~昼~
まどか「え?」
さやか「ん?メリー、クリスマス…?」
ほむら「なんでそんな疑問形なのよ」
さやか「いや、ほむらでもそんな冗談言うんだなって思って」
ほむら「冗談って……二人して買い物?」
さやか「いや、ちょっと散歩に出かけたらほんとに偶然偶々奇跡的に出会っただけだよ」
ほむら「そう……それより、今日は6時からでよかったのよね?」
まどか「なにが?」
ほむら「なにがって、今日はクラスのみんなでクリスマスパーティでしょ?」
まどか「え?」
ほむら「え?」
さやか「んん?」
元スレ
ほむら「メリークリスマス……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356523943/
さやか「あんた、なんか勘違いしてない?」
ほむら「勘違い?」
まどか「ねえさやかちゃん、ちょっと……」
さやか「なに?」
まどか「ひょっとして昨日パーティに来れなかったこと気にしてるんじゃないかな?」ヒソヒソ
さやか「えぇ?だって電話しても出なかったんでしょ?」ヒソヒソ
まどか「でも、じゃないとあんなこと言わないんじゃ……」
ほむら「そういえば昨日は大変だったのよ」
まどさや「?」
ほむら「せっかくのイブだというのに風邪をひいてしまって……ずっと寝込んでたの」
ほむら「目を冷ましたら今日のお昼でしょ?イブのうちに交換用のプレゼントを買うつもりだったから今から選びに行くのよ」
まどさや(それで昨日来れなかったんだ)
まどか(あれ?ということはもしかしてほむらちゃん……)
さやか(昨日は一日中寝てて今日がクリスマスだと思ってるんだ!もう26日なのに!)
さやか「ねえほむら、携帯持ってないの?」
ほむら「あぁ、充電が切れてたから家で充電中なの。まあ、特に困ることもないでしょうし」
ほむら「一晩で切れるなんて買え時かしらね……」
まどか「そ、そうなんだ……テレビは見たりした?」
ほむら「急いで買いに行った方がいいかと思って起きて身支度整えたらすぐに家を出たの」
ほむら「だから見てないわ」
さやか「さいですか……」
まどさや(それじゃあ気がつかないよね……)
ほむら「二人はもうプレゼント買ってるの?」
まどか「うぇ!?わ、私はまあ、えっと……」
ほむら「こういうの初めてだから何を買ったらいいのか分からなくって、ちょっと緊張してるの……」
まどさや「ッ!」
さやか「買った買った!超買ったよ!」
まどか「た、楽しみだね!ほむらちゃんの好きなもの買えばみんな喜んでくれると思うな!!」
さやか「ほむらも遅れずに来なよー!じゃあ、あたしら先帰ってるから!バイニャラ!」スタスタ
まどか「まっ待ってよさやかちゃん!じゃあねほむらちゃん!」
ほむら「…?えぇ、また後で」
まどか「……」
さやか「……」
まどか「……え、やるの?」
さやか「いやまどかもノってきたじゃん!」
まどか「なんか、真実を伝えるのがあまりに可哀相で……」ブワッ
さやか「どうかなぁー、流石に気付く様な気がするんだけどなぁ」
まどか「でもほむらちゃんって周りのこと見えなくなるタイプじゃない?」
さやか「プレゼント選びに必死でそのまま携帯とか見ずに夜まで……ありうる」
まどか「どうするの?」
さやか「どうって……とりあえず、クラスの何人か誘う?」
まどか「でもお店がないよ」
さやか「ぬぅーん」
さやか「……仕方ない、適当に誘えるだけ誘うか」
さやか「来れなかったクラスの奴らは実は皆カップル成立してて相次いでドタキャンしたことにしよう」
まどか「いいのそれ!?無理がない!?」
さやか「他に方法がないでしょっ!場所はそうだな、仁美に頼もう」
まどか「仁美ちゃん家なら、確かに広いしなんとかなるかもね」
prrrrr
カクカクシカジカ
仁美『はぁ……残念ですが、わたくしこれから家族とハワイに旅行なんですの……そういうことですので、すみません』
さやか「全然大丈夫!お土産よろしくー!」
ピッ
さやか「……」
まどか「……そっか、仁美ちゃん家ってもうそんな時期だっけ?」
さやか「世間はクリスマス過ぎたら一気に正月モードということか……」
さやか「このブルジョワめ…!ブルスコファーめ…!」
まどか「じゃあいっそクラスのみんな呼ばないでマミさん家でやるのはどうかな!」
さやか「それイイネ!採用!」
まどか「私マミさんに電話してみるねっ!」
さやか「ほむらにはなんて言い訳しよう……」
さやか「とりあえずカップル成立案でいくか、爆発したことにするか……」
まどか「どうですかマミさん?」
マミ『それはまあ、なんとかなると思うけど……適当に何か買っとけばいいのね?』
まどか「そんな感じでお願いします!あくまで!今日はクリスマスですのでっ!」
マミ『……難しいわね』
まどか「じゃあそういうことで!」
ピッ
まどか「オッケーもらえたよ。これからどうする?」
さやか「差し当たってあたしらがやるべきことと言えば……」
まどか「プレゼント」
さやか「お金が……お金が飛んでいくっ……」
さやか「えぇーい!こうなったら何ぼでも買ったらぁー!」
まどか「さやかちゃんカッコイイ!いくら持ってるの!?」
チャリーン
さやか「……661円」
まどか「……うん、昨日のプレゼント代に消えたからだよね」
さやか「そっちは?」
まどか「……1355円」
さやか「ブルジョワめ!」
まどか「切羽詰まってるね」
さやか「……とりあえず、どっか見てまわろっか。ほむらに見つからないように……」
~数時間後~―ほむらの家―
ほむら「とりあえずこんなもんでいいかしらね」
ほむら「あ、充電終わってるわね」
ほむら「全く、肝心な時に切れるんだから」パカッ
15:31
2012/12/26
ほむら「……」パタム
ほむら「……」チラッ
15:32
2012/12/26
ほむら「……」
ほむらは自分のベッドへ行き、2分間眠った
そして……目を覚ましてからしばらくして先程の自分の発言を思い出し
泣いた
ほむら「~~~~~~ッッ!!!」ジタバタゴロゴロ
ほむら「もしかして……いえ、もしかしなくてもクリスマスなのに一日中眠っていたというの…!?」
ほむら「酷過ぎる……我ながら酷過ぎる醜態っ!」
ほむら「何より二人が気付いていながら気を使ってくれてたというのがなおさら恥ずかしいじゃない!」
ほむら「どうしましょう……」
ほむら「とりあえず、なんとかして連絡を――」
prrrrr
ほむら「ッ!?」ビクッ
ほむら「さやかから……」
ほむら「もしもし」
さやか『あ、ほむら?あのさぁ、今日のパーティなんだけどみんな都合悪くなっちゃったらしくてさ~』
ほむら「へ、へぇ~、そうなの」
さやか『なんかあたしら以外全員カップル成立してたらしくてさぁ、みんな来なくていいとか言い出して』
ほむら「あらそうな……ちょっと待って、うちのクラス男子の方が多かったわよね…?」
さやか『そ、そうだったかなぁあははは……』
ほむら「あとあなたはどうなのよ」
さやか『えっ!?ほら、あれじゃん?あたしと恭介はそういうのなくてもオッケー的な…?』
ほむら「……」
さやか『なんか言って』
ほむら「あ、ごめんなさい、うん、その通りね」
ほむら(とりあえず気を使って私に合わせてくれるつもりみたいね……早く謝らないとまずいことに――)
さやか『それでさあ、なんかマミさんに電話したら丁度暇してたらしいんだよね!』
ほむら「そうなの…?」
さやか『で、ほむらも来なよ!まどかも来れるみたいだし』
ほむら「あの、実は言わなきゃいけない――」
さやか『時間は一緒だからねー!あたしらももうプレゼント買ったんだから送れないように!』
ほむら「買ったの!?」
さやか『あた、当たり前じゃん……』
ほむら(気とお金を使わせてしまった……)
さやか『じゃ、そういうことで!』
ピッ
ほむら「……まずいことになった……」
ほむら「一体どうすれば……」
ほむら「……」
ほむら「うん、まどか達に合わせよう」
ほむら「プレゼントも買ったし、うん」
ほむら「うん、そうよね、今日はクリスマスだものね」
~夜~―マミの家―
マミ「あら、早かったのね。いらっしゃい、もうみんな来てるわよ」
ほむら「お邪魔します」
まどか「いらっしゃーい!」
さやか「今日はー楽しいークーリスーマスー……だもんね」
ほむら(早めに来て準備してくれたのね……もう隠し通すしかないわ)
マミ「もうすぐ佐倉さんがケーキを持ってきてくれると思うわ」
ほむら「あ、ありがとう」
ほむら(大丈夫よね、流れに身を任せていれば……)
ほむら(あぁ、もう、何でこんなことになったのかしら……)
さやか「いやぁ、マミさんが暇で助かりましたよー!」
マミ「えっ?そういう話になってたの?」ヒソヒソ
まどか「ごめんなさい、なんか流れで」ヒソヒソ
マミ「……まあ、今日は本当に暇だったからいいけどね。今日は、ね」
ほむら(分かってるから……今日がクリスマスじゃないから暇なことくらい分かってるから……)
さやか「ほむらはこういうの初めてらしいっすから!この人数だけど雰囲気を味わってもらいましょう!」
まどか(本当に雰囲気だけだよね……)
マミ(雰囲気だけね……)
さやか(雰囲気だけで乗り切れるのかな……)
ほむら(みんなの妙にそわそわしてる雰囲気から既におかしいことに気付いてるのかしら……)
ピンポーン
ガチャッ
杏子「帰ったぞー」
マミ「あら、おかえりなさい」
杏子「いやぁ、なんとか売れ残りのケーキが買え――」
さやか「シャルアップ!」バシッ
杏子「へぶっ」
杏子「なにすんだてめー!」
さやか「売れ残ってたとか言わないの!感づかれるでしょうが!」ヒソヒソ
杏子「あぁ、悪い……ほんとにそこまで気を使わなきゃ駄目なのか?」ヒソヒソ
さやか「いいからみんなで一緒にほむらのために今日という日を祝うのよ!」
杏子「何を祝うんだよ」
まどか「それじゃあみんな揃ったところで……乾杯する?」
マミ「雰囲気作りのためになんとなくジンジャーエールを用意してみたわ」
さやか「ナイスマミさん!じゃあ、乾杯の音頭はほむらに頼もうか!」
ほむら「私!?」
杏子「いいじゃん、いっとけいっとけ」
ほむら(正直何を言えばいいのか分からないけど……でも、私だけ何もしないというのもあれだし、これくらい……)
ほむら「えぇっと……今日はクリスマスなのにパーティに集まってくれてありがとう……」
四人(なのに…?)
ほむら「か、かんぱーい…?」
全員「かんぱーい!!!」
マミ「簡単なものだけど料理を用意したわ」
さやか「マミさんナイス!」
さやか(急なお願いだったのにありがとう!流石マミさん!!)
マミ(まあ、流石に全部作るのは無理だったからいくつか買ってきたもの盛りつけただけだけど……いいわよね?)
まどか「ほら、ほむらちゃんも食べて食べて!」
ほむら「ありがとうまどか」
杏子「あぁこら!それあたしが先に狙ってたんだぞ!」
さやか「はぁ?先に取ったもん勝ちでしょうが!」
マミ「ほらほら喧嘩しないの!」
まどか「わわっ、ちょっと二人とも!ジュースがこぼれちゃうってば!」
ワイワイギャーギャー
ほむら(……みんなでパーティするのってこういう感じなのね。なんだか新鮮だわ……)
ほむら(まあ、今日はクリスマスじゃないんだけど……)
さやか「そうだ、せっかくだしテレビでもつけよっか」
まどか「ちょっ、さやかちゃ――」
ピッ
『いやぁー、クリスマスも終わって寒さも一層厳しく』
ピッ
「…………」
さやか「……あ、アハハ!テレビなんかなくても楽しいよね!」
まどか「そそ、そうだね!」
杏子「ほむら……なんか聞こえたか…?」
ほむら「ッ!……さ、さあ……あんまり意識してなかったから……」
マミ「そうだったの!?それは残念ねっ!惜しかったわね!」
まどか「マミさん惜しくないです危機一髪です」
さやか「テレビはアレだね……人を堕落させる悪魔の発明だからつけるのやめとこう」
さやか「というわけで!なんといきなりプレゼント交換をしちゃいまーす!!」
マミ杏「え?」
まどか「クリスマスといえばやっぱりこれだよね!ね!」
さやか「その通り!クリスマスといえばプレゼント交換!!まどか今一番良いこと言った!」
まどか「えぇー……」
ほむら「ありがとう二人とも」
ほむら(そんなに高いもの買ってなくていいのよ、ほんとに……ん?)
マミ杏「……」
杏子『おいマミ、あたし聞いてないんだが』
マミ『奇遇ね……実はなんと、私も!』
ほむら(……なんとなく察したわ)
ほむら「ね、ねえ、その前にお手洗い借りてもいいかしら…?」
マミ杏「!!」
杏子「し、しかたねーな、ほむらが来るまで待っててやるよ」
マミ「あ、場所分かる?部屋を出て廊下をちょっと進んで左手に見えるから」
ほむら「流石に何度も来てるから大丈夫よ……」
ガチャッ
バタン
杏子「おまえらそういう大事なことは先に言っとけよ!」
まどか「えぇ!?さやかちゃんが言ってくれたんじゃないの!?」
さやか「いや、あたしはてっきりまどかが言ったかと……」
マミ「私達なんにも用意してないわよ!?」
さやか「そ、そこはほら、クリスマスパーティだということで気を効かせて……無理ですよねごめんなさい」
まどか「ごめんなさい……今から何か準備できそうですか?」
マミ「うちにある物でそれっぽいのなんて……」
杏子「マミ、この棚にあるカップ借りるぞ」
マミ「そっちはやめて!お気に入りなの!!」
杏子「じゃあこっちのは?」
マミ「うっ……ギ、ギリギリ……オッケー……よ」
杏子「心配すんな、あたしらの誰かに当たればすぐ返せるだろ」
マミ「それもそうね……じゃあ私は……こ、これにするわ!」
まどか「マミさん、それはいくらなんでもバレるんじゃ……」
さやか「でも時間がないよ!包装しなきゃならないんだし早くしないとほむら帰ってきちゃうって!」
マミ「包装ね!えっとそれなら――」
ほむら「そろそろいいかしらね……正直、別にトイレに行きたかったわけじゃないし」
ほむら(声もかなり聞こえてたけど、巴さん何を用意したのかしら)
ほむら「とりあえず流すだけ流しておいて……」
ガチャッ
ほむら「ごめんなさい、遅くなって……」
バサバサガサガサ
まどか「あ、ほむらちゃんおかえり!」
マミ「あ、あら暁美さん早かったのね!」
杏子「そろそろじゃないかと思ってたよ!」
さやか「それじゃあ早速始めちゃいますかー!」
ほむら「え、えぇ、そうね……」
ほむら(……時計が……時計が消失している……)
で、結果
マミ「わぁ!佐倉さんからのプレゼントね!一体何かしらっ!」
四人(自分のカップが帰ってきて嬉しそう……)
マミ「あら!可愛いティーカップね!こういうのが欲しかったのよ!」
さやか「よ、よかったですね……あたしはまどかからだね!中身は……」
さやか「おっ!ぬいぐるみだね!可愛いじゃん!」
ほむら「まどからしいわね」
まどか「えへへ、そうかな」
ほむら(結構大きい……ごめんなさいまどか)
まどか(家にあったの急いで持ってきただけなんだけど、よかったのかな)
杏子「あたしはさやかからか……これは…?」
さやか「それは写真立てだよ」
杏子「お、おう……普通すぎてなんも言えねえな」
さやか「失敬なっ!これでもなけなしのお小遣いを削ってマジに買ったんだからね!」
杏子「悪い……ちゃんといつか使わせてもらうよ」
さやか「それでよろしい!」
さやか(まあ、あたしの家にはまどかみたいに人様に渡せそうなまとものな物がこれと言ってなかったからなんだけど……)
まどか「私はほむらちゃんからかな?一体何かな……」
ほむら「その……大したものじゃないのよ?誰にあげてもいいように無難なものにしたの」
まどか「ブックカバーだ!可愛いね!」
さやか「おぉー!いいじゃん!!」
ほむら「ありがとう、喜んでもらえてうれしいわ」
ほむら(あぁ、こういうのは本当にクリスマスみたいね……)
ほむら「じゃあ私は巴さんから……」
マミ「そ、そういうことになるわね……」
ほむら「……時計ね」
杏子「お、おぉー、よかったなーほむらー」
まどか「シンプルだけど使いやすそうだね!」
さやか「うんうん、ほむらに似合いそうだね!」
マミ「良かったわね暁美さん……!」
ほむら「ありがとう、みんな」
さやか「ッ!やだなぁ、お礼を言うならマミさんにでしょ!」
ほむら「あっ、そうね!ありがとう巴さん」
四人(バレ……た……?)
ほむら(みんなの気遣いが重いわ……)
さやか「さーて、みんなにプレゼントも回ったところで適当にケーキでも食べながら駄弁りますか~」
まどか「ケーキって何回食べても美味しいよねー!」
杏子「全くだな!」
まどか「うちだと23日もケーキ食べるからこれで四日連続だよー」
マミ「あらやだ鹿目さん!三日でしょ三日!」
まどか「…?あっ、そうそう三日目でした!」
さやか「もう、まどかは計算も出来ないのか~?おっちょこちょいめー」
まどか「えへへ……」
ほむら「……まあ、よくあることよね」
ほむら(私のせいで体重が増えたりしたらごめんなさい……)
ほむら「そういえば、キュゥべえは今日はいないのね」
さやか「あぁ、キュゥべえいたらバレそうだから追い出――」
杏子「セッ!」
さやか「目が!」プルリ
さやか「なにすんのよー!」
杏子「違うだろ!?キュゥべえはただ魔法少女候補を探しに行ったことにするって話だろーが!」
マミまど(ことにするって言っちゃってる…!)
ほむら「……あ、そうなのね」
ほむら(まあ、いないんなら私も変に気を使わなくて済むし……)
QB「あれ、君達まだやってたのかい?」
全員「!?」
QB「もうみんな帰ったかと思って――」ガシッ
さやか「何で帰って来たのかなー…?」
QB「暁美ほむらが今日をクリスマスだとかん――」ガシッ
杏子「悪い、ちょっとベランダに行ってくる」
ほむら(……なぜかしら。あのまま真実を告げられてた方が楽だったんじゃないかという気もしてくるわ……)
ほむら(これ以上気を使わせる前に帰った方がいいかしら)
ほむら「あの、そろそろ私は帰るわね」
マミ「あら、もういいの?」
ほむら「えぇ。キュゥべえも帰ってきたみたいだし、お邪魔にならないうちにね」
まどか「ほむらちゃん、今日は楽しんでもらえたかな…?」
ほむら「……えぇ、とっても楽しいクリスマスだったわ」
まどか「良かったぁ……」
ほむら(クリスマスじゃないけど、楽しかったのは本当だもの……)
ほむら(一日遅れたけど、みんなありがとう)
ほむら「メリークリスマス……」
さやか「あれ、もう帰るの?そんなに遅くなってたっけ?」キョロキョロ
杏子「おい、時計はほむらが……」ヒソヒソ
ほむら「えっと、今の時間は……」パカッ
ほむら「9時20分を過ぎたところよ。あなた達も遅くならないうちに帰った方がいいんじゃないかしら?」
さやか「そうだね。じゃあまどかも帰る?」
まどか「うん!あ、マミさん片付けは……」
マミ「いいのいいの、気にしないで!私の部屋よりあなた達の帰りが遅くなる方がよっぽど心配よ」
さやか「ごめんなさい!この埋め合わせはいつかしますんで!」
杏子「気ぃ付けて帰れよなー」
三人「おやすみなさい」
ガチャッ バタン
マミ「……ふぅー……一件落着ね」
杏子「全く、ほむらもどんだけ寝てればこんなことになるのかねー」
マミ「それにしても、なんとかバレずに済んだわね」
杏子「ほんとだよ、あいつが時計をもらった時はどうなるか、と……」
マミ「……」
杏子「……なあ、あいつさっき時間確認するときさ」
マミ「携帯見てたわよね……」
「…………」
杏子「いや、確証はないしな!」
マミ「それもそうね!」
二人は深く考えないことにした
ほむら「二人とも気を付けて……おやすみ」
まどか「おやすみほむらちゃん」
さやか「おやすみー」
さやか(……そういえば、ほむらが明日になって気付いたらどうしよう……ま、いっか)
翌日
ほむらの携帯にさやかから一通のメールが届いていた
どうやらほむらはパーティの次の日
一日中寝ていたことになっているらしい
否定するのも面倒なので
ほむらもその案に乗っかることにしたとかなんとか
おわり

