見滝原中
さやか「ええ!?まどかって玩具一個も持ってないの!?」
まどか「え?」
まどか「それって、そんなに驚くこと?」
さやか「そりゃ驚くよ!」
さやか「青春真っ盛りなこの時期に、玩具で遊ばなくてどうすんのさ!」
まどか「ええー……?」
元スレ
まどか「玩具少女まどか☆オモチャ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326367858/
マミ「あら。鹿目さんに美樹さん。どうしたの?」
まどか「あ、マミさん」
さやか「マミさん!ちょっと聞いてくださいよー」
さやか「まどかってば、この歳にもなって玩具で遊んでないって言うんですよー?」
マミ「!」ピクッ
まどか「いや、それが普通でしょ」
マミ「……いいえ」
マミ「間違っているのは鹿目さん、あなたの方よ」
まどか「え」
さやか「ですよね!」
マミ「わかったわ。こうしましょう」パン
マミ「丁度明日は土曜日で学校はお休み」
マミ「私の家に集まって、鹿目さんに玩具の素晴らしさを教えることにしましょう」
さやか「賛成!一軍メンバー持って行きますね!」
まどか「ええ~……」
ほむら(まずいわ……。あの二人じゃ、逆にまどかを引かせてしまいかねない……)
ほむら(まどか……、あなたは私が絶対に守って見せる!)キッ
翌日 マミハウス
ピンポーン
さやか「マミさーん!来ましたよー!」
マミ「いらっしゃい。待っていたわ」ガチャ
まどか「お邪魔します……」
マミ「今日は鹿目さんに素晴らしい世界を教えてあげるわ」ウフフフ
さやか「覚悟しなさいよー」ゲヘヘヘ
まどか(うう……、興味ないのになあ……)
マミ「さあ、さっそく品評会に」シュタッ
ほむら「あら、まどか。それに、巴マミに美樹さやかまで。偶然ね」
まどか「あ、ほむらちゃん」
ほむら「3人で巴マミの家に集まって、どうしたのかしら」
さやか「これからまどかに、私とマミさんが、玩具の魅力を教えるんだよ」
マミ「暁美さんも良かったら一緒にどう?」
ほむら「そうね……。今日は特にこれといった用事もないし」
ほむら「参加させてもらうことにするわ」
マミさや「くくくく……」
まどか「ほ……ほむらちゃんも……玩具好きなの……?」
ほむら「……安心して、まどか」
ほむら「私が、あの二人からあなたを守ってみせる……!」
まどか「ほむらちゃん……」
まどか(ほむらちゃんが背負ってる、やけに重そうなリュックの中身は何なの……)
マミルーム
マミ「まずは私からお勧めを紹介させてもらうわ」
マミ「私のお勧めは破邪百獣剣よ」
さやか「……は?」
マミ「百獣戦隊ガオレンジャーの5人の武器が合体することで、あらゆる邪悪を切り裂く最強の剣が生まれるのよ!」ジャキィ
まどか「わ、わあ~、格好良いですね!」
ほむら「……」
マミ「でしょう!鹿目さんも、実際に持ってみて!」
まどか「あ、こうして持ってみると割と大きいんですね」
マミ「ふふっ、格好良いでしょ?」
まどか「は、はあ……」
さやか「……ださ」
まどか「さやかちゃん!?」
マミ「……美樹さん、ごめんなさい。良く聞こえなかったわ」
さやか「ダサイって言ったんですよ」
さやか「戦隊なりきり?ぷぷー。マミさんってそんな幼稚な趣味を持ってたんですね」
マミ「邪気退散!!」ブンッ
さやか「ぐえっ!」ガンッ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「ぐっ…………くく」フラッ
さやか「戦隊なりきりなんて、リアルタイムで見てなかった人からすれば需要ゼロですよ……」
さやか「しかもショボイ合体武器?そんなもん、まどかが気に入るわけないじゃないですか」
マミ「こ、この……言わせておけば……!」
さやか「大体それ、5人で使う奴でしょ?」
マミ「!」
さやか「一人で振りまわしてて、虚しくならないんですかあ……?」
マミ「……あ……あ、あああ……ッ!」
まどか「ま、マミさん……」
ほむら「それは違うわ、美樹さやか」
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「……違うって、何が?こんなの、持ってたって自分が惨めになるだけじゃん」
ほむら「惨めなんかじゃないわ、美樹さやか」
ほむら「なぜなら、この剣を持つ時巴マミの心の中には確かにいるのだから」
ほむら「自分を支えてくれる、ガオレンジャーがッ!!」
マミさや「!!」
まどか「え……」
ほむら「玩具愛好者にはみな、妄想力が備わっている」
ほむら「だからこそ、玩具の中にリアルを見出すことが出来るのよ」
ほむら「美樹さやか……。あなたは巴マミとは好きな玩具のジャンルが違うのかもしれない」
ほむら「でも、本当は分かりあえるはずよ」
ほむら「なぜなら同じ玩具愛好者なのだからッ!!」バーン
マミさや「!!」
さやか「……ごめんなさいマミさん」
マミ「美樹さん……」
さやか「自分のシュミじゃないからって、人の好きなものまで否定しちゃ駄目ですよね」
さやか「私が悪かったです!どうか許して下さい!」ガバッ
マミ「……もちろんよ!」キュッ
さやか「マミさん」
マミ「それに、反省しなきゃいけないのは、私も一緒だもの」
さやか「……え?」
マミ「恐らく、私も美樹さんの玩具趣味を貶していたと思うわ」
マミ「私も気に入らないジャンルの玩具は、常日頃心の中で貶しまくっていたもの」
マミ「ごめんなさい。こんな私だけど、許してくれる……?」
さやか「もちろんですよ!」キュッ
マミ「ふふっ」
ほむら「うんうん。これにて一件落着コンプリートね」
ほむら「でも、まどかに玩具の魅力を教えるという趣旨からすると、巴マミのチョイスは不適格ね」
マミ「……そうね。思い入れ補正がないと、なりきり系は厳しいかもしれないわ……」
ほむら「恐らくまどかは、その手の番組をあまり見ていないわ」
ほむら「まどか、そうでしょう?」
まどか「ん?もう話終わった?」
ほむら「思い入れ補正のない人間を引きこむのならば……これよ!」ズボォ
マミ「そ、それは……!」
まどさや「でかっ!」
ほむら「魔弾戦記リュウケンドー……DXゲキリュウケン」
ほむら「マダンキーの展開ギミックや音声・発光もさることながら、まず驚くのがその大きさよ」
さやか「大きいなあ……」
まどか「重そう……」
ほむら「そして更に!」ズボォ
まどか「もう1本出て来た!?」
さやか「こっちもでけえ!」
ほむら「ゲキリュウケンを発展させたゴッドゲキリュウケン……」
ほむら「ゲキリュウケンのギミックに加え、シールドとの分離機能が加わっているわ」
さやか「二刀流かあ……」
まどか「子供じゃ持つのきつそう……」
マミ「……ということは、アレをやるのね……!」ゴクリ
ほむら「その通りよ!」
まどさや「まだあるの!?」
ほむら「ゴッドゲキリュウケンからマダンダガーを外して」ガチャガチャ
まどか「ま、まさか……」
さやか「ゲキリュウケンとゴッドゲキリュウケンを……」
ほむら「合体!」ガチャッ
ほむら「ツインエッジゴッドゲキリュウケン!!ゲキリュウケンバージョンッ!!」ズギャーン
まどさや「でけええええ!!」
マミ「いつ見ても凄い迫力ね……」
さやか「1メートルくらいあるんじゃないの……?」
まどか「あんなの、たっくんじゃ絶対持てないよ……」
ほむら「そして決める!マダンファイナルキーセット!」カシャッ カシャン
ほむら「喰らえ!!『ファイナルクラッシュ!!超龍王魔弾斬りッ!!』」シュバッ
さやか「ぎゃあっ!」ガンガンッ バタッ
まどか「さやかちゃん!」
マミ「暁美さん……見事よ!」
ほむら「はッ!!」ボガァーン
マミ「そうか……こちらの世界に疎い鹿目さんを引き込むには、こうするべきだったのね」
ほむら「ええ、その通りよ」
ほむら「玩具や番組の魅力を延々と口で語るのは、むしろ逆効果……」
ほむら「初心者には、玩具そのものの魅力で勝負すべきなのよ」
ほむら「迫力に乏しいなりきり玩具はその後にね」
マミ「暁美さん……勉強になったわ。ありがとう」スッ
ほむら「フッ。どういたしまして」ガシッ
まどか「いや、これはこれで引いてるんですけど」
さやか「うう~」
さやか「うおーし、復活!次はさやかちゃんの番だ!」
マミ「うふふ。楽しみだわ」
まどか「帰りたいよう……」
さやか「私が推すのはこれ!フィギュアーツ、アナザーアギト!」
マミ「なるほど。美樹さんはアクションフィギュア系なのね」
さやか「そうです!ちょいとアレンジが不評なシリーズだけど、このアナザーアギトは別だね」
さやか「アーツアレンジも良い感じだし、ベスト5に間違いなく入ること間違いなし!」
まどか「仮面ライダー?」
ほむら「……」
さやか「そう!アギトに出てくる奴だよ!変身する人がまた格好良くて」
ほむら「美樹さやか。まどかが引いてるわよ」
さやか「え?あ……ごめん」
まどか「ううん、気にしないで」
まどか「ただ……見た目がちょっと気持ち悪いかな」
さやか「ええー?そんなあ……、そこが良いのに」
マミ「初心者向きじゃなかったかもね」
さやか「ならこれだ!装着変身ブレイドキングフォーム!」ドンッ
マミ「ぶ、ブレ金……!実物は初めて見たわ……!」
さやか「オーパーツの一つですよ。アーツ装着含めて、恐らく一番人気です」
さやか「バランスの良いブレイド素体に、輝くメッキ、細かいレリーフ!」
マミ「可動指に、この重量感!」
さやか「マミさんもなかなか話分かるじゃないですか」
マミ「R&Mとブレイド装着は好きなのよ。余剰パーツ殆どないし、良い意味で玩具らしいし」
さやか「あー……確かに。アーツは余剰の山ですからね。分かる気もします」
ほむら「まどかが置いてけぼりよ」
マミさや「え?」
まどか「うえーん」
さやか「ほ、ほら!まどかも持ってみてよ!」ズイッ
まどか「あわっ!?」ズシッ
まどか「……へー、見た目よりも重いんだね」
まどか「あ」ポロッ ゴトッ
さやか「あー……レリーフが金属パーツだから、重くてすぐ落ちるんだよねえ」
さやか「でもほら!ロイヤルストレートフラッシュ再現できるんだよ!」ストッストッ ポロポロ
まどか「うーん」
さやか「駄目か~」
まどか「ごめんね」
ほむら「甘いわね、美樹さやか」
ほむら「戦隊はマイナーだけどライダーはメジャー、とか思ってるのはライダーオタだけよ」
さやか「くそー」
ほむら「まどかをアクションフィギュアに引きこむのなら、かわいい系で攻めるべきよ」ズボォ
マミ「それは……」
さやか「リボルテックダンボーに……figmaまどか!」
まどか「あ、ダンボーだ」
ほむら「まどかは『よつばと!』を愛読してるんだから、ここはダンボーでしょ」
さやか「そういやまどかの部屋の本棚にあったなあ」
マミ「例え知らなくても、このかわいさなら、女の子受けしそうね」
まどか「なんでほむらちゃんが知ってるの!?」
ほむら「それに、自分をモデルにしたフィギュアなら、絶対に興味を惹かれるはずよ」
さやか「確かに。あー、私のfigma早く出ないかなあ」
マミ「私はもうすぐね」
まどか「は、恥ずかしいよう……」
さやか「でもさ、私は萌えじゃなくて燃えをまどかに教えたかったからなあ」
さやか「ダンボーもフィグまども、ちょっと」
ほむら「ならば、燃えを付加すればいいだけのことよ」ズボォ
まどマミさや「!?」
ほむら「はああああッ!」ガチャガチャガチャガチャ
さやか「5体のダンボーが……!」
マミ「1体の巨大なダンボーに……!」
ほむら「完成!!勇者合体グレートダンボー!!」デーン
マミさや「すげえッ!!」
ほむら「カーテンを閉めて、部屋の電気を消して」シャッ パチッ
ほむら「床に這いつくばって、下から見上げて……ライトアップ!!」カチッ ピカー
マミさや「かっけええええ!!」
まどか「あ、目が光るんだ」
さやか「これは燃えるわ……」
マミ「胸がトキめくわね……」
ほむら「武器もあるわよ。行け!みうらミサイル!」ブンッ ブンッ
さやか「いたっ!いたっ!なんかさっきから私にだけ攻撃してない!?」コンッ コンッ
ほむら「腕に色々挟むことも出来るし、親に見られてもダメージは少ないはずよ」
まどか「ダンボーがネタキャラにされちゃった……」
ほむら「そしてフィグまどは、こいつを使ってパワーキャラに!」ズガガガ
マミ「それは……!」
さやか「HGタイタス!」
ほむら「完成!!まどかタイタス!!フンッ!!」ムキィ
マミ「キモかっけえwww」
さやか「クソワロタwww」
ほむら「まどかに付属のインキュベーターをfigma台座で浮かせて……」
ほむら「マジカル☆ビームラリアット!!ハアッ!!」ビシイ
さやか「キュゥべえ選手吹っ飛んだッ!!」
ほむら「マジカル☆ビームニー!!とうッ!!」ドギャア
マミ「キュゥべえを串刺しにしちゃいなさいッ!!」
ほむマミさや「あっはっはっはっは」
まどか「……」
さやか「なるほどね……。ちゃんと相手のことを考えて勧めなきゃ駄目ってことか」
マミ「私達、自分の好みを押しつけることしか頭になかったものね……」
ほむら「さて……。最後は私自身のお勧めをまどかに見て貰うわ」
まどか「ええー……、まだ続くの……」
ほむら「私のイチオシは、ズバリこれよ!」ズボォ
ほむら「スーパーチェンジシリーズより、カブタック!!」バン
さやか「あー。これ、なんか見たことあるわ」
マミ「クルッて変形するのよね」
ほむら「その通りよ、巴マミ」
ほむら「コミカルなノーマルモードから、格好良いスーパーモードになるのよ」
ほむら「見ててねまどか」
まどか「はいはい」
ほむら「『カブタック!スーパーチェンジだ!』『分かったカブ!』」
ほむら「『す~ぱ~……』(コミカル声)」スポーン
ほむら「『チェーンジッ!!』(力強い声)」カチャカチャ
ほむら「完成!!」デンッ
マミさや「おおっ!」
ほむら「本来余剰となるビリットスティックとヘルメットも、両形態で装備出来るのがキモよ」
マミ「嬉しい誤算ね。ちゃんとシールドに見えるわ」
ほむら「そして、DXセット版のカブタックは、ダイキャスト使用でズッシリ重い!」
さやか「おおっ!こりゃ燃えるね!」
ほむら「そしてもう一つ!」ズボォ
ほむら「鉄腕探偵ロボタックより、スピーダムとマイトバーン!」ドドン
さやか「あー、いたなそんなの」
マミ「でもロボタックって、バラバラ合体なのよね」
ほむら「ふっ。甘いわね、巴マミ」
ほむら「このスピーダムとマイトバーンは2通りの合体が出来るのよ」
ほむら「『ジシャックチェーンジッ!!』」カチャカチャ
ほむら「マイティーワンダー!!」
マミ「紫主体の配色ね!」
ほむら「そして!『シシャックチェーンジッ!!』」カチャカチャ
ほむら「スピディーワンダー!!」
さやか「赤主体か!」
ほむら「個々のパーツも結構面白い変形するし、面白さは他のロボの2倍ね」
ほむら「そしてこの2体は、脳内妄想でも楽しめるのよ……!!」
マミさや「?」
ほむら「正義に燃える赤いまどかに、ちょっぴりダークな紫の私……」
さやか「赤は杏子じゃね?」
ほむら「おだまりッ!!」ベシッ
さやか「いてっ!」
ほむら「ああっ、今日のまどかは積極的だわっ」カチャカチャ
ほむら「あんっ!ああんっ!そんなにガンガン攻めないで!」カチャカチャ
ほむら「ああああッ!!スピーディーワンダーになっちゃうッッ!!」カチャカチャ
ほむら「ふふ……、今日は私がリードするわよ……」カチャカチャ
ほむら「まどか……、どう?気持ち良い……?」カチャカチャ
ほむら「このままマイティーワンダーになっちゃいなさい……!!」カチャカチャ
ほむら「マドカァーッ!!」ビクンビクン
まどか「うわあ……」
さやか「うわあ……」
マミ「うわあ…」
マミ「ま、まあ、最後のは置いといて」
マミ「暁美さんの玩具、なかなか面白そうね!」
ほむら「フッ。神と言われた超進化シリーズのメタグレ・ウォグレ・メタガルもあるわよ」
さやか「私は、あの壁に掛けられてるダブルドライバーを貸して欲しいです!」
マミ「うふふ。良いわよ」
ほむら「なら私は、美樹さやかのブレ金を触らせて欲しいのだけれど」
さやか「壊すなよー?」
キャッキャ ウフフ
ほむら「そうそう、まどかはどの玩具が気に入ったかしら?」クルッ
マミ「あら?いないわね。お手洗いかしら」
さやか「お?」カサッ
『杏子ちゃんのところに行ってきます まどか』
マミさや「あちゃー……」
ほむら「マドカァーッ!!」
終
72 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/01/12 22:16:53.74 coGF3XZ/0 45/48ネタがマイナー過ぎた?
それとも参考画像がないのが不味かった?
何にせよ、今回名前出した玩具はどれもお勧めなので、見つけたら即買うように
73 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/01/12 22:17:18.32 FaSLHcnG0 46/48うん 一般女子の反応はこんなもんですよね
まだイケメンでつった方がマシ
74 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/01/12 22:17:32.12 d6e7u50d0 47/48女児向け玩具が一つもねえwww
乙!
79 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/01/12 22:28:49.83 oHcfTuOk0 48/48あんこちゃんなら食いつきいいかもね

