1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:06:04.02 CoN2gyTLP 1/168

「!」

「手遅れ。テント張り」

隠すぐらいさせてくれ。

「……エッチ、変態、スケベ」

「やめろ」

「……勃起させといて、何を今更」

否定はできない。

元スレ
女「……男、勃起してる」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288353964/

4 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:07:52.90 CoN2gyTLP 2/168

「悪かったな」

「どうして、立ったの?」

「わからん」

とりあえず、お前じゃない。

「ふぅん……」

どこを見ている。

「小腹空いちゃった」

どこ見ながら言ってんだ。

7 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:10:02.54 CoN2gyTLP 3/168

「何か食べる物あったかな」

そう言って、やつは部屋を出た。

「……」

やれやれ。

俺の息子め、いきなり立ち上がったりしたらダメだろうが。

まあ。

注意しても無理だけど。

9 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:12:13.51 CoN2gyTLP 4/168

がちゃり、と。

やつが戻ってきた。

「よかった、してなくて」

「するか」

「何を?」

ジトッとした視線が痛い。

いやあ、まあ。

……カマかけられた。

12 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:16:19.60 CoN2gyTLP 5/168

「なんでもねえよ」

「ふうん」

そう言って、ベッドに座る。

俺の位置からは。

パンツがそろそろ、見えるところ。

「どこ見てるの?」

やめろ、その視線は相当ダメージが大きい。

まるで人間じゃない何かを見るような目で見やがって。

14 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:18:41.38 CoN2gyTLP 6/168

「それで、なにかあったのか?」

「あったよ」

よかった、上手いこと話が流れた。

「これ」

「……」

黄色い。

三日月のような。

バナナ。

「テント張り」

……うぅ。

17 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:21:32.67 CoN2gyTLP 7/168

「……そうか」

「いただきます」

「お、おう」

「……」

ムキムキと。

皮を、むく。

バナナのだ、バナナの。

19 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:24:16.97 CoN2gyTLP 8/168

「久しぶりに食べる」

そんなことはどうでもいい。

さっさと食え、さっさと。

「はむっ」

と、勢いよく。

かぶりついた。

と、思ったら。

やつは、咥えただけだった。

21 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:27:17.82 CoN2gyTLP 9/168

「んっ……」

小さく声を漏らす。

バナナを上下に動かす。

「なんだその食い方は」

「?」

その疑問顔はなんだ。

「これがいつもの食べ方」

22 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:30:10.96 CoN2gyTLP 10/168

「すこしずつ、食べていくの」

「……」

なんつーか、その。

ダメだろ。

いや、別に。

何かほかのことを考えてるわけじゃなくてだな。

「美味しい」

恍惚の表情を浮かべてやがる。

23 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:31:55.28 CoN2gyTLP 11/168

「食べる?」

「っ……」

唾液がヌラーッと、していて。

艶を帯びている。

「……いや、いい」

「遠慮しなくていいよ」

遠慮なんかしてない。

26 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:34:58.44 CoN2gyTLP 12/168

「ほら、ほら」

「ええい、やめろやめろ」

近づくな。

その唾液たっぷりのバナナをこっちに向けるな。

「あっ」

手を滑らせたようだ。

「!」

ベチャッと。

俺の頬にバナナがぶつかる。

33 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:53:23.46 CoN2gyTLP 13/168

「……」

「……間接」

「この状況で言うんじゃねえ」

まったく。

ベチョベチョじゃねえか。

「汚い」

「お前なぁ……」

34 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 21:58:33.81 CoN2gyTLP 14/168

「大丈夫?」

なわけがないだろう。

「あー、もうベトベトだ」

「あんまりわかんないよ」

俺にははっきりとわかるんだよ。

自分自身がベタついてんだから。

36 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:07:28.12 CoN2gyTLP 15/168

「そっか」

おい。

何か言うことあるだろうが。

「じゃあ、はむっ」

そして、再び食べ始めた。

「美味しい」

ニッコリしやがって。

37 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:10:44.02 CoN2gyTLP 16/168

「……男」

「あん?」

「ちょっといい?」

「なんだよ……」

ぺロリと。

俺の頬を舐めた。

「!」

「甘い」

41 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:16:22.70 CoN2gyTLP 17/168

「なにしやがる」

「ちょっと好奇心」

そういう理由で、舐めたのか。

なんだよ、それ。

「もっといい?」

「ふざけるな」

「勃起するから?」

「しない!」

45 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:22:11.34 CoN2gyTLP 18/168

「じゃあ、なんで?」

「されたくないから」

「なんで?」

「されたくないから!」

「だから、なんで?」

埒があかねえ!

46 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:28:51.32 CoN2gyTLP 19/168

「いいから、やめればいいんだ!」

「つまんないの」

そして、やつは。

バナナを咥えた。

「ノリ悪い」

48 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:32:59.52 CoN2gyTLP 20/168

また、上下に。

バナナを動かして。

「滑り悪い」

なんのだよ。

あえて声には出さない。

なんか、めんどくさそうだからな。

「ん……ちゅっ、ぬちゅ……」

バナナを舐めてやがる。

汚いやつだ。

50 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:36:43.50 CoN2gyTLP 21/168

「こんなになっちゃった」

見せるな、汚い。

「あ、男のはまだまだテント張り」

……あれ。

「ほっとけ」

「興奮してる?」

してない。

52 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:41:45.20 CoN2gyTLP 22/168

「してない」

「うそつき」

嘘じゃない。

あるんだよ、こういうことも。

なんか、いきなり。

突発性息子直立不動病が。

「してないって」

55 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:45:02.75 CoN2gyTLP 23/168

「うそつき」

ツン、と。

俺の息子をつつきやがった。

「やめい!」

「あ、今ピクンって」

反応した、とニヤける。

触られたら、そうなるだろう。

59 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:48:35.17 CoN2gyTLP 24/168

「当たり前のことだ」

「ふうん」

別にお前に反応してるわけじゃない。

「見せて」

「は?」

「見せてよ」

「ふざけんな」

ペチリと。

頭を叩く。

調子に乗るな。

60 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:53:19.80 CoN2gyTLP 25/168

「むむ……痛い」

怒ってる。

眉間に皺を寄せて。

「酷いよ、叩くのは」

ぺチンと。

俺の息子を叩く。

「ぬおっ……!!」

「仕返し」

ニッコリと笑う。

悪魔め。

63 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 22:56:02.64 CoN2gyTLP 26/168

うずくまる俺。

いてえ。

「やっぱり痛いの?」

「当たり前だろ!?」

「ないからわかんないもん」

プイッとそっぽを向く。

むかつくぜ。

68 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:08:12.09 CoN2gyTLP 27/168

「てめえ……」

「先に叩いたのは男」

そうだけども。

「でも、ダメージの差が……」

「じゃあ、私のも叩く?」

お前はないだろうが。

71 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:12:17.71 CoN2gyTLP 28/168

「叩いても痛くないだろ」

「濡れちゃうかも」

……。

変なこというなよ。

「ああ、もういい」

そう言って、俺は立ち上がった。

「?」

「帰る」

「ふーん」

「じゃあな、また明日」

「うん、学校で」

74 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:15:20.29 CoN2gyTLP 29/168

帰宅中。

「……」

やれやれ。

やっと帰れる。

……あれ。

俺、なんであいつの家にいたんだっけ。

「……あ」

本を借りに来たんだった。

めんどくさいが、戻るか。

77 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:23:11.66 CoN2gyTLP 30/168

ガチャと。

俺はなんのためらいもなく家に入る。

「おーい、入るぞー」

まあ、あいつと俺の中だ。

別に怒られることはないからな。

「悪い、本を借りるの忘れ……」

「!」

「……」

オナニー中だった。

79 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:28:51.49 CoN2gyTLP 31/168

「……」

スカートを穿きなおす。

「本……」

やばい。

やばいところをみてしまった。

「……」

すっごいジト目。

俺が、悪いのか?

ああ。

俺が悪い。

勝手に入っちまったんだから。

82 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:32:38.97 CoN2gyTLP 32/168

「……本、そこ」

「お、おう」

「……」

やべえ。

急に顔が赤くなってきた。

「……タイミング悪い」

「す、すまん」

84 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:37:30.13 CoN2gyTLP 33/168

でも。

俺が帰って早々。

そんなことするもんなのか。

実は溜まってたり?

「……」

あ、顔めっちゃ赤いぞ、こいつ。

「なんだよ」

「ふんっ」

そっぽを向いた。

85 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:40:43.34 CoN2gyTLP 34/168

「悪かったって」

「もういい」

顔をこちらに向けようとしない。

「……」

そう言うなら、俺はいいんだが。

「……責任、取ってくれれば……」

ゑ?

88 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:45:31.19 CoN2gyTLP 35/168

責任。

自分のした事の結果について責めを負うこと。

俺がしたこと。

やつのオナニーを見てしまったこと。

じゃあ、どうやって責めを負えばいい。

「どうやって」

「……」

モジモジせずに早く言え。



90 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/29 23:50:29.21 CoN2gyTLP 36/168

「そっちも、見せればいいじゃん」

「……」

俺、マジマジ見たつもりは無い。

というか。

見た、ってほど、じゃないぞ。

してたのを発見したってだけだぞ。

ディスカバーだぞ。

97 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:11:44.74 Tpcg47H/P 37/168

「ねえ」

迫ってくるな。

「ま、待て! それはおかしいって!」

「もう、テント張りは見せてるんだよ?」

「そうだけども……」

「なら、いいでしょ?」

「よくない!」

101 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:19:54.58 Tpcg47H/P 38/168

「現にさ、ほら」

「!」

気づかぬうちに。

俺の息子はまた。

無意識に、起立していた。

107 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:32:29.40 Tpcg47H/P 39/168

「エッチ」

エッチじゃねぇよ。

俺は。

……。

わかったわかった。

無意識じゃない。

意識的に、立っちまった。

109 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:35:25.20 Tpcg47H/P 40/168

やつの。

生スカートに。

正直、興奮した。

パンツを穿いていないという。

そのことを考えただけで。

ムラムラした。

「……わかった、やってやる」

もうヤケだ。

110 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:37:39.18 Tpcg47H/P 41/168

ストンと。

俺は座り込み。

ゆっくりと。

しごきはじめた。

「……!」

顔を真っ赤にして、見ている。

恥ずかしい。

まあ。

見てるあっちも、恥ずかしいか。

116 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:44:34.06 Tpcg47H/P 42/168

「……」

こんな状態で。

イけるはずもなく。

「……すご……」

小さく、声を漏らす。

いきり立った息子に、顔を近づけてくる。

「気にしないで、続けて」

無茶言うな。

118 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:48:29.77 Tpcg47H/P 43/168

「……」

そんな中。

いきなり、絶頂がやってくる。

ティッシュ!

「くおおおっ」

いつもなら出ない、変な声を漏らした。

「!」

ビクビクしてないで、どけ!

121 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 00:55:45.34 Tpcg47H/P 44/168

「ど、どけ……!」

「えっ?」

どけ! 本当に……。

「すまんっ!」

出た。

「!」

女の顔に、全部。

127 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 01:02:10.19 Tpcg47H/P 45/168

「うわぁ……」

さっきまでベトベトだった俺の頬以上に。

ベトベトになったやつの顔。

「髪にまでついた……」

凄いいやな顔。

仕方ないだろ、お前がずっとそこにいるから。

「苦い」

舐めるな!

129 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 01:10:31.35 Tpcg47H/P 46/168

「……」

「……なんか、濃いね」

飲み込めない、と苦笑い。

え、なにそれ。

飲み込んだのかよ?!

「ここまでするとは思わなかった……」

お前がやれと言ったんだろうが!

……いやあ、まあ。

顔にかけろとは言ってなかったけど。

161 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 11:25:28.37 Tpcg47H/P 47/168

「……ふんっ」

怒ってる。

怒っていらっしゃる。

「あやまる、悪かった」

「殺める?」

「謝るだ」

165 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 12:20:13.57 Tpcg47H/P 48/168

「あのさ」

突然、話を変える。

「私にこんなことして、いいの?」

「どういうことだよ」

「興奮もしない女の子に、ぶっかけちゃう」

……そうだな。

酷いことだな。

167 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 12:36:50.23 Tpcg47H/P 49/168

「とりあえず」

そう言って。

俺の息子を。

握りやがった。

「! な、なんだよ!?」

「つぶすよ?」

やめろ、それはマジでやばい。

170 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:02:08.75 Tpcg47H/P 50/168

「悪かったって、言ってるだろ」

「そんな心のこもってない謝罪はいらない」

じゃあどうすればいい。

「ちょっと、おしおきをうけなさい」

「は?」

そう言って。

ゆっくりと女は。

しごき始めた。

バカ。

さっき出たばっかりだぞ。

173 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:09:01.49 Tpcg47H/P 51/168

「うわ、なんか汁くっついてる」

だから(ry

「やめい、もう出ないぞ」

「うそつき、こんなに硬いのに」

「お前なぁ……」

「意外と大きくてビックリしちゃった」

悪かったな。

175 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:19:36.22 Tpcg47H/P 52/168

「ん……」

「どうしたの?」

わかってるくせに。

こいつ。

「ねえ、どうしたの?」

息子を指先ではじくな。

「脈打ってるね」

うるさい。

177 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:26:47.57 Tpcg47H/P 53/168

「黙ってろ」

「あったかくなってきたし」

頬擦りするなよ!

うわあ、顔についてるベトベトが息子に……!

「舐めてもいい?」

「アホか」

「おしおきー」

そう言って。

舌で舐められた。

178 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:29:19.37 Tpcg47H/P 54/168

それに過敏に反応する。

「ふふふ……」

いやな笑いだ。

「やめろ」

「どうしてー?」

喜んでるじゃん、と小悪魔笑顔で言う。

暗黒微笑。

181 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:35:44.76 Tpcg47H/P 55/168

「素直になれよっ」

上下に手を動かすな。

「やめ……ろ」

「嬉しいくせに」

ニンマリと笑う。

「いつ、した?」

「なにを」

「オナニー」

聞くなよ、そんなこと。

185 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:43:48.33 Tpcg47H/P 56/168

「……」

そういえば。

最近ご無沙汰だったかも。

「さっき」

「さっきの前」

「……」

くそ、ごまかせんか。

189 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 13:57:42.41 Tpcg47H/P 57/168

「……覚えてない」

「へえ……」

更に激しく。

上下にこする。

「この立ち様じゃ……結構してなかったでしょ?」

笑う。

くおお、暗黒微笑。

193 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 14:05:31.19 Tpcg47H/P 58/168

「……ちっ」

正直なもんだ。

口ではこう言っても。

息子は正直だからな。

性欲に逆らえない。

「ふふふ……可愛い」

つんつんするな。

195 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 14:08:44.73 Tpcg47H/P 59/168

「パンツ、シミできちゃった」

「!」

と。

パンツをゆっくりと。

脱ぎ始めた。

「ノーパンです」

パンツをくるくると回してやがる。

「エロい? エロエロ?」

変態。

201 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 14:19:02.08 Tpcg47H/P 60/168

というか。

まだ穿いてたのか。

くそ。

俺は。

ひとりで勝手にノーパンだと決めつけ。

それで。

興奮していたということか。

「男も、ズボン脱ぎなよ」

なんでだよ。

204 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 14:23:20.75 Tpcg47H/P 61/168

「だって、窮屈じゃない?」

息子さんはもうボロンってなってますから。

意外と窮屈じゃないですよ。

「ねえ?」

また頬擦り。

汚いぞ、おい。

209 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 14:33:01.57 Tpcg47H/P 62/168

「……」

ニンマリと笑ったあと。

「ねえ、男」

息子から手を離し。

靴下を脱ぎ始めた。

長い長い靴下を。

210 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 14:36:33.96 Tpcg47H/P 63/168

「んだよ……のわっ」

靴下を投げられた。

「ちょっとこっちに来てよ」

と言って、ベッドに座る。

「……」

「ベッドに近づくだけでいいから」

「なにするつもりだ」

靴下、生暖かい。

214 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 15:00:18.79 Tpcg47H/P 64/168

「してみたいことがあるんだ」

「?」

そして。

俺の息子を。

踏みつけた。

「!!」

「えいえい」

「お、お前……!」

217 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 15:06:41.19 Tpcg47H/P 65/168

足。

冷たい!

「や、やめろ!」

「もっと乱暴にしてほしい?」

一度も言ってない!

「ぐいぐい」

言うとおりぐいぐいと踏みつけてくる。

222 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 15:20:03.54 Tpcg47H/P 66/168

「くそお……」

畜生。

気持ちいいじゃねえか。

「足でされるのって屈辱?」

当たり前だ。

「足でこするの難しいな」

そう言って。

両足を上下に動かす。

229 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 15:27:46.50 Tpcg47H/P 67/168

まずい。

このままだと。

第二波が!

下半身がすこし震える。

「あれ?」

ここで、ニヤリと笑う。

「もしかして?」

ニヤーッと、笑いやがる。

231 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 15:33:00.41 Tpcg47H/P 68/168

「足まで汚くするつもり?」

「じゃあ、どかせろ」

もう、そろそろ。

出ちまう。

「いいよ、それでも」

なんでだよ。

ベタベタの顔で、言いやがって。

236 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 15:59:20.71 Tpcg47H/P 69/168

「でもさ」

ぐいっと。

また強く踏まれる。

「ぬおっ……」

「こうやったら、自分にかかっちゃうよね?」

「や、やめろ!」

息子の方向を変えやがった。

237 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 16:01:42.93 Tpcg47H/P 70/168

「やめろ!」

「やだ」

「このやろう……」

今にも出そうだってのに……。

「じゃあ、足にかけてよ」

「いいのかよ」

「うん」

どういう趣味だ。

240 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 16:08:01.70 Tpcg47H/P 71/168

「残念だが、今の俺は―――」

と。

言ったそばから。

「ひゃっ」

ドクドクと。

溢れ出した。

「うわぁ...」

足に、ためらいもなく。

242 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 16:18:31.14 Tpcg47H/P 72/168

「うわぁ……」

また、いやな顔。

「暖かいね」

ベタベタしてる、と。

笑いながら、言う。

「もう、2回目だね」

うるさい。

247 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 16:25:48.23 Tpcg47H/P 73/168

「……」

すこし、疲れた。

「まだ、入れてもいないのにね」

ニッコリと笑っている。

「うるせ」

「えーっと……自分で一回、足コキで一回……」

言われると、なんか恥ずかしい。

249 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 16:31:55.58 Tpcg47H/P 74/168

「あと、手コキで一回、フェラで一回したいな」

「は?」

そんなに出ねぇし。

「いいじゃん、頑張って」

「ふざけるな、お前のわがままに付き合わなきゃならん」

それと、頑張ってってなんだよ。

「……でも、立ってるじゃん」

……そうですね。

252 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 16:46:19.65 Tpcg47H/P 75/168

「……」

「さて、と」

「なんだよ?」

「次は、なにしたい?」

「……」

「あ、もちろん、手コキ、フェラでもいいけど」

「他に、あるのかよ?」

「たとえば……靴下足コキとか、ストッキング足コキとか」

足コキばっかじゃねえか。

256 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 17:09:22.07 Tpcg47H/P 76/168

「……!」

そういえば俺。

なんで聞いてんだよ。

されたいのか?

実は、されたいのか?

そんなこと、ないはず。

ないはず……なんだ。

257 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 17:14:48.29 Tpcg47H/P 77/168

「……」

「じゃあ、まずは……」

「俺は……」

「?」

「俺は……」

「なに?」

「俺はもう、しない」

「え?」

260 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 17:27:50.39 Tpcg47H/P 78/168

「な、なんで?」

いきなりおろおろする。

「別に、いいじゃねえか」

「よくない、おしおきだもん」

「俺の意思も考えろよ」

「やだやだ」

「ふざけんな」

267 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 17:49:42.00 Tpcg47H/P 79/168

「なんで?」

寂しそうな顔で言う。

「……ふん」

「ま、待ってよ」

なんだよ、もう。

「他に当たれ」

誰だっていいんだろうが。

269 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 17:50:54.29 Tpcg47H/P 80/168

別に俺じゃなくても。

こいつは結構モテるし。

俺じゃなくてもいいはずだ。

「他?」

「そ、他」

「どうして?」

こいつ……。

271 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 18:00:19.76 Tpcg47H/P 81/168

「ふんっ」

「なんで? 他の人がいるの?」

「はあ?」

「ちょ、ちょっと」

「どうせ俺以外とも、こういうことしてるんだろ?」

「……」

黙った。

やっぱりな。

273 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 18:08:45.09 Tpcg47H/P 82/168

じゃなきゃ、こんなこと。

進んでやれないだろう。

「……」

「……本借りるからな」

俺がやつに背中を向ける。

すると。

すぐに俺の背中を、やつが抱きしめた。

「酷い、その言い方」

何が悪い。

「処女だし、あんなことするの、初めてだったし」

……ヱ?

279 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 18:17:39.80 Tpcg47H/P 83/168

「だから頑張って、勇気出したのに……」

ふくれっ面。

「嘘つけ」

「嘘じゃないっ」

ギュッと。

さらに強く抱きしめられる。

「……失礼だよ、男」

289 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 18:31:47.96 Tpcg47H/P 84/168

「はっ、どうだかな」

「……む」

するとやつは。

俺の正面に来て。

俺を押し倒した。

ベッドに上手く倒れる。

「どうするつもりだ」

「わかんない」

考えなしにするな。

296 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 18:41:06.43 Tpcg47H/P 85/168

「ったく、どけ」

「やだ」

「なんでだよ」

「一緒にいたいもん」

「……」

「私のこと、いや?」

違う。

臭いから。

俺の……えふんえふんで、顔とか臭うから。

301 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 18:49:01.06 Tpcg47H/P 86/168

「寄るな」

胸の感触は素晴らしいが。

臭いは凄まじい。

最悪の臭いだ。

俺の……うん。

「嫌い?」

「そうじゃないけど……」

326 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:24:24.55 Tpcg47H/P 87/168

「じゃあ、どうして……?」

涙目になるな。

「いいから、離れろ!」

胸の感触ぅ、感触ぅ!

「わかったよ」

ゆっくりと離れる。

「……あ」

ん?

「……」

自分の体を嗅いでる。

「なるほど……」

330 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:29:50.17 Tpcg47H/P 88/168

「イカ臭い」

「そうだな」

「イカ臭いゲソ」

変なこと口走ってる。

「とりあえず、体洗って来い」

「……」

どうしたんだ?

「おい、早く行って来いよ」

「帰らない?」

337 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:36:15.83 Tpcg47H/P 89/168

「帰らん」

「本当?」

「ほんとだ」

「本当に、本当?」

「しつこいぞ」

「だって、怖いんだもん」

「……」

何がだ。

338 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:43:09.49 Tpcg47H/P 90/168

「……帰らない?」

「さっきも言ったとおり、帰らん」

さっきから何を気にしてるんだ。

「じゃあ、一緒に来て」

「は?」

「お風呂まで、一緒に来て」

341 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:46:28.38 Tpcg47H/P 91/168

「なんで!」

「やっぱり帰るの?」

「一緒に行く意味はないだろ?」

「帰るかもしれないじゃん」

「だから……」

「一緒に入ろうとは言ってないんだから、いいでしょ?」

……あ。

そうだな。

343 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:51:41.94 Tpcg47H/P 92/168

ちょっと勘違いしてた。

「わかったよ」

「うん、じゃあ行こ」

ギュッと、手を握られる。

「別に握らんでもいいだろ」

「いや?」

いやっつーか。

……その手は、息子を触った手だろ?

348 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 19:59:14.32 Tpcg47H/P 93/168


「とりあえず、だ」

「?」

「手を離せ」

「うーん、どうしよっか」

「はーなーせー」

「いーやー」

今の状況は。

風呂に到着。

やつは着替えようとしている。

部屋を出ようとする俺。

やつが手を離さない。つまり、出れない。

349 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 20:04:40.24 Tpcg47H/P 94/168

「着替えるから見ちゃダメだよ?」

「なら手を離せ」

「やーだ」

だったら、どうやって服を脱ぐ気だ。

「あ、脱げない」

今更気づいたか。

352 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 20:16:18.63 Tpcg47H/P 95/168

「やれやれ」

「……じゃあ、離す」

「そうしろそうしろ」

「……」

悲しそうな目でこちらを見ている。

「わかった、ここにいてやるから」

ニンマリと笑う。

やれやれ。

353 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 20:34:09.66 Tpcg47H/P 96/168

「目、つぶってる?」

「おう」

「じゃあ……」

衣擦れ。

衣擦れの音。

「……ふぅ」

「……ん?」

服を頭に乗せられた。

好き放題しやがって。

355 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 20:39:45.34 Tpcg47H/P 97/168

「あ、パンツ忘れてた」

そう言って。

やつは部屋を出て行った。

……え。

今あいつ、どういう格好?

ノーパンなのはわかる。

そして、上を着てない。

ということは……。

ブラジャー一丁。

358 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 20:49:21.98 Tpcg47H/P 98/168

すこし、乗せられた服をずらす。

なんでかって?

野暮なこと聞くなよ。

まあ、うん。

俺もやっぱり。

当たった胸は見ておきたいと言うか、なんというか。

バレないように……な。

363 : >>360 YES[] - 2010/10/30 21:07:07.96 Tpcg47H/P 99/168

「おまたせ」

中に入ってきた。

おお。

これは……。

凄いな。

「? どしたの?」

「何が?」

「勃起してる」

「!!」

えええ……。

俺の息子、絶倫すぎやしないか。

369 : >>365 Sorry[] - 2010/10/30 21:17:29.71 Tpcg47H/P 100/168

「もしかして、私の服の匂いで?」

「……」

んなわけあるか。

「ねえね、どうして?」

近づくな。

……すげえ、でかい。

腕が、挟まってる。

「これ、何かわかる?」

「何が?」

「腕に当たってるの」

372 : >>370 Not yet[] - 2010/10/30 21:31:14.52 Tpcg47H/P 101/168

おっぱい。

おっぱい。

ち、違う、胸だ。

「わ、わからん」

「うそー?」

ムニムニと。

心地よい感触。

374 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 21:37:08.67 Tpcg47H/P 102/168

「ねぇねぇ」

こいつ。

変態だ。

「やめろ」

「なんだと思う?」

「……」

なんか、言いたくねぇ。

言ったら、もっと何か言われそうだ。

381 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 21:53:36.92 Tpcg47H/P 103/168

「……どれ」

「ひゃっ」

触ってやった。

「触るのは反則」

「触らんとわからんだろう」

「でも……ちょ、ちょっと……」

揉んでみた。

「やわらかいな」

「……うぅ……」

383 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:00:26.38 Tpcg47H/P 104/168

「も、もういいでしょ」

怒られた。

「酷い、わかってるくせに」

「いやあ」

素晴らしかった。

いい体験をさせてもらった。

「酷すぎる……」

「早く入れよ」

「うん……」

小さくホックを外す音。

やばい、興奮してきた。

385 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:06:02.86 Tpcg47H/P 105/168

「やれやれ」

やっと入ったか。

「うわーなんかヌルヌルするよ」

「そうかい」

どうでもいい。

「くさーい」

うるさい。

387 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:20:49.18 Tpcg47H/P 106/168

「……じゃあ、部屋で待ってるからな」

「えっ」

「いいだろ、それくらい」

「う、うん」

「帰らないから、安心しろ」

「わかったよ」

388 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:24:54.23 Tpcg47H/P 107/168

ふう。

これでやっと。

落ち着くな。

「さて、と」

本を読んで、待っているか。

「……」

もしかして、もしかすると。

このままだと、あの後の続きをすることになるのか?

391 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:32:45.22 Tpcg47H/P 108/168

マジかよ。

じゃなきゃ、帰ってもいいはずだもんな。

これはまずい。

あそこから再開する気力なんてないぞ。

流れってものがある。

改めて、レッツゴーなんて、できないだろ。

396 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:38:25.33 Tpcg47H/P 109/168

約束を破るというのは。

酷いことだとわかっているが。

俺は、部屋を後にすることにする。

ゆっくり、バレないように。

……。

ええい、なんだその目は!

仕方ないだろう!

なんと言われても、俺は帰る!

401 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 22:57:46.80 Tpcg47H/P 110/168

そうと決まればレッツゴー!

レットイットビー!

ビートイット!

階段をゆっくりと降りれば、いける!

「あっ」

……。

脱出失敗のお知らせ。

403 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:04:42.13 Tpcg47H/P 111/168

「ちょっと、トイレにだな」

「トイレは2階にもあるよ?」

「……」

もっと良い言い訳は……!

「まあ、実は、お前を驚かせようとしてたんだ」

「そうなんだ」

つか、早くね?

405 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:08:53.04 Tpcg47H/P 112/168

それと。

なんでタオル一枚なんだ。

「服、持ってくるの忘れちゃった」

……はぁ。

こいつ、色々抜けてるな。

「じゃあ、部屋に戻るか」

「うん」

406 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:12:50.01 Tpcg47H/P 113/168

「……ふぅ」

「もう、このままでいい?」

「なんで?」

「暑いから」

「勝手にしろ」

「まあ、最終的にこうなるし」

「……は?」

「ふふふ」

出ましたよ、暗黒微笑。

409 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:17:53.65 Tpcg47H/P 114/168

「さってと」

ハラリと。

タオルを落とす。

「なにがいい?」

「……」

「フェラ? 手コキ? それとも足コキ?」

マジでか。

「あ、エッチは最後だからね」

いや、聞いてないです。

411 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:24:12.03 Tpcg47H/P 115/168

タオルを落としたくせに。

見えるのは尻と背中。

背中を向けて、落としやがった。

ええい、前を見せろ。

いや、きょ、興味ないけどね。

「最初でも最後でも別に変わらんだろ」

「大事だよ、私の始めてだもん」

……。

本当に処女らしい。

414 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:42:19.42 Tpcg47H/P 116/168

「あーじゃあ」

「?」

そのワクワクした顔で見るな。

「……手コキ」

「わかりましたー」

クルリと。

体を前に……ってあれ?

タオルをまた、巻き直した……?

416 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:47:49.05 Tpcg47H/P 117/168

おいおい、なんだよそれ。

見せろよ。

「パイズリってのもあるね」

「……」

あー、もうどうでもいい。

「じゃあ、いきまーす」

そして。

俺はズボンを脱いだ。

423 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:52:31.98 Tpcg47H/P 118/168

「……はぁ」

やはり。

俺の息子は凄まじい立ちようだった。

仁王立ちだな。

「ふふふ」

音符がつきそうなほど、上機嫌のようだ。

424 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/30 23:58:39.85 Tpcg47H/P 119/168

「さっき見た時より大きくなってるね」

黙れ。

「ふふ、こんにちは」

俺の息子に話しかけるな。

「それじゃあ……」

優しく。

握った。

428 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:02:18.22 nS4xKxxiP 120/168

「……っ」

ゆっくり、しごく。

「さっきもしごいたけど、出なかったからね」

ああ、そうだったな。

「ふふっ、もっともっと……」

少し、早くなる。

430 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:04:58.36 nS4xKxxiP 121/168

「うお……」

「ふふふ……気持ち良い?」

自分でするより。

気持ちいいもんだ。

「……そういえば一ついいか?」

「? なに?」

これは聞いとかないと。

「お前、俺のこと……」

「大好きだよ?」

今更どうしたの? みたいな感じで。

答えられた。

434 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:11:12.08 nS4xKxxiP 122/168

「そうか」

「だからさ……」

ギュウッと。

強く握られる。

いたたた……。

「好きじゃなかったらこんなことしないよ!」

怒られた。

痛いから、マジで!

437 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:20:12.92 nS4xKxxiP 123/168

「わ、わかった……い、痛い!」

「あ、ごめんごめん」

「……ふぅ」

そう言って、またしごき始めた。

「……それで」

「ん?」

「男は?」

……。

439 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:24:36.65 nS4xKxxiP 124/168

「……おおおお、気持ち良いー」

「そんなことどうでもいいの!」

また。

力強く握られた。

「いたい!」

「しらないもんっ」

「ち、違う!」

「え?」

「一緒にいたい!」

「……ぷっ、何そのシャレ?」

440 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:29:43.58 nS4xKxxiP 125/168

「なんて、言うと思ったか!」

我ながら、つまらんシャレだった。

「ふーん……私は一緒にいたいけどね」

……。

素直なやつだ。

「男も、正直に答えてよ」

恥ずかしいだろうが。

443 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:37:21.19 nS4xKxxiP 126/168

「……どうだろうな」

「えっ」

唇が震えている。

「……うーん」

「そ、そんなに考え込むことなの……?」

目に涙が溜まっている。

え? 泣くの?

445 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:42:33.35 nS4xKxxiP 127/168

「私のこと……嫌いなの?」

「そうとは言ってない」

「じゃあ好き?」

「そうとも言ってな――」

あ、涙。

「酷いよぉ……男ぉ……」

449 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:48:36.15 nS4xKxxiP 128/168

「……えっとだな」

「うぅ……」

「可愛いお前が見たかっただけでだな」

「……?」

「好きだよ、好き」

言っちまった。

「……」

もう、本当にそれは。

太陽みたいな笑顔だった。

……。

俺の息子を握りながらするような顔じゃないけどな。

452 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 00:58:31.07 nS4xKxxiP 129/168

「もう、可愛い私が見たかったらさ」

「ん?」

「言ってくれれば、いつでもするよ」

可愛いことを、言う。

……そんな作られた可愛さはいらん。

ナチュラル イズ ザ ベスト!

454 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 01:15:17.47 nS4xKxxiP 130/168

「なんて、バカみたいだね」

と、笑う。

あ、今の可愛かった。

「ふんっ……」

「なに?」

「別に」

いえない……実はそろそろ出そうなんて……。

456 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 01:18:53.58 nS4xKxxiP 131/168

「……」

クールを装っている俺。

「あっ」

何かに気づいたようだ。

「そろそろ出そうでしょ?」

何故わかった。

458 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 01:24:29.70 nS4xKxxiP 132/168

「そんなあなたにひとつ質問」

「なんだよ」

「どこにぶっかけたいですか?」

ドコニブッカケタイデスカ?

どんな質問だよ。

462 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 01:32:30.59 nS4xKxxiP 133/168

「私のオススメは……」

オススメとかあるんですか。

参考にしよう。

「お口、おっぱい、お尻かな」

……どれもいいな。

464 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 01:41:42.41 nS4xKxxiP 134/168

「どうしようか……」

こういうときは、誰に相談すればいい?

俺の趣味でいけばいいのか……。

正直。

どれもいいんだよなぁ……。

「お、お尻って言っても、穴じゃないからね……?」

聞いてませんよ。

473 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:12:52.12 nS4xKxxiP 135/168

あ、でも。

純粋に尻にぶっかけるのも……。

って、何言ってんだ。

だったらここは……。

「じゃあ、胸で」

「はーい」

そして、ついに。

タオルで隠されていた胸を。

見た。

476 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:16:03.61 nS4xKxxiP 136/168

「……」

これは。

凄い。

本当に、その一言。

「早く、出すなら」

「すまん、もう少しだけ頼む」

「ん……」

すこし、手でしごくやつ。

477 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:19:43.02 nS4xKxxiP 137/168

「あ……そろそろ」

「はいっ」

胸を寄せる。

「お好きなだけどうぞ」

ニッコリと微笑む。

そして。

出した。

本日3回目。

479 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:24:02.97 nS4xKxxiP 138/168

「うわぁ……」

同じ反応だ。

なんか安心する。

「暖かいけど、ベトベト……」

仕方ないだろ。

「……うん」

「あん?」

「やっぱり、エッチしたい!」

いきなりだな。

481 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:26:52.11 nS4xKxxiP 139/168

「やっぱり、私も体を持て余してるっていうか……」

「そうだな」

でもな、考えてごらん?

俺はもう3回出してるんだぞ?

結構満足してるんだけどな。

「あ、ナヨナヨ!」

「流石にな」

そしていきなり、息子を咥える。

「復活!」

欲望に正直だな、人間って。

485 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:37:24.25 nS4xKxxiP 140/168

「じゃあ、やろっか?」

「その前に」

「なに?」

「いじらせて」

「えっ!」

顔を真っ赤にして。

目を見開く。

「は、恥ずかしいよ……」

486 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 02:38:43.35 nS4xKxxiP 141/168

「俺にもする権利はあるだろう?」

「でも……」

タオルで隠れている、やつの下半身を見やる。

「ひゃ、エッチな目」

以外にどんな目をしてそこを見るんだ。

595 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:08:07.06 nS4xKxxiP 142/168

「で、でもでも……」

モジモジしてる。

「やっぱり……恥ずかしいって言うか……」

「俺なんか公開オナニーだぞ」

俺のほうが死ぬほど恥ずかしい。

「わ、私だって……」

「お前のは目撃だ、見入ってない!」

597 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:12:13.53 nS4xKxxiP 143/168

「それでも……」

「……わかった」

「もう、ビショビショだから……」

……。

立った。

俺の息子は。

その言葉で一気に。

さらに勇敢に、気高く。

勃起した。

600 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:20:37.45 nS4xKxxiP 144/168

「もう、男は知らないと思うけどさ」

何をだよ。

「男の……いじってる時から……なんだから」

興奮する。

激情する。

感奮する。

熱狂する。

そして息子が熱り立つ。

603 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:23:28.25 nS4xKxxiP 145/168

勝手に。

体が勝手に。

やつを。

抱きしめていた。

「へっ!?」

この際、自分の……は気にしない。

強く抱きしめてやる。

607 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:26:02.04 nS4xKxxiP 146/168

「や、やめてよぉ」

嬉しいくせに。

なんて、ちょっと自意識過剰か。

「好きだ」

「……」

あれ。

すっげえ泣いてるぞ。

……なんか、ダメだったか?

「ふわぁぁん……イっちゃった……」

可愛いやつめ。

610 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:30:33.27 nS4xKxxiP 147/168

「そんなこと耳元で言わないでよ」

怒ってる。

ペロリと、首筋を舐めてみる。

「ひひゃあ」

まあ、当然の反応だな。

「本当にイったのかよ?」

流石に、言葉だけでって凄いよな。

612 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:34:00.82 nS4xKxxiP 148/168

そこまで。

俺のことを愛してくれてるってわけか。

思わずニヤける。

気持ち悪いな、俺って。

……うん、気持ち悪い。

「ホントだよ」

そして、唇を尖らせる。

「ん?」

「チューして」

615 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:41:34.57 nS4xKxxiP 149/168

「なんで」

「したいから」

当たり前のことを聞いて。

当たり前の答えが返ってくる。

「そうか」

「うん」

満面の笑顔。

キス、か。

617 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:44:11.79 nS4xKxxiP 150/168

してやるよ。

「おとこ~」

そんな甘い声を出さなくても、な。

「……んっ」

唇で唇をふさぐ。

なんてロマンチックな表現。

いや、なんかこれは。

無理やりな感じだけど。

それでも、いいと思った。

620 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 20:47:35.18 nS4xKxxiP 151/168

「んんんっ……」

こいつ。

舌を入れてきやがった。

このやろう。

お返しだ。

口が、いやらしい音を立てる。

怖いくらいに。

634 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:27:10.02 nS4xKxxiP 152/168

「はぁはぁ」

息切れ。

激しい、接吻。

深い接吻。

ディープな、キス。

「はぁはぁ……来て?」

行きまーす。

こんなこと言われて。

引くわけには行かないだろう。

635 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:30:36.40 nS4xKxxiP 153/168

綺麗だ。

とても。

「あんまり見ないでよぉ……」

恥ずかしそうに顔を隠す。

「……」

マジで、濡れてやがる。

636 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:37:14.35 nS4xKxxiP 154/168

「入れるぞ」

「うん」

ゆっくりと。

息子を近づける。

息子よ、大人になって帰って来いよ。

「んあ……」

637 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:40:10.86 nS4xKxxiP 155/168

小さく、声をあげる。

……。

なんか、恥ずかしくなってきた。

これ、実況しないとダメか?

省いちゃってもいいんじゃないか?

包み隠さず全部言ったところで、何も生まれないぞ?

639 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:45:45.00 nS4xKxxiP 156/168

正直に。

俺は間一髪。

先端が入ったくらいで、止められた。

せっかくここからクライマックスなのに。

「な、生でやるの?」

そういうことか。

「いや、別に」

考えてなかった。

なんて、最低なやつだ、俺は。

640 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:51:53.26 nS4xKxxiP 157/168

「ちょっと、待ってろ」

「私はいいけど……」

え。

ヱ。

ゑ。

マジで。

641 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:52:45.66 nS4xKxxiP 158/168

さて。

事後。

事故か?

いや、事後。

「……ふぅ」

「ふふふ、男~♪」

「はいはい」

646 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:55:45.26 nS4xKxxiP 159/168

「本、読んでいいか?」

「どうぞー」

腕に胸が当たって、動かしづらい。

「邪魔だ」

「何よー」

ふくれっ面をしながら、笑う。

器用なやつだ。

652 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 21:57:53.71 nS4xKxxiP 160/168

なんだよ。

みんな、なんでそんな顔で俺を見る!?

俺が意気地なしだとでも?!

事後だよ、事後。

そんなにみんな、知りたいのかよ!?

俺は本を読みたいんだよ!

655 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:01:29.17 nS4xKxxiP 161/168

わかった、わかったよ。

俺はどうしようもないダメ男だ。

頼む。

俺とやつのデートについて話すから。

それで勘弁してくれ。

頼むよ、本当に。

660 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:04:40.18 nS4xKxxiP 162/168

おお、よし。

というわけで。

話して行きたいと思う。


「じゃあ、俺帰るわ」

「泊まっていかないの?」

「アホか、明日学校だぞ」

「そっか! 学校かぁ……」

「残念だったな」

「……」

「……次の休日、どっか行くぞ」

662 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:10:31.13 nS4xKxxiP 163/168

「え?」

「……じゃあな」

「あ、待ってよ」

「ん?」

俺は、うそつきだ。

実は、デートなんて行ってない。

見栄を張りました。

「おっぱい、男のでいっぱいなんだ」

「……」

「一緒にお風呂、入ろ?」

「……入る」

デートはしてないけど。

一緒に、風呂には入った。

それだけだ。

664 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:14:29.00 nS4xKxxiP 164/168

「あ」

「なんだよ」

「……男、勃起してる」

「そうだな」

「元気いっぱいだね」

言うな、バカ。

「続き……する?」

「……」

する。

END


663 : |絶対領域| ◆lNtuyZFF... - 2010/10/31 22:13:09.69 eN7mRndlP 165/168

い~ちゃ~らヴがい~い

667 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:16:07.75 9m9n2uAb0 166/168






あと、正直に言いなさい怒らないから
ちょっと続けるのがきつくなったんだろ、そうなんだろ

669 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:18:13.35 nS4xKxxiP 167/168

ごめん、本当に。
初の試みで、新しい男女SS書きたかったんだけどね。
それがこのざまです。
ヤマなし、オチなし、文才なしと。
いいところ無しですいませんでした。

実は、ハロウィンでボクッ子SS書こうと思ってたんです。
今から立てようか、考え中です。
ボクッ子だったらこんなことには……ならなかったかと。

>>653
ボクッ子じゃないと無理なんだと気づきました。
>>667
きつかったです。

670 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/10/31 22:21:38.54 cuLJ9iLb0 168/168

やっぱり本領はボクっ娘だよね
でも面白く読めたよ、乙

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