男「死んでしまった……交通事故何て嫌な死に方だな」
男「ただ、死んでも意識とかが世界に残るってのは意外だ」
男「というかここどこ?」
受付「次の方どうぞー」
元スレ
男「死んでしまった」受付「次の方どうぞー」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359442528/
男「あ、はい」
受付「はいそれではお名前をどうぞ」
男「え、えーと男です」
受付「はい、男さんですね?それでは次はどうして死んだのかを教えてください」カキカキ
男「し、死因ですか?えっと交通事故に巻き込まれて」
受付「ふむるむ」カキカキ
男「大型トラックに飛ばされた後、乗用車に引かれて……」
受付「お、おう……」カキカキ
男「それでも何とか立ち上がろうとしたところに──」
受付「お、おう……?」
男「ベビーカーぶつかりそうになって、それを躱して橋からの転落死でした」
受付「最終的な死因が交通事故じゃないっ!?」
受付「ちょ、ちょっとまぎらしいことはやめてくださいよー」
男「ご、ごめんなさい……自分でもこの死に方はちょっとどうかなって思ってたんですけど」
受付「書類書き直さないといけないじゃないですか!」プンプン
男「そ、そこなんですか……ごめんなさい」
受付「まったくもー」プンプン
受付「名前、男、死因、転落死」カキカキ
受付「……」
男「……」
受付「……」チラッ
男「……」
受付「……」チラッ
男「……あの」
受付「四十秒経っても死なない──?まさか、偽名!?」
男「……あの」
受付「何ですか、暗いですねーノリ悪いですねー」
男「す、すみません」
受付「せっかく流行りのネタをやったというのに……もー」プンスカ
男「あの、えっと、デスノートはもう古いですよ?」
受付「えっ!?あ、そっか……こっちは死んだジャンプが売られるから……」
受付「もー!そうならそうと言ってくれれば!」
男「あの、」
受付「あ、はい!なんでしょうか」
男「ここ、どこですか?」
受付「えっ?」
男「えっ」
受付「こ、ここですか?」
男「はい……えっと」
受付「何ですか?」
男「僕、死んでますよね?」
受付「えっ?」
男「えっ」
受付「え……えぇ、はい!もちろん死んでますよ?」
男「よかった、勘違いかと思った…」
受付「もー私聞きましたよ、死んだ理由を教えてくださいってー、忘れたんですか?」
男「確かにそうだった、いやー僕がどうかしてた。自分が死んだこと忘れるなんてバカですよね」
受付「そうですねーバカです!あははははは」
男「あはははは」
男(微妙にうざい人だ)
受付「あははは……っと、フムフム……あれ?」パソコンノガメンジー
男「どうかしたんですか?」
受付「男さん、以前にも死んでいらっしゃいますよね?」
男「えっ?」
受付「えぇ?」
男「……(僕が以前にも死んだ……?)」
男「えっ?」
受付「あれ?おかしいですね、覚えてないんですか?」
男「う、うん覚えてないよ……というか死んだことなんてないよ……」
受付「それは……まさか……」
受付「……」
受付「……やっぱりバカなんですかね?」
受付「あはははは!」
男「あ、あはは……」
男(やっぱり微妙にうざい人だ)
受付「あははは、変な人だなぁ、あははは」
男「あはは……(どちらかというと君のが変なやつだよ)」
受付「あーでも変な人向けのマニュアルとかないからな……」
男(最初からマニュアル外の対応してたよね)サムイギャグトバシタリ
受付「えーと、ここはですね」
男「はい」
受付「なんというか一言で表すのはすごく難しいというか」
男「……」
受付「わりと複雑なのでうまく伝わるかどうかわかりませんが……」
男「はぁ……」
受付「あえて、一言でいうなら……」
受付「あの世?」
男(凄いシンプルだ!)
受付「あの世のなんというかこう……受付?」
男「はぁ、受付ですか」
受付「そうなです。ほら人って死んだら精神体になってここにくるでしょう?」
男「はぁ、そうなんですか」
受付「えっ、知らないんですか?」
男(……)
受付「それでですね、精神体は朽ちることが無いので増えて行く一方なんですよ」
男「はぁ……」
受付「最初のうちはー、ぬるーく管理してたみたいなんですけど」
受付「最近になって上の方が管理しないと息苦しいとか言い出して……」
受付「それでこんなふうに、えっと下でいうなら戸籍?みたいに管理することになったんですよー」
男「へー」
受付「まぁ精神体権団体の方が自由権の侵害だどうたらこうたらでもめたんで」
受付「あなたで五人目の登録者なんですけどねー」
男(ちゃんと教育しろよ…初めてとはいえさ……)
受付「えっと、それじゃあ……次はですね」
受付「"生きてきた世界に未練がありますか"」
受付「みたいな質問が書かれた書類があるので」
受付「そちらの方記入をお願いします」ハイコレ
男「はい」
男「……」カリカリ
受付「……」
男「……」カリカリ
受付「……」ソロー
男「……」カリカリ
受付「……」シンケンナマナザシ
男「……」カリカ…
男「あの」
受付「はい?」
男「筆記具でタワー作らないでください」
受付「?」
受付「なんでですか?」
男「……」ァ?
受付「私の勝手です!ほっといてください!」
男「はぁ」
受付「あ、今のなんですか」
受付「今の完全にため息でしたよね!相槌でなく!」
男「……」
受付「溜息つきたいのはこっちですよ!」
受付「今日二人目の登録者で疲れている上に、あなたみたいな変なやつの相手しないといけないんですからね!」
男「……」ァー
受付「まったく、もう……」
男(けっこううざい人だ)
男「書き終わりました」
受付「ちょっと待ってくださいもうちょっとで新記録なんで」ソロー
男「……」
受付「……」シンケンナマナザシ
男「あの、この質問の書類はなんのために書かせたんですか?」
受付「あっ!」
受付「うー……崩れちゃったじゃないですか!急に話しかけてこないでくださいよ!もー!」
男「すみません」
受付「まったくもう!」プンスカ
受付「えーと!それで!なんでしたっけ!?」プンプン
男「どうしてこの質問の書類に答えさせられたのか……っていう」
受付「あぁ、それですか!もう!」
受付「まぁ簡単に言うとですね!」
受付「天国か煉獄か地獄のどれに行かせるか!というための判断に使われるんです!」プンプン
男「えっ?」
受付「むしろそれ意外に何があるっていうんですか!前科を聞くような書類で!」
男「た、確かに犯した罪だとか善行だとか聞いてばっかりだなって思ったけど……」
男「こういうものって自己申告なんですか?」
受付「そうですよ!当たり前でしょ!」
男「えー」
受付「何が問題なんですか!」
男「だってそれじゃあ嘘ついたら誰でも天国行きじゃないか!」
受付「嘘ついたら地獄行きに決まっているじゃないですか」
男「えっ」
受付「えっ?」
男「……わ、わかるの……?」
受付「わかりませんけど?」
男「えっ」
受付「えっ?」
男「わからないんですか?」
受付「逆にあなたはわかるんですか?」
男「わかりませんけど……」
受付「普通わからないでしょ?」
男「でもほら、地獄の閻魔様はなんかわかるような道具持ってるとか……」
受付「あー地獄のえんまさんですかー」
受付「あの人テロに巻き込まれて死んじゃったんですよね」
男「えっ」
受付「えっ?」
男「し、死んだんですか……?」
受付「え、はい、死にましたけど……」
男「死ぬんですか……?」
受付「逆にあなたは死なないんですか?」
男「……さっき精神体は死なないって」
受付「あっ」
受付「えーとそこらへんの話は込み入ってくるんですが……」
受付「私達は……ほら、どちらかというと天上人よりでしょう?」
男「そうなんですか……?」
受付「知らなかったんですか?」
男「……」
男「はい、知らなかったです……」
受付「そうですか…」
受付「えんまさんは私と同じ階級の天上人っぽい存在なんですけど」
男「えっ」
受付「えっ?」
男「閻魔大王と同じ階級なんですか……?」
受付「閻魔大王……?あーそれあの人の学生時代のあだ名ですねー懐かしいです、伝説でしたけど」
受付「あ、ちなみに私はヘンナヤツってよく言われてました」
受付「可愛いあだ名ですよねヘンナヤツ、
一体どんな意味なんでしょうか、あははははは」
受付「あ、えんまさんは私の先輩で、お父さんがたしか…昔地獄でえらい人だったんだっけ?体制変わる前の」
受付「それのせいで閻魔大王とかあだ名つけられてー、生徒会長もこなしてみんなに慕われてたみたいですけど──」
受付「テロで……死んじゃったんですよね……」
男(重いよ!)
受付「えんまさん……まさか精神体権団体の講義行動の対象にされて……」
受付「物理的に嬲り殺されるなんて…」
男「物理的に!?」
受付「えぇ、殺されて……いまじゃあ下界で小学校生活を楽しんでます……なんてむごい!」
男「あ、ころされたら転生するんだ」
受付「きっとスカートめくりの対象にされてます……ウウ……」
男「女の子なんだ……」
受付「でも、悲しんでばかりいられません!」
男「おお、そうだよ。代わりに君が頑張らないとね!」
受付「……あーでも、新しく地獄の受付を作るときについでだから他のも作ろうぜっていう軽いノリがあって、それも管理するきっかけになってからここ作られた風もあるんですよねー」
受付「そういう意味じゃあ私が働かないといけないのもえんまさん、いやえんまの野郎のせいなわけですか……」
受付「……なんで死んだんですか!えんまさん!」
男「良いセリフのように見えてそうでもない!?」
受付「まぁそんなわけでえんまさんとか私みたいな、えっとあの世の下請け?的な役割の人は死んだら下にもどってしまうんですよ」
男「へー」
受付「まー生後四ヶ月な私はそうやすやすと死にませんけどね!」
男「あ、やっぱり生まれたてなんだ」
受付「そうなんですよー、なのにもうこんな仕事に……」
受付「"やっぱり"?」
男(目敏い)
受付「なんですか、その薄々感づいてましたよ的な何かは!」
受付「なんですか、低学歴臭がでてましたか!?」
受付「学歴三ヶ月臭がでてましたか!?」」
受付「わたし結構気にしてるんですからね!」
男「ご、ごめんなさい……」
受付「うぅ、いいんです…本当の話ですから…低学歴ですから…」
男「が、学歴が全てじゃないから……。ほら君だってこんな立派な仕事につけてるわけだし」
受付「うぅ……でも結構めんどくさいんですよ……、昨日の初仕事は一人一人の処理が遅いって上におこられるし……」
男(またおこられそうだな……)
受付「なんか受付した人もシラーってかんじの目で見てくるし!」
男(そうだろうね……)
受付「あ、でも男さんはそういうことはあんまりなくて、私的には微妙にいい男判定がでてます」
男(ひどい事を言う)
受付「あ、さっきの質問の書類の判定がでました!」
男「え!それってさっきの地獄か天国かってやつ……?」
受付「はい、そうですよ。えっと男さんは……」
男「……」ドキドキ
男「……っ」ドキドキ
受付「……男さんあなた」
男「……っ!」ドキドキ
受付「嘘……つきました……?」
男「……」ダラダラ
受付「男さん?どうしてこっちを見ないんですか?」
男「……」ダラダラ
受付「ほら、男さん、あなたは──」
受付「天国行きですよ?」
男「えっ?」
受付「えっ?」
男「天国行きなんですか?」
受付「はい、そうですよ」
男「は、はぁ……で、でもさっき嘘ついたら地獄行きって!」
受付「は?嘘ついたんですか?」
男「……」
受付「こっちみてください男さん、嘘ついたんですか?」
男「て、天国行きなんだったら嘘ついてないんじゃないですか……?」
受付「いや、普通わかりませんよそんな事」
男「わ、わからないんだ……」
受付「……嘘ついて善行積んだとか言ったり罪隠したりしたんじゃないんですか?」
男「そんなうそはついてませんよ……」
受付「嘘はついたんですね?」
男「……」
受付「ついたんですね?」
男「……は、はい」
受付「ついたんですか……」
男「……は、はい……」
受付「嘘によっては判定が変わります。どの質問に嘘をついたのか申請しないといけません」
受付「どの質問に嘘をついたんですか?」
男「……ぅ」ダラダラ
受付「言ってください、男さん……。まだ上の方も寛大な措置が取れますから…」
受付「このまま、どれが嘘か隠したままだと問答無用で地獄行きですよ……」
受付「さぁ、どの質問ですか?番号でもいいので、教えてください」
男「……っ」ダラダラ
受付「男さん!」
男「……72」
受付「問072……"貴方は童貞ですか?"……」
受付「……」
受付「童貞ってなんですか?」
男「……えっ?」
受付「あ、なんですか!その"えっ?これぐらい知ってて当然じゃね?"みたいな"えっ?"は!」
受付「バカにしてるんですね!低学歴だからこんな事も知らないのかって!」
受付「ごめんなさいね!えーえどうせ学歴三ヶ月ですよ生後四ヶ月ですよ!」
男「せ、生後四ヶ月なら知らなくて当然だから……!」
受付「いいですよ!心配しなくてもうちのwindows98はなんでも知ってますから!」
受付「えっと……」
男「うわわわわ、調べてはいけない!純粋な君のままでいてくれ!」
受付「えっ?」ピタッ
男「ん?」
受付「ピュアで可愛い君のままでいてくれ……?」
受付「も、もう!なに変な事言ってるんですか男さん!この変態!」
男「お、おう。微妙に間違って伝わった気もしなくもないが冷静になってくれて嬉しいよ」
受付「ま、まぁ!そんな口の中が砂糖でじゃりじゃりになるような甘い言葉を吐く男さんだったら?天国行きもまぁ、納得の判定なのかな?えへ!」
男「そうかな、よかった……」
受付「もー男さんったら!かわいいだなんて言って生後四ヶ月の私を口説かないでくださいよー、もー」
男「生後四ヶ月ならどんな人でもかわいいって言われるけどね」
受付「また、かわいいってー。もう私を褒めてもなにもでませんよ!」
男「おお、そうだね君はかわいい!」
受付「えへへへへ、あ、飴食べます?パインあめですよ!」
男「おお、わりかし局地的に売られている美味しいあめじゃないか」
受付「穴あいてるのがいいですよねー」ペロペロ」
男「ところで仕事中にあめとかなめてもいいのかな」
受付「えっ?」
男「えっ?」
受付「だ、ダメなんですか……?」
男「いや、普通ダメなんじゃないか?受付って接客業的なところあるし」
受付「も、もしかしてばれたら上司におこられる的な!?」
男「普通は……」
受付「ま、またおこられるんですか!?今日も!?」
男「えっと、まぁ大丈夫なんじゃ……」
受付「せ、生後四ヶ月の私をきつく叱るとか……虐待じゃないですか!?」
男「お、おう……そうかもね……」
受付「しかも、あの人は仕事してないんですよ!?」
受付「面倒な事は私達したに任せて……」
受付「自分は地獄で加虐趣味に走っているっていうんですよ!」
男「実はそれも仕事なんじゃないの?」
受付「いっつもカリカリしてるのか顔真っ赤にしてさ!パンツ一丁で仕事場にくんな!しかも虎パン!趣味わるっ!」
男「やっぱり地獄での件は仕事なんじゃないの?」
受付「なんか『仕事出来るのか?』とかバカにしてさ、やな上司ってのはああいう人なんじゃないかな!」
受付「『無理はしちゃいけない、まだ経験も少ないから、少しずつ学んで行けばいいよ』って……」
受付「どうせ生後四ヶ月の低学歴ですよー!」
男「むっちゃいい人だ!」
受付「ふん!まったく!私の上司はまったくですよ本当!」
男「いい上司じゃないか」
受付「そうですかぁ?なんか、私に『君はまだ働くべきじゃない』だとか『もっと学校に通って欲しかった』だとか言ってくるんですよ?低学歴バカにしてるのか!って話ですよ」
男「生後四ヶ月で働くってやっぱりおかしいんだ!?スルーしてたよ!」
受付「ふん、まったくもー!ってうん?メッセージが……」
受付「あわわ!あの上司からです!」
男「なんて?」
受付「『ゆっくりでもいいから失敗しないよう真面目に頑張ってください』……」
男(いい上司ってか、保護者?)
受付「うぅ……どSなんだ……じわじわいたぶる気なんだ……」
男「なんでそうなるのかな……」
受付「ううぅ……きっと私が大天使の子供だから嫉んでるんだ……」
受付「大天使のコネ就職だから、疎ましく思ってるんだー!」
男「なに考えてるんだ!?大天使!」
受付「うぅ……赤鬼さん怖いよ……」
男「生後四ヶ月としてまっとうな意見だ…」
受付「……あ」
男「?」
受付「ごめんなさい男さん、問い72の質問は別に嘘ついても構わないそうなんです」
受付「だから男さんは天国行きですよ、よかったですね!」ニコッ
男「おぉ……なぜかわからないがすっかり忘れていたよ。ありがとう」
受付「はい、では天国へ入国後、居住地などが決まりましたらまたきてください」
男「またこないと行けないんだ……」
受付「はい、あ、でも私じゃないかもしれませんからね!」
男「お、おう……それは残念だな……」
受付「まぁ可愛い受付ちゃんに会えるかどうかは神のみぞ知る!ってことですね!」
男「そうだね君はかわいい!」
受付「えへへへ」
受付「はいそれでは素敵な死後ライフを!」
受付「あ、これマニュアルですからね?
私こんな変なこと言いませんから」
男「お、おう……」
受付「それではまた会いましょう!死因の変な男さん!」
男「うん。……正直僕の死因なんて消し飛ぶぐらいのインパクトだったけど……」
男「ある意味では「死んじゃったよ……」って落ち込む間もなく怒涛の死後処理で、明るくなれた……んじゃないかなきっと!」
受付「意味がわかりませんよ?」
男「褒めたんだよ!」
受付「そんなかわいいだなんて……えへへ」
男「ま、明るく楽しい死後ライフを過ごすことにするよ」
受付「はい!正直その謳い文句はどうかと思いますが、はい!」
男「それじゃあ、逝ってくるよ」
受付「逝ってらっしゃいませ!」
受付「はい、それじゃあ次の方どうぞー」
…………
………
…
男(ぐぅぅ……まさか大型トラックに撥ねられたあとに)
男(さらに乗用車に引かれるとは思っても見なかった……)
男(なんで生きてるんだろ……)
男(とにかく歩道に…)
母親「……ちゃん、いい天気ですねー」
男(って、うぉぉぉ!?ベビーカー!?)
母親「きゃっ!」
男「っ!(跳んで躱す──!)」
男「──あ」
男(下──何も──ない?)
男(あ──俺──死んだ──?)
受付「………」
受付(赤ん坊)「……バブ?」
おわり