1 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:25:57 6A0A3wRLP

「……いや、すまん」

「気にしてないから」

俺にニッコリと笑って見せる。

「いや、でも……」

「ふふ、ボクの体にそんなに興味を持ったのかい?」

んなわけあるか。

元スレ
女「着替えを見られても恥ずかしくないよ」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1286277957/

2 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:27:24 6A0A3wRLP

「そんなことは決してない」

「おや、残念だ」

思ってもないことを、残念がる。

「……お前さあ」

「ん?」

「なんでそんなに平気なんだ?」

普通、もっと恥じるべきだ。

5 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:30:20 6A0A3wRLP

「気にしていないからさ」

「気にしてない?」

それは逆にダメだろ。

痴女か。

「あ、今痴女だと思ったかい?」

ああ、思いましたとも。

「安心したまえ。ボクは『君に』見られても気にしていないということさ」

俺はまったく、そういうので見てないのか。

まあ、そうなんだろうな。



6 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:33:22 6A0A3wRLP

「君だって、ボクの体で興奮するわけでもないだろう?」

「……」

そうだな。

「家に帰った後、ボクをおかずに……こほんっ」

わざとらしい咳をするな。

ニヤニヤするな。

8 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:35:49 6A0A3wRLP

「興奮もできないやつでするかよ」

「じゃあ、何でするんだい?」

「……」

くそ、鎌かけられた。

このせいで、俺がしていることがバレた。

「ふふ、言いたまえ」

偉そうだな。

11 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:40:00 6A0A3wRLP

「別に、なんでもいいだろうが」

ゆっくりと近づいてきて。

「ふぅ~ん?」

なんだその……なんか、むかつく。

「ふふ、やはり、君も男の子だね」

ほっとけ。

「おかずにされている子の身になると……怖いなぁ」

「お前がなることはないから安心しろ」

「ふふ、そうかい」

12 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:43:10 6A0A3wRLP

……。

ああ、なんだよこいつ。

余裕だよなぁ、本当。

「それで」

「ん?」

「着替えを見てしまった君が、ボクになんのようだい?」

14 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:47:31 6A0A3wRLP

いや。

こいつ意外と気にしてないか?

「えっとだな、これだ」

「?」

「お前が欲しがってた本があったから、買った」

「……おや」

すげえ驚いてる。

「ふふ、それだけのために、来てくれたのかい?」

それだけのためにって……。

15 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 20:52:14 6A0A3wRLP

「忘れるといけないと思ってな」

「ありがとう。いくらだったんだい?」

「1800円。意外と値段張るんだな」

「そうか……えっと」

「気にするな、今回は俺のおごりだ」

「君の驕りかい?」

「驕ってねぇよ」

奢りだ奢り。

16 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 21:01:03 6A0A3wRLP

「でも……それは困ったな」

「あん? 別にいいだろ」

こんなことで、何心配してんだ。

こいつらしくないな。

「だって、そのお金で、ピンクの本を買うつもりだったんだろう?」

……こいつらしくてむかつく。

18 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 21:05:58 6A0A3wRLP

「おや、図星?」

「俺をエロスの塊かなんかと間違えてないか?」

「ふふ、間違いない」

「どういうことだ」

「ああ、エロスがボクに近づいてくる」

畜生。

そんなこと言われたら、近づきづらいだろうが。

20 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 21:08:27 6A0A3wRLP

「もういい、用事済んだから帰る」

「帰るのかい?」

エロスはさっさと帰ります。ええ。

「……するために、帰るのかい?」

どういう解釈だ。

「そんなわけあるか!」

「じゃあ、お茶でも飲んでいってくれ。美味しいよ」

21 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 21:15:16 6A0A3wRLP

「……」

まあ、それくらいなら。

「急用なら、別にいいんだけど」

「ああ、大丈夫だ」

「ふふ、それじゃあ、ちょっと待っててくれ」

そう言って、部屋をあとにする。

27 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:03:40 6A0A3wRLP

「……」

さて。

いたずらでもしようかな。

でも、お茶の用意ならすぐに帰ってくるだろうし。

とりあえず、なにかできることはないだろうか……。

「……下着……」

いや、ダメだ。

何考えてんだよ、バカ。

29 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:14:15 6A0A3wRLP

それじゃあ余計にダメだ。

変態だと、確定しちまうじゃねぇか。

ほら、なんかもっと簡単ないたずらでいいんだ。

「そうだ、日記とか……」

がらっと。

あった。

『日記』。

普通に、日記と書いてある。

30 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:17:51 6A0A3wRLP

「……」

「……」

チキンだな。

本当に、チキン。

「ほほう、いい趣味しているね」

「!」

「ふふ、女の子の部屋を、勝手に漁るのかい?」

「えっと……」

これはまずい。やっちまった。

32 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:21:55 6A0A3wRLP

「ふふ、その感じだと、まだ見ていないようだね」

「……」

「見るかい?」

なぜ一番上のボタンを開けたんだ。

「いいよ、別に」

「そうかい?」

「ああ、ちょっとしたいたずらをしようと思っただけだから」

「君になら、見られてもいいのにな」

どういうことだ。

33 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:28:08 6A0A3wRLP

「ここにはボクの全てが書かれてる」

なんだそりゃ。

「君には、ボクを知って欲しいし、ボクは君をもっと知りたい」

いきなり、変なことを言う。

まあ、いつもどおりで安心。

「……見るつもりが無いなら、強制はしないよ」

「そうかい」

「ふふ、お茶、飲もう」

34 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:32:33 6A0A3wRLP

といって、ニッコリと笑った。

「紅茶、好きだよね?」

「ああ、まあな」

「よかった」

オシャレなコーヒーカップに、紅茶を注ぐ。

うん、いい匂いだ。

「暖かいから、火傷しないようにね」

俺は子供か。

35 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:39:53 6A0A3wRLP

「そんなこと、気にせんでいい」

「そうか、それならいいんだ」

あつっ。

ビシャッと。

やつの下半身にぶっかかる。

「おっと……」

「! だ、大丈夫か!?」

「ふふ、すこし、熱かったかな?」

すこしってもんじゃないだろう。

36 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/05 23:44:03 6A0A3wRLP

「本当に大丈夫か!?」

「心配してくれるのかい?」

俺が悪いからな。

「火傷してないか?」

「大丈夫さ」

うおい、いきなりズボンを脱ぐな。

「バカ」

「びしょ濡れだから、脱ぐのは当たり前だろう」

タイミングっていうもんがある。

38 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 00:07:23 x6CGo3GnP

「ふふ、気にしなくていい。ボクは見られても平気だから」

なんだその顔は。

どや顔じゃない、少し違うけどどや顔に近い感じの顔。

「お前がよくても俺がよくない」

「君は見ていてもいいさ」

「なんでそうなる」

意味がわからん。

39 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 00:12:34 x6CGo3GnP

「元はといえば、君が悪いんだよ?」

そうだけども。

「だから、ボクがちゃんと着替えることができるか、見ておいたほうがいいんじゃないのかい?」

「そこまでしなくてもいいだろう」

「ふふ、そうかもね」

こいつ。

俺で遊んでやがるな。

40 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 00:23:59 x6CGo3GnP

「ああ、下半身がべちょべちょ……」

色気の無い声でいっても、まったくなにも感じませーん。

「君にべちょべちょにされてしまったね」

変な言い方するな。

「うるせえ」

「それは逆切れだよ」

67 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 20:07:42 x6CGo3GnP

「悪かった」

「ふふ、素直でよろしい」

むかつく。

「……」

「着替えるから」

「いちいち報告しなくていい」

「言わないと怒るくせに」

69 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 20:13:23 x6CGo3GnP

……まあ。

いきなり着替えたら怒るかもな。

「そうかもな」

「だったら、ボクは正しいことをしたんじゃないか」

「ふんっ」

「……パンツもびしょびしょ……」

そんなことつぶやくな。

70 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 20:21:30 x6CGo3GnP

「ふふ、パンツも着替えなきゃ」

「そうかい」

「君はどんな色が好きだい?」

「は?」

んなこと聞いてどうする?

「黒と言われると、困るんだけれど」

71 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 20:29:49 x6CGo3GnP

「……黒」

「困ったなぁ」

笑いながら困ったと言われても。

「なんで黒なんだい?」

いや。

なんか、いやな予感がしたから。

「ふむ。じゃあ、今度買ってこよう」

「何をだ」

74 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 21:41:06 x6CGo3GnP

「わかるだろう?」

「わかってるけども」

それでも、いやだ。

「黒……が好きなのか」

「別に好きじゃない」

「む? それじゃあ何が好きなんだい?」

「……わからん」

「ああ、間違えた。パンツなら何色が好きなんだい?」

最終的にそう聞くのか。

79 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 23:36:25 x6CGo3GnP

「そんなもん、別に何色でもいい!」

そんなことを、俺に聞くな。

「むぅ、君の好きな色に合わせたあげるのに……」

合わせてもらいたくない。

どうでもいいわ、そんなもん。

「ふむ……じゃあ、これにしよう」

いいから、早く穿けよ。

81 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/06 23:47:24 x6CGo3GnP

「うん、着替えが終了したよ」

「本当かよ」

とか言いながら、こいつ下半身下着一枚とかありえそうで怖い。

「もちろんさ。嘘はつかないよ」

冗談を言うけどな。

振り向くと。

「どうだい? こういうフリフリしたものは、あまり好きじゃないんだけど」

なんだそのミニスカート。

114 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/07 22:17:03 f9lblkLlP

「さあな」

「微妙な答えだね」

別に。

興味、ないし。

「さっき、母に買い物を頼まれてね」

「ふむ」

「今から行くのだけど、付き合ってくれないか?」

「ああ」

それなら、いいけど。

115 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/07 22:19:53 f9lblkLlP

「ふふ、いいのかい?」

「おう、暇だし」

「あれ? 家に帰るんじゃ……?」

「帰るぞ」

「あはは、すまない。冗談だよ」

揚げ足取りやがって。

116 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/07 22:23:41 f9lblkLlP

「……」

さて、外に出たわけだが。

「寒いね」

「そうだな」

「脚がより一層スースーするよ」

だからどうした。

117 : なんでID変わってんの?[] - 2010/10/07 22:35:01 f9lblkLlP

「そんな格好してるからだろ」

「そうだね」

なんだよ、普通に肯定するのか。

「とりあえず、さ」

「なんだ?」

「くっついても、いいかな?」

124 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/07 23:25:40 f9lblkLlP

「はぁ……」

何言ってんの、こいつ。

「マフラーだけじゃ、寒いんだよ」

人肌で暖めろってか。

「ダメかい?」

「いやだね」

125 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/07 23:30:02 f9lblkLlP

「そうか」

何を考えてるのかわからんやつだ。

……。

「……おい」

「なんだい?」

「結局くっついてるじゃねえか」

126 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/07 23:42:25 f9lblkLlP

「ふふ、そうだね」

そうだね、じゃねえよ。

「ボクはこっちに行きたいから、寄っただけさ」

「そうか」

……。

「おい、なんで俺と同じところに来るんだ」

「ふふ、ダメかい?」

またそれか。

128 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 00:15:35 xJj0jLx+P

「邪魔だ」

「ひどいなぁ」

「くどい!」

「ボクは君の邪魔なんかしてないよ」

確実に歩行妨害だ。

「ふふ」

159 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 18:27:31 xJj0jLx+P

「お前がそういうつもりなら……」

「おっと」

走ればいい!

「ふふ、元気だね」

「うるせー」

「追いかけたいところだけど……」

なんだ?

「生憎、ボクはスカートだから」

……そうだったな。

160 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 18:39:41 xJj0jLx+P

「なるほど」

「……?」

なんだそのニヤケ面は。

「ボクのパンツを、見たかったのかい?」

スカートをつまんでちょいちょい上げるのやめろ。

「ほら、目が行ってる」

「そんなことしたら誰でも行くだろうが」

163 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 18:51:40 xJj0jLx+P

「ボクが暑くてしているだけかもしれないじゃないか」

さっき寒いって言ってただろうが。

「じゃあ今暑いのか?」

「そうだなぁ……」

ゆっくりと俺に近づいてくる。

「寒いよ」

といって、俺にくっつきやがる。

164 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:03:28 xJj0jLx+P

「懲りないやつだな」

「こりないよ」

ニッコリと微笑みかけてきた。

「君だって、寒いだろう?」

「そんなに」

「少なからずは、寒いだろう?」

「……」

寒いけども。

166 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:13:46 xJj0jLx+P

「あー、もういい。わかったから」

「ありがとう」

「……」

なにがありがとうだ。

「ふふ、人肌は暖かいね」

そうかい。

168 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:20:04 xJj0jLx+P

「手が特に冷えてるんだ」

「そうか」

「……ふふ」

スーパーまで、あと少しか。

「風が強いね」

「そうだな」

170 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:24:36 xJj0jLx+P

「あっ」

ブワッと。

フワッと。

チラッと。

「……ははは」

「……」

見えた。

171 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:30:29 xJj0jLx+P

「……」

「見た……かい?」

「見てない」

「そうか……」

そんなこと気にしてるとは、なんか雰囲気違うな。

「自信あったのに……」

前言撤回。

172 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:36:59 xJj0jLx+P

「変態め」

「変態でも構わない。見ないか?」

誰が見るか。

「ほらほら」

チラチラするな。

「そんなに見せたいならクラスのやつにでも見せてろ」

「君に見て欲しいんだ」

大・迷・惑、だ。

174 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:49:24 xJj0jLx+P

「……まあ、そこまで見せるつもりはないけど」

どうでもいいわ、もう。

「ほら、着いたぞ」

「うん、そうだね」

「とりあえず、何買うんだ?」

「変なものは買わないよ」

スーパーに変なものは売ってない。

175 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 19:52:59 xJj0jLx+P

「晩飯か?」

「うん、ほら」

この材料だと、カレーかな。

「ボク、カレー大好きなんだ」

「ふーん」

「君も、好きだったよね」

なんで知ってるんだ。

177 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 20:24:18 xJj0jLx+P

「ふふ、教えてくれたじゃないか」

「そうだったか?」

覚えてない。

「ボクも、言ったんだけどな」

ちょっとムスッとする。

なんかレアな顔だ。

178 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 20:29:44 xJj0jLx+P

「そういう、お前の記憶力の良さアピールはいい」

「ふふ、わかった」

いつもどおりに戻る。

「さて、と」

この材料の書いた紙通りに買えばいいんだな。

「ふふ、なんだか夫婦みたいだね」

全然そう思わん。

180 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 20:37:37 xJj0jLx+P

「あっ……」

「ん?」

「これ……」

「……」

なんだよ、それ。

新しく発売されたお菓子か。

ねったりしてりするやつの、新しいの。

目をキラキラさせやがって。お前は子供か。

「買う」

「いやいや、そんなの書いてないだろ」

「ボクが個人的に買うの。いいじゃないか」

185 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:04:06 xJj0jLx+P

言ってる事まで子供か。

「わかったわかった」

「ふふっ」

こいつ、いっつもこういうの買ってるよな。

それじゃあ、俺は。

「ポッキーかい?」

「おう、好きだからな」

「そうなんだ」

186 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:07:08 xJj0jLx+P

「ポッキーって、名前面白いよね」

「そうか?」

ポキっていう効果音からって感じがするけど、別に面白くは……。

「一文字間違えれば大騒ぎだね」

「……」

下品だ。

188 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:10:22 xJj0jLx+P

「よし、これで全部買ったな」

「うん、美味しいカレーが目に浮かぶよ」

「そうかい」

「買い物に付き合ってくれたんだし、晩も食べないかい?」

「いいのか?」

「うん、構わないよ」

なら、俺はいいけど。

189 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:13:21 xJj0jLx+P

「面白くない冗談言っていいかい?」

お前の冗談で面白かった試しはないけどな。

「別に、いいぞ」

「ご飯にかかってるのが、カレーじゃなかったりしてね」

「……」

下品だ。

191 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:17:38 xJj0jLx+P

「頼むから、もうすこし離れろ」

「寒いよ」

「寒いのはわかってるっつーの」

それでも近すぎる。

いい匂いが、しすぎる。

……おっと、さっきのはなかったことにしてくれ。

「ボクのこと、嫌いかい?」

192 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:25:53 xJj0jLx+P

「だったら一緒にいないだろうが」

「それもそうだね」

これで、いつもなら終わり。

「じゃあ、好きなのかい?」

……。

「嫌いじゃ、ない」

193 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:38:05 xJj0jLx+P

「嫌いじゃない……か」

ニコニコと笑っている。

「んだよ」

「じゃあ、いいよね?」

良くないから言ったんだろうが。

194 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 21:50:57 xJj0jLx+P

「離れろ!」

「素直になりなよ」

「お前は強引だな!」

「韻踏んでないよ」

「押韻じゃねえ!」

つまんねーギャグかますな。

196 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:06:27 xJj0jLx+P

「ふふ、面白かっただろう?」

「何が?」

「強引と押韻の韻を踏んだ漢字が」

「いんいんいんいんうるさい!」

「三回しか言ってないよ」

「だーもー!」

めんどくせー!!!

199 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:10:51 xJj0jLx+P

「もういい!」

「あっ、寒い」

「おいてかれるなよー!」

「そっちがそのつもりなら……」

さっき俺もそんなこと言った気がする。

「えいっ」

「ぐわっ」

こいつ、いきなり背中に……!!!

200 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:13:56 xJj0jLx+P

「おんぶしてくれ」

「馬鹿やろう!」

スカートのせいで太ももが直に!

「ボクは結構。体力あるほうだからね」

「じゃあ普通に歩けよ!」

「ちゃんとつかんでるから、頑張って」

しがみついてる体力のことか。

201 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:16:15 xJj0jLx+P

「君が望むなら……えっと……」

なんだ、顔赤くして……?

「だ、だっこでも……いいけど」

「なんで顔赤くしてそんな選択肢を追加した!?」

「君のその目にやられてしまったよ」

俺はなにか問いかけたか!?

202 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:20:02 xJj0jLx+P

「ああ、もういい!」

恥ずかしいからさっさとこいつの家まで……!

「あっあっ……」

なんだよ!?

「す、スースーする」

「やっぱり降りろーーーー!」

203 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:29:55 xJj0jLx+P

「はぁ……はぁ……」

「すまない、重かったかな?」

「重くはねえよ……」

お前が余計なこと言わなかったら、俺はこんなに疲れてない……!

「ふふ、カレーが楽しみだったんだね」

「ちげえよ……」

205 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:34:02 xJj0jLx+P

ガチャ ガチャガチャ

「むむ?」

「どうした?」

「鍵が掛かってる」

「?」

カチャ ガチャ


「……母は出かけているみたいだ」

……。

こいつと二人かよ。

207 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:41:42 xJj0jLx+P

「ここに置手紙がある。探さないでください、と……」

「マジか!?」

「冗談だよ」

「……」

いい加減、そういうのやめろよな。

「さて、カレーを作ろう」

「手伝うぜ」

「いいよ、君は客だ」

209 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:45:11 xJj0jLx+P

「……」

まあ、そうだな。

「とりあえず……カレーを」

とか言いながらトイレに行くな!

「……下品なやつだ」

「覗かないでくれよ?」

「誰が覗くか!」

210 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:52:32 xJj0jLx+P

「ったく……」

「そうだ、ちょっとちょっと」

「あん?」

トイレから声を出すな。

「ボクの部屋で待っていてくれ」

「なんで? お前の部屋で食うつもりか」

「うん、ダメかい?」

別に、悪いことはないけど。

こぼしたらまずいんじゃないか?

211 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/08 22:59:39 xJj0jLx+P

「じゃあ、言ってるぞー」

「うん」

さて、行くか。

こいつの部屋の階段上るのも、何回目だろう。

まあ、昔からだから、覚えてねーや。

223 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 01:42:30 +cyBb6kOP

「……」

それにしても。

女らしくない部屋だ。

なんか、質素。

でも、男の部屋ではない。

いい匂いがする。

224 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 01:43:36 +cyBb6kOP

「……ふぅ」

あいつの、匂いだ。

あいつの……。

「って、何考えてんだ俺は……」

別にいかがわしいことは考えてない。

……考えてみれば、ここでカレー食ったら、カレー臭でやばいんじゃ?

……加齢臭じゃなくて。

225 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 01:47:58 +cyBb6kOP

「まあ、あいつが言ったことだ」

俺は関係ない。

「……暇だ」

カレー、今から作るんだろうし。

相当時間かかるだろうからなぁ。

「……ふわぁ……」

眠い。

「ちょっくら寝るか」

227 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 02:20:56 +cyBb6kOP

「……」

ボフッ。

別に、構わないだろ。

俺があいつのベッド使っても。

あいつはいつも俺の部屋でベッドに寝そべったりしてるし。

俺だって使わせてもらおう。

231 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 02:49:17 +cyBb6kOP

眠気って、本当に突然来る時がある。

……。

女の匂いが、すごく漂うこのベッドで。

俺は、少し目を閉じた。

なぁに、目を閉じるだけさ。

寝るつもりなんてない。

232 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 02:52:59 +cyBb6kOP

「おーい、おーい」

「……」

寝ちまった。

「ふふ、ずいぶん寝てたね。疲れちゃった?」

「ああ……」

「カレーどうする?」

「いただくよ……」

「ふふ、凄いよだれ」

「えっ……」

まくらに、よだれがべっちょりとついていた。

「すいませんでしたー!!」

233 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 02:55:47 +cyBb6kOP

「気にしないでよ、そんなこと」

「し、しかし……」

熟睡したうえに枕を汚すとは……。

「ボクのベッドは寝心地が良かった、ということだろう?」

いや、どうしようもなく眠かったから。

「……ん?」

疑問な点がある。

236 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 02:59:00 +cyBb6kOP

「……なんで、お前ベッドの上にいるんだ?」

「え?」

「それと、なんで微妙に髪がはねてるんだ?」

「ベッドに横になってたからさ」

……。

「お前、俺の横で寝てたな!?」

「いいじゃないか、別に」

良くない!

237 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 03:00:41 +cyBb6kOP

「……もういい、飯」

「うむ、了解した」

もういいや。

「……はぁ」

あいつは、好き勝手しすぎだ。

俺もしたっていいだろうに。

285 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 17:29:30 +cyBb6kOP

「どうぞ」

「おお……」

上手そうだ。

これは食欲が湧く。

「さっきは凄く快便だった」

……。

食欲減少。

288 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 17:38:46 +cyBb6kOP

「ほら、食べてくれ。自信作だ」

自信作……。

「喋るな。食う気が失せる」

「ふふ、仕方ないな」

食えば美味い。しかし、なんか……。

「……」

食ってるもんが、違うものに見える。

291 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 18:09:06 +cyBb6kOP

「……ご馳走様」

「お粗末様」

「美味かった。しかし、気持ちが晴れない」

「慰めようか?」

「冗談はやめろ」

「ボクは本気さ」

……はあ。

297 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:25:40 +cyBb6kOP

さて、どうするか。

「どうしようか」

俺もそう思ってたところだ。

「なにかする?」

「なにかって?」

「まだ、決まってないけれど、なにがいい?」

「なんでもいい」

「じゃあ、しよう」

「あん?」

「これ」

何かを棒状のものを握ったような手を上下させる。

「アホか」

299 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:38:09 +cyBb6kOP

「いいじゃないか、楽しいよ?」

「ふざけるな」

「じゃあ、これは?」

棒状の先っぽほ舐めるような仕草。

「余計ダメだ」

「これ」

先っぽを咥えこむような仕草。

「バカヤロー」

301 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:44:12 +cyBb6kOP

かじる仕草。

「痛っ!!」

「イった?」

「バーロー」

「新一?」

「ちげーよ」

「ふふ、何が痛いって?」

下半身が物凄く、痛くなったぞ。



302 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:46:25 +cyBb6kOP

「どこを抑えているんだい?」

「黙れ」

なに楽しんでやがる。

「当のボクは、したことないけどね」

何をだ。

「君は?」

「……」

ははは、残念だったな。

実は俺は。

……俺は……。

303 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:48:08 +cyBb6kOP

「……」

「さくらんぼ」

ぴくりと反応してしまう俺。

「ふふ、一緒か」

「うるせぇ」

畜生、畜生……。

304 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:53:25 +cyBb6kOP

「じゃあ、卒業しようじゃないか」

「いやだね」

「どうして?」

「どうしてもこうしてもない」

「そうか」

ニッコリと笑う。

「よかった」

なんでだ。

「君が、女の子に飢えてなくて、ホッとしたよ」

305 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 19:58:00 +cyBb6kOP

「は?」

「まあ、ボクのことを、女の子として見てないだけかも知れないけどね」

「そっちだ」

「そっちか」

笑いながら、ベッドに横になる。

「はぁ……何しようか?」

「……」

パンツ見えてるぞ、馬鹿野郎。

306 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:01:04 +cyBb6kOP

「……」

「ふぅ」

ゴロンゴロンと。

「……」

ベッドにゴロンゴロン。

そして俺は、ムラムラと。

当たり前だ。

ムラムラするのも、無理はない。

無理無理するのも、ムラはない。

309 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:05:48 +cyBb6kOP

「? どうしたんだい」

「……」

こいつ、わかってないのか?

「ふふ、なんだい?」

何笑ってやがる。

パンツをどや顔で見せてるようにしか見えない。

313 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:11:27 +cyBb6kOP

「別に」

くそ。

俺はやはり、飢えていた。

おんなというやつに。

「そうか、何か面白いことを思いついたら、教えてくれ」

またゴロンと。

ドドーンと。

パンツ。パンツ。パンツ。

315 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:14:14 +cyBb6kOP

「ああ、そうだ」

「ん?」

ビクッとした。

ばれたのかと思ったじゃねえか。

「んだよ」

「ボク、引っ越すんだ」

「……」

……え?

319 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:18:28 +cyBb6kOP

「いやあ、ボクもビックリだよ。いきなり言われてね」

「は……?」

「ボクの父は、単身赴任だろう?」

「お、おう……」

「そっちに行こうと思って」

聞いてないぞ、こんなこと。

320 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:22:52 +cyBb6kOP

「マジか……?」

「うん、学校にも届け出したしね」

俺が、休み時間に寝てる間とかに……。

「ふふ、どうしたんだい? 変な顔、してるよ」

いや、当たり前だろう。

なんで、教えてくれなかったんだ?

322 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:25:43 +cyBb6kOP

俺とお前は、長い付き合いだろう。

俺に、最初に、

言えよ。

「……」

「すまなかったね、言ってなくて」

「……いつ、行くんだよ?」

323 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:31:09 +cyBb6kOP

「明日だよ」

「!」

「本当に言わなくて、すまなかった」

明日?

「どうしても、君には言いたくなかったんだ」

「……ふざけるなよ」

なんで言わなかった。

いつも通りに。

接しちまったじゃねえか。

326 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:36:43 +cyBb6kOP

「ボクは君と、いつも通りに話をしたかったんだ」

「……っ」

「その方が、君もいいだろう?」

「よくない」

「どうしてだい?」

「お前……」

俺は。

俺は。

お前に、まだ……、

言ってないことが、ある。

327 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:44:45 +cyBb6kOP

「ふふ、だから、今日は……」

ベッドを起き上がったやつを、俺は押し倒す。

「?」

きょとんとした顔をして。

「どうしたんだい?」

笑みを見せる。

こいつの笑顔を見るのも、最後になっちまうのか。

「俺は……」

328 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:47:56 +cyBb6kOP

「俺は……」

言えない。

ここまでして。

押し倒しておいて。

「……」

笑いながら、静かに見ている。

「す、す……」

「好きだよ」

332 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 20:56:17 +cyBb6kOP

「え……」

「君の事、好き」

ギュッと。

俺を抱擁する。

「ずっと、ずっと、ね」

もっと強く抱擁される。

334 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:02:47 +cyBb6kOP

「……」

「もう、だんまりかい?」

そんなこと言われても。

俺は。

言おうとしたことを言われちまったんだ。

「お前が先に言うからだろうが」

「何をだい?」

しらばっくれやがって。

335 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:08:23 +cyBb6kOP

「俺は、お前が」

「好きなのかい?」

ふざけんな!

「そうだよ! 悪いか?」

「ううん、嬉しいよ」

ニッコリと笑う。

337 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:18:56 +cyBb6kOP

「……でも、お前……」

こいつは、明日。

引っ越すんだ。

「うん、そうだね」

「きっと、また、会えるよな」

「ボクと離れるのが、いやかい?」

338 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:19:53 +cyBb6kOP

「そりゃあ」

いやだよ。

「俺は、お前のこと、好きなんだし」

「ボクもさ」

「……なあ」

「ん?」

「……しないか?」

「えっ?」

顔を、真っ赤にする。

341 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:27:31 +cyBb6kOP

「今日が、最後なんだから」

「で、でも……」

凄く小さな声で、おびえている。

なんだよ、そんなキャラじゃねえだろ。

「ボクは……」

344 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:41:17 +cyBb6kOP

もじもじとしだす。

「そこまで、求めてないって言うか……」

どういうことだよ。

さっきまで誘いまくってきたじゃねえか。

「いざやるってことになると、いやだってことか?」

「違うよっ、そういうことじゃない」

346 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:51:06 +cyBb6kOP

「じゃあ、なんだよ」

「……」

「お、おい?」

「ま、まだ……」

まだそんなことしたくないって言うのか?

「まだ、キスしてないよ!」

350 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:55:40 +cyBb6kOP

「……あ」

忘れてた。

することばっか考えてた。

くそ。

やっぱり、俺は飢えてんだな。

「……もう」

頬を膨らませる。

可愛い。

353 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 21:59:01 +cyBb6kOP

「そうだったな」

「本当に、エッチだね」

「悪い悪い」

「ボクは結構、そういうの、気にしてるから」

「そうかい」

「その言い方、ちょっと酷いよ?」

そうかもな。

354 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:05:39 +cyBb6kOP

「それじゃあ……」

顔を近づける、俺。

「ちょ、ちょっと!」

また、止められる。

今度はなんだ。

「普通に、キス……恥ずかしい」

356 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:10:47 +cyBb6kOP

「……」

じゃあ、どうすればいいんだ。

「目、つぶってるから」

「?」

「その間に、して?」

「わ、わかった」

そして、やつは目を閉じた。

……。

357 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:14:56 +cyBb6kOP

「ダメだ」

「え?」

「いや、あのな」

こっちが恥ずかしい。

「なんか恥ずかしい」

「君もかい?」

また、ニッコリと笑いやがった。

358 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:21:12 +cyBb6kOP

「どうしようか?」

「ああ……」

なんか、このままじゃ、うやむやになっちまう。

今日で最後なのに。

いっそこのまま襲っちまうか?

……なんつーこと考えてんだ俺は。

「そうだ、いいこと、思いついた」

359 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:27:39 +cyBb6kOP

「ふふ、ちょっと、どいてくれ」

「お、おう」

押し倒していた状態から、普通に戻る。

パンツがチラリ。

「あっ、見えた?」

「すまん、見えた」

「ふふっ、そうか」

笑って、部屋を出た。

……なにするつもりだ?

361 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:30:42 +cyBb6kOP

「お待たせ」

手を後ろにして、戻ってきた。

「どうしたんだ?」

「じゃじゃーん」

……さっき買ったポッキー。

「……」

「ポッキーゲーム、しよう」

363 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:33:00 +cyBb6kOP

なるほどな。

「ふふ、いい考えだろう?」

「そうかもな」

美味しいポッキーを、食べれるし。

女と、キスできる。

……なんか、恥ずかしいけど。

それなら、いいかな。

365 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 22:37:40 +cyBb6kOP

「じゃあ、先っぽからすこしずつ、な」

「うん」

「……行くぞ」

パクリッ。

「……」

「……」

ゆっくりと、ゆっくりと。

って、すでに顔近いぞ!?

383 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 23:22:37 +cyBb6kOP

「……」

パクリ。

この野郎、食うスピード速すぎ。

「……」

なんだそのウィンク。

こっちに来いみたいな。

……わかった。

行ってやる。

そっちに。

384 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 23:28:24 +cyBb6kOP

「んっ……」

「……」

小さく、声を漏らす。

「……」

静かに、唇が重なった。

「……」

「ふふっ」

はにかむ。

俺は、やつを横抱きした。

いわゆる、お姫様抱っこ。

「わわ!?」

386 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 23:32:47 +cyBb6kOP

そして、ベッドに置く。

「さて」

「い、いきなりどうしたんだい!?」

驚いて、俺を見る。

「俺は飢えた猛獣だからな」

うわ、くっさいこと言っちまった。

390 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 23:39:24 +cyBb6kOP

「ま、待ってくれよ。ボクはまだキスをしたその後の余韻に浸っていない」

そんなもんはどうでもいい。

「そんなによかったか?」

「うん。好きな人との、キスだからね」

……うっ。

「それに、ファーストキス」

顔真っ赤で言われると、ときめくぞ。

393 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/09 23:46:46 +cyBb6kOP

「……」

「……?」

上目遣いやめい。

「どうしたんだい?」

「……」

俺は少し気が抜けて、ポッキーを食べる。

というか、タバコみたいに咥えた感じ。

395 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:00:08 QLUPf4PtP

「あっ」

パクリ、と。

俺の咥えていたポッキーの反対側を咥えてきた。

「ふふふ」

やれやれ。

ポッキーゲーム第二回戦、始め。

398 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:03:59 QLUPf4PtP

「……」

「んっ」

終了。

「……お前さあ」

「なんだい?」

「本当に、引っ越すんだよなぁ……」

「嘘だよ」

「へ?」

404 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:09:59 QLUPf4PtP

「ふふ、驚いたかい?」

「う……そ……?」

「うん、そう」

微妙な洒落を入れるな。

「君がボクのこと、どう思ってるか知りたくてさ」

「……」

「ちょっと、試してみたんだ」

テヘッという効果音が聞こえんばかりに舌を出した。

小悪魔だ。

407 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:13:38 QLUPf4PtP

してやられた。

「もし、明日出発だったらベッドなんかないよ」

「!」

そうだった。

こいつが行っちまうってことしか考えてなかった。

「ふふ、でも、嬉しかったよ」

410 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:19:08 QLUPf4PtP

「……何がだ」

「ふふ、なんでもない」

なんでもないわけ、ないだろ。

「そういえばさ」

と、話を変えようとしてきやがった。

俺もお前に嘘をつかれたという憤りの余韻に浸りたいんだけどな。

「まだ、君の口から『好き』って聞いてないよ」

411 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:24:58 QLUPf4PtP

「……ああ」

そういえばな。

「聞きたいなぁ、聞きたいなぁ」

「……」

なんか、いやだ。

嘘つかれたせいか。

素直に言いたくない。

416 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:38:44 QLUPf4PtP

そっぽを向く俺。

「おや?」

向いた方に、女が移動する。

「怒ってる?」

「うるさい」

「ふふ、やっぱり、怒ってる」

418 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:44:22 QLUPf4PtP

「……」

「まただんまりか」

そう言って、ボフッとベッドに横たわる。

パンツが見える。

ムラムラする。

「そっぽを向きながらパンツは見るんだね」

畜生。

419 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:45:24 QLUPf4PtP

「……あぁ……」

なんだ、いきなり変な声出して。

「君のよだれが……枕に……」

なに嗅いでんだ変態!

「気持ち悪いことするなよ!」

「ボクの勝手だろう?」

422 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:49:01 QLUPf4PtP

「でも、気持ち悪い」

「君にそんなことを言われると」

一拍置いて。

「凹むじゃないか……」

普通の反応!!

424 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 00:52:32 QLUPf4PtP

「凹むな!」

「じゃあ凸む」

「なんでだよ!」

「君のここ、凸んでる」

「今は平常だ!」

431 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 01:05:02 QLUPf4PtP

「……さて」

「ん?」

「……する?」

「……マジで?」

いきなりだな。

「なんだか、ね」

ちょっと視線をずらして。

「したく、なっちゃった」

437 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 01:15:57 QLUPf4PtP

「……」

いいんだな。

これはもう、いいんだな。

俺の中の野獣は、猛獣は。

暴れていいんだよな。

「……ふふ、目が怖いよ?」

441 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 01:33:13 QLUPf4PtP

「……」

何も言わずに、押し倒す。

「ん……強引だね」

「俺は本気だ」

そして、やつの胸を。

薄い胸を触る。

「んっ……」

445 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 01:45:00 QLUPf4PtP

本当に、小さいな。

揉めない。

「そんなに、触らないでよ……」

ぺったんこってわけじゃないけど。

大きいとはいえない。

446 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 01:53:28 QLUPf4PtP

「エッチだなぁ」

ニッコリ笑う。

少し、息が荒い。

「すぐに入れるんじゃ忍びないからな」

「余興かい? ふふふっ」

楽しそうですね。

448 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 02:03:27 QLUPf4PtP

服から触っていてもわかるほど。

こいつ、乳首立ってる。

「これはなんだ?」

「んっ、だ、ダメだよ……君は、意地悪だね」

お前もな。



452 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 02:31:03 QLUPf4PtP

「男……」

名前を、呼ばれる。

「なんだ?」

「大好き」

「俺もだ」

とまあ。

こんな感じに。

俺とこいつは。

交じったわけで。

455 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 02:34:25 QLUPf4PtP

え?

なんでこの後を言わないかって?

恥ずかしいだろうが。

ただの実況になっちまうし。

面白いもんじゃないさ。

……。

ああ、正直に言おう。

交じったのは唇だ。

まだしてない。

457 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 02:43:11 QLUPf4PtP

「……」

背中合わせにして、ベッドで寝る、俺とやつ。

「意気地無し」

「るっせー」

「まあ、ボクは」

一拍置いて。

「そういうところを含めて、君が好きなんだけどね」

……。

恥ずかしいことを平気で言うな、こいつ。

460 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 02:48:19 QLUPf4PtP

「言っておくけどな、俺は」

ああ、言い忘れた。

「口で、満足しちゃったのかい?」

……まあ、そういうこと。

「君のなら、いつでも大歓迎だよ」

「……ああ、もう」

変態が。

464 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 03:03:31 QLUPf4PtP

あの時の上目遣い。

あの時の顔の紅潮。

あの時の微笑み。

あの時の下手糞なテクニック。

あの時の微妙に攻撃的な台詞。

「……」

「なに考えてるの?」

「さっきのお前のこと」

「えっ……」

顔を真っ赤にする。

467 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 03:10:09 QLUPf4PtP

面白くない、か。

そうだな。

俺は、臆病だし。

描写も微妙だから。

この後のことなんて書けそうもない。

「へ、変なこと言わないでくれよ」

「……女」

「ふふ、なんだい?」

いつもと同じ調子だ。

494 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 10:20:42 QLUPf4PtP

「それじゃあ、俺は帰る」

「帰るのかい」

なんか不安そうな声。

「どうしたよ」

「帰って欲しくないというかなんというか」

素直だな。

496 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 10:27:09 QLUPf4PtP

「悪いが、そろそろ帰らんと親も心配する」

「それなら心配ない。ボクが今日は泊まっていくと電話した」

「はぁ!?」

なんでそんなに手回しいいんだよ!?

「ダメだったかい?」

そんな顔で言われたら俺が悪かったみたいになっちまうだろ。

497 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 10:38:39 QLUPf4PtP

「わかったわかった。だったら泊まる」

「やった」

「そういえば、おばさん、帰ってきたか?」

「母は親戚の家に泊まりなんだ」

「そうか」

本当に二人きり……か。

500 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 10:52:18 QLUPf4PtP

「……一通りやっちまったしな」

「意気地無し」

「……」

まあ、そう言われても仕方ないが。

「男くんにして欲しかったな」

「は?」

いきなり君付け?

……。

うお……。

するかよ、絶対。

502 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 11:00:32 QLUPf4PtP

「男くんにしてほしいなー」

「しない、したくない」

「ボクにはさせたくせに」

「……」

まあ、ある意味では。

そうだけども。

506 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 11:41:22 QLUPf4PtP

「だー、んなのどうでもいい」

やつに背中を向ける。

「そうか」

ニッコリとした顔が目に浮かぶ。

「……」

静かになった。

そして。

ギュッと。

背中を抱きしめられる。

「あったかい」

550 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 19:29:37 QLUPf4PtP

「やれやれ」

俺とやつは、まだ。

服すら脱いでない。

「……」

「なんだい?」

「別に」

「そうか」

551 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 19:32:10 QLUPf4PtP

「……」

「お風呂、入る?」

「ああ」

そういえば、入ってないな

「ボクはちょっと顔にかかっちゃったしね。綺麗にしたい」

「悪かったな」

「いいよ、君のなら」

……恥ずかしい。

555 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 19:39:58 QLUPf4PtP

「じゃあ、お前先に入れよ、俺はあとでいい」

「え?」

首をかしげる。

なにかご不満でも?

「俺が先でもいいのか?」

「え?」

それも違うか。なんだ。

「一緒に入らないのかい?」

……ああ、そういうこと。

556 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 19:45:24 QLUPf4PtP

「いや、いいけど」

「じゃあ、入ろうよ」

「お、おう」

緊張してきた。

「好きな人と一緒にお風呂、か」

「ん?」

「ふふ、なんでもないよ」

559 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 19:51:15 QLUPf4PtP

「……」

「……」

「脱ぐぞ」

「どうぞ」

「お前は服のまま入るのか?」

「それが好みならそうするよ」

「……」

そんな嗜好はないけれど。

561 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 20:04:49 QLUPf4PtP

「君の脱いでいるところ、見てるから」

変態め。

「っけ」

俺は恥ずかしがりもせずに、脱いだ。

「うん、胸板、厚いね」

「そりゃな」

おとこだし。

563 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 20:12:25 QLUPf4PtP

「お前は?」

「ちょっとトイレ」

「そうか」

「自慰をしてくる」

「……は?」

「冗談さ。したことないし、やり方がわからない」

いきなり変なこと言うな。

585 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 23:33:37 QLUPf4PtP

「じゃあ先に入ってるからな」

このままじゃ風邪ひいちまう。

「うん、下を先に綺麗にしといてくれ」

下品なやつだ。

そして、浴室に入る。

「……うん」

浴室は初めて入る。

587 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 23:42:07 QLUPf4PtP

「まずは、体洗っとくか」

あいつの言うとおり、俺は下が汚い。

「風呂になんか浮遊したりしたらいやだしな」

……。

いや、流石にそんなことはないと思うけど。

多分。

588 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 23:52:54 QLUPf4PtP

「……ふぅ」

気持ちいい。

やっぱり風呂ってのは、最高だ。

「……」

「入っていいかい?」

浴室の外からやつの声。

「おう、いいぞ」

「ふふ、じゃあ、入るよ」

ガラッと。

やつが現れた。

タオルで体を覆って。

……畜生。

589 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/10 23:59:32 QLUPf4PtP

「おや、なんだか残念な顔をしているね」

ニッコリと笑う。

「いやなことでもあったのかい?」

「なんでもねぇよ」

あるけど。

あるんですけど。

590 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 00:05:11 ccqTLK0BP

「お前のタオルを引き剥がしたい」

「うふふ、肉食だね」

タオルからでもわかる。

凹凸の無さに。

くびれがあることに。

お尻が綺麗なことに。

まずい。

俺の息子は正直に、起立を始めた。

600 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 00:13:24 ccqTLK0BP

「さて、と」

こちらに、無意識に。

尻を向ける。

「!」

タオルから覗くその……なんというか。

このエロスは。

更に、更に俺のムラムラ度が増す。

602 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 00:17:55 ccqTLK0BP

「体洗うのか?」

「君がいるから恥ずかしいな」

「着替え見られても恥ずかしくないんじゃないのか?」

「あれは下着だから」

下着ならいいのか。

「でも……今は」

なんだよ。

「好きな人には……下着も恥ずかしいかな」

……。

撃沈。

603 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 00:21:28 ccqTLK0BP

「はは、何言ってるんだろうね」

「……」

「らしくない、よね」

可愛い。

こいつなんなんだ。

可愛い。

605 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 00:26:36 ccqTLK0BP

「だから、ボクは」

と言って。

「君と一緒にお風呂に入る」

浴槽の中に。

入ってきた。

「……うわ……凄いね」

息子を見ないでくれ。

611 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 00:59:35 ccqTLK0BP

「悪かったな」

「ふふ、これがボクの口に中に、ねえ?」

「……」

考えるだけで。

息子が背伸びしちまう。

「ふふ、さっきより大きくなったね」

もう、何も言うな。

613 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 01:09:58 ccqTLK0BP

「お前のせいだ」

「ふふ」

心の底からの笑み。

「そんなこと言われると」

そして、抱きついてくる。

「嬉しいじゃないか」

615 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 01:17:18 ccqTLK0BP

ぺったんこの、胸が。

俺の肩に当たる。

なのに。

俺は凄く、興奮している。

「キス、していいかい?」

もちろん。

というか。

そう言ったので、すかさず唇を奪う。

「っ……んっ」

なんか、いやらしい感じ。

616 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 01:26:32 ccqTLK0BP

「はぁはぁ……」

なんか、息荒いし。

「……女」

名前を呼んでみる。

「なんだい?」

紅潮した顔で、こちらを見る。

620 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 01:33:12 ccqTLK0BP

「お前って、こんなに可愛かったか?」

「あうっ……」

真っ赤だ。

これこそ、本当に。

「こんなに近くで言わないでよ、バカ」

初めての、罵倒。

罵倒……? 罵倒。

625 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 01:48:05 ccqTLK0BP

「そんな言葉使うのは、初めてだな」

「……らしくなかった、すまない」

「俺はさ」

別にいいんだけど。

「罵倒されるより罵倒するほうが好きだ」

「ボクはMっ気もSっ気も無いよ」

ノーマルか。

「……というか、いじめるのも、いじめられるのも、いいかな」

……変態か。

626 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 01:53:22 ccqTLK0BP

「えいっ」

ペチリと。

軽く頭を叩いてみた。

「ふふっ」

喜んでいる様子。ここはM。

「女の子を叩くなんて、いい趣味してるね」

ここで、Sか。

628 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:05:27 ccqTLK0BP

「お前しか叩かん」

「ふふ、それは喜んでいいのかな?」

「特別だぞ、特別に、お前だけなんだからな」

「ふふ、君の特別、か」

嬉しいなあ。

と、つぶやくやつ。

629 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:13:56 ccqTLK0BP

「お前は?」

「?」

「俺はお前の特別じゃないのか?」

恥ずかしいことを、ぬけぬけとよく言えるな俺。

「特別さ」

「そうさ」

「ボクは君の、性奴隷かつ肉奴隷さ」

……。

いや、あの、誤解しないでくれ。

633 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:24:29 ccqTLK0BP

「いや、俺は……」

「君から出るものは、たとえ排泄物でさえ受けいれよう」

俺はそっち系の趣味は無い。

「やめろ、もっと対等になれ」

「じゃあ、少し上げて。女王」

上げすぎだ。

634 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:26:13 ccqTLK0BP

「どこに対等と言う言葉がある」

「じゃあ、侍」

どういう判断だ。

「どこに対等と……」

あ。

ある。

たいとう。

また、言葉遊びか。

640 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:31:05 ccqTLK0BP

「ふふ」

頭がよく回りますねー。

「たいとうだけども」

「ふふ、そうだね」

無邪気に、笑う。

「ボクは君の彼女さん」

なんて、すんなり言う。

642 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:33:27 ccqTLK0BP

……。

……。

ゆっくりゆっくり。

俺の顔が赤くなる。

「重くない?」

「全然」

「まあ、水の中だしね」

「そうだな」

643 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:37:59 ccqTLK0BP

「明日、さ」

「ん?」

「どこか、行かない?」

「いいぞ、どうせ明日も休みだし」

「よかった」

ホッと、息を吐いた。

「どこに行くか、決めてないけどね」

わかってるさ。

646 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:44:48 ccqTLK0BP

「行きたいところ、ある?」

ない。

正直いって。

一緒にいれれば。

もうなんかさ。

幸せなんだよな。

明日から学校でもいいくらいだ。

こいつと一緒に通えるだけで、いい。

……あれ、俺ってこんなやつだったっけ?

647 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:48:16 ccqTLK0BP

俺はもっと。

素直じゃなかったはずだ。

改めて、こういうお惚気はやめよう。

「ない」

「ないんだ」

「残念ながらな」

「ふふ、そうか」

君らしいよ。

と、笑う。

649 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 02:57:41 ccqTLK0BP

「お前は?」

「君と一緒にいれるなら」

どこでもいいよ。

と、顔を赤くして言う。

なんだ。

俺と同じか。

651 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 03:01:18 ccqTLK0BP

「そろそろ……」

やつは浴槽から出た。

「お背中をお流ししましょう」

ニッコリとこちらを見る。

「……」

残念だが、俺はすでに体を洗っちまったんだ。

だから、悪いんだけど……。

「お願いします」

675 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 09:02:46 ccqTLK0BP

「やっぱり自分の体じゃないから、難しいね」

ゴシゴシと。

やつは俺の背中を洗う。

「胸板が厚ければ、背中も大きいね」

さっき抱きついた時、ビックリしたよ。

と、笑う。

676 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 09:12:07 ccqTLK0BP

「まあ、おとことおんなじゃ違うよな」

「なんだか、寂しいな」

「え?」

「なんでもないさ」

「……」

いや、いやいや。

俺と同じくらいの体格してたら、俺は引くぞ。

678 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 09:14:34 ccqTLK0BP

「でも、ボクさ」

「ん?」

「君とおんなじところがひとつあるよ」

「なんだよ」

「胸が小さいところさ」

いや、いやいや。

自慢するなよ。

俺はどちらかと言うとでかいほうが好きだぞ。

言ったら落ち込みそうだから言わないけど。

679 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 09:17:54 ccqTLK0BP

「でも、君は大きいのが好きなんだよね」

「えっ」

なんで知ってるんだよ!?

「君のおかずは知ってるよ」

「……」

俺のエロ本、見たな。

畜生。

680 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 09:21:27 ccqTLK0BP

「ああ、そうだよ、悪いか」

「開き直ったね」

「……」

いつもいる俺だからわかる。

笑いながら、しょんぼりしている顔。

可愛いよな、こいつも。

意外とわかりやすくて。

682 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 09:27:23 ccqTLK0BP

「どうしたんだい?」

笑いながら、ちょっと焦ってる。

俺を不安にさせないように。

わかりやす過ぎる。

「意外と、悲しがってるだろ?」

「ふふ、どういうことだい?」

笑いながら、ぎくり。

765 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 22:33:24 ccqTLK0BP

「ばればれだ、バカ」

ペチリとまた。

頭を叩く。

「あてっ……ボクのこと、やっぱりわかってくれてるんだね」

照れるだろ。

まあ、そうなんだけども。

769 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 22:36:24 ccqTLK0BP

「でも、叩くこと、ないじゃないか」

と言って。

俺の背中に。

何かの感触が当たる。

これは、確実に。

TQB。

わかりやすく言うと乳首。

まだ、見たことのない、アレ。

771 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 22:41:06 ccqTLK0BP

「こっち見ちゃダメ」

「っ……」

乳首だけでも。

確認させろよ。

「体で洗っても、気持ち良くないかな?」

ボク、胸無いから。

と、寂しく言う。

773 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 22:54:50 ccqTLK0BP

「いや」

「?」

「そんなことないさ」

やつの白い、スベスベした肌。

擦り付けられたら。

着席してた息子が、起立しちまう。

775 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:01:43 ccqTLK0BP

「本当かい?」

「試しにしてみろよ」

「いいのかい?」

「おう」

つか、して欲しい。

して、してください。

なさってください。

777 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:06:11 ccqTLK0BP

「じゃあ……行くよ?」

どうぞ、どうぞぅ!

スリスリと。

少しずつ動き始める。

「背中が大きくて、困ったなぁ」

と、声が聞こえる。

「お、おお……」

声が漏れちまう。

やべえ。

やべえよ。

780 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:11:13 ccqTLK0BP

胸の感触も、微妙にするし。

それ以上に、腹の感触が素晴らしい。

ツルツルだ。

「いいぞ、いいぞぉ……」

「怖いよ……?」

声がちょっと怯えている。

人間、快楽に負けたらこうなるんだ。

782 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:15:27 ccqTLK0BP

「気にするな……続けてくれぇ」

「う、うん……」

ひゃっ。

俺じゃない。

やつが、小さく叫んだ。

ああ。

俺の息子を見たな。

「さっきより、大きいよ?」

ああ、そうだな。

785 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:30:40 ccqTLK0BP

「悪いな」

「う、ううん、気にしないよ」

そそり立ってるね。

と、お茶目に笑う。

うるせえ。

お前もエロティック行動に出てるくせに。

787 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:34:26 ccqTLK0BP

「ボクの体洗いがそんなにいいのかい?」

……。

まあ、そうだな。

「これちゃんと洗えてるかわからないけどね」

「そうだな」

そう、だな。

なんかちょっと、頭が回らん。

興奮状態だ。

791 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/11 23:42:24 ccqTLK0BP

「そうだ」

やつが何かを閃いた。

「前も、洗おうか?」

「!」

ま、マジですか?

798 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:04:03 FBbgbfoSP

「うん、しようか?」

もちろん。

お願いする。

というわけで、頷く。

「ふふっ、了解」

後ろから胸をスリスリ。

泡がツルツル。

801 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:09:22 FBbgbfoSP

胸はいいから。

もっと下にこい。

「ふふっ」

無邪気に笑う。

腹を触ってきた。

もっとだ、もっと下だ!

803 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:13:38 FBbgbfoSP

「ふふふ」

そーっと。

下にやってくる。

これはきたああああああああああ!!

俺の息子も呼吸が荒い。

動きが活発だ。

「凄いね……」

息を呑むやつ。

807 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:31:58 FBbgbfoSP

しかし。

下に移動していた手は。

急に止まった。

「怖くて触れないよ」

何言ってんだ。

触れよ。

握れよ。

扱けよ。

手は、股関節で止まる。

これは、これで。

やばい。

809 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:39:14 FBbgbfoSP

「今、どんな気分?」

「紀国屋文左衛門」

「紀文だね」

「最悪だ」

「おや、どうしてだい?」

そりゃそうだ。

期待して損した。

美味しそうなプリンに、ウ○コが振ってきたような。

好きなキャラに、嫌いな声優が当てられてような。

そんな気分だ。

810 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:42:31 FBbgbfoSP

「恥ずかしいよ」

君のコレ……大きすぎる。

と、言う。

そんなこと言われると。

俺の息子は。

もっともっと、大きくなる。

この木なんの木、気になる木。

812 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:50:34 FBbgbfoSP

「うひゃあ……」

初めて聞く、驚きの声。

「どうすれば治まるんだい?」

もちろん、一つしかない。

触ってくれ。

握ってくれ。

そして。

扱いてくれ。

814 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 00:54:45 FBbgbfoSP

「やっぱり……」

「おう」

悟ったか。

俺の考えを。

「……いいよ」

そして。

ゆっくりと。

やつは俺の息子を握った。

ガチガチの、力の抜けない息子に。

816 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 01:01:47 FBbgbfoSP

「これを、上下に擦ればいいんだね?」

そうだ。

ささ、早くやっちゃってくれ。

口もいいけどさ。

手でもやって欲しいわけさ。

「それじゃあ……」

そして、ゆっくりと。

息子が上下に揺さぶられる。

818 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 01:06:06 FBbgbfoSP

「あ……」

思いっきり声が漏れる。

初めての感覚。

人にされる、感覚。

そして。

やつの下手な手コキ。

逆に、そそる。

820 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 01:11:10 FBbgbfoSP

それに。

泡のせいで。

ニュルニュルする。

「やりづらいなぁ。ちょっと、ボクの方を向いてくれるかい?」

そう言ったので、すかさず向く。

くそ、もうタオル巻いてやがる。早業。

821 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 01:14:36 FBbgbfoSP

「ふふっ」

いきなりぬるま湯を俺の息子にすこしずつかける。

「これで、ぬるぬるしないよ。だから……」

さっきより少し強く、擦られる。

すげえ、やばい。

さっきより感じる気持ちよさ。

898 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 22:44:11 FBbgbfoSP

俺の息子はそろそろ。

絶頂に到達する。

どうすればいい。

なんか。

俺は、こいつに。

ぶっかけようと考えている。

ちゃんと言ってからのほうがいいのだろうか。どうだろう。

900 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 22:47:05 FBbgbfoSP

「……」

何も言わずに、しごき続けるやつ。

しかし、何かうずうずしている様子。

「どうした?」

「ああ、いや、なんでもないよ」

嘘つけ。何か、あるだろ。

「手より口のほうがやりやすいから、さ」

変態め。

901 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 22:52:38 FBbgbfoSP

「お前のしたいようにすればいい」

「本当かい?」

できれば俺は。

……いや、やめておこう。

「じゃあ、いただきます」

噛むなよ。

902 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 22:59:00 FBbgbfoSP

そして。

ハムリと。

口に咥えた。

「おお……」

さっきと同じ感覚。

気持ち良い。

さらに、上目遣い。

下手糞なテクニックも、逆にいい。

906 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 23:09:00 FBbgbfoSP

「うおっ……」

絶頂を通り越す。

どういう意味だかわからんが。

気持ち良さが、有頂天。

なんだこれ、なんだこれ!?

出そうなのに。

なんか、出ないんだけど。

908 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 23:15:35 FBbgbfoSP

「へふはひ?」

変な動かし方するな。

気持ち良いし、可愛い。

「何言ってるかわからん」

「はふはひはほ?」

可愛い。けど、何言ってるんだよ。

わからん。

「……」

少し、甘噛みされた。

911 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 23:21:56 FBbgbfoSP

「やべ……」

さっきの甘噛みで。

なんか、出そう。

「そ、そろそろ……」

「……」

クチュリクチュリと。

口がいやらしい音をたてる。

913 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 23:34:42 FBbgbfoSP

「ひいよ、らひて」

唾のせいで、ちゃんと言葉が出てないようだ。

また、可愛い。

「はひ」

目を閉じる。覚悟を決めたように。

やばい。この顔にぶっかけたい。

俺も変態だな。

916 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 23:49:06 FBbgbfoSP

俺は性欲に忠実だった。

だから。

口に咥えられた俺の息子をゆっくりと抜き、そのまま。

「!」

ピュッと。

ピュッピュッと。

ピュッピュッピュッと。

顔にぶっかけた。

918 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/12 23:53:06 FBbgbfoSP

「……ふふ、マーキングかい?」

俺は犬か。

「こんなベトベトしたものを、ボクの顔にぶっかけるとは……」

本当に、良い趣味してるね。

と、ニッコリと微笑む。

「凄い量だ」

顔にかかった俺のを、舐める。

「うん、苦い」

なんか、興奮するぞ、このやろう。

924 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:06:23 SiZkbDC6P

続き。

続きがしたいぞ。

続かないのか。

この後こいつはタオルを脱いで。

俺に全てを晒してくれるんだろう?

そうだろう?

そうだと言ってくれ。

925 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:11:10 SiZkbDC6P

「顔、洗わなきゃ」

軽く舐めまわした後。

やつは顔を洗い始めた。

畜生。

終わりか。

「ねえ」

なんだよ。

「あん?」

「体、洗ってもらえるかな?」

きたああああああ!!

929 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:36:32 SiZkbDC6P

「背中だけ」

……来てなかった。

背中だけタオルをとり。

前は完全に防御。

すげえよ。

なんで見せてくれねえんだよ。

931 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:46:58 SiZkbDC6P

「前はいいのか」

「恥ずかしいよ」

……むう。

そんなもんかなぁ。

「それにさ」

「おう」

「見せたら、軽いおんなだと、思うだろう?」

軽いとは思わないが。

それでも、いいか。

932 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:49:21 SiZkbDC6P

なんか。

神秘的な感じがするし。

「じゃあ、背中洗うぞー」

「よろしく頼む」

小さな背中を。

俺は、一生懸命洗った。

同じところをスリスリと。

一所懸命に。

933 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:51:52 SiZkbDC6P

「くすぐったいよ」

くすくすと笑う。

「うるさい」

「体で洗ってくれるかい?」

誰がするかよ。

934 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:55:37 SiZkbDC6P

そして。

風呂を出て。

一緒に手を腰にあてて牛乳を飲み。

テレビ番組を観て。

一緒に寝て。

一つには、なれず。

一日が終了した。

935 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 00:59:56 SiZkbDC6P

「おい、まだか?」

「待っておくれよ」

充分待った。

「何やってんだよ」

「もう少し待ってくれ」

俺をいきなり部屋から出しやがって。

いい加減に、しろ。

「何やってんだよ」

ドアを開けて、部屋に入る。

936 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 01:01:21 SiZkbDC6P

「あ」

「あ」

着替え中だった。

「すまんっ!」

「ふふっ、不可抗力さ、仕方ない。でも……彼氏さんに着替えを見られるのは恥ずかしいから」

俺はすぐに部屋から出た。

恥ずかしい。

937 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 01:03:02 SiZkbDC6P

今日は約束通り、やつと出かける。

どこに行くかわからないけど、まあ、どこかに。

「お待たせ」

ほほう、なかなか可愛い服じゃないか。

「じゃあ、行こうか」

と、ニッコリと笑う。

938 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 01:06:08 SiZkbDC6P

俺は自転車にまたがる。

そして、その後ろの席に横向きに座るやつ。

「どこ行くんだ?」

「んー……行きたいところまで」

どこだ。

「まあ、適当に行くか」

「適当なところに行くんだね」

そうだ。適当かつ、適当に。

「それじゃあ……」

「出発進行ー」

俺は自転車のペダルを踏み込んだ。

End

948 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 01:08:30 SiZkbDC6P

無事終了。
こんなにたくさんの人に見てもらってるとは思わなかった。

ボクッ娘は正義だと証明できた。
保守ばっかりさせて申し訳なかった。

そして、見てくれてありがとう。

956 : 以下、名無しにかわりまし... - 2010/10/13 01:13:17 SiZkbDC6P

次スレっていう作りには絶対にしない。
でも、またボクッ娘SSは書く。

ハロウィンやらクリスマスに会いましょう。

記事をツイートする 記事をはてブする