池
男「…釣れないな…」
男「きょうもボウズかな、まぁ暇つぶしだから良いんだけどさ」
男「でも釣れないのに魚つりってアレだよね、余計に暇になってるよね」
男「…ん?あっちの茂みになんか落ちてる?」
プルプル
男「なんだこれ…人型のオナホ…?」ツンツン
スライム娘「…あの…あまり触らないで貰えますか?」
男「え?しゃべった…?」
元スレ
スライム娘「あの…あまり触らないでもらえます?」男「え?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1301786453/
スライム娘「それは喋りますよ」
男「いや…そうだね、喋るんだ…」
男「最近のオナホは進化してんなぁ…」プニプニ
スライム娘「だから、あまり触らないでもらえます?」
男「そうだな、ばっちいもんな」
スライム娘「失礼ですね…ばっちくなんかないです!」
男「でもオナホでしょ…?しかも誰かに捨てられた…」
スライム娘「オナホ?」
男「違うの?」
スライム娘「なんですか、それ?」
男「言わせんな恥ずかしい」
スライム娘「所でここはどこでしょうか?」
男「いや、普通に池だけど」
スライム娘「それは見ればわかります」
スライム娘「ここは何村ですか?あなたもみた事無い種族ですけど」
男「いくらここが田舎でも村は無いだろ…それにオレは人間だよ」
スライム娘「え…人間?私人間界にきちゃった…」
男「電波なオナホとか誰に需要あんだよ…」
スライム娘「だからオナホってなんですか?」
男「それは置いといてさ」
スライム娘「気になります」
男「これは夢だよね、うん夢だ。帰ろう」
スライム娘「置いて行くんですか?」
男「うんばっちいからね」
スライム娘「だからばっちくないです!」
男「そうだね、綺麗キレイ」
スライム娘「なんでそんななげやりなんですか…」
スライム娘「えと…私どうやら、自分の世界からこっちに迷い込んでしまったみたいなんです」
男「うわぁ…自分語りはじめたよ…」
スライム娘「そんなに聴きたくないですか!?」
男「うん」
スライム娘「とにかく、今のままでは行く場所が無いんです」
男「いい人に拾われろよ」
スライム娘「ってことで、しばらく居候させて下さい」
男「大丈夫世の中には良い人も沢山いるさ」
スライム娘「……」
男「……」
スライム娘「目の前でスライムが困ってるんですよ?」
男「オレも反応に困ってるんだ」
スライム娘「そんなの、わーとかおーとか言ってれば良いじゃないですか」
男「……」スタスタ
スライム娘「だから帰らないでください」グイ
男「ばっちいから服を掴むな!」
スライム娘「だって、直に肌を掴むと火傷しちゃうから…」
男「それってオナ…いやなんでもない」
スライム娘「……」
男「あー、わかったよ!少しだけだからな!?」
スライム娘「ありがとうございます!」
帰宅
男「なんとか誰にも見られないで帰ってこれた…」
スライム娘「そうですね、悪い人に見つかったら大変ですもんね」
男「いや、特大オナホをもって歩いてる所を友人に見られてみろ?それはもう…悲惨な事に…」
スライム娘「だからオナホってなんですか?」
男「それよりもお前はなんなんだ?」
スライム娘「説明する前にお水もらっても良いですか?たくさん」
男「会話する気無いだろ?」
スライム娘「あなたに言われたく無いです」
男「あたりまえだ、まとも会話してたらオレの精神が病む」
スライム娘「とにかくお水を沢山ください」
男「シャワー使うか?」
スライム娘「シャワー?」
男「知らないのか?」
スライム娘「知らないです」
男「こうな、蛇口をひねると」
スライム娘「ひねると」
男「水とかお湯が沢山出てくるんだ」
スライム娘「なにそれ怖い」
男「そういうもんなんだよ」
お風呂
男「まぁこれ捻ると水でるから、こっちはお湯ね」
スライム娘「わ…わかりました」
男「じゃあオレは部屋にいるから、終わったら帰って良いよ」
スライム娘「なんでですか!?かえりませんよ!?」
男「はいはい…はぁ」
スライム娘「蛇口を捻ると…わぁ~ホントに水が出てきた」
スライム娘「こっちを捻るとお湯が…」
スライム娘「これはどうなってるんでしょう?」
スライム娘「とりあえず、いっぱい飲んでいっぱい出さないと」
スライム娘「体の中に変なもの取り込んで気持ち悪い」
スライム娘「んぐっ…んぐっ…ぷはぁ~」
スライム娘「あぁ~生き返ります」
部屋
スライム娘「お水ありがとうございました」
男「夢じゃなかった…ってかお前びちゃびちゃのままでてくんな!」
男「びちゃびちゃってかなんかヌルヌルしてる!これだからオナホは…」
スライム娘「ごめんなさい…でも拭いたりすると縮んじゃうから…」
男「やっぱりお前かえれよ!」
男「仕方ないからブルーシートを敷く事にした」
スライム娘「ごめんなさい…」
男「とりあえず話しをしてもらおうか」
スライム娘「はい」
スライム娘「私は多分、別のセカイから来たんです」
スライム娘「わたしの世界に人間は物語の中にしかいませんから」
男「人間はいない?」
スライム娘「はい、ケンタウロスとかハーピーとかがいます」
男「おおぅ…ファンタジィ…」
スライム娘「そこから迷い込んでしまったのかと」
男「どうやって?」
スライム娘「さあ…?お花を積んでいて気づいたらココにいたので」
男「よくわからん…」
スライム娘「私もです」
男「でも、来れたんだから帰れるんだよね?」
スライム娘「多分方法はあると思いますけど、わからないです」
男「それじゃやっぱり初めにいたばしょで手がかりを探したほうが良いんじゃ無い?」
スライム娘「そうなんですけど…」
男「けど?」
スライム娘「あそこらへんはきたないから近づきたくないです」
スライム娘「私達の体は少々水っぽいので、汚い所にいると不純物を取り込んじゃうんですよ」
男「だったらどうやって帰る手がかりを探すんだよ…」
スライム娘「…」ジー
男「オレはいやだぞ…」
スライム娘「だったらどうやって…」
男「自分でさがせよ!汚いとかしらないよ!」
スライム娘「あまり沢山不純物を取り込むと病気になってしまうので…」
男「奇遇だな、オレもだ」
スライム娘「え?」
スライム娘「でも人間は知恵が高くてどんな場所にも適応する種族だって聞いています」
男「あぁ~うんあながち間違ってない」
スライム娘「だったら…」
男「正直言うとめんどくさい」
男「だってさぁ~正直信じられないし~そんなに簡単に見つかったらべつにファンタジーじゃないし~」
スライム娘「なんですかその理由 」
男「だって信じられないって」
男「じゃあ逆に聞くけど、オレがお前らの世界には迷い込んで、帰り道を探してっていったらどうする?」
スライム娘「……無理です」
男「だろ?それを人に押し付けるのは…」
スライム娘「(´・ω・` )」
男「まぁ気長にさがせよ、じゃあな」
スライム娘「なにどさくさに紛れて置いだそうとしてるんですか!」
男「はぁ…取り敢えず風呂はいって頭冷やしてくる」
スライム娘「わかりました…」
男「そこから動くなよ?お前が歩いた後はヌメヌメするんだから」
スライム娘「…はい」
男「じゃ」
スライム娘「人間もお水を取り込むんでしょうか?」
スライム娘「だとしたら、人間は意外とスライムに近い生き物なのかもしれません!」
スライム娘「これは大発見ですよ!?」
スライム娘「……」
スライム娘「……」
スライム娘「……」ウズウズ
スライム娘「暇です…でも動くなって言われたし」
スライム娘「見るだけなら良いですよね」
スライム娘「なんか四角い箱が沢山あります」
スライム娘「好きなんでしょうか?」
スライム娘「中見てみても良いですかね?」
スライム娘「…そー」
男「なにやってんの?」
スライム娘「いえ…なんか箱が沢山あったので中には何があるのかなぁ~って」
男「動くなって言ったよね…」
スライム娘「ゴメンなさい…」
男「それはテレビ、こっちはパソコンでそっちはコンポ」
スライム娘「てれ…パソ…こん?え?」
男「わからないなら良いよ…」
スライム娘「それよりどうしたんですか?」
男「なにが?」
スライム娘「からだから湯気が出てますよ?」
男「そりゃ風呂上がりだからな」
スライム娘「え?」
男「人間はお湯を浴びるんだよ」
スライム娘「なにそれこわい…火傷しないんですか?」
男「人肌ぐらいの温度だし…」
スライム娘「人間は不思議な生き物です…」
男「カルチャーショックだな…お前もなんか飲むか?」
スライム娘「なんか?」
男「いや、ジュースとか。オレは牛乳屋飲むけど」
スライム娘「の…飲んでみます」
男「無理はしなくていいぞ?」
スライム娘「のみたいです!」
男「じゃ、はい」
スライム娘「白い…水?」
男「飲まないのか?」
スライム娘「の、飲みます!」
スライム娘「ゴクッ…ゴク」
男「体が白く濁ってく…気持ち悪い」
スライム娘「…美味しいですね」
男「な、なぁ。それ大丈夫なの?体」
スライム娘「え?白いものを飲んだら白くなるのは普通ですよ?」
男「え?」
スライム娘「あ、スライムは普通です」
男「いや、そういう事ではなくて」
男「具合悪くなったりとかしないの?」
スライム娘「吸収すればもとに戻りますし」
男「……??」
スライム娘「そういうものなんです」
男「な、なるほどな。突っ込んだら負けって事か」
男「食事とかってどうなんの?」
スライム娘「基本的に水だけです、一日に体の水分を半分くらい新しい水と交換します」
男「食費はそんなにかからないんだな」
スライム娘「でもあのお水はいやです」
男「なんで?」
スライム娘「なんかクスリ臭いです」
男「そうかな?」
スライム娘「はい」
男「我慢しなさい」
スライム娘「え?」
男「居候なんだからわがまま言うな」
スライム娘「え~病気になりますよ~」
男「薬臭いんだろ?ならだいじょうぶだ、薬は病気にならないための物だからな」
スライム娘「不純物は身体に良くないんですよ~」
男「うるさい、嫌なら池に帰れよ…」
スライム娘「それも嫌です」
男「わがままだな…」
スライム娘「だって心細いじゃないですか~。それにあそこ水汚いし」
男「いや、綺麗な方だと思うが…」
スライム娘「あんな所にずっといたら毒性をもっちゃいます」
男「バブルスライムか…」
男「仕方ないから今日は泊めてやるよ…」
スライム娘「今日から!」
男「今日「は」な、どうするかは明日考える」
スライム娘「寝ちゃうんですか?」
男「お前のせいで色々疲れたんだよ」
スライム娘「苦労してますねぇ」
男「あ、そうだ」
スライム娘「なんですか?」
男「お前寝相は良いのか?」
スライム娘「え、まさか…そんな…まだ早いです」
男「良いから答えろ」
スライム娘「悪いです」
男「じゃあお前風呂場な」
スライム娘「え?」
男「寝てる時にぬちゃぬちゃ動き回られたら迷惑だ、掃除が」
スライム娘「い、嫌です!」
男「じゃぁゴミ袋と風呂場どっちか選べ」
スライム娘「どんな袋かわからないですけど、すごい屈辱的なのはわかりました」
男「こんな感じの袋なんだが」
スライム娘「持って来なくて良いです!」
男「なんなら黒いの買ってくるけど…」
スライム娘「良いですってば!」
男「じゃぁ風呂場な」
スライム娘「…いやです」
男「じゃあどこで寝るんだよ!」
スライム娘「此処で寝ます」
男「やっぱりゴミ袋に詰めて捨ててこよう」
スライム娘「そんな私といるの…嫌ですか?」
男「言わせんな恥ずかしい」
男「いやに決まってんだろ」
スライム娘「(´・ω・`)」
男「そんな顔してもだめ」
スライム娘「わかりましたよ、お風呂で寝れば良いんでしょ!」
男「わかれば良いんだけどな」
男「じゃあオレはもう寝るから早く風呂場に行け」
スライム娘「はい…」
翌日
男「ふぁ~…おはよ。誰もいないけど」
男「きっと、アレは夢だったんだよな。あんなファンシーな生き物いるはず無いもんな」
お風呂場ガチャっ
男「きっとオレはまだ寝てるんだよな」
スライム娘「すー…すー…」
男「………」
キュッキュッ
ジャー
男「おぉ~吸い込む吸い込む」
男「……お湯出したらどうなるんだろ」
男「少しずつ暖かくして…」
男「…なんか金魚を水槽に移す時見たいだな、中と外の温度差を段々少なくする見たいな」
スライム娘「…うぅ…」
スライム娘「…なにしてるんですか?」
男「いや…遊んでた」
スライム娘「ひとの体で遊ばないでください」
男「ってか身体大丈夫?すごいプヨプヨしてるけど」
スライム娘「ホントだ…どんだけ水足したんですか…」
男「下っ腹から膨れるのな」
スライム娘「私の場合ここに非常用の水袋があるので、余計な水分は全部ここに」
男「それってどうするの?」
スライム娘「抜く気になれば抜けるから大丈夫ですよ」
男「あ、後さ結構お湯足しちゃったんだけど…大丈夫?」
スライム娘「え?うそ!?ホントだ温かい」
男「…大丈夫?」
スライム娘「心配になるならやらないで下さいよ!…でも平気そうですね」
男「じょじょに温める分には問題無いのか」
スライム娘「私も始めてしりました」
スライム娘「少し手、出してもらって良いですか?」
男「?はい」
スライム娘「」ペタペタ
スライム娘「あ、大丈夫みたい…」
男「温度差が少ないからかな?」
スライム娘「どうなんでしょう?取り敢えず、火傷はしません」
男「人肌で火傷ってカブトムシみたいだな」
スライム娘「カブトムシ?」
男「気にしなくて良いよ」
スライム娘「そのカブトムシっていうのは私達みたいなものなんですか?」
男「男のロマンと化け物を一緒にするな」
スライム娘「化け物…ひどいです…」
男「良いから、その下っ腹の水分どうにかしてさっさとこい」
スライム娘「人間はワガママです…」
男「知ってる」
部屋
スライム娘「お待たせしました」
男「おぅ、元に戻ってるな」
スライム娘「体も冷たくなっちゃいました」
男「よし、作戦会議をはじめるぞ」
スライム娘「作戦会議?なんのですか?」
男「熱湯の中にはぶち込んでいいか?」
スライム娘「い、嫌ですよ!それこそしんじゃいます!」
男「お前がどうやったら元の世界に帰れるかに決まってんだろ!」
スライム娘「えぇ~べつに戻れなくてもいいかなぁ~って」
男「いいわけあるか、こっちが迷惑だ」
スライム娘「でも当てはあるんですか?」
男「それは…ないけど」
男「とりあえずお前がこっちの世界に来た時の状況を聞こう」
スライム娘「えっとですね」
スライム娘「私はもともと綺麗な湖に住んでいたんです」
男「うむ」
スライム娘「ある日近くにあるお花畑にまでお花を積みに行ったんですよ、湖に浮かべてそこの水を取り込むと良い匂いになるので、そのために」
男「香水みたいなもんか」
スライム娘「それでお花を積んでいて、気づいたらあそこで倒れていました」
男「……終わり?」
スライム娘「はい」
男「お前帰る気ある?」
スライム娘「正直そこまで無いです」
男「土に帰れよ!」
スライム娘「どっちかって言うと水ですかね?」
男「…はぁ…」
男「とりあえず、お前とあった場所で手がかりをを探すか…」
スライム娘「わーいお出かけー」
男「お前は留守番だ」
スライム娘「え?なんで?」
男「人に見られたらまずいからな」
スライム娘「一人だけズルいです」
男「どっかに連れてかれてバラバラにされても良いなら」
スライム娘「それは嫌ですけど…」
男「ほら、テレビでも見てろ」ピッ
スライム娘「箱の中にひとが…」
男「それは使い古されたネタだから良いよ…とりあえずあんまり動き回るなよ」
スライム娘「はぁーい…」
池
男「と言っても何をしたら良いものか…」
男「昨日いたのがここら辺の筈だからまずはここからか…」
二時間後
男「なんもみつかんねぇよ!エロ本が二冊落ちてるだけだったよ…」
男「……釣りでもするか」
家
男「ただいま」
スライム娘「おかえりなさぁい、なんか見つかりました?」
男「いっぱい釣れた」
スライム娘「釣れた?」
男「うん」
スライム娘「え?何しに行ったんですか?」
男「……釣り?」
スライム娘「べつに良いですけど」
スライム娘「それよりなんか気づきません?」
男「…なに?」
スライム娘「体をあっためて置きましたこれでお触りおーけーです!」
男「いや。触らないけどね」
スライム娘「え!?ってきり触りたいのかと」
男「まぁ突つくぐらいならしてみたいけど」
男「ヌルヌルが移るからなぁ~」
スライム娘「そんなぁ~ねぇー触ってよ~せっかく温めたんだから触れよ~」
男「はいはい、少しだけな」ホッペプニ
男「あっつ!?熱い!!バカじゃ無いの!?熱い、火傷するわ!!」
スライム娘「え?昨日男さんがやったみたいに段々暖かくしてったのに」
男「それ何度まで上げた?」
スライム娘「70?」
男「普通の人間はそんな温度のお湯は浴びない!」
スライム娘「ワガママ…」
男「そういう問題じゃねぇから!」
スライム娘「じゃあ何度なら良いんですか?」
男「そうだな…大体40度前後かな…」
スライム娘「…気をつけます」
男「いいからお前は体を冷やしてこい!」
スライム娘「はぁーい」
男「ちょっとゼリー買ってくるか…」
スライム娘「冷してきました」
男「……」プニ
スライム娘「…なにやってるんですか?」
男「ゼリーを突ついてる」
スライム娘「ぜりー?」
男「うん」
スライム娘「なんか私に似てますね、色とか…ぷにぷに具合とか」
男「指直しだ」
スライム娘「私の事突けば良いのに…」
男「めんどくさいから嫌だ」
男「ってか、お前はまたビショビショのまま出てくんな!せめて表面ぐらい拭いてこい!」
スライム娘「だから縮みますって」
男「凍らせてやろうか…」
スライム娘「勘弁してください…」
男「明日は図書館いって調べ物してくる」
スライム娘「図書館?」
男「あぁ、本がいっぱいあるんだ。そこならこの街で似たような事が無かったか調べられるだろ」
スライム娘「へぇー、うん。頑張って下さい」
男「帰る気ないだろ!?」
スライム娘「少しはありますよ~」プニプニ
男「オレのゼリーを突つくな!食えなくなるだろ!!」
スライム娘「自分だって突ついてたくせに」
男「オレはいいの!」
男「もう食べる気無くしたからお前が食べろ」
スライム娘「食べても大丈夫ですかね?」
男「知らないけど…似たようなもんだし大丈夫だろ」
スライム娘「喉に詰まったら…助けてくださいね?」
男「知らん」
スライム娘「ではいただきます!」
スライム娘「ん、美味しいです!」
スライム娘「なんかパワーアップした気がします!」
男「共食い…」
スライム娘「違います!」
男「でも、固体でも柔らかければいけるのかな?」
スライム娘「体がグラデーションになってきました…」
男「少しずつ溶けてる…のか?」
男「さて、今日はもう寝るか」
スライム娘「はーい」
男「ちょっと待て、ふつうに布団に入ろうとすんなよ」
スライム娘「えー」
男「ふざけんな、ヌメヌメするだろ!」
スライム娘「しません!」
男「してるからね!?塩かけるぞ」
スライム娘「とける~」
スライム娘「結局お風呂場に押し込まれてしまいました…」
スライム娘「そんなにヌメヌメするかな?」
スライム娘「もう良いです、寝ます…」
スライム娘「なんで私はここにいるんでしょうか…」
スライム娘「帰りたいわけではないですけど」
翌朝
スライム娘「ん…んぅ…」
スライム娘「またなにやってるんですか?」
男「いや、刺したらどうなるのかなって」
スライム娘「ホントになにしてんですか!?」
男「大丈夫大丈夫フォークで突ついてただけだから」
スライム娘「……本当は?」
男「結構深くまで刺しても大丈夫だから面白くなってた」
スライム娘「むぅ…」
男「ごめんごめん、謝るから」
スライム娘「もし、刺してダメだったらどうする気だったんですか?」
男「いないはずの静物が消えてもそこまで問題ないかなぁって」
スライム娘「人でなし…」
男「いや、反省はしてるよ?明日からはちゃんと起きないようにやるし」
スライム娘「それは反省してるって言わないです」
スライム娘「…ゼリー」
男「はいはい、買ってくるよ」
スライム娘「じゃあ許します」
男「オレはもう行くけど、お前は?」
スライム娘「一緒にいく」
男「そうじゃ無くて、まだ寝てんの?テレビつけとく?」
スライム娘「起きます、テレビは…あんまり面白く無かったです」
男「ハードディスクの映画垂れ流しにしておくから、昨日よりは面白いと思う…よ?」
スライム娘「わかりました」
男「怒ってる?」
スライム娘「…怒ってないです!」
図書館
男「…まぁそりゃ怒るよなぁ」
男「朝起きたら刺されてるんだもんな」
男「いや…人間だったら目覚めない可能性もあるな」
男「どっちにしろ気をつけるか…」
…
…
…
男「河童とかの話しは結構のこってるな…関係あるのかな?」
男「聞いてみるか…」
帰宅
男「ただいまぁ…」
スライム娘「お、お帰りなさい…っ」
男「どうした?なんかふるえてない?」
スライム娘「こっちの世界のユウレイっていう生き物は怖いです…」
スライム娘「それに残酷だし…」
男「あ、あぁ~。こわいの苦手か?」
スライム娘「好きな人なんているんですか!?」
男「結構いるぞ?オレも好きだし」
男(あれはフィクションだというのは伝えないでおこう)
男「それよりゼリー食べるか?」
スライム娘「…食べる」
食事中
男「そういえばさ」
スライム娘「…なんれふか?」
男「口にゼリー入ってるまま喋るな。お前らの世界に河童とかっている?」
スライム娘「河童?」
男「こうな、緑色で甲羅を背負って頭に皿が乗っかってる生き物だ」
スライム娘「なにその気持ち悪い生き物…」
男「そっか。そっちの世界の生き物じゃないのか」
スライム娘「たぶん違いますね~聞いた事無いです」
男「うーん…なにもヒントはなしと…」
スライム娘「別にもういいじゃないですか、私は気にしませんよ?」
男「俺は気にするの」
スライム娘「居心地良いし」
男「オレは居心地が悪い」
スライム娘「引っ越しします?」
男「違う!そういう問題じゃ無い!!」
スライム娘「ならなんですかぁ…」
男「そうだな、お前がオナホじゃないのはわかった」
スライム娘「だからオナホってなんです」
男「だからこそ突っ込ませてもらう、その格好はどうにかならないのか?」
スライム娘「かっこう?」
男「だって裸じゃん…目のやり場に困るんだよ」
スライム娘「私はそんなの気にしませんってば」
男「オレは気になるんだよ…」
男「俺たちの世界では普通裸では生活しないんだ」
スライム娘「私達には服っていう文化が無いに等しいですからねぇ」
男「あっちの世界の男はみんな賢者なのか…」
スライム娘「賢者?」
男「目の前に裸で転がってたらこっちの世界では襲われても仕方ない」
スライム娘「襲う?食べるってことですか?」
男「まぁ…ある意味食べるんだけど少し意味が違うかな?」
スライム娘「意味が違う?」
男「あぁ~気にするな気にするな」
スライム娘「気になりますよ~」
男「そうだ、もう一個質問良いか?」
スライム娘「えぇ~。良いですよ?」
男「その、子供とかってどうなんの?」
スライム娘「子供?子供はコウノトリが、運んで来ますよ」
男「コウノトリが?」
スライム娘「はい、私達は基本的に死なないので、増える必要が無いんです」
スライム娘「でも死んでしまったら…その分何処からか運ばれて来ます」
スライム娘「何処から来るかはわかりませんけど」
男「コウノトリねぇ…そこらへんにヒントとかあったりしないかな?」
スライム娘「こっちの世界もコウノトリが運んでくれるんですか?」
男「いやちがうんだけどさ、そう言う御伽話しがあるから」
男「もしかしたら…なんか関係あるのかなぁって」
スライム娘「御伽話?それじゃ本当はどうやって作るんですか?」
男「聞くな」
スライム娘「また教えてくれないんですか…」
男「…そっちの世界は平和なんだな」
スライム娘「そうですねぇ、平和過ぎるくらいでしたねぇ」
男「それは良いな」
スライム娘「こっちの世界では日夜ユウレイと闘わなくてはいけませんからね…」
男「あぁ~そうだな」
男「明日はお前も一緒に探しに行くか」
スライム娘「良いんですか?」
男「あぁ雨合羽と長靴買ってきた」
スライム娘「服はビチャビチャになるから嫌です…」
男「大丈夫、ならない服だから(外側は)」
スライム娘「へぇ、それなら大丈夫そうですね!」
男「だいじょぶだいじょぶ」
男「それじゃ、今日は早めに寝るぞ。出来る限り人に見られないようにはしたいし」
スライム娘「はい」ゴソゴソ
男「普通に布団に入ろうとすんなよ!」
スライム娘「だって…その…」
男「なんだよ…」
スライム娘「怖くて」
男「あぁ~…」
男「あのな、お前の事をみたらお化けも逃げ出すと思うから安心しろ?」
スライム娘「どういう意味ですか!」
男「お化けだって生き物だからな、自分が知らないものをみたら、そりゃ驚くだろ」
スライム娘「そうかもしれないですけど…でも怖いものは怖いです!」
男「灯りつけたままでいいから風呂場にいけな?おまえが布団にきたらビチャビチャになるんだ」
スライム娘「私よりも布団の方が大事ですか…」
男「そりゃぁ…なぁ?」
スライム娘「じゃあ、あなたがお風呂場で寝てください!そしたら私もお風呂場で寝ますから」
男「おことわる」
スライム娘「なんでですかぁ~」
男「そりゃぁ、まぁなぁ…」
スライム娘「それじゃぁせめて目の届く所にいてください」
男「よし、目だけ置いてけ」
スライム娘「ふざけないでください!」
男「はいはい、今日だけな」
お風呂場
スライム娘「絶対にいなくならないで下さいよ?」
男「はいはい(寝たらベットに戻ろう)」
スライム娘「あと変な事しないでくださいよ?」
男「変な事?」
スライム娘「フォークで刺してみたり、塩まいたり」
男「あぁ、しないしない」
スライム娘「……男さんもこっち来ます?」
男「…いかない」
スライム娘「手を握っててくれると嬉しいんですが」
男「…ばっちいからやだ」
スライム娘「なら勝手に掴んでるから良いです」
男「火傷するんじゃないのか?」
スライム娘「ちょっとお湯足しますね」
男「しなくて良いから…」
スライム娘「嫌です、足します。そして手を握ってます」
男「はいはい」
スライム娘「~♪」コポコポ
男「妊婦みたいになってんぞ」
スライム娘「ニンフ?」
男「そっか、おまえの世界にはいないのか」
スライム娘「ニンフならいますよ?」
男「ニンフじゃなくて妊婦な」
スライム娘「ん~わかんないです。はい温かくなりましたよ!」
男「…ん」
スライム娘「やった」ギュッ
男「はぁ…今日はちょうど良いな」
スライム娘「よかったです」
スライム娘「ムニャムニャ…」
男「なかなか離さないな」
男「ってか、段々冷めてきたんだけど…」
男「ヌメヌメするし…」
スライム娘「ん~♪」
男「まぁ良いか…」
朝
男「おい、朝だ起きろ」
スライム娘「ん…あぁ~」
スライム娘「おはようございます」
男「ほれ、早く着替えろいくぞ」
スライム娘「はい!」
スライム娘「ちゃんといてくれたんですね」
男「…お前がなかなか手を離さなかったからな」
お着替え
スライム娘「………」ムスッ
男「なんだよ」
スライム娘「内側がビチャビチャです、気持ち悪いです」
男「なら、ビチャビチャを辞めろ」
スライム娘「無理に決まってるじゃないですか!」
男「なら諦めろ、ホラフードも被って」
スライム娘「騙されました…」
男「ん、これなら遠目なら…なんとかなるかな?」
スライム娘「うぅ~気持ち悪い…」
男「いくぞ」
スライム娘「はい…」
男「これが長靴な」
スライム娘「これ履かなきゃだめですか?」
男「この世界じゃふつうは裸足ではあるかないからなぁ、我慢しろ」
スライム娘「意地悪だ」
男「雨降ってるな、ちょうど良い」
スライム娘「……」
男「それならそのかっこうでも怪しまれないだろ」
スライム娘「そういうもんですか…」
男「あぁ、」スタスタ
スライム娘「…」ガッポガッポ
男「そんなにその格好いやか?」テコテコ
スライム娘「はい」ガッポガッポ
男「…ガッポガッポいってんな」
スライム娘「靴の中が気持ち悪いです」
男「一生懸命可愛いの選んだんだけどな」
スライム娘「でも嫌なもの嫌です」ガッポガッポ
男「恥ずかしかったのにな…」
スライム娘「私は今恥ずかしいです」ガッポガッポ
男「おまえの為だろ…」
スライム娘「私は帰れなくても良いのに」
男「オレは嫌なの!」
スライム娘「はぁ…手」
男「だから火傷…まぁ大丈夫か、雨のせいで冷たいし」
スライム娘「ん、冷たい」ガッポガッポ
池
男「手の感覚が無い…だと?」
スライム娘「手があったかくなった」
男「返せ!オレの体温返せ!」
スライム娘「これ脱いで良い?」
男「良いわけ無いだろ…あんま人来ないけど全く来ないわけじゃ無いんだから…」
スライム娘「えぇ~ケチ…」
男「それよりもお前もなんか探せ、ヒントになるような物とか」
スライム娘「もう無いんじゃない?」
男「それならそれでなんか思い出せ」
スライム娘「面倒だからや!」
数時間後
男「なんか見つかったか?」
スライム娘「みつかんない」
男「真面目にさがせよ…」
スライム娘「自分だって釣りしてた癖に…」
男「オレはこの前探したから良いんだよ」
スライム娘「この前も釣りして帰ってきたじゃん」
男「探してたから良いの!」
スライム娘「私も探した~良いからもう帰ろうよ~」
男「…はぁ…」
男「なんでそんなに帰る気が無いわけ?」
スライム娘「なんでだろうね」
男「いや、オレが聞いてるんだけどさ…」
スライム娘「居心地いいから?」
男「そうかぁ~」
スライム娘「あなたと話してるの楽しいし」
男「…ちょっと嬉しいから困る」
スライム娘「良いじゃん、ゼリー買って帰ろうよ~」
男「勝手に予定にゼリーを組み込むな」
帰宅
男「はぁ…結局何もわからなかったな…」
スライム娘「ゼリー♪」
男「そんなに好きか?」
スライム娘「うん!」
男「まぁスーパーとかなら安いから良いけどさ」
スライム娘「ありがと♪」
男「はいはい、一回で全部食うなよ」
スライム娘「え?」
男「当たり前だ、三袋もいっぺんに食う奴がどこにいるんだよ」
スライム娘「ここに…いや何でもないです」
男「体が冷えたな…お風呂入ってくる」
スライム娘「いっへらっはい」
男「口に入れたまま喋るな」
スライム娘「ふぁーい」
男「だぁから…」
お風呂
男「ふぅ…あったけぇ…」
男「冷え切った体にお湯が少しずついたいけど…」
男「ちっと水足すかな…」キュッキュッ
ニュー
男「ニュー?」
ズポン
男「え?え?」
スライム女「あら…人間の男?ここにいるはずなのに…」
男「え…あ…」パクパク
スライム女「こんにちは、人間の男。ここら辺に私と似たようなのいない?」
男「でたーーーっ!!!」
スライム女「そんなに大声出さなくてもいいじゃない…そんなビックリした?」
男「あ…あたりまえだろ!蛇口捻ったらいきなり…」
スライム娘「どうしたの!?」
スライム娘「あ…」
スライム女「見つけた♪」
部屋
男「…それで?」
スライム女「スライム娘を迎えに来たの」
男「そうか早く釣れて帰れ」
スライム女「怒ってるの?」
男「どんな反応したら良いのかわかんないんだよ!大体なにあれ!?なんで蛇口からでてくるの!?」
スライム女「私くらい高位のスライムになると、水のある所なら何処でもいけるのよ」
スライム女「それこそ…人間界と亜人界でもね」
男「亜人?お前らの世界か?」
スライム女「えぇ、だから私はこっちの世界にも詳しいわよ」
スライム女「特にね…人間の男の性には興味津々よ?」
スライム娘「あのね、この人はその…お姉ちゃん…なの」
スライム娘「正確には家族っていう概念は無いんだけど…住んでいる所の中で4~5人くらいにまたグループわけされて、同じくグループなの…」
スライム女「まぁ、ある程度細かいグループにした方かわ監視しやすいからね」
スライム女「人間界の軍隊と同じよ」
男「はぁ…」
スライム女「わかってないでしょ?」
男「全然わからないです」
スライム女「そりゃいきなり言われても混乱するわよね」
スライム女「でも大丈夫そこまで知らなくても良い事だから」
スライム娘「それでなにをしに来たんですか?」
スライム女「もちろん貴女を連れ帰りに来たのよ」
スライム娘「いやです…私は帰りたく無いです」
スライム女「わがまま言っちゃダメよ…ね?」
男「えと、質問良いですか?」
スライム女「あら、スライムの中の具合でも確かめたいの?」
男「いやちがくて…世界を渡れるのは高位のスライムだけ、なんですよね?」
スライム女「そうよ」
男「ってことはこいつもその高位のスライムってことですか?」
スライム女「そう見える?」
男「全然」
スライム女「えぇ、この子は私が渡る時に勝手に一緒について来て飛ばされちゃったのよ」
スライム娘「……ゴメンなさい」
スライム女「このこ昔から人間界に興味あったから、こっちに来て良いのは高位の物だけ。こっちだと精霊とか呼ばれるものだけなのに」
男「はぁ…なんとなくわかりました」
スライム娘「……」
男「よかったな、帰れるぞ」
スライム娘「嫌です、帰りたくないです」
スライム女「なんでそんなに帰りたくないの?」
スライム娘「こっちの世界にはあっちには無いものが色々あるから、…この人もいるし」
男「良いから帰れよ」
スライム娘「私がいないとこの人さみしがるし」
男「別にだいじょうぶだから」
スライム女「…あなたあれなの?EDなの?よくそこまで冷たく出来るわね」
男「いや、そういうわけじゃ…」
男「現実味が無さすぎて、手を出しにくいっていうか、手を出してしたらもう終わりな気がして」
スライム女「まぁ。そうねぇ…いっかい私達としちゃったら、もう人間なんて抱けないわよね」
男「さいですか」
男「それにこっちの世界じゃ、異種族と結ばれて幸せになった話しなんてあんまり聞かないし、人魚姫とかさ」
スライム女「えぇ、保証するわ、絶対幸せにはなれない。おたがい嫌なことばっかりよ」
スライム娘「そんな事ないです!」
スライム女「まぁ、あなたにはわからないわよね」
スライム女「まぁ、良いわ少しだけ考える時間をあげる、それまでに考えておきなさい」ヨイショ
スライム娘「帰らないもん…」
男「ん?お前は帰るのか?また蛇口から…それとも排水口か…?」
スライム女「じゃ、おやすみなさい」
男「おまえもか!なんでスライムはみんな普通に人の布団に入るの!?」
男「ビチャビチャになるから…あれ?サラサラのままだ」
スライム女「私ぐらいになるのそれ位コントロールできるのよ」
男「便利だな…」チラ
スライム娘「ごめんなさい」
男「まぁどっちにしろ退かすけどな」
スライム女「あらあら、仕方ないわね…それじゃ娘ちゃん寝ましょうか、いっつも何処で寝てるの?」
スライム娘「お風呂場です」
スライム女「……さすがにひどくない?」
男「他に寝かす所無いんだよ、こいつヌルヌルするし」
スライム娘「ひとをナメクジみたいに言わないでください!」
男「似たようなもんだ」
スライム女「あなたはもう少し女心を学んだ方が良いわね…」
男「ほっとけ、良いからお前らは風呂場だ風呂場」
スライム女「まぁ、仕方ないわね。いくわよ娘ちゃん」
スライム娘「…はい」トボトボ
男「ったく…なんで居候のために…」
男「もう、寝よう…」
男「………」
男「……」
ゴソ
男「あいつは寝たの?」
スライム女「あら、起きてたの?せっかく夜這いをしようかと思ったのに」
男「なんか話しがあるんじゃないの?」
スライム女「まぁ、それも少し」
男「それじゃ夜這いが本題みたいじゃん」
スライム女「間違ってないから大丈夫よ」
男「で話しって…」
スライム女「その前に…よっと」ゴソゴソ
男「潜り込んでくんな」
スライム女「なんでそんなに冷静なの?」
男「草食系の童貞なめんな」
スライム女「舐めても良いのよ?」
男「話ししたら考えとく」
スライム女「きっぱり断れないのも何処でだから?」
スライム女「あの子、早くこっちの世界に帰って来ないと死んじゃうの」
男「え?」
スライム女「こっちの世界は汚すぎる」
スライム女「綺麗に見えても、それは見せかけだけだし」
男「綺麗な水なんて蛇口捻ればでてくるだろ…」
スライム女「飲める水と綺麗な水は別物よ」
スライム女「それ以前にこの世界の空気で生きていけるほどあの頃は成長してない」
スライム女「あっちの世界でいうこっちの酸素みたいな物がこっちの世界には殆ど無いのよ」
男「あぁ…そりゃ死ぬな…」
スライム女「あの子の体、だんだん不純物が混じって来てる」
男「それはこの空気のせいなのか?」
スライム女「水道水のせいかな、水道水の中の薬をあの子の体がまだ分解できないの」
男「説得しろってことか」
スライム女「私はこんなんだけど、一応家族みたいに思ってるからね」
男「そっか…」
スライム女「さて、そろそろ良いかしら?」
男「……」
スライム女「大丈夫優しくするから」
男「……」ドキドキ
スライム女「うふふ…」
男「……」ドキドキ
スライム娘「ダメーーー!!!」
男「!?」ビクッ
スライム女「あら…起きてたの?」
男「……」ブクブク
スライム女「この子ビックリしすぎて泡吹いちゃったわよ?」
スライム娘「でもダメ!!絶対だめです!!」
スライム女「……どこから聞いてたの?」
スライム娘「……全部」
スライム女「そう…」
翌朝
男「…っは!?オレは一体何を…」
男「ものすごいチャンスを逃した気がする…」
スライム女「おはよう♪」
男「あ…おはよう」
スライム女「美味しくいただきました」
男「何を!?」
スライム女「うふふ♪」
男「お前なんか濁ってるけどそれは牛乳だよね!?そうだよね!?」
スライム女「えぇ、とても新鮮だったわ」
男「オレは何故あそこで気絶してしまったんだ!?…っは…そういえばあいつが…」
男「あいつは何処いった!塩ふりかけてやる!!」
スライム女「帰ったわよ」
男「帰った!?」
スライム女「全部聞かれちゃったみたい」
男「そっか…」
男「残念だな」
スライム女「あなたあの子の事どう思ってたの?」
男「どうって…別に」
スライム女「別に?」
男「どうも思ってねぇよ」
スライム女「そう…」
スライム女「だ、そうよ?」
スライム娘「……」
男「え?帰ったんじゃ…」
スライム女「そんな事いったかしら?」
男「今さっき言ってたよ!」
スライム女「どっちにしろ帰る事には違いないから良いのよ」
スライム娘「わ…私諦めませんから!」
男「意味わかんねぇよ!」
男「それに帰るんだったらもう会うことは無いだろ…」
スライム女「なんで?」
男「え?」
スライム女「私がたまに連れてくれば良いじゃない」
男「そんな事できんの?」
スライム女「私を誰だと思ってるのよ、あなた頭が硬いってよく言われるでしょ」
男「…ほっとけ」
スライム娘「だから、私が成長して自分で渡れるようになるまではお姉さんに連れて来てもらう事にしました」
スライム女「そういうこと♪」
スライム娘「だから、今は無理でも。絶対に男さんの事私の物にしますから!」
男「そっか…」
スライム娘「そして、ハッピーエンドの物語を私が作ります!人魚姫とかしりません。ないなら私が作ればいいんです」
スライム女「あら、なかなか罪作りね」
男「しらん、ほっとけ」
スライム女「とか良いながら顔が真っ赤よ?」
男「うるさい、もう良いから帰れよ!…そしてまた来いよ」ボソ
スライム娘「はいっ!!」
FIN
スライム女「あ、そうだ。なかなか美味しかったわよ、また頂戴ね♪」
男「なにが!?やっぱりお前…オレの!?」
FIN?
372 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/04/03 17:16:59.02 3SQtIl4R0 109/161ってことで、終わりです。
エロは各々脳内補完でお願いします
だってスライムとやった事とかねぇもん!
ちなみにみんな気づいてる戸思うが、これはスライム娘の布教用に描いたSSです
同士が増えてくれたら嬉しい
いつかオナホ妖精も書けたらいいなとおもってます
男「さて…質問良いかな?」
スライム女「なにかしら?」
男「なんでオレはお前に馬乗りにされてるんだろうな…」
スライム女「……それを聞くの?」
男「質問したいっていったじゃん!?」
スライム女「少し楽しもうなぁ~って思って」
男「なんで!?お前この前帰ったじゃん!?」
スライム女「それは娘ちゃんでしょ?私は自分で行き来できるもの」
男「でもさぁ…なんかいい感じで帰ったじゃん…」
スライム女「えぇすこし恥ずかしかったわ」
男「なんで、それが翌日にオレの部屋にいるの?」
スライム女「正しくはあなたの上に…ね」
男「うるさいよ!どうでもいいよ!」
男「それでさ、ホントになんでいるの?」
スライム女「娘ちゃんに浮気しないか監視しといてって頼まれたのよ」
男「浮気って…まだ付き合ってすらいないのに…」
スライム女「そうねぇ、ちょっと気が流行りすぎよね」
男「そしてお前もさ…浮気の監視しようとして襲おうとしてたら意味ないよね!?」
スライム女「襲おうとした…うんそうね、襲おうとした、よ」
男「…いまの間はなに?」
スライム女「気にするとハゲるわよ?」
男「はげねぇよ!」
スライム女「まぁバレなきゃ良いのよバレなきゃ」
男「それって監視役としてはまったく意味を果たしてないよね…」
スライム女「なに童貞みたいなこと言ってんのよ」
男「え?」
スライム女「あ、何でも無いわ」
男「もう遅いからね!?全部言っちゃってるからね!!」
男「あの…冗談だよね?」
スライム女「も、もちろんじゃない」フッ
男「ちゃんと目を見て言えよ!」
スライム女「大丈夫!あなたはまごうことなき童貞よ!」ジッ
男「心が痛い…」
男「で、もう満足した?」
男「浮気なんかする相手いないから安心してよ…」
スライム女「それはわからないわよ?」
男「ならどうすれば気が済むの?」
スライム女「少なくとも24時間は監視するように言われてるのよ…」
男「あいつに?」
スライム女「えぇ…生まれて初めて恐怖を感じたわ…」
男「お前も苦労してんだな…」
男「でもなぁ…特にでかける用事も無いし一日中家にいるだけだぞ?」
スライム女「ならそれでも良いわ、そっちの方が監視も楽だし」
男「そうか」
スライム女「…」
男「……」
スライム女「……」
男(うわぁ…気まずい…)
男「あの映画とか…見る?」
スライム女「映画?良いわね、一度見て見たかったのよ」
男「見た事ないの?」
スライム女「そうねぇ、知識としては知ってるんだけどこんな姿じゃ身にいく事もできないし」
男「あぁ~そう言えばそうだよな」
男「じゃあどんな映画が良い?」
スライム女「そうねぇ…よくわからないし任せるわ」
男「お前が好きそうな映画があるんだけどどう?」
スライム女「あら、どんな映画なの?」
男「パイパニックっていうパロディ映画なんだけど…」
スライム女「…」ススッ
男「無言で距離を取られると本きで凹むからやめてくれるかな…」
スライム女「えぇ…まぁいいわ、見ましょうか」
男「別に無理しなくても良いんだぞ?」
スライム女「いいえ、嫌いじゃないわよ?でも童貞(仮)がその発言した事に引いてしまったの…ゴメンなさい」
男「(仮)って何!?そしてお願いだから謝らないで…」
スライム女「良いから早く見ましょうか」
男「見る前から心が俺そうだよ…」
映画終わり
スライム女「これは…興奮すればいいの?それとも笑えばいいの?泣けばいいの?」
男「笑えば良いと思います…」
スライム女「なんていうかあれね…全てにおいて中途半端だし、設定がまったく活かせてないわね」
男「…ゴメンなさい」
スライム女「いえ、別にあなたが撮ったものじゃないんだから気にしなくて良いのよ」
男「はぁ…」
スライム女「それよりも次、何かないの?」
男「…ん~、どういうのが良いんだろう」
スライム女「決断力の無い男は嫌われるわよ?」
男「それが無いから童貞なわけですが」
スライム女「正しくは童貞(仮)ね」
男「だから(仮)って何!?」
男「そうだなぁ…ホラー系とか大丈夫?」
スライム女「ホラー系?怖いってことかしら?それなら大丈夫よ貴女達からしたら私もホラーみたいなもんでしょ?」
男「どっちかっていうとファンタジーかな…じゃホラー系で」
映画終わり
スライム女「………」ガタガタガタガタ
男「あの…大丈夫?」
スライム女「だだだだだ大丈夫よ!私がこれ位で怖がるとでも!?」
男(あっちの世界はみんなホラーがだめなんだろうか)
スライム女「ま、まぁ…中々面白かったんじゃない?」
男「腰が抜けてるよ…」
スライム女「私達にもともとそんな物ないわ!」
男「はいはい…」
スライム女「ささささぁ、次行くわよ!もう一回ホラーいっとく…?」
男「次は別ジャンルにしようか?」
スライム女「わ、私は別に怖く無いんだけどね、あなたがそう言うなら…」ホッ
男「そんなにみたいなら、ホラーにしようか」
スライム女「……そうね、別に怖くはないけどね…」ギュッ
男(なんか楽しいな)
終わり
スライム女「……」ピクピク
男「あの…大丈夫?」
スライム女「……へ、平気だ」
男「涙目になってるよ?」
スライム女「なってない!」
男「ふーん」ニヤニヤ
スライム女「童貞(仮)のくせに生意気だ…」
男「はいはい…じゃオレは風呂はいってくるから」
スライム女「い…いっちゃうのか…?」
男「もう一本ホラー流しとく?」
風呂場
男「にしても…さっきの女は正直グッときたな…」
男「スライムはホラーが苦手、これってトリビアになりませんか?」
パチ
男「あれ?停電」
男「あいつの悪戯かな?意外と子供っぽいとこ…」
ガタガタガタガタ
男「地震!?結構でかいぞ」
男「まずい、風呂はいってる場合じゃないだろこれ…早くでないと…」
ガチャ...ガチャガチャッ
男「あれ?開かない!?なんで…」
男「おーい!!風呂の扉が開かないんだけど!?女?女ー!?」
ピチャ
男「ひぃっ…なんだ今の、なんか冷やっとしたものが…」
ブンッ
男「あ…あれ…電気がついた…」
男「うわっ!??なんだこれ…風呂場が真っ赤…?」
男「な…なんだよこれ…女!女!開けてくれ!女!!」
ゴポ
男「…ゴポ?……振り返っちゃいけない気がする…いやだめだ…でもっ」
ゴポゴポゴポ
男「大丈夫…大丈夫…振り返ったら何も無いに決まってる…」
男「でも一応剃刀咥えておこうかな…メリーさんもそれで撃退できるらしいしな…うん」
男「1...2...3!」
男「……なんとも…ない…あれ?さっきは確かに真っ赤に…」
ゾクッ
男「あれ…後ろにいる?…そそそそそんな馬鹿な事…」バッ
男「……?やっぱりなんとも無い…」
ボタ…
男「ひぃっ…なんか降ってきた!?」
ボトン
男「なんか大きいものが…背中に…乗って……」ガクン
男「こ…腰が抜けた…ヤバイ逃げないとヤバイのに…」
スライム女「……馬鹿」ギュッ
男「……」ファー(魂的なものが抜ける音)
スライム女「怖かったんだから…ってあれ?」
男「…ん…んぅ」
スライム女「やっと目をさましたか」
男「あれ?お化けは…」
スライム女「ゴメン、あれやったの私なの」
男「……そうか…良かった」
スライム女「怒らないの?」
男「それよりも生きてて良かった…」
スライム女「でも私を怖がらせた男も悪いのよ?」
男「うん、オレもお前の事ただの半透明な変態だと思ってなめてた」
スライム女「これでもいくとこに行けば水の精霊とってチヤホヤされるからな」
男「……暫くホラーは良いや…」
スライム女「わたしもやり過ぎたわ」ピト
男「あ、手冷たくて気持ちいい…」
スライム女「膝枕も水枕みたいで気持ちいいでしょ?」
男「あ…うん…」
スライム女「スライムの下乳のを見上げた感想は?」
男「まだ頭クラクラするしコシが抜けてるからそれどころじゃない…」
スライム女「あら、残念♪」
男「……はぁ…」
スライム女「そんなに怖かった?」
男「人間にはできない演出だからな…」
男「案外幽霊とかってお前らの悪戯なのかもな…」
スライム女「そうかも知れないわね」
男「こっちにもお前らの世界の奴って結構いるのか?」
スライム女「どうかしら?自由に行き来できるのは結構多いから、意外といるかも知れないわね」
男「……そうなのか」
スライム女「怖い?」
男「少し」
スライム女「そう…でも悪戯したくなる気持ちもわかるわね…なかなか楽しかったわ」
男「そうかよ…」
スライム女「よっと…」ドスン
男「いてぇ…」
スライム女「私はそろそろ帰るわ」
男「監視は良いの?」
スライム女「それよりも先にやる事が出来たから」
男「え?」
スライム女「娘ちゃんに宣戦布告してこないと」
男「?」
スライム女「私も貴方のこと狙っちゃおうかって思って」
男「……え?」
スライム女「なんか私まで貴方を見てるとドキドキしてきちゃった」
男「吊り橋効果ってわかる?」
スライム女「しらないけど関係者ないわ、要は欲しいものは手に入れれば良いんだもの」
スライム女「モテる男は辛いわね」
男「俺のモテ期はスライム専用か…」
スライム女「嫌?」
男「嫌じゃないかな…寧ろ嬉しい位だ」
スライム女「それじゃ私は一旦かえるわ」
男「あぁ、あいつにもよろしくな」
スライム女「わかってるわよ」
翌日
男「だからさ…なんでお前は…」
スライム女「今日は襲ってないわよ?」
男「昨日、別れたじゃん!なんで今日もいるの!?」
スライム娘「わ、私もいます!…布団がヌルヌルになってしまうので添い寝はできませんでしたが…」
スライム女「モテる男は辛いわね♪」
男「嬉しいけどなんか嬉しくない…」
FIN
540 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/04/03 21:58:07.78 3SQtIl4R0 134/161って事でスライム女を活躍させるために書いてみた
正直スライム娘である必要はあまりなかった気がするのは内緒のはなしです
男「ん~…」
スライム女「どうしたの?」
男「なんか耳が気持ち悪い、最近掃除してなかったからな…」
スライム娘「耳を掃除するんですか…?それは…その外れたりとか…」
男「…え?」
スライム娘「しないですよねぇ」
男「人間に取り外し可能なパーツはないんだよ…」
スライム女「私が掃除してあげよっか?」
男「え?ホント?…でもなんか恥ずかしいな…」
スライム女「良いから良いから、ほら横になって」
男「いや、その前に綿棒を…」
スライム女「いらないいらない、ほら横になりなさい」
男「え?う、うん」ゴロン
スライム娘「お姉さんはベットの上に上がったり普通に触ったりズルいです…」
スライム女「悔しかったらあんたも修行するんだね」フフフ
スライム女「それじゃお邪魔します」ギュッ
男 スライム娘「え?」
男「あ…」ゾクッ
スライム女「ろう?ひもひいい?」
男「ちょっとまって!なんか変っ!」ゾクゾク
スライム女「ふふっ…やめへあへなひ」
男「なんか耳の中が…すごい…」
スライム娘「…なんか嬉しそうです…」
男「違う!いや、ちがく無いんだけど、ひゃっ…冷たいのに熱いっ」
スライム娘「むぅ…」
スライム女「はぁ…はぁ…いっぱい取れたよ?」
スライム女「ちょっと洗ってくるね」チラッ
スライム娘「」グッ
スライム娘「男さん…もう片方は私が…やってあげます!」
男「いや…良いから、もう良い。自分でやる!」
スライム娘「許しません!」ギュッ
スライム娘「男さんの体…すごく熱い…」
男「火傷するから早く離れろって!」
スライム娘「いやです!…じゃ、じゃぁ行きますね…」
男「だからダメだって…あっ…」
スライム娘「わたひも…おねえはんにはまへません…」ピチャペチャ
スライム娘「ひたがふごくあつひれす…ん。」
スライム娘「やはどひひゃう…」
男「ばか…離れろ!これ以上はっ」ズクン
スライム娘「ひもひいれふか?」
男「痛いわボケー」ドン
スライム娘「いったぁ…」
男「痛いのはオレもだ!あんなに不覚やられたら痛いに決まってんだろ!」
スライム娘「……うぅ…」
男「…良いから早くあらってこい、あんまり変なもの取り込んじゃダメなんだろ?」
スライム娘「…はぁい」
男「……でも、な。嫌いじゃなかった…ぞ」
スライム女「あらあら、やっぱりマゾだったのね」
男「違う!」
SSS終わり
男「……質問いいか?」
スライム女「またその始まり方なの?」
男「お前らが今日いる事には何も突っ込まないでおく」
男「でもな…これは突っ込ませくれ…」
ケイローン「なんだね青年」
男「なんでオレのうえにこいつが乗ってんの?マジで重いんだけど!!」
ケイローン「さすがのわたしもそれは傷つく…」
男「だからどけよ!!」
ケイローン「いや、青年はこうやって起こされるのが好きだと聞いたからな」
男「もう起きたよ!ってかお前のった瞬間に起きたよ!」
ケイローン「カエルが潰れるような声だったな」
男「おっさん…自分の体重を考えて行動しよう?な?」
ケイローン「考えた結果喜ぶと思ってたのだが…」
男「だから人の上でのんびり喋んな!」
ケイローン「わがままだな…青年」ヨッコイショ
スライム女「大丈夫?」
男「あぁ多分…」
ケイローン「人間とは意外と脆いのだね…」
男「お前が言うとすごいムカつく…」
スライム娘「私の事を布団にいれてくれないからです」
男「首謀者はお前か…」
スライム女「なんかあなたに頼みごとがあるらしいから連れて来たのよ」
男「頼みごと?オレに?」
ケイローン「そうなのだよ…少し席を外して貰えるかな?」
スライム娘「いやです」
スライム女「断るわ」
ケイローン「……」
男「いいからあっち行ってろ…」
スライム女娘「…むぅ」
ケイローン「すまない…」
男「それで頼みって?オレなんか何も出来ないと思けど…」
ケイローン「いや…そんなに難しい事では無い」
ケイローン「この卵を温めて、孵して欲しいんだ」ハイ
男「卵を?結構でかいな…」
ケイローン「まぁ詳しい事を説明すると長いんだが…簡単にいってしまえば、あちらの世界は生まれたての者には刺激が強いので、こちらの世界で卵を孵してあちらの世界に持って行くんだ」
ケイローン「普通ならば人目のつかない所で我々がやるのだが…」
ケイローン「キミに任せるのも面白いかもと思ってな」
男「なるほど…それであっちの世界ではコウノトリが子供を運んでくるのか」
ケイローン「卵はいつの間にか生命の木の根元に置かれていて、それを見つけたらこちらの世界に持ってくる」
ケイローン「これは彼方の世界でも一部しか知らないことだがね」
ケイローン「それで…だな」
男「暫くあいつらにこっちくんなって言っておけば良いんですね」
ケイローン「すまん、怖くて」
男「いや…わかりますよ…」
男「取り合えずしばらく卵は押入れの中に隠しておくか」
ケイローン「何が出てくるかは、生まれてからのお楽しみだ」
男「そっか…何時の間にかあるんだもんな」
ケイローン「獰猛な者じゃ無いといいな」
男「…獰猛な生き物だとどうなるの?」
ケイローン「………」
男「どうなるの?」
ケイローン「いや…楽しみだな。恐らくあと1週間もすれば彼方の世界で引き取れると思うからよろしくたのんだよ!」
男「え?おい!?」
男「行っちまったよ…もういいぞ」
スライム娘「あれ?ケイローンさんは?」
男「逃げ…帰ったよ」
スライム女「ふーん?それでどんな話しだったの?」
男「秘密だ、だから言えない」
スライム女「まさか…確かにケイローンにも穴は有るけど…」
スライム娘「え!?うそ!!?」
男「違うからね!?」
男「それと、お前ら暫くは出入り禁止な」
スライム娘「なんでですか!」
男「暫く実家に帰るからな、来ても意味無いだろ」
スライム女「ふ~ん?ホント?」
男「どっちにしろ出入りは禁止だ。もし来たら一生口聞かないからな!」
スライム女「子供…?」
男「暫くやる事があるのは本当だからな」
スライム娘「隠し事はよく無いです…」
男「…う、そうなんだけどさ…でも言っちゃダメな事もあるだろ…?」
スライム娘「男さんのばか…」
男「用事が済んだら相手してやるから…だから今日はもう帰れな?お願いだから」
男「さてと…あいつらも帰ったし」
ドスン
男「…駝鳥の卵より一回り位大きいな…」
男「さてとあいつが置いていった石板を…石板とかマジ邪魔なんだが…」
男「何々…卵を孵すにあたって…愛情をもって温める、時には優しい言葉も」
男「人間と似たようなもんだな」
男「温めるって人肌で良いのかな?」
男「でもあいつらが文明の利器とかを使うと思えないし多分人肌だよな」
男「早く生まれてこいよ~」ピタッ
男「ピタッ?……まさかな…」グイグイ
男「離れねぇ…マジでかこれ!?」
男「え?何これ!?オレこれからこの卵抱えて生活するの?」
男「食糧の買い置きとか殆どないんだけど……」
男「……さっさと生まれてこいよ…」
温め生活一日目
片手が使えないのでパンを食べたジャムを塗るのにも苦労した
生まれて来るまでまだまだかかりそう
温め生活二日目
今日もパン、もうパンはない
米が食べたい
時々中で動いているみたい生まれて来るまでもう少しかな?
温め生活三日目
面倒だから何も食べない、タマゴにかける言葉が出て来なくなってきた、自分の語彙量が、悲しくなった
中で動いている、もうすぐ生まれそう
温め生活四日目
気づいたら生まれていた…
男「なんだこれ…」
フィギュア?「……」
男「フィギュア?石で出来た女の子像?」
ケイローン「これは…ガーゴイル?」
男「いつの間にいたの!?」
ケイローン「いや…生まれるころかな?と思って来てみたんだが…倒れていたから放置して置いた」
ケイローン「それよりも、これはガーゴイルで良いのかな?」
男「オレに聞かないでもらえますか…」
ケイローン「私はこんな容姿をしたガーゴイルを見たことがない」
男「オレはガーゴイルとか言うのをみた事が無いです」
ケイローン「普通、ガーゴイルと言うのは蝙蝠やドラゴンのような格好をしているんだが…」
男「ドラゴンの翼と尻尾の生えた女の子ですね…」
ケイローン「……君は何を考えながら卵を温めていたんだ…」
男「関係なく無いですか?」
ケイローン「いや、卵は少なからず温めた者の影響を受けるからね。その為に繋がるわけだし」
男「…?」
ケイローン「こちらの世界なら優秀な雄がその能力をついだ子供を作るだろう?それと一緒で優秀なもの、まぁ私のような」
男「…?はい」
ケイローン「が、力を与えながら卵を孵化する事でより優秀な卵をを孵すのだよ」
男「…なんとなくわかったようなわからないような…」
ケイローン「そこでもう一回聞く、何を考えて卵を暖めていたらこうなるんだ?」
男「……女の子?」
ケイローン「なるほど…だから君は童貞(仮)なのか…」
男「おい!?それ誰から聞いた!いや、わかるけど!想像つくけど!!」
ケイローン「あまり大きな声を出すな…この子が泣いちゃうだろう」
ガーゴイル「………」
男「滅茶苦茶無表情でなにも喋らないんですけど…」
ケイローン「まぁ…ガーゴイルだからねぇ…」
男「何すれば良いんですか?」
ケイローン「三時間置きにご飯をあげてれば良いんじゃないかな?それと時々喋りかけてあげて」
ケイローン「一応三日はお願いするよ、そうじゃないとあっちに行ってから体がモタ無いからね」
男「ご飯って?」
ケイローン「生肉…かな?」
男「それじゃちょっと買い物に行って来るので、少しだけみていてください」
ケイローン「うむ、わかった」
ガチャバタン
ケイローン「…わたしがケイローンだ」
ガーゴイル「……」
ケイローン「ガン無視はつらいな」
ケイローン「おじちゃんと遊ぼうか?」
ガーゴイル「……」フルフル
ケイローン「拒否された…」
男「ただいま、肉って牛肉でいいかな?ちょっと奮発してみたんだけど」
ケイローン「……いいんじゃないか?」
男「なんでそんなに凹んでんの?」
ケイローン「いやな…ずっと無視されてたから…青年はなんでそんなに元気なんだ」
男「何だかんだいっても、やっぱり嬉しかったからかな、オレが孵したんだーって」
ケイローン「……いつまで持つかな…」
男「とりあえず一口大に切って…こんなもんか…」
男「ほら、ご飯だぞ」
ガーゴイル「……」ピク
ガーゴイル「……」ハムハム
男「……可愛いな…無表情だけど」
ガーゴイル「……」ジー
男「あ、はいはい次ね。ハイ」
ガーゴイル「……」モキュモキュ
ケイローン「……食い気…か」
男「もっと食べる?」
ガーゴイル「…ゲプ」フルフル
男「それじゃあ、ご馳走さまだね」
ガーゴイル「…ごちそう…さま?」
男「そうだよ、食べ終わったらご馳走さまって言うんだよ」
ガーゴイル「…ごちそうさま」
男「うん、エライエライ」
ケイローン「……私だってご馳走様くらい…」
男「気持ち悪いから端っこで凹むのやめてくれるか?」
ケイローン「…くそ…女の子の事しか考えていなかったくせに…」
男「いや、あれは…何考えたらこうなるのかな?って思った事を言っただけで…」
ケイローン「…」スッ
ケイローン「帰る、三日後に迎えに来るから…」
男「まだ凹んでんの?」
ケイローン「凹んでないやい!」バタン
男「…あの叔父ちゃんはね、意外とデリケートみたい」
ガーゴイル「デリケート?」
男「だから優しくしてあげてね?」
ガーゴイル「…でもね、あの叔父ちゃん少しウルサイの…」
男「ガーゴイルちゃんと仲良くなりたくて頑張ってたんだよ」
ガーゴイル「…でもニコッってすると凄く怖い」
男「それは本人には言わないで置こうね…」
ケイローン「聞こえてるけどね…」
男「まだいたの!?」
ケイローン「ちなみに人間でいう五歳くらいまでの知識はもう教えてあるから、その子に話す気があれば、ある程度の会話わ出来るはずだ」
男「そんな事出来るの?」
ケイローン「いちおうこれでも草原の賢者だから…子供に相手もされないのに賢者…笑っちゃうよね」
男「その…ゴメンな?」
ケイローン「謝られるともっと辛い…」バタン
男「今度こそ行ったか?」
ガーゴイル「いったか?」
ケイローン「行ってない」ヌッ
ガーゴイル「……」キラキラ
ケイローン「喜んでくれてる!」
男「嬉しそうだな…」
ガーゴイル「叔父ちゃんうごきがへん!」
ケイローン「……」ズーン
男「また凹んだよ…」
三日後
男「ガーゴイルちゃんとも今日でお別れか」
ガーゴイル「…お別れ?」
男「あぁ、ガーゴイルちゃんは今日本当の世界に帰るんだよ」
ガーゴイル「…?」
男「あの叔父ちゃんのいる世界に行くんだ」
ガーゴイル「……や」フルフル
ケイローン「準備は出来たか?」
男「寂しいけどオレはな」
ケイローン「さっきも説明したが、あっちに戻ったらこの子は記憶を消すことになる、その後ガーゴイルの村に運ばれ」
男「あぁわかってるさ」
ガーゴイル「……や、もっと一緒にいる」
男「大丈夫だよ、絶対遊びに行くから」
ガーゴイル「…忘れない?」
男「あぁ、忘れない」
ガーゴイル「じゃあ、ガーゴイルも忘れない…」
男「ありがと」
ガーゴイル「だから、またね?」
ケイローン「……この子が人の形になった理由なんとなくわかった気がする」
男「え?」
ケイローン「お前が人間だからなんだろうな」
男「そんな理由?」
ケイローン「人間は不思議生き物だな」
男「お前らに言われたくねぇよ…」
ケイローン「では…行くぞ」
ガーゴイル「……またね、パパ」バイバイ
男「あぁ、またな」
男「はぁ…やっぱり寂しいな…」
スライム女「あら…私達がいない間になにがあったの?」
スライム娘「なんか哀愁が漂ってます…」
男「大人になったって事かな…」
スライム娘「え!?なななな」
スライム女「やっぱりそういう理由だったの!?」
男「いや…多分お前らの想像とは違うが…」
スライム娘「そんなの許しません!!」
男「お前も少しは大人になれよ…」
スライム娘「そ、そんな…オトナにしてやるだなんて////」
男「いってねぇよ!!」
FIN
958 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/04/04 22:44:03.47 vzOwId6A0 161/161なんか急いで終わらせたから落ちがいつも以上に微妙だった…
普通の亜人だけで無く擬人からの亜人ってのも良いよねって言うのを伝えたかったから
それが伝われば嬉しい…けどこの長さじゃ無理があるか…
パー速とかはね…そこまで行く気力が、ないのでゴメンなさい…


どうでもいいけど、何故かこのクソ暑い日々に疲れきった男のために
「冷やしスライム始めました!夏場の暑い夜にどうぞ!」とベッドに
押しかけるスライム娘が見えた。