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途中・・・・・・・・・
途中、途中、途中・・・
そう考える事で今の私は凌いでいる
生きながらえてる・・・
その日その日で食べるためのバイトをして
あとはただ覇気なく半ば眠っている日々
のはずだったのだが・・・
ほむら「ただいまどかー」
マミ「お帰りなさい暁美さん・・・!」
ほむら「」
何故か巴さんも住む事になっていた・・・
元スレ
ほむら「絶望の城・・・」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309092715/
エスポワールから帰還した帰り道
マミ「ごめんね・・・暁美さん・・・私のせいでまた借金背負っちゃったみたいね・・・」
ほむら「気にする事はないわ・・・私が好きでやったことだから・・・」
マミ「えっ・・・///」
ほむら「ち、違うわ・・・!そういう事じゃないんだからっ・・・!大体私はまどか一筋だし・・・!」
マミ「そう・・・そうよね」シュン…
ほむら(正直理性がやばいわ・・・)
マミ「でも正直言ってこのままじゃ悪いわ・・・何か恩返しできないかしら・・・」
マミ「そうだ・・・!」
この時 マミに圧倒的閃き・・・!
マミ「ねぇ暁美さん?」
ほむら「何かしら・・・ ?」
マミ「暁美さんって自炊してる?」
ほむら「・・・?いいえ一人暮らしだしバイト先の弁当食べてすましてるわ・・・」
マミに好機っ・・・!
マミ「じゃあ私が住み込みで暁美さんの世話をするってどうかしら・・・!?」
ほむら「」
それから時は流れ・・・!
ほむら(結局断りきれずに一緒に住む事になってしまった・・・)
ほむら(でも巴さんの料理は美味しいし正直悪い気はしない・・・が)
ほむら「巴マミ・・・もう寝たかしら」ティロ
マミ「Zzz・・・うーん暁美さーん・・・ムニャムニャ」
ほむら(耐えろっ・・・!耐えるんだ・・・私の理性・・・!)
ほむら(しかもいい匂いまでするし・・・)クンカクンカ
ほむら(何考えてるのほむら!貴方はまどか一筋じゃない・・・!)フルフル
ほむら悶絶の日々っ・・・!
翌日
ほむら「じゃあバイト行ってくるわね・・・」ゲッソリ
マミ「行ってらっしゃい!気を付けてねー!」
ほむら(何か新婚生活みたいね・・・)
ほむら(何を考えてるの私・・・!私はまどまど派ですっ・・・!)
そしてコンビニに向かうほむら・・・
某コンビニ
ほむら「今日はやけにお茶を買ってく人が多いわね・・・」
ほむら働くっ・・・!
ほむら(それにしても・・・)
ほむら(何かまどかに繋がるキッカケ・・・!)
ほむら(何処かに無いかしら・・・)
織莉子「あらあら腕が止まってるじゃないの・・・!」
織莉子「タラタラしないでさっさと働きなさいっ・・・!」
ほむら「はい・・・」
ほむら(正直店長は嫌いだ・・・)
ほむら(向こうも私の事毛嫌いしてるみたいだし・・・)
ほむら「やめたい・・・」ボソッ
織莉子「また手が止まっているわ・・・使えないわね・・・」
杏子「店長っ・・・!お茶入ったぜー・・・!」
織莉子「あらそうなの・・・?」
杏子「大福も有るから食うかい・・・?」
織莉子「ええ頂くわ・・・」
織莉子「あら?どうしたの?貴方も来るのよ・・・!」
ほむら(えぇ・・・)
ほむら(この雰囲気堪らないわっ・・・!)
ほむら(元々そんなに明るいキャラじゃない上に)
ほむら(若干コミュ障の私に上手く取り入る真似ができるわけないじゃないっ・・・)
ほむら(帰りたいっ・・・)
そして終業時間
ほむら「失礼するわっ・・・」
織莉子「あら・・・私の10万マドカァーが無いじゃない・・・!」
織莉子「貴方ちょっと待っててくれるかしらっ・・・!」
ほむら「えっ・・・」
織莉子「荷物検査させて貰うわっ・・・!」
ほむら「疑っているの・・・?この私を?」
織莉子「そうは言ってないわ・・・ただ貴方貧乳じゃない・・・!」
ほむら「貴方・・・人が一番気にしてる事をっ・・・!」ガタッ
杏子「おいっ・・・!落ち着けよっ・・・ほむら・・・!」ガシッ
ほむら「離して杏子っ・・・!奴を殺さないと気が済まないっ・・・!」ジタバタ
杏子「店長もレジ・・・!行ってください・・・!」
織莉子「わ・・・分かったわ・・・」
杏子「ほむら・・・奴は少しでも自分よりもない奴をみると見下すような奴なんだっ・・・!」
杏子「いいからもう帰んな・・・!」
ほむら「帰んなって・・・ねぇ!」
ほむら「ふざけないでよっ・・・!」
ほむら「無意識下ならいいけど胸の差を口にしたらっ・・・!」
ほむら「戦争じゃないっ・・・!」ギリッ
ほむら「戦争になるしかないじゃないっ・・・!」
帰宅途中・・・
杏子「ほむらぁ~っ・・・!」
ほむら「杏子っ・・・!どうしてここにっ・・・」
杏子「いやぁ・・・あのバカ店長あたしまで疑ってきてさっ・・・!」
杏子「ネチネチ身体検査とかされそうになったからやめてきた・・・!」
ほむら「やめた・・・?ということは貴方ね・・・佐倉杏子」
杏子「えっ・・・!?」
ほむら「大方隙を見て何処かに隠したりしたんでしょ・・・そしてそれを後で回収・・・違うかしら・・・?」
杏子「・・・まいったなぁそこまでばれてりゃしゃあないっ・・・!」
そう言ってほむらの盾の中に手を入れる杏子っ・・・!
杏子の手の中には茶封筒っ・・・!
ほむら「ちょっと待って・・・いつ入れたのよ・・・」
杏子「幻術でなんとかなった」ドヤッ
ほむら「」グニャァ~
ほむら宅
杏子「悪かったって・・・ほら食うかい・・・?」
ほむら「私の料理じゃないっ・・・!」
マミ「いや私が作ったんだけどね・・・」
ゆま「お姉ちゃん・・・これどうやって食べるの?」
マミ「これはねここを剥いてから食べるのよ!」
杏子「どうだ美味しいか・・・?」
ゆま「うん!美味しいよ!」
ほむら「というかなんで私の家に集合してるのっ・・・!」
杏子「仕方ないだろ・・・野宿はできないし・・・家賃滞納したからアパート追い出されたし・・・!」
ほむら「まぁいいわ・・・」
ほむら「それで?なんでお金を盗んだのかしら」ボソッ
杏子「ゆまに一度くらい美味しい食事させてやりたくてな・・・」ボソッ
ほむら「杏子・・・」
杏子「あとあの店長が気に食わなくてやった!」
ほむら「杏子・・・」
食後・・・
ほむら「それで?私に相談って・・・?」
杏子「ほむら・・・アンタ大金の臭いがするんだが違うか・・・?」
ほむら「お金なんてもってないわよ・・・?」
杏子「違う違う!何か金になりそうな話は無いかってことさ・・・!」
ほむら「無いわよ・・・!そんな話・・・」
その時であるっ・・・
ピンポーン…
そこには花束を持った美樹さやかがいた・・・
さやか「転校生、マミさん生還おめでとう・・・!」
ほむら「貴方・・・!どのツラ下げてやってきたのかしら・・・!」
さやか「まぁそんなに無下にしなさんな転校生・・・!」
さやか「転校生にとっていい話を持ってきた・・・!」
さやか「一晩で・・・転校生の借金がチャラになる・・・!」
ほむら「!?」
さやか「来週の土曜日あるパーティーがあるっ・・・今その参加者の魔法少女を募ってる・・・」
さやか「もちろんギャンブルだよっ・・・!」
ほむら「その前に一つ聞かせて・・・何故貴方が黒服に・・・!?」
さやか「それは・・・今度のパーティーを上手く立ち回れば聞くチャンスもあるんじゃいかな・・・?」
さやか「それはそうと一晩で2000万マドカァーだよ・・・やるよね・・・?」
ほむら「遠慮するわっ・・・!」
杏子「お願いだ・・・私も参加させろ・・・!
ほむら「!?」
ほむら「バカッバカッバカッ・・・!やめなさいっ・・・!」
ほむら「これは貴方が考えてるような話じゃない・・・!」
杏子「分かってるよほむら・・・でも私みたいな小卒が浮かび上がるにはどこかで一発当てるしかない・・・」
杏子「でなきゃあ・・・風穴なんか開くもんか・・・!世間に入っていけない・・・!」
ほむら「・・・」
ほむら「でも貴方に相応しいチャンスがあと少しで必ずくるっ・・・だから待って・・・」
さやか「くるもんか・・・チャンスなんてくるもんか・・・!」
ざわ・・・
さやか「目を覚まして無いのはアンタなんだよ・・・転校生・・・!」
さやか「あたしアンタとあの船で会った時殴られるかと思った・・・当然だよね・・・アンタに借金背負わせたのはあたしなんだから・・・」
さやか「でもアンタはあたしを殴るどころか助けてくれた・・・!だからあたしは心を入れ替えて今働いてる・・・!」
さやか「知らないかもしれないけどあたし頑張って借金の額減らしてるんだよ・・・?」
ほむら(美樹さやか・・・)
ほむら(確かに原因は彼女だけど今の私の借金はマミを助ける為に自分で背負ったもの・・・)
ほむら(それを返してくれてるって事は少しは私を案じてくれてるのかしら・・・)
さやか「あたしはアンタが優しすぎるから心配してるんだよ・・・!」
さやか「だから今回のギャンブルでアンタの借金がなくなればいいと思ってる・・・!」
さやか「私の気持ち分かってよ・・・」
ほむら「美樹さやか・・・」
マミ「・・・」
マミ「そのギャンブル私も参加させてもらえるかしら・・・」
ほむら「巴マミ・・・」
マミ「いつまでも甘えてちゃだめだしね・・・たまには先輩らしい所見せないとね・・・!」
杏子「私も参加するよ・・・!」
ほむら「杏子・・・」
杏子「私は変わるっ・・・!変わってみせるっ・・・!」
さやか「さぁ転校生・・・!いやほむら・・・!!」
ほむら「うぅ・・・」
ほむら「分かったわ・・・参加するわ・・・!」
その晩
ほむら「何か嫌な予感がする・・・」
ほむら「本能がやめろと叫んでいるっ・・・」
ほむら「でも止まるわけにはいかない・・・」
ほむら「鹿目グループ・・・これが私に残された最後の道しるべだから・・・」
ほむら「そういえばまどかのリボン出汁も取ったことだし身につけましょ・・・」
そして一週間後・・・
ほむら「ここがスターサイドホテル・・・」
ほむら「どうやら巴さんは先に行ったみたいね・・・」
そして地下3階・・・
ここに今回のパーティーに参加する若者が集められていた
そこにマミや杏子の姿もあった・・・
マミ「暁美さんっ・・・!」
マミ「机の上にご飯置いといたけど食べてくれたかしら・・・?」
マミ「結構自信作だったのよ・・・!今日は頑張りましょうね!」
ほむら「巴マミ・・・悪いけど今日の私たちは敵っ・・・!敵同士なのよっ・・・!」
マミ「あっ・・・そうよね・・・はしゃいでごめんなさい・・・」シュン
ほむら「・・・」
ほむら「とても美味しかったわ」ボソッ
マミ「あっ・・・」パアッ
杏子「ククク・・・」
ほむら「杏子・・・」
杏子「もしもほむらが友達面をして停戦協定なんか言ったら釘を刺そうって思っていたがその様子だと大丈夫そうだな・・・」
杏子「おそらくこの中から一人が2000万マドカァー・・・だったら自分以外全て敵って事でしょ?」
ほむら「・・・」
黒服「ようこそスターサイドホテルへ・・・」
黒服「事情があり会場まで12人ずつ向かって貰う事になります・・・」
黒服「最初の第一陣を希望する方は手をあげてください・・・」
ほむら(これは待ってても知らされる事はなさそうね・・・ならば・・・)スッ
黒服「暁美ほむら様ですね・・・こちらへどうぞ」
杏子「あたしもいくぜっ・・・!」スッ
マミ「わ・・・私も・・・」スッ
黒服「佐倉杏子様と巴マミ様ですね・・・こちらへどうぞ・・・」
そして最初の12人が決まる・・・!
ほむら(その後ゼッケンを渡され身につけた私達はある物体の前まで連れてこられた・・・)
黒服「さぁ・・・この中にお入りくださいませ・・・」
杏子「おい・・・どういうことだ・・・これ柩じゃねーか・・・!」
黒服「この中に入っていただいた後会場までお連れ致します・・・」
ざわざわ・・・
ざわざわ・・・
ほむら(仕方ないけど乗るしかなさそうね・・・)
ほむら(そうして柩に入った後私達はエレベーターで運ばれた・・・んだと思う)
ほむら(そして暫くして柩から出されると・・・)
ほむら「ここは・・・」
「ようこそ勇者たちの道・・・Brave women Roadへ」
ワーワーワー
ほむら「Brave women Road・・・?」
観客「パンツはマダカァー!」
観客「JCの生パンティーデュフフフ」
観客「生足倍プッシュだっ・・・」
ほむら(面を食らって誰も動き出す事ができないわ・・・)
杏子「ば、馬鹿野郎っ・・・そんなことできるか・・・///」
そうこのBrave women Road
競技自体は2mの高さに位置する鉄骨を渡り切るそれだけの競技である・・・
落ちても大丈夫なようにネットまで張ってあるから別にケガする事は無いだろうが・・・
ほむら(問題はこの観客・・・)
杏子「ふ・・・ふざけるなっ・・・この変態ども・・・!」
観客「あんこちゃんの罵倒キター!」
観客「あんこちゃんマジあんあん」
観客「録音した(キリッ」
何を言っても暖簾に腕押し・・・
とここで一人の少女が意を決して踏み出す・・・
戦いの火蓋は切って落とされた・・・!
ほむら(出遅れたっ・・・!)
杏子は何とか向こう岸まで飛べないかと思案していたがどうやら諦め渡り始めただった・・・
こうして私達は羞恥と戦いをする事になった・・・
が・・・しかし・・・
ほむら(こんなもの時を止めて渡れば楽勝じゃない・・・)
ほむら悪魔の所業・・・!
観客「あんこちゃんパンツ見えてるよっ!」
観客「あんこあんこ」
杏子「くっ・・・何で私がこんな目に・・・///」
観客「マミっぱいマミマミ」
観客「マミさんかっけぇーー!」
マミ「暁美さんの為なら耐えられるっ・・・!」
観客「貧乳っ子可愛いよ」
観客「しえんしえん」
他の少女も羞恥の涙を浮かべるっ・・・
何故なら彼女らは女なのだから・・・!
とそろそろ先頭の魔法少女が中盤に差し掛かろうかという刹那・・・
観客「そういえばほむらちゃんマダー?」
ほむら「それには及ばないわ・・・!」
カチッ…
ほむら「あとは一回降りて向こう側に渡って登ればいいわね・・・!」
そして渡り切った後・・・
時は動き出す・・・
カチッ…
ほむら一瞬(のように見えただけだが)で渡り切る・・・!
ほむら圧勝っ・・・!
結局終わってみればほむら一着・・・
二着は杏子だった・・・!
そしてまたエレベーターでどこかで運ばれた・・・
黒服「ククク・・・暁美ほむら様おめでとうございます・・・」
黒服「これがその賞金でございます・・・」
杏子「1000万マドカァー引き換えチケット・・・!?おい・・・どういうことだこれ・・・!?」
杏子「現金を渡してくれんじゃねーのかよ・・・!!」
詢子「あぁ・・・渡すぜ・・・渡すとも・・・!」
詢子「だがこれを渡り切った者にのみ与えるっ・・・」
そういって垂れ幕を外す詢子・・・
そこには先程の鉄骨渡りと同じ作りになっていた・・・
が・・・問題はその高さ70~80mに有るのだ・・・
黒服「さらに今回は身体に一時的に魂を戻します・・・」
ほむら(そんなことをしたら・・・魔法少女でも落ちたら死・・・!)
杏子「終わったはずだろ・・・!」
詢子「終わるはずがないでしょ・・・あんなものはただの余興・・・!」
詢子「奇跡は命よりも重い・・・!」
詢子「さぁ・・・奇跡を信じ・・・奇跡を欲するなら渡れっ・・・!渡るんだっ・・・!」
ざわざわ・・・
杏子「・・・ちっ!分かったよ!渡ればいいんだろ・・・!この橋を・・・!」
詢子「あぁ・・・あとここに余ったチケットが有るんだが・・・参加する奴はいるか・・・!」
ざわざわ・・・
ざわざわ・・・
マミ「・・・私が参加するわ」
ほむら「巴・・・マミ・・・!?」
ほむら「分かっているの・・・!?巴マミ!ここから落ちたらたとえ私達魔法少女でも死んでしまうのよ・・・!?」
マミ「ええ・・・分かってるわ・・・」
マミ「でもここで貴方に恩返ししないと・・・私は一生貴方に甘えてしまう・・・!」
マミ「だからここで自分の甘えと決別する・・・そして改めて変わった私を貴方にみて欲しい・・・」
ほむら「巴さん・・・」
ほむら「分かったわ・・・だけど約束して・・・必ず生きて帰るって・・・!」
マミ「分かってるわ・・・それにしても巴さんね・・・ふふ・・・」
ほむら「な・・・何がおかしいのよ・・・」
マミ「おかしくなんてないわ・・・嬉しいのよ・・・!」
マミ「でもここを渡って・・・渡ったらちゃんと名前でも読んで欲しいな・・・」
マミ「ほむらちゃん・・・///」
ほむら「巴・・・さん・・・」
杏子「どうやらそっちも腹は決まったみたいだな・・・!」
ほむら「杏子・・・!」
杏子「私は名前で呼んでくれるんだな・・・」ククク
マミ「ほんとね・・・羨ましいわ・・・」フフフ
ほむら「ちゃ・・・茶化さないで・・・///」
杏子「さぁ・・・渡り切ってまた3人で笑い合うぞ・・・!」
マミ「ええ・・・!」
ほむら「もちろんよ・・・!」
そしてほむら達3人を含めた10人の魔法少女達「最後の橋」鉄骨渡り開始・・・!
ほむら「こればっかりは時止めを使っても意味はない・・・!」
杏子「魔法を使えないなら感覚を消す・・・!麻痺させる・・・!」
マミ「たかが25m・・・渡り切れないなんてこと・・・無いわ・・・!」
そういいながら希望にすがる少女達・・・
詢子「だがそんな希望を全てを握りつぶす鬼・・・その鬼の名前は・・・」
詢子「死・・・死ぬということ・・・!」
ほむら「ここまで死を意識したのはワルプルギスの夜以来ね・・・」
とその時ほむらバランスを崩しかけるっ・・・!
ほむら「!?」グラッ
ほむら「嫌だ・・・生きたいっ・・・生きたいっ・・・生きたいよぉ・・・!」ボロボロ
ほむら執念で立て直す・・・!
とここで先頭を行く魔法少女に変化が・・・
少女1「ううう・・・風が・・・風が吹いてるよぉ・・・!」
どうやら恐怖のあまり幻覚をみているようだった・・・
ほむら「いいえ・・・風なんて吹いてないわっ・・・耐えて・・・耐えるのよ・・・」
しかしほむらの思い虚しく・・・
少女1「もう無理みたい・・・お母さん・・・今からそっちいくね・・・」スルッ
少女1「きゃああああああああああああああああああああああああ」
一人死んだ・・・
その事実は残りの魔法少女に影響を与えてしまったのである・・・
少女2「もういや・・・私も無理・・・帰る・・・」ズルッ
少女2「いやだああああああ助けてぇぇぇ・・・」
これで二人・・・
さらにほむらの前を行く少女も
少女3「奇跡なんて要らない・・・生きたい・・・だからこんな事やめさせてよ・・・」スッ
といって落ちそうになる少女・・・
だが後ろからほむらが支える・・・
ほむら「あと少しだから・・・頑張ろう・・・ねっ?」
少女3「でももう無理なのよっ・・・誰かが私の足を引っ張ってるの・・・」
ほむら「そんな事はない・・・誰も引っ張ってなんか無い・・・!」
とここで少女がほむらの方に向かって言葉を紡ぐ・・・
少女3「分かってる・・・でももう大丈夫みたい・・・支えてくれてありがとうね・・・手離してくれていいよ・・・」
ほむら「そう・・・分かったわ・・・」
そう言って離すほむら・・・
すると彼女は「ありがとう」と
一言告げ落ちていった・・・
それをみて愕然とするほむら
ほむら「なんで・・・大丈夫って言ったじゃない・・・どうして・・・」
その後も止まらない連鎖・・・
少女4「ねぇ・・・助けてよねぇ・・・」グラグラ
少女5「私にどうにかできるわけないじゃない・・・!離してっ・・・落ちるっ・・・落ちるっぅぅううううう」ズルッ
少女6「ひっ・・・ひいいいいいいいいいいいいいい」スルッ
誰もこの連鎖を止められない・・・
まるでほむら達の上空を死に神
がいて心の弱った者から順に取り憑き殺していくよう・・・!
少女7「うわあああああっ・・・!」スルッ
7人落ち・・・
残るは3人・・・!
マミ「暁美さん・・・助けて・・・」
杏子「バカかテメェ・・・助けられねぇ・・・!誰も人を救えねぇっ・・・!助かりたかったら自力で・・・自力で渡り切るしかねぇっ・・・!」
ほむら「杏子・・・」
杏子「考えてみろっ・・・!なんで私たちはここにいるっ・・・助けを呼ぶためか・・・?違うだろっ・・・!渡るためだろっ・・・!この橋を・・・!」
杏子「行けぇっ・・・!前へ・・・行くんだよっ・・・!渡れぇっ~・・・!!」
杏子「あたしは行くっ・・・!」
ほむら(杏子・・・杏子・・・杏子・・・・・・!)
ほむら(道を指した・・・!)
ほむら(やり遂げよう・・・仮に渡り切れないとしても・・・前へ・・・)
ほむら「行こう・・・前へ!巴さん・・・!」
マミ「暁美さん・・・」
マミ「ごめんなさい・・・私には無理だわ・・・」
ほむら「無理って・・・死にたいの・・・貴方・・・!」
マミ「ううん・・・死にたくない・・・でももう無理なのよ・・・私は暁美さんみたいに強くなんてないから・・・」
マミ「だから暁美さん・・・貴方にこれを託すわ・・・」
ほむら「これは・・・チケット・・・?」
マミ「これで貴方の奇跡を叶える足しにしてっ・・・!」
ほむら「ふざけないで・・・!貴方・・・生き残ってこれからは私に頼らないんじゃないの・・・!?」
マミ「ふざけてなんかないわ・・・そのつもりだったけどもう無理みたいなのよ・・・えへへ・・・先輩なのにかっこ悪い所しか見せられなかったけど・・・これで恩返しになってくれればいいな・・・」
マミ「ほむらちゃん・・・貴方は勝てる人間よ・・・勝って奇跡を手に入れなさい・・・!」
ほむら「分かったわ・・・でも貴方も諦めないで・・・」
マミ「ええ・・・わかってるわ・・・後輩にかっこ悪い所しか見せて終わるなんていやですしね・・・!」
そういってマミはチケットをほむらに渡す・・・
再開・・・
ほむら(巴さんはかっこ悪い所しか見せられてないとか言ってたけど・・・)
ほむら(他人のためだけに命を賭けるなんて出来はしない・・・!)
ほむらは伝えたかった・・・
おそらく死の淵に居るであろうマミに・・・
貴方は最高にかっこよかったと・・・!
ほむら「マミさんっ・・・!」
だが後ろを振り向いたほむらの目にはどこを探してもマミの姿を捉える事ができなかった・・・
ほむら「あ・・・・・・!」
ほむら「あああ・・・」
ほむら「ああああああっ・・・!」ポロポロ
消えていた・・・!
ほむらはマミに
最後の言葉を告げる事はできなかった・・・!
ほむら「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ポロポロ
ほむら(落ちたっ・・・!)
ほむら(それも・・・無言で・・・)
ほむら(私を動揺させない為にっ・・・!)
ほむら(黙って落ちた・・・!)
ほむら(耐えて耐え抜いて立派にやり遂げたっ・・・!)
ほむら(示した・・・最後の最後でマミさんの強さ、意地、矜恃をっ・・・!)
ほむら(絶対に渡るっ・・・!)
ほむらの中で何かが変わった・・・
ほむら(たとえ渡り切れなくても強く死ぬ・・・!)
とここで杏子にも変化が訪れる・・・!
杏子「くそっ・・・くそっくそっくそっ・・・!」
ほむら「どうしたの杏子!?」
杏子「消えねーんだ・・・マミのヤローが・・・!」
ほむら(幻覚っ・・・!)
ほむら「それは幻よっ・・・杏子!」
杏子「分かってる・・・わかってるよ・・・そんな事は・・・!」
杏子「でも消えないんだから仕方ないだろっ・・・もう前には進めねえよ・・・」
ほむら「ば・・・馬鹿!バカバカバカ!」
ほむら「もう進めないってなによ・・・!」
ほむら「貴方ここに何の為にきたのか言ってたじゃない・・・!」
ほむら「行くのよ・・・!前に・・・!何がどう見えようと・・・!」
杏子「くっ・・・」スッ
杏子「おおおっ・・・消えたっ・・・」
杏子「死んだら所詮無力・・・!」
杏子「渡るぞ・・・!だって死んだらゴミなんだから・・・!」
杏子「生きて渡り切るっ・・・!」
ほむら「ええ・・・!」
残り6メートル・・・
だがここで突風・・・
杏子「くそっ・・・!」
ほむら「くぅっ・・・」
焦る杏子・・・駆け出す・・・!
ほむら「杏子・・・!」
だがあと寸前という所で足を滑らすっ・・・!
ほむら「杏子っ!」
とっさに目をつぶるほむら・・・だが
杏子はゴールの淵を掴んでいたっ・・・
杏子「やった・・・」
杏子「やったぞおおおおおおお」
そう言ったあとゴールの窓を開けようとする杏子
だがほむらは違和感を感じていた・・・
ほむら(何で中にいる奴らは笑っているの・・・?)
ゴールを祝福しようという笑いではなく・・・もっと黒い期待・・・!
ほむら「ダメ・・・杏子・・・開けちゃ・・・」
だがもう杏子は窓を開けかけているっ・・・!
ほむら「ダメぇぇぇぇぇぇ!!」
杏子が窓を開け切った瞬間
突風が杏子の身に襲いかかる・・・
杏子「えっ・・・」
もちろん突拍子もない風だったので身構える暇もなく突き落とされる杏子・・・
杏子(頼むよ神様、こんな人生だったんだ。せめて一度ぐらい、幸せな夢を見させて・・・)
杏子(ゆま・・・)
シュルルル…
ほむら「杏子っ・・・杏子っ杏子っ・・・!!!」
気圧差・・・
日常でも東京ドームなどでも見られる内と外の気圧差の空気・・・
つまりここはもともと入りえぬ部屋だったのだ・・・
ほむら(どうすればいいのよ・・・もう戻れそうにもないじゃない・・・)ボロボロ
ほむら「神様でもなんでもいいから奇跡を起こして助けてよっ・・・!」
とその時である・・・
ほむらの声が届いたのか・・・新たなる道を見つけることが出来た・・・!
ほむら「これは・・・」
そう暗くてよく見えてなかったがガラスの道が横にあった・・・!
ほむら「でもこれも罠かもしれないっ・・・」
だがほむらは進むしかなかった・・・!
恐る恐る一歩を踏み出すと・・・
ほむら「行けたっ・・・!」
そして渡り切り・・・
窓・・・!
ほむら「頼むから・・・ここは普通に開いて・・・!」
開けるほむら・・・なんともない・・・!
ほむら「生き残った・・・!」
パチパチ・・・
パチパチ・・・
黒服達「完走おめでとう・・・!」
ほむら「な・・・」
ほむら「なにがおめでとうよっ・・・!何人死んだと思ってるの・・・!!」
そこに詢子現るっ・・・!
詢子「ククク・・・まぁ落ち着きなって・・・」
ほむら「落ち着けるものですか・・・!」
詢子「アイツらは死んでねーよ・・・!」
ほむら「何ですって・・・?」
詢子「今は別室で休んでる・・・まぁショックはデカそうだがショックで死ぬことはないだろ・・・」
ほむら「じゃあ何・・・今までのことは茶番だったって訳・・・?ふざけないで・・・ふざけないでよ・・・!」
?「ふざけてなんかいないよ・・・」
ここで聞き覚えのある声がほむらの耳に入るっ・・・!
ほむら「まどか・・・?」
まどか「そうだよ・・・ほむらちゃん・・・」
ほむら「ねぇどこにいるの・・・!?まどか・・・!どうしてこんなことをしたの・・・!」
まどか「ほむらちゃんの近くに居るけど見えないみたいだねっ・・・」ウェヒヒ
まどか「次はどうしてこんな事をしたのか説明するね・・・!」
まどか「あの願いの後概念になった私は色んな魔法少女を助けてきたんだ・・・」
まどか「でも皆あともう少し頑張れば希望を手に入れる事ができるのに・・・我慢出来なくて絶望しちゃう子が多いんだ・・・」
まどか「だからね・・・希望を願った皆が最後まで笑顔でいる為には凄い絶望からでも希望を手に入れられるって事を知って欲しかったんだ・・・!」
ほむら「でも・・・だからって・・・こんな事」
間違っている・・・
そうほむらは言いたかった・・・が言えないっ・・・!
まどか「もちろんこれが正しいだなんて口が裂けても言えないっ・・・でもほむらちゃんならわかってくれるよね?」
ほむら選択の時っ・・・
ほむら「いいえ・・・分からないわっ・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「いいから姿を見せて・・・じっくり話合いましょ・・・!」
まどか「・・・じゃあ分かった」
まどか「ママにギャンブルで勝ったら姿を見せるよ・・・!」
ほむら「・・・分かったわ」
そういって詢子の方を向くほむら
詢子「その顔つきだと話はまとまったようね・・・」
ほむら「ええ・・・勝負よ・・・鹿目詢子・・・!」
詢子「勝負の種目はMカードでいいかい・・・?」
ほむら「Mカード・・・?」
詢子「ああ・・・このゲームはまどか側とQB側のカードを使って勝負する・・・」
詢子「まどか側はまどかのカード1枚とほむらのカードが4枚」
詢子「QB側はQBのカード1枚とほむらのカード4枚からなるっ・・・!」
詢子「これをお互い一枚ずつ出し合って勝ち数の多い方が勝ちとなる・・・!」
詢子「ちなみに強さ的にはまどか>ほむら>QB>まどかとなる・・・まぁ差し詰めほむらちゃんはまどかに骨抜きって事だろーしQBは殲滅できる・・・だがQBとまどかが会ったら契約されて負け・・・っつー所だろう」
詢子「それじゃあ始めるか・・・勝負は3回戦・・・ハンデとしてほむらちゃんはQB側ね」
ほむら「なに言ってるんですかお義母さま・・・」
詢子「えっ・・・?」
ほむら「私がインキュベーダーのカード使うなんて死んでもお断りです」
詢子「・・・だとよまどか・・・どーする・・・?」
まどか「うーん・・・この前ママ酔っぱらった状態で司会をするし・・・痴態を晒したから罰ゲームって事で頑張って!」
詢子「げっ・・・まだそれ根に持ってたか・・・」
詢子「しゃあない・・・じゃあ私がQB側使うわ・・・じゃあ始めるぞ・・・!」
ほむら「ええ・・・!」
試合開始・・・!
だが勝利の執念を燃やすほむらに加え、ただでさえ有利なまどか側・・・
負けるはずがなかった・・・!
詢子「負けた・・・しかもストレート・・・」
ほむら「お義母さまには悪いけどここで負けるわけにはいかないの・・・!」
まどか「ママ・・・」
詢子「違うぞ・・・まどかっ・・・!私は一生懸命にやったぞ・・・!」
まどか「そうじゃなくて・・・今お酒入ってるでしょ?」
詢子「」ギクッ
まどか「焼き土下座とバニー姿の写真流出どっちがいい?」ニコリ
詢子「」
まどか「それはそうとほむらちゃんおめでとう・・・!」
ほむら「ありがとうまどか・・・そして姿を見せてくれるのよねっ・・・!?」
まどか「約束だからね・・・!」
そう言った瞬間ほむらの前にまどかが現れた・・・
ほむら「ま・・・まどかあああああまどかまどかまどかあああああああああ」ダキッ
まどか「きゃっ・・・くすぐったいよほむらちゃん・・・///」
ほむらが改めて観察するとまどかは女神っぽい格好をしていた・・・
ほむら「ずっと会いたかったんだよ・・・?」
まどか「分かってるよ・・・ほむらちゃんの気持ち」
ここでほむら肝心な話を切り出すっ・・・
ほむら「まどか・・・こんな事やめて一緒に元の普通の生活に戻りましょ・・・?」
まどか「それは無理だよ・・・ほむらちゃん」
ほむら「なんで・・・どうして・・・!」
まどか「まだ皆が笑顔で暮らせる世界を作ってないからね・・・!」ウェヒヒ
ほむら「そんな・・・そんな事してたらいつになるか分からないじゃない・・・」
ここでほむらに電流走るっ・・・!
ほむら「ちょっと待ってて・・・!トイレ・・・!」タタッ
まどか「うんいいよ!気をつけてね!」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「確かここあたりにティッシュの箱がっ・・・」
ほむら「あった・・・!あとはここをこうして・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「ごめんねまどか・・・」
まどか「ううん・・・大丈夫だよ!ところでその箱は・・・?」
ほむら「まどか・・・ギャンブルをしましょう・・・!」
まどか「ギャンブル・・・?」
ほむら「そうよ・・・ルールは至って簡単このティッシュの空き箱の中にくじをお互い入れてシャッフル・・・当たりが入ってた方が勝ちとなるっ・・・!」
まどか「ウェヒヒ!なんだか楽しそうだね!」
ほむら「私が勝ったらまどか・・・一緒に帰りましょ・・・!」
まどか「・・・分かった・・・いいよ!」
そうしてくじを作るほむらとまどか
お互いに当たりくじ一枚入れてゲームスタート・・・!
まどか「じゃあハンデとして私からでいいかな?」
ほむら「ええ・・・構わないわ」
ほむら(頼むっ・・・引かないで)
まどか「これだ!・・・うーんウェヒヒ!外れちゃったみたいだねっ!」
ほむら(勝ったっ・・・!)
ほむら(これで私があらかじめ仕込んで置いたくじを引けば勝ちっ・・・!)
そうほむらは未開封のティッシュの箱の横から当たりくじを仕込んでいたのである・・・!
が・・・
ほむら(嘘っ・・・!?無いわっ・・・!)
ぐにゃあ~
ほむらの目の前がゆがむ
だがここで勝たないと負ける予感がする・・・!
ほむら(神よ・・・私を祝福して・・・!)
そして引くほむら・・・
が・・・駄目っ・・・!
そしてまどかの番・・・
まどか「ごめんねほむらちゃん・・・もちろんほむらちゃんの気持ちには気付いてる・・・でもここまで頑張ってきた事を途中で放り投げるのって・・・一番駄目だと思うんだ・・・!」
そういってまどかは空箱を逆さにして振ったっ・・・!
ほむら「な・・・何をしてるのまどか・・・!?」
まどか「ウェヒヒ・・・!これで私の勝ちだねっ・・・!」
ほむらは一瞬何を言っているのか分からなかった・・・がすぐにその発言の意図が分かった・・・
ほむら「あああ・・・」
まどかが振って出した紙・・・そのすべてが当たりくじであった・・・!
まどか「だからあともう少し・・・もう少しだけ・・・我慢しててね・・・ほむらちゃん!」
ほむら「そんなっ・・・!」
まどか「ごめんね・・・じゃあ私が勝ったからほむらちゃんから一つもらいたい物があるの」
ほむら「・・・何かしら?」ポロポロ
まどか「ここまできたほむらちゃんにご褒美・・・」チュッ
ほむら「!?」ドキーン
まどか「えへへ・・・ほむらちゃんのファーストキス奪っちゃった・・・///」
まどか「そのリボンとっても似合うよ・・・ほむらちゃん」
まどか「私の最高の友達・・・」
ほむら「まどかぁ・・・」
そこでほむらの意識は暗転した・・・
次に目を覚ましたら自宅だった・・・
ほむら「あれは夢・・・だったのかしら?」
一瞬夢かと思ったが唇にキスの感触が残っていた・・・
ほむら「まどか・・・」
今回もチャンスはあったのに失敗した・・・だがほむらは絶望していないっ・・・!
ほむら(悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界だけれど)
ほむら(だとしてもここは、かつてあの子が守ろうとした場所なんだ)
ほむら(それを、覚えてる)
ほむら(決して、忘れたりしない)
ほむら(だから私は、戦い続ける)
「がんばって」
第2章「絶望の城」完
176 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/27 04:21:05.41 n+Z9v8Yt0 85/87乙ほむ
次のも楽しみにしてるよ
178 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/27 04:29:43.49 IOwop+Kui 86/87乙
次はいよいよ地下帝国編か…
179 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/27 04:29:53.28 E91IxVhL0 87/87>>171
>まどか「ごめんね・・・じゃあ私が勝ったからほむらちゃんから一つもらいたい物があるの」
原作通り指持ってくのかと思った
乙