◇住宅地
まどか「わあ、かわいい猫ちゃん!」
ゆま「にゃー」
まどか「何か書いてある……『拾ってください。名前は千歳ゆまです』、かあ」
まどか「あなた、飼い主さんに捨てられちゃったんだね……」
ゆま「にゃー……」コクン
まどか「そっか……よし、決めた!」
まどか「ゆまちゃん、貴女は私が責任持って育ててあげる!」
ゆま「にゃー♪」
まどか「私はまどか。よろしくね?」
ゆま(……えへへ、上手くいったねキョーコ!)
元スレ
まどか「私の可愛い猫ちゃん!」ゆま「にゃー♪」
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~数時間前~
杏子「突然だけどゆま、アタシ達は金がないっ」
ゆま「もー、何言ってるのキョーコ。貧乏なのはいつものことでしょ?」
杏子「それはそうなんだけど……今はマジで金がないんだよ……」
ゆま「どーゆーこと?」
杏子「……ホテル代が払えないくらい金がない」
ゆま「えっ? ってことは、ゆま達ホテルを追い出されちゃうの?」
杏子「うん、まあ、その……そーなるな」
ゆま「えええっ!? そんな、じゃあ今日から野宿!?」
杏子「だ、大丈夫だ、ゆま! お前の寝るとこだけは何とかしてやるから!」
ゆま「……ホントに?」
~現在~
ゆま(キョーコの幻惑魔法を使って、ゆまを猫に見えるようにして……)
ゆま(……後は誰かに拾われるのを待つだけ)
ゆま(こんな作戦が上手くいくかどうか不安だったけど、案外あっさり拾って貰えたね!)
まどか「着いたよゆまちゃん。ここが今日から貴女のお家だよ」
ゆま「にゃー」
ゆま(わ、立派なおうち。えっと、お名前は……)
ゆま(……『しかめ』って読むのかな? ヘンな名前)
まどか「ただいまパパー!」
~数分後~
まどか「ふう……よかったね、ゆまちゃん。パパが貴女を飼ってもいいって!」
ゆま「にゃー!」
まどか「今日からあなたも家族だよ、ゆまちゃん?」
ゆま「にゃ……?」
ゆま(家族……家族かぁ)
ゆま(じゃあこの人はゆまのおねーちゃんなんだね)
ゆま(……えへへ、よろしくね、おねーちゃん!)
まどか「そうだゆまちゃん、お腹空いてるよね?」
まどか「一緒にオヤツ食べよっか」
ゆま「にゃあ!」
ゆま(オヤツかー、キョーコと一緒の時はそんな贅沢出来なかったなあ……)
ゆま(えへっ、ゆまだけゴメンねキョーコ!)
まどか「パパー、今日のオヤツなーに?」
まどか「わあい、今日のオヤツはパパ特製のケーキだぁ!」
ゆま「にゃー!」
ゆま(ケーキ! ゆま甘いの大好き!)
ゆま「にゃあにゃあ!」
まどか「あれ、ゆまちゃんもケーキを食べたいの?」
ゆま「にゃ!」
まどか「ごめんね、これは猫さんには食べさせてあげられないの」
ゆま「にゃ!?」
まどか「その代わりにゆまちゃんにはコレ! はい、にぼし!」
ゆま「にゃ、にゃあ……」
まどか「それにミルクもつけちゃうよ!」
まどか「うぇひひ、沢山食べてね♪」
ゆま「にゃー……」
ゆま(ううう……ゆまの分のケーキはないんだ……)
ゆま(なんか猫さんって損してるかも……)
ゆま(……でもお腹空いてるし、とりあえずにぼし食べようかな)
ゆま(ぽりぽり)
ゆま(あ、意外とおいしい)
ゆま(ミルクは……やっぱりベロで舐めなきゃダメだよね)
ゆま(ぺろぺろ)
~オヤツ後~
まどか「ご馳走さまでした~」
ゆま「にゃ~」
まどか「わ、ゆまちゃんたくさん食べたね!」
ゆま「にゃ!」
ゆま(なんだかんだで美味しくいただきました!)
ゆま(たまにはこーやって猫さんゴッコして食べるのも面白いかも……えへへ)
ゆま(…………う)ブルッ
ゆま(ミルクいっぱい飲んだからトイレ行きたくなっちゃった)
ゆま「にゃ……」
まどか「あれ、もしかしておしっこかな?」
ゆま「にゃ」
まどか「それじゃあトイレの場所を教えてあげるね」
ゆま「にゃ!」
まどか「はい、ここがゆまちゃんのトイレだよ!」
ゆま「にゃあ!?」
ゆま(部屋の隅っこに置かれた容器……)
ゆま(こ、これって猫さん用のトイレ!?)
ゆま「にゃああっ! にゃあ!」
まどか「きゃっ、こら! 逃げないの!」
ゆま「ふにゃあ!」
ゆま(ヤダヤダ! こ、こんなとこでおしっこするなんてヤダ!)
まどか「だーめ、ちゃんとココでしなさい!」
まどか「こーいうのは小さいうちに覚えさせないといけないからね」
まどか「厳しく躾けるよー!」
ゆま「にゃー!?」
ゆま(お、おねーちゃんが見てる前でなんて出来ないよぉ……!)
ゆま(で、でもっ……もう我慢が……!)
ゆま「にゃ……ふにゃああああ……」
◇お風呂
まどか「……ごめんね、ゆまちゃん。いきなりは難しかったよね」
ゆま「にゃあ……」
まどか「ん、シャワーも良い温度になったし……身体洗ってあげるね」
シャワワ-
ゆま「うにゃ」
まどか「どう? 気持ち良い?」
ゆま「にゃー……」
まどか「えへへ。シャワーは嫌いじゃないんだね、良かった♪」
ゆま(はう……まさかこの歳で『しちゃう』なんて……)
ゆま(キョーコには絶対言えないよ……うう、恥ずかしい……)
ゆま(……でも、キョーコの幻惑魔法って不思議だなあ)
ゆま(お洋服を脱いでも、おねーちゃんは私がニンゲンだって気が付かない)
ゆま(こうやってゆまの身体をゴシゴシしてても、猫だと思い込んじゃうんだもん)
ゆま(凄いなあ、キョーコの魔法って)
まどか「そうだ、さっきのお詫びにマッサージしてあげるね」
ゆま「にゃ?」
まどか「うぇひひ、猫ちゃんはココをこうすると気持ちいいんだよね~」
ゆま「にゃっ!?」
ゆま(お、おねーちゃん、なんてトコ触るの!?)
まどか「ふふ、どうかな?」
ゆま(や、やめっ、そんなとこ触られたら……!)
まどか「あ、気持ちいいんだね。えへ、もっとしてあげるね!」
ゆま「にゃふ、ふにゃあ……」
ゆま(にゃああ……だ、だめっ、これ、力が抜けちゃうよぉ……)
まどか「もーみもーみ♪」
ゆま「にゃふぅぅ……」
まどか「じゃあ、お次はこっちの方まで……」
ゆま(!?!?)
ゆま「にゃああ!?」
ゆま(そ、そこはダメ! ぜったいダメぇ!!)
まどか「きゃあっ!? あ、暴れないでゆまちゃん!」
ゆま「にゃーふっ!! にゃーふっ!!」
まどか「ご、ごめんね、嫌だったのかな?」
ゆま「にゃあ!!」
ゆま(そ、そーいうことは好きな人とじゃないとダメなんだよ! ぜったいぜったいダメ!)
まどか「ごめんね、ちょっとはしゃぎ過ぎちゃったね」
ゆま「にゃー!」
ゆま(もうっ! おねーちゃんてばやらしーんだから!)
~お風呂あがり~
まどか「はーい、それじゃあちゃんと身体拭こうね~」
ゆま「にゃっ」
まどか「ごーしごし♪」
ゆま「うにゃっ、うにゃっ」
まどか「……はいっ、お疲れ様でした!」
ゆま「にゃ~」
ゆま(ふへ~。途中がちょっとアレだったけど……)
ゆま(やっぱりシャワーを浴びるのは気持ちいいね♪)
ゆま(汚れちゃった身体も綺麗になって……)
ゆま(…………あ)
まどか「それじゃあゆまちゃん、そろそろ晩御飯だから行こう?」
ゆま「にゃ、にゃにゃ!」
まどか「どしたの?」
ゆま(ちょ、ちょっと待って……良く考えたら)
ゆま(ゆまのお洋服……お、おしっこまみれのまんまだよ!!)
ゆま(またこれ着るの!? そ、そんなのやだよぉ!)
ゆま「にゃにゃ!」
ゆま(おねーちゃん! これ洗濯して! お願い!)
まどか「んー? ……そこに何かあるの?」
ゆま「うにゃっ!?」
ゆま(ゆ、ゆまのお洋服が見えてない? 幻惑魔法の影響!?)
まどか「そーいえば猫って霊感があるみたいな話を聞くけど……」
まどか「……は、早く出よっか、ゆまちゃん!」
ゆま「にゃああっ!?」
ゆま(ゆま、はだかんぼなのにっ!?)
ゆま(おねーちゃん達には猫に見えてるから関係ないけど……)
ゆま(で、でも嫌だよ裸で……だなんて!)
まどか「ほら早く早く!」
ゆま(ま、待って! せめてバスタオルを……)
ゆま「にゃにゃーっ!」
◇まどかの部屋
まどか「晩御飯までまだ少し時間あるみたい。何してよっか?」
ゆま「にゃー……」
ゆま(うう、なんとかタオルを巻いてきたけど)
ゆま(ずっとこの格好じゃ恥ずかしいし、風邪ひいちゃうよぉ)
まどか「そーだ! ゆまちゃんが喜びそうなオモチャを持ってきてあげる!」
まどか「ちょっと待っててね?」
ゆま「にゃー……」
ゆま(オモチャよりお洋服を持ってきてほしーなあ)
ゆま(……!)
ゆま(……今ならおねーちゃんも居ないし……)
ゆま(タンスから着れそうな奴を借りちゃおうかな……)
ゆま(ごめんね、少し借りるだけだから許してね)
~数分後~
ゆま(……うん、良い感じに着られる服があったよ!)
ゆま(ちょっとブカブカだけど……まあ仕方がないよね)
QB「やあ、鹿目まどか。また契約の話をしに……おや?」
ゆま「にゃっ!?」
ゆま(キュゥべえ!)
QB「君は千歳ゆまじゃないか。こんなところで何をしてるんだい」
ゆま(キュゥべえには幻惑魔法が効いてないんだ……)
QB「何か妙な魔法がかかってるみたいだけど……いったい何を?」
ゆま「にゃっ、にゃ~」
ゆま(えと、これは、その……)
QB「うん? まどかのタンスが開いてて、何かを探ったような跡が……」
QB「…………」
QB「ど、泥棒だああああああ!!」
ゆま「うにゃあ!?」
QB「大変だよまどか!! 泥棒だ、早く来て!」
ゆま「にゃ、にゃああ!?」
ゆま(や、やめてよキュゥべえ! 騒がないで!)
QB「まどか、まどかー!!」
ゆま(騒がないで……って言ってるでしょっ!!)
ゆま「うー! にゃー!!」
QB「むぐっ!?」
まどか「キュゥべえ? 声がしたけど何かあったの?」
QB「モグモグ、モガッ!」
まどか「……きゃあああ!?」
まどか「キュゥべえ! な、なんで私のぱんつ食べてるのぉ!?」
QB「ぷはっ、ち、違うだまどか! これは千歳ゆまに突っ込まれて」
まどか「ゆまちゃんがそんなことするわけないでしょ!!」
まどか「もうっ! 最低っ、出てって、二度と来ないで!!」
QB「ち、ちが、話を」
まどか「出てけーっ!」
QB「うわーっ!」
まどか「はあっ、はあっ……ああもう! キュゥべえがあんな子だったなんて!」
ゆま「にゃ、にゃん」
ゆま(ご、ごめんねキュゥべえ)
まどか「あああ……タンスが荒らされてるぅ」
まどか「やだなあ、何か取られてないかなあ」
まどか「……ああ、やっぱりお洋服が減ってる……キュゥべえめぇぇ……!!」
ゆま(ごめんなさい……それは今ゆまが着てるの……)
まどか「はあ。キュゥべえが犯人じゃ警察に言っても仕方がないし」
まどか「諦めるしかないかなあ」
ゆま(……ごめんね、後で洗って返すからね)
パパ「まどかー! ごはん出来たよー!」
まどか「あ、はーい!」
まどか「……うん、キュゥべえのことは一旦忘れよう」
まどか「せっかくのご飯が美味しくなくなっちゃうもんね」
まどか「行こっ、ゆまちゃん! パパが晩御飯を用意しておいてくれてるよ」
ゆま「にゃー!」
ゆま(晩御飯かぁ……何が出て来るんだろ)
◇ダイニングルーム
ゆま(なんだろなー、またにぼしかなー。だったらちょっと飽きちゃうなー)
ゆま(……でもにぼしならまだマシだよね。猫缶とかだったらどーしよ)
ゆま(あれあんまり美味しくないんだよね……)
パパ「はい、ゆまちゃんのご飯だよ」
ゆま「にゃっ……?」
ゆま(え、こ、これって……)
ゆま(なんか普通の料理が出てきた!!)
まどか「わあ、ゆまちゃんのご飯美味しそう!」
まどか「それってパパが作ったの?」
パパ「そうだよ。実は前からペット用の料理に興味があってね」
パパ「ちょっと調べて作ってみたんだ」
まどか「へえー、ペット用の料理なんてあるんだ!」
パパ「材料はごく普通のものを使ってるから、僕らでも食べられるような料理なんだよ」
タツヤ「おいしそー」
パパ「こらこらタツヤ、ゆまちゃんのご飯を取っちゃダメだぞ?」
タツヤ「あぅ」
ゆま(ふーん、こんなにおいしそうなのにペットのゴハンなんだ……)
ゆま(でも、これなら安心して食べられるね!)
ゆま(……お箸もスプーンもないのは相変わらずだけど、まあ我慢しようっと)
ゆま(いただきまーす)
ゆま「にゃふっ、にゃふっ」
まどか「どう、美味しい?」
ゆま「にゃ!」
まどか「ふふ、そっか。良かったね、ゆまちゃん!」
パパ「喜んでもらえて何よりだよ」
パパ「さ、それじゃあ僕らもご飯にしようか」
まどか「はーい」
ゆま(味付けが薄めだけど……うん、美味しいや)
ゆま(作った人のアイジョウが篭ってるからだね、きっと!)
まどか「ほらタツヤ、お野菜もちゃんと食べないと」
タツヤ「あい!」
まどか「よしよし、いい子だねー」
パパ「最近学校はどうだい、まどか?」
まどか「んー……そだ、早乙女先生がね、そろそろ交際三ヶ月になるんだけど」
まどか「ホームルームでも授業でも惚気ちゃって大変なんだー」
パパ「あはは、そうなんだ」
ゆま(…………)
ゆま(いいなあ……)
ゆま(……こーいうのを『かぞくだんらん』って言うんだよね)
ゆま(ゆまも……こんなウチに生まれてたら……)
ゆま(優しいパパがいて、お姉ちゃんがいて、可愛い弟がいて……)
ゆま(きっと……ママも……)
ゆま(……あれ、えへへ)
ゆま(なんだかゴハンがしょっぱいや)
◇まどかの部屋
まどか「ゆまちゃんの寝るところはどうしようかなあ……」
ゆま「にゃっ」
まどか「ん? そのクッション気に入ったの?」
ゆま「にゃあ」
まどか「そこで寝るってことかな? じゃあそのクッションはゆまちゃんにあげるね♪」
まどか「そだ、ゆまちゃんが使うかどうか分からないけど、小さめの毛布も置いといてあげる」
ゆま「にゃー」
まどか「うふふ、どういたしまして」
まどか「……今日はありがとうね、ゆまちゃん」
ゆま「にゃ?」
まどか「ウチの子になってくれてありがとう」
まどか「私なんだかスッゴく嬉しくて……イッパイはしゃいじゃった!」
まどか「これからもよろしくね?」
ゆま「……にゃ」
まどか「それじゃあお休み、ゆまちゃん」
ゆま「…………」
ゆま(ごめんね、おねーちゃん)
ゆま(やっぱり、ゆまはおねーちゃんちの子にはなれないや)
ゆま(猫さんのふりを続けるのも大変だし)
ゆま(トイレとかではずかしい思いをするのもヤダし!)
ゆま(…………)
ゆま(……それにね、ゆまはね、うそつきなの)
ゆま(ありがとう、なんておねーちゃんに言ってもらえるシカクはないんだ)
ゆま(……だからゆま、出ていくね)
ゆま(ありがとう、おねーちゃん)
ゆま(バイバイ)
~翌日・放課後~
まどか「はあああ……」
仁美「まどかさん、またため息ついてますわ」
まどか「あ、ごめん……」
さやか「まどかってば、まーだ落ち込んでんの?」
まどか「だってぇ……あんなに仲良しなれたのに」
まどか「これから一緒に暮らすんだ、って思ってたのに」
まどか「朝起きたら居なくなってるなんてあんまりだよぉ~」
さやか「あはは、もうソレ5回くらい聞いたわ」
まどか「何がいけなかったのかなあ……私、嫌われちゃったのかなあ……」
仁美「猫さんは気まぐれですし、あまり気にし過ぎないほうが……」
まどか「うう……ゆまちゃん、帰ってきてよぉ~」
ゆま「……にゃー」
まどか「え……?」
まどか「ゆ、ゆまちゃん? ゆまちゃんだあ!!」
ゆま「にゃーっ」
まどか「良かったぁ……もう会えないのかと思ってたよぉ~」
仁美「その子がゆまちゃんなんですの?」
さやか「わぉ、可愛い子猫ちゃんじゃん」
ゆま「にゃにゃー♪」
さやか「ふふっ、まどかに随分と懐いてるみたいだし……」
さやか「やっぱ、朝いなかったのは単なる気まぐれだったんじゃない?」
仁美「すぐ見つかって良かったですわね、まどかさん?」
まどか「うん!」
ゆま(あはは……結局戻ってきちゃった)
ゆま(ごめんね、おねーちゃん)
ゆま(ゆま、行くとこがなくてまたおねーちゃんに頼るしかなくなっちゃったんだ)
ゆま(……それにしても、ゆまがいない間にまさかキョーコが補導されてるなんて……)
ゆま(まったくもう、キョーコってば何をやらかしたんだろ?)
ゆま(キョーコに会えないおかげで幻惑魔法は解けないし、誰にも言葉が通じないし)
ゆま(もうおねーちゃんを騙すなんてホントはヤなんだけど……)
まどか「ゆまちゃん♪ ゆまちゃん♪」
ゆま(えへへ……でも、こんなに喜んでもらえるなら)
ゆま(もうちょっとだけ、猫ちゃんのフリをするのも……いいよね?)
まどか「さ、ゆまちゃん! 一緒に帰ろ?」
ゆま「にゃー!」
ゆま(これからもよろしくね、マドカおねーちゃん!)
おしまい。