恒一「まだかな…」
ピンポ-ン
恒一「来たか…!」ガタッ
恒一「はーい。佐川さん御苦労さまで――」
鳴「…」
恒一「って、見崎か。どうしたの?」
鳴「抱き枕お届けに来ました」
恒一「へ? 何も持ってないじゃない」
鳴「私」
恒一「ん?」
鳴「私、今日から榊原君の抱き枕」
恒一「ファッ!?」
元スレ
恒一「見崎の抱き枕カバーが届いた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363860200/
恒一「えっと…カバー?」
鳴「私が枕抱いて、私を榊原君が抱いて、これで完璧」
恒一「いや…ごめんちょと意味が…」
鳴「榊原君は、私を抱き枕にして寝るの嫌?」
恒一「…嫌じゃないけど」
鳴「じゃあいいよね。お邪魔します」スタスタ
恒一「ちょっ、見崎!」
恒一「お茶でいい?」
鳴「うん」キョロキョロ
恒一「あんまり見ないでくれると嬉しいんだけど…」
鳴「ここが榊原君の部屋?」スズー
恒一「そうだよ」
鳴「ふぅん…」キョロキョロ
恒一「別に珍しいものもないよ?」
鳴「榊原君の匂いがする…」
恒一「そりゃあ僕の部屋だし」
鳴「じゃあ寝よっか」
恒一「寝よって…まだ昼間だよ?」
鳴「お昼寝」
恒一「…」
鳴「お布団も敷いてあるし、ほら」ポンポン
恒一「ああもう…」
鳴「…この枕ちゃんと洗ってる?」クンカクンカ
恒一「たまに干したりはしてるけど…」
鳴「ふぅん」クンカクンカスーハースーハー
恒一「…」
鳴「…」クンカクンカ
恒一「…じゃ、じゃあおやすみ」
鳴「おやすみ」ピトッ
恒一「!?」ビクッ
恒一「みみ見崎…!?///」
鳴「…? 抱き枕だって言ったじゃない」
恒一「い…いや、でもその…///」
鳴「使っていいよ。さ・か・き・ば・ら・君」ギュッ
恒一(い、いいのかな…いいんだよな、本人がそう言うなら…)ドキドキ
恒一「…///」ギュッ
鳴「んっ…」
恒一(い、意外と柔らかい…)ギュ-
鳴「…」スリスリ
恒一(いい匂いするし…肌とかスベスベだ)モゾモゾ
鳴「んっ…」ピクッ
恒一「あ…ご、ごめ」
鳴「気にしなくていいよ。抱き枕なんだし」
恒一「…」ゴクリ
鳴「ん」ギュッ
恒一「ん…///」ギュー
恒一「も、もう少しこっち来てもらっていい?」
鳴「ん」モゾ
恒一「えっと、こっち向いて頭上げて?」
鳴「こう?」
恒一「そうそう。ちょっと頭の下ごめんね」スッ
鳴「腕枕…」
恒一「見崎もこっちのが楽かなって」
鳴「…うん」スリスリ
恒一「…」ジー
鳴「…寝ないの?」ジー
恒一「見崎が寝たらね」
鳴「私も、榊原君が寝てから寝るよ」クスッ
恒一「それどっちも寝れないじゃないか」クスクス
鳴「…じゃあ一緒に目を瞑ればいいんじゃない?」
恒一「そうしようか」
鳴「おやすみ榊原君」ギュッ
恒一「うん。おやすみ見崎」ギュー
恒一(…とか言ったのはいいけど寝れないや。見崎近いし、柔いし、いい匂いだし)
恒一(見崎もう寝たかな? 寝顔とか見れたり…)
鳴「ん…」スリスリ
恒一(寝てる…のかな? てか何だろうこの状況…幸せ過ぎる)ニヤニヤ
鳴「んゅ…さかきばら、く…」スピー
恒一(…寝顔、見てもいいよね。抱き枕だし、ちょっと見るだけ)チラッ
鳴「…」ジー
恒一「!?」
恒一「えっ…と?」
鳴「おはよ」
恒一「あ、あれ? 見崎寝てたんじゃ…」
鳴「ごめん寝たフリ」
恒一「…ずっと見てたの?」
鳴「うん。表情がコロコロ変わって可愛かったよ」クスッ
恒一「寝るんじゃなかったのかよ…」ハァ
鳴「だってああでも言わないと、榊原君の寝顔見れそうになかったから」
鳴「寝言、それっぽかった?」
恒一「まぁ…うん」
鳴「反応も良かったしね。あと足絡めたりしたかったんだけど…」スリ
恒一「ちょっ…!? そ、それは流石にマズイから…」グイッ
鳴「む…残念」スリスリ
恒一「…とか言いながら足触らないでよ」
鳴「いいでしょこれくらい」スリスリ
鳴「抱き枕どんな具合?」
恒一「どう…って」
鳴「良く寝れそう?」ギュッ
恒一「…まぁ、えっと…抱き心地は良い、かな」ギュッ
鳴「…///」
恒一「何か言ってよ」
鳴「…寝よっか」スリスリ
恒一「今度は寝たふり無しだよ?」
鳴「はいはい」
鳴「Zzz…」スピー
恒一(とか言ったは良いけど寝れるわけないじゃん…)ジー
鳴「んむ…」スリスリ
恒一(丸まって赤ちゃんみたいだ…。睫毛長いなー)ツンツン
鳴「ん…んっ」パクッ
恒一「!?///」ビクッ
鳴「んー…うまうま…Zzz」チュパチュパ
恒一「ど、どんな夢見てるんだよ…」チュポン
恒一(あ、頭撫でてもいいかな…いいよね、寝てるし。い、いやいっそもっと――)ウズウズ
ピンポーン
恒一「…? 誰だろ」
ピンポーンピンポーン
鳴「ん…」ピクッ
恒一「やば…とりあえず出よう」モゾモゾ
恒一「佐川かな…」
ピンポーンピンポーンピンポーン
恒一「もう何だよ…はーい」ガラッ
赤沢「…」
恒一「赤沢さん!? どうしたのいきなり――」
赤沢「恒一君、抱き枕カバー頼んだでしょ?」
恒一「え…? あ、うん」
赤沢「中身、私」
恒一「え?」
赤沢「私、今日から恒一君の抱き枕」
恒一「ファッ!?」
お わ り

