恒一「昨日、いないものの相手はよせって……」
赤沢「あ、あんたなんてこと!」
勅使河原「だってよぉ……」
恒一「……うっ……(こんなときに胸が……)」
赤沢「まあいいわ。とりあえず恒一くん?いい?今日も明日も明後日もいないものの……」
バタン
赤沢「恒一くん!?」
病院
恒一「ここは……」
恒一「倒れちゃったのか……」
恒一「赤沢さん最後なんていっていたんだろう……」
恒一「今日……今日……今日いないもの……」
恒一「胸囲ないもの……」
赤沢『恒一くん?いい?胸囲ないもの、つまりは見崎鳴の相手はしないで!』プルンプルン
恒一「イエス・ユア・マジェスティ!」
元スレ
見崎鳴「今日いないもの」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363572435/
翌日 学校
恒一「オールハイルブリタニア!オールハイルブリタニア!」
恒一「あれ?みんなは……」
先生「榊原くん、クラスの決まり事には従ってもらうよ」
恒一「え?あ、イエス・マイロード」
見崎「……」
恒一「……みんなどこに行っちゃったんだろう……」
見崎「……」
恒一「あ、一応、聞いておくけど胸ないよね?」
見崎「……」スタスタ
翌日
赤沢「昨日からクラスの女子委員長になったの。よろしく」
恒一「あ、こちらこそ、あ、イエスマイ、イエスユアハイネ、イエス、あー、よろしく」
赤沢「?」
恒一「一応聞いておくけど……赤沢さんの相手は大丈夫だよね?」ムネチラミ
赤沢「どういうこと?」
恒一「胸囲ないもの、つまりはあの子の相手をしなければいいんだよね?」
赤沢「そうだけど……よく一昨日の説明だけでそこまで……さすが恒一くんね」
恒一「あ、ありがたきお言葉……!」
赤沢「いないものには絶対に関わらないで」
恒一「イエス・ユア・マジェスティ」
杉浦「そうだ!恒一くん、アップルパイを焼いてきたんだけど……」
恒一「パイ……?うっ(中学生には刺激が強すぎるよ……)」
バタン
赤沢「恒一くん!?」
???
赤沢『どお?泉美のパイ気持ちいい?』ニュムニュムニュム
杉浦『もー、泉美ばっかりずるいー!私もー』プルンプルン
赤沢『だーめ!恒一くんは私のパイズリでイクの!』ムニュムニュ
恒一「はは、杉浦さん、もう少し待っててね、うっ……」
赤沢『もー、こんなにアップルみたいに赤く焼けるように熱くなって……そんなに泉美のパイが気持ちいいの?』ムニュムニュ
恒一「オールハイルブリタニア……オールハイルブリタニア!」
恒一「はっ!」ドピュ
恒一「また倒れちゃったのか……」
赤沢「目が覚めたようね」
恒一「赤沢さん!?」
赤沢「うなされてたようだけど……大丈夫?」
恒一「え?ああ、その……なにか変なこと言ってなかった?」
赤沢「私のパイ美味しいなあとか多佳子のも美味しいよとか……」
恒一「あああああああ!!」
赤沢「そんなに残念がらないでよ。多佳子の持ってきたわよ」
恒一「ああああ!!……え?」
赤沢「いま食べる?」
恒一「え?」
赤沢「さっきまで倒れてたんだものね。元気になったら食べてあげてね」
恒一「お、おう……」
赤沢「ここにおいておくわね」
恒一「お、おう……」
赤沢「青ざめてるようだけど……大丈夫?ナースさん呼ぼうか?」
恒一「いや、大丈夫、大丈夫。杉浦さんのパイ、は、はやく食べたいなー」
赤沢「無理しちゃ駄目よ。……って恒一くん、パイ好きなの?」
恒一「そ、それは……もちろん!大好きだけど、うーん、出来れば生というか生きたままというか……」
赤沢「(生のパイ料理……?生きたまま……?都会にはそういう料理があるのね……だから田舎は嫌なのよ……)」
恒一「なんていうか、うん……。赤沢さんのパイ食べたいなーって」
赤沢「わたしの!?(そんな料理しらないなんて言えない!都会っ子になめられる!)」
恒一「あ、じょ、冗談だよ!冗談だから!」
赤沢「大丈夫!だけどもう少し待ってて!」
恒一「え?……い、イエス・ユア・マジェスティ!」
赤沢「その……そのパイってさ、どんな感じ?」
恒一「?」
赤沢「ほら、私の知ってるパイと恒一くんの知ってるパイが違うかもしれないじゃない」
恒一「(たしかに自分で見るチンコと鏡で見るチンコは違う……そういうことか……)」
恒一「なんていうか……大きくて柔らかそうで……でも結構弾力があって……可愛らしくポチッとしてる(はず!)」
赤沢「(全然想像がつかない……)もう少し詳しく教えてほしいな」
恒一「うーん、それ以上のことは……って赤沢さんの方が詳しいでしょ!」
赤沢「そ、そうよね!女の子の方が詳しいものね。じゃあ、私はそろそろ帰るね!(ぼろが出る前に退散!)」
恒一「赤沢さん、なんか変だったなあ」
恒一「……そもそも杉浦さんのパイ持ってくるとか……」
恒一「でも田舎におぞましい風習があるのはオカルトの定番だし……アマゾネスは弓をひくために右乳を切り落とすともいう……」
恒一「民俗学を勉強するのも悪く無いかな!」
赤沢「生のパイってなんなのよ……」
赤沢「料理本買い込んだはいいものの……そんなのひとつも……」
赤沢「はあ……」
翌日
恒一「オールハイルブリタニア!オールハイルブリタニア!」
ザワザワ
恒一「オールハイルブリタニア!おはようございます!赤沢さん!」
ザワザワ
赤沢「おーるはいるぶりたにあ!恒一くん」
ザワザワザワザワ
赤沢「昨日言ってたパイについてなんだけどね……」
恒一「はい……(こんな倒れてばかりの転校生に食べさせてくれるわけ……)」
赤沢「もう少しだけ待ってて!必ず食べさせてあげるから!」
恒一「……いいんですか!?」
赤沢「当然じゃない!だけどもう少しだけ!もう少しだけ待ってて!お願い!」
恒一「よっしゃああああ!ってこんなところでこんな話しちゃまずいですよ!」
赤沢「そ、それもそうね(確かに彼氏のリクエストに答える彼女みたいじゃない……!)」
恒一「あ、杉浦さん、おはよう」
杉浦「おはよう。榊原くん」
恒一「その……昨日の……えーっと……」
杉浦「気にしないで。榊原くんは体調が悪かったんだもの」
恒一「はい……せっかくのパイ……」
杉浦「いいのいいの。私だって体調が悪い時によく知らない人のパイなんて食べる気起きないわよ」
恒一「え?あ、その……そういうつもりじゃ……ごめんなさい」
杉浦「ふふふ、その気持ちだけで十分」
赤沢「(恒一くんは焼いたパイは食べたくないっと)」メモメモ
恒一「赤沢さん、僕から訊くのもなんかあれなんだけど……いつ頃たべれるかな……?」コソコソ
赤沢「え?あ……うーん、来週あたり、かな……?」コソコソ
恒一「来週かぁ……」
恒一「それまでに体調万全にしておくよ!」
赤沢「そ、そんな、わざわざ体調万全にしなくても……(恒一くんは体調万全の状態でなければパイを食べれないっと)」メモメモ
恒一「来週楽しみにしてるから!」
赤沢「(生き生きとした恒一くんはかわいいっと)」メモメモ
赤沢「(でも……生のパイなんて……こんなド田舎には……)」
赤沢「(……ごめん、やっぱり田舎者には作れなかった。お詫びに、このおっパイでいい?プルンプルン)」
赤沢「(ダメダメ!恒一くん絶対引く!恒一くんは私の作るパイが食べたいの!私のパイなんて下ネタ言ったら……)」
赤沢「(間違いなく取り返しのつかないことになる……)」
恒一「(来週って言ってたけど……週末にエステにでも行くつもりなのかな?)」
恒一「(ありのままのおっぱいでいいのに……)」
恒一「(どうしよう待ちきれなくなっ)うっ……」
バタン
赤沢「恒一くん!?」
???
赤沢『もー、想像しただけでこんなにギンギンになっちゃって……』シコシコ
恒一「恐縮です……」
赤沢『そんなに泉美のおっぱいがほしいの?』
恒一「はい……」
赤沢『今日は乳首だけでイカせてあげる』スリスリ
恒一「うっ、赤沢さんの乳首気持ちいいです……」
赤沢『ここが気持ちいいのかな?』スリスリ
恒一「はい……最高です気持ちいいです……オールハイルブリタニアオールハイルブリタニア!」
恒一「オールハイルブリタニアアアアアア!!」ドピュ
赤沢「おーるはいるぶりたにあ、恒一くん(おーるはいるぶりたにあって結局なんなのかしら……)」
恒一「赤沢さん!?」
赤沢「うなされてたようだけど……大丈夫?(都会の若者の間で流行ってるのかしら……)」
恒一「そうですか……また何か変なこと言ってました?」
赤沢「恐縮です……とか言ってたような……」
恒一「ははは、そうですか……」
赤沢「……」
恒一「……」
赤沢「そ、そんなに私のパイ、食べたいの?」
恒一「も、もちろんです……!」
赤沢「もし、無理だと言ったら……?」
恒一「そのときは諦めます……。むしろそれでいいんです。転校生だからって贔屓する必要ないです……」
赤沢「……ごめんなさい。私には無理みたい。田舎者でごめんなさい」
恒一「田舎とか関係ないですよ。都会でも普通あり得ません……」
赤沢「……え?」
恒一「無理なお願いをしてしまってほんとごめんなさい」
赤沢「都会でも無理なの?」
恒一「はい……普通無理です」
赤沢「田舎者だからって……バカにしてたの……?」
恒一「そういうわけじゃないです。なんだか赤沢さんが乗り気だったから僕も調子に乗ってしまって……」
赤沢「そう……(調子に乗ったあとにしょんぼりする恒一くんもかわいいっと)」メモメモ
恒一「ごめんなさい……」
赤沢「でもいつか必ず食べさせてあげる」
恒一「無理しなくていいですよ」
赤沢「いいの。この赤沢泉美にまかせておいて」
恒一「赤沢さん……」
赤沢「……材料教えてくれない?」
恒一「材料?(身体もといおっぱいは摂取したものにより構成されている!つまり!)知ってる限りだと……」
恒一「牛乳……ご飯……味噌汁……サラダ……。あとスポーツドリンクとか……ですかね?」
赤沢「へえ……(都会はすごい。改めてそう思った)」
恒一「って、これも赤沢さんの方が詳しいに決まってるじゃないですか!」
赤沢「そうなの?」
恒一「そうですよ!赤沢さん好きな食べ物とかないんですか?」
赤沢「ハワイコナ・エクストラファンシー、だけど……」
恒一「ならそれですよ!(どういう食べ物なんだろう)」
赤沢「そうなの?(自分の好物を入れるってこと……?惚れ薬に通じるものが……はっ!まさか恒一くん私のこと!)」
恒一「たぶんそうです!毎日?」
赤沢「ほぼ毎日かもしれないわね……」
恒一「それならもう赤沢さんのパイはハワイアンエクストリームファンキーそのものと言っても過言ではないです」
赤沢「そ、そうなの?(やばい。都会ではハワイアンエクストリームファンキーっていうんだ……)」メモメモ
恒一「はい」
赤沢「つまりハワイアンエクストリームファンキーなのね?」
恒一「そうなりますね……(適当に言ったけどあたってたようでなにより……)」
赤沢「わかったわ。今度食べさせてあげる!」
恒一「いいんですか!?」
赤沢「もちろんよ!(やっぱり生き生きとした恒一くんが一番かわいいっと)」メモメモ
恒一「楽しみだなぁ」
赤沢「(なんでこんなにかわいいのよ!!)なんなら今日暇だしこれからご馳走するわ!」
恒一「ほんとですか!」
赤沢「まかせておきなさい!」
恒一「えーっとつまり……これから……?」
赤沢「ええ!」
恒一「ここで、ですか……?」
赤沢「(そうだ、恒一くんさっきまで倒れてたんだった……)えーっとそうなるわね……」
恒一「いいんですか?」
赤沢「もちろん!(急いで喫茶店に行かないと!)」
恒一「ありがとうございます!」
赤沢「ちょっと待っててね!(恒一くん!楽しみに待ってなさい!)」
恒一「はい!」
30分経過
恒一「まだかな……どこに行ったんだろう……?」
恒一「遅いなあ……」
赤沢「(恒一くん!もう少しだけ待ってて!)」
恒一「……うざいから適当なこと言って帰っちゃったのかな……」
赤沢「そこをなんとか!テイクアウトさせてください!病の床の恋人がどうしても飲みたいって!!」
恒一「……」スタスタ
赤沢「恒一くんおまたせ!……っていない!?」
恒一「(そりゃパイ食べさせてくださいなんて懇願してる転校生とか気持ち悪いにも程がある……)」
恒一「(転校生じゃなくても気持ち悪いか……)」
赤沢「遅すぎて帰っちゃったか……」
赤沢「恒一くんごめんなさい……」
すれ違うふたりEND
69 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/03/18 15:38:11.08 P1MdkyWT0 21/21スレタイの鳴ちゃんの絡ませ方も思いつかないしこれで終わりってことで
Another復習してまたスレ立てるよ