ほむら「山でしょ」
マミ「え?海じゃない?普通」
ほむら「山に行くのが普通でしょう」
マミ「え?」
ほむら「え?」
元スレ
マミ「今日はみんなで海に行きましょう!」ほむら「え?」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1324998920/
ほむら「山のほうがいいわよ」
マミ「海よ、海のほうが気持ちいいもの」
ほむら「いやよ!日焼けするじゃない!」
マミ「山は疲れるわ!何も楽しい所ないじゃない!!」
ほむら「海だってただ泳ぐだけじゃない!」
マミ「山だってただ歩くだけでしょ!?」
ほむら「山には新鮮な空気があるわ!景色も綺麗だし!!」
マミ「海だって綺麗な水があるわ!!生物も一杯いるわよ!!」
ほむら「とにかく!今日は山!」
マミ「海!!!」
さやか「あれ?二人とももうきてたんですか?」
マミ「美樹さん・・・あなたは今日どこに行くつもりなのかしら」
さやか「え?そりゃあショッピング・・・」
ほむら「ファック!!!」
さやか「な、なによ転校生!」ビクッ
マミ「街なんて論外よ!海がいいわ!」
ほむら「山よ!!自然を楽しみましょう!!」
さやか「えー?色々買い物しようよー」
マミ「海で泳ぐの!」
ほむら「いいえ!山をのぼるの!」
さやか「街で買い物!!!」
三人「ぐぬぬ・・・」
杏子「早いな三人とも・・・なにやってんだ?」
さやか「杏子!!あんたは今日どこに行きたい!?」
マミ「海よね!?」
ほむら「山よ!」
杏子「き、キャンプ・・・かな・・・」
ほむら「イエスッ!!」
さやか「キャンプぅ!?」
杏子「あ、あぁ・・・川で色々と・・・」
ほむら「それは山登りも含まれるのかしら?」
杏子「まぁ少しはな」
マミ「ぐぬぬ・・・」
マミ「佐倉さん!海でキャンプもいいんじゃない!?」
杏子「あー海もいいかもな」
ほむら「ちょ、ちょっと!キャンプといったら山でしょう!?」
杏子「そうか?海でもキャンプする人は多いぞ」
さやか「もー!街で買い物でしょ!!」
ほむら「・・・意見をまとめましょう」
ほむら「私は山にいって景色と空気を楽しみたい」
マミ「私は海に行って泳ぎたい」
さやか「あたしは街でいろいろ買い物をしたい」
杏子「あたしはキャンプが出来るならどこでも」
ほむら「ふむ・・・どうしようかしら・・・」
杏子「まどかの奴まだきてねーみたいだしまどかに決めてもらったらどうだ?」
マミ「それがいいわね」
まどか「ごめんねー、遅れちゃった」ハァハァ
ほむら「まどか、今日貴女はどこに行きたい?」
まどか「え?・・・うーんと・・・い、家で遊びたいな・・・なんて・・・」
マミ「oh・・・」
さやか「まどかはインドア派かぁ・・・」
杏子「また話がややこしくなるな・・・」
杏子「まずあたしの意見はマミとほむら、どっちでもいけるな」
ほむら「私は山・・・海の近くに山があればいいのだけれど・・・」
マミ「そんな場所は少ないんじゃないかしら」
さやか「ちょっと!あたしのショッピングも忘れないでよ!」
まどか「家でゲームとか・・・」
ほむら「まどかは家でゲームがしたいのね?」
まどか「うん!3DSのマリオカート買ったからみんなで遊ぼうよ!」
さやか「3DSなら持ち歩けるしどこでも出来るんじゃない?」
マミ「そうね・・・結局、海か山か町か」
杏子「その三つに絞られるな」
まどか「あ、こうしたらどうかな!」
まどか「マミさんは泳げればいいんだよね?」
マミ「えぇ、泳ぎたい気分なの」
まどか「じゃあ山の川で泳げばいいんだよ!」ティヒヒ
杏子「なるほど・・・そうすれば山だけで解決する」
ほむら「山登りをして、テントを張り川で泳ぐ・・・」
まどか「そしてテントでマリオカート!完璧だね!」
さやか「あの・・・ショッピング・・・」
ほむら「さすがまどかね」
マミ「えらいわ」
まどか「そ、そうかな・・・」ティヒヒ
杏子「じゃあ荷物まとめて山に出発!!」
さやか「・・・あたしって、ホント馬鹿・・・」
山
杏子「おー綺麗だなぁー」
マミ「ま、まって・・・ペースが速いわ・・・佐倉さん・・・」ゼェゼェ
ほむら「・・・」
まどか「ほ、ほむらちゃんは平気なの・・・?」ゼェゼェ
ほむら「・・・」バタン
まどか「ほ、ほむらちゃん!!!」
杏子「なんだよだらしねーなぁ・・・」
マミ「だ、だって・・・山登るのは初めて何だもの・・・」
まどか「あ、あそこに川があるよ!」
ほむら「行ってみましょうか」
まどか「ほむらちゃん回復早っ!」
杏子「水綺麗だなぁ」
マミ「ここにテント張りましょうか」
ほむら「そうね、私は薪を拾ってくるわ」
まどか「じゃあ私お魚取ってくる!」
杏子「んじゃあたしも魚取ってくるか!」
マミ「あれ?そういえば美樹さんは?」
ほむら「一人で買い物に行ったわ」
マミ「そう、ならいいけど・・・」
街
さやか「いやーショッピングは楽しいですなぁ!」
さやか「・・・・・」グスッ
マミ「よし・・・っと」
マミ「これでテントは完成ね」
ほむら「結構立派なのね」
マミ「コレなら四人で十分寝れるわ」
ほむら「えぇ・・・火もついたし、今日は安心よ」
ヤッター!トレター!
オッ!デカイノトレタナ!ンジャアタシモ・・・ソリャア!
キョウコチャンスゴーイ!
マミ「あらあら、なんだか面白そうね」
ほむら「火は私が見てるわ、あなたもいってきなさい」
マミ「そう?じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ」
ほむら「やっぱり山はいいわねぇ・・・心が癒されるわ」
ほむら「小鳥の囀り、木漏れ日・・・最高ね・・・」
マミ「それじゃあいってくるわ」
ほむら「滑らないように気をつけるのよ」
マミ「えぇ、わかってるわ」
ほむら「ふふ・・・今日は最高の日になるわね」
街
さやか「クソッ・・・」
さやか「なんであたしだけこんな・・・最悪・・・」ピシッ
まどか「わー!マミさんすごい!」
マミ「ふふ、これが古来から日本に伝わる泳法、のしよ!」スイスイ
杏子「やるなぁ・・・じゃああたしはアトランティスから来た人泳ぎだ!!」クネクネ
まどか「杏子ちゃんも早い!!」
ほむら「あぁ・・・幸せだわ・・・」
QB「やぁ、なんだか楽しそうじゃないか」
ほむら「あらQB、久しぶりね」
QB「なんだか面白そうだから遊びに来たんだよ」
ほむら「えぇ、楽しいわよ・・・・今までで1番・・・ね」
まどか「ほむらちゃんも泳がないー?」
ほむら「どうしようかしら・・・火を見てなきゃいけないし・・・」
QB「ボクが見てるからいってきなよ」
ほむら「ありがたいわ」
夕方
まどか「ふー泳いだ泳いだ・・・」
マミ「じゃあ晩御飯の支度をしましょうか」
杏子「魚と肉は私がやるな」
ほむら「私はおコメを炊くわ」
マミ「私はフルーツ切っておくわね」
まどか「えっと・・・私は・・・」
ほむら「まどかは・・・そうねぇ、ゲームの準備をしていて頂戴」
まどか「そ、そんなぁ」
ほむら「冗談よ、私と一緒におコメを研ぐの手伝ってくれる?」1
まどか「うん!!」
QB「マミ、さやかはどうしたんだい?」
マミ「山に行くことになったらなんか怒っちゃって・・・」
杏子「そのままショッピングにいっちまったぞ」
ほむら「まったく、困ったものだわ・・・素直にしていればつれて来てあげたのに」
まどか「さやかちゃんは意地っ張りだからね・・・」ウェヒヒ
杏子「よし!肉と魚焼けたぞ!!」
ほむら「ご飯ももうそろそろで炊き上がるわ」
まどか「なんだかワクワクするね!」
マミ「えぇ、そうね・・・」
QB「ボクは感情がないからわからないけど・・・君たちはこれが「楽しい」のかい?」
ほむら「えぇ・・・とっても楽しいわ」
杏子「QBもいつかわかる日が来ればいいんだけどな!」
QB「努力してみるよ」
マミ「それじゃあいただきます」
三人「いただきます!」
杏子「いやーこの肉いまいなぁ!」ガツガツ
ほむら「ご飯もおいしいわ」パクパク
まどか「こういうところで食べるご飯はおいしいよね!」
マミ「同感だわ」モグモグ
さやホーム
さやか「・・・なんだっていうのよ・・・」クチャクチャ
テント内
まどか「3DSとPSPあるけどどっちで遊ぶ?」
ほむら「3DSやってからPSPをやりましょう」
まどか「ま、また最下位・・・」
ほむら「まどかはコーナーでドリフトしないから駄目なのよ」
杏子「スタートダッシュも失敗してるしな」
マミ「コツをつかめば大丈夫よ!」
ほむら「まどか!そっちに行ったわよ!」
まどか「うん!鬼人斬り!!」
マミ「援護するわ!貫通弾!!」
杏子「突進突きを食らえぇええ!」
ほむら「次は斧で・・・でやぁ!」
まどか「やった!倒したよ!!」
杏子「つかれたな・・・さすがアカム・・・」
さやホーム
さやか「ちょ、何今の!?チートじゃない!」
さやか「あいつ・・・芋ってるな・・・コンチクショー!そんな奴にはマジカル☆ランチャー!」ズドン
さやか「はっはっは!木っ端微塵ね!!・・・はぁ・・・」
マミ「それでね・・・「次は挽肉・・・挽肉・・・」って言うのよ・・・」
ほむら「ひ、ひぃぃ」
まどか「ほむらちゃん大丈夫?」
杏子「そんなに怖くねーな」
マミ「そうかしら・・・やっぱり迫力がないのかしら・・・」
杏子「ふわぁーあ・・・眠くなってきたし、そろそろ寝るかぁ」
ほむら「そそそそそそうね・・・」ガクガク
まどか「ほむらちゃん・・・」
四人「おやすみなさーい」
ほむら(今日は最高に充実した一日だったわ)
ほむら(これから何度同じ時を繰り返すことになろうとも・・・)
ほむら(私はこの日を一生忘れないわ)
ほむら(たとえ魔女化しても・・・ね)
QB「それから一週間後」
QB「この見滝原にワルプルギスの夜が来た」
QB「マミ、杏子はやられて、さやかは魔女化」
QB「ほむらも致命傷を負った」
QB「もう、戻ることも出来ないだろう」
QB「だからまどか・・・」
QB「ボクと契約して、魔法少女になってよ!!」
おしまい