女勇者「さむいよぉ・・・」
町人1「うっわww変態wwww」
女勇者「恥ずかしいよお・・・・」
元スレ
女勇者「冒険開始直後・・・金も道具も服も無い」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1347465099/
母「女勇者、お城で勇者募集だそうだから行って来なさい」
女勇者「そう言われて冒険を始めたら、所持金0で道具も装備も無しの状態からゲームが始まって・・」
女勇者「すっぽんぽんでお城に行くことになるなんて・・・グスン」
姫「クスクス」
女勇者「こんなカッコで跪くなんていやあ~~~~!あ・・・で、でも、冒険始めにお金や装備をくれるのが普通よね」
王「(にへら~~~っ)ご、ゴホン。魔王を退治する勇者とはおぬしか。頼むぞ」
女勇者「は・・・はい(期待~~~~)」
王「では、行って来なさい」
女勇者「・・・・はい(絶望~~~~~~・・・・)」
女勇者「ううううう、結局すっぽんぽんで街中へ再び行くことになってしまったわ・・・・」
町男「うお、女勇者ちゃんかわい~♪」
町女「やだあvいやらし~」
女勇者「うえええん」
女勇者「どこかに・・・布の服とか落ちてないかな?」キョロキョロ
女勇者「樽の中とか・・・・」ゴソゴソ
町の子「うわーwスッパダカでゴミあさってる~www」
女勇者「ひぃん!」
女勇者「人の家のタンスの中を見てみれば・・・」ガラッ
家人1「うわ、なんだこの女」
家人2「変態女が上がりこんできた!消えろ露出狂め!」バシッバシッ
女勇者「ひぃん!ち、違うんですぅ!ゆるしてくださああい!」
女勇者「どうしたらいいの・・・グスン」
女勇者「しかたがないわ・・・・・・何か、体に纏えるものだけでも・・・あ」
―古新聞を手に入れた!
女勇者「恥ずかしいけど、これを巻きつければ・・・」
―それは装備できません
女勇者「ひぃん!」
女勇者「結局、古新聞が1枚手に入っただけで、私は生まれ故郷を後にしたのでした・・・」
スライム「やいやい、全裸女め、この僕がやっつけてやる」
女勇者「も、モンスター!?こ、こんなすがたで戦えって言うの!?」
スライム「それーっ」ビシッ
女勇者「いたいっ! 防具が無いからか凄い痛い!」
HP:20⇒10
女勇者「次喰らったら敗北!?」
スライム「死ねー!」
バシッ!
女勇者「ひ!」
HP:10⇒9
スライム「え!?」
―女勇者は前を隠している!
女勇者「つまり、防御になったわけね・・・でも、ここはやるしかない!えい!」バキッ
スライム「ぎゃふん!」バタッ
女勇者「やったわ!」
女勇者「・・・・・」
女勇者「ハダカでガッツポーズとっちゃった/////」
女勇者「え。今手に入れた薬草って、装備できるの?コマンドあるけど・・・」
女勇者「でも・・・装備したところで、葉っぱ一枚のかなり情けない姿よね・・・ある意味すっぽんぽんより恥ずかしい格好よ・・」
女勇者「だからといって・・・ここを隠せるのは乙女として・・うう、悩む!」
下級魔導師「フッフッフ、人間が一人で出歩くとは」
女勇者「て、敵がまた出た!どうしよう、HPも少ないし・・・って」
女勇者「薬草・・・使うしかないの・・・?」
下級魔導師「小さな火の玉!」ボワッ
女勇者「きゃあああっ!こ、ここは薬草を使わないと!」
HP:9⇒20⇒8
女勇者「いやあん・・・結局また何も無い・・・」
下級魔導師「ふっふっふ。とどめだ!小さな火の玉をくらえ!」
女勇者「あ・・・・!きゃあっ!」
ボワアアッ!
下級魔導師「何!?」
女勇者「あ・・・私に当たる前に古新聞に着弾して、古新聞が燃えて・・・そうだわ!えいっ!」バサッ
下級魔導師「ぐわあ!燃える紙を投げつけるとは・・・ぐわあああ!」
女勇者「とどめの一撃っ!」バキイッ!
下級魔導師「ぐふ・・・・」バタッ
女勇者「か・・・勝った・・・・でもこれからどうしよう~~~!」
―女勇者はレベル2になった!
女勇者「うるっさいい~~~~~~!」
続く
町~
女勇者「あのモンスターたち、お金持ってないなんて・・・グスン」
女戦士(全裸)「うおおああああ、見るなあお前らあああ~~~~~!!」
女勇者「な・・何あの人」
女戦士「くそお、最後の賭けに負けるなんて・・・あたしはなんてバカなんだあ」
カジノ店員「大女、総身に知恵が回りかねW」
女戦士「ちっくしょおおおおおお!!!」
女勇者「つまり・・・カジノで負けて、服まで失ったと言うわけですね・・・・かわいそうに」
女戦士「! 誰だあたしを哀れんだのは!!」
女戦士「てんめえ、バカにしやがって同じ全裸のくせに・・・・」
女勇者「ひいぃ、やめてください。皆見てますよお」
人々「クスクス」
女戦士「う・・・・こ、こっちこい」
路地裏~
女戦士「・・・なあ、相談があるんだが」
女勇者「はい?」
女戦士「す・・・ストリップ劇場ってやつにさ・・一緒に行かないか?」
女勇者「はいいいい!?」
女戦士「その・・・一人じゃ勇気無くて・・」
女勇者「そんなこといったって・・・」
女戦士「あんた勇者だろ!? 勇気ある者だろお!?」
女勇者「勇者だからこそ、そんなふ、風俗にいけるわけ無いんですよ!」
女戦士「・・・な、なんだい、あたしだけ変態女みたいに・・・グスン」
女勇者「落ち込んじゃった・・・」
女勇者「わかりました・・・しかたありませんね。お金を稼がなくては服すら買えず、モンスターとも戦えませんから」
女戦士「す、すまないね・・・えっと、劇場はあそこらへんにあったはずだけど・・・ん?」
女踊り子(全裸)「ひゃあああっ!」ドテ
女戦士「なんだあ?」
劇場支配人「はい、クビ。恨むなら人の多すぎるこの業界を恨んでね」
女踊り子「せ、せめて衣装だけでも返してぇ・・・」
劇場支配人「服も全部支給品でしょ。だめだめ。そんじゃね」パタン
人々「また全裸女が待ちに飛び出してきた(ニヤニヤザワザワ)」
女踊り子「いやああ~、みないで~」
女勇者「つまり・・・いまストリップ業界は人にあふれ、あなたはダンス勝負に負けて追い出された・・と」
女踊り子「はい・・・ヒック。戦闘に使う踊りなら得意なんですけど、男の人を愉しませる踊りはどうしても・・・」
女戦士「かわいそうに・・・それにしても、これじゃ私らの働き口もなさそうだ・・どうする?」
女勇者「情報を集めて、なにか鎧や装備品の手に入る宝箱のある洞窟でもないか調べてみましょう」
女勇者⇒ぺたん
女戦士⇒たぷん
女踊り子⇒ぼいん
続く!
女勇者「情報を集めた結果はどう?」
女戦士「この近くの洞窟に、伝説の装具があるという話を聞いたぜ」
女踊り子「私も聞いたわ。それも3人分あるって」
女勇者「その洞窟・・私が聞いた話で、ドラゴンが出る洞窟があるって・・その洞窟の話だったらどうしよう・・・」
女戦士「ドラゴンだろうがベヒモスだろうがあたしがぶっとばしてやんよ!」シャキーン☆
女踊り子「すっぽんぽんでポーズ決めないでよね・・」
女勇者「い、いこー・・・か」
洞窟~~
女戦士「なんで氷の洞窟なんだよオオオッ!!」はくしょーん!
女踊り子「ぎゃ、滑った!ぎゃあああ氷がお尻につめたあああい!!」
女勇者「大声出さないでよ、モンスターに気づかれたら私達・・・」
ドラゴン「ぐぅるるる・・・・」
女勇者「気づかれた!!」
女戦士「ま、真後ろからか!」
ドラゴン「ガー―ーーーッ!(口から氷の弾発射)」
女勇者「火の玉!」ボンッ
女戦士「うおっしゃあ!投げ飛ばしてやる!」ブン!
ガッシャアアアン
女踊り子「パワーは凄いですけど・・・その格好で思いっきり踏ん張るとあんなとこやこんなとこが丸見えで・・・」
女戦士「ぐ//////」
ドラゴン「ガゴオオ―ーーーッ!!(アイスブレス)」
女踊り子「うぎゃああああっ!寒いイイイッ!!!」
女勇者「火の玉だけじゃどうしようもない・・・」
女戦士「女踊り子!なんか戦いの役に立つ踊りがあるとか言ってたよな!それ使え!」
女踊り子「こ・・・この姿で踊れって言うの!?」
女戦士「おま、今更!」
女勇者「あぶない!きゃあっ!」バキッ
女踊り子「女勇者!」
女勇者「今は・・戦うとき・・よ」ガクッ
女踊り子「女勇者・・・ごめん」
女戦士「今はやるっきゃない」
女踊り子「・・・うん」
ぷりぷりぷりぷり♪
女戦士「な、何だその踊り・・・ケツ振って穴見えてるぞ・・・」
女踊り子「あ・・・あらゆる属性攻撃を半減する踊りよ!さあ、戦って!」////
ドラゴン「ぐぅるるる・・・ガオーーーーッ!!(突進)」
女戦士「そぅるぁ!受け止めてやる!」ガシッ!!
女戦士「正拳連打!」ドガガガガッ!
ドラゴン「がは・・・・」
女勇者「まるで武道家の動き・・・・ね」
女戦士「起きたか!さあ、二人でやるぞ!」
女勇者「ええ!」
ドラゴン「がうおーーーーーっ!!(コールドブレス)」
女勇者「女踊り子さんの技のおかげで、何とか耐えられるわ!」
女戦士「よし!一気に技をぶつけるぞ!」
女勇者「ええ!」
ドラゴン「ぐぅ・・・るるう!? がおっ!!がおっ!!!」ブンブン
女戦士「とろいぜっ!」バキッ
女勇者「えいッ!」ビシッ
ドラゴン「が・・ぐるる!(氷弾)」バシュッ
女戦士「おっと」ひょいっ
女踊り子「はうっ!」
女勇者「!? あ・・・お尻の穴に・・・・思いっきり・・・」
女踊り子「はうううううあああ・・・」がくがく
女戦士「一気に寒くなったぞ!」
女勇者「このままじゃ負けてしまうわ・・・どうしたら・・」
女戦士「確たるダメージソースが無いのが辛すぎる・・・」
??「それより、貴方達の姿を気にするべきじゃない?」
女戦士「だ・だれだ!?」
女勇者「誰か居たの・・・!?」
??「一部始終見させてもらったわ。全くはしたない」
ドラゴン「ぐるる・・・がおおっ!」
??「火炎砲!!」ボアアアッ!!
ドラゴン「ぎゃが・・・・・・っ」バタッ
女魔法使い「全くみっともない。本当に情けない」
女戦士「ま・・魔法使い・・・かい」
女勇者「タ・・助かりました・・・」
女魔法使い「近寄らないで。惨めが移るわ」
女勇者「ひ、ひどい・・」
女踊り子「なんて言い草なの!」
女魔法使い「ま、経験値も得れたし、私は帰るとしますか。脱出の呪文!」パッ
女戦士「く・・・そ!なんだあいつ・・・」
女勇者「まあ・・助かったんだし、今日のところは・・・それより、この洞窟の伝説の装具と言うのを早くみつけないと」
女戦士「伝説の装具・・・見つけたけどさ・・・・」
女踊り子「まさかこんな・・・・・・・・」
女勇者「こんなの使えない・・・」
―伝説のコンドーム×3を手に入れた!
女勇者「いやあああああああん!!!」
女戦士「うっぱらっちまえ!」
女踊り子「でも、こんなの売る所見られたら私達・・・・」
女勇者「かといって、もって歩いたら・・・・」
女戦士「・・・・」
女勇者「宝箱に戻しましょう・・・」
―それは大切なものです!捨てることは出来ません!
三人「あああああああ」
女勇者「次の町へ行きましょうか・・・・・」
女踊り子「コンドームを髪の中に隠すなんて・・・・ううっ」
女戦士「いうな・・・余計惨めじゃないか。それより看板によると・・・次の町は・・・」
女勇者「服専門ショッピングモール!?行くっきゃないわ!」
果たして彼女らは一枚でも何か着ることが出来るのか?続く!
女勇者 レベル3 技:火の玉
女戦士 レベル9 技:豪快投げ、正拳連打
女踊り子 レベル8 技:属性半減の踊り、攻撃の踊り、回復の踊り、ストリップダンス(プロの中では下手)
服専門ショッピングモール~~
店員「そんな恰好で入ってこられては困ります」
女戦士「こんなかっこだからお前らの店が必要なんだろーがああああ」ゴゴゴ
店員「そんな恰好で迫ってこられては困ります」ズムムキュピーン☆
女勇者「やだこの人エッチ///」
店員「あ、あなた方に言われたくないですよ!・・わ、分かりました、試着室に入ってください、それぞれ選んで持っていきますから」
三人「ほっ」
店内
女勇者「早く試着室に…」
セレブ(超着飾り)「まあ、何かしらあれは」
セレブ(超ゴージャス)「あららww」
クスクスクス
女戦士「肩身が狭すぎる・・(涙)」
女踊り子「はやく!はやく!」
女魔法使い「あら、あなたたちもここへ来たの?いやあねえ」
女戦士「げ」
女戦士「こ・・・このっ!嫌味女!」ダッ
女魔法使い「小竜巻」ゴゴゴ・・
女戦士「ぎゃほおっ!は・・・はいってくる!中に入ってくる!やめてくれえ!」
店員「何をしてるんですか!早くこちらへ!」
女戦士「悔しいイっちまったああ・・・」
試着室~~
店員「こちらはいかがでしょうか」
女勇者「あ・・・危ない水着・・」
店員「いいえ、危険な水着です」
女戦士「著作権気にする必要はないんだぞ」
店員「すいません、では危ない水着を」
女戦士「いるか!」
女踊り子「普通の服にしてよね・・・」
店員「え、いいんですか?」
三人「あたりまえでしょ(だろ)!!」
店員「なんと皆様方が勇者様ご一行だったとは・・・」
女勇者「ばれると逆に恥ずかしい・・・」
女踊り子「で、服は?」
店員「良いものを選ばせていただきました。勇者様には丈夫な服レベル10、戦士様には力の服レベル10、踊り子様にはふわ羽根の衣装を持ってまいりました。もちろん、デザインもそれぞれの魅力を引き出すうんたらかんたら」
女踊り子「わ、素敵!」
女戦士「ううん、ちょいイメージ違う気がするがまあいいか」
女勇者「やっと服が着れる…」
店員「おお、皆様お似合いですよ!ところでお代は・・?」
三人「え」
女勇者「1Gも持ってないの忘れてた…ぐすん」
女戦士「追い出された・・・ううう」
女踊り子「ひっく」
女魔法使い「あら?あなたたち、服を買いに行ったんじゃないの?ふっ」
女戦士「鼻で笑うなあああ」
女魔法使い「それよりみて、ほら。賢者の法衣よ。素敵でしょう。のちの賢者には必要な装備だから、必死でお金を貯めたのよ。この前のアイスドラゴンを倒したおかげで、やっと買えたのよね~」ひらひら
女戦士「ぐぎゃああああああああ悔しい悔しすぎる!」
女踊り子「あの・・・お願いします。お金を貸してはいただけないでしょうか?」
女魔法使い「あらら。困ってるのね。どーしよっかな~」
女勇者「な・・なんでもします・・から」
女魔法使い「なんでも?へえ~。じゃあ土下座」
女勇者「う」
女戦士「だ、だれがするか!!」
女勇者「お・・お願いします(仲間のためなら!)」ガバッ
女踊り子「ゆ、勇者・・・」
女魔法使い「ふぅん、他の二人は?」
女踊り子「お・・お願いします」ガバッ
女戦士「いやだ・・・いやだこんなの!!みじめすぎる!」
女魔法使い「それはもともとでしょ」
女戦士「ぐ・・ち・・ちくしょう・・・・」
女魔法使い「貴女だけはスペシャル。土下座して靴をなめてブリッジしてショッピングモールを駆けずり回りなさい」
女勇者「い、いい加減にして!!」
女勇者「そ・・そんなひどいこと言う人からお金なんか借りられません!」
女魔法使い「あら、冗談よ冗談。そんなんじゃ、貴方たち土下座損でしょうし」
女魔法使い「でも、そろそろ行かなきゃだし、気が変わったし、さよならね」ポン
女戦士「き・・消えやがったあいつ…あいつ・・・」
女踊り子「私たちどうしたら…」
店員「あの・・お金が欲しいなら、ゴールドラッシュ・タワーに行ってみては?」
女勇者「え・・・?」
店員「戦って勝てばお金がもらえますから」
女勇者「あ・・・ありがとうございます」
店員「いえいえ(こちらこそ全裸土下座超エロスww」
続く!
女魔法使い レベル⇒14 技:火の玉、火炎砲、冷凍弾、小竜巻、雷撃、脱出の呪文
女勇者「ここがゴールドラッシュ・タワー」
女戦士「全国からよりどりの強豪が集まる場所かい・・・」
女踊り子「私達、勝てるかしら」
女勇者「ここまで来るのに戦って鍛えられてるし、少しはいけるわよきっと」
女戦士「しかし、この辺には金のあるモンスターいなかったな・・」
ゴールドラッシュ・タワー
審判「さあ、毎日賞金をかけた武道大会が行なわれているこの大会、初心者のためにルールを説明だ!」
審判「それぞれのブロックにわかれ、トーナメントを行い、勝つたびに賞金が入っていくシステム!負けた者は、それまでの賞金は半分に!また、棄権や降参の場合は賞金0になりま~す」
女勇者「勝負は一対一見たいね・・」
審判「そして、ブロックごとの優勝者は、賞金から好きなだけお金を賭けて、最終バトルロイヤルに参加!そこで優勝すれば、戦いぶりに応じて参加者全員の掛け金が倍化され与えられます!」
審判「あ、ここでご注意を。全ての賞金を自分のためにしか使えないことを付け加えておきます。」
女踊り子「じゃあ、誰か一人が勝ち進んだとしても・・・」
女勇者「仲間のために服を買ってあげることが出来ないってことなのね」
女戦士「全員、しっかりやらないとな」
周囲「やだーあの子達全裸ーv」クスクス
三人「////」
第一ブロック
審判「第一試合、女勇者対男勇者!」
男勇者「冒険開始直後、所持金0で、初期装備は布の服、あとは王様から貰った木の棒とやくそう3つだけ・・・なんとも辛い話だね」
女勇者「ムッカーーー・・・・」
男勇者「うわっ、素っ裸だあの子!」
女勇者「み、みるなああっ!!」////
女勇者「このこのっ!火の玉三連発!」ボボボッ!
男勇者「うわ!」バタッ
審判「勝者、女勇者!」
女踊り子「わ、すごーい!」
女戦士「ここまでの戦いでレベル5まで上げたからな。開始直後のレベル1勇者とは違いがありすぎて当然だ」
審判「続いて第二試合・・・」
第一ブロック決勝
女勇者「なんてことなの・・・」
女踊り子「私達が戦うなんて・・・・」
周囲「圧倒的に勝ち進んだ二人の対決!これはみものだ・・・いや、強くなくてもこれはみものだ」デレーッ
女戦士「見るな・・」
女勇者(劇場を追い出されたかわいそうな女踊り子さんをこれ以上辱めるわけには・・・)
女踊り子(優しい女勇者をこれ以上屈辱に晒すわけには・・・)
審判「試合開始!」
女勇者&女踊り子「「棄権します」」
二人「「・・・・・えっ?」」
女戦士「な・・・なんだと!?」
審判「両者失格!」
周囲「えーなんだよー」ギャ―ギャ―
女戦士「な・・・なんてことを!」
女勇者「わ・・私、女踊り子さんがこれ以上恥ずかしくないようにって・・」
女踊り子「私も同じよ! 女勇者みたいないい人にこれ以上・・・って」
二人「あ~~~ん(泣」
女戦士「二人には悪いが私は勝たせてもらうぞ・・・」
第4ブロック
女戦士「最終ブロックの最終試合とは待たされたぞ」
女魔法使い「あら?あなた、また会ったわね♪ 私が相手なのよ?」
女戦士「げっ!!」
審判「始め!」
女魔法使い「レベル18になって覚えた新技・・アイスブリザード!」ギュワワワワ
女戦士「う・・・うわああああああっ!」
女勇者「寒さで攻め立てるなんて酷い!」
女踊り子「レベル18・・・?女戦士、レベル11でしょ?」
女魔法使い「へー、実力差もあるわけね・・・アイスニードル!」ビビッ!
女戦士「ひっ!やめ・・・!」
女魔法使い「続いて雷撃!」ビガッ
女戦士「ぎゃはあああっ!て・・手も足も出ない・・・」
女魔法使い「哀れね・・・本当に哀れ」
女戦士「ぎ・・・ぎぎぎ・・」
女魔法使い「大また開いちゃおっと」くいっくいっ♪
女戦士「や、やめてくれええ・・」
女魔法使い「杖の先でつんつん☆」
女戦士「ゆるして・・・」
女魔法使い「とどめ・・・」ニヤッ
女戦士「隙有りーーー-ーっ!!」
女戦士「そらあ、豪快投げ!!」ぶんっ!
女魔法使い「い・・やああっ!」バカッ!!
女勇者「うわー、顔から床に・・・」
女戦士「剛脚踏み!」ドズン!!
女魔法使い「がふっ!!」
女戦士「よくも今まで・・・こんちくしょーーーっ!!」バリバリバリッ!!
周囲「おおっ、服を引きちぎっていくぞ!」
女魔法使い「え・・・あ、あああああ、やめてええっ!これ凄く高・・・」
バリバリバリバリバリいいいい!!
女魔法使い(全裸)「いや・・そんな・・・・うぇっ、うぇっ(泣)」
周囲「おおーーーーーっ!!」
女戦士「これで条件は一緒だな・・・・・・」
女魔法使い「許せない・・・火炎砲!」
女戦士「うわっ!」サッ
ボワアアアッ!!
女戦士「あ、女魔法使いの財布も燃えた。残ったのは法衣の切れ端だけ・・・」
女魔法使い「いぎゃあああああああああああああああ」
女戦士「ほらほら、どうしたさっきまでの高慢ちきな態度は!」ベキボカドコ
女魔法使い「い、いやああん、私はあなたみたいな恥知らずとは違うのよっ!」
女戦士「・・・・恥知らずだとおおっ!?」
女戦士「ゆるさーーーーーん!!正拳連打!」
女魔法使い「隙あり!雷撃!」
ズガアアアッ!!!!!
女戦士「・・・・・」バタッ
女魔法使い「・・・・」バタッ
審判「・・・・引き分け!」
周囲「えー、半端な結果~」
女勇者「ひ、引き分けって・・・」
審判「二人とも次には進めません。あ、あと、引き分けや棄権の場合、以後1年は大会に出られませんので」
女勇者「え・・・じゃ、じゃあ私達・・・」
女踊り子「裸見せ損ってことお!?ここまで来て!」
二人「うわああああん!」
道~~
女戦士「なんでお前までついて来るんだ」
女魔法使い「一人で丸裸なんて目立つでしょ?せめてあなた達の中にいて少しでも目立たないようにしなきゃ・・・」
女魔法使い「ううう、しかし、こんな惨めな連中の仲間入りだなんて・・・」
女戦士「るっさい!!」
女勇者「で、でも、心強い仲間が増えましたよ・・・ね」
女踊り子「え、そ、そうね。うん」
女魔法使い「ああ、私の賢者出世の華麗なる人生が・・・・・」
とある村~~
村長「ああ、オロチの怒りを静めるため、村の娘を食事として捧げねばならぬとは・・・」
村娘1「わ、私、食べられるなんて嫌です・・・」
村娘(ブス)「私も嫌です」
村人「裸になって横たわって、調味料をまぶされた姿を晒した挙句に食べられて死ぬんじゃ誰もやるわけがない・・・しかし、このままでは村が全滅・・・」
女僧侶「私が・・・参りましょう」
村長「おお・・・行って下さるか僧侶殿」
女僧侶「全ては平和のため・・・」
女踊り子「女魔法使いってスレンダーで良いよねー」
女魔法使い「あまり見ないで・・」
女戦士「うっは、ケツ毛すげえやこいつww」
女魔法使い「!!そこだけは見ないで!お願いッ!!!!」
女戦士「高慢女はこーもんボーボー♪」やーいやーい
女魔法使い「うぇぇぇん・・・・」
女勇者「け、ケンカはダメですよお」
続く!
女魔法使い「こんな連中と丸裸で野山を駆け回るなんてことが故郷の皆に知れたら・・・」
女戦士「こんな連中とは何だ!」
女踊り子「私達が好きで素っ裸やってるとでも思ってるの!?こっちにだって理由があるんだからね!」
女魔法使い「え・・・そうなの?」
女勇者「当たり前でしょ・・・・・」
女戦士「あれ?でも、女勇者って何でまっぱで?」
女勇者「ギク」
女踊り子「そう言えば聞いてないわよね」
女勇者「い、いいから先に早くいきましょー(汗 なんか言いたくない・・・)」
岩壁~~
女踊り子「本当にこんな辛い所を行かなくちゃならないわけ!?」
女勇者「ええ、進行上ここしか進めないんです。次の町に行くには・・・」
女魔法使い「ちょ、あなた、私の真下を登るのをやめなさい!」
女戦士「へっへっへw、ケツ毛ボーボーww壮観だねw」
女魔法使い「このッ!変態戦士!」
女戦士「なんだと? ほれ、カンチョーv」ぐさっ
女魔法使い「みぎゃあああああああああ」
女勇者「二人とも・・・っていうか女戦士さん!喧嘩はしないで!」
女戦士「へーへw」
女踊り子「あはは・・・あれ?あそこのあれ何?」
女勇者「え・・・・・・まさか!」
女戦士「どうした?」
女魔法使い「進む先にある洞窟のすぐ出口が見える? あそこに、丸裸の美女が変な色の液体塗れで横たわっているの」
女戦士「げ、ほんとだ!なんだあありゃあ!」
洞窟そば~~
女勇者「あ、あれよ!」
女僧侶(全裸ソースかけ)「人の声・・・・?」
女戦士「オレンジ色や紫の・・・・美味そうな匂いの液体がかかって・・・・アンタ、食べられる気かい?」
女僧侶「はい。私は、オロチに身を捧げる決意をしたのです。全ては平和のため」
女踊り子「そ、そんなオロチ私達がやっつけてやるわよ!ネ!」
女勇者「もちろんです」
女魔法使い「お金も稼ぎたいしね」
女僧侶「それは・・・ダメです」
女戦士「何がダメなんだよ」
女僧侶「村の平和のためには、私が生贄にならねばならないのです。オロチの怒りを鎮めるには・・・」
女戦士「わかんない奴だな、オロチを倒しちまえば村は救われるはずだろ」
女僧侶「・・・・・」
女魔法使い「!この気配は・・・・・・」
オロチ「ぐぅるるる・・・・」
女勇者「オロチ!!」
オロチ「ぐるるるるっ!!!」
女戦士「なんてでかくて長いんだ!それに力強く、太く、脈打っている!!」
女踊り子「すぐに攻撃の踊りを!」さらららら・・・・
オロチ「ぐ・・・ぐるっ!」
女勇者「効いてる! いくわよ・・・手刀でエナジースラッシュ!」ズバッ!!
オロチ「ぐらーーーーーっ!!」
女僧侶「だめ・・このままじゃ・・・ダメッ」
女魔法使い「お次は新技の中竜巻を見せてやるわ!」
女戦士「あたしだって・・・気孔玉!!」バシュッ!!
女僧侶「バインド!!!」
ピタッ
女勇者「う・・・うごけない!?」
女踊り子「やだ・・・こんなポーズで・・・」
女戦士「なんで・・だ!?」
女魔法使い「女僧侶さん、今・・・あなた何を!」
女僧侶「村を救うためにはこれしか無いのです・・・」しな・・・
オロチ「ぐるる・・・・る?」じゅるり・・・
女勇者「何故・・・何故オロチを庇うような真似を・・」
女戦士「戦えば十分勝てる相手だ!見ててわかんなかったのか!」
女踊り子「ねえ、魔法を解いて!!」
女僧侶「・・・私は肉を、血を、命を・・神なるオロチの臓腑に捧げます」
女魔法使い「そんな終わり方でいいの?余りにも惨めじゃないの?」
女僧侶「惨め・・・・」
女僧侶「この世の惨めは、全て受け入れました」す・・・
オロチ「ぐるるるうううううっ!!!」
女僧侶「さあ、神なるオロチよ!!」
女勇者「ダメええええっ!!!!」
皆「!?」
女勇者「命を捨てるなんて・・・絶対に!」ぱああああ・・・・
女魔法使い「あれは・・・」
女踊り子「女勇者の体が光を・・・!?」
女魔法使い「あれは勇者にのみ使える非奥義の基本技、ブレイブゲイト!」
女勇者「はああーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
女戦士「すげえっ!!」
女僧侶「え・・・バインドが破られて・・・・!?」
ガガガガガガ・・・ドオオオオオオッ!!
女戦士「うわあすげえ衝撃波だああっ!!」ぶわっ
女踊り子「吹き飛ばされてしまう!?」
オロチ「ぐるるううううううううう!??」
女僧侶「きゃあああああああああああああああ!?」
数時間前~
女僧侶「服を、全て脱ぎました。」
村長「うむ。では、その裸体を清めよう。おい」
村人1「はい。先ずは聖水のプールを」ちゃぽちゃぽ
女僧侶「・・・ありがとうございます」ちゃぷ・・
村長「身を浸すだけではダメじゃ。隅から隅まで行き渡らせよ。」
女僧侶「は・・・?は、はい。」ごくごく
村長「まだダメじゃ。己の入聖口を丹念に洗うぞ。よし、手伝ってやろう」
村人2「では私も」
女僧侶「入聖口・・・ということは・・・」
女僧侶(あ、アソコ・・・と・・お尻の穴・・・・!!!?)
村長「入聖の構えをとれ」
女僧侶「入聖の構え・・・って、それを裸体で行なうのですか?」
村長「当然じゃ」
女僧侶(まんぐり・・・)
ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷっ
女僧侶「あ、あんvあんっ、あうっ、ひいっ(は・・・はずかしいっ!!!)」
女僧侶「誰か・・覗いてる・・・」
村娘1「うわあ、あんな所まで・・・ww」
村娘2「だから生贄なんて嫌なのよ。死ぬのも当然そうだけどさ、恥の上塗りって感じで」
村娘3「かわいそうな女僧侶様。ま、男の目線を独り占めしてた罰よね」
女僧侶「!!!」
村娘達「じゃ、お花でも眺めに行きますか」スタスタスタ
女僧侶(ひどい・・・ひどい!みんなのために・・・やってるのに!)
村娘(ブス)「・・・・・」ジロー
女僧侶「ま・・また誰か見てる・・・あの人は」
村娘(ブス)「・・・・ふっ」スタスタスタ
女僧侶「ひどい・・・・うううう」
村長「清めの儀、これにて終了した」
女僧侶「は、ハイ・・・ありがとうございます」
村長「では次に、味蓬(みほう)の儀を行なう。おい」
村人1「もってきました。タンホウの蜜です」
村人2「エンネイの粉です」
村人3「村の男の精液混ぜです」
女僧侶(え・・・・えっ?)
村長「うむ。それらを混ぜよ。」
女僧侶「なんなの・・・なんなの殿方の・・・せ、せい・・・って)
村長「よし。では始める」
ぬりっ
女僧侶「!?」
村人2「動かぬよう」ぬりぬり♪
女僧侶「いや・・・ちょ・・・そんなもの・・・塗りこめないで・・・!」
村人3「儀式には必要なのですから」ぬりぬり♪
女僧侶「や、やめて・・・そこはダメッ!!」
村長「入聖口は最も丹念にな・・」ねちねちねち・・・・
女僧侶「ひぐーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
女僧侶「ううううう」
女僧侶(こんな儀式だったなんて・・・・余所者の私に何も教えてくれなかった・・・・ひどい)
村長「十分に熱したか」
村人1「はい」
女僧侶「え・・・」
じゅっ
女僧侶「ひぎいいいいいいいいいいいいっ!やめて、やめて熱いッ!!」
村長「先の調味料を色が変わるほどに十分熱したものを最後に貢物に隙無く塗りつけ、味蓬の儀は完了じゃ」
女僧侶「やめてくらはああい!おねがいひまふぅうう!!!」
女僧侶(いや・・・いや・・・恥ずかしすぎる・・・・・・もう・・・死に・・・いえ、それは神の御心に反すること・・・)
村長「しもうた。汚物抜きを忘れておった。女僧侶よ、汚物の排出後にもう一度清めの儀からやってもらうぞ。さあ、まずは汚物をこの場で発するのだ」
女僧侶(死にたいいいいいいっ!!!!!)
現在~~
女僧侶「もう死にたい・・・死なせて・・・あんな恥をかいたらもう・・・生きていけない・・・」
女魔法使い「さっきからうわごとのように死にたいとか恥ずかしいとか・・(回復魔法)」パアアアア
女踊り子「なにかつらいことがあったんですね・・(回復の踊り)」するするするっ
女戦士「全裸同士、悩みくらい聞いてあげられるかな・・・・(治癒の気孔)」るおおお・・・・
女僧侶「う・・・・」
女勇者「あ、気がついたみたいですよ」
女僧侶「・・・ありがとう・・ございます」
女戦士「良いってことよ」
女僧侶「オロチは・・・やっつけたんですね」
女踊り子「いや・・・・逃げちった」
女魔法使い「女勇者の攻撃を受けて、かなりの深手を負ったはず・・・私達も、HP的にかなり辛いわね」
女僧侶「で・・・でしたら・・村に戻って休んではどうでしょうか。オロチ討伐の可能性のある方々がきてくだされば、私も・・・・」
女勇者「?」
女僧侶「と、とにかく行きましょう」
女勇者「見えてきた・・・あ・・あれですか?」
女魔法使い「岩壁に囲まれた村なのね」
女僧侶「ええ。ですから、オロチ以外の危難があまり無いのです」
女戦士「まて! あれ・・・森の木々の隙間から見えるアレは・・・」
女踊り子「透視の踊り!」ちゃっちゃっちゃ♪
女踊り子「オロチが村に向かっているわ!」////
女僧侶「そんな!」
女勇者「早くいかなくっちゃ!」
たたたたたた・・・・
女戦士「遅かった!岩壁を乗り越えちまったぞ!」
オロチ「ぐるううう・・・・(甘えた声)」
村長「おーよしよし」
女僧侶「!?」
女魔法使い「何か様子が変ね・・・隠れながら近づいて、話を聞きましょう」
村長「オロチが何故こんな怪我をしたのじゃろうか」
副村長「さてな。ま、楽しめたから良いではないかw」
村人1「次の”儀式”も俺を入れてくださいねww」
村長「うむ。お前の手つき、なかなか良かったぞ。お堅い女僧侶があんあん喘いでおったわwww」
女僧侶「 」
女勇者「なんなの・・・?」
村人2「それにしても、サイコーですねえ、年に一度の『僧侶祭り』」
村人3「派遣されてくる女僧侶様を、無様な姿にして弄んで、しかもオロチが食ってくれるから証拠も出ない」
村人1「精液と媚薬混ぜた薬をべったり塗られちまって、いつものお堅いお方がアヘアヘエロ女にかわってよお、うひひひひ」
女僧侶「そんな・・・・じゃあ、先輩達がいなくなったのって・・・ひどい・・・そんな・・・ひどい・・・」
女勇者「女僧侶さん・・・泣かないで。でも、何がどうなっているの・・・」
女魔法使い「話から察するに、派遣されてきた女僧侶を、オロチの生贄の名目で一年に一回弄び、証拠隠滅のためにオロチに食い殺させていたようね」
女戦士「な・・・なんて酷い奴らだ! 女魔法使いの100万倍ひでえ!」
女魔法使い「あのね」
女踊り子「でも・・・どうするの? 今からなだれ込んでも・・・・私達素っ裸だし」
女僧侶「・・・」
女勇者「ただここを去っても、次の女僧侶さんがまた、惨殺されてしまう・・・」
女戦士「そうだ。女僧侶が塗られた媚薬って奴?あれ、オロチも好きそうにしてたろ?あれを村中にまいちまえば・・」
女踊り子「それじゃ大量虐殺でしょ」
女戦士「あはっ」
女魔法使い「バカね」
女戦士「るせーケツ毛女!」
女魔法使い「な、なんですって!?あ・・あんたこそ・・・く、特に思いつかないッ!」
オロチ「ぐるる・・・」
村長「さあ、休め。お前にはまた来年、働いてもらわんとな」
オロチ「ぐ・・・る・・・」
村長「どうした?」
オロチ「生贄をよこせ」
村長「!?喋った!?」
オロチ「年に一度、我は人間を食さねばならぬ・・・生贄をよこさねば、村を喰らい尽くす」
副村長「なんじゃとおお!?」
女勇者「え・・?え?」
女戦士「なんだなんだ!?急に話が変わってきたぞ!?」
女魔法使い「まさか・・・」
オロチ「うがらあああああああっ!!!」
オロチ「生贄を・・・よこせ・・・否・・・時は来た」
オロチ「この村を食らい尽くす。この地に住まう人の命、我は年に一度食すのだ。貴様ら・・今まで生贄を送っておきながら、この日だけ送らぬとは思い上がりめ」
村長「ひ・・・な・・・なにがあったというのじゃ・・・」
女魔法使い「つまり・・・オロチは元々生贄を欲していた。それを知らずに村長は、一年に一度女僧侶の先輩達を食べさせ続けた。偶然にも、オロチのご機嫌を取っていたと言うわけよ」
女踊り子「そして、今日、私達が女僧侶さんを助けたから・・・・」
女魔法使い「理性の面が現れ、この村を滅ぼす!」
オロチ「ぐるわあああーーーーーーっ!!!!!」
オロチ「ぐるがあああああああーーーーーーっ!!!」ぐわあああ・・・・
村人達「うわーーー食われる・・・グアフ」ガジガジガジ・・・ごくん
村娘達「やめてええ、ごめんなさああい!」ばくっ
村長「ゆ・・許してくださいませ神なるオロチ・・・ぐふ」
女戦士「ど、どうするんだあの化物!」
女踊り子「ものすごい速さで村を・・・人や家を食べているわ!やっつけるなら早くしないと!」
女勇者「そ・・・そうね!今すぐに!」
ダッ
女僧侶「なぜ・・あんな酷い人たちを・・・」
女勇者「ブレイブゲイトは回復するまで使えない・・・なら、火の玉とスラッシュをあわせた火の玉スラッシュ!」ズバッ
女魔法使い「アイスブリザード!尻尾のあたりはこの技で凍らせて、動きを鈍くしてやるわ!」
女踊り子「攻撃力アップの踊り!!」
女戦士「正拳連打!」ドガガガガッ!!
オロチ「うぬら・・・何者!?」
女僧侶「何故・・・こんなひどい村を守るの?」
村娘(ブス)「ひぃえええええ!」
女勇者「危ない!」ガキイッ
女勇者「怪我は・・無かった?」
村娘(ブス)「あ・・・ありがとう・・・」
女僧侶「そうか・・・今わかった・・・・」
女僧侶「たとえ、どんなに醜くても命は神に与えられた大切なもの・・滅んでも良い命もなければ、死を選ぶことに光はない・・!!」
オロチ「ぐるううがあああーーーーーーーっ!!!!」
パーティ「う・・・きゃあああああ!!」
女僧侶「助太刀いたしますっ!!全員回復の法!」
女勇者「回復した!?」
HP:13⇒59
女勇者「まだこのシステムあったのね」
女戦士「おっしゃあ!まだやれるぜ!」
女魔法使い「火炎砲!」ドバアッ
オロチ「ぐるうううっ!!!」バガアアアッ!!!
女踊り子「うわ・・・・・っ!!!はあ、はあ・・・まだ倒れないの」
オロチ「ぐるうう・・・・生贄のない人世(ひとよ)に命の価値なし!!」
女僧侶「それは違います!命はどれも尊いもの!」
オロチ「ぬう・・・!?」
女勇者「火の玉スラーーーッシュ!!」ドズゥウウッ
オロチ「ぎゃあああああああ!!!!!!!」
オロチ「己・・・」
女僧侶「バインド!」
ビタッ
オロチ「!?」
女戦士「とどめは・・・豪快投げええええっ!!」
オロチ「ぐああああああ・・・・・・・・・・!!!!!!!」
どずぅうううううん・・・・・・・・・・
女勇者「なんとか・・・倒せましたね」
女魔法使い「ええ。でも、多くの人が殺されてしまったわね」
村娘(ブス)「数えるほどしか・・・村長も殺されたし・・・」
女僧侶「私の派遣元の修道院を訪ねると良いでしょう。むしろ、そのくらいの人数であれば、しばらくお世話できるかと思います」
副村長「なんと・・・われわれがあんな仕打ちをしたと言うのに・・・・」
女僧侶「いいえ。全ては神の思し召し・・・・」
女勇者「めでたし、かな?」
女僧侶「しかし・・・何故あなた方も服を着てらっしゃらないのですか?」
女戦士「色々有るんだよいろいろ。でも、アンタまでついてくること無かったんじゃない?修道院に戻って、服を着れば良いのに」
女僧侶「一度村に派遣されたものは、例え村が滅んでも3年は戻れない掟でして・・・ですから、着るものの調達も出来ず・・お恥ずかしい限りですが、裸体で皆様とご一緒させていただきます」
女魔法使い「また丸裸が一人増えてしまった・・うう、私の出世コースがさらに遠のいた気がする」
数日後~~
女勇者「やっと心霊の森を抜けましたね」
女魔法使い「誰かに見られている気がする森・・・か。恐さより恥ずかしさが先に立って、オバケ達も逆に驚いたかもしれないわね」
女戦士「う、うっさい、おば、オバケの話なんかすんな!」ガタガタ
女魔法使い「おっやあ?」
女戦士「な、なんだよおお!」
女僧侶「確か、この辺には清めの大聖堂があるはず・・・そこで休みませんか?」
一同「え・・・・っ」
一同(そんなオカタソウなところに、この格好で行けって言うの・・・・!?)
続く!
女僧侶⇒ピッチピチぷりんぷりん♪
女僧侶「死の魔法死の魔法消滅魔法死の魔法」ガガガ
モンスター達「」バタバタバタ
女勇者「な・・何をしてるんですか!?」
女魔法使い「存在意義を示したいって言って(汗)」
女戦士「誰か止めろあの倒し方じゃ金が入らない」
女踊り子「結局、女僧侶が魔力の限り死の魔法と消滅魔法撃ち尽し、金が入らないまま清めの大聖堂にきちゃった・・・」
女戦士「ちっくしょう・・・このままじゃあたし達一生全裸だぞ」
女魔法使い「とにかく、入れてもらいましょう・・・なにか装備品があるかもしれないし」
ぎぃ・・・・
シスター1「お客様がいらっしゃるとは珍しい・・・・えっ!?」
女勇者「ど、どうも・・・」
女踊り子「こんなカッコじゃ驚かれて当然よね・・・」
シスター2「どうしたの・・・・まあ!」
女勇者「わ、わたしたちけっしてあやしいものでは/////」
シスター1「こ・・・こちらへどうぞ」
女魔法使い「何か様子が辺ね」
聖堂長「おお・・・神よ、なんということでありましょうか・・」
女戦士「な・・・なんでこんなことに・・・」
女僧侶「僧正僧侶シスターとみんなを集めた大広間に、一列に並ばされているなんて・・・私説明乙」
女踊り子「うう・・・・見ないで・・・・」
女魔法使い「賢者となるべきこの私が・・・・くっ」
女勇者「視線が痛い・・」
聖堂長「みな、5つの聖に向けて賛美歌を!」
全員「る~る~るるる~~~♪」
女僧侶「これは神を讃える歌」
女戦士「ど、どういうことだ?」
女勇者「私達が五つの聖だなんて・・・確かに、魔王を倒すために戦ってはいるけど・・・」
少し後~~
女勇者「ええっ? お告げ?」
シスター「はい。聖堂長の見た夢に、神が現れ、その神は仰ったそうなのです」
--それら5つの聖は、美しき肢体を他の物で覆うことなく現れるであろう
シスター「・・・・と」
女戦士「確かにあたし達だ・・・」
女魔法使い「まさかこんなことになろうとは」
ガチャッ
聖堂長「5つの聖よ。我らの歌は如何でしたかな」
女踊り子「素晴らしかったです。私も歌と踊りの世界に生きていた者として、感動しました」
聖堂長「それはなにより。ところで、あなた方5人に、清き衣を授けたいのですが」
5人「!!!!!!」
女勇者「チャンス!チャンスよ!!」
女戦士「こりゃ貰うしかねえ!」
女魔法使い「待って。都合よく5着有るとは思えないわ」
女踊り子「もし、足りなかったらどうするの?売る?」
女僧侶「そんな罰当たりな」
シスター「清き布をお持ちいたしました」ファサ・・・
女僧侶「まあ・・なんと神々しい白でしょう」
シスター「清き衣は、この布から作ります。但し・・・着る本人が、清天山(せいてんざん)の頂上から流れる清聖水(せいせいすい)に浸してからでないと、着る事が出来ないのです」
女勇者「つまり、次の目的地は・・・」
女魔法使い「清天山ということね」
スパイ「なるほど・・・清天山か。魔長、応答してください。次は清天山です」
スパイ「・・・はい。はい。敵は5人ですので・・」
スパイ「では、よろしくお願いします」プツッ
僧正「やはりお前はスパイだったか魔の者め」ドスッ
スパイ「げっ」バタッ
僧正「特に今後出るわけでも無いのに活躍してみました。では続きをどうぞ。ところで私は女勇者ちゃん派です」
清天山~~
女勇者「なんとも神々しい・・美しい自然と言うより、聖域の輝きね」
女僧侶「そうですね・・・我々神に遣える者にとって憧れの場所のひとつですから」
女魔法使い「そして、我々は神に認められた美しき5つの聖というわけね」フフッ
女戦士「それより、やっと服が着れるぜ!」
女踊り子「本当に・・・一体どれだけの間素っ裸だったことか////」
女勇者「ところで、モンスターは出てこないの?」
女僧侶「当然です、聖域ですから」
イノシシオバケ「ガゴーーーーッ!!」
女僧侶「言ってる側から!?」
女戦士「正拳連打!」バキバキバキ
イノシシオバケ「グアガホッ!!」バタッ
女僧侶「どうしてここにモンスターが?」
女勇者「見て、このモンスター、お腹にクリスタルが埋め込んである」
女僧侶「これは蒼聖石(あおせいせき)・・・・邪の者が聖なる力を弱める石。でも、この聖域に入れるほどの純度を持った蒼聖石があったなんて・・・」
魔剣士「あいつら、面喰っておるな」
魔槍士「当然よ。この純度の蒼聖石の存在は知られていなかったのだからな」
魔斧士「だからこそ、ここで全員殺さねばな」
魔弓士「じゃあ、ここから全員狙って射ればよかろう」
魔羅士「待て待て。我ら魔士五人衆の力を他の者に教えるため、きちんと戦おうぞ」
4人「おう」
頂上~~
女勇者「やっとついた・・・」
女戦士「モンスターがなん体も出てきて苦労したな」
女魔法使い「これで報われる・・・そして私は聖人として・・・」フフフ
女踊り子「待って。泉の前に誰かいる」
魔士五人衆「来たな、5つの聖・・・勇者達よ」
続く!
女勇者 レベル20 得意技:手刀と火の玉
女戦士 レベル22 得意技:打撃と投げ
女踊り子 レベル20 得意技:戦いの踊り
女魔法使い レベル23 得意技:各種魔法
女僧侶 レベル15 得意技:死及び消滅の魔法、回復魔法
女戦士「こいつら強い・・・!」
魔剣士「敵は強いぞ・・何の装備もなしにわれらと互角とは」
5人「/////」
魔羅士「本気を出すとしよう」シコシコ
魔羅士「ぬおおおーーーーーーっ」どっぷぅうううううっ!!!
女踊り子「ぎゃあああっ!なにあいつ変態!!」
魔槍士「お前らに言われたかないだろーな」
べっちゃ・・・・
女勇者「うっわ、地面がべたべたに・・・泉には入ってないわよね」
女戦士「な・・なんだ・・まともに動けない・・」
女魔法使い「なに・・・この感じ…あ・・・いう?」
魔斧士「早く使えよな・・・」
魔羅士「そういうな。しかし、彼女らの姿のおかげで、すぐに技を放つことができてよかった」
女勇者「」
女踊り子「あふぅ・・・ん」
女僧侶「ある・・・あらぁん・・・やぁ」
女勇者「え・・・どうしたの?みんな・・・う・・私も…?」
魔羅士「くくく・・・この能力、語るまでもない」
女戦士「あへあへあへ・・・・」
女魔法使い「あ・・・ぅうぅん」
女勇者「何だか変な感じ・・みんな、こんなところに倒れこんじゃ駄目よ!」
魔槍士「一人だけかかりがおそいか・・・まあいい、ここで突き殺せばよい!」
女勇者「エナジースラッシュ!」ズバッ!
魔槍士「ぐあっ!!」
魔弓士「ちいっ!」バシュシュッ
女勇者「きゃああっ!!」ザバーン
魔剣士「まずいっ!清聖水の泉に落ちた!」
魔羅士「しまった!」
魔斧士「なんかまずいのか」
女勇者「すごいパワー・・・なにこれ・・・」ぱわああああ・・・
魔斧士「なんだこの変態ガキ・・・」ぶんっ
女勇者「誰が変態ガキよ!これでも年頃の・・・(泣)」バキィッ
魔斧士「ぐはっ!!」バタッ
魔剣士「魔羅士の精拘法(せいこうほう)が効かぬほどの聖なる力を得たか…!」
魔羅士「ま・・・まて!しかしそれは一時的なもの!時間稼ぎさえすればよい!」ささっ
女勇者「!?」
魔羅士「この娘を我が物に貫かれたくなくば、動くな!」
女踊り子「うう・・・あぅううん・・・やだ・・」
女勇者「ああっ!人質なんて卑怯な!!」
魔弓士「ざまあみろ!はははっ」
女踊り子「いい・・から・・・戦って・・・」
女勇者「ううう・・・」
魔羅士「黙っていろ、顔射するぞ」ぶらぶら
女踊り子「ひ・・・・!」
女勇者「や、やめてっ!!」
ぴく・・・・
魔羅士「なんだ?髪が・・・」
ばっ!
魔羅士「うお!?」
魔剣士「髪の中から・・何か変なものが!?」
魔羅士「こ・・コンドームだ!それも、勝手に我が物にはまりおった・・・う!?」
ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ~~~~~~~~~~!!!!
魔羅士「ぎゃああ、これは魔の物に取り付き押しつぶす伝説のコンドームではないか!どはあああああああああ!!!!!!!!」
ぶちいいいいいいっ!!!!!!!!
魔羅士「うごお・・・・」バタッ
魔剣士「なんということだ!!」
魔槍士「畜生っ!!」
魔弓士「い、いや、まずはあいつを・・・」
女勇者「許さない!!!」
女勇者「ブレイブゲイトの応用技・・ブレイブフレイム!」ボワアッ!!
魔剣士「ごはああっ!!!」
女勇者「ブレイブスラッシュ!」ズバッ!!
魔槍士「ぐは・・・・!!!」
女勇者「とどめは火の玉スラッシュ!!」
魔弓士「ぎょへえええっ!!!!」
女勇者「最後はこの汚い液体を焼いてやるわ!」ボワアッ!
女戦士「何とか助かったってわけかい…ありがとう女勇者」
女魔法使い「みっともないわ・・あんなふうにやられるなんて」
女踊り子「でも、これで清き衣が手に入るわね」
女僧侶「純白の美しき衣・・すこし楽しみですね」
女魔法使い「! そうだったわ。ようやく丸出しの丸裸から解放される!!」
女勇者「さあ、泉に布を!」
女僧侶「はい!」
ぱわあああああ・・・・
清き大聖堂~~
女僧侶「あの・・・聖堂長様」
聖堂長「む?どうしたのかな」
女僧侶「布を清聖水につけた瞬間・・全部透明になっちゃって・・・」
聖堂長「うむ。まさに清き衣の純粋なる力を表している」
女魔法使い「かんっぜんに透明・・・」
女戦士「こんなの着たら全裸より変態扱いされるじゃねえかよおおおおおっ!!!!!!」
清き衣編完!
女勇者「次はどこへ行こうかな」
【PART.2】に続く