ラディッツ「ここが地球か・・・」ほむら「!?」
ラディッツ「さて・・・」ピッ
ほむら(あいつ・・・何者・・・!?今までの世界ではあんな奴、出現したことなかったのに・・・!)
ラディッツ「・・・む?この近くに大きな戦闘力反応・・・カカロットか?」
ほむら(ヤバい・・・なんだかよくわからないけれど、あいつはヤバい!)
ラディッツ「今迎えに行くぞ、カカロットよ!」タンッ
ほむら(一体何者なの・・・!?)
こんな感じで誰か書いてくださいお願いします
元スレ
ラディッツ「魔法少女?」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1324811854/
マミ「・・・?誰かが近づいて来る・・・?」
スタッ
ラディッツ「ちぃっ・・・カカロットじゃない・・・!」
マミ「誰、あなた?」
ラディッツ「戦闘力・・・200か。なかなかの戦闘力だ。だが、俺の敵じゃないな。」
マミ(・・・何者なの、こいつ・・・?魔女ではなさそうだけど・・・何か、凄まじい力を感じるわ・・・。)
ラディッツ「ちっ、カカロットがいないならここに用はない・・・。」
マミ「待ちなさい、あなた。」パァァァ
ラディッツ「む?何か用か、女?」
マミ「何者か知らないけれど、あなた、何か危険な感じがするわ。」
ラディッツ「俺が危険だと?・・・ふん、ならばどうする?」
マミ「ここで、あなたを倒す!」ズララララララ!!
マミ「はああああ!!」ダンダンダンダン!!
ラディッツ「むっ!?」ドドドド!!
モクモク・・・
マミ「・・・ちょっと大人げなかったかしら。でも、案外呆気なかったわね。」
ラディッツ「・・・ふん、下らん。ただ埃を巻き上げるだけの技か・・・。」
マミ「・・・え!?」
ラディッツ「今度はこっちの出番かな?ならば、技の手本を見せて・・・」ピピッ
ラディッツ「む?ここから東に更に大きな戦闘力反応!今度こそカカロットだな!」タンッ
マミ「・・・・・・はぁっ、はぁっ・・・!」ガクッ
マミ「なんだったの、あいつ・・・!?わたしの攻撃にビクともしないなんて・・・!」
ほむら「・・・どうやら、あなたも遭遇したようね、巴さん。」
マミ「暁美さん・・・?あなたも、あいつに遭遇したの?」
ほむら「ええ・・・と言うか、わたしはたまたま見掛けただけだけどね。」
マミ「何者なの、あいつ・・・?わたしの攻撃がちっとも通用しなかったけれど・・・。」
ほむら「・・・わたしにもわからないわ。ただひとつ、『あれ』が相当なイレギュラーだって言うのはまちがいないわね。」
ほむら(わたしと同様に、ね。)
マミ「魔女でもないのにあの強さ・・・一体何者なのかしら・・・。」
マミ「それにしても、一体何をしに現れたのかしら・・・?誰かを探していたようだけれど・・・。」
ほむら「・・・っ!!まずい!」ダッ
マミ「えっ!?ちょ、ちょっと暁美さん!?」
ほむら「もしかしたら、まどかのところに行ってるかもしれない!急がなくちゃ!」
マミ「わたしも行くわ!あいつを放置しておくわけにはいかないもの!」ダッ
廃工場―――
ラディッツ「ここに大きな戦闘力反応・・・。800、か。この星にそこまでの戦闘力を持った奴がいるとすれば、間違いなくカカロットだ。」
ラディッツ「カカロットよー!ここにいるのはわかっているぞ、出て来い!!」
まどか・さやか「!?」
さやか「な、何あいつ・・・?いきなり現れてへんな事を・・・。」
QB「・・・残念だけど、僕にもあいつが何者かはわからない。でも・・・なんだろう、とてつもない力を感じる。」
まどか「え、え・・・?」
さやか「くっ、仕方ない、わたしがあいつを抑える!まどかは逃げて!」
まどか「さやかちゃん!?」
さやか「大丈夫だって、まどか!あたしには回復魔法があるんだから!」ダッ
QB「まどか、さやかはああ言ってるけど・・・正直、あいつには勝てると思えない。」
ラディッツ「隠れても無駄だぞカカロットよ!姿を現さなければこの建物を吹き飛ばすぞ!」
さやか「待ちなよ、あんた!」ザンッ
ラディッツ「む?・・・誰だ、貴様は?」
さやか(くっ・・・こうして向かい合っただけでわかる、次元の違い・・・!)ガクガク
さやか「な、なんの用なのよ、ここに!こ、こここここにはあたししかいないよ!?」
ラディッツ(・・・・・・)ピピピッ
ラディッツ「ふん、戦闘力120・・・違うな、貴様ではない。カカロットはどこにいる?」
さやか「か、カカロット・・・?知らないよ、そんな奴!」
ラディッツ「とぼけても無駄だぞ小娘!ここに大きな戦闘力反応があったのは確認しているんだ!」
さやか「カカロットだとか戦闘力だとかわけのわからないことばっかり・・・!」
QB「僕にもあいつの本当の力はわからないけれど・・・まどか、君が僕と契約して魔法少女になってくれれば、もしかしたらあいつに太刀打ちできるかもしれない!」
まどか「で、でも・・・!」
QB「このままだとさやかが殺されてしまう!さあ、早く僕と契約を!」
さやか「いい加減にしろ!ここから立ち去らないって言うんなら、あ、ああああああたしが相手になるよ!?」グググッ・・・
ラディッツ「ふん、貴様程度俺の敵じゃない!」ザッザッザッ
さやか「ッ・・・!!」
ラディッツ「ふふふ、どうした小娘よ・・・?いつでも向かってきてくれて構わんのだぞ・・・?」
さやか(だ、ダメだ・・・あ、足が震えて動けない・・・!!)
廃工場、外―――
ほむら「はぁ、はぁ・・・こ、ここにまどかがいるのは間違いないのね?」ゼェゼェ
マミ「え、ええ・・・今日、ここでさやかさんが魔女と戦っていたはずだから、きっとまどかさんも一緒にいると思うわ・・・。」ゼェゼェ
杏子「へぇ、なんかよくわかんねぇけど、面白いことになってんじゃねえか。」モグモグ
マミ「あ、あなたは佐倉さん?どうしてここに?」
杏子「なに、新米魔法少女の手並みを拝見してやろうと思ってここに張ってたのさ。そしたら、なんかヤバい奴が現れたじゃねえか。」
ほむら「なら丁度いいわ。あなたも手伝って。あいつを相手取るには、少しでも戦力が合った方がいい。」
杏子「まぁ、別に構わねぇけどさ・・・あたしが戦力に加わったところで、あいつに勝てるとは思えねえんだけど?」モグモグ
ほむら「・・・そ、それは・・・。」
マミ「でも、だからと言って見過ごせないわ。」
杏子「相変わらずお人よしだなぁ・・・ま、それに加わるあたしも人のことは言えねえけど?」
ほむら「行きましょう!」
廃工場、建物内―――
さやか「くっ、このぉぉ!」ブゥンッ!
ラディッツ「ふんっ」ガシッ バッ
さやか「あ、あたしの剣を!?」
ラディッツ「こんな武器に頼らねば戦えんのかお前は?」ポイッ カシャァァン
さやか「く、くそぉぉぉ!!」ヒュン!
ラディッツ「・・・。」パシッ
さやか「・・・っ!」
ラディッツ「ちっ、貴様に構っている暇は無い!」ドンッ
さやか「あうっ!!」
ラディッツ「こいつでトドメを差してほしいか?そうかそうか。」ヒョイ
さやか「う、ううっ・・・!」
ラディッツ「戦闘民族を舐めるな、小娘がっ!!」ブンッ!
倒れこんでいるさやかに向けて、剣を投げつける。
さやか「――――――!」
カシャァァァァン!
ほむら「よかった、間に合ったわ・・・。」
さやか「あ、あんたは・・・?」
ほむら「大丈夫、美樹さん?」
ラディッツ「ほう、増援か?だが、一人増えた程度で俺に勝てるとは思えんがな。」ピッ
ラディッツ「・・・ほう、これは素晴らしい。戦闘力、300。こんな奴もいたのか。」
マミ「美樹さん、助けに来たわよ。」
杏子「正直こういうのはガラじゃねえんだけどよ、やられそうになってる奴を見捨てるほどあたしもつめてぇ人間じゃねえからな。」
まどか「み、みんな・・・来てくれたんだね・・・!」
QB(おしかったな、もうちょっとだったんだけど・・・)
ほむら「答えなさい、あなた、何者なの?」
ラディッツ「ふん、貴様らには関係ないだろうが・・・。いいだろう、答えてやる。俺はラディッツ。宇宙の誇り高き戦闘民族、サイヤ人だ!」
杏子「ラディッツ・・・?」
ほむら「戦闘民族・・・?」
さやか「サイヤ人・・・?」
まどか「ど、どういうことなの?あの人、宇宙人なの?」
QB「わけがわからないよ。」
マミ「・・・・・・。」ゾクゾクッ
ラディッツ「今度はこちらから質問だ。カカロットはどこにいる!?」
ほむら「またわけのわからない名前が出てきたわ・・・。」
杏子「少なくとも、あたしらの知り合いにそんな名前のやつはいねぇよ!」
ラディッツ「なんだと?・・・ならば、質問を変えてやる。ここは地球と言う星で間違いないな?」
マミ「ええ、確かにここは地球よ。」
ラディッツ「ならば、間違いなくカカロットはこの星にいるはずなのだ!ええい、そもそも俺は貴様らに構っている暇などないわ!」
ラディッツ「そうだ、元々ここに来たのは大きな戦闘力反応があったからだった!」
杏子「・・・なぁ、こいつ、ただの痛い奴じゃねえのか?」
さやか「あたしもなんかそんな気がしてきた・・・。」
ラディッツ「この奥に・・・」ピッ
ラディッツ「! まだ大きな戦闘力反応は残っている!」
さやか「だから言ってるでしょ!ここにはあたしたちしかいないんだよ!」
ラディッツ「貴様の話など聞いてはいない!貴様らの後ろ、そのコンテナだ!そこの後ろに誰か隠れているな!?」
まどか「っ!ば、ばれてる・・・?」
QB「このコンテナには僕たちしかいないからね。まず間違いなくばれていると思うよ。」
ほむら「仮にわたしたちの後ろに誰かが隠れているとして、それがなんなの?」
ラディッツ「簡単な事だ。貴様らを葬って、そこを確認するだけよ!」
杏子「来るぞ!」バッ
さやか「言われなくてもわかってるよ!」バッ
マミ「さっきは不覚を取ったけど、今度はそうはいかないんだから!」バッ
ほむら「・・・・・・。」
ラディッツ「そら、プレゼントしてやる!」バシュウウ!
ほむら「っ!」
ドガァァァァァン!!
ラディッツ「ふふふ・・・さて、邪魔ものはいなくなったことだし、ゆっくりと確認させてもらおうか・・・。」
さやか・杏子「はぁぁ!!」ババッ
ラディッツ「うおっ!?」ザザンッ
さやか「あ、当たった!?」
杏子「いや、あいつの服に傷を付けただけだ!」
ラディッツ「き、貴様らぁ・・・!」
マミ「二人とも、下がって!」ダンダン!
ラディッツ「ちっ!」タンッ
ドドン!!
ほむら「大丈夫、まどか?」
まどか「ほ、ほむらちゃん・・・あ、あれ?キュウベェは?」
ほむら「ああ、あいつは大丈夫、放っておいても勝手に復活するから。」
コンテナの裏―――
QB「」
ラディッツ「邪魔を、貴様ら!」
さやか「は、ははは・・・はっきり言って、めちゃくちゃ怖いんですけど・・・。」ガクガク
杏子「き、奇遇だな・・・あたしも、ちっとだけ怖いと思ってたりするぜ・・・。」ガクガク
マミ「反応速度が人間のそれとは思えないわ・・・ホントに何者なのよ・・・。」
ラディッツ「俺のこの鎧に傷を付けたこと、後悔させてやるぞ!」グググッ・・・
ほむら「残念だけど、それはないわね。」スタッ
ラディッツ「!? き、きさ」ドガガガガガガガガ!!!
ほむら「今のはほんの挨拶代わりよ。」
ラディッツ「げほ、げほっ!!くそっ、また埃を巻き上げやがって!」
ほむら「続けて行くわよ!」ドンドンドン!
ラディッツ「っ!?ぐ、お、おおぉっ!?」ドスドスドス!
ほむら「トドメに一発!」ガシャンっ ドォォォン!!
ラディッツ「ぬおおおおお!!?」ドガァァァァン!!
ほむら「・・・ふぅ。」
杏子「うわぁ・・・容赦ねぇなぁ・・・。」
さやか「何をやってるのかすらわからないんですけど・・・。」
ラディッツ「げほ、げほっ!」モクモク・・・
ほむら「・・・え!?」
マミ「やっぱり効いていない・・・。」
ラディッツ「き、貴様・・・!今、何をした!?」
さやか「今の猛攻で、ピンピンしてるなんて・・・!」
杏子「こりゃ、思った以上にヤバいんじゃねえのか・・・?」
まどか「みんな、大丈夫かなぁ・・・?」
QB「やれやれ、酷い目にあったよ。」
ラディッツ「ちっ、こうしていても埒があかん!まずは貴様らを始末してやる!」ググッ・・・
ほむら「っ!くっ!」
杏子「ちっ!」
さやか「またあのよくわからない攻撃が来る!?」
マミ「・・・・・・はっ!」シュルルルル
ラディッツ「んなっ!?」シュルル ググッ!
マミ「やった、あいつを拘束したわ!」
ラディッツ「ちぃ、この程度・・・!!」ググググッ・・・・・・・・!!
杏子「今だ、うおおおおお!!」ダダダダダダ!!
さやか「こうなったら一か八かだああああ!!」ダダダダダダ!!
杏子・さやか「はああああ!!」ザザンッ!!
ラディッツ「ぐああああっ!!?」
ほむら「刃が通った!?」
ラディッツ「な、なぜこの程度の攻撃がっ・・・ガハッ!?」
杏子「これは行けるぞ!」ザンッ
さやか「てえええええいっ!!」ザンッ
ラディッツ「ちょ、ちょっと待てお前らっ・・・!」ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ
ラディッツ「ぐぬっ・・・!!」ザンッ ザンッ ザンッ
ほむら「こっちの攻撃も受けてもらうわよ!」ガシャンッ
ラディッツ「や、やめろ!わ、わかった、俺が悪かったっ!!」ザンッ ザンッ ザンッ
マミ「えっ!?」
ラディッツ「こ、降参する!だから、もうやめてくれ!」ザンッ ザンッ ザンッ
ほむら「・・・・・・。」
杏子「・・・ふん。」ピタッ
さやか「・・・え、ちょっと・・・あれ?」
ほむら「降参するならどうするというの?」
ラディッツ「お、大人しくこの星から出て行く!」
ほむら「・・・・・・。」
さやか「えっと・・・あの、よくよく考えたらなんでわたしたち集団でこの人攻撃してるの?」
マミ「・・・わたしにもよくわからなくなってきたわ。」
杏子「ま、あたしは面白半分だったんだけどな。」
ラディッツ「・・・た、頼むよ・・・ほ、ほら、このリボンも・・・な?」
マミ「・・・ちょっと待ってて。」
マミ(どうする?)
杏子(降参ったって・・・あの拘束を解いてまた暴れ出したらどうするつもりだよ?)
さやか(わたしもその意見には同意かな・・・なんかあいつ、姑息そうな顔してるし。)
ほむら(とりあえずこのままここからいなくなってくれるんならあたしはなんでもいいんだけれど・・・)
マミ「いいわ、解いてあげる。」シュルル
ラディッツ「た、助かった・・・。」
杏子「さあ、早くこっからいなくなんな!」
ラディッツ「・・・ふふ。」ニヤリ
ラディッツ「はっはっはー!馬鹿め、この俺が降参なぞすると思っt・・・」ググッ・・・
ラディッツ「・・・あ、あれ?」ググッ・・・
ラディッツが腰に目を落とした。そこには、ラディッツの尻尾にいい感じにマミの拘束リボンが巻いてあった。
ラディッツ「・・・あ・・・、あれ・・・?」タラタラ
さやか「今なんか言った?」ニコリ
ラディッツ「い、いやあの・・・。」
ほむら「ずいぶんと往生際が悪いわね。ほら、もう一度言って御覧なさい。『この俺が降参なぞ・・・』なに?」
杏子「どうやらリボンに拘束されてると、お前は力が出せねぇみたいだな。」
ラディッツ「い、いやまぁ確かにこのおリボンには何かしらの不思議な力があるかと思われますが・・・。」
マミ「褒めても何も出ないわよ?」
ラディッツ「そ、それに加えて俺にとって尻尾っていうのはですね・・・。」
さやか「ごちゃごちゃと御託を並べてる暇があんたにあると思うの?」
ラディッツ「ち、ちくしょおおおおお舐めやがって!このラディッツ様をアッー!!」グググン!
マミの拘束リボンによって、再び宙へと吊るしあげられる。
ほむら「トドメはあなたが差すといいわ、巴さん。」
マミ「あら、いいの?」
ほむら「最初にあいつと相対したのはあなただからね、好きにしなさい。」
ラディッツ「ちくしょう!この俺様が!!」グッ グッ
杏子「しかしまぁ、こうして吊るしあげられたところを見てるとみっともねぇなぁあいつ。」
さやか「なんか、あいつを怖がってたあたしが馬鹿みたい・・・。」
マミ「じゃあ・・・行くわよ!」ボンッ
ラディッツ「わ、わかった!もう本当に降参だ!お、オレは改心したぞ!だ、だからやめてくれっ!!」
杏子「おーい、なんかあいつ言ってるけど?」
ほむら「一度だまし討ちをしようとした奴の言うことなんて信用できないわ。」
さやか「まぁ、チャンスは二度もないしね。」
ラディッツ「そ、そんな!た、頼む!」
マミ「ティロ~・・・」
ラディッツ「や、やめろ!やめてくれえええ!」
マミ「フィナーレ!!」ドォン!!
ラディッツ「や、やめろおおおおおおおああああああああああああ」
ドォォォォォン ドサッ
ラディッツ「ぐっ・・・こ、この俺が貴様ら小娘如きにっ・・・!」
マミ「あら、まだ息があったのね。」
ラディッツ「はっ・・・ははは・・・だ、だが・・・俺のスカウターは、遠い星にいる俺の仲間と通信しているのだ・・・!」
ラディッツ「こ、この俺がやられたと知れば、駆けつけてくれるはずだ・・・!」
杏子「仲間だと?」
さやか「こんな化け物が、他にもいるって言うの・・・!?」
ラディッツ「ざ、ざまぁ見やがれ・・・ハハハ・・・はがっ!?」ドンッ
ほむら「これで楽になったでしょう?」
さやか「転校生、あんた容赦なしだねホント・・・。」
異星―――
ナッパ「ラディッツの野郎、やられおった・・・。」
ベジータ「ちっなさけねぇ野郎だ・・・たかだか戦闘力300だかそこらの奴にやられやがって・・・。」
ナッパ「どうするよ、ベジータ?」
ベジータ「あんな使えん奴の仇など、取る価値もない。弟のカカロットとやらもいなかったみたいだし、俺たちがわざわざ地球まで出向く必要もないだろう。」
ナッパ「それもそうだな。」
ベジータ「フリーザの元に戻るとするか・・・。」
まどか「みんな!」
さやか「まどか!よかった、無事だったんだね!」
まどか「うん、ほむらちゃんが助けてくれて・・・それで、あの人は?」
杏子「あー、あいつなら、ホラ、そこに。」
ラディッツ「」
まどか「・・・し、死んじゃってるの・・・?」
ほむら「往生際の悪い奴だったわ・・・でも、ホントに何者だったのかしら・・・。」
マミ「今となっては謎ね。」
まどか「こうして、謎の異星人ラディッツはみんなの活躍によって倒されました。
ラディッツさんは死に際に仲間が来てくれる、みたいなことを言っていたらしいですけど、そんな奴が現れることはとうとうありませんでした。
みんなはラディッツさんの死体をそのまま放置するつもりだったらしいですけど、わたしだけが残ってラディッツさんの死体を埋葬してあげました。
墓標には、みんなから聞いたキーワードを散りばめて書いてあげました。
『誇り高き戦闘民族サイヤ人(笑)ラディッツ ここに眠る』
(笑)は杏子ちゃんが面白半分で油性ペンで書きこんでしまって、消すことはできませんでした。
でも、この人本当に何者だったんだろう・・・?
おわり
オチもなんもないけどこれで勘弁してくれ・・・
正直真面目な空気だったらラディッツには勝てないと思うから、途中で雰囲気をぶち壊してしまった