関連記事
アスカ「え…?ファーストがナルシスホモとキスしてる…」
※上記スレ完結後に別人により書かれた後日談。観覧は自己責任で。
アスカ「―――レイ! 久しぶり!」ダキッ
レイ「アスカ……!」
カヲル「やあ。よく来てくれたね」
アスカ「渚も、久しぶりね。あ~、もうあんたをホモとは呼べないわ」
カヲル「別に構わないよ。呼び方なんてどうでも」
アスカ「イヤよ、私がバカみたいじゃない。ところで、あの写真の子は?」
レイ「……」
アスカ「私まだ子供いないし、あの子に会えるの楽しみにしてたの」
レイ「……」
アスカ「……何かあったの?」
カヲル「あの子は死んだよ。アダムとリリス―――対立する種としての遺伝子が反発しあってね」
元スレ
アスカ「え…?ファーストがナルシスホモとキスしてる…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1357133952/
アスカ「そんな……! ごめんなさい、私……」
レイ「あなたが謝罪する必要はないわ」
カヲル「そう、知らなかったのだから仕方ないさ。むしろ楽しみにしていてくれた事を感謝するよ」
アスカ「……いつ?」
カヲル「君達宛てにあの手紙を送って、すぐに」
アスカ「そう…」
カヲル「僕達も悲しんだ。今も悲しんでいる。でも、悲しさだけに囚われては生きていけないんだ。だから君は、気にしないで」
アスカ「……」
レイ「食事にしましょう」
カチャ カチャ
カヲル「シンジ君は元気かい?」
アスカ「まあまあ。相変わらずぼけっとしてるわ」
カヲル「アスカがそんな感じで言うってことは元気なんだね。良かった」
アスカ「ねえレイ、このスープ美味しい」
レイ「良かった。隠し味、後で教えるわ」
アスカ「じゃあそれをシンジに伝えとくから。相変わらずあいつのほうが上手いのよ。ムカつくことに」
カヲル「さすがシンジ君」
レイ「スープはおかわりもできるから。沢山食べて」
アスカ「ホントにこんな立派な部屋使っていいわけ……?」
カヲル「というか、お客様を泊められるような部屋がそこしかないのさ。好きに使って」
アスカ「じゃあお言葉に甘えて。お休みなさい」
レイ「……それじゃ」
バタン
ギシ
ギシ
アスカ「……ん」
レイ「…」
アスカ「……レイ? どうしたの? 私もう寝かかってたのに」
レイ「一緒に寝ていい?」
アスカ「ぷっ。どうしたのよ、突然」
レイ「……寂しいから」
アスカ「そういうのはイケメンの旦那さまに頼みなさい」
レイ「…」
アスカ「もうっ。しゃあないわね、特別よ」
レイ「ありがとう」
アスカ「さ、これでいいわね。お休みなさい…さっきも言ったけど」
レイ「ええ」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…スー」
レイ「…」
アスカ「……ン」
レイ「…」
アスカ「……ぁ……ンン……ちょっと、ヘンなとこ当たってる」
レイ「……わざと触ってるの」
アスカ「あんたね……眠いんだからふざけないでよ」
レイ「ふざけてないわ」
アスカ「いい加減にして」グッ
アスカ(あれ……? 力入んない)
レイ「そろそろ、薬が効いてきたでしょう?」
アスカ「!? レイ……?」
レイ「隠し味。スープに入ってたの」
レイ「……」
アスカ「こら、乗ってくんな……こないで! レイ、どうしちゃったのよ」
レイ「心配しないで。痛いことなんて何もしないわ」
アスカ「当たり前でしょ」
レイ「ただ……一緒に気持ち良くなりたいだけ」
アスカ「レ、レイ……? あっ」
カヲル「そろそろ始めてる頃かな」
アスカ「あ、ぁぁん…っ! このぉ……ン……アン」
レイ「とても敏感なのね……アスカ。私と一つになりましょう」
アスカ(ああ! シンジ、助けて! シンジ)
アスカ「い…………っっ!」ビク ビククッ
レイ「またイッた。もう4度目」
アスカ「嘘……嘘……こんなぁ」
レイ「碇君とではあまり絶頂を経験していないの? 彼、下手なのね」
アスカ「そんな事…ッ……ない。ぁぁン!」
アスカ(レイが巧すぎるだけで……そうなんだから!)
アスカ「ヒァん」
レイ「また見つけた。ここも弱いのね、アスカ」
アスカ「ああ、ダメ……っ! また……あああ!」
レイ「5度目」
カヲル「楽しんでるようだね」
アスカ「ッッ!?」
カヲル「先に言っておくと、ノックはしたよ。君が官能に溺れて気づけなかっただけさ」
カヲル「準備はどう? レイ」
レイ「問題無いわ。アスカの身体、すっかり蕩けているもの……見て」カパッ
アスカ「ちょ!? バカ、やめてよ、やめなさい! この変態夫婦!!!」
カヲル「本当だ。もう十分だね。後は僕がするよ、レイ」
アスカ「あ……あんた達、なんなの。なにがしたいのよぉ」
カヲル「…………レイはね。子供を欲しているんだ」
カヲル「僕とレイ、二人の間では生まれてもすぐに死んでしまう。だけど、せめてどちらかの血を引いた子供を彼女は望んでいる」
アスカ「それって、つまり。じょ……じょうだん……でしょ」
カヲル「アスカがまだ子供を産んでいなくて良かったよ。その子まで悲しませてしまうところだった」
アスカ「私を……シンジ! シンジを裏切る気!? あんたの大好きだった!」
カヲル「忘れたのかい? シンジ君は好きだけど、僕が世界で最も愛しているのはレイなんだよ」
レイ「…」
カヲル「レイが望むなら、僕はどんな事でもするさ。シンジ君を裏切ることも」スッ
アスカ「……近づかないで……」
カヲル「君を堕として、僕の虜として子を成してもらうこともね」
アスカ「誰が……あんたなんかの虜になるのよ。自惚れんな、変態! このッ化物!!」
カヲル「…」
レイ「…」
アスカ「そんなに子が欲しけりゃ、どっかから精子貰ってきてあっちの女に植えればいいじゃない」
カヲル「誰でもいいというわけではないよ。女性で言えば、レイ以外では、アスカ……君だから産ませたい」
アスカ「吐気がするわ」
カヲル「あるいは、シンジ君にレイとの性交を頼むことも考えた。でも彼は来なかった」
アスカ「……」
カヲル「話が長くなったね。そろそろ再開しよう」
アスカ「お生憎様。すっかり熱は去ったわよ。準備とやらはムダになったわね、化物夫婦」
アスカ(力も……さっきより入る。腕をねじ上げて制してやれば……)
カヲル「抵抗はムダだよ。アスカ」
アスカ「っっ」ビクン
カヲル「僕を、僕の目を見て」
アスカ「……っ」ドクッ ドクッ
アスカ(胸が……高鳴る。ど、どうして? こんな男に)
カヲル「レイが残したくすぶりに再び火を灯すくらい、簡単なんだ。僕にとっては」
アスカ「く…また……薬……?」
カヲル「いや。『アダム』だからだよ。種としての、全てのオスの頂点が僕なんだ」
カヲル「その気になれば、どんなメスであっても魅了できる。君らの性欲とはつまり、より優れたオスに惹かれる本能だからね」
アスカ「……う、う……」
カヲル「けれど、さすがに素晴らしい自制心だ。賞賛に値するよ」
アスカ「殺して……やる。殺……」
カヲル「…」ニコッ
アスカ「あ……! ああ…」ヘナヘナ
カヲル「さあ。さっきまでの快楽を、もっと思い出すといい。アスカ」
アスカ(イヤ! イヤ! イヤなのにぃ)
アスカ「ハァ…ハァ、ハァ」
カヲル「そう、その調子だよ。でもさっきの君は、もう少しだけ深く蕩けていた……あとこのくらい」サワッ
アスカ「んひぃぃぃぃ!」ビククッ ドサ…
レイ「……ハァ…ハァ」
アスカ(さ……さわられた、だけで。気絶しちゃいそう……!)
レイ「キモチ、いい?……ハァ、アスカ」
アスカ「よ……ヨクなんか、ない」
カヲル「それは困ったな。ならもう一度してみよう」
アスカ「!! ま…まって!」
アスカ「はぁッああアァン!!」ビクビクン
レイ「キモチ……良かった?」
アスカ「へぁ…ぁぁ…きもち……ぃ」
カヲル「フっ。色っぽくて、エロティックで、とても可愛いよアスカ」
アスカ「や……っ、褒めない、で……」
カヲル「どうしてだい?」
アスカ「ああ! み、見つめない……でぇ」
カヲル「なぜ? 君を見ていたいのに」
アスカ「耳もとで……ささやくのぉ……やだぁ……」
カヲル「アスカ」
アスカ「あ、あ…ぁ…わたし、溶けちゃぅ……♡」
アスカ(ああシンジ、助けて! 助けて! このままじゃ私まで、あんたを裏切っちゃう!)
アスカ「しんじ…ぃ、しんじぃ……しんじ」
カヲル「シンジ君はここにはいない。逃れたいなら、君が自分で跳ねのけるしかない」
アスカ「ら、らってぇ……くすり……」
カヲル「もうほとんど切れている頃だよ。少々激しく動いたところで支障はないと思うよ」
アスカ「でも……でもぉぉ」
カヲル「他に言い逃れの理由になりそうなものがあるかい?」
レイ「アスカ……もし、あなたがこのベッドから降りたら、もう追わないわ」
カヲル「レイ……!」
レイ「いいの。せめて、それだけ」
アスカ「これ……降りれば……?」
アスカ(なら…ほんのちょっと、転がるだけで)
アスカ(良かった……! 待っててねシンジ、いますぐこんな化物屋敷から出てホテルでシャワー浴びて、すっかりキレイになってから世界で一番愛してるあんたの所に帰るからホントに今すぐよだって愛して)
カヲル「…」
レイ「…」
アスカ「ハァ、ン、ァァ……すぐ、すぐよ」
カヲル「まだかい?」
アスカ「うう、シンジ、シンジ、帰るから、帰るんだから」
カヲル「そこにいるなら、勝手に触らせてもらうね」
アスカ「か……勝手になら、しなさいよ、勝手に。どうせ私はもう」
ムニッ
アスカ「イヒァァん!」
アスカ(心配しないで。私が好きなのはシンジだけなんだから)
サワワ
アスカ「あ~~ッ」
アスカ(ずっとずっとあんただけ。結婚しても、前より好きなの!)
チュッ チュパチュパ
アスカ「へぁはっあ、ンああ!」
アスカ(子供の名前も選んであるの! 最後は旦那様に選んで欲しいけど……)
レイ「キモチイイ?」
アスカ「イ、いぃぃぃ! きもチぃぃぃ!」
カヲル「……そろそろ挿れるよ」
カヲル「いや。せっかくだから自分で挿れてごらん、アスカ」
アスカ「じぶん……で…?」
カヲル「そうだよ」ニコッ
アスカ「♡」ドックン
カヲル「できるね?」
アスカ「で、でも……そんな……」
グニュ
アスカ「これ……っ! これ自分でいれちゃったらぁ…」
ヌリュ ヌリュリュリュ
アスカ「あ。あ。シン…ジ、シンジを、裏切っ……ふぁぁ♡」
ズプッ
アスカ「入…シ……ぁ、ぁぁッ、すてきぃ……カヲルぅぅぅ♡♡」
カヲル「ハッ、ハッ、ハッ」ヌッチュ ヌッチュ ヌッチュ
アスカ「ひッ! ンあ! あーーーー!!」
カヲル「う……ふっ、ハッ、ハッ」パチュン パチュン パチュン
アスカ「あへぁぁぁぁ♡ しゅごっイ…ッ…あああ!」
レイ「ハァ…ハァ…」クチュクチュ
アスカ「こんらっ! こんらの……ぉぉ…ああンよすぎっ、イイいィィィイィ!!」
カヲル「可愛いアスカ。僕とレイの子供を産んでくれるかい?」
アスカ「産むぅぅぅぅっ! らんにんらってへ、産む……あああすてきっカヲル♡ だいしゅきいいい♡♡」
どぷっ
ぶじゅるるるるるどぷぷぷぷぷぷ…
アスカ「♡――――――――!!!!」
―――
――
―
アスカ「はぁ。ああん、カヲルぅ。ねえ、もっとぉ」スリスリ
カヲル「分かってるよアスカ。早く妊娠してもらいたいし、休んだらまた抱いてあげる」
アスカ「嬉しい。大好き。ああ、大好き」
カヲル「レイもおいで」
レイ「……! いいの?」
カヲル「子供のためだけが性交ではないよ。愛する妻をいつまでも放っておく理由はないさ」
レイ「カヲル……」
アスカ「カヲル」
カヲル「さ、始めようか」
あの日以来、僕はアスカに会えていない
ただ、間違い無くアスカのサインがなされた離婚届だけが、突然送りつけられてきた
当然ながら、役所に出す気にはなれない
アスカに会って話を聞くために、今も引き出しの奥にしまったままだ
カヲル君達とも連絡がつかない
急ぎ向かった、彼らが住んでいたはずの家は、もう空き家になっていた
一年後
また、宛名のない年賀状
見覚えのある二人……と、見覚えのある、最愛の女性……と。赤ちゃんが一人
『ごめんなさい。さよなら』
終劇