まどか「……えっ!?」
元スレ
ほむら「危ない! まどか!!」
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突然、背後から急接近してくる低い唸りを感じ取り、
とっさに、私は隣にいたまどかを抱き寄せ、屏側へと身を翻す。
そして次の瞬間、私たちの真横を、重低音を轟かせ、車が走り抜けていった。
「ひどいわね……なんて運転……」
その無茶で危険極まりない暴走に、私はつぶやき、憤りを覚える。
そして、私の腕の中にいるまどかは、未だに何が起きたのか理解できてないようで、
言葉を失っていた。
「まどか、大丈夫? 怪我とかしていないかしら」
沈黙したままのまどかに、私は不安に駆られ、声をかける。
しかし、よほど怖かったのだろうか。
私の声にも反応せず、押し黙ったまま、ぼぅっとしているまどか。
「まどか……?」
「……えっ? あ、えと……大丈夫……だよ」
少々驚いているようだったが、まどかの大丈夫という言葉に安堵する。
「何もなくて本当によかったわ。……どう? 歩ける?」
その問いかけに、こくりと頷いて、まどかが私の腕から離れる。
そして、伏目がちに向き合い、申し訳なさそうにつぶやいた。
「ほむらちゃん……その……、ありがとう……ね」
「気にしないで。無事ならよかったわ。さあ、いきましょう」
しかし、その後のまどかは、少しおかしかった。
話の歯切れが悪かったり、聞き逃していたりもして、どうも落ち着きがない。
それに、たまにこっちを見たかと思うと、すぐうつむいたりもしている。
(さっきのがすごく怖かったのかしら……)
そう考えてた時だった。
「ほむらちゃん……あの……」
あれだけ口数が少なかったまどかの、私を呼ぶ声に現実に戻される。
どうも深く考え事をすると、こうなるのはいただけない。
「えと……今日、このあと、何か予定とかある……かな?」
まどかのいつもとは違う改まった様子に、心の中で首を傾げる。
「いいえ、今日は特にないけれども……」
私がそう答えると、すっ、と体をこちらへ向け、まどかが私に向けて微笑む。
「じゃあ……さ」
両手を自分の胸に重ね、頬を仄かに赤らめているまどかの仕草は、私の心臓を高鳴らせるには十分だった。
「わたしの家に……来ない?」
「やっと二人きりに……なれたね……」
それは、私がまどかの部屋に入ってすぐのこと。
背後から聞こえてきた、まどかの切なそうな声とかちゃりという音に、私は振り返る。
そこには、ドアの鍵を閉め、うっとりとした表情で私を見つめているまどかがいた。
「外はね、人目があるから恥ずかしくて……だから、ずっと我慢してたんだよ……?」
そう言うと同時に、まどかがためらいもなく私に抱きついてくる。
「ま、まどか……!?」
「……ほむらちゃん……ほむらちゃぁん……」
私の驚きをよそに、うっすらと上気した頬を私の胸にすり寄せ、甘えてくるまどか。
「はぁ、はぁ、んっ……ほむらちゃん……いい匂い……ダメ……もう我慢、できない……よぉ」
そんな息を荒げ、鼻をならすまどかが可愛すぎて、私は頭がどうにかなりそうだった。
「ねぇ、こっち……」
そして、まどかに手を引かれ、私はあっさりとベッドに押し倒される。
こんな誘惑に勝てるわけなかった。
私の上に四つんばいになり、まどかが妖艶な笑みを浮かべている。
そして、私の中を交差する期待と不安。
そのまま、躊躇いもせずまどかが私の服に手をかけてきたところで、私の理性が少しだけ正常に働いた。
「ま、まどか……ダメよ」
本で得た知識くらいしか持ち合わせていなかったが、それでも、これから何をするかはなんとなく想像が出来る。
理性を振り絞りなんとか抵抗しようとするが、いつもとは様子が違うまどかに、たじろいでしまった。
そんな私に追いうちをかけるように、頬を朱色に染めながら目を細め、迫ってくるまどか。
「ねぇ、ほむらちゃん。やっぱり……まどかとじゃ、ダメ?」
「……」
珍しく自分のことを『わたし』とは言わないまどかが可愛すぎて、頭がおかしくなりそうになる。
そして、まどかが服越しに私の胸の上を指でくるくるとなぞりかけてきた。
「ほむらちゃんは……まどかのこと、きらい?」
胸から感じる身体的なものと、まどかの言葉攻めによる精神的なもの。
その二つのくすぐったさに、思考が途切れ、何も考えられなかった。
「そんな……嫌いなはずないわ。私はまどかのこと……好きよ」
「嬉しいな……。でもね、ほむらちゃん。まどかは、ほむらちゃんが思ってるよりも、
もっとほむらちゃんの事が……好きなんだよ?」
にこりと微笑み、すっ、と私の手を取るまどか。
「だって、ね……」
まどかが自分のスカートの中に私の手を滑り込ませる。
そっと導かれたそこは、驚くほど湿り、熱をもっていた。
そして、私の指が触れると同時に、ぴくりと反応する。
「ほ、ほむらちゃんの事を想うだけでね……まどかのここ……こんなになってるんだよ」
「まどか……これって……」
ふふりと笑いながら、まどかがしきりに私の指を自分の秘所に押し付ける。
そのまま、まどかの誘導で、その濡れたスジにそっと指を這わせた。
「はぁ……んっ……んはぁ」
まどかの甘い声と指先の感触に、私の残された理性は溶かされていく。
何度か往復をしているうちに、艶っぽい吐息を漏らし始めるまどか。
そして、自分の意思ではないとはいえ、私の指がここまでまどかを乱れさせているという事実にひどく興奮し、
身体が火照り、脳がとろけそうになった。
「……ぁ……はぁ……ほむら、ちゃぁん」
そんな事を考えているうちに、ふと、まどかが甘えるような声で私を呼んでくる。
その時、私は気づいてしまった。
まどかの両手が……ベッドについている。
無意識のうちに私は、自分からまどかの秘裂をなぞっていた。
「もっとぉ……もっと、触って……」
驚きを隠せず、困惑していた私に、まどかがさらに快楽を得ようと愛撫をねだってくる。
その悩ましげな声と悦楽の表情に、私の中で何かが、脆くも崩れさった。
「まどか……っ」
もっと、まどかを悦ばせたい、まどかの熱い吐息を感じたい。
私の中で、次々とまどかへの欲望があふれ出していく。
そして、気づいたときには、上にまたがっているまどかの背中に腕をまわし、
ころんと私の隣に押し倒していた。
「ぁん……ほむらちゃん……」
色っぽい声を出してくるまどかに、たまらず、その体を強く抱きしめ、
その匂いとぬくもりを身体全体で感じる。
それでも、私の中に渦巻いている情欲が収まることはなかった。
「指でちょっと触っただけなのに、こんなになっちゃうんだ……まどかは……」
耳元でそっと囁いてあげると、羞恥に頬を染め、じっと私を見つめてくるまどか。
「だって……ずっと、ずっとね、こうなるのを望んでたの……。大好きなほむらちゃんに、
まどかの大事なところ、触って欲しいって思ってた……」
本当にこの少女は、どれだけ私を魅了すれば気がすむのだろう。
「だからね、まどかがこうなっちゃうのも、そして、こんな姿を見せるのも……
全部ほむらちゃんの前でだけなんだよ……?」
こんなに乱れて、曝け出して。
(でも、それが私の前でだけ……。じゃあ、このまどかは……。)
「ねぇ……まどか、私……もうわけがわからないの……」
「……ほむらちゃん?」
「なんで……どうして、まどかは……こんなにかわいいの……?」
「あはっ……もう……ほむらちゃんったら……」
そう言って優しく微笑むと、まどかが一方的に唇を重ねてくる。
やわらかくて、瑞々しいまどかの唇。
そして、その甘美な感触に溺れたのも束の間、すぐにそれは、まどかから断たれてしまった。
「ぁ……」
「ほむらちゃん……まだ足りないんだね……。いったい、どれだけ、
まどかを虜にすれば気がすむのかな……」
鼻と鼻が触れ合いそうな位置で、まどかが囁いてくる。
「ふふ、安心して……ほむらちゃん。もう……まどかはね、ほむらちゃんだけのもの……だから」
「私だけの……まどか……?」
自分だけのまどかという響きに、私の中に潜んでいた独占欲がこれ以上ないくらい高ぶり、
満たされていく。
「うん……、だからね、何も考えないで……ほむらちゃんの望むままに……」
(私の望むまま……)
なんて魅惑的な言葉なのだろう。
自然と、自分の頬がゆるんでいくのがわかる。
そして、私は恐る恐るまどかに顔を寄せ、そのまま頬擦りした。
「えへへ……私の……私だけのまどか……」
「うん……そうだよ……ほむらちゃん……」
しばらく、つやつやして気持ちの良いまどかの頬を楽しんだ後、顔を上げて、じっとまどかを見つめ返す。
「じゃあ……この唇も……」
先ほどの名残惜しさを晴らすかのように、私はその唇を奪った。
「……んっ」
そんな強引な口づけに、一瞬、目を見開き、少し驚いた様子だったが、
すぐに私を受け入れてくれる。
私はそのまま舌をのばし、ちょこんと唇へタッチすると、来てと言わんばかりに、口を少し開くまどか。
遠慮なく、その口内に舌を入れると同時に感じる、まどかの味。
それは、とても甘くて、私の舌を大胆にさせた。
しだいに、舌同士をも絡め合わせ、貪欲に相手を求め合う。
(この舌も……唾液も……私のもの……)
そう思うだけで、鼓動は高鳴り続け、止まらない。
お互いの口元からは、ぴちゃぴちゃと舐めあう音と私とまどかの熱い吐息が漏れていた。
(……じゃあ、ここも)
そして、私は先ほどの行為を思い出し、まどかのスカートの中へそっと手を忍ばせる。
まどかもそれに気づき、ぴくりと反応するがお構い無しに、
そのまま下着の中へ右手を潜り込ませた。
「ふぁ……ほむらちゃん……そこ……」
その瞬間まどかが口を離し、いやいやをしてくる。
「だめよ、まどか……ここも私のものなんだから……」
直に触れたまどかのそこは、熱くて、ぬるぬるで、下着越しの感触とはまるで違っていた。
「さっきよりもすごく濡らしちゃって……今のキス、そんなに気持ち良かった?」
目をぎゅっと瞑り、こくこく頷いてるまどか。
たぶん今の私の顔は、さっきのまどかみたいな笑みになってるんだろうなと思う。
大好きな人に、こうやってちょっとだけ意地悪するのが、こんなにもどきどきして、
気持ちのいい事だなんて知らなかった。
「まどか……かわいい……もっと気持ち良くしてあげる……」
そう言うと私は、中指の腹で優しく、熱く濡れそぼったスジを擦りあげる。
「あっ……ぁ……んっ……はぁぁ……」
たまに小さく円を描きながら、丁寧になぞってあげると、
まどかが途切れ途切れに鼻にかかった声を漏らし始めた。
そして、その度に、まどかの割れ目からは絶え間なく粘液が溢れ出し、
しだいにくちゅくちゅと音をたて始める。
「まどかぁ……聞こえる? ふふっ、すごい音……してる……、そんなに気持ち良いの……?」
「……はぁっ……ぅん、きもち……いぃ……よぉ」
そんな、まどかの表情は悦楽そのものであり、こぶしをきゅっと結んで、私にしがみついていた。
「……もっと……もっとぉ……」
さらにおねだりしてくるまどかに、私の中でちょっとした悪戯心が芽生えてしまう。
「ふふっ……もっと、どうして欲しいの?」
くすくすと微笑み、すっとショーツから手を抜く。
「……ぁ」
すると、名残惜しそうな声を出し、まどかが私を涙目で見つめてきた。
「……やぁ……やめないで……やめちゃ、やだぁ……」
「ごめんね、まどか……。でも、まどかがちゃんと言ってくれたら……
もっと気持ち良くしてあげる……」
少々、いじわるがすぎただろうかと思い、優しくまどかに囁きかける。
「えと……上の方……」
「……ん?」
それは、こうやって密着していないと、聞き取れないくらいの声。
「まどかのあそこの、上の方……ほむらちゃんの指で、ぐりぐりして……ほしいの」
顔を真っ赤にし、もじもじしながら、まどかが答える。
「……まどか……良い子だわ……」
すっかりしおらしくなってしまったまどかの顎を、くいっとこちらへ向かせ、軽くキスをする。
「ご褒美……あげなきゃね。……脱がしてもいい?」
こくりとまどかが頷いたのを確認して、優しくスカートを脱がせ、ショーツに手をかける。
しかし、ぐっしょりと濡れたそれを脱がせるのは、一苦労だった。
それでも、なんとかゆっくり下げていくと、まどかのピンク色をした綺麗な割れ目が顔を覗かせ、
ショーツとの間に、つぅっと銀色の糸を渡らせている。
(これが……まどかの……)
濡れそぼってひくひくしている、まどかの大事なところを見て、私は思わず生唾を飲む。
「ほむら、ちゃん……もう、我慢……できないよぉ」
その声に我に返った私は、再びまどかと並んで横たわる。
「お待たせ……まどか、ここが好き、なんだね……」
そして、スリットの先にある小さなしこりを優しく指で擦ると、再びまどかが喘ぎだした。
「……んくっ……うんっ……好き、なのぉ」
先ほどよりも、さらに乱れて、悶えているまどか。
そんな、まどかの様子にひどく興奮し、私も共に息を荒げていく。
「はぁ……んっ……、まどか……もっと、かわいい声……聞かせて……」
さらに指を二本に増やして、まどかのぬるぬるを集めて掬いとる。
そのまま、わざとぬちゅぬちゅと音がするように肉の芽を大きく捏ね繰り回した。
「……やっ……あはぁ……ほ……ほむら、ちゃぁん」
すると、まどかの声がよりいっそう高くなる。
やはり、ここがまどかの一番のお気に入りのようだった。
「……熱い……まどかのここ、すごく熱いよ……。もっと、もっとなんだね……」
そして、まどかからの答えも聞かず、当初の要望どおりに、ぐりぐりと二本の指の腹で肉芽を押し付ける。
「あっ……あぁ……だめ……くる……きちゃう」
「まどか……我慢しないで……私の前でかわいい姿見せて……」
さらに激しくまどかの肉芽を転がしてあげると、ぎゅっと私の服を掴み、目を瞑る。
「だめ……だめぇ……きちゃう……きちゃうぅ」
そして、まどかの絶頂が近い事を悟った私は、きゅっと軽く突起を摘みあげた。
「やっ……い、いっちゃぁっ……あぁぁぁっ!!」
嬌声を上げるとともに、びくっとまどかの腰が跳ね、しだいに全身を震わせていく。
同時に、まどかの割れ目からは、とろっと大量の粘液が流れ出してきていた。
そんな、今までに見た事もない反応に私は、少し心配になってしまう。
気づくと、私は無意識のうちに、まどかの背中に両手を回し、その震えを全身で包みこんでいた。
「嬉しい……まどか。……私の指でいっちゃったんだね……」
「……ぎゅって……ぎゅって、して……」
はぁ、はぁと息を荒げながら、まどかが私を求めてくる。
それに私は、自分の両脚をまどかの脚に絡め、時折、びくっびくっと波打つその愛しい体を、
力強く抱きしめることで応えた。
(すごい……こんなになっちゃうなんて……)
正直、絶頂というものが、ここまですごいものだとは思っていなかった。
でも、荒い息を上げ、気持ち良さそうにしているまどかの顔を見たら、それも納得してしまう。
「……はぁ……はぁ、ほむらちゃん、好き……大好き……」
「私もよ……まどか……」
左手でそっとまどかの頭をなでると、まどかがくすぐったそうに目を細める。
そして、自分がこうなったらという淡い願望がふつふつと私の中で芽生え始めていた。
興奮させてくれやがって!!