本日の営業結果、ほむらに蜂の巣にされました。
キュウべぇ「はぁ…なんで蜂の巣なんだよ…」
キュウべぇ「替えの体高いんだぞ…自己負担だというのに…」
キュウべぇ「はぁ…」
キュウべぇ「ビール飲もうかな…」
ゴキュゴキュ
キュウべぇ「大体上は何を考えているんだい?願いをなんでも叶えるとか危険でしょうがないだろ!『インキュベーター絶滅しろ!』って言われたらどうするんだ!!」
キュウべぇ「飲み過ぎたか…」
キュウべぇ「ノンアルコールビールうめぇ…」
元スレ
キュウべぇ「はぁ…営業いかなきゃ…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1369966587/
キュウべぇ「アフターサービスいくか…」
トゥルルルル
キュウべぇ「あ、すいませんそちらに佐倉杏子という明らかに小学生高学年なのに20歳と記入してる不届きものが宿泊されてますか…?」
キュウべぇ「あ、はいすいません…」
キュウべぇ「いない…そうですか…」
キュウべぇ「まったく…住むところなら僕が確保しているというのに…わざわざホテル巡りとかわけがわからないよ…」
キュウべぇ「しかたない…虱潰しにさがすか…」
その後懸命な捜索の結果杏子を発見しました、その見返りはうんまい棒カレー味でした。
さやか「…」テクテク
キュウべぇ「!?僕の絶望レーダーに反応が!!あれは…」
さやか「はぁ…」
ババッ
キュウべぇ「美樹さやか!僕と契約して魔きゅっぶい!?
グニュ
さやか「…あれ?なんか踏んだ」
キュウべぇ「ははは…ヒドいな美樹さやか」
キュウべぇ(顔にウンコついた…靴にウンコ付いたら一分以内に靴を洗浄するのが地球のルールなんじゃないのかい美樹さやかぁぁあ!)
キュウべぇ「悩み事かい?僕でよければなんでも聞くよ?」
さやか「キュウべぇ…」
キュウべぇ「スッキリしたらさっさと契約して魔法少女になってくれるかな?僕もノルマがキツいんだ」
さやか「は?」
キュウべぇ「なんでもないよ(やばい…つい焦りのあまり…)」
キュウべぇ(営業は根気が基本根気が基本根気が基本)
さやか「実はね…」
1時間経過
さやか「それでね、仁美が私を裏切ってかんぬんうんぬん」
キュウべぇ「美樹さやか、君は要点を抑えた説明の仕方を学ぶべきだと思うよ?」
さやか「悩み事聞くっていったじゃない!!何時間でも!」
キュウべぇ「」イラッ
三時間後、解放されました。
キュウべぇ「…」
キュウべぇ「営業サービスのやり方を考え直す必要がありそうだね…」
マミ「あら?キュウべぇ?」
キュウべぇ「巴マミじゃないかい、相変わらずとぐろ巻いてる髪が素敵だよ」
マミ「疲れた顔してるわね、半目になってるわよ?」
キュウべぇ「まさか、DVD化の際闇に葬られたはずだよ」
マミ「DVD?」
キュウべぇ「こちらの話だから気にしないでくれ」
マミ「まぁいいわ、どう?家で紅茶でも」
キュウべぇ「頂くよ」
マミ「疲れた時には熱い紅茶が一番よ」ニコッ
キュウべぇ「天使がおる」
マミ家
マミ「はい、ケーキと…」
マミ「ごめんなさい、茶葉切らしてしまったの、コーヒーでいいかしら」
キュウべぇ「はむ…ひひよ?」モシャモシャ
マミ「ふふふ…口周りにケーキついてるわよ?」フキフキ
キュウべぇ(巴マミ…君は…)
キュウべぇ(天使やでぇ…)
マミ「はい、コーヒーよ」コトン
ゴキュンゴキュン
キュウべぇ「…うまい!うまいよ!巴マミ!」
マミ「ほんと?いままで飲むの躊躇ってたから私もこれからは飲もうかしら」
キュウべぇ「え…?このコーヒーは一体…」
マミ「コピ・ルアク、猫のウンチよ」
キュウべぇ「ぶふぉ!?」ブシュー
三回吐いてからマミ家を後にしました。
キュウべぇ「巴マミにスカトロ趣味があったとはね…まったく…」
ザッ
ほむら「…」
キュウべぇ「暁美ほむら、君もしつこいなぁ…無駄だって分かってるだろ」
ほむら「…」スチャ
キュウべぇ「撃ったって無駄だって言ってるだろ」
ほむら「…」カチャ
キュウべぇ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!やめてぇ!!!この体高いのぉぉおお!!!」
ほむら「!?」ビクッ
キュウべぇ「…銃を納めてくれて感謝するよ暁美ほむら」
ほむら「マジ泣きされたら私だって銃を納めるしかないわ」ファサ
キュウべぇ「まぁ君も僕の経済状況が分かったことだし今後は体破壊しないでくれるかな?」
ほむら「あなたがまどかに付きまとう以上約束はできないわ」ファサ
キュウべぇ「何回も言うように鹿目まどかは桁違いの潜在能力を持っているからね、僕も易々逃すつもりはないよ」
ほむら「そう…交渉決裂ね」ファサ
キュウべぇ「話す度に髪をファサファサするな!!どれだけヘッドスパしたのか知らないけど!!君のシャンプーは薬の福太郎で買ってきたTSUBAKIのパクりシャンプーだろ!!」
めっちゃボコられました。
キュウべぇ「はぁ…今日は収穫ゼロかぁ…」キュップイキュップイ
杏子「お?キュウべぇじゃねえか」
キュウべぇ「佐倉杏子じゃないか、何してるんだい?」
杏子「見りゃわかるだろ」
キュウべぇ「うん、分かるね、ATMの残骸だね…佐倉杏子、現金BOXの中から現金を取って残骸は現場に捨てればいいんじゃないかな?そうすれば額に汗して重い残害引きずることもないと思うよ?」
杏子「そうか!キュウべぇ頭いいな!」
キュウべぇ「君がバカなんだよ」
杏子「まぁいいや!キュウべぇたい焼き食えよ!!」
キュウべぇ「君はいつも何かしら食べてるなぁ…まぁいいや、有り難くいただくよ」ヒョイ
杏子「あ!や、やっぱこっちの新しいやつにしろ!」
キュウべぇ「?お気遣いなく」パクッ
杏子「あっ!?」
キュウべぇ「キュップイキュップイ」モグモグ
杏子「私の食べかけ…」
キュウべぇ「?食べかけでなんの問題もないよ?精々佐倉杏子の唾液が付いてるだけだが?」
杏子「…///」
キュウべぇ「別に唾液は毒物ではないし、気にしなくていいんだが…ん?」
キュウべぇ「唾液解析開始」ウィーン
キュウべぇ「…なんで君の唾液の中に美樹さやかの唾液成分が混じってるのか説明してもらえるかな?詳しく」
詳しく説明してもらいました。
キュウべぇ「わ け が わ か ら な い よ 」
杏子「へん…恋心ってのはわけがわからないもんなんだよ」
キュウべぇ「そもそも美樹さやかには片思いの野郎がいたんじゃないのかい?」
杏子「あれ?キュウべぇさやかから聞いてないのか?もうアイツ親友に寝取られたんだよ」
キュウべぇ「あぁ…そういえば何時間も聞かされたよ…」
杏子「だろ!だから…」
キュウべぇ「だから口と口を合わせて舌を絡めてレロレロしたり互いの胸を手で刺激してアドレナリンを出したり互いの生殖器を舌で刺激したり指で生殖器を刺激しまくったりしたのかい?何の意味があるんだい?女性同士の性交渉は子をなすわけでもない無意味な行為なんだよ?」
杏子「キュウべぇはバカだなぁ!」
キュウべぇ「君に言われちゃぁ…」
杏子「気持ちいいからだよ!」ドヤァ
キュウべぇ「ぁぁ…そう…」
キュウべぇ「…ふぅ…今日の仕事は後一件か…『鹿目まどかにエントロピーの説明』か…」
キュウべぇ「…どうせ中学生にエントロピーの説明してもわかりっこないのになぁ…分かりやすく説明するためホワイトボード持って行こうかな…」
まどか家
キュウべぇ「ハァハァ…なんでまどかの部屋は二階なんだい?ホワイトボード持ちながらだと辛いよ…」
キュウべぇ「ハァハァ…入っていいかい?話があるんだ、疲れてるから手短に話すよ」
まどか「…」zzZ
キュウべぇ「…え?」
まどか「ウェヒヒヒw」zzZ
キュウべぇ「え…ちょ…まどか?」
まどか「なまにくあったかい…」zzZ
キュウべぇ「まどか?ちょっと起きてまどかお願いまどか説明しないと帰れないよまどか」ペシペシ
まどか「…ぅうん…」
キュウべぇ「はぁ…よかった…まどかちょっと話が
まどか「…」zzZ
キュウべぇ「おい」
なんとか起きていただきました。
まどか「…」ボーッ
キュウべぇ「はい!まどか起きて!頑張ろう!」パンパン
まどか「キュウべぇ眠いよ…」ボーッ
キュウべぇ「すぐ終わるから!ここにホワイトボード置くよ!いいね!」
まどか「ねみゅい…」
キュウべぇ「はい!説明するよ!いいね!?」
キュウべぇ「君はエントロピーという言葉を知ってるかい?」
まどか「 エントロピー (英: entropy) は、熱力学および統計力学において定義される示量性状態量である。当初は熱力学において、断熱変化の不可逆性を表す 指標として導入され、後に統計力学により
「乱雑さ」を表す物理量という意味付けがなされた。 更に、系から得られる情報に関係があることが指摘され、情報理論にも応用されるようになった。 物理学者の E.T. Jaynesのようにむしろ物理学におけるエントロピーを情報理論の一 応用とみなすべきだと主張す
キュウべぇ「あ、うん、僕もう帰るね…起こしてごめんね…」
キュウべぇ「あ、このホワイトボードの絵は焚き火の絵、うまいでしょ?」
キュウべぇ「…起こしてすいませんでした」
キュウべぇ「はぁ…ようやく一日が終わったよ…」トボトボ
キュウべぇ「寝てても起こされたりするしなぁ…テレパシー廃止しようかなぁ…」
キュウべぇ宅
キュウべぇ「うわ…ポストから郵便物はみ出てる…」
ガチャガチャ
キュウべぇ「…」
キュウべぇ「…うわーい、魔女からの請求書でイッパイダー」
キュウべぇ「敵がいなけりゃ魔法少女作れないから魔女に戦闘契約してもらってるとはいえ…」
キュウべぇ「コレはキツいよ」
キュウべぇ「あー、後なんか巴マミから言われてたっけ」
キュウべぇ「なんでも自分が戦ってるとき背後で音楽流してもらいたいとか…」
キュウべぇ「わけがわからないよ、ほんとにわけがわからないよ…」
キュウべぇ「必殺技とか言い始めるし巴マミはちょっとアレなのかな?」
キュウべぇ「まぁいいや、それはもう完成してるし…今度からマミが戦ってる時後ろで流せばいいや…」
マミのテーマの完成である。
次の日
キュウべぇ「…疲れが取れない…」
キュウべぇ「ん?…上からメールが来ているね…………………はぁ!?」
キュウべぇ「暁美ほむらが暴力団、自衛隊、米軍から狙われてる!?」
キュウべぇ「暁美ほむら、単刀直入に気聞きたいんだが」
ほむら「なに?」
キュウべぇ「君は暴力団、自衛隊、米軍基地から銃器を盗んだかい?」
ほむら「えぇ、そうよ?」
キュウべぇ「ちゃんと手袋をして盗んだんだよね?」
ほむら「素手よ」ファサ
キュウべぇ「指紋ってしってる!?バカじゃないの!?!?」
なんとか事を収めました。
ほむら「…そぅ」
キュウべぇ「…そう…じゃないよ!君は僕がどれだけ手回ししたかわかっているのかい!?」
キュウべぇ「内閣総理大臣、板垣重政に交渉しにいったんだからね!?」
キュウべぇ「『そんな外道ゆるさなぃぃぃい!正義の鉄槌を食らわせてくれるわぁぁああ!!!』って怒り狂ってたのを慰めてきたんだからね!?」
ほむら「…そう」
キュウべぇ「そうじゃないが!君は危うくマーダーライセンス持ってる人敵に回すところだったんだよ!?」
ほむら「だって、それがあなたの義務でしょ?」
キュウべぇ「」
キュウべぇ「…ダメだ…一度皆を集めてお説教しないと…」
第1回魔法少女(一般人一名含む)お説教会開幕
キュウべぇ「はい、そういうわけでですね…」
ほむら「どういうわけなの?」
さやか「転校生、なんであんたがいんのよ?」
ほむら「ここにいることに対しあなたの許可が必要だなんて初めて知ったわ」ファサファサファサー
さやか「はぁ!?」
まどか「ほ、ほむらちゃん落ち着こうよ…仲良くしようよ」
杏子「さやかも落ち着けよ」
さやか「こんな奴と仲良くできないよ!」クワッ
ほむら「私だって願い下げだわ」ファサファサファサブチッ
さやか「あんたねぇ!!!」
マミ「…………」
マミ「落ち着かないと発狂するわよ?」
一同「よし、落ち着こう」
というわけで。
キュウべぇ「はい、というわけで第1回魔法少女反省会を始めます」
キュウべぇ「皆を集めたのは他でもない、君達魔法少女に対することなんだから君達も心して聞いてもらいたい」
キュウべぇ「とはいえ僕には君達を責める気持ちなんてないから出来るだけオブラートに包んで、ソフトに言うよ?」
キュウべぇ「お前ら、我が儘すぎ」
案の定修羅場になりました。
さやか「はぁ!?我が儘!?キュウべぇあんたわかってんの!?あんたのせいで私達はゾンビみたいな存在になったんだからね!?」
さやか「ちょっとくらいの我が儘は聞くのが筋でしょ!?違う!?」
キュウべぇ「…魔法少女になったのはあくまで君が決めたことで僕が無理強いしたわけじゃないんだよ?…ですよ?」
さやか「あんたのせいで仁美に抜け駆けされたんだからね!わかってんの!?」
キュウべぇ「それは僕のせいじゃないだろ…でしょ」
ほむら「キュウべぇ、バカは相手にしなくていいから私の話を聞きなさい」
さやか「バカはお前だバーカバーーカ!!!」
キュウべぇ「…」
マミ「キュウべぇ、背後で流す音楽は梶浦神に頼んでとか我が儘には当たらないはずよ?そうでしょ?」
杏子「はーらーへったー!!」
キュウべぇ「…まれ」
さやか「うるさいこのバカ!」スパンキン
ほむら「いたッ!…このっ!」スパンキン!
キュウべぇ「黙れ雌豚どもぉぉおおおおお!!!」
キレました。
キュウべぇ「まったく…少しは論理的に冷静に物事をかんが…キュップイ!?
ズバッ
さやか「…誰が雌豚だって?」
キラレました。
とりあえず替えがないのでまどかに縫ってもらいました。
まどか「ご、ごめんね私裁縫下手くそだから…」
キュウべぇ「気にしなくていいよまどか、ちょっとしたブラックジャックみたいな顔になってるけど気にしなくていいからねまどか」
まどか「ふぇぇ…」
キュウべぇ「ところでピノコ」
杏子「誰がピノコだ」
キュウべぇ「…君達は、魔女を倒すという本分を最近忘れがちじゃないか?」
さやか「ハーイソウデスネー」
キュウべぇ「」イラッ
キュウべぇ「グリーフシードでソウルジェム浄化しないと大変なことになっちゃうんだよ?定期的に魔女は倒さなきゃ、ね?」
さやか「タイヘーン」
キュウべぇ「」イラッイラッ
キュウべぇ「君達は願いを叶える代わりに魔法少女になったんだ、だからそれなりの代価は支払わなきゃならない」
さやか「ケッキョクフラレタケドネー」
キュウべぇ「」ブチッ
キュウべぇ「さやか、ソウルジェム貸してごらん?」
さやか「ほい」
キュウべぇ「ていっ!」ポイッ
さやか「」バタッ
キュウべぇ「まぁさやかにはちょっと黙っててもらうとして」
100m先
まどか「あわわ…さやかちゃんのソウルジェムにヒビが入ってるよ!」
ザッ
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん…どうしよう…どうしたらいいのかな…」
ほむら「まどか…」
ほむら「まどか…これを使って」
アロンアルファ(298円)
まどか「ほむらちゃんって、心底さやかちゃんの事嫌いなんだね…」
ほむら「前の時間軸でちょっとね…」
マミ「でもどうしたのキュウべぇ?今まで魔女を倒すことを強要じみた事言ったこと無かったじゃない」
杏子「そうだな、言ったことなかったよなお前」
キュウべぇ「それは…さっきも言ったろ?僕は君たちのソウルジェムの濁りっぷりを心配してるんだよ」
マミ「嘘ね」
杏子「嘘だわ」
キュウべぇ「…ははは…僕はそんなに信用がないのかい?」
マミ「かなり」
杏子「三話から見直せ」
キュウべぇ「よし、本当のことを言う」
キュウべぇ「今月のノルマ全く足りない、給料減りまくり、助けろ」
さやか「しゃあないなー」
マミ「やれやれですわね…」
杏子「いっちょやるかー!」
キュウべぇ「君達…」
さやか「まぁソウルジェムの濁りなんとかしなきゃならないのは事実だしね」
マミ「キュウべぇが破産しちゃったらちょっと可哀想だし」
杏子「たい焼きかガリガリ君大量に奢れよキュウべぇ!あ、コーンポタージュ味いらねぇからな!」
キュウべぇ「…君たちを魔法少女にして本当によかったよ!」
ほむら「グリーフシードなら大量にあるから濁り気にしなくていいわよ?今までに1000体は倒してるから」盾からゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
キュウべぇ「こらァ!!!」
ほむら「冗談よ」
キュウべぇ「…冗談に聞こえないよ暁美ほむら」
さやか「んで?後何体倒せばいいの?キュウべぇ」
キュウべぇ「10体くらいかな」
マミ「二手に分かれましょうか」
杏子「賛成だ、じゃあさやかと組むよ」
まどか「組みすぎて組んず解れつしちゃだめだよ二人ともディヒヒヒw」
マミ「じゃあ組みましょうか」
ほむら「そうしましょう」
まどか「スルー!?!?」ガーン
キュウべぇ「やれやれ…なんとかなりそうだね」
ヒョコ
キュウべぇ?「あれが精神疾患にかかっちゃった個体かな?」
なんとかなりました。
ちなみにキュウべぇ?は急遽帰国命令でたんで国に帰りました。
シリアス展開になると思った?ざんねん!さやかちゃんだよ!オラァ!
キュウべぇ「やれやれ…皆やればできる子だったんだね」
キュウべぇ「なんとか給料日を迎えることができて僕もキュップイだよ!」
カタカタ
キュウべぇ「最近はインターネットで何でもできていいことだよ…」
キュウべぇ「僕らインキュベーターの方が凄いというツッコミは無しだよ?」
カタカタ
残金.................0
キュウべぇ「んなッ!?」ガタッ
プルルルル
キュウべぇ「あ、地球に派遣されてるキュウべぇです」
『インキュベーターバンクをご利用いただきありがとうございます』
キュウべぇ「あのですね…残高が0になってしまってるんですが?」
『少々お待ちいただけますか?』
チャラチャラチャラランチャラチャラチャラランチャラチャラチャララン
『お客様の口座は差し押さえ対象により凍結されております』
キュウべぇ「と、凍結!?」
『はい…』
キュウべぇ「解凍お願いします解凍!zip解凍!解凍してください!」
『お客様落ち着いてください』
押し問答の末キュウべぇは泣き崩れました。
まどか家
キュウべぇ「…」
まどか「キュウべぇいきなりどうしたのかな?」
キュウべぇ「…」
まどか「深夜にいきなり来るなんて何か緊急事態?」
キュウべぇ「…」
まどか「あ、ジュース持ってくるね」
キュウべぇ「まどか」
まどか「うん?」
キュウべぇ「まどか以外の四人はまったく信用できないから君に頼むんだが」
まどか「その四人から『その言葉マホカンタ』って言われると思うよ?」
キュウべぇ「お金貸して」
まどか「お、お金!?」
キュウべぇ「…」コクッ
まどか「強盗しようよ?」
キュウべぇ「さり気なく黒まどかにならないでくれるかな?」
キュウべぇ「君も知っての通り僕らインキュベーターは世界に直接介入はしないんだよ、何故魔法少女という回りくどい方法を取ってるか考えてみてよ」
キュウべぇ「ところで土下座すればいい?」
まどか「うーん…いいよ貸すよ」
キュウべぇ「まどか!」パァァ
まどか「ちょっと待ってね?」パタパタ
ガタッバタッ
まどか「あいた!…椅子にぶつかっちゃった」
キュウべぇ「何でこの部屋大量にイスあるの?椅子にぬいぐるみ置いてるし不気味だよ?」
まどか「はい」
キュウべぇ「…これはなにかな?」
まどか「貯金箱」ニコッ
キュウべぇ「貯金箱(豚)…」
まどか「遠慮しないでね」ニコッ
キュウべぇ「遠慮するしかないよね」
とりあえず次に与し易い感じのする杏子のとこにいくことにしました。
キュウべぇ「…」
杏子「…」zzZ
キュウべぇ「なんで」
さやか「…」zzZ
キュウべぇ「美樹さやかが絡み付いてるのかな?」
杏子「なんだよ、こんな夜中にさぁ!」
さやか「ふぁぁ…眠い…」
キュウべぇ「とりあえず服か下着をつけた方がいいと思うよ?風邪引くよ?」
杏子「ハートが燃え上がっているから問題ない」
キュウべぇ「わけがわからないよ」
杏子「で、なに?」
キュウべぇ「ATMから盗んだお金警察に返すから僕に渡すんだ、ハリー!」
杏子「もう無い」
キュウべぇ「は?」
杏子「無い」
キュウべぇ「何百万もあったじゃないか」
杏子「使い切った」
キュウべぇ「ご利用は計画的にって知ってる?」
杏子「お前こそ知らないのか?紙幣追跡システム」
杏子「紙幣の通し番号からすぐに使った人間割れるんだよ、ロンダリングしないかぎり逃げるのは不可能だしロンダリングできないんであればさっさと使い切るしかないんだよ」
杏子「もしかして奪った紙幣を隠してほとぼりさめた頃に使うとかいうドラマみたいな設定が通用するとか思ってたのか?お前」
エンディングテーマ
『magia』
キュウべぇ「に突入しそうな言い方しないでもらえるかな」
キュウべぇ「はぁ…誰も頼れないか…」
キュウべぇ「…バイトしよ」
完



トサンで。