ラディッツ「ああ…全くだな…」
ナッパ「べジータの野郎…よくも俺様を…」
ラディッツ「しかし…ベジータのやつここに来ないな」
ナッパ「当たり前だ、悔しいがベジータはつええ…カカロットに負けるはずねえからな」
ラディッツ「もうここに来てどれくらいだ?」
ナッパ「わからねえ…時間の感覚が全くねえ」
元スレ
ナッパ「はぁ…地獄での生活も飽き飽きだぜ」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1324265763/
ラディッツ「ん…また誰か来たみたいだぞ」
ナッパ「あん?」
リクーム「んーなんだここ?気味悪いとこだぜー…おや?」
ナッパ「ギ、ギニュー特戦隊のリクームじゃねえか!!」
リクーム「おやおや?これはこれはどこかで見たお顔ねえ!」
ラディッツ「なんでこいつが…」
リクーム「誰かと思えばベジータちゃんの金魚のフンじゃなーい久しぶりだな」
リクーム「それにしてもここ広いじゃなーい、グルドちゃん来てない?」
ナッパ「し、知らねえ…俺達もここの広さはまだ把握してねえ」
ラディッツ「よりによってこいつに会っちまうとはな…」
ナッパ「お前ほどのやつが誰にやられたんだよ?」
リクーム「うるせえ!!」
ラディッツ「まあなんだ…お互い地獄に来た者同士仲良くしようぜ」
ナッパ「ケッ…仲良くねえ…はぁーベジータの野郎生き返らせてくれねーかな」
_____________
ナッパ「おい…今日で何日目だ……」
ラディッツ「わからん…退屈で死にそうだぜ」
ベジータ「フンッ相変わらずマヌケな面だな貴様ら」
ナッパ「ベジータ!!てめえ!!」
ラディッツ「死んだのかお前…誰にやられた?」
ベジータ「…フリーザだ」
リクーム「あらあらベジータちゃーんフリーザ様にやられるとはざまあねえぜ!」
ベジータ「チッ…だがギニュー特戦隊は全滅だがな」ニヤ
リクーム「冗談キツイねベジータちゃん、バータやジースはともかく隊長がやられるわけねえ」
ベジータ「ギニューは死んだわけじゃないがな…カエルになっただけだ」
リクーム「カ、カエルだあ?」
ナッパ「それにしてもよお…ベジータお前カカロットはブッ殺したのか?」
ベジータ「いいや…説明が面倒だが…今まであった事を教えてやる」
______________
ラディッツ「なるほどな…」
ナッパ「フリーザに逆らうなんて無茶だぜ…それにてめえカカロットなんかと組みやがって…」
リクーム「そんな事よりベジータちゃん!もう一回勝負と行こうじゃないの!」
ベジータ「クックック…貴様などもう俺の相手ではない」
リクーム「なんだとコノヤローやってやろうじゃないの!」
ラディッツ「よせよせ…仲良くしようぜ…」
ベジータ「…ん?」
ナッパ「どうしたベジータ?」
ベジータ「なんだ?…身体が消え…
ベジータ「」
ナッパ「ベジータが消えやがった!!なんだこりゃあ!!」
リクーム「おろおろなんだいこりゃ?」
ラディッツ「…まさかとは思うが…生き返ったんじゃないかベジータのうやつ」
ナッパ「はあ?馬鹿言えあんなやつを生き返らせようってやついるわけねえだろ」
ラディッツ「すまん俺の想像だ…もし生き返ったとしたらフリーザは…」
ナッパ「ベジータは超悪党だから消されちまったんじゃねえか?ハハハ!」
リクーム「まあ俺達死んじゃってるんだしどうでもいいじゃなーい!」
ナッパ「どうでもよくねえよ!もしそうだとしたらあのヤローだけ許せねえ!」
ラディッツ「……最悪だぜ」
ナッパ「どうした…?……あ……ああ…」
フリーザ「…皆さんお久しぶりで」
リクーム「フリーザ様ぁぁ!!」
フリーザ「この私が…二度もサイヤ人に…くそどもがぁーーっ!!」
ラディッツ(サイヤ人だと…?)
ナッパ(すげえ怒ってんじゃねーかコイツ…迂闊に話しかけれねえなこりゃ…)
リクーム「ど、どうなさったんですかいフリーザ様がなぜここに…」
フリーザ「おだまりなさい!思い出したくもありませんよ」
リクーム「ひぃ…すみません!!」
ナッパ「ん…なんだあのちいせえ穴は…?」
ラディッツ「本当だ…さっきまで無かったよな?」
フリーザ「調べて来なさいリクームさん」
リクーム「は、はいただいま!!」
リクーム「うお…?こりゃあ…?見て下さいフリーザ様!!」
フリーザ「なんです?…こ、この穴から見えるのは私が先ほどまでいた地球!?」
ナッパ「なんだって!!?」
フリーザ「リクームさん!この穴にお入りなさい!」
リクーム「こ、この穴は小さすぎて入れませんよ…」
フリーザ「いいからお入りなさい!!押してさしあげましょう!」
リクーム「がっ…フリーザ様…む…無理です…はいれ…まへ…っ」
フリーザ「無理矢理にでも入れて差し上げます!!」グイグイ
リクーム「ぬわっ…キツイ…フリーザ様!…キチキチです…」
フリーザ「これでどうです!それっそれっ!」
リクーム「そんなに激しくしたら…身体が…壊れちゃ…ぬおぉ…」
フリーザ「もう少しで入れそうですよ!!もっと強く行きますよ!」グイグイ
リクーム「がわぁっ…もっと優しく…して下さい…フリーザさまぁぁぁ」
フリーザ「それそれそれそれそれ!!」グイグイ
リクーム「おうっぬわぁぁぁあああああぁぁぁああぁ!!」
スポンッ
フリーザ「入りましたよ!!」
ナッパ「どうなったんだアイツ…」
ラディッツ「まさか死んだまま地上に戻れるってのか?」
フリーザ「リクームさん!!聞こえますか!!?」
シーン…
フリーザ「仕方ありませんね…私も入るとしましょう…せいっ」
スポンッ
ナッパ「おいどうする?俺達も行くか?」
ラディッツ「…行くしかないだろう…こんなチャンスはもうない」
ナッパ「よっしゃあああ!!行くぜ!!」
スポンスポンッ
_________________
ナッパ「いてて…おいラディッツいるか!!」
ラディッツ「あぁ…ここは本当に地球なのか?」
ナッパ「そうみてえだな…フリーザ達はいねえな…」
ラディッツ「しかし地球に来たはいいがどうするんだこれから?」
ナッパ「ドラゴンボールを集めようぜ!俺達が自分で自分達を生き返らせるんだ!」
ラディッツ「なるほどな…だが生き返る必要があるか?俺達はもう地上にいるわけだぞ」
ナッパ「それもそうだな…だがよ、死んだままってのも気持ち悪いじゃねえか」
ラディッツ「だがどうやって探すんだ…?スカウターもないぜ」
ナッパ「ま、どうにかなんだろ」
リクーム「ふーん…ここが地球か…なかなかいい所じゃなーい!って海ばっかりじゃねえか!」
亀仙人「なんじゃお前は…いきなり空から降って来よってからに…」
リクーム「なんだこのジイさん?」
亀仙人「お前さん…頭の上に輪っかみたいなんあるけど…それなんじゃ?」
リクーム「ああこれか!?格好いいだろ!!」
ウミガメ「亀仙人様…もしかしてその方…天使じゃないですか?」
亀仙人「こんなゴツイ天使がおるか!天使っちゅーのはもっと可愛いはずじゃ」
リクーム「しっかし地球に来たはいいがどうするかねぇ…とりあえずデザートでも食いに…」
ウミガメ「ほらやっぱり天使ですよ…この人」
亀仙人「んーむ…天使…のう…」
ランチ「あらお客様ですか?」
リクーム「おや?かわい子ちゃんがいるじゃなーい!!俺と遊ばない?」
ランチ「な…なんですか?この人?」
亀仙人「天使らしいわい…たぶん…」
ランチ「へえー!天使様なんですか!会えて嬉しいです」
リクーム「俺も嬉しいよお~君みたいなかわい子ちゃんに会えて!」
ナッパ「いやあー見つからねえなドラゴンボール」
ラディッツ「当たり前だ!スカウターも無しに見つかるはずがないだろう」
ナッパ「でかい街に行きゃレーダーがあるかもなあ」
ラディッツ「カカロットかその仲間なら持っている可能性が高いはずだ」
ナッパ「へへ、頭いいなお前…よしじゃ早速探そうぜ」
ラディッツ(チッこいつは本当に力しか取り柄の無い馬鹿だぜ)
____________
フリーザ「ハッハッハ!地球に戻れましたよ!あのサイヤ人どもに復讐をしてやる!」
18号「なんだいアイツ?一人で笑っちゃってるけど」
17号「ほっとけ…」
フリーザ「そこの地球人!孫悟空の家を教えなさい殺しますよ」
18号「孫悟空?」
17号「お前も孫悟空を探しているのか?」
フリーザ「おやおや知っているようですね…さあ早く教えなさい!」
17号「俺達も探してるところだ…じゃあな」
フリーザ「お待ちなさい!このフリーザ様にそんな口を聞くとはいい度胸ですね」
18号「どうするコイツ?」
16号「…放っておけ…孫悟空を探すのが先だ」
17号「ってわけだ…さっさと消えろよ」
フリーザ「ふざけるなぁあああああぁ地球人!!」
16号「…あまり大きい声を出すな…小鳥達が驚いてしまう…」
フリーザ「何をワケのわからない事をぉ!!」
18号「はぁー…しつこい男は嫌いだよ」チュッ
フリーザ「!?」
18号「じゃあね」
フリーザ「……………ハッ!しまった…逃げられました…何の術ですあれは…」
_____________
リクーム「こうですかい?」
亀仙人「違う…こうじゃ!これがかめはめ波の構えじゃ」
リクーム「難しいな…」
ウミガメ「すっかり馴染んでますね天使さん…」
ランチ「皆さんお茶が入りましたよー」
リクーム「いやぁーランチさんのお茶はいつ飲んでもウメーな」
亀仙人「ところでお主…いつまでここにおるんじゃ?」
リクーム「俺にもわからねえ!だがここ居心地いいからよ!もうちょっとだけいちゃおっかなー」
亀仙人「早く帰ってくれんかのー…」
ウミガメ「まあまあ亀仙人様…優しくしておけば天使さんはきっとすごいお礼してくれますよ」
亀仙人(お礼か…美女の天使紹介してもーらおっと…ぐふふ)」
ゴォォォォォオオオオオオオオオオオオ
ラディッツ「おい!止まれ!!」
ナッパ「なんだよ?」
ラディッツ「あれ見ろ!!なんだあの化け物」
ナッパ「…サイバイマンに似てやがるが違うな…なんだありゃ地球人じゃねえな」
ラディッツ「全然似てねえよ!…しかしなんだろうな…気になる」
ナッパ「最近身体鈍ってるし、ちょっと遊んでみようぜ」
ラディッツ「うーむ…やめようぜ…なんか嫌な予感がするぜ」
ナッパ「ケッ弱虫ラディッツが!もういい俺がやってやる!!」
ラディッツ「お、おい!待て!」
セル「ん?なんだ?」
ナッパ「よっ!」
セル「………ナッパか」
ナッパ「てめえ俺を知ってるのかよ!!?」
セル「たしか死んだはずじゃなかったか?」
ナッパ「なんで俺を知ってるかって聞いてんだよ!!」
セル「私は…お前の兄弟だ」
ナッパ「兄弟だぁ?ハッハッハ何言ってんだコイツ!!」
ラディッツ「……」
セル「そっちはラディッツだな…お前も死んだはずだが」
ラディッツ「ナッパ!こいつはやばいぜ!逃げたほうが…」
ナッパ「う、うるせえ!ぶっ殺す!」
ナッパ「うおぉおぉぉおおおお!!」
セル「ふむ…吸収しておくか…」
ラディッツ「ナッパーーーーーッ!!」
セル「この気は!?」
スタッ
ピッコロ「見つけたぞ…セル」
セル「ピッコロか…わざわざ吸収されにきたのか?」
ピッコロ「ごああっ!!」ズオオオオオオオオオ
セル「何…?」
ラディッツ「あ、あいつ!!俺を殺したナメック星人!」
ナッパ「あ、あいつは俺が殺したナメック星人!」
ピッコロ「ん…サイヤ人!?二人とも死んだはずだ…」
ナッパ「てめえこそ確かに俺が殺したはずだぜ!ドラゴンボールか!!」
ラディッツ(…今の内だ…逃げるぞナッパ…)
ナッパ(…何言ってんだよ…このまま逃げるワケには…)
ラディッツ(アイツはヤバイ…いいから逃げるんだ)
セル「逃げようとしているなら無駄だ…全員私のエネルギーになってもらう」
ピッコロ「でやっ!!」ドガッ
セル「ぐっ不意を…」
ピッコロ「でりゃりゃりゃりゃりゃ!!とうぁっ!!」ダダダダダドガンッ
セル「ぬぐぉ」ドガーーン
ラディッツ「今だ!逃げるぞ!!」
ナッパ「チッ!!」
ギューーーーーーーーーーーーーーン……
ピッコロ「逃げやがった…何だったんだ?」
セル「……」ガラガラ
ピッコロ「さあトドメをさしてやるぜ!!」
_____________
フリーザ「参りましたね…スカウターが無いとこうも不便とは…ん?」
ナッパ「はぁはぁ…」
ラディッツ「ふーあのナメック野郎のおかげで助かったぜ」
フリーザ「おやおやお揃いで…どうしたんです?」
ナッパ「ゲッ…フリーザ……様…」
フリーザ「随分慌ててらっしゃったようですが…何かありましたか?」
ナッパ「そ、それが変な野郎が居て…」
ラディッツ「あのナメック星人にレーダーの事聞けば良かったな…あいつ死んだな」
フリーザ「あのナメック星人!?…あのピッコロとかいうヤツですか」
ナッパ「そ、そうです…ってラディッツ!!」
ラディッツ「!!」
フリーザ「レーダーですか…あなた達ドラゴンボールを…ククク」
フリーザ「ならば私がその変なヤツを倒してナメック星人からレーダーの事を聞きだすとしましょう」
ピッコロ「どりゃあ!!」ダダダダダダ
セル「どらあ!!」ガガガガガガ
ピッコロ「ハァハァ…さすがに簡単にはいかんか」
セル「何故かはわからんが短期間で随分と腕を上げたようだな」
フリーザ「お待ちなさい…」
ピッコロ「フリーザ?…何回殺しゃ死ぬんだこいつは…」
セル「フリーザか…今日は死んだはずのやつがぞろぞろ沸いてくるな」
フリーザ「ほう…私をご存じのようですね…まあ宇宙で私を知らない者はいませんからね…」
ピッコロ「何の用だ?」
フリーザ「まずあなた…死んで頂きます」
セル「笑わせるな雑魚が…」
ピッコロ「貴様の勝てる相手じゃないぞ!」
フリーザ「黙れナメック星人!!私の力はご存じのはずですよ?」
セル「どいてろ」ドガッ
フリーザ「フォッ!!」ドガガガガーーン
フリーザ「……」
ピッコロ「だから言ったんだ馬鹿がっ…」
フリーザ「ク…今のは…今…のは……」ガラガラ
セル「後でゆっくり吸収してやるから待ってろ」
フリーザ「痛かったぞーーーーーーーーーーーーーーー!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ
セル「それでは死ね」
ナッパ「フリーザが子供扱いだぜ」
ラディッツ「…強すぎる」
フリーザ「ヒェアアアアアアアアア!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオ
セル「ふんっ」ガシッ
フリーザ「こ、このフリーザ様の頭を止めただと!?」
セル「どるぅぁぁぁあああああああああああ!!!」バキッ
フリーザ「はがっ!!」
セル「はぁぁっ!!」ズガンッ
フリーザ「…っふぁ!」
セル「どらどらどらどらどらぁああああ!!」ズガガガガガガバキバキバキ
フリーザ「くっぁ…ふぉ…っっっ!!」
ナッパ「お、おい死ぬぞ!もう死んでるけどよ!」
ラディッツ「二度死んだらどうなるんだ?」
ナッパ「助けようぜ!!」
ラディッツ「は?」
ナッパ「助けてやろうぜ!!ラディッツ!!」
ラディッツ「どうして助ける必要がある!それに俺達が敵うハズがない!」
フリーザ(死ぬのか…この私が…また…こんな無様に…)
セル「さあそろそろ終わりだ」
リクーム「ぜやっ!!」バキッ
セル「っ!?」
リクーム「ギニュー特戦隊リクーム!!とうっ!!」
ナッパ「あの野郎!!」
セル「…次から次へと雑魚が…」
フリーザ「……がはっ…リ…リクームさん…あなた……」
リクーム「ギニュー特戦隊は俺だけになっちまいましたが…俺はずっとフリーザ様の部下ですぜ!」
フリーザ「リクームさん……ゴホゴホッ…」
ピッコロ「フリーザの部下か?しかしあの服は…悟空と同じ亀の道着!!」
セル「面倒だ!まとめて死ねい!かーめーはーめー…」
リクーム「かーめーはーめー…」
セル「なんだと?」
ピッコロ「かめはめ波だと!?」
ウミガメ「行っちゃいましたね天使さん…」
亀仙人「うむ…」
ウミガメ「あの人ここで世話になったお礼に地球を救ってやるって言ってましたけど」
亀仙人「わしが冗談で頼んだんじゃがな…奴は本気にしたようじゃ」
ランチ「居なくなると寂しいよな!」
亀仙人「しかしもしかしたら本当にあやつがこの地球を救うてくれるかもしれん」
ウミガメ「天使ですからね…きっと救ってくれます」
ランチ「帰ってこいよ…お茶入れて待っててやるからよ!!」
亀仙人(胸騒ぎがするわい……)
ピッコロ「何者なんだ…奴は……」
ナッパ「よっしゃいけ!リクーム!!」
セル「…死ね…波ぁぁあああああああああああ!!!」
リクーム「へへへ…見てろよジイさん!アンタの技だぜ!波ぁああああああああ!!」
ズオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!
セル「ぬぅ…」バチバチバチ
リクーム「どりゃぁあああああ!!」バチバチバチ
ピッコロ「かめはめ波同士の押しあいかっ…だがセルが押している…このままでは…!」
リクーム「ぬぐぐぐぎぎぎぎぎぎ!どうやら無理みたいねぇこれ」バチバチバチ
ナッパ「ラディッツ!援護するぜ!」カパッ
ラディッツ「よし!!」ブゥゥゥン
ドォオオオオオオオオオオォォォォォォォン
セル「フン…雑魚が何人力を合わせようが無駄だ!!」
セル「はぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」ズオオオオオオオ
リクーム「ぐぬうううううううああああああぁぁぁ!!」バチバチバチ
ピッコロ「ふん…協力するのは性に合わんが…どりゃああ!!」バシューーーーーーン!!
ズオオオォォォォォォオオオオォォォオオオ!!
セル「…ぬ!!」バチバチ
フリーザ「フリーザ様を…ナメるんじゃなぃぃぃぃぃ!!!」
ブオオオオオオオオオオオオオオォォッォォォオ!!
セル「ぐおわぁあああああああああああああああぁあああああああ!!」
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
リクーム「はぁっはぁっ……」
ナッパ「や…やった…よな……?」
ラディッツ「やった!!やったぞ!!」
ピッコロ「ふん…貴様らに助けられるとはな…」
フリーザ「お見事でしたよ…リクームさん…」
ゴォォォ………………
ナッパ「ま、待て!アイツがいねえ!!」
ピッコロ「なんだとっ!?…仕留めそこなったか…クソッ」
リクーム「へっへっへ疲れちまったんでちょっと寝るわ…」ドサッ
ナッパ「おい!!」
ラディッツ「安心しろ…死んでないようだ」
ピッコロ「ヤツめどこへ!!?」
18号「ちょっとあの街に寄って行こうよー服とか見たいからさ」
17号「ふむ、こうやってのんびり孫悟空を探すのも悪く無い」
16号「…」
18号「あー何この店もセンス悪い服ばっかじゃん…サイテー」
17号「やれやれ…」
16号「どこへ行く17号?」
17号「新しい車の調達にね…」
16号「…俺はここで小鳥達と遊んでいるぞ」
17号「はいはい…じゃちょっと待ってろ」
17号「ほう…この車格好いいじゃないか…これにするか」バキッ
「お、お前人の車に何してんだ!?」
17号「ちょっと借りていくだけだ…じゃあな」
「うわああああああああぁあああ!!化け物!!」
17号「この美男子に向かって化け物とは失礼なやつだな」
「う、後ろ!ひええええぇぇぇぇぇぇ!!」ドタバタ
17号「後ろだぁ?」
ガバッ!!
______________
16号「遅い…」
18号「ねえ次の街行こうよ17号!!…あれ17号は?」
16号「すぐ戻るだろう…」
18号「ねえ…もう30分もたつんだけど!!」
16号「そのようだな」
ドガガガーーーーーーーーン!!
18号「!?」
セル「見つけたぞ18号…」
16号「……っ」
18号「なんだい…コイツ!!」
16号「気をつけろ18号!!!」
______________
ピッコロ「この気はセル!!?」
フリーザ「決着をつけに参りましょうか」
ピッコロ「待てっ様子がおかしい!セルの気が以前とはケタが違う!!」
ナッパ「気、気って言われても俺らにはわかんねえよ」
ラディッツ「とにかく強くなったって事か…」
リクーム「そいつはちょ~っとまずいんじゃないの?」
フリーザ「あれから三日しかたっていませんが…それほどのパワーアップ…もしや!」
ピッコロ「フリーザのように変身するとか…か?だとしたら絶望的だぜ」
ナッパ「どうすんだ!!?行くのかよ!?」
ピッコロ「…待てベジータが動いたようだ」
ナッパ「ベジータァ!?」
セル「さあ吸収させてもらうぞ18号!!17号のようにな」
18号「何だって…アンタ17号に何したんだい!!」
16号「逃げろ!!18号!!」
セル「逃がすと思うか?」
18号「へ、へへ…そうだよ16号!逃げる必要ないよこんなヤツ!!」バキッ
セル「何かしたか?」
18号「…くっ!!」
16号「どりゃああああああああああああ!!!」ドガンッ
セル「…お前は邪魔だな」ボンッ!!
16号「」
18号「16号!!」
セル「では頂くぞ!!その身体を!!」
セル「…素晴らしい!!これが…これが完全体か!素晴らしいパワーだ!」
ベジータ「てめえがセルか?」
セル「…ベジータか…ちょうどいいところに来た」
ベジータ「なんだと?」
セル「少し試させてもらう…この完全体のパワーを…」
ベジータ「ゴチャゴチャと何言ってやがる!行くぞ!!」
_______________
ピッコロ「セルの気がさらに大きくなった…そして…」
フリーザ「なんです?」
ピッコロ「ベジータの気が完全に消えた」
ナッパ「死んだのか?ベジータ?ハッハッハッハあいつもよく死ぬぜざまあねえ!」
ピッコロ「…おそらく」
ラディッツ「そんなヤツに俺達で勝てるのかよ…」
フリーザ「恐れる必要はありませんよ!ねえリクームさ…いない!」
ピッコロ「あの馬鹿!早まりやがって!!」
ナッパ「でもあいつ気とかわかんのかよ?」
ラディッツ「確かにな…」
リクーム「ジイさんに色々教えてもらったおかげでヤツの場所がわかる!わかるぞ!」
ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
リクーム「見つけたよう!!とう!!」
-----------------
リクーム「なあジイさん!世話になったしなんかお礼させてくれい!」
亀仙人「ぬ…本当か?なら美女の天…」
ランチ「ゴホンゴホン」
亀仙人「この地球を救ってくれんかのー?」
リクーム「あん?なんだいそりゃ?」
亀仙人「今この地球にとんでもない危機が訪れておる…それを救ってくれぬか?」
リクーム「なんだよ、よくわからねえけどなんでも救ってやるぜ!」
亀仙人「おぬしが天使ならそれもたやすい…ん?もうおらん」
-----------------
リクーム(地球を救うって何すりゃいいかわかんねえが…悪いヤツを倒しゃいいんだよな)
リクーム(こいつ悪いヤツなんだよな…いくぜジイさん!!)
セル「ん…貴様か」
リクーム「はいは~いお待たせしました!ギニュー特戦…
セル「それはもういい」
リクーム「あら?雰囲気変わってな~い?」
セル「これが私の真の姿…完全体だ」
リクーム「ふーん、どうでもいいけど早く楽しみましょうや!」
セル「楽しめればいいがな…3分くらいは持ってくれよ?」
リクーム「…ぬぉっそこで寝てるのベジータちゃんじゃない!!」
セル「こいつは1分も持たなかったが…貴様はどうかな?」
リクーム「んー楽しみだね
リクーム「ぬおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」
セル「…」
リクーム「リクーム…キック…とうぁ!!」ズガンッ
セル「…」
リクーム「全然効いてないみたいね~…これならどう?」カパッ
セル「なんだ?」
リクーム「イレイザーガアアアアアアアアアン!!」
ズオオオオオオオオオォォォォォォ!!
セル「終わりか?」
リクーム「やばいねぇ~」
バシューーーーーーーーーーーーーーーン
ピッコロ「おいっ!!無事か!!」
フリーザ「リクームさん抜け駆けは許しませんよ!!」
ナッパ「無茶しやがってこの野郎」
ラディッツ「アイツ…顔変わったか?」
リクーム「お前らも来たのねえ~っ」
セル「来たな…まとめて消してやろう」
ピッコロ(悟空達は何をしてやがる!俺達だけでは…)
セル「まずは…貴様からだ!!」シュィン
ピッコロ「気をつけろ!!来るぞ!!」
セル「遅い」ゴキッ
ピッコロ「」ドサッ
ナッパ「え……おいナメック星人ぁぁああああああ!!!」
ラディッツ「こ、この!!」ブンッ
セル「無駄だ…はっ!!」メキメキッ
ラディッツ「」
セル「あと三匹だな…」ニヤリ
ナッパ「ラディッツぁああああああああああああ!!!!!」
フリーザ「おのれぇぇぇ!!」
ナッパ「うおぉぉぉぉぁあああああああああ!!!」
セル「ずああああああああああああ!!!」ギュィイイイイイン!!
ドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
フリーザ「」
ナッパ「」
リクーム「嘘だろ…みんな一瞬で…」
セル「どいつもまだかろうじて息があるようだが…じきに死ぬだろう」
リクーム「くぅぅぅ…みんな…隊長助けてくれえ…」
???「クラッシャーボール!!」
ズガンッ!!
セル「!?」
セル「誰だ?」
ジース「おい何やってんだリクーム!」
セル「何者だ?貴様から消し…体が動かん?」ググググ
グルド「へへへ…」
リクーム「ジース!!グルド!!」
バータ「俺もいるぜ?」
リクーム「うおっバータ!!いつの間に後ろに!相変わらずじゃないの!」
セル「なんだ今日は一体…ゴキブリ共がうじゃうじゃと!!」ガギンッ
グルド「超能力がっ!!」
セル「さすがの私もいささか頭にきたよ…まとめて消えろぉおお!!」
リクーム「あれ?隊長はいねえのか?」
ジース「さあな…見てないが」
セル「ぬおおおおおおおおおおぉおおおおおお!!」ゴゴゴゴゴゴ
バータ「何をするつもりだあの野郎!!」
リクーム「この星ごと消すつもりかよ!?」
グルド「駄目だ…超能力が効かねえ!!」
ジース「来たのはいいが…役にたてそうもねえなこれは…」
リクーム「いや…お前らの顔を見て元気でたぜ!消える前にな」
バータ「なんだと!?お前何するつもりだ!!」
リクーム「ヤツを抱いて太陽に突っ込んじゃうのよ!いい作戦だろ?」
リクーム「そんじゃまっ!あばよお前ら!!」シュィーン
バータ「やめろ!!他に作戦考えようぜ!!」
ジース「パフェおごってやるから戻って来い!!」
セル「ぬ?」
リクーム「ちょっと付き合ってもらおうじゃないの!」ガシッ
セル「ふん…私の気にどれだけ耐えられるかな?もって数十秒だろう…」
リクーム「それだけありゃ十分よっ!!どりゃあああああああ!!」
ギュィイイイイイイイイイイイイイイイン
バータ「やめるんだ!!戻ってこい!!」
セル「…それに振りほどこうと思えばいつでも振りほどけるんだが?」
リクーム「ぬおおおおおおおおりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ゴォーーーーーー
セル「どれ?振りほどいてみせようか?」グググ
ジース「そうはさせねえ!」ガシッ
バータ「スピードなら任せろよ」ガシッ
セル「ぬぉっ!?やめろ!!揃って死にたいのか!?」グググ
リクーム「お前ら本当オバカちゃんねえ…あばよジイさん!!」
ギュィィィィィィィイイイイイィイイイィイン!!
セル「やめろおおおおおおおぉおおおおおおおぉおおおおおおおおおお!!」
リクーム「へっへっへ太陽が綺麗だぜ!!」
ドガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
ランチ「見て下さいあれ!」
亀仙人「おぉ…あれは…天使じゃ…二つの大きな翼…間違いないわい…」
ウミガメ「太陽に向かって…ぶつかる!!」
ドガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
ランチ「太陽が半分無くなりましたねー」
ウミガメ「ランチさん…そんな人ごとみたいに…」
亀仙人(そうか…逝きおったか……あやつめ…救いおった地球を)
ランチ「まあまあドラゴンボールで直せばいいんですよ」
ウミガメ「そうですねハハハ!!」
ナッパ「ぅ…ぅぅ…ハッ!!みんな無事かぁあ!!」
フリーザ「…なんとか無事のようです」
ラディッツ「ああ…骨があちこち折れてるがな」
ピッコロ「」
ナッパ「…死んでねえようだが首の骨折れてるなこりゃ」
ラディッツ「おい…リクームは?」
グルド「俺が説明する…」
フリーザ「グルドさんじゃないですか!」
ナッパ「なるほどな…俺達はあいつに救われたって事か」
フリーザ「ジースさんバータさん…そしてリクームさん…お見事です…」
ラディッツ「とりあえずあの太陽を何とかしないとな…」
ピッコロ「」
ナッパ「リクームのかわりにこれから俺達が地球を守らなくちゃな!」
完
思い付きだけで書いてたので完全にネタ切れ!
色々矛盾してるのはドラゴンボールの世界だからおkって事で
ギニュー特戦隊ネタはレスからヒント貰いました
読んでくれてありがとな!