マミ「ふっふーん、パトロールは終わったことだし、今日のお夕飯はなににしよっかな~?」プルンプルン
まどか「あの女の人…?」
マミ「和風? 洋風? それとも…」プルンプルン
まどか「うわぁ、すごいおっぱい」
マミ「わ・た・し?」プルプルプルプルプルン!
まどか「歩いているだけで、プルンプルンだよ」
マミ「なんちゃってー♪」プルンプルン
まどか「わたしなんて…こんなだし…」ショボンショボン
マミ「ふふ、食べてくれる殿方なんていないものね。料理も私も」プルプルプルン
まどか「はぁ…プルンプルンおっぱい、わたしも欲しいなぁ…」
QB「それがキミの望みかい?」
まどか「え?」
QB「僕が叶えてあげるよ」
元スレ
QB「マミのおっぱいに挟まれた僕は、感情を探す旅に出た」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326511995/
まどか「…ぬいぐるみがしゃべってる?」
QB「僕はキュゥべえ。キミは奇跡を信じるかい?」
QB「キミの願いをひとつだけ、なんでも叶えてあげるよ」
QB「そう。キミのちょっぴり小振りで発育途中な乳臭いおっぱいだって、キミの思いのままの大きさに変えることができるんだ」
まどか「わたしの胸が、あの女性のようなプルプルに!」
QB「願いを叶える代わりに魔法少女になっ…(バァンッ!
ほむら「させるものですかっ!」ダンダン!
まどか「え? え? え?」
QB「邪魔が入った。まどか、また後で。いつかキミを魔法少女にしてみせるよ」スタッ!
ほむら「待ちなさい!」ダンダン!
タッタッタッタ!
まどか「…いっちゃった」
まどか「え、ええと。映画の撮影とかじゃ…ないよね?」キョロキョロ
路地裏
ほむら「死ね! 死ね! 死ね!」タンタン
QB「まったくしつこいなあ。流れ弾が人に当たったらどうすんのさ」
ほむら「死ね! 死ね! 死ね!」タンタン
QB「物騒な魔法少女だ。僕になんの恨みがあるんだか。そりゃ覚えは山ほどあるけどね」
ほむら「死ね! 死ね! 死ね!」タンタン
QB「いくら僕を倒したって無駄なことなのに。なんて頭の回らない魔法少女だろう」
ほむら「死ねっ! あなたを倒して、まどかを救う!」タンタン
QB「ふむ。契約せずに魔法少女というイレギュラーな存在。言葉からに、鹿目まどかが関係しているようだね」
ほむら「ああっ! もう、逃げ足の速い! さっさと撃たれて死になさい!」
QB「だから、僕に死はないんだって。この追い駆けっこは、いつまで続くやら」
橋の歩道 買い物袋を持ったマミがいる
マミ「あら?」
QB「助けてマミ!」
マミ「どうしたのキュゥべえ?」
QB「魔法少女に襲われてるんだ!」
マミ「魔法少女?」
QB「僕を殺そうとする魔法少女がいるんだ。とにかくしつこいんだよ」
マミ「分かったわ、キュゥべえはこの中に隠れてなさい」
QB「このなか?」
マミ「ここよ」グイ
QB(頭から、服の中に入れられてしまった)
マミ「キュゥべえ、静かにしていてね」
QB「マミ、暗くてなにも見えないよ」
マミ「我慢しなさい」
QB(胸に挟まれて身動きが取れない。体勢を変えよう…)ゴソゴソ
マミ「こんばんは、魔法少女さん。見かけない顔ね」
ほむら「巴マミ!」
マミ「あら、私の名前を知っているのね」
ほむら「キュゥべえを出しなさい」
マミ「キュゥべえ? だれのことかしら?」
QB(うーうー)モゴモゴ
ほむら「あんたの服の中でもごもごしてるじゃない。その胸の間にいる奴よ!」
マミ「私ね、実は胸が三つあるの」
QB(もうすこし、もうすこし、体を回して…)モゴモゴ
ほむら「そんなバレバレな嘘をつかないで」
QB「ふぅ、これなら快適だ」ヒョコ
マミ「あ?」
ほむら「………」
QB「おや?」
ほむら「で、あなたの胸からひょんと顔を出した生き物はなに?」
マミ「私のペットの、ハムスターちゃんよ」
QB「やぁ、ぼくハムスター。ハムちゃんって呼んでね」
ほむら「こんばんは、ハムちゃん。ちょっと私のところにこない?」
QB「来てどうするんだい?」
ほむら「かわいがってあげるわよ(殺傷的な意味で)」
QB「うーん、行ってもいいけど、君の胸はペッタペタじゃないか。マミのように挟まらないよ」
ほむら「死ねっ!」カチャ
マミ「キュゥべえを倒したいなら、私を倒してからね」
ほむら「くっ」
マミ「どうしたの? いつでも相手になるわよ」プルンプルン
ほむら「………(銃をしまう)」
マミ「それでいいのよ。魔法少女同士が戦っても、なんの得にはならないもの」
ほむら「巴マミ。こいつの言うことに騙されないことね」
マミ「こいつ? キュゥべえのことかしら?」
ほむら「そう」
QB「僕は騙したりしないよ」
ほむら「よく言うわ」
マミ「キュゥべえは私の大切なお友達。手出ししたら、ただじゃおかないわよ」
ほむら「まどかは私の大切なお友達。契約を交わしたら、ただじゃおかない」スッ
QB「やっと行ってくれた。マミ、助かったよ」
マミ「まどかって?」
QB「僕が契約を交わそうとしている少女なんだ。ものすごい魔法力を秘めているんだ」
マミ「それを、あの子が妨害しているわけね」
QB「そういうこと」
マミ「あの魔法少女、なにかしら事情がありそうな感じね」
QB「そうでなければ、魔法少女になったりはしないだろうしね」
QB「しかも彼女は、僕が契約を交わした覚えがないのに、魔法少女になっているイレギュラーな存在だ」
マミ「謎の魔法少女さん、というわけね」
QB「何かありそうなのは、確かだよ」
マミ「話し合ってみたら、わかり合うことができるかな?」
QB「マミは優しいね」
マミ「キュゥべえ。そのまどかさんの魔法力が大きくても、契約を迫るの見合わせてみたら?」
QB「なぜだい?」
マミ「さっきの魔法少女の…名前はなんていうのかしら?」
QB「暁美ほむらだよ」
マミ「暁美ほむらさんの気持ちを考えてみるのはどう?」
QB「うーん、僕は契約を取るのが仕事だからね」
マミ「だからって、女の子を強引に迫っちゃ嫌われるわよ」
QB「そうだね、僕も無理強いはできない」
マミ「彼女を魔法少女するよう誘導するのもね」
QB「考えておくよ」
マミ「キュゥべえ。危険な魔法少女さんはいなくなったことだし、私の服から出てきていいわよ」
QB「うーん、そうしたいんだけど…」
マミ「どうしたの?」
QB「暫く、マミの胸に挟まれてていいかい?」
マミ「え?」
QB「なんというか、僕にも良く分からないんだけど、ここから出たくないんだ」
マミ「そんなに、気に入っちゃったの?」
QB「気に入った? そうなのだろうか」
QB「なんというか、マミのおっぱいに挟まれてると、何かを感じるんだ」
マミ「何かって、エッチな気持ちじゃないでしょうね?」
QB「それが僕にも分からないんだ。こんな不思議な感じ、初めてだよ」
マミホーム 玄関
マミ「ただいまー」
QB「マミ。なんで誰もいないのに、ただいまっていうんだい?」
マミ「んー? 考えたことなかったわね。つい口に出ちゃうの」
マミ「我が家に帰ると、お母さんお父さんがいるような気がして、言ってしまっているのかも」
マミ「天国で、私のことを見守ってくれているとうれしいわ」
QB「どうだろうね、死後の世界についてはなんとも言えないよ」
マミ「それに、キュゥべえも。ただいまは?」
QB「ただいま?」
マミ「そう、ただいまよ」
QB「ただいま、マミ」
マミ「ふふっ、キュゥべえお帰りなさい」
QB「やっぱり人間は不思議な生き物だ」
マミ「その人間相手に商売してるのだから、もっと理解したほうがいいわよ」
QB「努力するよ」
キッチン
マミ「ふっふーん♪」ジュジュー
QB「マミは本当に、楽しそうに料理をするね」
マミ「だって、実際楽しいもの。今日はお客様がいるし、腕の見せ所よ」
QB「お客様? どこにいるんだい?」
マミ「キュゥべえ」
QB「僕かい? 僕は食事をしたって栄養分を摂取することはない。意味ないことだよ」
マミ「でも食べることはできるでしょ?」
QB「それは、できるけど」
マミ「においをかいだり、味だって感じることができる」
QB「できるね」
マミ「だから、一緒に食べましょ」
QB「うーん」
マミ「今日は一人じゃない。キュゥべえと二人の食事だから、とっても楽しくなるわ」
食卓
マミ「はーい、巴マミ特製、チンジャオロースでーす」
QB「………」
マミ「キュゥべえ、感想は?」
QB「え? ああ、とても食べ物だね」
マミ「それだけ?」
QB「えっと、美味しそうに見えるよ」
マミ「そんなのじゃ、女の子は喜ばないぞ」
QB「一般の家庭にでるチンジャオロースの中でも最高位に入る美味しさじゃないかな」
QB「特に、美人で料理上手のマミが作ったというだけでポイントが高いね」
マミ「ふふ、キュゥべえは、お世辞がお上手ね」
QB「僕は嘘をつけないから、見たまま言ったまでだよ」
マミ「いただきます」
QB「その、いただきますはなぜ言うんだい?」
マミ「食べる前に言うのがすっかり習慣になっちゃってるの。言わなければ気持ち悪くなるぐらい」
マミ「それを何故?と言われても、あまり深く考えたことないから、困っちゃうわね」
QB「それでもあえて言うなら?」
マミ「そうね、食材になった植物や動物に感謝を込めてかしら」
QB「命をいただきます、ということだね」
マミ「だから、キュゥべえも」
QB「いただきます」
マミ「ふふ、めしあがれ」
QB「人間はほんと良く分からないよ」
マミ「はい、あーん」
QB「あーん」
マミ「おいしい、キュゥべえ?」
QB「きっと人間の味覚を満足させる味なんだろうね」モグモグ
マミ「そういう言い方は嬉しくないかな」
QB「美味しいよ、マミ」モグモグ
マミ「どれぐらい美味しい?」
QB「僕が、人間でいう男であるなら、これ以上にない天国を味わうほどの美味しさだよ」
マミ「どういうことかしら?」
QB「マミと結婚する相手はとても幸せだろう、ということだよ」
マミ「私が結婚ね、考えたことないな」
QB「まだ中学生だからね」
QB「でも、マミは美人で、スタイルがよく、優しくて、家庭的でと、女性としての魅力が存分にあるよ」
マミ「ふふ、ありがとう」
QB「マミのこと好きになる男性は多いんじゃないかな」
マミ「以前に、ちょっといいなと思う男の子に告白されたことあったけど」
QB「それで、どうしたんだい?」
マミ「私の顔でなく胸を見て『お付き合いしてください』だもの。もちろん断ったわ」
QB「マミのおっぱい目当てだった、ということかい?」
マミ「でしょうね。今のキュゥべえみたいに」
QB「僕は違うよ。マミの体に性欲を感じたりしない。そもそも僕は感情を備えてないからね」
マミ「ほんとかしら?」
QB「ほんとだって」
マミ「じゃあ、そろそろ私の胸から出てきたら?」
QB「………」
マミ「キュゥべえ?」
QB「しばらくの間、ここにいちゃダメかい?」
マミ「本当に気に入ったのね…」
QB「気に入る? そうなのかな? 気に入るは感情だ。僕たちにそんな機能は無いはずなんだけど」
マミ「でも、私の胸から出たくないんでしょ?」
QB「ずっといたいよ」
マミ「それって、感情じゃないかしら?」
QB「分からない。でも、感情だとしたら、なんの感情なんだろう」
15分後
マミ「ごちそうさまでした」
QB「………」
マミ「ほら、キュゥべえ」
QB「ごちそうさまでした」
マミ「おそまつさま」
QB「日本人独特の謙遜の言葉なのは分かってるけど、決して粗末な食べ物じゃなかったよ。マミの料理は言葉通りごちそうさまな最高の家庭料理だ」
マミ「ふふ、キュゥべえはほんといい子ね」ナデナデ
QB「そう言えばマミが喜ぶと分かっているからね」
マミ「減点。それは言っちゃいけないことよ」
QB「マミの料理が美味しいのは嘘じゃないよ。僕が食べるのが勿体ないぐらいだよ」
マミ「別に勿体なくないわ。キュゥべえと一緒にの夕ご飯は、とても美味しかったもの」
QB「でも、やっぱり、ちゃんとした人間がマミの料理を食べるべきだよ」
マミ「そうね、そういう人がいればいいのだけど…」
QB「………」
マミ「じゃあ、キュゥべえ。ちょっと胸から出てきてくれる?」
QB「なぜだい?」
マミ「なんでも」ヒョイ
QB「なぜ外に出すんだい? 僕はマミのおっぱいの所にいたいんだ」
マミ「いて良いときと、悪いときがあるの」
QB「今が悪いときなんだね」
マミ「そういうこと。いい子だから、大人しく待っててね」
QB「ああ、おしっこか。それなら僕は気にしないよ」
マミ「キュゥべえ、私が気にするの!」
QB「良く分からないな。マミが排泄する姿を見ても、僕はなにも感じたりしないよ?」
マミ「私は年頃の女の子! 相手がキュゥべえでも、そういうのを見られるのは、とっても恥ずかしいの! 分かったっ?」
QB「わ、分かったよ」
トイレ前
QB「マミがトイレの個室に入っていった」
QB「ちょろちょろと音がでている。まさにオシッコだね。うんちの方はないようだ。我慢していたのか勢いがいい」
QB「排泄行為という機能を持つ地球上の生物は非常に面倒に出来ているね」
QB「でもそれは自然の行為だ。誰もがすることを僕に見られるのが、なんで恥ずかしいのかな? 良く分からないよ」
QB「まだかなぁ。僕は早くマミのおっぱいに挟まれたいよ」
QB「マミのおっぱいは、柔らかすぎずも堅すぎずもない、非常に居心地のよい弾力性があるんだ」
QB「僕は今までたくさんの少女たちを見てきたけど、あれほど見事なおっぱいを持つ少女はいなかった」
QB「マミの谷間に入っているのは、まさに極楽といったところだ。あんな心地よい世界があったなんて、僕は知らなかったよ」
QB「あ、今、おしりの音が鳴った」
QB「誰も見てないのに、マミはそういうときでも、上品に鳴らすものだね」
ジャー
マミ「キュゥべえ、お待たせ」
QB「マミ。僕はオシッコとおならで、魔法少女の健康をチェックができるんだ」
マミ「え?」
QB「マミはまったく問題がない。非常に健康的だよ」
マミ「………」
QB「待ちくたびれたよマミ。早く、僕をおっぱいの間に入れてよ」
マミ「きゅゅゅゅゅゅゅーーーーべええええええええぇぇぇぇーーーっ!」
QB「え?」
マミ「そこに座りなさい!」
QB「座ってるよ」
マミ「じゃあ立ってなさい!」
QB「えー」
マミ「いい、女の子のはしたない姿を、絶対に見ても聞いてもにおいをかいでもいけないの!」
QB「いや、僕はマミのためを思って健康面のチェックを…」プルプル
マミ「それでもです! あなたは女の子の気持ちがぜんっぜん分かってないわ!」
QB「えっと、僕は…」
マミ「いい、女の子は…」ガミガミガミガミ
QB「…う」
十五分経過
マミ「それで、女の子は、繊細で傷つきやすいから優しくしてあげなきゃいけないの。なんでかというと…」ガミガミガミガミ
QB「マミ…」
三十分経過
マミ「おせじを言って女の子を喜ばせても、後でフォローを入れなければかえって逆効果になったり…」ガミガミガミガミ
QB「その…」
一時間経過
QB「そろそろ座っていいかな?」
マミ「ダメです! まだまだ話すことがあるんだから、キュゥべえはしっかり聞いて、女の子の気持ちをちゃんと勉強するの。それで…」ガミガミガミ
QB「………」
…
……
………
二時間経過
マミ「キュゥべえ、分かったっ?」
QB「分かりました」
マミ「よろしい」
QB(マミを怒らせてはいけないということがね…)
マミ「もう、キュゥべえのせいで、喉がからからになっちゃったじゃない」
QB「それなら、しなきゃいいじゃないか。僕だってマミの説教を二時間十三分も聞かされて…」
マミ「さてとキュゥべえ、もう一度立ちなさい」ニコニコ
QB「ごめんなさい。マミの忠告をしっかり守って、女の子の気持ちを分かるよう努力するよ」
マミ「本当に分かってる? 今のあなたの反応で、まだまだ話し足りないと分かったわ」
QB「マミが僕のために女の子の心理についてたっぷりと教えてくれて非常に勉強になったよ。これ以上は、申し訳なさでいっぱいだから、次の機会でいいかな?」
マミ「ふぅ、とりあえず合格点をあげるわね」
QB(…よかった)
お風呂
マミ「い~い湯だ~な~、なんてね」
QB「い~い湯だ~な~、い~い湯だ~な~」
マミ「お風呂はほんと心地よいわ、一日の疲れが取れるわね。私はこのために生きてる~」チャポン
QB「マミ。今日も一日ご苦労様」
マミ「あなたは、こんな時でも、私の胸にいたいのね」
QB「僕はこの上なく幸せだよ」
QB「お風呂の中でもマミのおっぱいに挟まれているし、さっきなんてマミの背中を洗うというご奉仕ができたからね」
マミ「ふふっ、口が上手くなっちゃって」
マミ「幸せなんて感情言葉が、あなたの口から出てくるなんてね」
QB「人間なら、これを幸せというと思ったからさ。僕自身は理解はできても、感じるのはさっぱりさ」
マミ「理解と感じるはどう違うのかしら?」
QB「例えれば、理解は魔法少女についての知識を持っていることで、感じるは実際に魔法少女になっていることだよ」
マミ「キュゥべえは魔法少女になれないものね」
QB「そうだね。魔法少女の知識はたくさんあるけど、魔法少女の気持ちを感じることはできない」
マミ「私の気持ちも?」
QB「女心なんて、僕だけじゃなく、世界中にいる男たちですら、理解したくても永遠に理解できないものじゃないかな」
マミ「ふふ、私の心をつかまえてごらんなさーい」
QB「つかまえたい男はいっぱいいるはずだよ」
QB「でもマミは、黄金に輝く美しい蝶々だ、手を伸ばしてもスルリと回避してしまうだろうね。君は魅力的すぎてなかなか捕まえられないんだ」
マミ「ふふふっ、もう、キュウベえったらどれだけ私を喜ばそうとしているの」
QB「マミが喜ぶことなら、なんでもするって決めたんだ(怒らすと怖いからね)」
マミ「その代わり、私の胸にいたいというわけね」
QB「ダメかい?」
マミ「ダメじゃないけど」
QB「これほどのおっぱいは、存在するのも奇跡というほどだよ」
QB「マミは、自分のおっぱいにもっと自信を持つといいと思うよ」
マミ「…本当に、エッチな気持ちは持ってないの?」
QB「あるとしたら?」
マミ「もちろん、追い出すわ」ニッコリ
QB「そんなこといったら、あるとしても無いって言いたくなるよ」
マミ「ふふっ、冗談よ。でも、キュゥべえって本当に感情がないわけ?」
QB「ないはずだよ。何度も言うけど、僕という個別な存在に感情を備えることは不可能なんだ」
マミ「じゃあ、私の胸にいて、感じているのは?」
QB「それなんだよ。今までにないことなんだ」
マミ「感情なんじゃない?」
QB「そうなのかな? これが感情というやつなのだろうか?」
寝室
マミ「すーすー」
QB「マミのおっぱいに挟まれているこの気持ちが感情であるとしたら、それは一体どんな感情なのだろう?」
マミ「んん…キュゥべえ…」
QB「なんだいマミ?」
マミ「すぅー」
QB「なんだ寝言か」
マミ「うう…私をひとりぼっちにしないで…」
QB「………」
マミ「すーすー」
QB「僕は、マミが魔法少女になった子供のころから、ずっとマミのことを見てきた」
QB「君は本当によく、絶望せずに今日までがんばってきたと思う。マミのように長く続いた魔法少女は珍しいことだ」
QB「でも、そろそろ限界に来ているのが…僕には良く分かるよ」
マミ「んん…パパ…ママ…」
QB「パパ、ママか…」
QB「魔法少女の激務が気を逸らしているだけで、親を失った心の傷は、今も消えずに残っているんだろうね」
マミ「すーすー」
QB「不思議だな。マミには、魔女になって欲しくないと思う僕がいる」
QB「一体どうしたんだろう? これが情というやつだろうか? インキュベーターに、そんなものあるはずがないのに」
朝 登校中
クラスメイト「巴さーん、おはようございます」
マミ「早坂さん、おはよう」
クラスメイト「マミさん、おはよっ」
マミ「御劔くん、おはよう」
女生徒「巴先輩、おはようございます」
マミ「武田さん、おはよう」
QB「マミは人気者だね」
マミ(挨拶はしてくれるけど、一緒に遊ぶような友達はいないのよね)テレパシー
QB「マミは高嶺の花だからね」
マミ(悪く言えば、付き合いが悪いのよ。魔法少女のお仕事で忙しいんだもん。たまには普通の女の子に戻りたいわ)テレパシー
QB「この町に魔法少女が増えれば、ちょっとは休めるかもね。マミの友達にもなってくれるだろうし」
マミ(期待はできないわ。そういう子は以前にいたけど、喧嘩別れしちゃったし)テレパシー
QB「杏子だね」
マミ(彼女、どうしてるかしら。温かい食べ物と、ふかふかなベッドで眠っていればいいんだけど)テレパシー
QB「元気にしているよ」
マミ(家は?)テレパシー
QB「あちらこちら」
マミ(はぁ、やっぱり…。心配だわ)テレパシー
QB「マミは優しいね。僕が杏子に会ったとき、マミが心配していると伝えておくよ」
マミ(ありがとうキュゥべえ。あの子になにかあったら面倒みてあげてね)テレパシー
QB「マミの頼みだ。快く引き受けるよ」
マミ(キュゥべえったら、学校にも付いてくる気?)テレパシー
QB「いけないかい?」
マミ(キュゥべえが、私に付きっきりなんて、魔法少女になりたての時以来だわ)テレパシー
QB「本当は、マミのおっぱいに挟まれたいんだけどね」
マミ(見滝原中学の制服は、キュゥべえの入る隙間がないものね)テレパシー
QB「制服の胸元に穴を開けても良いかい?」
マミ「ダメです!」
まどか「きゃっ! え、あ、ごめんなさい!」
マミ「ごめんなさい、あなたのことじゃないの。私ったらダメね、思っていたことが口にでちゃった」テヘッ
まどか「あ、あれ? あ、あなたは…」
マミ「私のこと知ってるのかしら?」
まどか(し、知ってるけど、昨日会った、おっぱいプルンプルンの人なんて言えないよ…)カァッ
QB「鹿目まどかだね」
マミ「まどかさん? この子が?」
まどか「あ、あれ、この子は…昨日にも会った?」
さやか「まどかー、どうした?」
まどか「さやかちゃん」
QB「おはよう、美樹さやか」
さやか「ぎゃーっ! ぬいぐるみが喋ってるーっ! しかも私の名前を知ってるだとーっ!」
マミ「そう、あなたたちにはキュゥべえが見えるのね」
まどか「キュゥべえ?」
QB「僕の名前はキュゥべえ。鹿目まどか、美樹さやか、よろしく」
さやか「腹話術! 腹話術だよね! こいつはさやかちゃんたまげたなっ!」
QB「マミの腹話術じゃないよ」
さやか「うごいてる!」
マミ「そう、この子はちゃんとした生き物よ。私の大切なお友達」
さやか「キュゥべえを見せ物にしたら、商売になりそうだなぁ」
まどか「さやかちゃん…」
さやか「あはは、冗談だって、じょーだん」
QB「それはできないよ。普通の人間には僕の姿は見えないんだ」
さやか「じゃあ、私たちは普通の人間じゃない?」
QB「そうだね、ふたりは魔法少女の素質があるんだ」
まどか「魔法少女?」
マミ「色々と話したいところだけど、遅刻しちゃうから、その話は放課後にどうかしら?」
さやか「あ、はい。ええと…」
マミ「自己紹介してなかったわね。私は三年の巴マミ」
まどか「二年の鹿目まどかです」
さやか「同じく二年の美樹さやかです」
マミ「鹿目さんに美樹さんね、ふふ、よろしく」
見滝原中学 校舎内
まどか「それじゃあ、マミさん、また後で」
さやか「あー、こんなに放課後が待ち遠しいのは初めてだ」
マミ「ふふ、放課後、また会いましょう」
QB「やったねマミ、友達ができるよ」
マミ「それは、どうかしら」
QB「なにか気になることでも?」
マミ「ええ、キュゥべえも気付いているでしょ?」
QB「………」
マミ「さてと、そろそろ出てきたらどうかしら、魔法少女さん?」
ほむら「………」
マミ「おはよう、暁美ほむらさん」
ほむら「気付いてたのね」
マミ「殺気がプンプンだったわよ。それほど、鹿目さんを魔法少女にしたくないのね」
ほむら「まどかを魔法少女にはさせるわけにはいかない」
マミ「美樹さんは?」
ほむら「できれば、させたくない。まどかが悲しむから」
マミ「私は?」
ほむら「あなたは元から魔法少女じゃないの」
マミ「そうね、あなたも私もすでに魔法少女だわ。そのつらさを知っているもの同士」
ほむら「なにがいいたいの?」
マミ「招待するわ。放課後、鹿目さんと美樹さんと一緒に、私の家に来なさい」
ほむら「え?」
マミ「キュゥべえは私と一緒にいるわ。鹿目さんと一緒にいられるし、キュゥべえを監視できるしで、ちょうどいいんじゃない?」
ほむら「………」
マミ「どうかしら?」
ほむら「なにか企んでない?」
マミ「もちろん企んでるわよ」
ほむら「それはなに?」
マミ「お友達になりましょう」
ほむら「何を言ってるの?」
マミ「ねっ」ニッコリ
ほむら「ばかばかしい、付いていけないわ」サッ
マミ「来るかしら?」
QB「来るんじゃないかな。マミの言うとおり、一緒にいればまどかの契約を阻止できるわけだし」
マミ「暁美さん、心を閉ざしている感じよね。少しは開いてくれるよう、もてなしてあげたいわ」
QB「マミはほんと優しいね」
マミ「おせっかいだと思う?」
QB「そんなことないよ、それがマミの良さなんだ。君の優しさは、どんな魔法少女も癒すことができるはずだ」
マミ「ほんと、キュゥべえったら言うようになったわね」
QB「そろそろ教室に入った方がいいよ。呼び鈴が鳴るころだ」
マミ「そうね。キュゥべえも授業を受けてみる?」
QB「いや、マミのおっぱいの谷間に入れないからね。僕はちょっと散策するとするよ」
マミ「残念。分からない問題があったら、こっそり教えてほしかったのに」
まどかの教室
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」
まどか「あれ…あの子?」
QB「ほむらは、今日が転校初日だったんだね」
廊下
ほむら「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を大切にしてる?」
まどか「え、えっと…」
ほむら「大切ならば、今とは違う自分になろうと思わないこと。いいわね?」
まどか「それって…」
ほむら「今朝会ったでしょ? 巴マミとキュゥべえのことよ」
まどか「あー、ほむらちゃん…見てた…?」
ほむら「あの二人が誘う世界がいくら魅力的でも、それは詐欺師が悪徳商品を売りつけるようなものよ。騙されないこと、いいわね?」
まどか「え、えーと」
ほむら「まどかはまどかのままでいいの。今までどうり、これからも」スタスタスタ
QB「ふーむ、暁美ほむらは色々とわけありな魔法少女のようだ」
放課後 マミホーム
マミ「一人暮らしだから遠慮しないで、ろくにおもてなしの準備もないけど」
まどか「おじゃましまーす。マミさんあこがれるなぁ、この素敵な部屋も……プルプルおっぱいも(ボソッ)」
さやか「しゃべるぬいぐるみ。えっとキュゥべえっつったっけ。姿みえないけど、どうしたんです?」
マミ「それがね、用事ができたからって、来られなくなったの」
さやか「あらら」
マミ「だから、私が魔法少女について説明するわね」
外 ビルの上
ほむら「………」
QB「やれやれ、君はなぜ、マミの家にいかないでそうやってコソコソしてるんだい?」
ほむら「あなた?」
QB「望遠鏡でマミの部屋を覗き、しかも女の子の会話を盗聴してるだなんて、親が見たら泣くよ」
ほむら「人の親を知らずに、よく言うわよ」
QB「まさか君は、鹿目まどかの生活をこっそり監視することで興奮するストーカーかい?」
ほむら「バカいわないで」
QB「君はまどかについて、特別な感情を抱いているようだね」
ほむら「友達を助けたいだけよ」
QB「僕から?」
ほむら「当然。いま直ぐにでもあなたを殺したい気持ちでウズウズしてるわ」
QB「じゃあ取引をしよう」
ほむら「取引?」
QB「僕はまどかに契約を迫ったりしないと誓う」
ほむら「なんの冗談よ」
QB「本気さ。まどかの魔力は非常に魅力的だ。けれど、取引をしたら僕はまどかを諦める」
ほむら「なにがいいたいの?」
QB「ただし、まどかの方から魔法少女になりたいと頼んできたら契約する」
ほむら「やっぱり裏があるじゃない。意味のない取引よ」
QB「しょうがないよ。少女に奇跡を起こし、魔法少女にさせるのが僕の仕事なんだ」
QB「魔法少女になりたいと頼んできたら、断ることができないんだ」
ほむら「そんなあなたを信用するなんて無理な話よ」
QB「だから、僕はまどかを魔法少女にするよう誘導しないと約束する」
ほむら「………」
QB「これでどうだい?」
ほむら「で、あなたは私になにをしてほしいわけ?」
QB「僕は感情を知りたいんだ」
ほむら「感情?」
QB「感情探しの手伝いをしてほしい」
ほむら「インキュベーターが感情探しだなんて、とんだお笑いね」
QB「そうだね。僕たちの中で初めてのことだよ」
ほむら「いったい何が、あなたをそう動かしたのよ?」
QB「マミのおっぱいだ」
ほむら「は?」
QB「マミのおっぱいに挟まれた僕は、自分の中から感情らしき存在が出てきたんだ」
QB「それが感情でいうなんなのか、知りたいんだ」
ほむら「あなた、淫獣?」
QB「失礼するよ」モミモミ
ほむら「なっなっなっ!」
QB「暁美ほむら…きみは…!」
ほむら「なによ! 人の胸なんて揉んで! この変態インキュベーター!」
QB「ない! ない! 膨らみがどこにもない!」
ほむら「ほっといて!」
QB「信じられない! こんなにぺたぺたな貧しい胸に触れたのは初めてだ!」
ほむら「うるさいっ!」ジャキ
QB「そうか、君の性格が悪いのは胸がないことへのコンプレックスだったんだ!」
ほむら「違うわよ!」タンタン
QB「暁美ほむら。僕は君を心底同情するよ」
ほむら「あんたなんかにされたくないわよ!」ダダダッ!
QB「こんな惨めで悲しい、車に轢かれたカエルのようなぺちゃんこ胸を持っているなら、やさぐれたったっておかしくないよ!」
ほむら「いいかげんにしなさい!」ダッダッダッダッダッダッ!
QB「なんで、もっと魅力的なおっぱいにしてほしいと契約しなかったんだい? 君が奇跡を起こさなきゃいけないのは、自分の胸だけだよ!」
ほむら「あなた、どんだけ喧嘩を売ってるのよ!」ドドドドドドドド!
20分経過
ほむら「はぁはぁ…」
QB「気が済んだかい? 僕にいくら攻撃したって無駄なことなのに、学習能力を持ったほうがいいよ」
ほむら「なんなのよ、あなたは、人の胸をバカにして。私だって好きでこんな胸を持ったんじゃないのに! ないのに! それなのに!」
QB「僕は暁美ほむらの女心を傷つけてしまったようだ。心からお詫びする」
ほむら「謝罪なんかいらない…」
QB「話を戻すけど、僕の感情探しを手伝ってくれないかな?」
ほむら「断ったら?」
QB「今まで通り。僕はまどかに契約させるために知恵を絞るよ」
ほむら「………」
QB「悪い取引ではないと思うんだけどな。まどかを魔法少女にさせない目的のある君にとって、大きなメリットだろ」
ほむら「あなたが信じられないのよ」
QB「もちろん、まどかを魔法少女にしたい思いは当然ある」
QB「それよりも、自分の感情を探したい気持ちの方が強いんだ」
ほむら「………」
QB「協力してくれないかい?」
マミホーム
QB「ただいまマミ」
マミ「おかえりなさい、キュゥべえ。鹿目さんたちはとっくに帰っちゃったわよ」
QB「次のお客さんを連れてきたよ」
ほむら「………」
マミ「あら、暁美さん? よかった、来てくれたのね」
QB「取引をしたよ。ほむらは、僕の感情探しの手伝いをしてくれるんだ」
マミ「そうなの。暁美さん、キュゥべえをよろしくね」
ほむら「ふん」
QB「マミ、マミ、いいかい?」
マミ「しょうがないわね、はい、どーぞ」ヒョイ
QB「はぁ、やっぱりマミのおっぱいは最高だ」
マミ「そんなところがいいだなんて、ほんとキュゥべえったらおかしな子ね」
QB「学校では入れなかったからね」
マミ「しょうがないことよ。みんなの前で胸を見せるわけにはいかないでしょ?」
QB「どこかの少女に、見滝原中の制服の胸元を開けれるようにしてほしいと契約させたいぐらいだよ」
ほむら「エロ親父…」
マミ「暁美さん、玄関に突っ立ってないで、入ってきたら?」
ほむら「………」スッ
QB「暁美ほむら、人の家に入るときに言わなきゃいけない挨拶があるだろ?」
ほむら「おじゃまします」
キッチン
マミ「暁美さん、包丁の持ち方が違うわよ」
ほむら「こ…こう?」
マミ「そうじゃないわ。これなら指を切っちゃうわ」
ほむら「ええと…」
マミ「ほら、こうやって、トントントントン」プニッ
ほむら「マミ、そのっ」
マミ「なに?」プニプニ
ほむら「だ、だから…」
マミ「ふふ、なにかしら?」プニプニプニプニ
QB「ほむらの背中に、マミの胸が当たってるんだよ。ついでも僕もだけど」
マミ「ああ、女同士だから気にすることないでしょ?」
ほむら「そ、そうだけど」
マミ「はい、意識を包丁に向ける。こうやって、トントントン」
ほむら「速いわ。よくそんな器用にできるわね」
マミ「慣れれば誰だって上手くなるわ。はい、暁美さん、やってみて」
ほむら「ん、んん」トントン
マミ「うん、さっきより上手になってる。速く切ろうとするんじゃなくて、ゆっくりと正確にね」
ほむら「わ、わかった」
QB「ほむらは、料理がヘタだね」
ほむら「うるさいわね。あまり作ったことないのよ」
マミ「ふふ、暁美さんと一緒に料理が出来て楽しいわ」
ほむら「なんで私がこんなことを…」
マミ「女の子なんだし、料理ができるのは損しないわよ」
食卓
QB「今日のご飯はマミ特製野菜たっぷりカレーだ」
マミ「違うわよ、キュゥべえ。マミあーんどほむらちゃん特製野菜たっぷりカレー」
ほむら「どっちが私で、どっちがマミが切った野菜か一目瞭然だわ」
マミ「いただきます」
QB「いただきます」
ほむら「………」
QB「ほむら、いただきますをせずに、スプーンをもったらいけないよ」
ほむら「いただきます」
マミ「はい、めしあがれ。おかわりあるから、いっぱい食べてね」
ほむら「………」モグモグ
マミ「暁美さん、美味しい?」
ほむら「辛いわ」
マミ「野菜で甘みがでてると思ったけど、ヨーグルト入れた方がよかったかしら?」
QB「生卵をかけたら、いいんじゃないかな?」
マミ「なるほど、暁美さん生卵入れてみる?」
ほむら「それ、おいしいの?」
マミ「美味しいわよ、私は子供のころよくかけて食べてたわね。ダメだったら、私が代わりに食べるわ」
ほむら「じゃあ、お願いするわ」
マミ「はい、今持ってくるわね」
ほむら「………」モグモグ
マミ「どう?」
ほむら「悪くないわ」
マミ「ふふっ、良かった。たくさん食べてね」
QB「マミ、僕にもちょうだい」
マミ「はい、キュゥべえ、あーん」
QB「あーん」
マミ「美味しい?」
QB「とっても。マミの料理は世界一だよ、レストランをやったら大繁盛、絶対大もうけできるね」
マミ「やだぁ、キュゥべえったら、大げさなんだから」
ほむら「…なんなのこの二人」
マミ「暁美さんは、普段はなに食べてるの?」
ほむら「コンビニ」
マミ「コンビニって、まさか外のお弁当? お母さんは作ってくれないの?」
ほむら「離れ離れよ」
マミ「暁美さん、一人暮らし?」
ほむら「ええ」
マミ「そう、だったら寂しいわね」
ほむら「もう、慣れたわ」
マミ「そういう慣れって、良いことじゃないわよね」
ほむら「しかたないことよ。あなただってそうでしょ?」
マミ「ねっ、暁美さん。今日は泊まって行きなさい」
ほむら「嫌よ」
マミ「そんなこといわないで、ねっ」
QB「さてと、僕はまどかの家に行ってみようかな?」
ほむら「あなた約束!」
QB「様子を見にいくだけだよ。ほむらがマミの家に泊まるというなら、いかなくてもいいかな」
ほむら「…泊まるわ」
マミ「良かった。友達がお泊まりしてくれるの初めてだから嬉しいわ」
ほむら「誰があんたの友達よ」
QB「さてと、僕はまどかの家に…」
ほむら「友達! 友達よ!」
マミ「遅くまでお話ししましょうね」
ほむら「直ぐに寝るわよ」
QB「まどかのところにいこーかなー」
ほむら「朝まで付き合ってあげるわよ!」
マミ「ふふふっ、キュゥべえと暁美さんって仲がいいのね」
ほむら「これのどこが!」
マミ「あら、暁美さん。カレーがほっぺたに付いてるわよ」
ほむら「え?」
マミ「拭いてあげるわ、顔をこっち寄せて」
ほむら「いいわよ、自分で…」
マミ「動かないでね」フキフキ
ほむら「………」
マミ「はい、取れました」
ほむら「子供扱いしないで」
マミ「暁美さんって、肌が綺麗よね。髪の毛もストレートでさらさらだし、羨ましいわ」
ほむら「…あなたのほうが羨ましいわよ」
お風呂
ほむら「なんで、巴マミと一緒にお風呂に入ってるのよ」
マミ「動かないの。背中が洗えないわ」ゴシゴシ
ほむら「恥さらしよ」
マミ「暁美さんって、肌が白いわよね…」
ほむら「人の貧相な体を見ないで」
マミ「綺麗よ」
ほむら「嘘つきなさい」
マミ「そんなことない、本当に綺麗。でも、苦労している跡も見えるわね」
ほむら「人の体に触れないで」
マミ「この傷。魔女によるものよね?」
ほむら「だからなによ。そんなのいつものことでしょ」
マミ「………」ピタッ
ほむら「なんで、背中を抱きしめてくるのよ」
マミ「あなたの苦労が痛いように分かるから」
ほむら「…やめて」
マミ「大丈夫。寂しくなんかないわ」
ほむら「なによ、私のこと、なにもわからないくせに」
マミ「分からなくても、辛い思いをしているのは分かるわ」
ほむら「………」
マミ「おなじ魔法少女だもの」
ほむら「やめて」
マミ「あなたはきっと、私以上に苦しい思いをしてきてるのね」
ほむら「その胸、押しつけてこないで…」
マミ「この胸で泣いてもいいのよ?」
ほむら「なに言ってるのよ」
マミ「無理しなくてもいいの」
ほむら「バカじゃない…」
マミ「いいの」
ほむら「………」ウグッ
マミ「いいのよ」
ほむら「あなたは本当に…バカよ…」
マミ「それで暁美さんが救われるなら、バカなままでいいわ」
ほむら「うぐ…ひっく…あぁ…」
マミ「よしよし」
QB「やれやれ、胸的に僕の入る隙間がないじゃないか…」
寝室
マミ「くーくー」
ほむら「なんで私は、巴マミの胸で泣いたのよ」
マミ「くー、くー」
ほむら「なんで私は、巴マミと同じベッドで寝ているのよ」
マミ「くー、くー」
ほむら「誰も頼らないって決めたのに、それなのに、私は巴マミに甘えてしまっている」
マミ「くー、くー」
ほむら「この胸、反則よ…」
QB「まったく、マミのおっぱいは僕のものなんだよ」
ほむら「あなたいたのね?」
QB「マミの胸で寝たかったのに、なんでほむらが独占しちゃってるのさ」
ほむら「うるさい」
QB「マミを抱きしめ、顔をおっぱいにうずくまって眠るのはどんな気分だい?」
ほむら「腹立つぐらいに気持ちいいわよ。なんなの、このおっぱい」
QB「それで感じる感情はなんだい?」
ほむら「………」
QB「ほむら?」
ほむら「…悔しいから教えない」ギュッ
QB「約束したじゃないか。僕はそれが知りたいんだ」
ほむら「これは口にするものじゃない。感じて分かるものよ」
QB「それでも教えて欲しいな」
ほむら「………」
QB「ほむら?」
ほむら「あえていうなら、安らぎよ」
QB「うーん、良く分からないな」
ほむら「だから言ったじゃない。これは感じて分かるものだって」
QB「僕がマミのおっぱいで感じるものも、安らぎなのだろうか?」
ほむら「そんなの、私が分かるわけないでしょ」
QB「僕にストレスはないからね、そういうのとは違う気がするよ」
マミ「くぅー、くぅー」
QB「ほむらのおかげかな? 今日のマミは安らかに眠っているよ」
ほむら「いつもは?」
QB「うなされることが多いかな」
ほむら「そうよね、私だって眠れない日々が続いているもの」
QB「今日は、マミの胸でゆっくりと眠れそうだね」
ほむら「嬉しくないわよ。マミなんて、好きでもないのに」
QB「僕は知ってるよ。君のような人をツンデレというんだ」
ほむら「そんなおたく用語、私は知らないわ」
QB「君がマミにツンデレという好意を持っていることは分かった」
ほむら「そんなの持ってないわよ」
QB「マミは一人で寂しがっているんだ。一緒にいてあげてくれないかい?」
ほむら「嫌よ」
QB「なぜだい?」
ほむら「マミはベテランのようで、魔法少女についてなにも知らないわ」
QB「君は、ベテランのマミですら知らないことを知っているというわけだ」
ほむら「グリーフシードが黒く濁ればどうなるか…」
QB「確かに。それは、マミに話すわけにはいかないね」
ほむら「その結果を、私は知っているもの」
QB「結果?」
ほむら「…あなたの目的も」
QB「世の中には知らなくていいことだってあるんだよ」
ほむら「詐欺師」
QB「人聞き悪いなあ。僕は合意があって契約しているよ」
マミ「………」
朝
マミ「暁美さん、朝よ。起きて」ユサユサ
ほむら「んん…」
マミ「起きなさい。学校にいく時間になっちゃうわ」
ほむら「やだぁ~」ムニャムニャ
マミ「嫌でも、起きなきゃ。遅刻したいの?」
ほむら「学校、今日休む…」ムニャムニャ
マミ「そうはいかないでしょ?」
ほむら「あと五分~…」ムニャムニャ
マミ「ダーメ」
ほむら「お母さんのいじわる…寝かせてよ…」ムニャムニャ
マミ「あらあら、ほむらちゃんは甘えん坊ね」
ほむら「ん~、おかあさぁ~~………ん?」
マミ「なーに?」
ほむら「はっ!」
マミ「おはよう、ほむらちゃん」
ほむら「…………」
マミ「ほむらちゃんは可愛いわね」イイコイイコ
ほむら「あ、え、あの、私、え?」
マミ「ふふ、とっても気持ちよく眠れたようね」
ほむら「ち、違うの! これは違うのよっ!」
マミ「お母さんですよー」
ほむら「だから違うのーっ!」
QB「なにが違うというんだい。訳が分かんないよ」
通学中
マミ「ほむらちゃん、忘れ物はない?」
ほむら「ほむらちゃん言わないで…」
マミ「友達は出来たかしら?」
ほむら「余計なお世話」
マミ「ほむらちゃんは人付き合い悪そうだから心配だわ」
ほむら「お母さんぶらないで」
マミ「ふふっ、私のことはこれからはお母さんでいいわよ」
ほむら「だから、やめて」
マミ「一日ですっかり印象が変わっちゃったわね。暁美さんが、こんなにも可愛い子だったとは思わなかった」
ほむら「うう、こんな恥ずかしい思いをしたのは初めてよ…」
マミ「可愛いわ」
ほむら「はぁ、調子狂うわ」
マミ「あら、制服のリボンがずれてるじゃない」
ほむら「え?」
マミ「ほら、こっち向いて」
ほむら「じ、自分でやるから」
マミ「いいから」
ほむら「………」
マミ「はい、真っ直ぐになった」イイコイイコ
ほむら「頭なでないで」
QB「ほむら、いい子いい子」
ほむら「あんたはやるな!」
QB「つまり、マミならやってもいいわけだね」
ほむら「え?」
QB「ほむらは、もっと撫でてほしいと言ってるよ」
マミ「ふふっ、いい子、いい子」ナデナデ
ほむら「うう…なに、なんなの、なんで私は巴マミに頭を撫でられてるの…」
マミ「あなたがそれだけ可愛いからよ」
ほむら「…なんなのよ」
さやか「おっはよー、マミさんに…転校生?」
まどか「おはようございます」
マミ「二人とも、おはよう」
QB「鹿目まどか、美樹さやか、おはよう。今日もいい天気だね」
ほむら「………」
マミ「暁美さん」ツンツン
ほむら「おはよう」
まどか「マミさんとほむらちゃんってお知り合いだったんですね」
さやか「知り合いというか、ヒヒッ、見た感じあやしい関係?」
ほむら「違うわ」
マミ「暁美さんも魔法少女なの」
さやか「そっか、先輩後輩の仲なんだ」
マミ「そういうところね」
まどか「ほむらちゃんも魔法少女だったんだ」
マミ(鹿目さん、あなたが魔法少女なの知らなかったの?)テレパシー
ほむら(この時間軸のまどかとは、出会って間もないから)テレパシー
マミ(時間軸?)テレパシー
ほむら(…なんでもないわ)
QB(なるほどね。暁美ほむらがイレギュラーな理由が分かってきたよ)
マミ「鹿目さんに美樹さん。暁美さんのお友達になってくれない? この子、無愛想だけど、本当はとってもいい子なの」
さやか「ええ、頼まれなくてもそのつもりです」
まどか「うん、ほむらちゃんよろしくね!」
ほむら「遠慮するわ」
QB「人はみな、ほむらのことをツンデレという」
さやか「なるほど、否定の言葉はオッケーということか」
ほむら「そんなこと…」
まどか「ほむらちゃん、お昼いっしょに食べよう!」
ほむら「う、うん」
マミ「ほむらちゃん、良かったわね」
ほむら「だから、私のことほむらちゃんって呼ばないで」
マミ「あら、鹿目さんはほむらちゃんって言ってるじゃない」
ほむら「あなたが言うと、非常に違和感があるのよ」
マミ「ふふ、ほむらちゃん以外は言いづらくなっちゃった」
ほむら「私をどんな目で見ているのよ」
マミ「5歳ぐらいの可愛い女の子かしら」
ほむら「…もう」
昼休み
まどか「ほむらちゃん、お弁当は?」
ほむら「そういえば持ってきてないわ」
さやか「パン買ってくるなら付き合うよ?」
ほむら「一人で大丈夫よ」
さやか「えー、でも場所が?」
ほむら「分かるわ」
仁美「暁美さん、巴先輩がいらしてますわ」
ほむら「マミが?」
マミ「こんにちは」
QB「僕もいるよ」モゴモゴ
さやか「あんたなぜ、マミさんの服の中に入ってるの?」
QB「マミの胸は居心地いいからね」モゴモゴ
マミ「駄々こねるから、仕方なくね。このままでは、私の服を破って入ってきそうだったし」
まどか「羨ましいなあ」
さやか「まどかと同じく、二つの意味で羨ましいぞ」
マミ「もう、あなたたちまで」
ほむら「なんのよう?」
マミ「はい。暁美さんお弁当」トン
ほむら「え?」
マミ「ちょっとしたサプライズ。あなたを驚かせようと、早起きして作っておいたの」
ほむら「………」
まどか「うわぁ、マミさん手料理のお弁当、いいなぁ」
さやか「まどかに同じく転校生が羨ましいぞ! これはなんだ、マミさんとスールの契りを結んだものだけが得られる特典か!」
ほむら「なによ、スールの契りって…」
QB「ね、僕が言ったとおりになっただろ? みんなマミのお弁当を食べたがるって」モゴモゴ
マミ「ふふっ、本当ね」
ほむら「マミの弁当。欲しければあげるわ」
まどか「え、でも、悪いし」
ほむら「マミのなんて、私はいらないもの」
QB「食べないなら僕が代わりに食べちゃうよ」モゴモゴ
ほむら「気が変わった。いただくわ」
さやか「うわ、ツンデレだ…」
マミ「心配しなくても、お弁当は多めに作ってあるの。みんなで食べましょう」
さやか「やったー、私はマミさんをお姉さまと呼びたい!」
まどか「マミお姉さまー」
マミ「ふふっ、調子がいいんだから」
QB「ほむらはもうお母さんと呼ばないのかい?」モゴモゴ
ほむら「殺す」
さやか「お母さんって?」
QB「ほむらが寝ぼけてマミの…」モゴモゴ
ほむら「殺す殺す殺す殺すころすぅぅぅぅーーーーーっ!」
まどか「わーっ! ほむらちゃんおちついてーっ!」
さやか「端から見ると、転校生がマミさんのおっぱいを襲おうとしているようにしか見えない…」
放課後
マミ「魔女探しのパトロール、張り切っていくわよ!」
まどか「おーっ!」
さやか「おーっ!」
ほむら「………」
マミ「暁美さんも」
ほむら「おー」ボソッ
QB「まどかとさやかの魔法少女体験コースの始まりだね」
ほむら「あなた、まどかのこと諦めると約束したじゃない」
QB「したよ? だから僕は、まどかに契約してほしいとは言ってないじゃないか」
QB「これはまどかが、マミに憧れて、自分の意思で魔法少女体験コースに参加しているんだ。僕がそのように仕組んだものじゃない」
ほむら「あなたはなんで付いてくるのよ」
QB「ここにマミの胸があるからね。それと、まどかが魔法少女になりたいなぁと言ってくれるんじゃないかという期待もあるよ」
ほむら「変態インキュベーター。まどかを絶対に魔法少女にはさせないわ」
マミ「あの、私の胸でコソコソ話すのやめてくれない?」
魔女結界
QB「もうすぐ結界の最深部だ」
マミ「魔女がいるわ。危険だから、三人とも後ろに下がっていて」
ほむら「私がやるわ」
マミ「暁美さんもよ。ここの魔女は私がしとめる」
ほむら「いいえ、私が」
マミ「やらせて。あなたが強いのは分かってる。でも、未来の後輩に、いいところを見せたいの」
ほむら「後輩になんてさせない」
マミ「ふふ、あなたは私を独占したくて、ヤキモチ焼いてるのね?」
ほむら「だれが!」
マミ「さてと、魔法少女に変身よ」
ぱぁーーー!
マミ「え、あれ、あれ、きゃあ、なにこれっ!」
さやか「うおーっ! マミさんの魔法少女! すっげー過激!」ブーーーーッ!
ほむら「うわっ! なに鼻血だしてるの!」
まどか「うわ、うわ、うわ、おっぱいがぷるぷるぷるぷる!」
マミ「いつもこんなに肌を露出してないのに! どうなってるのーっ!」
QB「僕がおっぱいの谷間に入りやすいよりに、ちょっとデザインを変えさせてもらったよ」
マミ「キュゥべえ、あなた!」
QB「よいしょっと、これでマミが戦っている間も、僕はおっぱいにいられるってわけだ」
マミ「はぁ、そこまでして私の胸に入っていたいのね」
QB「ほむらは心配しなくていいよ。君のおっぱいは、挟みようないほど真っ平らだからコスチュームはそのままだ」
QB「むしろ、少しは胸があるように見えるよう、細工してあげたいと思ったぐらいだ」
ほむら「うるさい!」
戦闘中
マミ「てーいっ!」プルプルプルプル
さやか「胸が、胸がーーーっ!」ブーッ
マミ「そうはいかないわ!」クルリン
さやか「ハイレグの部分がモロ…」ブーーーッ!
QB「マミ。後ろから触手が迫ってるよ」
マミ「え?」
ガシッ!
マミ「あんっ! キュゥべえ、もっと早くに言ってよ! 捕まっちゃったじゃない」
さやか「ちょっ、この展開は触手レ…」ブーーーーーッ!
マミ「こらっ、離しな…な…さ…あ、あんっ!」
さやか「こ、声が…」ブーーーッ!
マミ「きゃっ、そんなとこ、やめて…」
さやか「マミさんのイッたような顔が…」ブーーーッ!
ほむら「マミより、さやかの方が心配になるわ…」
マミ「はぁはぁ、思い通りにはいかないわよ、後輩たちに恥ずかしいところは見せられないもの!」プルプルプルプル
さやか「すみません、すでに見ています。はぁはぁ、マミさんたまらん。女でも犯したくなるエロエロな体だぜ」ブーブー!
ほむら「さやかが怖いわ」
まどか「凄いよ、マミさんぷるぷる凄いよ! こんな戦いなら、いつまでも見ていたい!」キラキラ
ほむら「まどかまで…」
QB「マミ、上だ」
マミ「ティロ・フィナーレ!」プルンプルン
パパーン!
マミ「ふぅ、ようやく倒せたわね」
QB「マミ、お疲れ様」
マミ「キュゥべえありがとう。あなたのアドバイスが役にたったわ」
QB「マミは強いからね。ぼくがいなくたって、勝ててたと思うよ」
マミ「ふふ、油断は禁物よ。キュゥべえは素敵なパートナーだわ」チュッ
QB「頭にキスなんて、悪い気はしないね」
マミ「あなたたち、怪我はない?」
ほむら「肉体は無事だけど、精神面で大きなダメージを食らったわ」
マミ「はい?」
さやか「………」ポタポタポタポタ
まどか「さやかちゃん、大丈夫…?」
さやか「ダメ、出血死しそう…」ポタポタポタポタ
マミ「美樹さん、どうしたのその大量の血! まさか、さっきの戦いで魔女の攻撃を受けたわけ!」
ほむら「マミにやられたのよ」
マミ「わたし? もしかして私のマスケットが当たった!」
ほむら「一級のストリップよりもいやらしい戦いに興奮してこのザマよ」
マミ「へ?」
ほむら「マミは自分の肉体がいかにエロいか自覚したほうがいいわ」ツー
マミ「え?」キョトン
病室
さやか「はぁ~、マミさんエロかった~、魔法少女になりたいというより、マミさんの戦いを見たいという気持ちだよ。むしろ魔女になって犯したい? うえっへっへ、私ってなんてワル」
恭介「さやか、上の空だけど大丈夫?」
さやか「恭介。CD持ってきたよ、ユリア・フィッシャーのバッカ・ヴァイオリン協奏曲集。ジャケットの美しさに、これだと犯したくなりましたよ」
恭介「バッハだよ…。さやかはいつもおかしいけど、今日は一段とおかしいね」
さやか「あー、私の体がエロエロモードになっちゃってるんで、今の私は恭介のヴァイオリンを聞いたらものすごくイケる自信があるよ」
恭介「どうもおかしいな。熱でもあるのかい?」ヒョイ
さやか「え、あ、あ…」(恭介のおでこが、わたしのおでこと…)
恭介「あるようだね。今日は、もう帰ったほうがいいんじゃないかい?」
さやか「いや、その、大丈夫、私のはその、発情してるようなものだから、あははははははは」
恭介「はつじょう? なんかさっきから、さやからしくない下ネタが多くないか?」
さやか「いやそんなことはないんだぜ。きょ、恭介、わたしのおっぱいって魅力あると思う? さわってもいいぜ、とかあるんだよ?」
恭介「はぁ、僕をからかっているのなら、でていってくれないか」
さやか「…う」
恭介「CDも持っていってくれ。ヴァイオリンの音は、二度と聞きたくないんだ」
さやか「………」
病室の屋上
さやか「マミさんのエロエロに当てられたの、すっかり冷めちゃった…」
さやか「恭介、怒っちゃったよね。私、バカなことバッカいってたもんなー、どうかしてたよ」
さやか「ヴァイオリンを弾けるようにしてあげたいなぁ。そうすれば、恭介は元気でてくれるもん」
さやか「そして私は、それができる方法を知っている」
さやか「どうすっかねぇ…」
QB「契約かい?」
さやか「キュゥべえ?」
QB「契約して、奇跡を起こしたいという顔をしているね」
さやか「すれば恭介の腕を治せるの?」
QB「わけないよ」
さやか「だったら!」
QB「と、やりたいところだけどね」
QB「普段なら直ぐにでも契約を交わして、さやかを魔法少女にしただろうけど、それはマミとほむらから止められてるんだ」
さやか「え?」
QB「さやかがどうしてもというならするけど、ちょっと考えてみたらどうかな?ということだよ」
さやか「どういうことよ?」
QB「さやかは、上条恭介の腕を治して、どうしたいんだい?」
さやか「どうしたいって…えっと…腕が治ったら、恭介が元気になるし」
QB「それは上条恭介にとっては良いことかもしれない。でも、美樹さやか、君にとってはどうだい?」
さやか「わたし?」
QB「幸せになれることかい?」
さやか「えっと、なれるんじゃないかな。わたし、恭介の弾くヴァイオリンを聞きたいもん」
QB「でも、上条恭介は、さやかの願いで腕が治ったなんて知らないよ」
さやか「それは、そうだよねぇ」
QB「魔法少女の契約をしたことで腕を治したと伝えたところで、信じてくれるかな?」
さやか「信じない…よねぇ…」
QB「上条恭介は、さやかに感謝しないわけだ」
さやか「…う」
QB「奇跡が勝手に起きたとしか思わない。さやかのことなんか、見向きもしないだろうね」
さやか「それでも私は、恭介の怪我を治したいんだ!」
QB「見返りがなくてもかい?」
さやか「なくてもいい!」
QB「そもそも、美樹さやかが上条恭介に怪我を負わせたのかい?」
さやか「そりゃ、私じゃないけど」
QB「罪悪感を感じることはないわけだ。なのになぜ、上条恭介を助けたいんだい?」
さやか「それは…」
QB「恋愛感情だね?」
さやか「…うん」
QB「ならば、怪我を治すという遠回りなことをせず、恋を叶えたらいいじゃないか」
さやか「え、でも…」
QB「上条恭介の恋人になるんだ」
さやか「え、ええーと、な、なれるならなりたいけどさ…」
QB「上条恭介の恋人となり、彼を元気にすることこそ、さやかの本当の望みじゃないかい?」
さやか「そうなりゃ最高だよ…でも…」
QB「でももない、可能なことだよ」
さやか「それを願えって魔法少女になれということ?」
QB「まさか。こんなの奇跡を起こすまでもない。とってもイージーさ」
さやか「ど、どうやるの?」
QB「美樹さやか。上条恭介は体だけでなく、心も傷ついている」
さやか「そうだよね、そっちの方が大きくて、だから私は…」
QB「それをさやかが癒してあげるんだ」
さやか「癒すって?」
QB「その体を使ってだよ」
さやか「へっ!」
QB「美樹さやか。君は、上条恭介に身も心も捧げる勇気はあるかい?」
さやか「身も心もって、ま、まままま、まさかっ?」
QB「もちろんセックスだ。さやかの処女で、上条恭介の童貞を奪うんだ」
さやか「ぬぁんですとーーーーーっ!」
QB「好きな男と結ばれたい感情は持っているんだろ?」
さやか「いや、それは、そのぅー、まだ早いというか…」
QB「僕の言うとおりにすれば、絶対に上手く行くよ」
病室
恭介「さやか、どうしたんだろう。発情したとか、おっぱいって魅力あると思う?とか、変なことばっかいって」
QB「気になるよね。さやかのおっぱい。どんな形をしているんだろう」
恭介「誰だ!」
QB「僕の心の声だよ」(僕の姿は見えないもんね)
恭介「僕の?」
QB「そうだ。僕はさやかのおっぱいが見たい、非常に見たい、触って、揉んで、舐め舐めして、自分の精液で汚したい」
恭介「なにをバカなことを!」
QB「バカなことじゃない。さやかに頼んだら、僕はさやかのおっぱいを見ることができるんだ」
恭介「さやかは幼なじみだぞ、僕はあいつにそんな感情は持っていない」
QB「幼なじみであると同時に女だ。僕はさやかの魅力に気付いてないだけだ。あいつがどんなにすばらしいおっぱいをしているかということを。それをみたら僕は興奮のあまり精液を放出してしまう」
恭介「なんだこの心の声は…」
QB「女を知りたいという感情は僕にはある。さやかは、どんなおっぱいをしているのだろう。さやかのおっぱいは魅力的だ。僕はさやかのおっぱいを好きなようにできるんだ。だってさやかは、僕のことが好きなんだから」
恭介「さやかが僕を…」
QB「そうだ。さやかは僕のことが好きだ。好きだから、その気持ちを利用して、さやかのおっぱいが見れる。さやかで童貞を卒業できる。そうだ、さやかとセックスしよう」
恭介「僕はどうかしてる、なにかがおかしい、僕はいったいどうしたんだ」
QB「狂えばいいんだ。狂って狂って、さやかのおっぱいを滅茶苦茶にしてしまおう」
恭介「さやかのおっぱいを…」
QB「そうだ。ほらドアをみてごらん。さやかが入ってくるよ」
キイ
さやか「きょ、恭介…」
恭介「さやか」
さやか「あのね、さっきはごめん。私、どうかしてた」
恭介「おっぱいを見せてくれ」
さやか「え?」
恭介「あ、いや、なんでもない。うん、僕もちょっとどうかしてるみたい」
さやか「………」
恭介「さっきのことは、気にしてない…」
さやか「いいよ」
恭介「え?」
さやか「恭介になら、おっぱい見せても…いいよ」
恭介「さやか」
さやか「ぬ、脱ぐね」
恭介「いや、僕は」
さやか「私のおっぱい見たいんでしょ? いいよ、見せてあげる。今、上着…脱ぐから」スルリ
恭介「さやかのブラジャー」
さやか「マジマジと見ないで、恥ずかしいよ」
恭介「ご、ごめん!」
さやか「えっと、ブラも、やっぱ脱ぐ…よね?」
恭介「う、うん」
QB「やれやれ、僕ってどんなにヘタレなんだい」
恭介「僕がヘタレだって?」
さやか「え?」
QB(美樹さやか。恭介は僕の声が聞こえてるんだ。それが、自分の心の声だと思いこんでいる。だから、たまに変な反応をするけど、気にしないでほしい)テレパシー
さやか(わかった。あはは、すごい恥ずかしいよ)テレパシー
QB「さやかは僕のためにおっぱいを見せてくれるんだ。それを黙って見ているのかい? 僕の手でブラジャーを外してあげなければ、男として最低なことだ」
恭介「さやか、その、僕の手で外していいかい?」
さやか「うん」
恭介「外すよ…」ソー
さやか「ひゃん」
恭介「ごめん、痛かったかい?」
さやか「ううん、恭介の手が冷たくて、びっくりしただけだから」
恭介「外すからね」プチ
さやか「……んん」
恭介(見えた。さやかのおっぱい)
さやか「恭介…」
恭介(膨らんでる…)
さやか「うう、そんなに見ないで…」
恭介(こんなにも…)
QB「なぜ感想を言わないんだい。好きな男におっぱいを見られて、さやかは恥ずかしさ以上に、不安でいっぱいなんだよ」
恭介「真っ白で、すごく美しい」
さやか「そんなこと…ない。私なんて、マミさんより小さいし魅力的じゃないし…」
QB「たしかに、マミのおっぱいと比較したら、アプロディタと羊飼いのそばかす娘ほどの開きがある」
QB「けれど、さやかのおっぱいはマシュマロのように、柔らかく、プニプニしていてとってもいいと思うよ」
QB「少なくとも、アスファルトの地面に小石がのってるようなほむらのおっぱいより、比べものにならないほどいいね」
恭介「マミさんって人のおっぱいがどんなのか僕は知らない。でも、僕は、さやかのおっぱいを見て、美しいと感じている。僕にとってさやかのおっぱいが一番だ」
さやか「は、恥ずかしいよ…」
恭介「さやかって女の子だったんだね」
さやか「なんだよそれ」
恭介「おっぱいみて、初めて気付いた」
さやか「そんな気づき、複雑だよ…」
恭介「さやか」
さやか「なに?」
恭介「触ってもいいかな?」
さやか「う、うん、いいよ」
QB(さやかの手で触らせてあげたらどうかな。上条恭介の傷ついた手を、さやかのおっぱいに持ってきてあげるんだ)テレパシー
さやか「恭介。私が触らせてあげるね」
恭介「え?」
さやか「手を貸して」
恭介「うん」
さやか「えへへ、恭介の手が治りますように」プニッ
恭介「うっ」
さやか「どう?」
恭介「ドキドキしてる」
さやか「心臓、すごいよね。外に飛び出しそうなぐらい」
恭介「さやかだけじゃない、僕もすごいドキドキしてるんだ」
さやか「そうなんだ、嬉しいな。ええと、揉んだっていいんだよ?」
恭介「では、遠慮なく」
さやか「どうぞ、ごゆっくり」
恭介「やわらかい…」プニ
さやか「あ、あは、あははは、くすぐったいよ」
恭介「………」プニプニ
さやか「恭介ったら、そんな真剣に…」
恭介「ん、は、はぁ…んんっ!」ビクビク
さやか「え、恭介?」
恭介「はぁ…はぁ…」
さやか「どうしたの?」
QB(射精したんだ)テレパシー
さやか「え、射精、え? え? ええ?」
恭介「ごめん、さやか。出て行ってくれないかな」
さやか「あ、いや、その、私は気にしてないし、ええと」
恭介「僕が気にするんだ」
さやか「あ、ごめん」
恭介「自分が情けなくなってきた」
さやか「そんな、落ち込まなくても」
恭介「下着を取り替えたいんだ。出て行ってくれないかな?」
さやか「う、うん」
QB(さやか、ここで出て行っちゃいけない)テレパシー
さやか(え、でも…)テレパシー
QB(上条恭介は、君のおっぱいを揉んで射精した。つまりは、男として絶頂するほどの興奮を君の体で味わったんだ。その意味が分かるかい?)テレパシー
さやか(えーと、教えてくれるとありがたいです)テレパシー
QB(さやかを女として見て、さやかの体に欲情したということだ。その責任は取るべきじゃないかな?)
さやか(責任って?)
QB(もちろん、君が上条恭介の精液がついたペニスを拭いてあげるんだ)
恭介「さやか、いつまでここにいるんだい」
さやか「恭介。ズボン脱いで」
恭介「え?」
さやか「私が、恭介のを拭いてあげる」
恭介「いいんだ、そんなことしなくても、恥ずかしいし」
さやか「だって、恭介は私のおっぱいを見て射精したんでしょ? だったら、その責任は取らなくちゃね」
さやか「それに、恥ずかしいだなんて今更だよ。私なんて、恥ずかしくてどうにかなりそうなのに」
恭介「………」
さやか「脱がすね」スッ
恭介「あまり、見ないでくれ」
さやか「やだよ。私のおっぱいを見た、しかえし」
恭介「さやかぁ」
さやか「男の子のって、こんな風になってるんだ。うわ、べとべとしてる。ここから恭介のが出てきたんだね」
恭介「汚いから、触らないほうが」
さやか「汚くないよ、恭介のだもん」ペロッ
恭介「あ」
さやか「あはは、変な味だね」
恭介「………」
さやか「拭くね」
恭介「うん」
さやか「恭介、すごいいっぱい出たんだね。男の人ってこんなに出るんだ」
恭介「自分でも驚いている。こんなに出たの初めてだし…」
さやか「そんなに、わたしのおっぱい良かった?」
恭介「うん」
さやか「なんか、恭介。素直になっちゃったね」
恭介「さやか。おっぱい、触ってもいいかい?」
さやか「いいよ」
恭介「舐めても?」
さやか「いいよ」
恭介「ん…」モミモミペロペロ
さやか「恭介って、そんなにおっぱい好きなんだ」
恭介「おっぱいじゃなくて、さやかのおっぱいが好きなんだよ」
さやか「おっぱいだけ?」
恭介「………」
さやか「ねぇ、恭介。おちんちん、すごく大きくなってるよ?」
恭介「さやかが触っているからだろ」
さやか「わたしのせいなんだ」
恭介「ああ、さやかのせいだ」
さやか「じゃあ、責任取らなきゃね」
恭介「取ってくれるかい?」
さやか「それって」
恭介「意味分かるだろ?」
さやか「うん」
恭介「いい?」
さやか「ひとつ、お願い聞いてくれる?」
恭介「なに?」
さやか「キスして」
恭介「そんなんでいいのかい?」
さやか「そんなんじゃないよ、私にとって大切なこと」
恭介「さやか」
さやか「恭介」
恭介「ん」チュッ
さやか「ん」チュッ
恭介「しちゃったな」
さやか「しちゃったね」
恭介「さやかと」
さやか「恭介と」
恭介「それ以上のことも」
さやか「する?」
恭介「もちろん」
さやか「即答するなあー」
恭介「あはは、でもさやかとしたい。いいかな?」
さやか「ダメっていったら?」
恭介「今なら止められる。でも、もう少ししたら、止まらなくなりそうだ」
さやか「恭介は私のこと好き? それともエッチなことをしたいだけ?」
恭介「えっと…」
さやか「私はどっちでもいい。恭介がそれで、少しでも元気が出てくれるなら」
恭介「さやか…」
さやか「初めてが私で、後悔しない?」
QB「ここでの僕の言葉次第で、美樹さやかを一生ものの傷を負わすことだってあるよ。僕はどうしたい? さやかを傷つける? それとも幸せにする?」
恭介「むしろ僕のほうがいいたい。さやかは初めての相手が僕で後悔しないかい?」
さやか「しない、絶対にしないよ」
恭介「じゃあ、僕も同じだ。さやかで後悔しない。いや、さやかがいい。さやか以外とはしたくない」
さやか「恭介」
恭介「君の初めてを貰うんだ。その責任は取る。これからは、なにがあってもさやかを幸せにする」
さやか「あはは、幸せすぎてどうにかなりそう…」
………
……
…
恭介「その、ごめん」
さやか「なんで謝るんだよ」
恭介「その、不器用で。入れるところも、分からなかったし」
さやか「器用な方がいやだよ。私だって良く分からないままだったし」
恭介「入れたら入れたで、腰が止まらなくなって」
さやか「あまり言わないで、思い出すだけで恥ずかしい」
恭介「ご、ごめん。でも、痛かっただろ?」
さやか「そりゃあ、初めだからね。ものすごく痛かった」
恭介「ごめん」
さやか「痛い痛い言ってるのに、誰かさん、腰振るの止めないし」
恭介「ごめん」
さやか「あはは、恭介ったら謝ってばっか。いいよ、外に出してくれたもん」
恭介「自分でも、よく外に出せたと思う」
さやか「そんなに良かった?」
恭介「無我夢中で、気がつけば出そうになってて、それで慌てて…」
さやか「おっぱいに、いっぱいかけたってわけね」
恭介「ごめん」
さやか「あーあ、おっぱいについた恭介の、拭くの大変」
恭介「ごめんなさい」
さやか「恭介、私のおっぱい好きみたいだし、舐めとってくれる?」
恭介「それは勘弁してください」
さやか「あはは、冗談だって」フキフキ
恭介「………」
さやか「ねぇ」
恭介「なんだい、さやか?」
さやか「私がおっぱいについた精液を拭いているのを見て、大きくなってない?」
恭介「ならないわけないじゃないか」
さやか「もう一回と頼んでもダメだからね。ズキズキ痛いんだから」
恭介「わ、分かってる」
さやか「え、まさか口でしろとか?」
恭介「してくれるのかい!」
さやか「なんで、目を輝かしているわけ!」
恭介「あー、いや、うん、してくれるなら嬉しいなぁなんて…」
さやか「はぁ、私って、かなりスケベな奴を好きになったのかも」
恭介「僕も、自分がこんなスケベな奴だったんだと驚いていたり」
さやか「あはは、なによそれ」
恭介「それで、いいかい?」
さやか「はぁ、分かったわよ」
恭介「やった」
さやか「スケベ」
恭介「お褒めのお言葉ありがとう」
さやか「開き直った…」
恭介「それでさやか、やってくれるかい?」
さやか「分かったよ。なんだか、今日は恭介にいっぱい初めてあげちゃってるな」
恭介「僕の初めてもあげてるからおあいこだよ」
さやか「なにがおあいこなんだか、得してるの恭介の方じゃん」
恭介「次は、さやかをいっぱい気持ちよくしてあげる。努力するよ」
さやか「う…うん。その、期待してます」
恭介「ヴァイオリンを弾ける腕は失ったけど、僕は大きなものを手に入れたかもしれない」
さやか「それって?」
恭介「僕は、美樹さやかという楽器を弾くことができるのだから」
さやか「あはは、いいこと言ったつもりかもしれないけど、ダサいよそれ」
恭介「これからは、さやかという名器をいっぱい鳴らそう」
さやか「つか、ただのエロゼリフじゃ…」
恭介「さあ、僕のさやかの初物でテカテカ光る笛を吹くんだ」
さやか「アホなこと言ってると、噛むよ」チュパ
恭介「ん、これも気持ちいい…」
看護婦「はーい、上条さーん、検診の時間でーす」ガララ
さやか&恭介「………」
看護婦「あらあら、おじゃましましたー」ガラガラ
さやか&恭介「………」
さやか「ぷっ」
恭介「あはは」
さやか「見られちゃったね」
恭介「見られちゃったな」
さやか「ここが病室なの忘れてた」
恭介「僕も。病院じゃ、ゆっくりできないね」
さやか「邪魔がはいっちゃうもんね」
恭介「さやか、僕は一日でも早くに退院する。そしてさやかといっぱいエッチしたい」
さやか「元気でたのは嬉しいけど、恭介、エッチなほうに元気になりすぎじゃない?」
恭介「僕はさやかという楽器を手に入れたからね。早く弾きたくてウズウズしてるんだ」
さやか「…だからそれ、ダサいよ」
夜 自分の部屋に戻ったさやかちゃん
さやか「ひゃーひゃーひゃーひゃーーーーーーっ!」ゴロゴロゴロゴロ
さやか「きょーすけとエッチしちゃった、しちゃった、しちゃったーーーっ! 嬉し恥ずかし初体験ーーーーっ!」ゴロゴロゴロゴロ
さやか「ヴァイオリンを弾ける腕は失ったけど、僕は大きなものを手に入れたかもしれない」
さやか「それって?」
さやか「僕は、美樹さやかという楽器を弾くことができるのだから。キリッ!」
さやか「なーんて、きゃーーーっ! あんたどんだけ恥ずかしいやつだよー! さやかちゃんは恭介の嫁なのだーーっ! あはははははははっ!」ゴロゴロゴロゴロ
………
まどかと電話
さやか「でさ、きょーすけったら、あはははは、いやもう、なんつーか、あはははははははは、いやだ、もう恭介ったらエッチなんだからー」
まどか『さ、さやかちゃんが壊れた…』
マミホーム
QB「…ということがあったんだ」
マミ「………」
QB「男なんてチョロいね。ちょっと理性を揺らしただけで、さやかの体に溺れてくれたよ」
マミ「はぁ…」
QB「マミ、頭をかかえてどうしたんだい?」
マミ「頭もかかえたくもなります!」
ほむら「暫くはさやかの顔を見れそうにないわね…」
マミ「ほんとよ、まったく。キュゥべえ、美樹さんの片思いを両想いにしてあげたのは褒めてあげます」
ほむら「さやかが、魔法少女になる心配が消えたのはいいことだけど…」
マミ「でも、ふたりの初体験を事細かに語らなくたっていいじゃない!」
QB「僕はマミのためを思って話したんだ」
マミ「どこが、私のためですか!」
ほむら「刺激が強すぎたわ…」
QB「あの二人を観察して、僕はひとつ分かったことがある」
マミ「なによ?」
QB「僕がマミのおっぱいで感じる感情は、恭介がさやかのおっぱいに感じたような、性欲じゃないということだ」
マミ「それであったら、追い出します」
QB「僕はマミのおっぱいに大量の精液をかけたいなんて思ったことがないからね。そもそもそんな機能備えてないし、欲しいとも思わない」
マミ「だから、きゅーべえーっ!」
QB「マミはその手の話が疎いね。この年の女の子にしたら珍しく、自慰行為をしたことがないんだ」
マミ「キュゥべえ…」
ほむら「意外だわ。マミは頻繁にしている印象があったのだけど」
マミ「どんな印象よ! 私はそんなはしたないことしません!」
QB「暁美ほむらは結構しているようだね。最近は、まどかのおっぱいがマミ並にあったらと想像しながらするのが好きなようだ」
ほむら「あんた、なんでそれを!」
マミ「さてと、キュゥべえにほむらちゃん。そこに座りなさい」ニッコリ
QB&ほむら「え?」
マミ「正座よ! キュゥべえは二本足で立つ!」
QB&ほむら「えええーっ!」
三十分経過
マミ「女の子にそういうエッチな話をするのは非常によろしくないことで…」ガミガミガミガミ
ほむら「これ、いつまで続くの?」ヒソヒソ
QB「マミのお説教は長いんだ。前のときは二時間十三分だったよ」
ほむら「そっ、そんなに!」
マミ「ふたりとも、あなたのたちのために話してるのよ! ちゃんと聞きなさい!」
ほむら「はいっ!」
QB「わかりました!」
一時間経過
マミ「それで、美樹さんがしたようなことは中学生の女の子にしては早すぎることで…」ガミガミガミガミ
ほむら「足が…痺れて…」
QB「僕は痺れることないけど、こんなに長いとこたえるなぁ…」
二時間経過
マミ「それだから女の子は清楚になって、しっかりと家事を学んで、スキルを鍛えておかなければ…」ガミガミガミガミ
ほむら「ねぇ…キュゥべえ」
QB「なんだいほむら?」
ほむら「いつになったら終わるわけ?」
QB「今回はさらに長引きそうだね。まだ半分も終わってない感じだよ」
ほむら「うう、どうすれば、マミのお説教を止められる?」
QB「逃げる以外にないだろうね。でも、後がものすごく怖くなるよ」
ほむら「黙って聞いているのが一番というわけね…」
三時間経過
マミ「で、あるからして、私は魔法少女の先輩としての華麗なティロ・フィナーレ人生を…」ティロティロ
QB「なんだかお説教から自慢話になってきたね」
ほむら「うう…」フルフル
QB「どうしたんだい?」
ほむら「………」ソワソワ
QB「おしっこだね?」
ほむら「………」コクンコクン
三時間半経過
マミ「佐倉さんはほんとなんもできないの。女の子らしさがどこにもなくて、私がしっかりと一人前のレディーにしてあげようと…」ティロティロ
ほむら「げ…げんかい…」タッ
マミ「暁美さん、どこにいくの! 話はまだ終わってないのよ!」
ほむら「あ、足が痺れて、立てな…」コテ
QB「あ…」
マミ「あら?」
ほむら「や、やぁ~」チョロチョロ
マミ「あ、暁美さん…?」
ほむら「やだぁ、みないで~」チョロチョロ
………
……
…
マミ「ごめんなさい。あなたがトイレに行きたいなんて分からなかったから」フキフキ
ほむら「ひっくひっく、私はどんだけ巴マミに恥ずかしい姿を見せてるのよ…」
マミ「暁美さんのおしっこは、私が片付けておくから、シャワーを浴びてきなさい」
ほむら「屈辱よ」
マミ「ほむらちゃん」
ほむら「私を笑いたければ、笑えばいいでしょ…」
マミ「だれも笑いはしないわ。ごめんなさい、恥ずかしい思いをさせて」
ほむら「なによ…」
マミ「ちゅっ」オデコニチュッ
ほむら「ん…」
マミ「いい子だから、シャワーを浴びてきなさい」ニッコリ
ほむら「うん…」スッ
マミ「ふふっ、暁美さんったら素直になっちゃって」
QB「マミ」
マミ「なーに、キュゥべえ」
QB「君は完全に暁美ほむらを手懐けたね」
マミ「手懐けって、私は暁美さんのお友達になりたいだけよ?」
QB「ほむらが感じる感情はそれ以上だ。マミの虜になっているよ」
マミ「喜んでいいのかしら」
QB「それと、ほむらがおもらしした尿から、彼女の状態をチェックしたけど、胸以外は健康そのものだ」
マミ「あまり胸のことを言わないの。あの子、気にしてるんだから」
QB「心臓の病を抱えていたようだが、魔法力によって回復している。それと彼女の能力が良く分かったよ。隠してきたこともね」
マミ「隠してきたこと?」
QB「暁美ほむらは時をかけているんだ」
マミ「時を?」
QB「時間遡行者だ。彼女は幾多の時を繰り返して平行世界を旅してきている」
マミ「だから、暁美さんは初対面のはずの私たちのことを良く知っていたのね」
QB「何度も時を繰り返してまでして、彼女が求めていることは?」
マミ「鹿目さんを魔法少女にしないこと…?」
QB「だろうね。まどかを魔法少女にすることに異常なほど敏感になっていたし」
マミ「暁美さん、苦労してきたのね…」
QB「それが皮肉にも、まどかに眠る魔法力を大きなものにしてしまった」
マミ「キュゥべえは、鹿目さんの力を解放したい?」
QB「したくないといえば嘘になる。マミのおっぱいに挟まれる前なら、なんとしてでもまどかを魔法少女にするよう策を練っただろう」
マミ「キュゥべえは悪い子ね」
QB「しょうがないよ、それが僕の仕事なんだから」
マミ「キュゥべえ、鹿目さんを魔法少女にしないって、約束して」
QB「もし、したら?」
マミ「キュゥべえとは絶交です。私の胸の中はもちろん、二度と口をきかないんだから」
QB「分かったよ。約束する。僕はマミのおっぱいの方がいいからね」
マミ「暁美さん。あなたの苦労を、今回限りで終わらせてあげたい」
ほむら「マミ…」
マミ「あら、暁美さん、出てきたのね。着替えの服、ちょっと大きかったかしら?」
ほむら「ぶかぶかだわ…」
QB「特に胸のところがね」
ほむら「うるさい」
マミ「私の服だし、しょうがないか。今度、暁美さんの服を買いにいきましょう」
ほむら「………」
マミ「どうしたの?」
ほむら「これ、マミのにおいがする」
マミ「わたしの服だもの」スッ
ほむら「なんで抱きついてくるの?」
マミ「なんでかしらね、そうしたくなったの」
ほむら「………」
マミ「私ね、大きな事故で、お父さんとお母さんを失ったの。そして私自身ももうすぐ命を落とすところだった」
マミ「それをキュゥべえが助けてくれた。今の私にある命は、本当は失うはずのものだったのよ」
ほむら「だから…なに?」
マミ「この命。あなたに捧げるわ」
ほむら「え?」
マミ「安心して。あなたは必ず、私が救ってみせる」
ほむら「…マミ」
魔女結界
マミ「ティロ・フィナーレっ!」
ドドーン!
マミ「ふぅ、こんなところかしら」
QB「マミ気をつけて、第2形態が来るよ」
マミ「あら?」
シャルロッテ「ぱっくり」
サッ
マミ「危ない危ない。危うく食べられるところだったわ。私を食べても美味しくないわよ」
QB「僕に言わせれば、マミは誰もが食べたがる極上の味だよ」
マミ「キュゥべえ、無駄口叩かない」
QB「はいはい。気をつけて、こいつはかなり厄介な魔女だよ」
マミ「ええ、私は負けない。ティロ・フィナーレっ!」
外
マミ「やっと倒したわ。ん~、激戦の後の外の空気は気持ちいいわ」
QB「マミ、お疲れ様」
マミ「暁美さんはどこいったのかしら? 今朝から姿が見えないんだけど」
QB「マミに近づきすぎたと反省して、距離を置こうとしているようだね」
マミ「私と?」
QB「巴マミに甘えられないと思っているんだよ」
マミ「あの子は…。私にだったら、いくらでも甘えてくれていいのに」
QB「ほむらは誰にも頼らないと誓っていたからね」
マミ「キュゥべえ、暁美さんのこと頼んでいい?」
QB「まかせといてよ」
まどかの家の前
QB「やあ、暁美ほむら。僕がまどかに近寄ってないのに、君はまどかの監視をしていたんだね」
ほむら「消えなさいオッパイベーター」
QB「マミが心配してたよ」
ほむら「あなた、マミになにを話したわけ?」
QB「さぁね、ご想像にお任せするよ」
ほむら「余計なこと言わないで。何も知らないくせに、マミは色々と背負い込むのよ」
QB「マミの元に戻ってくれないかな? 君にとっても悪いことでないと思うよ」
ほむら「あの人の愛情は、私には大きすぎる」
QB「甘えていいんだよ。マミにとっても、自分に甘えてくるほむらに、甘えてるんだから」
ほむら「私には分かっている。私をマミの無駄にエロい母性愛で籠絡させ、メロメロになった隙にまどかを魔法少女にするつもりなんでしょ?」
QB「約束したじゃないか。僕は、まどかを魔法少女にするつもりはないよ」
ほむら「信用できないのよ」
QB「よほど僕に嫌な思いをしてきたんだね、随分とトラウマになっているようだ」
ほむら「あなたの存在が私には悪夢よ」
QB「じゃあ、僕は期待にこたえるとしよう」
ほむら「え?」
QB「まどかに会ってくるね」ササッ
ほむら「ちょっ、ちょっと、待ちなさい!」
マドホーム 洗面所
まどか『ふふーん、ふっふーん、わたしはとっても可愛い女の子~。うそうそ、わたし、そんなにかわいくないです』
QB「まどかはお風呂に入っているようだね」コソコソ
ほむら「あなた、不法侵入じゃない」コソコソ
QB「ほむらだって、入ってきてるじゃないか」コソコソ
ほむら「キュゥべえが、何かすると思ったからよ」コソコソ
QB「浴室のドアを引いたら、まどかの生まれたままの姿を見ることできるよ? ほむらどうする?」コソコソ
ほむら「どうしもしないわよ。あなたを外に連れ出すだけ」コソコソ
QB「では選択だ」コソコソ
ほむら「え?」コソコソ
QB「1・覗く 2・覗く 3・覗く 4・まどかの脱ぎたてパンツを取る」コソコソ
QB「さあどれにする?」コソコソ
ほむら「そんなことしないわよ。というか4番はなに!」コソコソ
QB「ふむ、ほむらは4番をご希望なようだ」コソコソ
ほむら「え?」コソコソ
QB「こういうことだよ。ほら、ほむら。まどかのパンツだ」キュップイ
ほむら「あなた、なにをくわえているの!」コソコソ
QB「真っ白だね。女子中学生のまどかの生パンツだ」コソコソ
ほむら「戻しなさい。私はそんなの興味ない」コソコソ
QB「まどかのにおいがプンプンにするよ」コソコソ
ほむら「…う」コソコソ
QB「いま、誘惑されたね?」コソコソ
ほむら「されてないわ」コソコソ
QB「二秒ほど間があったよ。ほむらは、まどかのパンツに興味があるようだ」コソコソ
ほむら「あるわけないわ。私はそんな変態じゃない。変態は美樹さやかにやるわよ」コソコソ
そのころ 恭介の部屋
さやか「へっくし!」
恭介「風邪かい?」
さやか「うんにゃ、さやかちゃんの可愛さに誰かが噂しているんだよ」
恭介「あはは、さやかを可愛いと思う奴なんて、僕の他にいないはずだよ」
さやか「あんたねぇ、嬉しいけど、私はみんなに可愛いって思われたいの」
恭介「さやかの本当の可愛い姿を見れるのは、僕だけだしね」
さやか「もう、恭介。本当に早々に退院するんだもん。怪我まだ治ってないのに」
恭介「心のケアは、さやかが完治してくれたじゃないか」
さやか「したことってエッチなことだけじゃん。なんか複雑」
恭介「さやかとエッチなことたっぷりしたかったから、退院が待ち遠しかったよ」
さやか「ドスケベ」
恭介「さやかの体ほどじゃないよ」ススス
さやか「ちょっと、さっそくさやかちゃんのパンツを降ろそうとすんなー。ムードってやつを作れー!」
恭介「良いではないか、良いではないか」
さやか「へんたーいっ!」
まどホームの洗面所に戻る
QB「このあいだに僕は、ちょっぴりまどかの入浴を覗いてみた」コソコソ
ほむら「死ね、このおっぱい淫キュベーダー」コソコソ
QB「まどかのおっぱいはうまれたての赤ん坊のような、未発達の初々しさがあった」
QB「ネコに食われたゴキブリが残した足のような、始めから終わっている暁美ほむらのとは大違いだ」コソコソ
ほむら「そんなことない。私の胸は、これから始まるの」コソコソ
QB「人間諦めたほうがいいことを学んだほうがいいよ」コソコソ
ほむら「うるさい!」コソコソ
QB「その代わりに、まどかのパンツへの欲望を突き進めばいいじゃないか」コソコソ
ほむら「その代わりにもなってないじゃないの!」コソコソ
QB「暁美ほむら、自分の欲望を解き放て」コソコソ
ほむら「欲望なんて感じてないわよ」コソコソ
QB「僕には分かっている。ほむらはまどかのパンツに欲情している。まどかのパンツが欲しいんだ」コソコソ
ほむら「し、してないし、欲しくもないわ」コソコソ
QB「ならば、君はなぜ動揺しているんだい?」コソコソ
ほむら「動揺なんて、なにもしてないわよ。いつまでもくわえている、まどかのパンツを元の場所に戻しなさい」コソコソ
QB「本当にいいのかい?」コソコソ
ほむら「え?」コソコソ
QB「本当に、まどかのパンツを洗濯籠に戻していいのかい?」コソコソ
ほむら「…い、いいわよ」コソコソ
QB「やはり間があったね」コソコソ
ほむら「ない、ないないないってば…」アセアセ
QB「見たまえ、これが10分前までまどかがはいていた生パンツだ」コソコソ
ほむら「…ごくり」
QB「今、喉を鳴らしたね」コソコソ
ほむら「はっ! 私はなにを!」
QB「やはり思った通りだ。君はまどかに欲情している」コソコソ
ほむら「ち、違う。まどかは私の大切な友達で」アセアセ
QB「それだけじゃない。君はまどかのパンツに強烈な愛情を持っている。まどかのパンツフェチなんだ」コソコソ
ほむら「なんなのよそれ、私はそんなアブノーマルな趣味は持ってないわ」アセアセ
QB「ならばなぜ、まどかのパンツに目をそらすことができないでいるんだい」コソコソ
ほむら「それは、その人のパンツがあればつい見てしまうのが女心としてごく自然なことで…」アセアセ
QB「普通なら、こんなお子様パンツ。誰も関心を寄せないものだ。道ばたに置いてあっても、無視するものじゃないか」
QB「それを君は『女子校生れず 先輩と私』シリーズを観賞をするかのように、まどかのパンツに釘付けになっている」
QB「暁美ほむら。これを、まどかのパンツに興奮している証拠であるといわずして、なんといおう!」
ほむら「ううう…私は…まどかのパンツに興奮する変態…変態だったのね…」orz
QB「認めたようだね。君は、まどかのパンツが欲しいかい?」
ほむら「欲しいです…」orz
QB「手にいれたら、どうするんだい?」
ほむら「まずは、においをかぎます」orz
QB「それから?」
ほむら「舐めます」orz
QB「あとは?」
ほむら「はいてみたり、頭に被ったり…」orz
QB「それで、君が本当に求めていることはなんだい??」
ほむら「まどかのパンツをかぎながら、まどかを思って、思いながら…」orz
QB「自慰行為をしたいわけだ」
ほむら「はい」orz
まどか「ふーん、ほむらちゃんってわたしのパンツでそんなことしたいんだ…」
ほむら「まどかぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!」
まどか「はぁ、わたし恥ずかしいよ」
ほむら「すみません」
まどか「ほむらちゃん、出会ったとき、わたしになんていったか覚えてる?」
まどか「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を大切にしてる?」
まどか「大切ならば、今とは違う自分になろうと思わないこと。いいわね?」
まどか「ほむらちゃん、そう言ってたんだよ?」
ほむら「よく、覚えています」
まどか「私ね、結構かっこいいと思ったんだ」
まどか「なのにそんなほむらちゃんが、私の家に侵入してきて、パンツを盗んで、ごにょごにょ…ってやりたがる変態さんだったなんて…」
まどか「わたし、すっごく情けないよ!」
ほむら「本当に申し訳なく思います。私も自分が情けないです…」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん、謝っているわりには、口が笑ってない?」
QB「それは、正座するほむらの目線から、バスタオル一枚のまどかの割れ目がちらっと見えているからだよ」
ほむら「きゅーべえあなたっ!」
まどか「ほーむーらーちゃーーーーん!」
ほむら「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさーい!」
まどか「わたし怒ってるんだよ! なのになによ、もう!」
ほむら「まどか、ごめんなさい!」
まどか「もう、知らない!」
ほむら「ごめんなさい!」
まどか「キュゥべえ、わたし契約したくなってきた。お願いはほむらちゃんの変態をなおして!」
ほむら「それだけはだめぇぇぇぇぇーーーーっ!」
まどか「どうしよっかなー」
ほむら「お願いします。私がすべて悪かったから、契約しないでください! 本当にごめんなさい! なんでもしますから!」
まどか「ねぇ、そういう割りにはほむらちゃん、まだ顔が笑ってない? 心がこもっている感じがしないの」
ほむら「あ、いや、それは…」
まどか「私の顔、そんなにおかしいわけ!?」
ほむら「そうではなくて…お…怒っているまどかも、可愛いなぁなんて」
まどか「………」
ほむら「ごめんなさい…」
まどか「はぁ、怒る気にもなれなくなっちゃった」
詢子「騒がしいなぁと思ったら、なんやこれ?」
マミホーム
マミ「鹿目まどかさん。うちの子が、大変に失礼なことをしてしまい、申し訳ありません」ペコリ
ほむら「なんで、マミが謝るのよ…うちの子ってなによ…もう…」
マミ「暁美さん、あなたももう一度謝りなさい」
ほむら「まどか、ごめんなさい」
まどか「いいんです。マミさんは、なんも悪くないですし、こんなほむらちゃんの世話していて、苦労してますね、というか…」
ほむら「うう、私ってどんだけ格下に見られるようになったのかしら…」ジカンマキモドシタイ
マミ「暁美さんはこれでも、鹿目さんのためを思って頑張ってきている…のかしら?」
ほむら「なんで疑問系!」
マミ「あなたに対する気持ちは本物だから。いい迷惑かもしれないけど」
ほむら「一言余計よ!」
マミ「鹿目さんを大事に思っているのは確かなの。暁美さんのこと、ちょっとは許してくれると嬉しいわ」
まどか「分かりました。私も、ほむらちゃんのこと嫌いになれませんし、その時点で負けなのかな?と思っています」
まどかが帰ったマミホーム
マミ「はぁ、暁美さん、帰ってこないと思ったら、鹿目さんのパンツを欲しがっていたなんて、私は恥ずかしいわ」
ほむら「私も自分が恥ずかしい」
マミ「パンツを買うお金がないのなら、わざわざ人のを取ろうとしなくても、私が買ってあげたのに」
QB「いや、ほむらのはそういうのじゃなくて、まどかの使用済みのがいいんだよ」
マミ「え?」
QB「まどかがはいたパンツが大好きなんだよ」
マミ「どういうことかしら?」
ほむら「分かってないのね」
QB「マミはそういう性的嗜好を理解できないからね」
ほむら「フェロモンがプンプンの強烈にエロい体をしておきながら、性について無知なのも困ったものよね…」
マミ「う、え、えーと…まさか…そういう趣味があるなんて…」
ほむら「なによ、その哀れむような目は…」
マミ「暁美さん。あなたが本当に欲しているなら。私の下着を取っても、い、いいいい、いいわよ!」
ほむら「やめて、やめて、お願いだからやめて! 無理しなくていいのよ!」
マミ「鹿目さんの変わりに、私が変態暁美さんの犠牲になるわ! ど、どどどどど、どうぞ!」ヒサリ
ほむら「いらないから、あげたスカートを降ろしな……あ」
マミ「…暁美さん?」
ほむら「…………」ツー
ぱたりこ
マミ「え? 鼻血だして! ちょっとしっかりして! なんで気絶しちゃってるの!」
QB「ほむらには、刺激が強すぎたみたいだね」
マミ「え、なんで、一緒にお風呂に入っているのよ?」
QB「マミは、こういうのにはほんと疎いよね。さっきの自分のポーズがどんだけ官能的か分かってないんだ」
マミ「暁美さん、血は止まった?」
ほむら「もう、大丈夫」
マミ「良かった。心配させないでよ」
ほむら「あなたには、恥しか晒してない気がするわ…」
QB「でも良かったじゃないか。まどかは許してくれたことだし、ほむらはマミと一緒に暮らすことになったんだ」
ほむら「私がマミの家で世話になるのは決定事項なのね」
マミ「暁美さんは、目を離すとなにするか分からないんだもの。私がしっかりと一人前のレディーしてさしあげます」
QB「ほむらがレディーね。胸はどう鍛えても育ちようがないし、性格の変態性は本能的なものだから、なかなか難しいと思うよ」
ほむら「あなたは、いちいち私をからかわなければ気が済まないわけ!」
マミ「ところでキュゥべえ。なぜ、鹿目さんの家に入ったのかな?」
QB「え?」
マミ「ふふっ、キュゥべえにもお説教が必要のようね」
QB「えええええええええええ!」
ほむら「さてと、私は魔女を探しにでかけてくるわ」スタスタ
マミ「あら、ほむらちゃん。お説教から逃れるとでも思って?」
ほむら「………」
マミ「大丈夫。こんどはちゃんと、トイレにいかせてあげるから♪」
ほむら「………」ガクガク
QB「………」ブルブル
マミ「いい、女の子というのはね…」ティロティロティロティロ
こうしてマミのお説教は12時間続いたのだった
おしまい!