あやめ速報-SSまとめ-

看護師「上条くーん…」

恭介「あ、はいっ…」

さやか「ふわー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

看護師「…」

恭介「…」

さやか「」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

看護師「お邪魔しました…」

恭介「ちょ…ま…」

恭介「行ってしまった…」

さやか「ねぇねぇ…これ聞こ！これ好きー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

恭介「取りあえず膝から離れて…」

さやか「ほぉら…イヤホン！イヤホン！」

恭介「わかった…わかったから…」

さやか「ふんふん♪ふふん♪」

恭介「(いつか…また…この曲を…)」

さやか「」ｸﾞｰ

恭介「…」

さやか「」ｸﾞｰ

恭介「はえぇよ…」

恭介「おい、さやかぁー」

さやか「んぁー」ｸﾞｰ

恭介「さやかちゃぁん…」

さやか「」ｸﾞｰ

恭介「起きてますかー」

さやか「」ｸﾞｰ

恭介「…起きないとキス…するよ」

さやか「///」ｸﾞｰ

さやか「///」ｸﾁﾋﾞﾙﾄｶﾞﾗｾ

恭介「起きてんじゃねぇか！」

恭介「このやろう…」

さやか「あーよく寝た///」

さやか「私が寝てる間になんか言った？///」

恭介「そうかい、しらを切り通すのかい…」

恭介「なら…キスはお預けだね…」

さやか「えー…」

恭介「えっ？」

さやか「ん？」

恭介「いや、冗談のつもりで…」

さやか「何が？」

恭介「いや、僕みたいな幼馴染みにキスなんてされたくないだろ…」

さやか「？」

恭介「？？？」

恭介「この台詞…僕が使う日は来ないと思っていたが…」

恭介「わけがわからないよ…」

さやか「ないYO!」

恭介「ないYO!じゃないYO!」

さやか「YO!YO!」

恭介「頭痛が…」

恭介「とにかく…恋人でもない男にこんなことするのは禁止！わかった？」

さやか「ふわぁ…ねむい…」

恭介「せめて聞こうよ…ねぇ？」

さやか「でも？こんなことするのは恭介だけだよ？」

恭介「？？？」

さやか「？」

恭介「え？」

さやか「」ニコッ

恭介「ちょっと待ってくれ…状況整理したいんだ！」

さやか「あー…待つ待つ…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

恭介「(現在進行形でこの激しいボデータッチ…)」

恭介「(それを年頃の幼馴染みに？しかも…僕だけ？それって…)」

さやか「おー…意外に逞しい…」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

恭介「やめたまえ！」

さやか「えっ？やめたまえ？」

さやか「やめたまえって…くくっ」ｸｽｸｽ

恭介「」

恭介「とにかく…結論が…出ました！」

さやか「はいせんせー！」

恭介「誰が先生だよ！」

さやか「麩菓子はおやつに入りますか？」

恭介「入るだろ！！！遠足か！！！だから先生じゃない！！！」

さやか「」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

恭介「悪魔め…」ﾊｧﾊｧ

恭介「で、ここからが真面目な話だけど…」

恭介「もしかして…さ、さやかは僕のことがその…す、す…」

さやか「大好きだよ？」

恭介「////////////////////」

さやか「？」

さやか「はぁー…もしかしてももしかして…」

さやか「ただ、幼馴染みだから毎日見舞い来てると思ってたの？」

さやか「そんなわけないじゃん…大好きな幼馴染みがそこにいるからくるんだよ？」

さやか「ただ、幼馴染みってだけだったら…こない…こないから…」

恭介「そ…そう…その…」

恭介「さっき…いいそびてたんだけど…さ、さやか」

恭介「その…」

恭介「っ…愛してる…」

さやか「？」

さやか「……」

さやか「///////////」

さやか「ななななにをいいいいいったい…」

恭介「あれだよ！あれじゃん…いつも見舞い来てくれて実は凄い感謝してるんだよ？
」

恭介「ほら、その…さやかのお陰で毎日退屈しないし」

さやか「毎日、見舞いで退屈しないから「愛してる」？え？え？」

恭介「それだけじゃない！！！！！！！！」

さやか「」ﾋﾞｸｯ

恭介「さやか…可愛いじゃないか…」ボソッ

恭介「こんな…可愛い幼馴染みにこんなに大切に思ってもらえて…」

恭介「その気持ちに答えなきゃ」

恭介「漢じゃないよ！」

さやか「ふわー…」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

さやか「えへ…えへへへ…」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

さやか「かっこいい…」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

恭介「さやかー」

さやか「」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

恭介「さやかちゃん？」

さやか「」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

恭介「キス…するよ…」

さやか「どうぞ！！！！！」




ちゅっ！！！！




完