澪「バカ抜かしてんじゃねーよ。講義遅刻すんぞ」
律「だからうるせーな……昨日散々(自主規制)したくせになんでそんな元気なんだ」
澪「は? あれくらいでヘタレてたらお前の嫁なんて勤まらないだろカス」
澪「これ着替えとタオルな。さっさと顔洗って溺れ死ね」
律「テメェが死ね。でもマジで死んだら辛いからその後私も死ぬ」
澪「そう簡単にくたばるか。二人一緒に寿命使い倒すぞコノヤロー」
律「たりめーだバカヤロー」
晶「……」
澪「……いつからそこにいた」
晶「さ、最初の所から……。部屋から怒鳴り声が聞こえたから何事かと思ってさ……」
律「……」
晶「……なんか邪魔して悪い」
律 澪「かんちがいするなよこのやろー(棒)」
元スレ
澪「起きろボケナス」律「うるせーなウスラトンカチ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351962676/
菖「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇ! りっちゃん、澪ちゃん!」
律「なんだようるさいな」
澪「どうかしたのか?」
菖「二人はいつから付き合ってんのー?」
澪「いつからドツき合ってるかって? 出会ったその日から」
菖「ち、違う違う! ドツくじゃなくて付き合う!」
幸「というか、出会ったその日からこんな感じなのも凄いね……」
澪「ああ、付き合うか。勘違いしたじゃないか」
律「私らは別に付き合ってなんざねーよ。血痕してる」
菖「血痕!? ……ああ結婚ね! って結婚!?」
律「おう。高校卒業した後に籍入れた」
幸「女の子同士で結婚って日本で出来るの?」
紬「呼ばれて飛び出てむぎゅぎゅぎゅ~ん♪」
菖「あ、理解した」
澪「バカ旦那を持つと苦労するよ。大好き」律「アホ嫁を持つと大変だよ。私も」
唯「ふわふわタ~イム♪」
澪「……ふぃ~。今日は走らなかったな凸カチューシャ」
律「……」
澪「聞いてんのかタコ」
律「悪ぃ、ちょっと用事あるから抜けるわ。あと誰がタコじゃクズ」
律「じゃーな死ね」
澪「待てや死ね。……早っ」
唯「どうしたんだろりっちゃん?」
澪「どうせ腹でも下したんだろ」
晶「案外、浮気とかだったりし……」
澪「」
菖「とおーーーっ!」
晶「ぐふっ!」
菖「き、気にしなくていいよ澪ちゃん! こいつテキトーに言っただけだから!」
澪「(う、浮気……? あわわわわ……)」
律「ただい……」
澪「……」
律「電気も点けないで何やってんだアホ」
澪「……練習終わったあとどこ行ってたんだ?」
律「あ-……」
澪「言えないのか? やっぱり晶の言うとおり、う、浮気して……るのか……? ぐすっ」
律「泣くなよバカ。って晶何言ってくれてんだ死ね」
澪「あ、相手は誰だ!」
律「浮気ちげーから。……これ買いに行ってた」
澪「ケーキ?」
律「そうだよ。駅前にあるスイーツショップの特定の時間でしか買えない限定ケーキ」
澪「……なんで?」
律「今日は私らが出会った記念日だろ。覚えてないのかコラ」
澪「あっ」
律「あっ、じゃねぇ死ね」
澪「な、なんでコッソリ買うような真似してんだ! 言ってくれたって良いだろーが!」
律「み、みんなが居る前で恋人と一緒に食べるケーキ買ってきますなんて言えるかドアホ! 恥ずいわ!」
澪「私だったら言えるわデコ助野郎! だってお前のこと大好きだしぃ!」
律「テメェと一緒にすんなメルヘンお花畑野郎! 大好きなのはこっちも同じだ! 次からは堂々と宣言してやるわボケ!」
澪「あーそうかよ!」
律「あーそうだよ!」
コンコン
律 澪「……」
紬「私も一緒に居ていい? あ、続けて」
菖「続けて」
澪「ごちそうさま」
幸「あれ? 澪ちゃんご飯残すの?」
律「こいつ大学生になってから急に太り始めてさ。体重計見たら(むぎゅん!)kg増えてやがんの。ざまぁ」
澪「喋るな口閉じろ殴るぞ」
唯「高校の頃は少し太ることはあってもこんなに一気には増えなかったよね」
澪「なんでだろ……クソッタレ」
幸「……澪ちゃんは高校を卒業してからりっちゃんと結婚したんだよね」
澪「? うん」
幸「原因分かっちゃった」
澪「なんだよ」
幸「きっと多分それは『幸せ太り』って奴じゃないかな」
幸「憧れのりっちゃんと結婚出来たのが嬉し過ぎて太ったんだよ」
澪「は? 別に幸せじゃねーし憧れてねーし!」
律「全くだ。見当違いもイイトコだっつの//」
澪「幸。言って良い冗談と悪い冗談の区別くらいつけろよな//」
唯「うわぁ……言葉の説得力ゼロだよ」
幸「幸せ太りならダイエットしなくても良いんじゃない? だってその脂肪は幸せのバロメータなんだから」
唯「いやいや、その提案はどうなんでしょ……」
澪「私ダイエットやめるわ。醜く太っても愛せよ凸」
律「どんなお前だろーと愛さない理由がねーよバカ」
唯「ごちそうさま。もう行きまーす」
幸「(ぶっちゃけ私の見る限り澪ちゃんの太った所ってどう見ても胸だよね……)」
幸「(毎晩揉んで貰ってるんだろうなぁ)」
菖「りっちゃん。二人っきりだから聞くけどさ」
律「なに? プッキーならあげないぞ」
菖「いらないよ。本当はちょっと欲しいけど。……じゃなくて」
菖「澪ちゃんのどこが好きなの?」
律「好きじゃ……」菖「そういうのいいから。真面目に」
律「……」
律「背が高くてカッコいい所と私なんかとは釣り合わないくらい美人な所と普段は恥ずかしがり屋だけどやる時はやる所と私が傷付いた時は黙って寄り添ってくれる所とおっぱいとベースを弾いてる時の後ろ姿と……」
菖「ごめん。私が悪かった」
幸「ねぇ澪ちゃん。二人っきりだから聞きたいんだけど……」
澪「なになに? 服のサイズの話?」
幸「種類が少なくて困るよね……じゃなくて」
幸「りっちゃんのどこが好きなの?」
澪「好きなんかじゃ……」幸「そうじゃなくてちゃんと答えて」
澪「……」
澪「小柄で女の子らしい所と私なんかとは似合わないくらい可愛い所と実は料理上手で家庭的な所と私が悲しんでいる時は体を張って笑わせてくれたりする所とちっぱいとドラムを叩いてる時の真剣は表情と……」
幸「ごめんなさい。もう分かりました」
晶「なぁお前ら、一つ聞いて良いか?」
唯「ほえ?」紬「むぎゅ?」
晶「律と澪って高校の時からあんな感じなのか?」
唯「そうだねぇ……ことあるごとに殴り合ったり蹴り合ったり叩き合ったり馬鹿にし合ったり罵り合ったりしてるよ」
紬「うんとね……ことあるごとに殴り合ったり(痛くないように)蹴り合ったり(ソフトに)叩き合ったり(それはもう優しく)馬鹿にし合ったり(という名の愛の囁き)罵り合ったり(という名の求愛行動)してるわ♪」
晶「なんで同じ言葉繰り返したんだ」
紬「大事なことだから♪」
菖「……」
幸「……」
晶「……」
菖「……そっちはどうだった?」
幸「性格から髪の毛一本に至るまで魅力を語り尽くされた」
菖「こっちも……途中から図解イラストまで入れてきたよ」
晶「私は良く分かんなかった」
菖「あの二人は凄い。絆が深いってレベルじゃない」
幸「なんだか羨ましいよね」
晶「どこがだよ。口が悪くて喧嘩っぱやいってだけじゃねーか」
菖「晶がそれを言うかー!」
晶「ぐえっ……た、タップタップ! 首が……!」
菖「このー!」
ガチャッ
澪「おい、夜中なんだから静かにしろよ……眠れないだろ……あふ……」
律「そうだそうだ。睡眠不足はお肌の大敵だぞ」
幸「あ、ごめんね。起こしちゃった?」
律「まぁ、私は元々起きてたけどさ。なんせこいつが私を抱き枕にして離れないから眠れなくて。ガキかよ」
澪「ちげーよ好きあらば絞め殺そうとしただけだカス」
律「やってみろやコノヤロー。お前に殺されるなら本望だボケ」
澪「冗談だよバカヤロー。本当は夢の中でもお前に会いたかったんだよクズ」
律「いつでも行ってやるよバカ。24時間体制でな」
澪「マジでかありがとう凸カチューシャ」
澪「早速お願いしてもいいですか」
律「今日は定休日です」
澪「死ね」
律「嘘だトンチンカン。さっさと来い」
澪「わーい」
菖「……」
幸「……」
晶「……」
紬「私の夢にも誰か来てくれないかなぁ……」
唯「今何時~……? ふにゅ……」
律「みーお♪」
澪「あ? 気持ち悪い声出してんじゃねぇよコラ」
律「いつも素直になれなくてごめんね……私のこと嫌になったでしょ?」
澪「は、はぁ? 急になんだよ。て、てか別にそんなこと思ってない……よ//」
律「本当? 優しいね澪は。……好き//」
澪「あ……う……私もす、好き……だボケ」
律「ぎゅってしていい?」
澪「う、うん……//」
律「……じゃあチューもしていい?」
澪「ごくっ……//」
律「澪……」
澪「あ……」
――――――
――――
――
澪「はっ! ゆ、夢……?」
律「くー……くー……」
澪「ですよね……」
澪「……でも今なら眠ってる律にこっそりチューが出来る」
澪「はぁはぁ……」
律「う、ううん……澪……秋山……」
澪「……寝言か? 律も私の夢を見てくれてたんだ//」
律「……秋山……はっけよい」
澪「……」
澪「起きろボケナス!」
律「あ~……? うるせーなウスラトンカチ……むにゃ……」
澪「今すぐその口縫って閉じてやろうかコラ」
律「朝から訳分からんことほざくな死ね……どうせ閉じるならチューして閉じろカス……」
澪「おーおー望み通りにしてやるよ。その整った面上げろ」
律「ん」
澪「(え、本気でやる流れ? ……こ、心の準備が……!)」
律「……早くしろバーカ」
澪「わ、分かってるわバーカ!」
澪「……い、いくぞ//」
律「……うん//」
律 澪「んっ…………」
ガチャッ
紬「えんだああああああああああ~♪」
澪「んむー!?」
律「むー!?」
晶「わ、す、すげーもん見ちゃった……//」
菖「朝までドアの前で粘った甲斐があったね!」
幸「唯ちゃんは途中でダウンしちゃったけど」
唯「うい~……あずにゃん~……選べないよぉ……すやすや」
澪「なななななななななな……! //」
律「お、お前ら……! //」
菖「あ、やばい流れ?」
幸「みたい」
紬「幸せよ私……とっても……」
唯「え? 晶ちゃん? ないない……ぐぅ……」
晶「おい」
澪「勘違いするなよ!? い、今のは頭突きでこいつを永遠に眠らせてやろうかと……! //」
律「そして私はそれをやり返そうとしてだな! //」
紬「うんうん! 私は分かってるから!」
菖「その言い訳は苦しいよね」幸「ねっ」
澪「……見られたからには生かしておけない」
律「……全員ぶっ殺す」
晶「ちょっ……来るな! 私達が悪かったからー!」
澪「琴吹ィ! 吉田ァ! 林ィ! 和田ァ!」
律「逃げられると思うなよコノヤロー!」
紬「きゃー♪」
唯「うん……? うるさいな……」
唯「そのまま一生やってろや死……って、やってるか。やってるよね」
唯「お幸せに……すぴー……zzz」
おわり
40 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/11/04 04:55:19.65 WMSDYC3N0 20/22乙
じゃねーよ!
面白いもん書いてんじゃねーぞ!
41 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/11/04 04:56:29.76 A2x+5BWG0 21/22あ?おわり??
死ねよ、今すぐ死ねよ!
こんな時間までくだらねえSS書いてんじゃねーよ!
今回も全部読ませていただきましたよ!!
また御願いしますカスが!
43 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/11/04 06:17:03.95 cQQa1Di/0 22/22ありがとうありがとうだコラ