1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 20:42:49.42 M0Yc4Bpg0 1/15

マミ「何これ?」

ほむら「そ、それじゃ///」ダッ

マミ「ちょっと暁美さん!」

マミ「もう、何なのかしらこれ?」ガサガサ

マミ「これはタイツとパンツ?」

マミ「しかも少し温もりを感じる」

マミ「そういえば暁美さん珍しくタイツ履いてなかったわね」

マミ「え、ってことは、これって///」

元スレ
ほむら「巴さんこれ使って下さい///」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337600569/

6 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:04:29.67 ymDk4JO+O 2/15

マミ「え、ってことは、これって///」

マミ「………………」

マミ「洗濯しておいて、ってことかしら」

マミ「全く世話が焼けるわね、暁美さんたら」ポイッ

ゴウン ゴウン

マミ「……やっちゃう私も甘いわね」

8 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:07:05.36 k/DmkFcY0 3/15

マミ「……ということがあったのよ」

杏子「それでほむらのストッキングが干してあったのか」

マミ「何かのおまじないかしら? 第二ボタンください、みたいな」

杏子「まどかたちのクラスで流行ってるのかもね」

マミ「三年生では聞いた事ないわ……」

杏子「…そりゃお前…… いや、いいや」

11 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:13:55.83 k/DmkFcY0 4/15

マミ「でも暁美さんのタイツとパンツ… これは使えるわ……」ブツブツ

杏子「…な、何する気だよ」

マミ「だって下着類よ! しかも脱ぎたてを渡してきたのよ!」

マミ「何かのおまじないだとしても、普通に考えたらどうかしら?」

杏子「変態はいけないと思います」

マミ「そうよ。その路線で攻めれば…」

杏子「おまじないのつもりがマジ突っ込みで不意打ちされ」

マミ「上手い具合にクリーンヒットする事間違いないわ!」

杏子「ちょっとセクハラっぽいのは気が引けるけど、まぁいっか」

14 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:18:03.77 k/DmkFcY0 5/15

——後日 マミ部屋——

杏子「マミのホットビスケットはいつ食べても最高だな!」

ほむら「ホントですね~」ニコニコ

マミ「まだまだあるから、遠慮しないでね」

ほむら「は~い!」

マミ(これよ…… このいい笑顔…!)

杏子(いやぁ、最高に崩しがいのあるカオだよなぁ)



17 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:22:40.51 k/DmkFcY0 6/15

杏子「そうだほむら、この間マミに何したの?」

ほむら「へっ…? 特に何もしてないですよ」

マミ「さっき暁美さんが来る前に、これの話してたのよ」サッ

ほむら「ああ、それ……」

杏子(バレたのに、意外と平気そう)

マミ(やっぱり変な意味じゃなくて、何か私たちの知らないワケがあったのね)

まどか「? なんでほむらちゃんのタイツがマミさんの家にあるの?」

マミあん(なん… だと……)

まどか「あ、もしかしてパンツも?」

マミ(鹿目さんが知らないということは)

杏子(クラスで流行ってるとかじゃない……!?)

20 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:27:12.86 k/DmkFcY0 7/15

ほむら「そう。マミさんにはいてもらったの」

マミまどあん「はいて!?」

ほむら「えっ…?」オロオロ

マミ「あ、暁美さん… このパンツ、私がはくものだったのかしら?」

まどか「ほむらちゃん何してたのさ……?」ドキドキ

ほむら「何って… ただ私のパンツはいてもらおうかなって」

ほむら「あと、いつものタイツも一緒に……」

杏子(どうなってんのコレ…?)

24 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:30:54.62 k/DmkFcY0 8/15

マミ「あのね暁美さん」

ほむら「はい……」

マミ「これは何か意味があるのかしら?」

ほむら「意味も何も…… パンツ交換したり、しません?」

まどか「しないよほむらちゃん……」

杏子「うん… パンツなぁ… せめて洗わないと」

ほむら「そうだったんですか… 私てっきり」

27 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:35:18.25 k/DmkFcY0 9/15

マミ「あの… 暁美さんって、その…… 変わった子なのね…」

杏子「やっぱ転校生ってミステリアスな、こう、アレだよな! うん」

まどか「その筋の人、なのかな…… マミさんとは別のジャンルで」

杏子「え、マミもなの!?」

マミ「違うわよ!」

ほむら「わ、わたしも違うの! 違うから三人とも引かないで!」

29 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:40:53.10 k/DmkFcY0 10/15

ほむら「私って、入院する前は東京にいて…」

ほむら「む、向こうでは普通だったの…」

まどか「仲良くなったら、パンツ配るのが?」

杏子「引っ越しソバみたいなもんか……」

ほむら「配るっていうか、一晩穿いてもらうんだよ」

ほむら「それで洗わずに返してくれたら、『これからもよろしくね』みたいな意味になるんだよ」

マミ「ごめんなさい、そうとは知らずに洗っちゃって…」

ほむら「ううん、いいんです。私こそ、勝手に全国的にそうなんだって思ってて」

杏子「群馬と東京の間にもカルチャーギャップっていうのがあるんだなぁ」

まどか「意外なとこから勉強になったね……」

33 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:46:10.58 k/DmkFcY0 11/15

——こうして三人は——

まどか「仁美ちゃん、いいこと教えてあげようか?」

仁美「あら、何ですの?」

まどか「こういうのが流行ってるんだって!」

仁美「……!?」

——ほむ知識を見事鵜呑みにし——

杏子「さやか今日も来てたんだな! ほら、パンツあげるよ!」

さやか「はぁ!? あんた急にどうし…」

杏子「ああ、恭介のもあるよ!」

上条「いらないよ! 持って帰りなよ!」

——流行の最先端を独走した… つもりだった——

マミ「これは同じクラスのあの子に……」

マミ「こっちのは同好会の後輩にちょうどいいわね」

35 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:51:08.55 k/DmkFcY0 12/15

——ほむホーム——

ほむ母『それじゃあ、また電話してね』

ほむら「あ、切る前にお姉ちゃんいる? いたら代わって」

ほむ姉「はいよ、代わったよ~」

ほむら「この間、お姉ちゃんに教えてもらったのがあったじゃない」

ほむ姉「何だっけ?」

ほむら「仲良くなったら、パンツはいてもらうってやつ」

ほむ姉「ああ、あれ……」

36 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:53:14.36 k/DmkFcY0 13/15



ほむら「あれね、こっちの子は知らないみたいだよ」

ほむ姉「……やっちゃったの?」

ほむら「うん、みんなビックリしてたよ~」

ほむ姉「そう… じゃああんまりやらない方がいいかもね」(やっべ、どうしよ……)

ほむら「でもありがとう! これがきっかけで、また皆で盛り上がっちゃった♪」

ほむ姉「そ、そっか… よかったなぁ~ ほむらに友達できて」

ほむら「こっちで一人暮らしも楽しくなりそう! それじゃあもう切るね。お休みなさい!」

ほむ姉「はいよ、おやすみ~」 ガチャン

ほむ姉(他に何吹き込んだっけ……? もう忘れちゃったよ)

ほむ姉(変な友達増えないといいけどなぁ)


  おわり

39 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:56:04.64 ymDk4JO+O 14/15



みんなどっか変だから問題ない

40 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/05/21 21:58:26.56 vvaY20en0 15/15

わけがわからないよ…乙

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