える「どうしてこんなに可愛いのでしょうか・・・わたし、気になります!」
奉太郎「自分で言うか」
える「可愛いのだから仕方ありません」
奉太郎「お前そんなキャラだったか?」
える「そうです!可愛いキャラです!」
奉太郎(そういう意味ではなかったんだが)
える「折木さんも可愛いと言っていいんですよ?」
奉太郎「どちらかといえば・・・伊原のほうが可愛い」
摩耶花「えっ」
える「えっ」
元スレ
える「えるたそちょー可愛いです」奉太郎「えっ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348831679/
える「だって折木さん私が『気になります!』と近づく度に顔を赤らめて・・・」
える「これは私が可愛すぎたのが原因ではありませんか?」
奉太郎「誰でも異性にあんなに顔を近づけられたら赤面するだろ」
える「そうですか」グイ
摩耶花「えっ、私!?」
える「摩耶花さんがこんなに近づきましたよ・・・どうです?」
奉太郎「・・・」チュッ
摩耶花「えっ」
える「えっ」
える「私のときはこんなことしないのに・・・」
える「私は可愛すぎて手を出せないということですね!」
奉太郎「違う」
奉太郎「伊原のほうが可愛いといっているだろ」
摩耶花「ふくちゃんにもされたことないのに・・・」
奉太郎「里志はもう死んだ」
摩耶花「えっ」
える「えっ」
える「福部さんのことはどうでもいいので置いておいてですね」
摩耶花「えっ」
える「私のサラサラの美しい黒髪!どうです!?」
える「摩耶花さんのこんな寝癖残ったままみたいな
よくわからない髪よりポイント高くないですか!?」
奉太郎「ハゲてなければ別にいい」
摩耶花「ハゲは無いでしょ」
える「誰とは言いませんがハゲは論ずるに値しませんね」
里志「酷いなー」
摩耶花「えっ」
える「えっ」
奉太郎「えっ」
摩耶花「ふくちゃん生きてた・・・」
里志「えっ」
里志「なんで死んでることになってるの!?」
奉太郎「俺の全エネルギーを使って姉貴に教えてもらった技を使い気絶させて
天井に吊るされたロープに首をかけたはずなんだが・・・」
摩耶花「えっ」
里志「ああ、そのことか!僕がなぜ生きてるのか・・・教えて欲しいかい?」
奉太郎「ああ」
える「わたし、なんで福部さんがそんなにしぶといのか気になります!」
里志「データベースは結論を出せないんだ」
摩耶花「えっ」
奉太郎「えっ」
える「は?」
奉太郎「えっ」
える「失礼しました」
里志「千反田さん・・・怖いよ」
える「怖くないです!ちょー可愛いですよ!」
里志「そうだね」
摩耶花「は?」
摩耶花「ふーん、ふくちゃんはちーちゃんが可愛いんだー」
里志「えっ」
摩耶花「折木みたいに『気になります!』って言われたいんでしょ!」
里志「いや、違うんだ摩耶k」
える「違うんですか!?」
里志「違いません」
摩耶花「えっ」
摩耶花「うわあああああああああああああああん」
里志「あっ、摩耶花が飛び出して行っちゃった」
奉太郎「待てっ!摩耶花!」ダッ
里志「えっ」
える「えっ」
摩耶花「えっ」
奉太郎「摩耶花も連れ戻したところで里志がなぜ生きているかだが・・・」
える「えっ」
里志「今もっと気になることがあったよね」
摩耶花「折木のくせに下で呼ぶな」ゲシゲシ
奉太郎「申し訳ございません、もっと踏んでください」
摩耶花「うわっ気持ち悪い」
奉太郎「おぅっふ」
奉太郎「これを見て解っただろ千反田?まやかたそのほうが可愛い」
摩耶花「まやかたそ言うな」
千反田「どれを見て解ればいいのか解りません!」
奉太郎「呼称の変更などどうでもいい
なぜ里志が生きているか・・・気になるだろう?千反田?」
千反田「福部さんはどうでもいいです!わたし、興味ありません!」
里志「えっ」
奉太郎「そうか、ならばいつもどおり本でも読むか」
える「では私は宿題でも」
摩耶花「なんだか他にも言うべきことがあった気がするけど・・・まあいいか」
里志「今日は驚き疲れたよ」
ガラッ
奉太郎「?」
山内「大変だ!」
里志「どうしたんだい山内君?チョコでも盗まれたのかい?」
山内「谷君が教室で首を吊ってるんだ!」
える「えっ」
摩耶花「えっ」
里志「えっ」
奉太郎「あっ」
奉太郎『殺る人、間違えちゃったー!てへぺろ』
奉太郎(というわけにはいかんよな・・・)
里志「そうか、谷君が・・・」
奉太郎「首を吊っていたのなら自殺だな」
奉太郎「相当辛いことでもあったんだろう、そうに違いない」
える「えっ」
摩耶花「えっ」
里志「えっ」
山内「そうだな・・・」
摩耶花「どうすんのよ折木」
奉太郎「何がだ」
里志「やっぱり奉太郎が谷君を・・・」
奉太郎「何を言っているんだ?首を吊っていたんだぞ?
状況的に客観的に論理的に考えて自殺だろう?俺は関係ない」
える「そうですね!さすが折木さんです!なんでも解るんですね!」
里志「えっ」
摩耶花「そうだったわね、私うっかりしてたわ」
里志「えっ」
里志「二人ともそれで納得しちゃうの!?」
摩耶花「ふくちゃんは何を言っているの?」
える「折木さんの完璧な推理を聞いていなかったんですか?
これだから福部さんは・・・」
里志「あれが推理!?ただの誤魔化し・・・」
える「それより!思い出しました!」
奉太郎「やめろ、忘れろ」
える「無理です!」
奉太郎「そこをなんとか摩耶花たそに免じて!」
摩耶花「たそ言うな」
える「それでですね、折木さんが摩耶花さんにキスをした件ですが」
摩耶花「あっ」
奉太郎「あっ」
里志「えっ」
摩耶花「折木がふくちゃんが死んだとか言うから忘れてた」
奉太郎「その件は摩耶花たそが可愛いということで片がついただろう」
える「折木さん・・・それには一つの大きな矛盾点があります!」
奉太郎「言ってみたまえ」
える「私のほうが可愛いんです!」
奉太郎「・・・さいで」
里志「あれ?千反田さんそんなキャラだっけ?」
える「福部さん、うるさいです」
里志「えっ」
える「仕方が無いですね」
える「とりあえず皆さん『えるたそちょー可愛い!』と言ってください!
それでわたし、納得します!」
奉太郎「摩耶花たそかわいー」
える「違います!えるたそです!」
える「皆さんわかりましたか?」
里志「わかったよ!」
摩耶花「ふ、ふくちゃん・・・」
える「せーのっ」
三人「えるたそちょー可愛い」
える「きゃー!ですよね!ですよね!そうです可愛いです!」
ガラッ
える「すみません!遅くなってしまいました!」
摩耶花「えっ」
奉太郎「えっ」
里志「えっ」
里志「あ、あれ?」
摩耶花「ちーちゃんが二人・・・?」
える「えっ?わた・・・し?」
える「チッ・・・5時まで足止めしておけと言っておいたのに・・・」
奉太郎「千反田影分身できるのかすごいなー」
える「えっ」
える「えっ」
奉太郎「おお!分身じゃない!二人いるな!凄い凄い」
える「どうしてもう一人わたしが居るんでしょう!?」
奉太郎「誰かがマスクを被って変装しているとか
さしずめそんなところだろう・・・よく出来たマスクだなー」
える「わたしは・・・未来から来た千反田えるです!」
える「えっ」
摩耶花「えっ」
里志「えっ」
奉太郎「」
奉太郎「み、未来から来たってそれはわかんないわー」
里志「誰かがマスクを被って変装しているとか(キリッ」
摩耶花「さしずめそんなところだろう・・・(ドヤッ」
える「うふふ」
奉太郎「やめてください、お願いします、忘れてください」
える「あの・・・未来から来ましたよー?放っておかないでくださーい」
える「皆さんにえるたその可愛さを伝えるために来ました!」
奉太郎「あー、えるたその可愛さは十分解った!帰っていいぞ!」
摩耶花「バイバイ未来のちーちゃん!」
える「いや、あの、まだ帰るとは言ってないんですが・・・」
える「千反田えるさん?未来のわたし気になりません?」
える「気になりません!」
える「えっ」
える「さようならです!」
える「あの、ちょっと待っt」
ピューン
里志「行っちゃったね」
摩耶花「未来のちーちゃんとかよくわからないよね」
える「それでですね!未来のわたしから可愛さは伝えていただいたんですか!?」
奉太郎「いや・・・特に」
える「えっ」
える「わたしの可愛さがわかりませんでしたか!?」
摩耶花「あれ?間違えて現在のちーちゃん送っちゃった?」
える「間違えてません!」
ガラッ
山内「大変だ!」
里志「山内君どうしたの?チョコでも割れたかい?」
山内「・・・タイムマシンが見つかったんだ!」
える「乗せてください!!」
おわり
46 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/09/28 22:36:22.16 ugyq6ozS0 22/23胸などは成長してるのかね
55 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/09/28 22:48:08.11 MSd3vOie0 23/23また折木の恋は結ばれなかったのか・・・