強がりの声も 掠れた、なと 夢に落ちるの
元スレ
まどか「ロリショタさやかちゃん!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345805975/
わたしと、さやかちゃんの出会い。それは、わたしが小学5年生の時で…
わたしは、その春から見滝原小学校に転校してきた、転校生でした。
その年にはたっくんが生まれて、パパもママも大忙し。
もちろん、わたしになんて構ってくれる時間もなくて。
街のこともよくわからなくて、仲のいい友達もいなくて。
わたしは、なんだか独りぼっちになってしまった気分でした。
オハヨー キャハハ アノネー アハハ
ロリまどか「・・・」トテトテ
ガッ
ロリまどか「あっ・・・」
ドシャアア
ロリまどか「……ぐすっ…ひぐっ…」ポロポロ
わたしは、膝ににじむ血をただ、見つめていました。
じんわりと視界がにじんでいきます。涙が、こぼれ落ちます。
誰にも頼れないわたしは、自分で立ち上がるしかありませんでした。
でも、教科書や筆記用具、パパが作ってくれたお弁当が地面に転がってるのを見ると―
ロリまどか「ひぐっ……うぅ……」ポロポロ
そのときでした。
「だいじょうぶ?」
手を差し出してくれた子がいました。
ロリまどか「あ…ありがと…う…」
その子が男の子か女の子か、とっさにわかりませんでした。
ロリまどか「…うぅ……」ポロ
「あーあー泣くなって!ほら、立てる?」サッ
ロリまどか「うん…ありがと…」スクッ
「うん、これも、これも…だいじょうぶっ!」ニコッ
落ちちゃったものは、全部、その子がハンカチで拭いてくれて。ランドセルに無事、納まりました。
ロリまどか「わたし、…鹿目まどか…です」
「ああ、知ってるよ。つうか、同じクラスじゃん」
ロリまどか「え……」
ショタさやか「美樹さやかっていうんだ。よろしく」
これが、わたしとさやかちゃんの、出会いの始まりでした。
まどか「……はうぅっ!」ガバッ
まどか「…夢かあ……」
まどか「でも、懐かしいなあ~…あの頃の、さやかちゃん…」
まどか「男の子みたいで…」クスッ
まどか「今じゃ、考えらr…
ショタさやか「まどか、おっはよー!」
まどか「」
まどか「あ、おはよう、さやかちゃん!…」
そうだった。夢じゃ、なかったんだ……
~数時間前~
詢子「じゃあ行ってくるね、まどか、さやかちゃん」
まどか「うん!行ってらっしゃい」ノシ
さやか「楽しんできてくださいね~」ノシ
まどさや「・・・」
まどさや「…えへへっ」ニコッ
今日から、わたしとさやかちゃんの家族は一緒に旅行なんです。
知久「え?まどかとさやかちゃんの2人で留守番?」
まどか「うん。学校だってあるし、さやかちゃんとなら平気」
…そうなんです。少しの間だけど、さやかちゃんと一緒に過ごすことになったんです。
さやか「…お邪魔しま~す」
まどか「どうぞ、上がって。」
さやか「…お~、やっぱまどかの家は居心地いいねぇ~」ポフッ
まどか「い、いきなり寝転がるんだね…」
さやか「いいではないか、ははは~」ゴロゴロ
まどか「…てぃひひ」クスッ
ポワン ポワン
さやか「!!魔女の反応だっ」
まどか「え…!?」
さやか「行ってくるね!」ダッ
まどか「あぁ、わたしも行くよぉ~」ガシッ
ワルプルギスの夜は、ほむらちゃんが戦って、いなくなりました。
でも、魔女の数は減らず、さやかちゃん達は毎日が忙しそうです。
・
・
・
~魔女結界~
さやか「おーし!さやかちゃん、行っきまーす!」ビシッ
まどか「あうぅ…1人で大丈夫かなぁ…?」
さやか「へーきへーきっ!さやかちゃんをなめるなよ~?」
まどか「っ!!さやかちゃんっ!危ないっ!!」
魔女「sddんjづあdmふぁ」ブンッ
さやか「おわっ!?」
まどか「きゃああっ!」
さやか「うあああああっ!!」ズガアッ
まどか「さっ、さやかちゃあん!!」
さやか「・・・」グッタリ
まどか「さやかちゃあん!起きて!起きてよぉ…」ユサユサ
魔女「fvcgddhjぶld」ザッザッザッ
まどか「あ…あああ…」
ドガアアァァ
魔女「!?dfhhdk……」
まどか「え…!?」
ほむら「ふう…間に合った…のかしら?」ファサッ
まどか「ほむらちゃあん!!」
・
・
・
ほむら「…終わったわ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん…」
ほむら「礼には及ばないわ」
まどか「さやかちゃんは…」
ほむら「死んではいないから安心して。…!?」
まどか「え…!?」
倒れていたさやかちゃんの体が、縮み始めたのです。
さやか「・・・」シュルシュル
そして、目覚めたさやかちゃんは…
ショタさやか「…んあ」パチ
わたしが初めて出会った時の、あのときのさやかちゃんでした。
ショタさやか「あ、あれ?まどか?ほむら?あたし、魔女に…」
まどか「ぶ…無事でよかったあああ……」ダキッ
ショタさやか「あ…ごめん、ごめんね、まどか……あれ、なんか声がへん…」
ほむら「…さやか、驚かないで……」サッ
ショタさやか「か、かがみぃ?……」
ショタさやか「・・・」ジイーー
ショタさやか「は、は、はああああっ!?」
ショタさやか「どどどどうしてここここんなすがたたたt」
まどか「さやかちゃん!落ち着いてぇ~…」ギュウウ
ほむら「…魔女の攻撃の影響のようね」
ショタさやか「…もどれるの?」
ほむら「さ、さあ…魔女はもういないのだけれど…」
ショタさやか「」ガクッ
まどか「!?さやかちゃああああ」
・
・
・
ショタさやか「……はっ」パチ
まどか「あ、さやかちゃん!よかったあ…」
ショタさやか「ま、まどかの家…」キョロキョロ
まどか「さやかちゃん、気絶しちゃうんだもん…」
ほむら「・・・」ジィー
ショタさやか「ほ、ほむらっ!?」
ほむら「心配になったから来ただけ…」ファサッ
ショタさやか「あ、ありがと」
ほむら「・・・」ジィー
ショタさやか「な、なにさ」
ほむら「いえ…なんだか女の子には見えなくて…」
ショタさやか「あ、ああ…この頃は……」
まどか「そうなんだよぉ!ほんとにあの頃のさやかちゃんなんだね!!」ホッペムニムニ
ショタさやか「ひゃっ!まおかぁ…」
まどか「この短い髪も、男の子みたいな雰囲気も、ぜんぶぜんぶ…」ダキッ
ショタさやか「ちょお、ちょぉ…///」
ほむら(さやか、うらやましいわ…)
まどか「あぁ~すごい!すごいよさやかちゃあん…」ギュウウウ
ショタさやか「く、くるしいってぇ…///」
ショタさやか「そ、そろそろ離してくれないかなあ…」
まどか「あ、ごめんさやかちゃん!」パッ
ショタさやか「ふぅ~…つかれたから、お風呂借りるね…」スクッ
ショタさやか「へっ?」スポッ
まどほむ「!!」
まどか「は、はだかぁ…///」
ショタさやか「ぎ、ぎゃあああ!」
ほむら「あら、ごめんなさい…服そのままで運んだから」
まどか「お、お風呂入ってきてっ!替えの服持ってくるからっ!!」ダッ
ショタさやか「うぅ…」カアアア
・
・
・
ショタさやか「こ、これぇ…?」ピッタシ
まどか「うぇひひ、わたしが5年生のときの服だよ!」
ショタさやか「あたしのガラに合ってないよ…」
ほむら「女の子っぽくてかわいいわよ」ナデナデ
まどか「うん!すっごくかわいいよ!」ナデナデ
ショタさやか「な、なでんなあっ!!」カアアアア
・
・
・
ショタさやか「なんか色々つかれた…」
まどか「そろそろ寝よっか!」
ショタさやか「うん、そうしよ」
ほむら「まどかのベッド…」ムフー
ショタさやか「え、あんた泊まってくの!?」
ほむら「あなたとまどかだけじゃ心配でしょう?」
ほむら「もちろん、お泊り道具も明日の用意も…」ズラッ
ショタさやか「お、おおう…」
まどか「うぇひひ♪」
まどか「…それじゃ、おやすみ!」
ショタさやか「ちょ、ちょっとこれって…1人用のベッドじゃ…」
まどか「さやかちゃんが小さいから3人入ったよ!」ギュウウウ
ほむら「・・・」
ショタさやか「はさみうちぃ…く、くるしぃ…」
ショタさやか「……くぅ…くぅ……」
まどか「てぃひひ……すぅ…すぅ……」
ほむら「2人とも、寝るの早い…ふふ」クス
ほむら「さて」ガバッ ストン
ほむら「さっさと出てきたらどうなの、インキュベーター」
QB「・・・」ヒョコ
ほむら「ちょうどいいわ、あなたに聞きたいことがある」
QB「やれやれ…場所を移そうか、2人を起こしかねない」
・
・
・
ほむら「…で、美樹さやかに起きた現象を説明してもらいましょうか」ファサッ
QB「さあね、こっちが聞きたいくらいさ」
ほむら「魔女のことならあなたが一番把握しているはずなのだけれど…」チャキ
QB「穏便じゃないね…」
QB「さやかに起こった現象は年齢の退行そのものだよ」
ほむら「そんなことは知っているわ」
QB「ソウルジェムのことかい?」
ほむら「・・・」
QB「今のさやかは契約前の状態だからだろう、ソウルジェムは見当たらないね」
QB「だが元に戻れば当然、ソウルジェムも…」
ほむら「誤魔化そうとしないで」
ほむら「…あの魔女をけしかけたのはあなたでしょう?」
QB「・・・」
QB「やれやれ、なんでもお見通しなわけか」
QB「ああ、そうだよ、僕があの魔女をさやかたちにけしかけた」
QB「もちろん、さやかに効果を与えるためにね」
ほむら「く…やはり…」
QB「わかるよね、さやかを救うためならまどかは契約を惜しまない」
ほむら「…!!」チャキ
QB「だが…さやかが年齢退行を起こすとは思わなかったよ」
ほむら「!?な…」
QB「だから、元に戻す方法も僕にはわからない。聞いたって無駄さ」
ほむら「ど、どういうことなの!?嘘をつくんじゃないわよ!」
QB「嘘なんかじゃないさ。元に戻したいなら、まどかに契約してもらうんだね」サッ
ほむら「ま、待て!……」
ほむら「・・・」
・
・
・
ショタさやか「まどか、おっはよー!」
まどか「」
まどか「あ、おはよう!さやかちゃん…」
まどか「あれ?ほむらちゃんは?」キョロキョロ
ショタさやか「んー、あたしが起きた時にはいなかったよ」
まどか「…?」
まどか「…あ!今日は学校だった!」
・
・
・
まどか「じゃあ、1人で大丈夫だね?」
ショタさやか「おう!任せなさいっ」
ショタさやか「まどかも、あたしの欠席よろしく~」
まどか「うん。じゃあ行ってくるね!」
ショタさやか「・・・」ノシ
ショタさやか「…おしっ」
ショタさやか「この体をなげいても仕方ない。思いっきり楽しむぞっ」
ショタさやか「…て言ってもひまだしなあ……」
ショタさやか「そうだ、でかけよっ」
・
・
・
ショタさやか「♪目覚めたこーころはー走りーだしたあー」テクテク
ショタさやか「むむむ…誰も知り合いと合わない…面白くない…」
ショタさやか「ああそっか!みんな学校だ!てへぺロッ☆」
ショタさやか「…はぁ~……」テクテク
ショタさやか「あ、公園…ん、あそこにいるのは…」
ショタさやか「きょうこぉ!?」ダッ
杏子「・・・」モグモグ
ショタさやか「杏子!やほ~っ」ノシ
杏子「!?なんだガキ、アタシの名前を知ってるのかい?」
ショタさやか「な、ガキとはなんだぁっっ」
杏子「ん、その声は…どこかで会ったか?」
ショタさやか「ふふ~ん、誰でしょうかっ!?」
杏子「!!そ、そのウザさ…さやかかっ!?」
ショタさやか「当たりだけど、全然嬉しくないわ…」
杏子「さ、さやかそ、そそそその体ははは」
・
・
・
杏子「ふうん…魔女の影響ねえ…」
ショタさやか「そっ、もどり方わかんないし…」
ショタさやか「1人じゃひまなんですよぉ~、はぁ…」
杏子「うん?お姉ちゃんと遊びたいのかぁ?」ナデナデ
ショタさやか「なっ!……遊んで、ください…」
杏子「あはは、可愛くなったなあ!」ナデナデ
ショタさやか「……///」
杏子「で?何するんだい?」
ショタさやか「うーん、なんかサッカーやりたいんだよね~」ウズウズ
杏子「おうし、そこに落ちてるボールでやるか」
ショタさやか「…じゃあ、1対1ね!あたしからボール取れたら勝ちっ」
杏子「はは、そんなの楽勝だろ!手加減しねえぞ~」
ショタさやか「ふふん、さやかちゃんをなめるなよぉ~?」
杏子「よし、いくぞーっ」ダッ
杏子「…くっ、このっ」
ショタさやか「よっ、ほっ」ヒョイッヒョイッ
杏子「な…てめえ、アタシを本気に…くそ、やろ…」
ショタさやか「あはは!杏子弱すぎぃ~」
・
・
・
杏子「ぜえ、ぜえ…はあ、はあ…もう無理…」ゼエハア
ショタさやか「あたしの勝ちぃ!へへーんっ」
杏子「お前、小さい頃から運動神経いいのな…」ゼエゼエ
ショタさやか「うん、小学校じゃいつも男子と混じってサッカーとかしてたからねっ」
杏子「…そりゃ、あの坊ちゃんもお前の気持ちが伝わらないわけだ…」
ショタさやか「!!…そ、それは…」シュン
杏子「あ、悪かったよ、さやか…」
ポワン ポワン
杏子「ん!魔女の反応!」
杏子「こいつは大物だ…」
ショタさやか「あ、あたしも行くよっ」ポケットモゾモゾ
ショタさやか「…あれ?あれ?」
杏子「どうした、さやか?」
ショタさやか「ソウルジェムがない…」
杏子「な!?」
杏子「…ていうかさ、さやかから魔力が感じられないぞ…」
ショタさやか「えっ…?」
杏子「ちっこくなったのが影響してるのかもな…」
杏子「じゃあさやかは連れてけねーな」
ショタさやか「そ、そんなぁ…」
杏子「悪いね、こんな大物そうそういないからさ」
杏子「また今度遊んでやるよっ」シュダッ
ショタさやか「杏子!ああー行かないでぇ…」
ショタさやか「…はあ、また1人かぁ~…」
ショタさやか「・・・」グウウーー
ショタさやか「そういえば、お昼はまどかの家に…」
ショタさやか「はあ、帰るかぁ…」
~学校~
和子「…で、あるからして、マイクの妻である絵美は別の男性と…」
まどか(ほむらちゃん…なんで朝いなかったんだろ…)
まどか(・・・)
まどか(それにしても…さやかちゃんが心配だなぁ…今頃何して…)
まどか(あれ…眠くなってきちゃった…)ウトウト
まどか「……すう…すう…」
ロリまどか「ひぐっ…うええん…」
男子A「ははっ、こいつ泣いてやんのぉ」
男子B「ちょっと髪引っ張ってからかっただけなのにな!」
男子A「やーい、泣き虫まどか~」
ゴン ゴン
男子「「いでぇっ!!」」
ショタさやか「まどかをいじめるなっ!バカ男子どもっ!」
男子A「げえ!またさやかかよ」
男子B「はいはい、やめますよぉ」スタスタ
ショタさやか「ふう、だいじょうぶ、まどか?」ナデナデ
ロリまどか「ぐすっ…さやかちゃあん…」
ショタさやか「なんかあったら呼びなよ?まどかはあたしが守ってやる!」
ロリまどか「ひくっ…ありがとう、さやかちゃん…」
ショタさやか「ほらほら、泣きやみなよっ」コチョコチョ
ロリまどか「!?きゃあ、くすぐったい!」
ショタさやか「ほらほら、わらえわらえ~」コチョコチョ
ロリまどか「きゃははは!やめてぇ、さやかちゃ…」
さやかちゃんは、いじめられてるわたしを、いつも助けてくれて…
泣いているわたしを、いつも笑わせてくれて…
さやかちゃんに、守られてる。そう思うと、いつも安心できるのでした。
まどか「えへへ…さやかちゃん…すぅ…」
和子「か・な・め・さん!!」
まどか「ひゃああうっ!?」ビクッ
和子「授業中ですよっ!」
まどか「…あ……すみません…」カアアア
アハハハ・・・
仁美「なんだかさやかさんみたいですわ」ニコ
まどか「あうぅ…」シュン
ほむら(まどかわいい…)
・
・
・
キーンコーンカーンコーン ジャアネー マタアシター
まどか「ふぅ、終わったあ…」
仁美「まどかさん、帰りましょう」
まどか「うん!ほむらちゃんも一緒に帰ろ!」
ほむら「ええ、と言いたいところだけれど、今日は遠慮しておくわ」ファサッ
まどか「え、そ、そうなのぉ…」シュン
ほむら「ごめんなさい」
まどか(ほむらちゃん、忙しいのかな…?)
・
・
・
まどか「ただいまぁ~」ガチャッ
ショタさやか「まどかぁ!おっかえりぃ!」ダキッ
まどか「ひゃっ!さやかちゃん!」
ショタさやか「まどかがいなくてさみしかったぞぉ~」コチョコチョ
まどか「あはは!くすぐったいよぉ~」
・
・
・
まどか「今日は頑張って作っちゃいました!」
ショタさやか「うおぉ!まどかの手料理だぁ!」
まどか「お昼までコンビニのおにぎりとかでごめんね…」
ショタさやか「ぜーんぜん!まどかの手料理が食べられるだけ幸せだよっ!」
まどか「さやかちゃん…」
ショタさやか「早く食べよっ!」
まどか「うん!」
まどショタさや「いただきま~すっ」
まどか「あーんっ…」モグモグ
まどか「」
まどか(ま、不味い…!!)
まどか「さ、さやかちゃ…」
ショタさやか「・・・」ガツガツ
まどか「!?」
ショタさやか「うぷっ!う、うまいっ!!おかわり!!」
まどか「え、え…む、無理しないで!」オロオロ
ショタさやか「おいしいってのぉ!!おかわりぃ!!」
まどか(さやかちゃあん…)ウルウル
・
・
・
ショタさやか「ご…ちそう…さま」
まどか「だ、大丈夫?さやかちゃん…」
ショタさやか「だ…だいじょうぶ!ちょっと食べすぎたかな、えへへ…」
まどか(さやかちゃん…無理して、わたしの料理食べてくれて…)
まどか「さやかちゃん…!」ダキッ ギュー
ショタさやか「う、うぐぅっ!」
まどか「あっ」パッ
ショタさやか「は、はくぅ…」ウプ
キャアアア ウプウ
・
・
・
まどか「じゃあお風呂はいろっか!」
ショタさやか「うん!…て、ええっ!?」
ショタさやか「き、昨日は1人で入ったんだけど…」
まどか「うん、そうなんだけどね、今日はさやかちゃんと2人で入りたいなあ、って…」
ショタさやか「…あはは!かわいいやつめぇ!うん、入ろっ」
まどか「えへへ、うん!」
まどか(さやかちゃんもかわいいよ…)
バシャアン
まどか「ほわあ…気持ちいいね、さやかちゃん…」
ショタさやか「うん、あったまるわあ~」
ショタさやか「…にひひ、うりゃあっ!」ダキッ
まどか「ひゃう!?ちょっさやかちゃん!」
ショタさやか「まどかはまだまだちっちゃいなぁ~」モミモミ
まどか「ひゃあ~!くすぐったいよお~」
まどか「さ、さやかちゃんだってぺったんこだもん!」
ショタさやか「!?あ、ほんとだ…」ペタペタ
まどか「…くすっ」
まどショタさや「えへへっ」ニコッ
・
・
・
まどか「それじゃ、おやすみ、さやかちゃん」
ショタさやか「うん、おやすみ~」
ショタさやか「…くぅ、くぅ……」
まどか「…てぃひひ、さやかちゃん、かわいいなぁ…」ナデナデ
まどか「今日はさやかちゃんで抱き枕ぁ~」ダキッ
まどか「……すぅ…すぅ…」
ショタさやか「…はぅ……」
ショタさやか「あ、あれ、まどか…」
まどか「すぅ…すぅ…」ギュウーー
ショタさやか「…やれやれ」ニコ
ショタさやか「・・・」
そりゃ、あの坊ちゃんもお前の気持ちがわからないわけだ…
ショタさやか「…きょう、すけ……」
シュルシュルシュルシュル
ショタさやか「え…?」
ショタさやか(まどかが…大きく…あれ…ぼーっとして…)
ロリまどか「…あれ、ここは…」
ロリまどか「公園…」
ロリまどか「ゆめ…なのかな」
ショタさやか「・・・」
ロリまどか「あっ!さやかちゃんだ!」
ロリまどか「さやかちゃあん!あそぼ…」
ロリまどか「…さやかちゃん?」
ショタさやか「ひぐっ…ぐすっ…」
ロリまどか「さやかちゃん…?」
さやかちゃんは、膝を抱えて、地べたで丸くなっていて。泣いて、いました。
ショタさやか「うぅ…うえええん…」
どうして、泣いているの。ねえ、さやかちゃん。
ロリまどか「さやかちゃn
まどか「……あ…」パチ
「うええええええ」
まどか「え!?」
ロリさやか「うええええええ」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
わたしの隣りで寝ていたさやかちゃんは、もうひとまわり、小さくなっていて。
ロリさやか「うあああああん…」
まどか「よしよし、泣かないで、さやかちゃん…」ギュッ
ロリさやか「ひぐっえぐっ…うえええ…」
まどか「よしよし、良い子良い子」ポンポン
ロリさやか「ひぐっ…まろかぁ…えぐっ…」
ロリさやか「…すぅ…すぅ……」
まどか「…寝ちゃった……」
まどか(さやかちゃん…)
・
・
・
まどか「ふあぁ…よくねたぁ…」
ロリさやか「すぅ…すぅ…」
まどか「!?…あ、そうだった……」
まどか(でも、どうしてまた小さく…)
ロリさやか「すぅ…すぅ…」グッショリ
まどか「…え?どうして、濡れて…」
まどか「…!?え、えぇええ!?」
まどか「お、おねしょ!?」
・
・
・
まどか「さやかちゃんにお古も着せたし、よし、とぉ…」フウ
まどか「つかれたぁ…」
ロリさやか「まろかぁ~」グイグイ
まどか「なあに、さやかちゃん?」
ロリさやか「だっこぉ~」
まどか「うん、いいよ~」ヒョイッ
ロリさやか「ひゃあ!えへへ~」
まどか(さやかちゃん…すごく、かわいい…)
まどか(でも、心までちっちゃい子になっちゃうなんて…)
・
・
・
まどか「いただきまぁす」
ロリさやか「いたらきまあす!」
まどか「…さやかちゃんはとしはいくつなの?」
ロリさやか「えっとねぇ、さやかちゃんはねぇ、ごさいなのぉ~」
まどか「そっかぁ~…」
ロリさやか「んぐんぐ…」モグモグ
まどか「さ、さやかちゃんお口べちょべちょだよぉ!」
ロリさやか「べちょべちょぉ~??」
まどか「もぉ~お口出して!…」フキフキ
ロリさやか「ん~」モグモグ
まどか「…ごちそうさまでしたぁ」
ロリさやか「ごちそおさまれしたぁ!」
まどか「さやかちゃん、食べ終わったから歯みがこうね!」
ロリさやか「!?やああ!はみがきぃやあぁ~…」
まどか「だめだよ!むしばさんになっちゃうよ!」ヒョイッ
ロリさやか「やあぁ~…うえええ…」ジタバタ
まどか「こら、あばれないのっ」
まどか「…はい、こうやって奥までみがくんだよぉ~」シャカシャカ
ロリさやか「あうぅ~」
まどか「…はい、ガラガラペッだよ~」
ロリさやか「あああ…ぺぇっ」ガラララペッ
まどか「よしよし、えらいね~」ナデナデ
ロリさやか「えへへ~」
まどか(なんかたっくんをお世話してる感じだなぁ)
まどか「…はうぅ…今日学校行けないよぉ~…」
ロリさやか「まろかぁ!」オテテニギッ
まどか「…てぃひひ、さやかちゃんは甘えんぼさんだなぁ~」ナデナデ
ロリさやか「てぃひひぃ~」ニギニギ
ピンポーン
まどか「? はあ~い!」
ガチャッ
ほむら「まどか、おはよう」
まどか「あ!ほむらちゃん!おはよぉ~」
ほむら「昨日は一緒に帰れなかったから、今日は…… !?」
ロリさやか「ほむあ~!ほむあ!ほむあ!」ダキッ
ほむら「な、ななな…/// …さやか!?」
まどか「うん、昨日、夜中に起きたらもう小さくなってて…」
ほむら「そ、そうなの…」ナデナデ
ロリさやか「えへへ~ほむあ~」スリスリ
ほむら「か、かわいい…」ナデナデ
まどか「だからね、今日は学校行けなくて…」
ほむら「…1人でお世話できるの?」
まどか「うぅ…ほんとは誰かに手伝ってほしいんだけど…」
まどか「ほむらちゃんもマミさんも学校で忙しいし…」
ほむら「・・・」
ほむら「わかった。私も今日は休んで、さやかのお世話を手伝うわ」
まどか「えっ!?」
ほむら「なんか、心配だもの…… !?」
まどか「ありがとぉぉ~ほむらちゃあん…」ダキッ ムギュー
ほむら「え、ええ…///」
・
・
・
ロリさやか「せーぎのまほーしょおじょ!さやかちゃんとおじょお!」
ほむら「うがああ!たべちゃうぞお~」
まどか「あはは!ほむらちゃんおもしろぉーい!」
ほむら「///」
ロリさやか「わるういかいじゅーめぇ!やあ~!」ペチペチ
ほむら「う、うがあーやられたああ~」
ロリさやか「やったあ!さやかちゃんかったぁ~」ピョンピョン
まどか「すごい!えらいねーさやかちゃん」ナデナデ
ロリさやか「えへへ~」
ほむら「…まどか、昨日の放課後ね……」
まどか「ど、どうしたの?」
ほむら「さやかを小さくした魔女について、調べてたのよ」
まどか「!なにかわかった!?」
ほむら「それが、わかったのは魔女になる前のちょっとした情報だけ…」
ほむら「彼女、親がいなくて、そのせいでいじめにもあっていたらしいわ」
ほむら「ずっと、独りぼっちだったみたい…」
まどか「かわいそう…」
まどか「でも、それがさやかちゃんを小さくしたことに関係してるのかな??」
ほむら「情報が少なすぎて、何とも言えないのよ…」
まどか「そっかあ…」
ロリさやか「まろかぁ~ほむあ~」グイグイ
まどか「あ、さやかちゃん、お話長かったね、ごめんね…」ナデナデ
ロリさやか「むぅ~…」
ほむら「さやかがつまらなそうだし、どっか出かけましょうか」
まどか「ああ!うん、そうだねっ」ニコ
・
・
・
まどか「この公園なら、さやかちゃんも退屈しないかなぁ?」
ほむら「ええ、そうね」
ロリさやか「♪~」ニギニギ
ロリさやか「…あ~!きょおこぉ~!」
まどか「あ、ほんとだ!杏子ちゃあ~ん」ノシ
杏子「ん、なんだあ気持ちよく寝てたのに…」
杏子「…お!なんだまどかとほむらじゃん!学校サボってどうしt… !?」
杏子「な、ななな、そ、そのちっこいのは…」
ほむら「…さやかよ」
ロリさやか「きょおこぉ~」トテトテ
杏子「どういうことだオイ…」
・
・
・
杏子「ほーれ、高い高ーい」ヒョイッ
ロリさやか「きゃあ~!たかいたかあい!」
杏子「回るぞぉ~」グルグル
ロリさやか「ひゃあ~」
ほむら「杏子、すぐに小さいさやかに馴染んだわね」
まどか「うん、ここに来て良かったぁ~」
まどか「…でね!仁美ちゃんたら…」
ほむら「そう…ふふ」
杏子「…なあーさやかっ」ユサユサ
ロリさやか「なあにぃ」
杏子「どうしてまた小さくなっちまったんだあ?」
ロリさやか「??」
杏子「…聞いても無駄か…」
ロリさやか「ん~」スリスリ
杏子「はは、さやかは甘えんぼさんだな~」
ロリさやか「…ちゅ~っ!」ホッペチュッ
杏子「!!??な、ななななn」カアアアア
ロリさやか「にひひぃ~」
杏子「さ…さやかあああっ!!」ムギュウ
ロリさやか「??」
杏子「…ちゅっ!ちゅっ!」チュッチュッ
ロリさやか「ひゃあ!えへへ~」
まどか「…ほ、ほむらちゃん、あれ……」
ほむら(ああ、杏子の今まで抑えてきた衝動が…)
ほむら「…見ない方がいいわ」
杏子「さやかさやかさやかあぁぁ」スリスリスリスリ
ロリさやか「ひゃあうぅ…」
まどか「さ、さやかちゃんがぁ」
ほむら「止めた方がいいわn… !?」
ロリさやか「うぅ~…」ズズズ
杏子「!?さやか?」
ショタさやか「…へ?」
杏子「あ、戻った…」
ショタさやか「あ、あたし、なにして…」
ショタさやか「…!? あ、あたし、杏子に抱かr…!?」
まどか「さ、さやかちゃん、服が、破けて…」
ショタさやか「へっ?」ビリビリ
ショタさやか「」
ギャアアア サ、サヤカアーー サヤカチャーー
・
・
・
まどか「ふえぇ…ほむらちゃんのおかげで助かったよぉ…」
ほむら「はぁ、はぁ…こ、これぐらいなんともないわ」
ショタさやか「・・・」カアアーー
杏子「あ、あはは、悪かったよさやか…」
まどか「じゃあ元に(?)戻れたことだし、帰ろっか、さやかちゃん、ほむらちゃん」
ショタさやか「う、うん…」
ポワン ポワン
ほむあん「!!」
ほむら「魔女の反応…しかも、相当な強さ…」
杏子「ほむら、行くぞ」
ほむら「ええ…」
ほむら「そういうわけで、まどか、さやか、ごめんなさい」
まどか「ううん、いいの。さやかちゃんのお世話、ありがとね、ほむらちゃん」
ショタさやか「!? め、面倒見てくれて、あありがとぅ…///」カアアア
ほむら「…ふふ……2人とも、仲良くね」ニコ
シュタッ シュタッ
まどショタさや「・・・」ノシ
・
・
・
まどか「♪それじゃまたーね、て手をふーって、笑顔つくって、さみしくーなって~」ニギニギ
ショタさやか「♪ほーんーとーはーまーだ、話し足ーりなーいけど~」ニギニギ
まどショタさや「えへへっ」ニコッ
まどか「小学生の時はさ、いつもこうやって手を繋いで、歩いてたよね」テクテク
ショタさやか「そだね、まどかはいつも甘えんぼでさ、あたしが先行くと泣いて走ってきたよね~」テクテク
まどか「うぅ…それは言わないでぇ~」
ショタさやか「あ、今もだよねっ!まどかの甘えんぼぅ!」ツンツン
まどか「もぉ~ひどいよおさやかちゃんっ…」
ショタさやか「あははっ」
まどショタさや「♪それじゃまたーね、て言葉ーで、また会えるって、うそをつーいーて~」
「2人で手を繋いで歩くなんて、まったく、仲が良いね、君たちは」
ショタさやか「その声は…キュゥべえっ!」
QB「やあ、久しぶりだね」
まどか「うぅ…」
ショタさやか「あたしたちに何の用だっ」
QB「…さやか、その体はどうしたんだい?」
ショタさやか「質問に答えろ!」
QB「…ふむ、魔女にやられたんだね」
ショタさやか「ぐっ…」
QB「そして、さやかが元に戻る方法は、まだ見つかっていない…」
ショタさやか「・・・」
QB「でも、まどかが契約すれば、確実にさやかは元に戻れる」
まどショタさや「!!」
QB「さやかも、早く元に戻りたいだろう?」
ショタさやか「そ、それは…」
まどか「…うん、そうだよね」
ショタさやか「え、まどか…」
まどか「さやかちゃんのためならわたし、魔法少女に…」
ショタさやか「だめええっ!!」ダキッ
まどか「えっ……」
QB「!…」
ショタさやか「あたしはこのままでもいいから!だから、だから」
ショタさやか「まどかはけいやくなんてしないで!!」
まどか「・・・」
ショタさやか「まほう少女になって、こうかいするのはあたしだけでいい!」
ショタさやか「まどかには絶対に、つらい思いなんかさせないんだからっ!!」
まどか「さやか…ちゃん……」
QB「契約はしないのかい?」
ショタさやか「させるもんか!帰れ、このいんじゅう!!」ゲシッ
QB「…やれやれ」スッ
まどか「…さ、さやかちゃ
ショタさやか「なあに言ってんのさ、まどかっ」コチョコチョ
まどか「ひゃあ!く、くすぐった…」
ショタさやか「あたしはこの体でも楽しいし!」
ショタさやか「勉強楽だし、杏子とか遊んでくれるしっ」
ショタさやか「ずっとこの体で居たい感じだよ~」
まどか「……さやかちゃん…」
・
・
・
~まどホーム~
まどか「…でね、これがさやかちゃんと二人三脚した時の写真」
ショタさやか「あ~あったあった!まどか、転んだんだっけ」
まどか「そう。でね、さやかちゃんが体起こしてくれてね、ビリになっちゃったけど…」
ショタさやか「あはは、まあ良い思い出だよ~」
まどか「うん!で、これが…あ!集合写真だぁ~」
ショタさやか「おぉ!なつかしいなあ、えーっと…あっまどか発見!」
ショタさやか「あたしはここだな!…あ……恭介……」
まどか「あっ……」
ショタさやか「…ははっ!あいつ、最近はもう仁美とべったりだもんなぁ~」
まどか「・・・」
・
・
・
まどか「じゃあ、おやすみ、さやかちゃん」
ショタさやか「おう、おやすみ~…って」
まどか「てぃひひ、さやかちゃん抱き枕!」ギュウウーー
ショタさやか「あはは、まどかってば…」
まどか「…すぅ、すぅ……」
ショタさやか「・・・」
ロリまどか「…はっ」
ロリまどか「また…ゆめ…」
「ひぐっ…えぐっ…」
ロリまどか「!!さ、さやかちゃん!」
ショタさやか「うええええん…ひぐ、ぐす……」
ロリまどか「ねえ、どうしたの、さやかちゃん!?」ポンポン
ショタさやか「えぐっ……あ、まどか…」スクッ
ショタさやか「・・・」ゴシゴシ
ショタさやか「…にひひ、なんでもないよっ」ニカ
ロリまどか「え…?」
ショタさやか「あはは、大したことないよ、だいじょうぶっ」
ショタさやか「さ、遊ぼっ?」
…うそ。うそだよ、さやかちゃん。
ロリまどか「さやかちゃん…無理、しないで……?」
ショタさやか「無理?あはは、何言ってんのさ…」
そうだよ。さやかちゃんは、強がってる。
強がってるんだよ…
まどか「…はっ」
まどか(同じ、夢の、続き…)
「ひぐっ…ぐすっ…」
まどか「!」
ショタさやか「ぐす…えぐ…」
まどか(さやかちゃん、泣いてる…?)
強がってるんだよ…
まどか(…!!)
まどか(さやかちゃんは、強がってた…?)
ずっと、独りぼっちだったみたい…
まどか(!!……)
まどか(…あの魔女は、ずっと、ずっと、独りぼっちだったの)
まどか(わたしだったら、わたしがあの魔女だったら)
まどか(優しくして、欲しかった…みんなから、愛されたかった…)
まどか(ママがいなくて、パパがいなくて)
まどか(…甘え、たかった…)
まどか(みんなに、甘えたかった)
まどか(…!!)
ショタさやか「ひぐ、ぐすっ…」
まどか「…さやかちゃん」ムギュー
ショタさやか「!あ、まど…が…」
ショタさやか「はは、ごべん、ちょっどへんな夢びちゃって…」
まどか「…さやかちゃん、もう、いいの」
ショタさやか「え"…」
まどか「もうね、いいんだよ、さやかちゃん」
まどか「わたしね、やっとわかったの。さやかちゃんのこと」
ショタさやか「なに…いっでんのさ?」
まどか「…わたし、いつもね、さやかちゃんに、守られてた」
まどか「さやかちゃんと初めて会った時から、ずっと」
まどか「さやかちゃんはね、優しくて、頼れる親友で。いじめられてたときも、わたしが泣いてたときも」
まどか「わたしのこと、ずっと、ずっと、さやかちゃんが守ってくれたの」
ショタさやか「・・・」
まどか「でもね、わたし、気づいてあげられなかった」
まどか「さやかちゃんが、今まで、守られてなかったこと」
まどか「我慢して、強がってたこと」
ショタさやか「…!!」
まどか「さやかちゃんは、今までたくさん、傷ついてきたんだよね」
まどか「わたしをいじめる子とケンカしたときだって、魔法少女の事実を知ったときだって、上条君のときだって」
まどか「でもね、わたしには、最後には、いつも笑顔で、こう言ってた。だいじょうぶ、って」
ショタさやか「・・・」
まどか「今まで、1人で、我慢してきたんだよね。頑張ってきたんだよね。」
まどか「ごめん。ごめんね、さやかちゃん」
まどか「だからね、もう、いいの。そんなこと、しなくていいの。」
まどか「わたしが、ついてるから。わたしが、さやかちゃんを守るから。」
まどか「さやかちゃんが、つらくなったら、悲しくなったら、一緒にいてあげるから。抱きしめてあげるから。」
まどか「強がらないで。たくさん、わたしに甘えて、さやかちゃん。」
ショタさやか「まど、か…」
まどか「だってさ、わたしたち、親友でしょ?」ニコ
ショタさやか「う、うぅ…ひぐ…」シュルシュル
まどか「さ、さやかちゃん!?」
ロリさやか「うえ…うえええええええええ」ムギュー
まどか「…さやかちゃん…よしよし……」ムギュー
さやかちゃん、つらかったんだね。
たくさん、甘えたかったんだね……
・
・
・
まどか「…ふあぁ……」パチッ
さやか「まどか、おっはよ~う!」
まどか「…さ、さやかちゃん!?」
まどか「も、戻ったの!?」
さやか「うん、朝起きたら、戻ってたみたい」
まどか「…そっか」ニコ
まどか「さやかちゃん…もう、無理はしちゃだめだよ?」
さやか「うん。でもね、まどか」
さやか「まどかはあたしが守るからっ!」
まどか「…てぃひひ。ありがと。でもね、さやかちゃん」
まどか「これから、さやかちゃんはわたしが守るもん!」
さやか「まどか……」
さやか「…えへへ…まどか、大好きっ」ダキッ ギュウー
まどか「うぇひひ、さやかちゃんは甘えんぼさんだね~」ナデナデ
さやか「だってぇ、まどかが甘えていーよって言うからぁ~」スリスリ
まどか「…えへへ…わたしも、さやかちゃん、大好きだよっ」ギュウー
まどさや「・・・」ジィー
まどさや「…えへへっ」ニコッ
【END】
141 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/24 23:55:05.73 RexaqwQY0 83/83最後まで読んでくれた方、ありがとうございました
支援してくれた方も、かわいい画像くれた方もありがとう
それではおやすみなさいノシ