。スライムナイトはヨコ倒しきついんです。やめて」
勇者「かぱ」
スライムK「ください。ずっとあけっぱなしにしてください」
勇者「うりうり」
スライムK「それもやめてください」
魔法使い「ほっほっ。うりうり」
スライムK「あなたもだれですか。やめてください」
勇者「へへ」 魔法使い「ほっほっ」 スライムK「やめてっ」
勇者「あっ魔法使いさん」
魔法使い「ほっ?」
勇者「もうねる時間じゃないの」
魔法使い「寝るかの」
勇者「ほらスライムナイトそこをどいて」
スライムK「はぁはい」
魔法使い「ほっ」
勇者「えいっ。かぱ」
スライムK「えっどういうことですか」
勇者「いつまでの命かわからないってことだよ」
スライムK「えっ。どういうことなんですか」
勇者「つまりボクと二人きりの時間がすごせるってことだよ」
スライムK「そういうことならいやです。やめてください。お願いします」
勇者「へへ」
スライムK「やめ。いたい。やめ。やめてっ!」
勇者「スライムナイトは眠くないの」
スライムK「眠いですがとても勇者様のまえでは眠れません」
勇者「眠ればいいじゃない。この。つんつん」
スライムK「眠りません。眠ったら死ぬ。そう思っています」
勇者「遠慮せずにボクのひざまくらでお眠り」
スライムK「そんなおそろしげなことできません」
勇者「寝ているあいだに……がばちょ! ってやったげる」
スライムK「そらみなさいやっぱりおそろしいことじゃないですか」
勇者「スライムナイトのかぶとを。……がばちょ! へへ」
スライムK「ひぃやめてください。それはほんとにやめてください」
勇者「へへ。この。スライムナイト」
スライムK「やめてください。あと何回このやりとりくりかえせば気がすむんですか」
勇者「スライムナイトが寝るまで」
スライムK「やめてください。どっちにしてもやめてください。あっいたいやめてっ」
勇者「へへ」
勇者「あ。みて。星がきれい」
スライムK「その言葉とまったく関係ないちょっかいだすのやめてください」
勇者「へへ。ほらあれみて。スライムナイト座」
スライムK「てきとうに星座つくらないでください」
勇者「一等星はあれ。ピエー」
スライムK「やめてください。あっル。ル!」
勇者「ピエーのとなりにある二等星がね。ピエーツー」
スライムK「やめてください。そういうのもやめてください」
勇者「ちょっと魔法使いさん。かぱ」
魔法使い「ほっほっ」
勇者「あれがスライムナイト座のピエーとピエーツーだよ」
魔法使い「ほっほう」
勇者「かぱ。へへ」
スライムK「やめてっ」
勇者「ふあーあ。なんだか眠くなっちゃったな」
スライムK「えっ。こんなところで」
勇者「ひさしぶりに野宿もいいね」
スライムK「カゼひきますよ」
勇者「勇者はカゼひかないんだよ」
スライムK「虫とかよってきますよ」
勇者「聖水まいとこうパッパ」
スライムK「ぎゃああああと魔物におそわれてもしりませんよ」
勇者(LV.99)「えっなんて?」
スライムK「じゃあ。じゃあ眠ればいいじゃないですか」
勇者「うーんねる。よいしょっと」
スライムK「ちょっとやめてください。どいてください苦しいですちょっと」
勇者「おやすみスライムナイトうりうり」
スライムK「やめてください。やめてっ寝ないで!」
勇者「へへ。Zzz」
勇者「う~んおはよー」
スライムK「おはようございます」
勇者「おやすみ」
スライムK「やめてください」
勇者「きのうはよく眠れたよ」
スライムK「昨晩はほんとうに寝かせてくれませんでしたね」
勇者「どうして」
スライムK「勇者様がわたしをまくらにしてはなさなかったからです」
勇者「そうなの」
スライムK「どんなに引きはがそうとしてもはなしてくれなかったからです」
勇者「そうだったの。へへ」
スライムK「いたいやめてください」
勇者「今日はどうしてくれてやろっかな。へへ」
スライムK「もうやめてください。そろそろつかれてきたんです。あっ。やめてっ」
女盗賊「勇者おはようってまだいるのかスライムナイト」
勇者「へへ。どんなもんだい」
スライムK「むりやり一晩つきあわされました」
盗賊「はぁ? 勇者おまえついに手出したの」
勇者「手はきのうからずっとだしてるよ。こんなふうに」
スライムK「やめてください」
盗賊「はぁもうめんどくさいからどっちでもいいや。朝飯食うぞ」
勇者「食べるー」
盗賊「ほらじじいも起きろ。よっしょっと」
魔法使い「ほっほっ」
盗賊「せっかくだからお前も朝飯食うか?」
スライムK「ありがたいお言葉ですが」
勇者「食べるって!」
スライムK「あの」
勇者「食べるってー!」
勇者「へへ」 スライムK「……」 魔法使い「ほっほっ」
盗賊「遊び人のやつは爆睡モードだから夕方まで起きないよ」
勇者「やったースライムナイトひとりじめ」
スライムK「ええっ」
盗賊「じゃあいたっきまーす」
勇者「いただきまーす」
魔法使い「いただきますぞ」
スライムK「いただきます」
盗賊「スライムナイトはそれ食べられるのか」
スライムK「食べられますけどこのかっこうでは食べられません」
盗賊「なんで?」
スライムK「わたし食事はスライムの口から食べるんです。いすにすわってるとちょっと高さが」
勇者「だめだよ。いすにすわらなきゃだめだよ。へへ」
スライムK「そんな」
盗賊「もうやめてやれよ」
勇者「へへ」
スライムK「やめてください。テーブルの下で蹴らないでください」
盗賊「お前そんなことやってるのかよ行儀わりーな」
勇者「蹴ってないよ。あしをぷらぷらさせてるだけ」
スライムK「あのう盗賊さん、わたしいすからおりていいですか」
盗賊「いいよ」
勇者「だめーっ」
盗賊「チョップ。いいよ」
スライムK「ありがとうございます。ついでにもうどこかいってもいいですか」
盗賊「いいよ」
勇者「ばか盗賊! いいわけないでしょ! ここはゆずらないもんね!」
盗賊「あーめんどくさいもう好きにしろよ」
スライムK「盗賊さんどうかあきらめないでくださいおねがいします」
勇者「じゃあボクがごはん食べさせてあげるね。へへ」
スライムK「盗賊さんっ」
盗賊「あっじじいきたねーな。こぼすなって言ってんだろ」
魔法使い「ほっほっ。これはこぼしてるのじゃ。ほっほっ」
盗賊「ふざけんなちくしょうこんなに汚しやがっ――だからいったん食うのをやめろ!」
勇者「盗賊はいそがしいみたいだね。へへ」
スライムK「ひい」
勇者「はいあーんして」
スライムK「やめてください。いすからおりたら自分でたべられます」
勇者「はいあーん」
スライムK「そこは口じゃないです。口は下のスライムです。上のナイトにはないとです」
勇者「へへ。あばれうしどりのなんこつ」
スライムK「やめてください。そこはほんとに口じゃないんです。あのやめ。やめてっ」
勇者「しょうがないなぁ。じゃあスライムの口あーんてして」
スライムK「あの。わたし前にあばれうしどりは食べませんって言いましたよね」
勇者「すききらいはよくないよ。はいああーん」
スライムK「いいですってば。やめ。あっちょっこれほんき。やめてくだ。あっやめてっ!」
勇者「おにくがだめなら野菜はどう」
スライムK「それならたべられます」
勇者「はいあーん」
スライムK「自分でたべられるからいいです」
勇者「ああーん」
スライムK「うう。あーん。ぱく」
勇者「おいし?」
スライムK「おいしいです。盗賊さんは料理がじょうずなのですね」
盗賊「おいじじいなんでもかんでも混ぜんじゃねぇ!」
魔法使い「ほっほっ合成呪文じゃ」
勇者「このースライムナイトめ。そんなにおいしいならもっとくえ。もっとくえ」
スライムK「そんなにいちどに食べられないです。むりです。やめてください。もごもご」
勇者「あっ盗賊ースライムナイトが野菜はきだしてるよー」
盗賊「ばか勇者お前もたべものをそまつにすんな」
勇者「いたっ。なんで?」
盗賊「ごちそーさまー」
勇者「ごちそうさまー」
魔法使い「ごちそうさまですぞ」
スライムK「ごちそうさまでした」
盗賊「くそー卓の外まで汚しやがってこいつら進歩ねーな」
スライムK「あっ。おかたづけてつだいます」
勇者「だーめ」
盗賊「なにがだめだあほ。でもまぁいいよ。あとやっとくから外で遊んできな」
勇者「うわあい」
スライムK「いたいひっぱらないでください。ちょっとずってます。ずっていたいです。いたい」
盗賊「あいつあのスライムナイト飼う気かよ」
魔法使い「ほっほっ」
盗賊「あーじじいも棺おけに戻ってていいぞ」
魔法使い「ほっほっ。よくみるとあんたいいお尻しとるのう」
盗賊「なんなら送ってやろうか」
勇者「へへ」
スライムK「あのーもうかえっていいですか」
勇者「どこに」
スライムK「フィールドのどこかに」
勇者「いいよ」
スライムK「ほんとうですか」
勇者「ばいばい」
スライムK「ほんとうですか。ありがとうございます。おせわになりました」
勇者「またね」
スライムK「さようなら」
しかしまわりこまれてしまった▼
スライムK「えっ。あのう」
しかしまわりこまれてしまった▼
勇者「へへ。うりうり」
スライムK「ええ。ええー」
勇者「スライムナイトってどんなじゅもんつかえるの」
スライムK「はぁ。ホイミです」
勇者「ほかには?」
スライムK「ないです。ホイミだけです。それも4回までしかつかえません」
勇者「4回だけ?」
スライムK「しかもきのう寝てないのであと2回しかつかえません」
勇者「じゃあちょっとホイミしてみせてよ」
スライムK「えっでもわたしも勇者様もケガなどしておりませんが」
勇者「そんなこといってホイミつかえないんでしょ」
スライムK「つかえます。でもそんなちょうはつには乗りたくないです」
勇者「えいこのスライムナイトめ。おまえのくすぐりポイントはしってるぞ」
スライムK「やめてくださいっ。あっやめてください。やめ。やめてっ」
勇者「さぁホイミをとなえてみせるんだ」
スライムK「そんなあ」
スライムナイトは ホイミをとなえた▼
勇者の キズが かいふくした▼
勇者「えっほんとに? ほんとにいまのホイミ?」
スライムK「だってげんきじゃないですか」
勇者「もういっかい」
スライムK「いやです。万が一のことがあったら回復できなくなります」
勇者「へへ」
スライムK「あっ。それはもうやめてください。おねがいします」
勇者「さぁもういっかいとなえてみせて」
スライムK「うう」
スライムナイトは ホイミをとなえた▼
勇者の キズが かいふくした▼
スライムK「これでまんぞくですか」
勇者「へへ。これでただのこうげきモンスターいっちょうあがり」
スライムK「そんなことのためにむだうちさせるなんてひどい。ひどいです」
勇者「スライムナイトにいいものあげる」
スライムK「いいです。いらないです」
勇者「じゃーんでんせつの剣だよ。これで魔王倒したんだよ」
スライムK「あわわほんもの」
勇者「これをそうびしてみて」
スライムK「いいです。いやです。こわいです」
勇者「どうのつるぎぽーい。でんせつの剣ぎゅー」
スライムK「ひい」
勇者「じゃーんでんせつの盾。これで魔王のこうげきをふせいだんだよ」
スライムK「あわわこれもほんもの」
勇者「ほらそうびそうび」
スライムK「あわわわ」
勇者「じゃーんでんせつの勇者のかんせーい。へへ」
スライムK「やめてください。おかえしします。えっあの。勇者様うけとってください」
勇者「へへ。かっこいいぞこのー。うりうり」
勇者「それじゃあボクとたたかうんだ」
スライムK「ええっ」
勇者「ボクはどうのつるぎとかわのたてだよ」
スライムK「ああいつの間にわたしのあいぼうたちを」
勇者「スライムナイトはでんせつセットだよ。これっていいしょうぶだよね」
スライムK「そんなむちゃな」
勇者「そら。さぁこい。へへ」
スライムK「むりです。かてるはずないです」
勇者「こないならこっちからいっちゃうぞ」
スライムK「そんなやめてください。おねがいします」
勇者「ほらほら。こないとこっちからいっちゃうぞ」
スライムK「やめてください。こうさんします。まいりました」
勇者「ほら。はやくこないと。かいしんのいちげきくらっちゃうかもよ」
スライムK「そうやってじらすのもやめてくださいこわいです。あっ。だれかたすけて」
しかしまわりこまれてしまった▼
勇者「へへ」
スライムK「ひい。やめてください」
勇者「こら。それでもおとこのこか。かかってきなさい」
スライムK「ひい。それでもおんなのこですか」
勇者「なにーこの。えいこのスライムナイト」
スライムK「やめてっ。やめてっ。ピエー」
女盗賊「こらーっ」
勇者「げ」
スライムK「あっ盗賊さん」
盗賊「なにやってんだばか勇者」
勇者「みてのとおりせーせーどーどーのけっとうさ。あいたっ」
盗賊「勝手に袋あさってなに企んでるかと思えばお前は。ほら武器は没収。全部だっ」
勇者「はーい」
スライムK「それはわたしのあいぼうです!」
勇者「あっ。なにかヘンだとおもったら」
スライムK「やめてください」
勇者「あたまのふさふさがもとにもどってる。これはいけねえ」
スライムK「やめてっ」
勇者「これってひっぱったらどうなるの」
スライムK「ちぎれます。やめてください」
勇者「ここだけメラをぶつけたらどうなるの」
スライムK「もえてなくなります。やめてください」
勇者「つるっぱげになったらどうなるの」
スライムK「かっこよさがなくなります。やめてください」
勇者「なにそれみたーい。へへ」
スライムK「かんべんしてください。おねがいします」
勇者「じゃあまずはねえ」
スライムK「みつあみ。みつあみがいいです。みつあみにしてください」
勇者「さいしょからそういえばいいんだよ。へへ。うりうり」
勇者「そうだ。いつもこっちが回りこんでるからワンパターンなんだ」
スライムK「あのうなんの話かわかりませんがやめてください」
勇者「へへ。スライムナイトをうしろから」
勇者「だっこ」
スライムK「やめてっ。はなしてっ。はなしてください」
勇者「で。棺おけのとこにおろして。へへ。スライムをゲット」
ナイト「ああっ」
勇者「わあいスライムゲットー」
勇者は にげだした▼
ナイト「ああっ。待ってください。かえしてくださいっ」
勇者「へーいここまでおいでー」
スライム「ピキー」
ナイト「やめてーっ」
勇者「あはは。あし短いのに走ってきてる。しかもみつあみパタパタ。おかしー」
ナイト「かえしてーっ」
勇者「やーいここまでおいでー」
ナイト「はあはあもうあんなところに」
勇者「スライムってひんやりでベタベタしなくていいね。へへ」
スライム「ピキー」
勇者「どれほっぺた両方びろーん」
スライム「ピキーー」
勇者「あはは。ぐにーんびろーん」
ナイト「やめてー」
勇者「あすごい。頭のでっぱりつかんだらびろーんて落ちてく。へへ」
スライム「ピキー」
勇者「よっと。おーすごい。まるで水ふうせんだー。びよーんばいーん」
ナイト「はあはあやっとおいついた」
勇者「あっおつかれさま。へへ」
勇者は にげだした▼
ナイト「あああ」
勇者「ほらーこんじょーみせろー」
ナイト「はあはあ」
勇者「はやくしないととんでもないことになるぞー」
ナイト「やめてくださいー」
勇者「スライムナイトがスライムナイトじゃなくなっちゃうぞー」
ナイト「やめてくだせー」
勇者「ほらいそげー。間にあわなくなってもしらんぞー」
ナイト「やめっ。って!」
勇者「あっ。ころんだっ。スライムナイトのナイトがころんだっ!」
ナイト「ううう。くそー」
勇者「そうそうそのいきだよ。がんばれー」
スライム「ピキー」
勇者「あっおまえしゃべれるんだ。へへ」
勇者は にげだした▼
ナイト「はあはあ。もうっ」
勇者「やい。おまえのなまえはなんだ」
スライム「ピキー」
勇者「どうしてそんなにみどりなんだ」
スライム「ピキー」
勇者「泣いたってだめだぞ。へへ」
スライム「ピキー」
勇者「やっぱりしゃべったほうがおもしろいかなぁ」
スライム「ピキー」
勇者「そうだ。あたまにのっけてー。じゃーん勇者スライム」
スライム「ピキー」
勇者「あ。にげちゃった」
スライム「ピキーー」
勇者「へへ。足おそいね。ピョンピョンなのにおそいね。へへ。まてまてー」
スライム「ピキーーー」
ナイト「はあはあ。はっ。あのこえは」
スライム「ピキー」
ナイト「スライムー!」
合 体
スライムK「スライムナイトふっかつ!」
勇者が あらわれた▼
スライムK「あわわ」
勇者「へへ」
スライムK「ひいい」
勇者「へへへ」
スライムK「うううう」
勇者「へへ。スライムナイト。へへ」
スライムK「ピエー」
スライムナイトは にげだした▼
しかしまわりこまれてしまった▼
勇者「どうしたの。げんきないね」
スライムK「もうつかれたんです。くたくたなんです」
勇者「げんきだして。うりうり」
スライムK「きのうから寝てないし。MPはなくなるし」
勇者「えいこの。つんつん」
スライムK「あげくに走らされるし。もう眠いんです」
勇者「あっ。みつあみ乱れてる」
スライムK「寝ます。もう眠たいです。そこの木陰でやすませてください」
勇者「いいよ」
スライムK「眠るのじゃましないでください。いたいこともしないでください」
勇者「いいよ」
スライムK「ぜったいですよ」
勇者「うんわかった。へへ」
スライムK「もうどうにでもなあれ。おやすみなさい」
勇者「おやすみスライムナイト。おやすみ。へへへ」
勇者「ただいまー」
女盗賊「おーおかえりー。ついに別れたのか?」
勇者「まーだだよ。みんなまだ寝てるの?」
盗賊「遊び人はベッドで寝てる。じじいは棺おけで倒れてる」
勇者「はあい」
勇者「こらーいつまで寝てんだー起きろー」
女遊び人「起きてるー!」
勇者「へい遊び人ちゃん。ボクとおえかきしにいこうぜ」
遊び人「行くー!」
勇者「じゃーいってきまーす」
遊び人「きゃっきゃ!」
盗賊「えっまた? しかも遊び人連れていきやがってアイツまたいたらんことを」
勇者「遊び人はまだスライムナイトに会ったことないよね」
遊び人「ないー!」
勇者「へへ。みんなでいっしょにあそぼーぜー」
スライムK「Zzz」
遊び人「きゃー!!」
勇者「しーっ」
遊び人「しーっ!」
勇者「油性ペンもった?」
遊び人「もったー」
勇者「それえっ」
遊び人「わあいっ」
スライムK「Zzz」
勇者「まずかぶとの上のとこに目ーかいてー」
勇者「ほら。横に口ひろげたおまぬけモンスターのできあがり」
遊び人「おはなかいてねー! おはなかいてねー!」
遊び人「おはなばたけー!」
勇者「へへ。おもしろかわいい」
スライムK「Zzz」
勇者「もうラクガキするとこなくなっちゃったね」
遊び人「まっくろけー」
勇者「どうしよっかなあ」
遊び人「乗りたいー!」
勇者「だーめー。起こしちゃったらたのしみがなくなるでしょ」
遊び人「つまんなーい」
勇者「そうだねー。考えてみればつまんないねー寝てるのって」
遊び人「起こそうよう!」
勇者「でもさっきくたびれてて反応ニブかったからどのみちつまんないかなぁ」
遊び人「どうするのー?」
勇者「うーんスライムナイトのまわりに落とし穴でもほろっか」
遊び人「ほるー!」
スライムK「Zzz」
勇者「うーんなにかいいイタズラないかなー。ざくざく」
遊び人「ざくざく!」
盗賊「昼めしできたぞー」
盗賊「じじい起きろ。よいしょ」
魔法使い「ほっほっ」
盗賊「さーてあいつら何やってあーっひでえ!」
勇者「ざくざく」 遊び人「ざくざく!」
盗賊「こらーっ」
勇者「げ。盗賊」 遊び人「ざくざく!」
盗賊「ばか勇者。あほ遊び人」
勇者「いたっ」 遊び人「いた!」
盗賊「スライムナイトがお前らに何をしたってんだよ」
勇者「だって」 遊び人「うう!」
盗賊「やりすぎだ穴を埋めろ。ラクガキ消せ。じゃないとお昼ぬき」
勇者「ええっ」 遊び人「ここまでがんばったのにー!」
盗賊「お昼ぬき」
勇者「はぁい」 遊び人「むううー!」
スライムK「Zzz」
・
・
・
スライムK「あ。勇者様」
男勇者「やぁスライムナイト。君は強くてかっこよくて本当に頼りになるな」
男盗賊「ああ。この旅はお前がいなければ魔王を倒すことはできなかったな」
男賢者「まちがいない。世界一のスライムナイトを誇っていいさ」
スライムK「これはゆめオチ!」
男勇者「ところでスライムナイト。その、なんだ。よかったら結婚してくれないか」
男盗賊「おいおい勇者冗談キツイぜ。俺とお前の将来は決まってるだろう」
男賢者「盗賊!? 君は私の――」
スライムK「あわわおかしな話になってきた」
男勇者「へへ。スライムナイト」
男勇者「……ぐへへ!」
スライムK「ひい。だれかたすけて!」
男魔法使い「ほっほっ」
・
・
・
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「あ。魔法使いさん。おはようございます」
魔法使い「うなされとったようじゃ。大丈夫かの」
スライムK「はい。おかげさまでたすかりました」
魔法使い「ワシの呪文の影響だったら悪かったの」
スライムK「えっわたしになにをしていたんですか」
魔法使い「油性を水性に変える呪文をかけていたのじゃ」
スライムK「えっ。あーっひどい。わたしの剣が。盾が。まさかかぶとまで」
魔法使い「ほっほっ案ずるでない。ワシの呪文はぜったいじゃ」
スライムK「ありがとうございます。これぜんぶ勇者様がやったんですよね」
魔法使い「あとあそこのバニー幼女もじゃ」
スライムK「あ。勇者様もいる。なにをやっているのですか」
魔法使い「穴を埋めているのじゃ。おぬしをたたきこむ……落とし穴をな!」
スライムK「やめてっ! えっ。あれ。うめているんですか。あれ」
勇者「おはよう」
スライムK「おはようございます。そちらのおこさまは」
遊び人「おこさまじゃないもーん!」
勇者「遊び人だよ。あと魔法使いさんだよ」
スライムK「いえそれは知っていますが」
勇者「みんなさいごまで魔王倒すのてつだってくれたんだよ」
スライムK「ええっ」
魔法使い「ほっほっ。さぁお昼ごはんを食べにいくぞい」
スライムK「ああみえてただものじゃなかったんですね」
魔法使い「ほっ!?」
スライムK「あっ」 勇者「あっ」 遊び人「落ちたー!」
スライムK「だだだ。だいじょうぶですか」
勇者「いっけねまだ残ってた。へへ」
スライムK「だいじょうぶですかーっ」
遊び人「へんじがなーい!」
盗賊「おかえりーっておい」
勇者「へへ。どろだらけ」
遊び人「どろんこー!」
スライムK「ラクガキだらけです」
魔法使い「ほっほっ。土に還るところじゃった」
盗賊「お前ら全員風呂入ってこい! んな状態で卓につくな!」
勇者「えええめんどくさい」
遊び人「やだー! おなかへったー!」
スライムK「あのう。わたしまでわるいです」
盗賊「つべこべ言わず風呂! じゃないと今日はめし抜き!」
勇者「はあい。へへ。スライムナイトはやく」
スライムK「やめてください。ひっぱらなくてもいきますからやめ。あっ。やめて」
遊び人「おじーちゃんいこー!」
魔法使い「ほっほっ。ほっ。ごほっ。ほっ。ほう!」
盗賊「おい勇者やめてやれ! 遊び人もじじいにメチャクチャすんな!」
お ふ ろ
遊び人「ざぱーん!」
勇者「へへ」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「ああ」
遊び人「ナイトさんそれとれるー?」
スライムK「ありがとうございます。なんとかこすればとれます」
遊び人「手伝うねー!」
スライムK「えっいやいいです。そのお気づかいだけでけっこうです」
遊び人「ごーしごーし!」
勇者「ちがーう。あのね。スライムナイトはこうやるんだよ。うりうり」
スライムK「あっそれもちがいます」
勇者「へへ。うりうり」
遊び人「うりうりー!」
魔法使い「ほっほっ」
遊び人「おねーちゃんタオルとらないのー?」
勇者「ボクはそういうおとしごろなのさ」
スライムK「はあ。オスのわたしがいていいのでしょうか」
勇者「へへ。まものだからいいんだよ。へへ。えいこの。うりうり」
遊び人「うりうりー!」
スライムK「やめてください。ではあの。魔法使いさんはいいのですか」
魔法使い「ほっほっ」
勇者「ほっほって言ってるだけだしいーんじゃないの」
スライムK「でもなんかずっと湯船からこちらをみてますよ」
魔法使い「ほっほっ」
勇者「魔法使いさんはね。スライムナイトをみてるんだよ」
スライムK「えっ。ちがいますよ。だってほら」
魔法使い「ほっほっ」
遊び人「ほらみてるー! ナイトさんみられてるー!」
スライムK「えっちょっとやめてください。あの魔法使いさんやめてください」
遊び人「ごしごししてあげるー!」
スライムK「ありがとうございます。あっスライムはいいです。いいですって!」
勇者「このかぶとの中も?」
スライムK「しなくていいです。あっやめてください。しみます。やめてっ」
魔法使い「ほっほっ。もてもてじゃのう」
スライムK「あのう魔法使いさんからもおねがいします」
魔法使い「いいぞい」
スライムK「ちがいます。やめるようにいいきかせる件についてです」
スライムK「こっちにこなくていいです。加勢しなくていいです。いいです!」
魔法使い「ほっほっ」
勇者「へへ。みんなでごしごししてやろーね」
遊び人「ごしごしー!」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「あっ。くすぐったい。やめてください。あっ。きもちいい!」
遊び人「ぴかぴかー!」
スライムK「ありがとうございました。というのもヘンですが」
勇者「すごくきれいになったね。へへ。またラクガキしていい?」
スライムK「だめですやめてください」
魔法使い「ほっほっ。ここ。ぷにぷにじゃの」
スライムK「ひゃん! やめてください!」
魔法使い「ここも。ここも。あとここも弱いんじゃろ」
スライムK「あっ。あっ。やめてください。んんっ」
遊び人「おじーちゃんすごーい!」
勇者「むむ。じゃあここは。つねつね」
スライムK「あっそこはいたいです」
魔法使い「ほっほっ。精進するがよい」
スライムK「しなくていいです。あのそういうのいらないです。やめてください」
勇者「よおし。へへ」
スライムK「やめて!」
盗賊「おせーよ! 風呂でなにやってたんだよ!」
勇者「へへ。あんなことやこんなこと」
遊び人「さわりまくったのー!」
スライムK「あの盗賊さんほんとそういうのではないので」
魔法使い「ほっほっ」
盗賊「どうでもいいわ。ほら昼めし食うぞ温めなおしたから」
スライムK「あのうわたしは」
盗賊「ばかどもが世話かけたな。迷惑料がわりに食っていきな」
スライムK「そんなわるいです。朝ごはんまでいただいて」
盗賊「腹減ってないなら無理しなくてもいいけどな。うまいぞこれ」
スライムK「ありがとうございます。盗賊さんにはあたまがあがりません」
勇者「なんだとー。えいこのスライムナイトめ」
スライムK「な。なんですか。やめてください」
盗賊「お。なんかいじりかたがソフトになったな」
遊び人「おいしーい!」 魔法使い「ほっほっ」
盗賊「ごちそーさまー」
勇者「ごちそうさまー」
魔法使い「ごちそうさまですぞ」
遊び人「ごちそーさまー!」
スライムK「ごちそうさまでした」
勇者「ごちそうさまーっ」
魔法使い「ごちそうさまですぞっ」
遊び人「ごちそーさまー!!」
スライムK「えっ。ごちそうさまでした」
盗賊「いや合わせなくていいぞ。こいつら8割ノリで生きてるから」
スライムK「おかたづけてつだいましょうか」
盗賊「おーよくできたモンスターだなお前。でもまぁ気ぃ遣わなくていいよ」
スライムK「そういうわけには。あっ。勇者様やめてください」
勇者「へへ。つぎはなにしよっかー」
盗賊「いってらっしゃい」 遊び人「わーい!」 魔法使い「ほっほっ」
勇者「うりうり」 遊び人「うりうりー!」 魔法使い「もみもみ」
スライムK「やめてっ」
遊び人「ナイトさんってかっこいーよね!」
スライムK「自分でもかっこいいとおもってました。勇者様にあうまでは」
遊び人「ぎゅーってしていーい?」
スライムK「えっ。あのそういうのは」
遊び人「ぎゅーっ!」
スライムK「あわわ人間のおんなのこやわらかい」
勇者「あっ。このスライムナイトめーうれしそうにこの。えいこの」
スライムK「あっくすぐらないであっそこはやめてっ」
魔法使い「ほっほっ。ワシも混ぜなされ。それっ」
スライムK「ひゃあ魔法使いさんのえっち!」
遊び人「ぎゅーっ」 勇者「このこの」 魔法使い「ほっほっ」
スライムK「うわっくるしくすぐったえっち! はなして! みんなはなして!」
勇者「へへ」
遊び人の こうげき!
遊び人の こうげき!
遊び人の こうげき!
スライムナイトを たおした!
スライムK「きゅう」
遊び人「かったー!」
勇者「いやいやさすがにまけちゃだめでしょースライムナイト」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「だってこんな小さなおんなのこだったからつい」
勇者「いちおう遊び人も魔王倒すのについてったっていったじゃん」
遊び人(LV.75)「わーい! かったー!」
スライムK「このコどこのコなんですか」
勇者「ボクが道ばたでひろった」
スライムK「えっ」
勇者「そして。遊び人になった! へへ」
スライムK「なんかもうよくわかりません。あとあっそれやめてください」
スライムK「では魔法使いさんは」
勇者「魔法使いさんはさいしょは棺おけにはいってた」
スライムK「えっ」
勇者「で。ムリヤリせかいじゅのはっぱつかって生き返らせたら」
魔法使い「ほっほっ」
勇者「さいごまでついてきちゃった。華のパーティーの老一点だよ」
スライムK「はあ。けっきょくなにものなのでしょうか」
勇者「しらなーい。まものじゃないの。へへ」
遊び人「まものー!」
魔法使い「ほっほっまもの。ほっほっ」
スライムK「なんか。カオスというか。魔王を倒せたのがなっとくというか」
勇者「へへ。ほめるない。このスライムナイト。へへ」
スライムK「あ。いまわたしほめたんでしょうか。なんかもう」
遊び人「うりうりーっ!」
スライムK「わけわからなくなってきました。あっ。やめてください」
スライムK「さいごの良心盗賊さんだけがすくいです」
勇者「盗賊はねぇ。まじめそーにみえて。ねーっ」
遊び人「ねーっ!」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「え。なんですか。盗賊さんもナンアリなのですか」
勇者「へへ。盗賊はね。へへ。ねーっ」
遊び人「ねーっ!」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「ああききたくないけど気になります。なんなのですか」
勇者「へへ。盗賊はね」
盗賊「なんもねーよマジで」
勇者「あいたっ」
盗賊「いかにもな言い回しで意味ありげにテキトーなこと吹きこむなばか勇者」
スライムK「よかった。やはり盗賊さんはまともだったんですね」
盗賊「まぁ面倒みるやつがまともじゃなかったらこいつら風化しちまうからな」
盗賊「あーあたしか? あたしは別に何のエピソードもないただのコソ泥だよ」
スライムK「いえあなたは聖母です。あなたの力があればわたしを解放してくれるはず」
盗賊「そんな大げさなもんじゃないけど、もうすぐ解放してやるよ」
スライムK「えっさすが」
勇者「どうゆーこと? スライムナイトえいっ」
盗賊「ついに異世界への入り口がみつかったんだ。これで新たな冒険へ旅立てるぜ」
スライムK「えっ。急になんですかこわい」
盗賊「今までこんなところでキャンプしていたのにはワケがある」
盗賊「それは勇者が大魔王を討ち果たしたことにより、次なる冒険が閉ざされてしまったからだ」
スライムK「ちょっと勇者様。いま盗賊さんの話きいているのでやめてください。あっ」
盗賊「最近ここらで次元のゆがみが見つかったって話を聞いて、あたしらはその調査をしていた」
遊び人「わーいダブルみつあみー!」
盗賊「訂正。あたし一人で調査していたんだ。こいつらはずっとこんな感じだった。それで」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「ちょっと魔法使いさんいらないセリフで一行うめないでください。あっ! やめてっ!」
盗賊「まぁ要するにやることがなくてヒマだったのさ。冒険がしたかったのさ」
盗賊「で、ついさっき異世界へと通じるポイントを特定した」
盗賊「あたしらのここでの目的は達成した。お前とは近々ここでお別れさ」
スライムK「突拍子もなにも。まあそういう話だったのならしかたないですね」
勇者「さみしい? どうなのスライムナイトうりうり。へへ」
スライムK「正直すこしさみしいところはあります」
勇者「へへ。うりうりうりうりうりうりうりうり」
遊び人「うりうりうりうりうりうりうりうり」
魔法使い「ほほほほほほほほほほほっほっほ」
スライムK「おかしくなる!」
盗賊「ずいぶん好かれたもんだなー。最初はひでぇいじめられてたのに」
スライムK「あのう盗賊さんこれいじめじゃなかったらなんなんですか」
盗賊「リンチ……」
スライムK「リンチ」
勇者「へへへ」 遊び人「リンチー!」 魔法使い「ほっほっ」
盗賊「本格的に旅立つ前に、こっちの世界でいろいろ清算とか支度とかあるから」
盗賊「今日はとりあえずみんなでルイーダの酒場にでも戻るわ。キメラのつばさで」
盗賊「勇者のルーラはマジ適当だからな」
スライムK「わかりました。では自分はようやくフィールドにかえられるのですね」
盗賊「ていうかお前そもそもその別世界からきたんだろ」
スライムK「えっ」
盗賊「スライムナイトなんていままで本でしか見たことねーよ」
スライムK「ええっ」
盗賊「大体このあたりでまともにうろついてる魔物自体ほとんどいねーよ。魔王いないし」
スライムK「ええっ!」
勇者「へへ。なるほどだから魔王たおされたの知らなかったんだねぇ。この」
スライムK「そんな。わたしはただ外をおさんぽしてただけなのに」
盗賊「知らん間に偶然神隠しにあったんだな。それで運悪くド暇な勇者につかまってしまったんだな」
スライムK「そんなばかな。でも道理でなにかおかしいとおもっていました」
盗賊「それはあんまり関係ないな。このパーティーの75%はおかしいからな」
遊び人「おじーちゃんジャイアントスイングー!」
魔法使い「ほっほっ」
スライムK「ではわたしは、ひとあしさきにもとの世界に帰ろうとおもいます」
勇者「なにいってんのかわかんない。へへ」
盗賊「やめろ。いまからか? 夕飯までくっていかないか?」
スライムK「いえ。これいじょうお世話になるわけにはいきません」
スライムK「それにこのタイミングをのがすと一生解放されない気がしますので」
盗賊「されないだろうな。わかった、場所を教えるよ。タカの目!」
スライムK「!」
盗賊「うん、ここからだと北東にある林だ。そこを突き進んでいけばたぶん帰れる」
スライムK「あっありがとうございますあっ」
盗賊「勇者、放してやれ。長くいればいるほど別れはつらくなるぞ」
スライムK「勇者様」
勇者「へへ」
盗賊「あっこいつ耳栓してやがる!」
スライムK「ここが元の世界への入り口ですか」
盗賊「本当にもう行くのか。明日の朝めしの分もあるぞ」
スライムK「ありがとうございます。そのお気づかいだけで十分です」
盗賊「気をつけてな」
スライムK「はい。ところでわたしのほかにここにきたモンスターはいないのでしょうか」
盗賊「いた。あばれうしどり」
スライムK「あああ」
盗賊「おい勇者。そろそろ放してやれ」
勇者「へへ。うりうり」
盗賊「勇者。どうせ後から同じ世界に行くんだから今生の別れでもないだろ」
スライムK「勇者様」
勇者「へへ。スライムナイト」
勇者「かぶとがばちょ!」
スライムK「ァ」 盗賊「あ」
勇者「ああー。かぱちょ」
盗賊「あっ待て。やくそうだ。どくけしそうもある。もっていきな」
スライムK「何からなにまでありがとうございます」
勇者「いまのうちにうりうりつんつんするね」
スライムK「まあさいごなので」
勇者「へへ。うりうり。つんつん。ぎゅーっ」
スライムK「ちょっとくるしいですがさいごなので」
勇者「ぎゅー。ぎゅー」
スライムK「あ。あの勇者様」
盗賊「おー。かなり気にいられてたんだな。それキスでもしちまいな」
勇者「ちゅっ」
スライムK「!?」
盗賊「おう」
スライムK「あわわ。勇者様」
勇者「へへ。スライムナイト」
勇者「えへへ」
遊び人「おーい!」
魔法使い「ほっほっ」
盗賊「おっ。あいつらもお前見送るのを思い出したみたいだぜ」
スライムK「みなさん」
遊び人「いっしょに行くー! もっとうりうりしたいのー!」
魔法使い「ほっほっ。ワシの正体は先代魔王の側近だったのじゃ」
勇者「かならずむこうにいってもあいにいくよ。へへ」
盗賊「勇者たちにつきあってくれてありがとな。あっちでも達者でな」
スライムK「みなさん。今日までつきあっていただき本当にありがとうございました」
スライムK(LV.6)「おかげでレベルも上がりましたし、むこうでもやっていけそうです」
勇者(LV.99)「うりうり。死ぬんじゃないぞ。へへ」
遊び人(LV.75)「がんばってねー!」
盗賊(LV.60)「縁があったらまたな」
魔法使い(LV.3)「ほっほっ。ワシもついていくぞい」
スライムK「ではみなさん――さようなら!」
――
スライムK「ああ。かえってきた」
スライムK「ここがわたしがもといた世界か」
スライムK「こうして一人になると。ながいユメをみていたようだ」
スライムK「みなさん、ピエールはがんばります」
スライムK「もっとつよくなって」
スライムK「料理もできるようになって」
スライムK「りっぱになってみなさんをむかえます」
スライムK「どうかそのときまで[魔法使い「ほっほっ]」
スライムK「まっ[遊び人「わーい!」]」
スライムK「」
勇者「へへ」
盗賊「ちくしょうばかー! もう帰れねーじゃねーか!!」
スライムK「げんかくとげんちょう」
勇者「あっスライムナイトひさしぶり。へへ」
遊び人「へへー!」
魔法使い「ほっほっ。よくみるとあんたいいお尻しとるのう」
スライムK「くすぐったい! ということはユメじゃないんですね。あ。ちょ。やめっ」
盗賊「もうあたまおかしくなりそう……へへへ……スライムナイト……」
スライムK「盗賊さん! 盗賊さん!!」
勇者「さぁいくよスライムナイト!」
スライムK「いくってどこへ」
勇者「この世界の魔王を倒しにだよ! いっしょにがんばろーね! へへっ」
スライムK「ピエー」
END


これ面白いよなー
まるっきり中身のないはなしなのに