マミ「何これ?」
ほむら「そ、それじゃ///」ダッ
マミ「ちょっと暁美さん!」
マミ「もう、何なのかしらこれ?」ガサガサ
マミ「これはタイツとパンツ?」
マミ「しかも少し温もりを感じる」
マミ「そういえば暁美さん珍しくタイツ履いてなかったわね」
マミ「え、ってことは、これって///」
元スレ
ほむら「巴さんこれ使って下さい///」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337600569/
マミ「え、ってことは、これって///」
マミ「………………」
マミ「洗濯しておいて、ってことかしら」
マミ「全く世話が焼けるわね、暁美さんたら」ポイッ
ゴウン ゴウン
マミ「……やっちゃう私も甘いわね」
マミ「……ということがあったのよ」
杏子「それでほむらのストッキングが干してあったのか」
マミ「何かのおまじないかしら? 第二ボタンください、みたいな」
杏子「まどかたちのクラスで流行ってるのかもね」
マミ「三年生では聞いた事ないわ……」
杏子「…そりゃお前…… いや、いいや」
マミ「でも暁美さんのタイツとパンツ… これは使えるわ……」ブツブツ
杏子「…な、何する気だよ」
マミ「だって下着類よ! しかも脱ぎたてを渡してきたのよ!」
マミ「何かのおまじないだとしても、普通に考えたらどうかしら?」
杏子「変態はいけないと思います」
マミ「そうよ。その路線で攻めれば…」
杏子「おまじないのつもりがマジ突っ込みで不意打ちされ」
マミ「上手い具合にクリーンヒットする事間違いないわ!」
杏子「ちょっとセクハラっぽいのは気が引けるけど、まぁいっか」
——後日 マミ部屋——
杏子「マミのホットビスケットはいつ食べても最高だな!」
ほむら「ホントですね~」ニコニコ
マミ「まだまだあるから、遠慮しないでね」
ほむら「は~い!」
マミ(これよ…… このいい笑顔…!)
杏子(いやぁ、最高に崩しがいのあるカオだよなぁ)
杏子「そうだほむら、この間マミに何したの?」
ほむら「へっ…? 特に何もしてないですよ」
マミ「さっき暁美さんが来る前に、これの話してたのよ」サッ
ほむら「ああ、それ……」
杏子(バレたのに、意外と平気そう)
マミ(やっぱり変な意味じゃなくて、何か私たちの知らないワケがあったのね)
まどか「? なんでほむらちゃんのタイツがマミさんの家にあるの?」
マミあん(なん… だと……)
まどか「あ、もしかしてパンツも?」
マミ(鹿目さんが知らないということは)
杏子(クラスで流行ってるとかじゃない……!?)
ほむら「そう。マミさんにはいてもらったの」
マミまどあん「はいて!?」
ほむら「えっ…?」オロオロ
マミ「あ、暁美さん… このパンツ、私がはくものだったのかしら?」
まどか「ほむらちゃん何してたのさ……?」ドキドキ
ほむら「何って… ただ私のパンツはいてもらおうかなって」
ほむら「あと、いつものタイツも一緒に……」
杏子(どうなってんのコレ…?)
マミ「あのね暁美さん」
ほむら「はい……」
マミ「これは何か意味があるのかしら?」
ほむら「意味も何も…… パンツ交換したり、しません?」
まどか「しないよほむらちゃん……」
杏子「うん… パンツなぁ… せめて洗わないと」
ほむら「そうだったんですか… 私てっきり」
マミ「あの… 暁美さんって、その…… 変わった子なのね…」
杏子「やっぱ転校生ってミステリアスな、こう、アレだよな! うん」
まどか「その筋の人、なのかな…… マミさんとは別のジャンルで」
杏子「え、マミもなの!?」
マミ「違うわよ!」
ほむら「わ、わたしも違うの! 違うから三人とも引かないで!」
ほむら「私って、入院する前は東京にいて…」
ほむら「む、向こうでは普通だったの…」
まどか「仲良くなったら、パンツ配るのが?」
杏子「引っ越しソバみたいなもんか……」
ほむら「配るっていうか、一晩穿いてもらうんだよ」
ほむら「それで洗わずに返してくれたら、『これからもよろしくね』みたいな意味になるんだよ」
マミ「ごめんなさい、そうとは知らずに洗っちゃって…」
ほむら「ううん、いいんです。私こそ、勝手に全国的にそうなんだって思ってて」
杏子「群馬と東京の間にもカルチャーギャップっていうのがあるんだなぁ」
まどか「意外なとこから勉強になったね……」
——こうして三人は——
まどか「仁美ちゃん、いいこと教えてあげようか?」
仁美「あら、何ですの?」
まどか「こういうのが流行ってるんだって!」
仁美「……!?」
——ほむ知識を見事鵜呑みにし——
杏子「さやか今日も来てたんだな! ほら、パンツあげるよ!」
さやか「はぁ!? あんた急にどうし…」
杏子「ああ、恭介のもあるよ!」
上条「いらないよ! 持って帰りなよ!」
——流行の最先端を独走した… つもりだった——
マミ「これは同じクラスのあの子に……」
マミ「こっちのは同好会の後輩にちょうどいいわね」
——ほむホーム——
ほむ母『それじゃあ、また電話してね』
ほむら「あ、切る前にお姉ちゃんいる? いたら代わって」
ほむ姉「はいよ、代わったよ~」
ほむら「この間、お姉ちゃんに教えてもらったのがあったじゃない」
ほむ姉「何だっけ?」
ほむら「仲良くなったら、パンツはいてもらうってやつ」
ほむ姉「ああ、あれ……」
ほむら「あれね、こっちの子は知らないみたいだよ」
ほむ姉「……やっちゃったの?」
ほむら「うん、みんなビックリしてたよ~」
ほむ姉「そう… じゃああんまりやらない方がいいかもね」(やっべ、どうしよ……)
ほむら「でもありがとう! これがきっかけで、また皆で盛り上がっちゃった♪」
ほむ姉「そ、そっか… よかったなぁ~ ほむらに友達できて」
ほむら「こっちで一人暮らしも楽しくなりそう! それじゃあもう切るね。お休みなさい!」
ほむ姉「はいよ、おやすみ~」 ガチャン
ほむ姉(他に何吹き込んだっけ……? もう忘れちゃったよ)
ほむ姉(変な友達増えないといいけどなぁ)
おわり
39 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:56:04.64 ymDk4JO+O 14/15乙
みんなどっか変だから問題ない
40 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:58:26.56 vvaY20en0 15/15わけがわからないよ…乙
あ、あとパンツください。