1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 22:42:30.42 2fKpKWiK0 1/52

「男の家に忍び込んで」

「『メリークリスマス!』と言いながら私をプレゼントして驚かそうと思ったのに…」

「リボンのせいで動けなくなるとは!」グイグイ

「…なにしてんだお前」

元スレ
幼馴染「う、うかつだった…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356529350/

8 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 22:45:54.81 2fKpKWiK0 2/52

「あ、男、メリークリスマス!」

「お、おぅ」

「そしてクリスマスプレゼントは私だー!」

「そうか。そうやって不法侵入を誤魔化すつもりか」

「ふっふっふ。ところがおばさんに許可はとってあるのだ!」

「マジかよ…」

11 : >>4よく覚えてるね[] - 2012/12/26 22:48:19.28 2fKpKWiK0 3/52

「ホラホラ、男、プレゼントだよ」

「お前が?」

「そう言いましたけど」

「どうせプレゼント買うの忘れてたオチなんだろ。俺にはわかるぜ」

「チョットナニイッテルカワカラナイデス」

「隠す気なさすぎだろ…」

17 : >>4よく覚えてるね[] - 2012/12/26 22:54:14.61 2fKpKWiK0 4/52

「で、いつまでそうしてるんだ?」

「いやーそれがですね、自分じゃ解けないんスよ」

「何でだよ!お前が自分で結んだんだろ!」

「ほら、私ってば器用じゃん?」

「仮にそうだとしてもその状況とは無縁の言葉だと思うの」

「こまけぇこたぁいいんだよ!」

「やだ、幼馴染ってば強引」

18 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 22:58:28.05 2fKpKWiK0 5/52

「さて、じゃあ俺は下に降りてケーキでも食おうかな」

「えぇ!?置いてかないでよー」グイグイ

「知らん」

「くそー私が動けないことをいいことに…」

「なかなかのプレゼントだったよ。こりゃ面白い」




「分かった!今すぐ解くから転がって暴れないで!」

20 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:02:44.88 2fKpKWiK0 6/52

「最初からそうすれば良いんだよ。全く学習しないね」

「ハイハイ仰る通りです…」

「じゃあ失礼して…」グイ

「ひゃん!」ビクッ

「ば、バカ、変な声出すな!」

「変なところに絡まっちゃったみたいで…ゴメンゴメン」

「全く…ってコレどーなってんだ…」

「何が?」

「結び目が小宇宙みたいになってるわ。どうすりゃこうなるんだよ…」

「ね?だから器用なんだよ、私」

「もはや芸術の域だよ…」

22 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:05:51.97 2fKpKWiK0 7/52

「ハサミで切るしかないな、これは」

「はーやーくー」

「でも生憎この部屋には無い。と言うワケでとってくるわ」

「急いでね」

「どうすっかなー」

「い・そ・い・で・ね・?」ゴゴゴ

「う、うぃーっす…」

24 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:12:10.14 2fKpKWiK0 8/52

---

「さて、あれから5分経過したワケだが」

「男がまだ来ない」

「あの野郎…この私をほったらかして何してやがる…」

「…」

「…寒いなぁ」

「男、怒っちゃったのかな…」

「…おとこぉ」ブワッ

カシャッ

「!?」

「ハイ、幼の泣き顔いただきました~」

「いやー寒い廊下で5分待機するのはなかなかキツかったぜ」

27 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:16:51.43 2fKpKWiK0 9/52

「…」

「そ、そんな目で見てもダメだぞ。今のお前は動けないんだからな」

「……」

「うっ…あ、あの、幼さん?」

「何でも無いよ。早く解いて」ニコッ

「は、はい…」チョキチョキ

「よし、これでだいじょうb」

ドゴォ

「となかいっ!!!!!」

29 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:20:33.33 2fKpKWiK0 10/52

「金的…金的はダメだって言ったやん…」ピクピク

「調子に乗りすぎ。あ、写真は消しておくね?」ピッピッ

「あぁ…俺の努力が…貴重な1枚が…」

「これでよし。で、言うことは?」

「マジすいませんでした…」

「次やったら玉を1つにしてあげるから」

「はい…玉に…じゃなくて肝に銘じておきます」

34 : エロは無いからね[] - 2012/12/26 23:27:18.01 2fKpKWiK0 11/52

「今日の私はクリスマスなので寛大なのです。よって許そう」

「幼さんの慈悲深さには頭が上がりませんわー」

「あ、そう言えばケーキあるの?」

「あるよ。ホールケーキ」

「おじさんとおばさんは出かけてるのに?」

「お前が来ると分かっていたからな」

「な…も、もし来なかったらどうするつもりだったの?」

「そんときゃ…呼ぶだろ」

「予定があったかもしれないよ?」

「それは…無いな。お前が予定を入れた様子はなかったし」

「分かるの?」

「伊達に幼馴染じゃあないぞ」

37 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:32:20.51 2fKpKWiK0 12/52

「流石私の幼馴染だね!じゃあ早速食べようよ」

「あぁ…しかし」

「?」

「お前…その格好」

「そうそう、見ての通りミニスカサンタだよ!」

「まさか実物を見れるとは…」

「どうどう?可愛いでしょー?」ヒラヒラ

「正直素晴らしいです」

「ちょっ…」

「こんな可愛い生き物がこの世に存在したのか…」

「も、もう///褒めすぎだよ///」

41 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:34:58.00 2fKpKWiK0 13/52

「おっと…我を忘れていたようだ…変なこと言ったか?」

「う、ううん!何も!」

「?そうか、ならいいけど…」

「さ、早くケーキ食べよ」

「おう」

47 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:40:44.73 2fKpKWiK0 14/52

----

「うーん、美味しい!」

「確かに、これは美味い…」

(幼と2人で食べてるからかも…とは口が裂けても言えない)

「下がミルフィーユになってるのが良いよねー」

「少し食べづらいけどな。俺はこのタイプが一番好きなんだ」

「私は初めてだー。来年からはこれにしようかな」

「気に入ってもらえて良かったよ」

「えへへーありがと///」

57 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:47:11.81 2fKpKWiK0 15/52

(…あっ)

(男のほっぺにクリームがついてる…)

(…よしっ)

「お、男」

「ん?何だよ」

「ちょっと動かないで」

「は?なんで?」

「い、いーから!」

「わ、分かったよ…」

(全く何だよ急に…ってあれ?)

「…」ソーッ

(ちかっ、顔ちかっ!!)

「ペロッ…こ、これは青酸カリ!」

「」

「ちょ、は、反応してよ////」

62 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:51:01.49 2fKpKWiK0 16/52

(は、恥ずかしすぎて死にそう…)

「ちょっ、おま、今何を…」ドキドキ

「ほ、ほっぺに生クリームがついてたから…やっとかないとなーって思って…」

「何その使命感。いや、嬉しいけど」

「えっ///」

「あっ…べ、別に何でも無いぞ!」

「そ、そう?」

「そうとも!」

69 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/26 23:57:07.13 2fKpKWiK0 17/52

(こ、これ以上この話を続けるのはマズい)

「そ、そうだ、テレビでも見るか?」

「え?あ、うん、そうだね」

----

「はぁー、こたつあったかいよぉ…」

「お前は一度こたつに入るともうダメだな」

「うん。ダメ。もう出れないよ」

「またひっぺがすのか…」

「えーダメだよ。もうここに住むー」

「俺がダメだわ」

72 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:01:41.50 SYpfSKy+0 18/52

TV「…えー只今駅前のイルミネーションの前に居ます…」

「ふわぁ…綺麗だね」

「だなぁ」

「実際に見に行きたいなぁ」

「こっから近いところだな。まぁ、カップルだらけで行きづらいけど」

「まぁねー…あ、そうだ!」

「男、一緒に見に行こ!」

「は、はぁ?今からか?」

「うん!」

73 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:04:55.03 SYpfSKy+0 19/52

「つーか、俺とで良いのか?」

「ほ、他に居ないんだからしょうがないじゃん」

「いやまぁ、そうなんだが…」

「私は気にしないから大丈夫だよ」

「それなら…断る理由も無いし」

「やった!」

「そんなに喜ぶことかよ」

(ヒャッホォォォォウ今年のクリスマスは最高だぁぁぁぁぁぁぁ)

76 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:07:57.00 SYpfSKy+0 20/52

「…あ、でもお前、その格好で出るのか?」

「まさか。ちゃんと着替えは持って来てるよ」ゴソッ

「あぁ…その袋の中身はそれか」

「抜かりないだろー?」

「なのにプレゼントは忘れたんだな」

「うっ…それとこれとは別だよ!」

「ハイハイそーっすね」

「む~…」

79 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:11:31.43 SYpfSKy+0 21/52

----

ガチャッ

「ううう…寒い」

「雪降ってるな。そりゃ寒いわ」

「もっと服をもってくるべきだった…」

「そこで!俺からのクリスマスプレゼント」ゴソッ

「え?」

「こちらの袋の中に用意しております」

「え、でも、私は何も持って来てないよ…?」

「気にすんな。どーせ俺が持ってても使い途ねーし」

「あ、ありがと///」

82 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:15:35.66 SYpfSKy+0 22/52

ガサガサ

「あ、マフラー」

「手編み、というワケにはいかなかったけどな」

「えへへ、でも嬉しいよ。うん、暖かい!」

「気に入ってもらいたなら何よりだ」

「こんな可愛いヤツ、男が選んだの?」

「まぁ、そうだな。買う時はなかなか緊張したな」

「これこそ私が来なかったらどーすんのよ」

「そんときゃそん時さ。現に渡せたなら問題ない」

83 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:18:53.90 SYpfSKy+0 23/52

「さて、行くかー」

「うん…ねぇ、あのさ」

「ん?」

「えっと…首はあったかくなったんだけど…その、ね?」

「何だよ」

「て、手が寒いかなーと思って…」

「あぁ…悪いな。手袋は持ってないんだ」

「そ、そうじゃなくて!」

「?」

「て、手を繋いで欲しいなーなんて…」

「」

87 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:22:18.29 SYpfSKy+0 24/52

(俺は明日死ぬかもしれんな)

「…や、やっぱなんでもない…」

「あー俺も手ぇ寒いわ」ギュッ

「えっ」

「あーあったかい。これなら大丈夫だな」

「…///」

(男の手も、温かいよ)

90 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:25:32.85 SYpfSKy+0 25/52

----

「わー…綺麗…」

「ホント。実物はやっぱりいいもんだな」

「うん。寒い中来た甲斐があったよ」

「あぁ」

(それにしても…)

(周りはマジでカップルばっかじゃねえか)

「…私たちも、カップルに見えるのかな」

「え?…あ、だ、だろうなぁ」

「何かゴメンな、俺なんかとじゃやっぱ迷惑か?」

「そ、そんなことないよ!お願いしたのは私の方だし」

「…そういやそうだったな

95 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:28:21.50 SYpfSKy+0 26/52

(1ヶ月前に家に来た時もそうだったけど)

(今日の幼は何故か積極的だな)

(…いや、理由なんてとっくに気づいてるんだけど)

(向こうを待ってばかりじゃ、ダメだよな。俺は男なんだから)




「なぁ、幼」

99 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:31:26.75 SYpfSKy+0 27/52

「な、何?」

「俺さ、言うべきことがあったの忘れてたよ」

「…うん」

「…ずっと前から、俺は」

「…うん」

「俺は、お前のことが…」

「好きだ」

「!…うん…っ」ポロポロ

102 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:34:40.40 SYpfSKy+0 28/52

「な、泣くなよ…あれ、間違えたか、俺」

「ううん…そんなことないよ…」

「私も、男のこと、ずっと好きだったから…」

「そっか…じゃあ、これでやっと想いが通じたな」

「ふふっ…男には似合わない台詞だね」

「俺も言ってから思ったわ…」

「カッコつかないね」

「全くだ。今も膝から崩れ落ちそうなくらい緊張してたからな…」

104 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:38:31.21 SYpfSKy+0 29/52

「でも、男から言ってくるとは、意外だったな」

「いやー周りのカップルの気に当てられたのかなぁ」

「違いないね。男ってばチキンだもん」

「うーん言い返せない…」

「あはは…ね、男。クリスマスプレゼントは私ってことで良いよね?」

「…あぁ。願ってもないプレゼントだな」

「改めてヨロシクね、男」

おわり

120 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:46:59.94 SYpfSKy+0 30/52

「ただいまー…ってまだ帰ってきてないよな」

「また2人きりだね」

「だな。で、どうする?もう帰るか?」

「…そうだな、男さえ良ければ…その…泊めてくれないかな」

「う、家にか?いいけど、着替えとかどーすんだ?」

「それもこの袋の中に…」ゴソゴソ

「用意周到どころのさわぎじゃないね」

124 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:50:05.47 SYpfSKy+0 31/52

「ちょっと待って…親に連絡するわ」

「あ、私も」

----

「やっと終わった…母さん、色々聞きすぎだろ…」

「そりゃー冴えない息子が女の子を泊めるって言ったら驚くよ」

「悪かったなー冴えなくて」

「気にすんなって!」

「お前が言ったんだよ!」

125 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:52:30.17 SYpfSKy+0 32/52

「ゴメンゴメン」

「全く…先にシャワーでも浴びて来いよ」

「ん、じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」

「覗かないでね?」

「定番の台詞だな。誓って覗かないよ」

「つまんないのー」

126 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:55:05.10 SYpfSKy+0 33/52

----

ガラガラ

「ふぅ、さっぱりした」

「お、やっと出てきたね」

「…なんでまたサンタコスなんだよ」

「いやー、寝巻きを持って来て無かったから、これでいいかなーって…」

(いやぁ、僕の精神衛生上あんまり良くないかなー)

128 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 00:59:31.86 SYpfSKy+0 34/52

----

TV「…イイノネ?ソレデイイノネシラナイケド」

「あはは!やっぱりこの2人面白い!」

「実力派だよなぁ…てか、もうこんな時間か。そろそろ寝るかー」

「えー?こたつから出るの?」

「こればっかりは諦めろ。いずれ別れは来るんだ」

「やだー私はこたつと一生を共にするんだー」

「くっそめんどくせぇ!」

130 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:02:03.62 SYpfSKy+0 35/52

「じゃーキスしてくれたら出る」

「おっかしーなー酒は飲んでないはずなんだけど」

「正気だよ私は」

「なんか、こう、さっきまでの恥じらいが無いな…」

「もう幼馴染同士を超えて、恋人同士だからね」

「にしても切り替え早えわ」

132 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:04:04.96 SYpfSKy+0 36/52

「ホラホラーやってみなよー」

「望むところだ」

チュッ

「!!!」

「…ホラ、早くこたつから出て来い」

「ひゃ、ひゃい…///」カァァァ

「お前は一体どっちなんだ…」

137 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:08:08.06 SYpfSKy+0 37/52

「で、寝るところだが」

「一緒に寝よう」

「俺は客間で寝るから、お前は俺の部屋で寝ていいぞ」

「スルー!?完スルー!?」

「流石に一緒は…俺が床ならいいけど」

「ダメだよそんなの。男の家なんだから、自分のベッドで寝なよ」

「じゃあお前が床か?」

「私もベッドで寝る」

「それはまずい。俺の色々がマズい」

138 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:11:06.66 SYpfSKy+0 38/52

「せっかくなんだから、恋人らしいことしようよ」

「昨日まで独り身だった俺にはちょっと刺激が強すぎるって…」

「…お、お願いだから…」

「…そこまで言われちゃ、断れないな」

「ホント?えへへ、ありがと///」

(うーん可愛い。素晴らしい)

141 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:15:25.10 SYpfSKy+0 39/52

「…狭いね」

「シングルだからな。仕方ない」

「でも、あったかい」

「…あぁ」

(よく考えれば、幼はミニスカサンタのままじゃねぇか)

(こりゃ理性を保つ方がムリだわ…)

「ふふっ…おーとーこ」ギュッ

(おおぅ…)

144 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:16:58.50 SYpfSKy+0 40/52

「…ね、こっち向いてよ」

「ちょっと今は…」

「いーじゃん、ホラ!」グイッ

「ちょっ!」

「えへへ、男の顔だ」

(…やべぇ、可愛いすぎる)

147 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:19:57.09 SYpfSKy+0 41/52

「!」ビクッ

(素足を…からめて…)

「…ね、私たち、もう恋人同士だよね?」

「…あぁ、そうだ」

「だからさ…その…もっと色んなことをしたいっていうか…」

「もっと男を…か、感じたいの」

「…」

150 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:22:46.56 SYpfSKy+0 42/52

「…いいのか?俺、もう我慢できないぞ」

「い、いいよ…男がしたいなら、私は」

「…分かった」

(お父さん、僕は今、大人になります)

154 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:25:53.34 SYpfSKy+0 43/52

「んっ…」ピクッ

(小さい胸だ…でも、柔らかい)フニフニ

「ふっ…っ…r 」ブルブル

「ちょっと触っただけなのに、えらい敏感だな…」

「お、男だからだよ…」

「…そう言うモンなのか?」クリッ

「!ふぁっ…」

155 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:29:58.37 SYpfSKy+0 44/52

クリクリ

「ひゃっ…あう…んんっ」

「…舐めてみるとか」ペロッ

「んっ!」ビクッ

レロレロ

「あっ、だめっ、んんっ」ビクビクン

ジュルル

「あぁっ!すっちゃっ…はぁっ」

158 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:35:45.93 SYpfSKy+0 45/52

(すごい感じてるな。下も…だいぶ濡れてる)クチュ

「!」ビクン

「…弄るぞ」

「い、いちいち言わなくていい…」

クチュクチュ

「うぁっ…」ピクン


「あぁっ、あっ、こ、これすごっ、んんっ」

グチュグチュ

「あ、あ、あぁらめっ、あぁっ」ビクンビクン

163 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:39:11.04 SYpfSKy+0 46/52

(このでっぱってんのがアレか)ギュッ

「!っ~~~」ビクッビクッ

クリクリ

「あぁダメっ、そこ、弄ったら、き、きちゃっ…あぁっ!」ビクンビクン

(…イったのか?)

「はぁ…はぁ…」ボケー

166 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:43:11.99 SYpfSKy+0 47/52

「…悪い、もう、挿れるぞ」

「う、うん…いいよ」

「…痛かったら言えよ」

「だいじょうぶ…来て?」

「…」ニュルッ

「っ…ふっ…」

グググ

「あっ、あっ」

ズンッ

「~~~~っ!」

167 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:44:44.86 SYpfSKy+0 48/52

(血が…)

「童貞童貞って、お前も処女じゃねえか…」

「こ、こっちは価値があるんだよ」

「俺がもらっちまったけどな…動いて大丈夫か?」

「大丈夫だよ」

「わかった…」

170 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:50:36.51 SYpfSKy+0 49/52

(くっ…これ…かなりヤバイな)

ズンッズンッ

「ふぁぁっ、あっ、あっ、うぁっ」

(痛い)

(でもダメ。止まらない。何これ)

「くっ…幼…」ズンズン

「あぁっ、おとこぉっ」ビクンビクン

(おとことっ、繋がってる)

(なんだか、とても満たされる)

ズンズン

「あっ、ああっ、だ、だめっ、きちゃうっ」

「お、俺も、もうムリかも…」

173 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:55:35.82 SYpfSKy+0 50/52

「あっ、いいよ、来てっ、男っ」

「あぁっ…幼っ…うっ」ビュルビュル

「~~~~~んぅぅ!!」ビクビクン

----

「…はぁ、はぁ」

「うわ…マジ疲れた…コレはヤバイ」

「私も…」

「こんな体力使うとは知らんかったわ…」

174 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 01:58:37.79 SYpfSKy+0 51/52

「それにしても…何時の間にゴムなんかつけてたの?」

「ケジメってやつだよ。用意がいいだろ」

「まぁ、その通りなんだけど…」

「お互い、大人になるまで待つべきさ。つまらんことで不幸になるのは面倒だ」

「頼りになるね」

「それほどでも」

176 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/12/27 02:00:37.50 SYpfSKy+0 52/52

「大人か…それまで一緒に居てくれるか?」

「…うん。もちろん。ずっと、一緒だよ」

「昔からも、これからも、ね」

「あぁ…よろしく、幼」

「よろしく、男」

おわり

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