安心院「正直めだかちゃんってあんまり可愛くないと思うんだ」
半纏「…………」
安心院「明らかに僕のほうが可愛いハズだろ?」
半纏「…………」
安心院「そんなめだかちゃんがヒロインなんてのが、この漫画が廃れていく原因だと僕は思うワケだ」
半纏「…………」
安心院「現にめだかちゃんにスポットライトが集中しだしてから元から高いとは言えない連載順位がとんでもないことになってるだろう?逆に悪平等(ぼく)にスポットライトが集中してたときは4位ぐらいまで登り詰めたこともあったろう?明らかに僕のほうが人気がある証拠さ、人気投票にはあまり反映されてないみたいだけどね」
半纏「…………」
安心院「まったく、善吉くんもとんだ幼なじみを持ったもんだぜ。絶対に僕がヒロインのほうが漫画としても人気が出るし僕らのカップリング好きな人そこそこ多いしそれに……」ブツブツ
半纏「…………」
――5分後――
安心院「オホン、僕としたことが取り乱したね。つまりだ、要約すればこういことだよ。『正ヒロインに、僕はなる!』」
半纏「…………」ススッ…
安心院「おいおい引かないでくれよ、これでも僕は真剣なんだぜ」
元スレ
安心院「めだかちゃんをヒロインの座から引きずり下ろす」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357118388/
安心院「というわけで、過去に行くスキルを作ってくれよ」
半纏「!?」
安心院「何しにいくのかって?もちろん過去の善吉くんに仕込みをするためさ」
半纏「…………」スススッ…
安心院「おいおいまたもや引かないでくれよ。別にいかがわしいことをしに行くワケじゃあないぜ。」
半纏「…………」
安心院「いいかい、ヒロインの座なんてのは大抵パターンが決まってるんだよ。幼なじみだったり転校生だったりね」
半纏「…………」
安心院「だが僕は善吉くんと幼なじみになるにはちょっと年を取りすぎてるしね、退行するスキル『終焉の起源(モンキーウォーク)』もあるけど僕は今の姿が一番気に入ってるから却下だ。そういうわけでどうしようかと考えながらジャンプを読んでいたらいい方法を思い付いたんだよ」
半纏「…………」
安心院「え?球磨川くんはどうするのかって?彼はもう小説版や番外編で楽しんでるし、人気も安泰だから今しばらくは何もする必要がないからいいんだよ。特にこの原作者の場合『漫画は終わっても球磨川の小説は続けます』なんて話は可能性として十分に有り得るしね」
半纏「…………」
安心院「ここまで言えばわかるだろ?さぁ早く作ってくれよ」
半纏「…………」
めだか「へっくしょい!」
善吉「どうしためだかちゃん風邪か!?」ダダッ!
めだか「近づかないでください」キリッ、スタスタ
善吉「」orz
めだか(済まぬ、善吉……済まぬ……)スタスタ
名瀬「…………まぁ、元気出せよ善ちゃん」ポン
善吉「ししょお……」グスン
名瀬「ほら、落ち込んでないで早く立てよ」ギュッ
めだか「!?」
善吉「あ、ハイ……ありがとうございます……」
名瀬「あーもホラ膝のとこ汚れてんじゃねーか。一応生徒会長なんだから見た目くらいピシッとしろピシッと」ポンポン
めだか「!?!?」
善吉「いや、一応ってなんですか一応って」
名瀬「前生徒会長の半分も仕事できてねーじゃねーか」
善吉「それ比較対象が明らかに間違ってますからね!?」
名瀬「んなこと知るか。今日もやることいっぱいあんだからさっさと生徒会室に行くぞ」ズルズル
善吉「あ、ちょ!ひきずらないで!?」ズリズリ
瞳「名瀬ちゃんマジ役得」
古賀「名瀬ちゃん……」
めだか「おのれおのれおのれおのれおのれ姉上め……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
平戸古賀「ひいいぃっ!?」
安心院「お、できたみたいだね」
半纏「…………」
安心院「どれどれ……『目一杯(スキルフル)』で確認してみるに……」
半纏「…………」
安心院「……なるほどね。さすがに同じ時系列に僕が二人いると色々とまずいから、今の自分の意識を過去の自分に飛ばすスキル、か」
半纏「…………」
安心院「ん?過去に行くなんてめんどくさいことしなくたって『思い違い(パストプロミス)』で記憶を捏造できるだろうって?お前……頭おかしいんじゃねーの?」
半纏「…………」
安心院「……まぁいいさ、君にはわからないだろうからね。それじゃ過去に行ってくるぜ」
半纏「…………」ノシ
安心院「過去の自分に意識を飛ばすスキル『時間溯行許可(パストラベル)』」キュウウウウウン……!
※このスキルは>>1のオリジナルです。「語呂が悪い」「厨二乙」等の罵倒は心が折れてしまうかもなのでお控えください。
いや、ホントに厨二じゃないんです……ただ安心院さんとくじらちゃんが好きなだけなんです……
――過去、善吉とめだかが出会う日より少し前――
安心院(過去)「ん?なにかなこの変な感じは」
安心院『やぁ、この時代の僕。未来の僕がお邪魔するぜ』
安心院(過去)「へぇ、面白いスキルだね。でもわざわざ過去に意識を送らなくてももっと要領のいい方法がいくらでもあるだろうに」
安心院『そのときになれば僕にもわかるさ』
安心院(過去)「まぁそうだろうね」
安心院『ところでこの時代でちょっとやることがあるから、僕は眠っててくれないかな』
安心院(過去)「僕がわざわざ過去にきてまでやることってのは興味深いね」
安心院『やったことの記憶は残しておくからさ、しばらく僕の身体を貸してくれよ』
安心院(過去)「……僕の頼みとなっちゃ仕方ないな」
安心院『ご協力感謝するぜ、僕』
安心院(過去)「想作の翼『(クオリアクオリティ)』」
安心院(過去)「う~ん……」パタリ
安心院(過去)「…………」
安心院(未来)「…………」パチッ…
安心院(未来)「さて、身体も手に入れたことだし、この時代の善吉くんに会いに行こうか」
安心院(未来)「たしか病院の託児所だったかな?」
安心院(未来)「『腑罪証明(アリバイブロック)』」シュン
※以下、『安心院(未来)』は『安心院』となります
――箱庭病院前――
安心院「とーうちゃく」フワッ
安心院「そして『情報操査(シークレットリサーチ)』重ねて『心証膨大(モストインパクト)』」キィィン……!
安心院「僕が怪我で入院している患者だという情報をこの病院全体に拡大する」
安心院「これで堂々と病院の中を歩き回れるぜ」
安心院「じゃ、いこーか」
安心院「えっと……託児所はこっちか」テクテク
安心院「お、みぃーつけた♪」
ガチャ
ショタ吉「?」
安心院「…………」
バタン
ショタ吉「??」
――ドアの外――
安心院「よ、よし。落ち着け僕。まずは深呼吸だ」スゥー、ハァー、スゥー、ハァー
安心院「ふぅ~~………」
安心院「…………」
安心院「なんだよアレ可愛過ぎるだろ!?ぶっちゃけ作中でもトップクラスじゃねーか!予想以上の可愛さに僕は第七の術じゃない新しい熱い何かに目覚めかけたぜ!?ヤバい善吉くんマジ可愛いギュッてしたい頬擦りしたいナデナデしたいぺろぺ……」
――5分後――
安心院「よ、よし、今度こそ落ち着け僕。『心神操失(エブリシングロスト)』」キィィン…!
安心院「ふぅ……。やっと落ち着けたぜ……」
安心院「よし。今度こそ……」
ガチャ
ショタ吉「?」
安心院「あれ?僕の病室はここじゃなかったっけ?」
ショタ吉「ちがうよ、ここはおねーちゃんのお部屋じゃないよ」
安心院(おねーちゃん……!)ジーン……
ショタ吉「おねーちゃんもしかして迷子なの?」
安心院「う、うん。そうみたいだね。君、名前はなんていうんだい?」
ショタ吉「ぼく?ぼくはひとよしぜんきちー!おねーちゃんはー?」
安心院「僕は安心院なじみさ、善吉くん。僕のことは親しみを込めて安心院さんと……」
ショタ吉「なじみおねーちゃんだね!」
安心院「」ズキューーーン!
安心院「と、ところで善吉くん」
ショタ吉「なに?なじみおねーちゃん」
安心院「はうっ!」ガクッ
ショタ吉「ど、どうしたの!?だいじょうぶ!?」
安心院「あ、あぁ……大丈夫、何でもないさ」
安心院(駄目だ……破壊力がありすぎる……!)
安心院(『心神操失(エブリシングロスト)』の効果を『心証膨大(モストインパクト)』で更に拡大!なんとか精神の安定を……!)
安心院「ふぅ……。悪いね、心配させて」
ショタ吉「ほんとにだいじょうぶなの?」
安心院「あぁ、この通り怪我以外は何もないさ」
※安心院さんは『怪我で入院している』という設定なので、周りの人には彼女が怪我をしているように見せています。
安心院「それでだ善吉くん。君はお母さんが迎えにくるまではいつもここで一人なのかい?」
ショタ吉「?なんでなじみおねーちゃんはぼくのおかあさんのこと知ってるの?」
安心院「この病院にいれば人吉先生ぐらいわかるさ。それに人吉って名字はあんまり聞かないからね」
ショタ吉「ふぅーん」
安心院「で、君は人吉先生が迎えにくるまではいつもここで一人なのかい?」
ショタ吉「うん!」
安心院「一人でさみしくないのかい?」
ショタ吉「さみしい……けど、おかあさんはおしごとだからしかたないよ……」
安心院(やっぱりか……)
安心院「僕でよければ遊び相手になろうか?」
ショタ吉「ほんと!?」パァァ
安心院「あぁ、構わないよ。というか最初からそれが目ゲフンゲフン」
ショタ吉「?」
安心院(あっぶねー、やっちまうとこだったぜ)
安心院「い、いや、何でもないさ」
ショタ吉「ほんとにぼくとあそんでくれるの?」キラキラ
安心院(落ち着け……暴走するなよ僕……大人の余裕を保て……!)
安心院「あぁ、ホントだよ。さぁ、善吉くん何がしたい?」
ショタ吉「えっとねー、ご本読んで!」つ桃太郎
安心院「どれどれ読んであげるから貸してごらん」ウケトリ
ショタ吉「すわってすわって!はやくすわって!」ピョンピョン
安心院(ぴょんぴょん跳ねる善吉くん可愛い)
安心院「わかったからそう急かさないでくれよ」ストッ
ショタ吉「んっ」ポサッ
安心院「!?」ギュッ
安心院(ありのまま今起こったことを話すぜ、僕が脚を伸ばして座ったと思ったらいつの間にか善吉くんが僕の膝の上に座っていた。そして僕は彼を後ろから抱きしめていた)
ショタ吉「わっ!?ちょ、なじみおねーちゃん!?」
安心院(僕も何が起こったのか一瞬わからなかった……頭がおかしくなりそうだった……可愛さとか愛らしさとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……)
安心院「おっとごめんよ。つい反射的に抱きしめちゃったぜ」
ショタ吉「びっくりした……」
安心院「ごめんね。痛かった?」
ショタ吉「ううんぜんぜん。だけど……」
安心院「だけど?」
ショタ吉「おかあさんよりやわらかかった!」ニコッ
安心院「」ズキューーン!
安心院(善吉くんが可愛すぎて軽く死ねる)
安心院「そ、そうかい。僕としては喜んでくれて嬉しい限りだよ」ドキドキ
ショタ吉「でもやっぱりおかあさんのほうがいいや」
安心院「ですよねー」ガクッ
――――安心院「悪いがここからしばらくの内容を割愛させてもらうぜ」
――――安心院「なぁに、お前らが期待してるような展開はなかったから安心しなよ。安心院さんだけに」
――――安心院「ただ本を読み聞かせたり、一緒に歌を歌ったり、積み木で遊んだりしただけさ。不健全なお医者さんごっことかはなかったぜ」
――というわけで、しばらくして――
瞳「あぁ、もうこんな時間!早く善吉くんを迎えに行かないと!」
瞳「……仕事のせいとはいえ、大事な一人息子を小さい頃からひとりぼっちにさせてる私って、母親としてどうなのかしらね……」スタスタ
瞳「小さい頃親の愛を受けてない子はグレやすいっていうし……あの子が将来グレたりしないか心配ね……。もしそうなっちゃったら私のせいだわ……」スタスタ
瞳「ううん、弱気になっちゃダメよ!」パチン!
瞳「昼に構ってあげられない分、夜にしっかり構ってあげないと!」スタスタ
瞳「私はあの子のお母さんなんだから!」スタスタ
ガチャ
瞳「善吉くーん!帰るよー!」
安心院ショタ吉「「てーをーたーたーきーまーしょー♪ぱんぱんぱんぱん♪ぱんぱんぱん♪」」パチパチパチパチパチパチパチ
瞳「」
安心院ショタ吉「「あーしーぶーみぃーしぃーまーしょー♪」」
バタン
瞳「よし、落ち着いて私。ま、まずは深呼吸よ」ヒッ、ヒッ、フゥー、ヒッ、ヒッ、フゥー
瞳「…………」
瞳「って、これはラマーズ呼吸法だった!」
瞳「それと善吉くんと一緒にいたあの子誰!?この病院の入院患者みたいだけど!!しかも思いっきり保育園のノリよねアレ!?」
瞳「悪い人ではなさそうだけど、私の善吉くんに変なこと吹き込んでたらタダじゃおかないんだから!」
瞳「突入!」
ガチャ
安心院ショタ吉「「あーあーおーもーしーろーい♪」」
安心院「よくできたね」ナデナデ
ショタ吉「あはっ、くすぐったいよぉ」
瞳「善吉くん!帰るよ!」
ショタ吉「あ!おかあさん!」ダッ
安心院「あっ……」
ショタ吉「おかあさーん!」ダキッ
瞳「ごめんね、寂しかった?」
ショタ吉「ううん!なじみおねーちゃんがあそんでくれたからさみしくなかった!」
瞳「そうなんだー。良かったねー」
ショタ吉「うん!」
瞳「すみません、うちの子が迷惑をかけたみたいで」
安心院「いえいえ、どうせ僕も暇ですし」
瞳「ところであなたは?」
安心院「安心院なじみといいます。僕のことは親しみを込めて安心院さんと呼んでください」
瞳「は、はぁ……。それで安心院さん。あなたはどうして託児所(ここ)に?」
安心院「恥ずかしながら迷ってしまいましてね。それで間違って託児所(ここ)に来ちゃったんですよ」
安心院「そしたら善吉くんが一人でいたので」
ショタ吉「いっしょにあそんでくれたんだ!」
安心院「……というワケです」
瞳「そうだったんですか。ありがとうございます」
※この時代にはロリコンやショタコンなどという言葉がまだマイナーな時代なので、ただの子供好きのいい人で済まされます。故に瞳さんは安心院さんをショタコンだと思わないのです。
安心院「いえいえ大したことないですよ。それじゃ僕はこれで」
ショタ吉「なじみおねーちゃんまたねー!」
安心院「うん、バイバイ」ナデナデ
ショタ吉「うひゃっ!」ワシャワシャ
瞳「……あの、もしよかったら、明日もこの子と遊んでやってくれませんか?」
安心院「え?」ピタッ
ショタ吉「?」
瞳「この子、私が仕事の間ずっと一人でここに居るんです。私といるときはさみしい素振りなんて一切見せないんですけどきっと心の中では孤独にうち震えていてもしこの調子だと幼稚園に入っても友達が全然……」ブツブツ
――5分後――
瞳「……でもあなたには随分懐いてるみたいなんで、もしあなたさえよければ明日から私が仕事の間この子と遊んでやってくれませんか?この子のためにも遊び相手が必要だと思うんですよ!」
安心院「……うん、そうですね!」
瞳「ありがとうございますー!」
ショタ吉「うん!そうだねー!」キャッキャッ
――その日の夜、病室――
安心院「いやぁ、驚いたな。まさかこんなに早く話が進むとはね」
安心院「過保護な母親ってのは予想以上に想像以上だぜ」
安心院「でも現代なら絶対ショタコン扱いで通報だよな」
安心院「つくづく善吉くんがこの時代に生まれてきてくれたことに感謝だぜ」
安心院「さて、明日まで暇だし寝るか」
※安心院さんはスキルの効果で自分に個室をあてがってます。
――翌日――
瞳「えっと安心院さんの病室は……」テクテク
ショタ吉「♪」テクテク
瞳「ここね」コンコン
シーン
瞳「?安心院さーん?」コンコン
シーン
瞳「入りますよー?」ガチャ
安心院「すぅ……すぅ……」
瞳「あらら、まだ寝てたの」
ショタ吉「おきて、おきて!」ペチペチ
瞳「ちょっ!善吉くん!」
安心院「んっ……んん…………やぁ、おはよう善吉くん」
ショタ吉「おはようなじみおねーちゃん!」
安心院(僕としたことが久しぶりの睡眠で随分長く寝ちまってたぜ)
瞳「あの、それじゃこの子をお願いします。あとこれ朝食です」ガタッ
安心院「あ、どうも。善吉くんは僕が責任をもって面倒を見ますから安心してくださいよ、安心院さんだけに」
ショタ吉「うん、そうだねー!」
瞳「は、はぁ……。それじゃ私は仕事があるんでこれで」
安心院「ホラ善吉くん。お母さんにまたねは?」
ショタ吉「おかあさん、またねー!」フリフリ
瞳「うん、またね」フリフリ
バタン
安心院「さて、朝食を頂くとするかね」
ショタ吉「うん、そうだね!」
安心院「へぇ、この病院じゃ朝からデザートにメロンが出たりするのか。キャッチ・マイ・ハート♪なんちゃってね」
ショタ吉「…………」キラキラ
安心院「………………」
ショタ吉「…………」キラキラ
安心院「……善吉くん、僕もうお腹いっぱいだから、メロン食べてくれるかい?」
ショタ吉「うん!」パァァ…!
安心院「」ズキューーーン!
安心院(キャッチ・マイ・ハート)
安心院「どうだい善吉くん、今日はちょっと外に出てみないかい?」
ショタ吉「うん!そうだね!」
安心院「……随分と気に入ったみたいだね。そのセリフ」
ショタ吉「うん!そうだよ!」
安心院「……まぁいいさ、じゃあ行こうか」
――外、病院の中庭――
安心院「へぇ、なかなか広いじゃんか」テツナギ
ショタ吉「うん!そうだね!」テツナギ
安心院「ホラ、善吉くん。アゲハチョウだぜ」
ショタ吉「でびるかっこいいー!」
安心院「」
安心院「ぜ、善吉くん。そのデビルなんたらって言うのは止めたほうが良いぜ」
ショタ吉「?なんで?」
安心院「善吉くんが大きくなったときに恥ずかしくてたまらなくなるからだよ。ね?そう思うだろう?」
ショタ吉「うん!そうだね!」
安心院「じゃあもうデビルなんて言わないって僕と約束だ。ゆーびきーりげーんまん♪(我ながらナイス誘導だぜ)」ユビキリ
ショタ吉「うーそつーいたらはーりせんぼんのーます♪ゆーびきった!」パッ
安心院「よし。約束だね」
ショタ吉「うん!そうだね!」
安心院「お、ホラ、アレはヤンマだよ。結構大きいね」
ショタ吉「さたんかっこいいー!」
安心院「サタンも止めようか」ユビキリ
――しばらくして――
安心院「案外日向ぼっこってのもいいもんだね」
ショタ吉「うん……そうだね……」ウトウト
安心院「おや、善吉くん眠たいのかい?」
ショタ吉「うん……」ウトウト
安心院(これは……チャンス!)
安心院「ホラ、こっちおいで、僕が病室まで抱っこしてあげるよ///」
ショタ吉「うん……」ノソノソ、ギュッ
安心院「///」ヨシヨシ
ショタ吉「すぅ……すぅ……」
安心院(これだよ……!こういうイベントを積み重ねて善吉くんに僕の存在を刷り込んで未来を変えるのが僕の目的!善吉くんは永遠のおねーちゃんである僕と幸せに、どうせ球磨川君は喜界島さんと、めだかちゃんは阿久根君と幸せになるさ!)
安心院「さて、起こさないようにゆっくり戻るかな……」
ショタ吉「すぅ……なじみおねーちゃん……すぅ……」
安心院(寝言!ついに寝言に出るまで僕の存在が大きく!あぁ善吉くん可愛いよぉぉぉぉぉおおお///!)ズキューーーン!
<チョットロイヤルチャン!アナタマダケガガナオッテナイデショ!
<ミエル!ミエルゾ!ワガシンガンニミエヌモノナシ!
<オカシナコトイッテナイデモドッテキナサイ!ロイヤルチャン!
<ナニガオカシイ!
――――そんな感じの毎日を、僕らは数日間過ごした。
――――だけど、忘れちゃいけないことがあってね。
――――『僕』はあくまで『余所者』で、安心院なじみっていう宿を借りてるに過ぎない存在だってことさ。
――――そう、『僕』は
――――いつまでも此処には居られない存在なんだ――――。
分岐ルートA
お前……頭おかしいんじゃねーの……?
CHAPTER1.大家さんが目覚めた夜
安心院「ふふふふふ、今日も善吉くんをたっぷり堪能したしそろそろ寝ようかな。早く明日が来るように」
――――『随分とお楽しみのようだね、僕』
安心院「おいおい僕、僕が表に出ている間は眠ってくれてるんじゃなかったのかい」
――――『僕がこの時代にやってきてから5日以上経ってるから僕としては随分長く眠ったつもりなんだがね』
安心院「へぇ、もうそんなに経ってたのか。時間ってのは残酷だぜ」
――――『まったく僕もそう思うよ』
安心院「ところで話かけてきたってことは何か用があるんだろう?何の用だい?」
――――『あぁ、そうだった――』
――――『――そろそろ僕の身体を僕に返せよ変態』
安心院「おいおい変態ってのはさすがにないだろう」
――――『どこがだよ。実際あの子に対する僕の反応、もう母性とかそういうレベルは軽く超えてたぜ。しかもスキル使って感情を抑えながら接してる時点でアウトだろ』
安心院「……まいったね、さすがは僕だ。返す言葉が見つからないよ。うん、そうだね。僕はあの子、人吉善吉くんに絶賛恋してるよ」
――――『いや、開きなおってんじゃねーよ変態院さんよ』
安心院「……さすがに、そのネーミングセンスはいただけないぜ」
――――『まぁ、気にするなよ。それでだ、どうしてこの僕があんな子供相手に恋したんだい?』
安心院「詳しいことを言ったら未来が変わりそうだからぼやかすけど、僕は大きくなったあの子に恋したんだよ」
――――『へぇ、それで刷り込みに来て、幼い姿のあの子にご執心ってワケか』
安心院「あぁ」
――――『へぇー……』
――――『んなくだらねーことのためにわざわざ過去にやって来てんじゃねーよ』
安心院「…………」
――――『わかってるとは思うけど、この身体は僕の物だ。今は僕が僕に席を譲ってるから僕が表に出ているだけで――』
安心院(過去)「――実際その席を奪うことなんざワケねーんだよ」
――――安心院『…………明日には帰るよ。だから……明日、善吉くんと別れるまでは待っててくれないかな?』
安心院(過去)「……まぁ、僕の頼みだし、僕は心が広いからね――」
――――『――もう少しだけ待ってやるよ。』
安心院「感謝するよ……僕」
――――『じゃあな』
安心院「…………」
安心院「明日が最後、か……」
CHAPTER2.別れの時
――翌日、昼――
ショタ吉「ねぇなじみおねーちゃん、どうしたの?」アンシンインサンノヒザノウエ
安心院「ん?何がだい?」ニコニコ
ショタ吉「なんだかさびしそうだよ?」
安心院「………」
ショタ吉「どうしたの?」
安心院「あはっ、かなわないなぁ善吉くんには」
ショタ吉「?」
安心院「善吉くん、実はね、僕」
ショタ吉「うん」
安心院「今日で君とお別れなんだよ」
ショタ吉「なんで?」
安心院「僕ね、本当は今日で退院なんだ」
ショタ吉「たいいん?」
安心院「この病院からいなくなるってことさ」
ショタ吉「やだやだ!ぼくなじみおねーちゃんともっとあそびたいー!」ギュッ
安心院「っ」ズキッ
ショタ吉「ね?たいいんなんてしないよね?ね?」
安心院「……ごめんね、善吉くん。もう決まったことなんだ」
ショタ吉「やだやだー!」ギュウウウ
安心院「……僕だって、ホントはイヤだよ」ギュッ……
ショタ吉「だったらぼくおかあさんがおしごとのあいだはなじみおねーちゃんのおうちにいるー!」
安心院「……ごめんね、それも無理なんだ。僕は退院したあと、遠い所に行かなきゃいけないんだよ」
ショタ吉「やぁだぁやぁだぁーー!」ギュウウ
安心院「ごめんね……」ナデナデ
ショタ吉「うぅ、ぐすっ……」ポロポロ
安心院「……でもさ、僕らずっとお別れってワケじゃあないんだぜ」
ショタ吉「……じゃあ、いつになったらまたあえるの?」ウルウル
安心院「……善吉くんが中学生になったときくらい、かな?」
ショタ吉「やぁだぁやぁだぁまてないぃー!」
安心院「困ったなぁ……」
安心院「……そうだ、善吉くん。ちょっと目を瞑ってくれるかい?」
ショタ吉「?こう?」ギュー
安心院「そうそうそのままじっとして」
ショタ吉「んっ」ピタッ
安心院「…………」スッ
チュッ
ショタ吉「!?」パチッ
安心院「今のはただのでこちゅーじゃないぜ、僕の特別なおまじないさ」
ショタ吉「おまじない?///」
安心院「うん、そうだよ」
安心院「君がつらいとき、苦しいときに、僕が夢の中に現れるっていう、とっておきのね」
安心院「これで君の心の中には、確かに僕が居るハズだよ」
安心院「だから、また会う日までは夢の中だけで我慢してくれないかな?」
ショタ吉「じ、じゃあ、がまんするかわりに」
安心院「ん?」
ショタ吉「こんどあったら、ずうっとずっと、ぼくとあそんでくれる?」
安心院「おいおいまさかのプロポーズかい?///」
ショタ吉「?ぷろぽおず?」
安心院「結婚の申し込みってことだよ」
ショタ吉「ちがうよ、ぼくはおかあさんとけっこんするんだもん」
安心院「……まぁこの歳の子供としてはそういうのが多いよな」
ショタ吉「でも」
安心院「?」
ショタ吉「なじみおねーちゃんとならけっこんしてあげてもいいよ!」
安心院「」ズキューーン!
安心院「そ、それは本気かい?///」
ショタ吉「うん、そうだよ!」
安心院「よし、じゃあ約束しようか」ユビキリ
ショタ吉「うん、そうだね!」ユビキリ
安心院ショタ吉「「ゆーびきーりげーんまん、ウソつーいたらはーりせんぼんのーます、ゆーびきった!」」
安心院「約束だぜ」ナデナデ
ショタ吉「うん、そうだね!」ワシャワシャ
――そして、しばらくして――
瞳「善吉くん、帰るよ」
安心院「お、もうお別れの時間か」
ショタ吉「……うん、そうだね」
瞳「……こんなこと言うべきじゃないかも知れないけど、安心院さん。退院おめでとう」
安心院「とりあえずありがとうとは言っておきますよ。僕としてはもっと入院していたかったですけどね」
ショタ吉「…………ぐすっ」ウルウル
安心院「泣くなよ善吉くん。男の子だろ?」
ショタ吉「うん……そう……だね」ゴシゴシ
安心院「それに……」スッ
ショタ吉「?」
安心院「君の心(ここ)にはちゃんと僕が居るハズだよ」トントン
ショタ吉「……うん、そうだね!」
――――そして、安心院なじみは現代に帰った。
――――ちなみに余談だがその数日後――
ロリめだか「で、では善吉!私と……結婚してくれ!」
ショタ吉「えぇー、(おかあさんかなじみおねーちゃんとけっこんするやくそくしちゃったから)むりだよう」
ロリめだか「」 (ill゚д゚)
――現代――
安心院「ふぅ、ただいま」
半纏「…………」
安心院「フム、やっぱりこっちでも一週間ぐらい経ってるワケか」
半纏「…………」
安心院「それじゃあ善吉くんに会いに行こうか」
半纏「…………」
安心院「『腑罪証明(アリバイブロック)』」シュン
――一組――
不知火「ホム!ホムホムホムホム!」グチュグチュグチュグチュガッガッガッガッ!
メロン「」ピラピラッ……
善吉「相変わらずとんでもねぇ食べっぷりだなお前」
不知火「あひゃひゃ!欲しいかい?あげないよ!」パクパクモグモグムシャムシャ
善吉「イヤ、別にいらねぇよ……」
安心院「へぇ、結構美味しそうじゃないか」シュン
不知火「!」
善吉「うおっ!?」
安心院「やぁ、しばらくぶりだね善吉くん」
善吉「な、なじみちゃん!」
安心院(きたぁぁぁぁぁあああ!!!)
善吉「一週間ぐらい何処行ってたんだよ!?」
安心院「なぁに、ちょっと用事があってさ。半袖ちゃんも久しぶりだね」
不知火「…………」
安心院「?半袖ちゃん?」
不知火「あひゃひゃ!久しぶりですねなじみ姉さん!さぁこんな食べ物でよければ どうぞ召し上がってくださいよ!あひゃひゃ!」サシダシ
安心院「」
安心院「……おいおい待ってくれよ半袖ちゃん。僕は君の姉になった覚えはないぜ」
不知火「あひゃひゃ!なに言ってんですかー!人吉の姉も同然のあなたは必然的にあたしの姉も同然じゃないですかー!」
安心院「」
江迎「人吉くーん、今日取りかかる案件の話だけど……って、お姉様!?」
善吉「あ、江迎」
江迎「なじみお姉様!一週間以上一体何処に行ってたんですか!?私はお姉様のことが心配で心配で夜もマトモに眠れな(以下60行程略)」ズズイジュクジュク
安心院「」
善吉「ちょ、江迎!手!手!スキル発動しちゃってるから!!」
安心院(頭が痛い……)
善吉「なじ姉も呆けてんなよ!」
安心院(……どうやら僕は善吉くん大好きっ娘達の善吉くん攻略への第一歩と見られてるみたいだね)
安心院「オーケーオーケー、僕を心配してくれたのは十分わかったから怒江ちゃん、まずは手を放そうか」ジュクジュク
江迎「はっ!やだ私ったらなんてことを!」
不知火「あひゃひゃ!お姉様に対する態度がそんなんじゃあ、あんたは人吉とはずぅぇっ、たいに!付き合えないね!」
江迎「は?何言ってるのこの子明らかに私の方が人吉くんにふさわしいのに何ふざけたこと言ってるの?あ、そっかその見た目じゃ法律的にアウトだし女の子としての魅力も貧相だから魅力あふれる私に嫉妬してるのね見苦しい子供風情が。あぁなんて可哀想なのかしら恨むなら人吉くんにふさわしい私じゃなくてふさわしくなかったあなた自身を(以下略)」
不知火「……あ"!?」ゴゴゴゴ
善吉「……なんかヤベェ……!助けてなじ姉もん!」
安心院「……善吉くん、ちょっと二人きりで話そうか、『腑罪証明(アリバイブロック)』」シュン
善吉「助か」シュン
江迎「あ」
不知火「あ」
半纏「…………」オイテイカレタ
――生徒会室――
シュン
安心院「ここなら誰もいな……」
名瀬「おわっ!?善ちゃん!?それに義姉ちゃんまで!?てか義姉ちゃんいままで一体何処に」
善吉「あ、師匠」
安心院「ダメか」シュン
名瀬「ちょ、二人とも待てよ!」
――化学室――
安心院「ここなら誰も……」シュン
与次郎「間近でマジカルワンダーツギはわわぁぁぁ!?あああなたは安心院さん改め前世から現代にかけての私の義姉さん!やっと巡り逢えたのね!いままで一体何処に」
善吉「あ、与次郎」
安心院「ここもダメか」シュン
与次郎「ちょ、ワープの魔法はまだ習得してないのに!」
――中庭――
シュン
宗像「おや人吉くんに姉心院さ」
シュン
――ウェイトルーム――
シュン
鰐塚「こうですか阿久根殿!」ピシィィン!ピシィィン!
阿久根「んはぁっ!そう!そうだよ鰐塚さん!もっと強く激し」
シュン
――柔道場――
シュン
鍋島「ん?人吉くんに安心院さんやんこないな所に何しに」
シュン
――体育倉庫――
シュン
財部「ちょ、マズイですって球磨川せんぱい!こんなところで……」
球磨川「『大丈夫だよ財部ちゃん、ここなら誰もこな』」
シュン
――温泉――
シュン
平戸「微温いわ!」
シュン
――屋上――
シュン
安心院「……ここなら誰もいないみたいだね」
善吉「まず何ヵ所かツッコませろ!!」
安心院「なんだよ、特に気にするようなことはなかったハズだぜ?」
善吉「何もかもが等しくくだらなく見えるなじみちゃんは気にしなくても俺は気にするからな!?」
安心院「いいんだよ気にするなよ。ね?そうだろ?」
善吉「うん、そうだな!」
安心院「それでよし」
善吉「はっ!しまった!?ついうっかり!!」
安心院「それでだ善吉くん。久しぶりに昔話でもしようじゃないか」
善吉「……もういいや。んで、昔話?」
安心院「あぁ、僕らが初めて会ったときのこと、覚えてるかい?」
善吉「あぁ、病院の託児所で。なんかあの数日間だけは今でもくっきり思い出せるんだよなー」
安心院(当たり前さ、あのでこちゅーのときに記憶を焼き付けるスキル『念焼(メモリガード)』を使ったんだから)
安心院「あのときの最後の約束、覚えてるかい?」
善吉「そりゃあ……まぁな」
安心院(よしっ!キタ!)
安心院(これだよ!今回のアプローチ方面は!過去の約束ってのは主人公の王道!そしてほとんどの場合約束をする相手は正ヒロイン!ニセコイを読んでて思い付いたこの方法に死角はない!)
安心院「なら話は早いかな。今こそ約束を果たそうぜ」
善吉「?」
安心院「善吉くん」
安心院「僕と、結婚しようよ」ニコッ
善吉「…………」
安心院「…………」ドキドキ
善吉「…………」
安心院「…………」ドキドキ
善吉「……なじみちゃん」
安心院「は、はいっ!」ドキッ!
善吉「……えっと、あの約束ってマジだったのか?」
安心院「は?」
善吉「いや……アレって、母親や姉妹と結婚の約束をするみたいなノリの、冗談だろ?だってなじみちゃんってなんか俺の本当の姉みたいだし俺もたまになじ姉って呼んだりするし?」
安心院「お前……頭おかしいんじゃねーの……?」
善吉「え……いや、俺まだ2歳だったじゃん?だからその頃の約束に責任持てとか言われても……」
安心院「…………」
善吉「若気の至りというか幼気の至りみたいな……」
安心院「…………」
善吉「あ!誤解しないでくれよ!俺は別になじみちゃんが嫌いってワケじゃなくて寧ろ大好きだけどそれはあくまで家族としての好きであって……」アセアセ
安心院「…………もういいよ、善吉くん」
善吉「え?」
安心院「……もういいよ、下手な取り繕いは、かえって相手を傷つけかねないんだぜ」
善吉「…………」
安心院「…………」
善吉「…………」
安心院「…………」
善吉「…………」
安心院「…………」ジワッ
善吉「!?」
安心院「…………」ポロポロ
善吉「ちょ、なじみちゃん!?」
安心院「……ぜ」ポロポロ
善吉「ぜ?」
安心院「善吉くんのばかぁーーーーーーっ!!!」ウワーン!
善吉「っ!?ちょ、ごめん!謝るから!謝るから泣かないで!!」
安心院「なんだよ!謝りゃいいってモンじゃないだろ!!」ポロポロ
善吉「や、そうだけどとりあえずは泣き止ん……」
安心院「うるさい!僕の14年の想いを踏みにじってくれちゃってさぁ!!どうせ僕のことなんか今まで都合よく甘えられるドラえもんぐらいにしかに思ってなかったんだろ!?」ポロポロ
善吉「イヤ、そんなワケな……」
安心院「そうなんだろ!!」
善吉「うん!そうだな!」
安心院「ほらやっぱりぃぃぃ!」ウワーン!
善吉「……はっ!?違う違う!違うんだって!今のは昔からの口癖で!とりあえず話を聞いて!?」
<ナンダナンダ?
<オクジョウノホウカラダゾ
<ダレカガシツレンデモシタノカ?
<アノコエハ……オネエサマ?
ざわ……ざわ……
安心院「わあぁぁぁぁん!」ウワーン!
善吉「ちょ!お願いだから泣き止んで!なんか人集まってきたし!」
<ウワ、ナカシテンノセイトカイチョウジャン
<オンナナカストカサイテーダナ
善吉「な、このとおり!このとおり頼むから!」
安心院「うるさい!善吉くんが約束破ったのが悪いんだあああ!」ウワーン!
善吉「守るから!ちゃんと約束守るから!」
安心院「じゃあ僕と結婚してくれる……?」グスッ
善吉「するする!結婚でも何でもするから!ね?だからお願い!泣き止んで!」
安心院「わかればいいんだよ」スッ
善吉「え」
ムッチュー
善吉「んんん!?」
<ウオオオオオオ!
<ヒューヒュー!
<アツイゼコノヤロー!
<スミマセンカベナグリダイコウオネガイシマス。ハイ、タントウハカミムツロサンデ
安心院「ぷはっ」
善吉「ちょ!なじみちゃん!?公衆の面前でナニしてくれてんだよ!?///」
安心院「これだけギャラリーがいればもう言い訳できないよね。あ・な・た///」
善吉「」
安心院「もしかして……僕じゃ不満だった……?」ジワッ
善吉(ヤベェまた泣かれると困る!)
善吉「そんなことないから!俺はなじみちゃん大好きだから!!だから泣かないで!?」
安心院「ならよかった!」ニパー
善吉(あ、デビ……超可愛い)
ヒューヒュー!アツイネーセイトカイチョウ!ミトメナイワタシハコンナノミトメナイヒトヨシクンニフサワシイノハワタシ……
――――ちなみに、ギャラリーの外側の方では
めだか「…………」ドコォ!ドコォ!
めだか「……殴る壁が無くなってしまったか」パラパラ……
めだか「イヤ、そういえばまだ下があったな」
めだか「フンッ!」ドコォォォン!
――――こうして、箱庭学園校舎は二度目の工事を迎えることとなった。
エピローグ:それから
――5年後――
安心院「はい、あーん」
なじむ「あー」パクッ
安心院「はい、ごちそうさまー、は?」
なじむ「おいおーたまー!」ケプッ
善吉「よしよし、なじむはお利口さんだなー」ナデナデ
なじむ「うぃー!」キャッキャッ
安心院「…………なじみの方も撫でて欲しいなー」ジィー
善吉「うん、そうだな!」ナデナデ
安心院(ここまで、本当に大変だったなぁ……)
安心院(悪質な悪戯電話の数がものすごかったり、善くんが拉致監禁されかけたり、妊娠中でスキルがほとんど使えない中、めだかちゃん改め黒神・パティ・めだかちゃんと戦ったり……)
安心院(だけど、やっと掴めた。小さくてささやかだけど、僕にとっての何よりの幸せ)
善吉「?どうした、なじみちゃん?」
安心院「なんでもないよ、ただ幸せだなーってね。善くんもなじむくんもそう思うだろ?」
善吉「うん!そうだな!」
なじむ「うー!おーたたー!」
fin
>>88の続きから
――――そんな感じの毎日を、僕らは一週間程過ご した。
――――だけど、世の中にはどうしようもない運命ってモノもあってね。
――――そう、この世界で、この時代で
――――中心に立っている存在は、僕じゃない。
分岐ルートB
なんだよ……あの嘘つきめ……!
CHAPTER.1
避けられない出逢い
――託児所――
ガチャ
瞳「安心院さん、ちょっといいかしら」
安心院「ん?」
ショタ吉「あ、おかあさん!」
瞳「これから入院患者の身体検査があるから来てもらえる?」
安心院(……面倒だけど、まぁ仕方ないか)
安心院「はい、わかりました」
瞳「ごめんね、善吉くん。なじみお姉ちゃんちょっとお母さんと用事があるからしばらく一人でここに居てくれる?」
ショタ吉「え……」ジワッ…
瞳「大丈夫よ!すぐ終わるから!すぐ終わるから!ね?」
ショタ吉「……」ウルウル
瞳(あわわ、どうしたら……)アセアセ
安心院「大丈夫だよ、僕はすぐ戻ってくるから。善吉くんは一人でも待てる良い子だろ?」
ショタ吉「……うん、そうだね!」ゴシゴシ
瞳「!?」
瞳(この子……母親である私以上に善吉くんの扱いに長けている……!?)
瞳「……じゃ、善吉くんまたね」
安心院「またね」
ショタ吉「またねー!」ノシ
バタン
ショタ吉「…………」
ショタ吉「おへやのおもちゃであそんでよ」
――ドアの外――
梟「よし、人払いは完了。あとは……」
ロリめだか「…………」テクテク
梟「フヒヒ」
ロリめだか「…………」
ガチャ、バタン
梟「これでよしっと」スタスタ
――10分後――
ガチャ
安心院「善吉くん、お待たs……」
ロリめだか「そうか! ……で、では善吉!私と……結婚してくれ!」
ショタ吉「えぇー、むりだよう」
ロリめだか「」 (ill゚д゚)
安心院(なん……だと……!?)
ショタ吉「あ!なじみおねーちゃんおかえりー!」テテテ……ギュッ
安心院「はいはいただいま」ニコニコ
安心院(おいおい、冗談じゃねーぞ……まだこっちが約束もマトモに取り付けないうちに出てきやがって……人気もないクセに……!)キッ
ロリめだか「?」
ショタ吉「あのねー!このこすごいんだよー!」
安心院「へぇー、どんな風にだい?」ナデナデ
ショタ吉「このへやにあるパズルぜんぶすぐにできちゃったんだ!」
安心院「へぇ、それはすごいねぇ」ニコニコ
ロリめだか「こんなことなど大したことない。寧ろできて当然だぞ」
安心院(黙れよ、置物ヒロインの分際で)
ロリめだか(この女……何故か先程から私への視線が刺々しいが……何か気に障ることでもしてしまったのだろうか?)
ガチャ
真黒「見つけたよ、めだかちゃん」
ロリめだか「げっ!」
真黒「さあ、帰ろうか」ワキワキ
ロリめだか「えぇい!そのやらしい手つきで近付くのをやめい!」タジタジ
安心院「善吉くん見ちゃダメだぜ」メカクシ
ショタ吉「え?なんで?」メカクサレ
安心院「なんでもだよ。理由は大人になったらわかるさ」<フヒ、フヒヒヒヒ
ショタ吉「はやくおとなになりたいな」<ニゲルガカチ!ダッ!ガチャ!
安心院「僕はもう一度子供に戻ってみたいよ」<ニガサナイヨ、ハンケイ30mイナイ ニ ハイレバ ニオイデタンチ デキルンダカラ。ダッ!バタン!
ショタ吉「え?なんで?」
安心院「それも大人になればわかることだよ」パッ メカクシトッタ
安心院(真黒くんが変態シスコン軍曹でよかったぜ)
――――それからの数日、僕は運命というものに絶望した。
――――二人が出逢ってしまった以上、運命の歯車は元のように回り始めた。
――――善吉くんの中で、だんだんめだかちゃんが大きくなっているのが僕にも分かった。
――――そして、僕は所詮『訪問者』
――――いつまでも此処にはいられない。
――――つまり、僕は
――――時を越えても、めだかちゃんの主人公たる力に敗北したのだ。
――――なぜなら、僕が彼女に勝つためには、僕の存在を強く彼の中に刻むか
――――幼なじみである彼女よりも長い時間、彼と触れ合う必要があったのだから。
CHAPTER2.大家さんが目覚めた夜
安心院「…………そろそろ寝ようかな」
――――『随分と暗いじゃないか、僕』
安心院「……おいおい僕、僕が表に出ている間は眠ってくれてるんじゃなかったのかい?」
――――『僕がこの時代にやってきてから一週間以上経ってるから僕としては随分長く眠ったつもりなんだがね』
安心院「へぇ、もうそんなに経ってたのか。時間ってのは残酷だぜ」
――――『まったく僕もそう思うよ』
安心院「ところで話かけてきたってことは何か用があるんだろう?何の用だい?」
――――『あぁ、そうだった――』
――――『――そろそろ僕の身体を僕に返せよ変態』
安心院「うん、そうだね」
――――『駄々こねてんじゃねーよ変態院さ……ってあれ?』
安心院「?どうしたんだい?僕」
――――『いや、僕のことだからもうちょっと駄々こねるかとね……』
安心院「いいんだよ、もう。目的は達成できなかったしね」
――――『……あの子、善吉くんだったかな?それが目的かい?』
安心院「うん。未来を変えたかったんだけど、もういいんだ。僕の旅は徒労に終わった。それだけさ」
――――『…………』
安心院「もし僕がこれからもこんな感じの生活を続けてくれるなら、話は別だろうけど……」
――――『ねーよ』
安心院「だよね。というわけで僕は帰るよ。迷惑かけたね」
――――『まぁ、気にするなよ。僕の頼みなんだからこれぐらいはしてやらないとね』
安心院「そっか。じゃあ悪いけど、この後の情報操作も頼んでいいかな?――」
安心院「――僕が来てから僕と関わった人間から、僕の存在を消しといてくれ」
――――『……了解したよ』
安心院「済まないね。バイバイ、僕」
――――『ああ』
安心院(過去)「…………」
――――こうして、安心院なじみは未来に帰った。
CHAPTER.3
優しさとプライドとツンデレと
――現代――
半纏「…………」
安心院「…………」パチッ
半纏「…………」
安心院「…………ただいま」
半纏「…………」
安心院「いやぁ、全くの無駄足だったよ」
半纏「…………」
安心院「ちょっとめだかちゃんの主人公としての力を嘗めてたかな」
半纏「…………」
安心院「ははっ、やっぱり駄目だね。強くなりすぎるとどうしても慢心しちゃうね。ベジータしかり英雄王しかり。これじゃ僕も慢心院さんなんて呼ばれる日が来ちゃうかもなあ」
半纏「…………」
安心院「うん、まったくだ。本当に無駄足だったよ」
半纏「…………」
安心院「うん……ほんとうに……無駄、だった……」ポロポロ
半纏「…………」
安心院「……おっと、いけないいけない」ゴシゴシ
半纏「…………」
安心院「まぁ、運命の壁に阻まれて失恋しちゃったけどさ、生きてりゃそのうちまたいい人は見つかるよね」
半纏「…………」
安心院「うん、そうだね。これが最後ってワケじゃないんだし」
半纏「…………」
安心院「気持ちを切り替えて……」
Prrrrr!
安心院「?電話?僕ってば携帯電話持ってたっけ?」
半纏「…………」
from:善吉くん
安心院「人がふっ切ろうとしてるときに……。まぁいいや。とりあえず出てみようかな」
ピッ
安心院「もしもし」
善吉「あれ?反転院さんの方じゃない?てことはやっとスキルの点検終わったのか」
安心院(は?点検?)
善吉「早くウチに帰ってこいよ。お母さんも寂しがってんだからさ」
安心院「おいおい善吉くん、なんで僕が君の家に帰らなきゃなんだよ。新手のお誘いかい?」
善吉「は?お誘い?何言ってんだ?」
安心院「え?」
善吉「なじ姉はウチで暮らしてんだからウチに帰ってきて当然じゃねぇか」
安心院「はああぁぁぁぁぁぁああああ!?」
善吉「っ……!?どうした急に叫んで!?」
安心院「あ、いや、何でもないよ。ちょっとこっちの問題」
安心院(何でもあるよ!どういうことだってばよ!?どうして僕が人吉家に!?)
善吉「そ、そっか。じゃあ出来るだけ早く帰ってこいよ」
安心院「あ、あぁ」
善吉「じゃ」
ブツッ、プーッ、プーッ
安心院「……変わってないハズの未来が、変わってる……?」
半纏「…………」
安心院「OKOK、落ち着こう。まだ慌てるような時間じゃない」
半纏「…………」
安心院「とりあえずわかっているのは
1.未来が変わっていること
2.僕が人吉家で生活していること
3.善吉くんから『なじ姉』と呼ばれていること
4.スキルの点検を理由にしばらくの間家に帰ってないこと」
半纏「…………」
安心院「…………ここに至るまでの経緯が全然予想できない……」
半纏「…………」
安心院「……とりあえずは人吉家に帰るか『腑罪証明(アリバイブロック)』」シュン
――人吉家――
シュン
安心院「とうちゃーく、っと」
半纏「…………」
安心院「…………」
ガチャ
安心院「た、ただいま~……」ソロ~
「なじちゃん!」
安心院「おぉうっ!?」ビクッ
瞳「あなたが急に居なくなることはたまにあることだけど!お母さんに一本の連絡も無いってのはどういうつもり?」フンス!
安心院(なじちゃん!?ていうかお母さん!?何僕もうこの家の子なの!?それにロリが仁王立ちで睨んできても全然怖くない!)
善吉「まぁまぁ、お母さんそのへんで……」
瞳「なによ、善吉くんだってなじちゃんがいない間ずっとソワソワしてたじゃない。私つい学生時代にあったアニメの歌を歌いそうになっちゃったわよ」
善吉「その見た目だと知ってることに違和感ありまくりだから止めてくれホント」
瞳「……まぁこれ以上のお説教は後にして、とりあえずご飯よ」
善吉「ほっ……ほら、なじ姉も早く着替えてこいよ」
安心院「着替え?何処でだい?」
善吉「?自分の部屋でに決まってるじゃんか。変なこと言わないでくれよ」
安心院「あ、あぁごめん」
善吉「早くしてくれよ」
安心院「…………」
半纏「…………」
安心院(部屋あるのかよ)
安心院「えっと、僕の部屋はどこかな……?」
半纏「…………」
安心院「あった」
『なじみの部屋☆』
安心院「ホントに何があったんだよこの14年で」
――安心院さんの部屋――
安心院「とりあえず着替えるかな……もうパジャマでいいよね」
カサッ
安心院「ん?なんだこれ?手紙?」
『僕へ――――僕より』
安心院「……これって、この世界の僕からの置き手紙……?」
<ナジチャンマダー?
安心院「……後で読むかな。ごめーん!すぐ行く!」
――夕食後、再び安心院の部屋――
安心院「さて、この手紙を読もうかな」
カサッ
『僕へ
この手紙を読んでいるころ、僕はきっと予想外の展開にどういうことだってばよ状態だと思うんだ。
だから僕と同じように過去に飛ぶ前に、手紙を残しておくよ。
この14年の間に、何があったのかを記したこの手紙をね――
――14年前、安心院(未来)が帰った後――
※以下、『安心院(過去)』を『安心院』とします
安心院「やれやれ、僕も何がしたかったんだか」
安心院「ま、結局何もできなかったみたいだけどさ」
安心院「さて、さっさと情報操作してこの病院からでていくかな」
安心院「『情報操……』」
――――なじみおねーちゃん!
――――でびるかっこいいー!
――――うん、そうだね!
安心院「…………」
安心院「…………この僕が無駄骨とか、なんだか癪な話だよな」
安心院「うん、このまま引き下がったんじゃあ僕のプライドが赦さないよな」
安心院「しょうがねーな、僕のプライドを守るためにも僕がやろうとしたくだらねーことを最後までやってやるか」
――というわけで僕のプライドを守るために、僕は善吉くんとの交流を続けたんだ。
そしたらなんだかお母さん――おっと、瞳さんにいたく気に入られてね。
僕が一人暮らしだって(まぁ一人暮らしと言っていいのかどうかは微妙だけど)言ったらそのまま半ば強制的に養子にさせられたよ。
それからは瞳さんが仕事の間、僕が家で善吉くんの面倒を見て、善吉くんが小学生になったときからは家で家庭教師みたいなこともやったよ。
簡単に言えばドラえもんとお姉ちゃんを足したような感じかな?
で、中学からは僕も一緒に入学して
二人で中学時代を満喫して
球磨川くんとかいう変態ストーカーをボコボコにして
そのまま高校に入学して
二人で生徒会に入って(僕が入ることをめだかちゃんは快く思ってなかったみたいだけど)
また出てきた変態ストーカー球磨川くんをボコボコにして
めだかちゃんから生徒会長の座を奪って
今に至るわけさ
なんだかめだかちゃんは中学時代、僕の知らないところで色々やってたみたいだけど、まぁ、どっかの番外編ででもやってるさ。「めだかボックス」みたいなタイトルで。
あ、ちなみに目安箱はなんだか僕の手際のよさから「なじみボックス」って名前が着いてるぜ(笑)
さて、そろそろ僕も過去に飛ばないとね。未来が変わらないように。
ギャルゲーで言えば僕が過去に飛んで善吉くんと出逢って人吉家に養子入りすることがこの世界線に進むための選択肢らしいんだ。
つまり僕が再びこの世界に戻るためには、一度過去に戻る必要があるんだよ。
まぁ、この手紙を読んでいる僕は唯一14年の空白を持つ不幸な僕みたいだけどね(笑)
それじゃ、バイバイ、僕。幸せにな。
――僕より。
P.S.
実は1年程前に僕と善吉くんはやらかしてちゃったり///』
安心院「…………」
半纏「…………」
安心院「……おいおいマジかよ、『ねーよ』って言ってたじゃねーか……」
半纏「…………」
安心院「なんだよ……」
半纏「…………」
安心院「なんだよ……あの嘘つきめっ……!」ポロポロ
ガチャ
善吉「なじ姉、風呂空いたぜ~、ってえぇ!?なんで泣いてんだ!?」
安心院「イヤ……何でもないよ。ちょっと目にゴミがね……」ゴシゴシ
善吉「大丈夫か?」
安心院「うん、大丈夫。ところで善吉くん」
善吉「ん?」
安心院「今日は一緒に寝ないかい?」
善吉「え!?ちょ、お母さんいるのに何考えてんだよ!?聞こえたらどうすんだよ!?」
安心院(一緒に寝る=ヤるってことは決定事項なのかよ)
安心院「いや、やらしい意味は全く無いつもりだったんだけどな」
善吉「無理です。100%の確率で俺は獣化(ビーストアウト)します」
安心院「……まぁ、そうなっても仕方ないんじゃないかな?僕は別に構わないぜ」
善吉「……それ、誘ってんのか?」
安心院「さあね」
――その夜――
<グヘヘー!
<ヤーン ☆
※割愛させていただきます。
エピローグ:それから
――5年後――
安心院「はい、あーん」
なじむ「あー」パクッ
安心院「はい、ごちそうさまー、は?」
なじむ「おいおーたまー!」ケプッ
善吉「よしよし、なじむはお利口さんだなー」ナデナデ
なじむ「うぃー!」キャッキャッ
安心院「…………なじみの方も撫でて欲しいなー」ジィー
善吉「うん、そうだな!」ナデナデ
安心院(改めて考えると、今があるのって運がよかったからなんだよな……)
安心院(もしあのとき僕が『情報操査(シークレットリサーチ)』をしちゃってたら、今は無いわけだし)
安心院(まぁ、運頼みでもなんでもいいや)
安心院(だって、小さくてささやかだけど)ナデナデ
なじむ「あうー?」ワシャワシャ
安心院(僕にとっての何よりの幸せが、ここにあるんだからさ)ギュッ
善吉「?どうした、なじみん?」
安心院「なんでもないよ、ただ運って大切だなー、と思ってね」
善吉「全く脈絡ねぇなオイ」
安心院「気にするなよ。でもこのことは最もな話だし、善くんもなじむもそう思うだろ?」
善吉「うん!そうだな!」
なじむ「うー!おーたたー!」
fin


普通に球磨川と安心院のからむSSが読みたい。
球磨川ってやはり相当書きにくいからかな・・・?