キリト「電池が3日で切れる隠しカメラをアスナの部屋にこっそり仕掛けたんだけど……」
アスナ『……』ジー
キリト「帰ってきてから着替えることすらしないで俺の心拍数と体温を見てる」
アスナ『ふふっ、キリトくん』ジー
キリト「……アスナ怖い」
元スレ
キリト「アスナがヤンデレだった」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345127943/
アスナ『……よいしょっと』
しゅるっ
キリト「っ! い、いきなり着替え出すなんて!」
キリト「……うわぁ」チラッ
キリト「アスナの体が……」
アスナ『うん? ああ!』
キリト「やば! 心拍数!」
アスナ『普段運動はしないだろうし……今のキリトくんはきっと……んっ』ムニュムニュ
キリト「えぇっ、ちょっ、アスナ!?」
アスナ『キリトくん、キリトくんっ!』クチュクチュ
キリト「え、えろ……」
アスナ『キリトくんっ! 一緒にイこっ!? あっ、んんっ!』クチュクチュ
キリト「んなっ!? まさかアスナ、俺の心拍数が上がる度に!?」
アスナ『あぁんっ、ふぁっ、はぁっ!』
キリト「……あ」
キリト「アスナっ! アスナァっ!」シコシコ
キリト「ッ!!!」
アスナ『ふぁぁぁあああ!!』
キリト「はぁっ、はぁっ……」
アスナ『はぁ……はぁ……』
キリト(嘘だろ、本当に同時に……)
アスナ『キリトくん……えへへぇ……』チュッ
キリト「端末にキスされましても、俺じゃないじゃないですか」
アスナ『キリトくん……』
キリト「ベッドに寝そべって……あれはオーディオ?」
アスナ『ん……』
キリト「目を閉じた、なに聞くんだろ」
キリト『アスナ、愛してる』
キリト「ぶふぉっ!」
キリト『好きだ、大好きだ……』
キリト『アスナ、アスナ、アスナっ!』
キリト「こ、これってアスナとリアルでのときのじゃないか!」
アスナ『……えへ、えへへぇ』
キリト「あの、許してくださいアスナさん、自分の声とか許してください」
アスナ『うーん……あ』
キリト「あのアスナさん? そのヘッドフォンはまさか……」
アスナ『よいしょっと……~~ッ!!』ゴロゴロ
キリト「やめてくれアスナ! そんなもの聞きながら悶えないでくれ! 嬉しいけど、嬉しいけどっ!」
アスナ『うん、私も大好きだよキリトくん、うん、うん、えへへぇ』
キリト「相槌とかやめて下さいお願いしますからぁ!」
アスナ『……あれも出そう』
キリト「あれ?」
アスナ『♪~』
キリト「クローゼットを漁って……」
アスナ『キリトくぅん! んー!』スリスリ
キリト「抱きまくらぁ!? ちょっ、ちょっとアスナさん?」
アスナ『キリトくんキリトくん』スリスリ
キリト「うわぁ……」
アスナ『~~ッ!』バタバタゴロゴロ
アスナ『~~ッ!』バタバタゴロゴロ
アスナ『~~ッ!』バタバタゴロゴロ
アスナ『……』ピタッ
キリト「あ、止まった」
アスナ『……足りない、やっぱり足りないよ』
キリト「ま、まだ足りないのか!?」
アスナ『キリトくん……』ピッ
♪~
キリト「で、電話ぁ!?」
キリト「も、もしもし、アスナ?」
アスナ『ね、キリトくん、今から向こうの家に来れない?』
キリト「あ、ああわかった、すぐ行くから先に行っててくれ」
アスナ『うん、じゃあまた数分後にね』
ピッ
キリト「マジかー……」
アスナ『よいしょ、着るのはこれとこれと……』
キリト「なっ、なんだあの防御力の低そうな下着! 絶対防御力1で特殊効果付きじゃないか!」
アスナ『新しいキリトくんのを……んっ!』
キリト「ば、バイブ!?」
アスナ『冷たいけど、キリトくんのっ、あぁっ……』
アスナ『それとキリトくんのYシャツを……はぁぁぁ///』
キリト「……ログインしてくるか」
ガチャ
キリト「や、やあアスナ」
アスナ「キリトくん! お帰りなさい!」
ぎゅっ!
キリト「う、うん、ただいま」
アスナ「いきなり呼び出しちゃってごめんねキリトくん」
キリト「い、いや、構わないよ、いきなりどうしたんだ?」
アスナ「……キリトくんが恋しくなっちゃって///」
キリト「アスナ……」
キリト(純粋に可愛いと思ってたのに……)
アスナ「ん……」
キリト「……んっ」
ちゅっ
アスナ「ところでキリトくん」
キリト「なに?」
アスナ「キリトくん、カメラは設置したんだね」
キリト「……え?」
アスナ「あんなにジッと画面見るキリトくん、可愛かったよ」
ぎゅうう
キリト「えっ、いやっ、えぇっ!?」
アスナ「でもダメだよキリトくん」
キリト「な、なにが?」
アスナ「私みたいにキリトくんに反応して撮影をする、ずっと使えるカメラにしないとすぐにみれなくなっちゃうんだよ? 良いの?」
キリト「」
アスナ「明日キリトくんの家にカメラの映像が届くようにするからさ、家にいるときはずっと話そうね」
なでなで
キリト「あ、アスナ?」
アスナ「えへへ、私生活の共有化だね、本当はストレージもなにもかも共有化したいけど、まだ同棲は出来ないし、これで我慢しようね」
キリト「」
キリト「ってわけでさ、もう部屋のなかにはアスナの目があってさ、大変なんだよ」
クライン「なあキリ公、さっきから大変大変言ってっけど、口が緩んでんぞ?」
キリト「え、そりゃあ、な、へへっ」
クライン「……」
キリト「それにしてもあれだな」
クライン「なんだ?」
キリト「アスナがヤンデレだった」
クライン「エギル……オリャ、いつもキリ公が羨ましかったけど、色んな意味であの子はキリ公じゃないと無理だと悟ったよ」
エギル「……クライン、今日は飲め」
クライン「エギル……」
エギル「奢りはしないがな」
クライン「エギル……」
おしまい