あかり「例えば……」
結衣『あかり、口元が汚れてるから拭いてあげるよ』
結衣『ほら、顔が汗でびっしょりだ。拭かないとな』
結衣『肩を揉んでやろう』
あかり「他にも色々やってくるよぉ」
元スレ
あかり「最近結衣ちゃんがボディタッチしてくる」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345195831/
あかり「京子ちゃんどう思う?」
京子「なんとかあかりを目立たせようとしてるんじゃね?」
ちなつ「あかりちゃんずるい!」
京子「でも、あかりも悪い気はしないだろ」
あかり「う、うん。でも、急にやってきてビックリだよぉ」
ガラッ
結衣「もうみんな来てたんだ」
あかり「どうしよう京子ちゃん」ヒソヒソ
京子「結衣のやったことが本当かどうか見たいから結衣の隣に座ってみてくれない?」ヒソヒソ
あかり「わかったよぉ…」ヒソヒソ
結衣「あかり、ちょっとこっちに来てくれない?」
京子「お呼びだぞーあかり」
ちなつ「あかりちゃんずるい!」
あかり「……来たよ結衣ちゃん」
結衣「」ペタペタペタペタ
あかり「ひぁっ!」
京子(うわ……体のあちこちを触ってる……)
ちなつ(私もされたいなぁ)
結衣「」ペタペタペタペタ
あかり「ゆ、結衣ちゃんそろそろ止めて」
結衣「ペタペタペタペタ」
京子(擬音を発してる…)
あかり「ねぇ最近なんで触ってくるの?」
結衣「ペタペタペ……何となく」
結衣「あれ?あかり、膝にアザが出来てるじゃないか」
あかり「ちょっとぶつけちゃって」
結衣「仕方ない、私が撫でないとな」
京子(アザ触ると痛いだろ)
ちなつ(私もアザを作らないと!)
結衣「やっぱり我慢出来ない!」ダキッ
あかり「!?」
結衣「このまま私の家に行こう、あかり」
ちなつ「ま、待ってください!結衣先輩!」
結衣「ちなつちゃん…ごめんなさい!」スタスタ
ちなつ「」ガーン
ちなつ「そ、そんな…結衣先輩ぃ…」グスン
京子「いやー、まさか結衣があかりのことそんなふうに思ってたとはねぇ…」
ちなつ「…」ショボーン
京子「…」ショゲーン
あかり「ちょ、ちょっと待ってよぉ 結衣ちゃんどうしたの!?」
結衣「……」
あかり「ちなつちゃんと京子ちゃん置いてきちゃっていいの?」
結衣「……」
あかり「ねぇ結衣ちゃんってば!あかりの話聞いてるの?」
結衣「あかり」
あかり「な…なに」?
結衣「キスしよう」
あかり「 」
結衣「ダメ……か?」
あかり「だ、だめっていうか……こんなお外でするのは恥ずかしいっていうか…」アタフタ
結衣「そうだよな……ごめん。」
あかり「い、いや…あかりこそごめんね…」
結衣「あかりが謝ることじゃないよ。それで…さ、私の家、来てくれないか?」
あかり「でも、京子ちゃんたちが…」
結衣「あの2人には、私が責任もって謝っておくよ。」
あかり「そういうことなら…いいよぉ」
結衣「ありがとう 私のわがままに付き合ってくれて」
あかり「結衣ちゃんの頼みだもん。全然問題ないよ」ニコッ
結衣(かわいい…///)
~結衣家~
あかり「おじゃましまーす」
結衣「あかり」
あかり「?」
結衣「キスしよう」
あかり「え、ええええええええ!?」
結衣「さっきからずっと我慢してたんだ」
あかり「そ、そんなこと言われても…」
結衣「ここだったら人目につかないよ?」
あかり「確かにそうだけど…」
結衣「やっぱり…ダメか?」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!あかりトイレ行きたくなっちゃった!ちょっと借りるねっ」
結衣「……」
あかり(結衣ちゃんどうしたのかな…)
あかり(さっきからキスしたいって言ってるけど、やっぱりキスって友達どうしでするものなのかな…)
あかり(あかり、どうすればいいかわかんないよぉ…)
あかり(……とりあえず結衣ちゃんともう少しお話ししてみようかな…)
ーーーーーーーーー
結衣(なに落ち込んでるんだ私…)
結衣(こうなることは想定済だったじゃないか!)
結衣(諦めるのはまだ早い。もう少し頑張ってみ…)
結衣(でもそれであかりに嫌われちゃったら…)
結衣「ああもう!どうすればいいんだ!」ドンッ
あかり「ゆ…結衣ちゃん?」
結衣「あ、あかり…!ごめん、驚かせちゃって」
あかり「ううん、いいの…」
あかり「あ、あのね!えと…その……」
あかり「キ……キスって、友達どうしでするものなのかな!?」
結衣「え?」
結衣「………」
あかり「………」
結衣「ちがうよ」
結衣「友達どうしでするものなんかじゃない。」
結衣「本当に好きな人と一緒にするものなんだ」
あかり「ゆ、結衣ちゃん、それって…」
結衣「あかり、愛してるよ」
あかり「!ーーー」
あかり「……ぁ……ぅ……///」
あかり(ど、どどどどうしよう!結衣ちゃんに告白されちゃった!)
結衣(ど、どどどどうしよう!あかりに告白しちゃった!)
………………シーン……
2人「あ、あの!」
2人「ぁ……」
結衣「あ、あかりは! …こういうの気持ち悪いって思う?」
あかり「こういうの?」
結衣「私たち、女同士でしょ? 女の子が女の子を好きになっちゃうっていうのは、やっぱり変だと思う?」
あかり「そ、そんなことないよ!確かにちょっと意外だったけど、変だとは思わないよ」
結衣「そっか。よかった…」
あかり「あ、あのね! あかりはね、まだ恋とかよくわからないし、結衣ちゃんの気持ちを全部わかってあげることはできないかもしれないけど…」
あかり「結衣ちゃんに愛してるって言ってもらえてとても嬉しかったよ!」
結衣「あかり…」
あかり「それでね…えへへ、あかりも結衣ちゃんのこと、もっともっと知りたくなっちゃった」
結衣「あかりっ」ダキッ
あかり「はぅ……結衣ちゃん…」
結衣「ありがとう、あかり」
あかり「えへへ、結衣ちゃんあったかいよぉ」
あかり「あ、あの…結衣ちゃん?」
結衣「ん?」
あかり「その…さっき言ってた…」
結衣「もしかして、キスのこと?」
あかり「う、うん」
結衣「あははっ 今日はもう十分だよ。ずっと言いたかったこと言えたし、あかりも私のこと嫌いにならないでいてくれたし…だから…」
あかり「……」
結衣「あかりも、いきなりは辛いだろうし……」
あかり「…結衣ちゃん」
結衣「…あかり?」
あかり「動かないでね」
チュッ
結衣「ーー!」
あかり「えへへ、結衣ちゃんの唇柔らかい///」
結衣「ぁ……///」
あかり「ふふっ 結衣ちゃん可愛いよぉ」
結衣「あかり…」
あかり「結衣ちゃんキスしたそうにしてたから…ちょっと恥ずかしかったけど…」
結衣(まさかあかりのほうからキスしてくるなんて思ってもいなかった…)
結衣「ふ、不意打ちだなんて…卑怯だよ…」
あかり「ご、ごめん…」
結衣「ううん、ありがとう。あかり」
あかり「えへへ どういたしまして」
結衣「ねえ、あかり」
あかり「なにかな?」
結衣「私たち、付き合わない?」
あかり「付き合う?」
結衣「うん…恋人になるってこと」
結衣「あ、もちろん嫌だったらいいんだよ?」
あかり「恋人かぁ 結衣ちゃんと恋人…」
あかり「うん、いいよぉ」ニコッ
結衣「ほ、本当にいいの? あかりはまだあれだろ?私に恋してるわけじゃ…」
あかり「ちなつちゃんや、京子ちゃんも大好きだけど…」
あかり「あかり、結衣ちゃんが1番好きになっちゃったよぉ」
あかり「結衣ちゃん、普段よりもすごく女の子っぽくて可愛かった///」
結衣「そ、そうかな?」
あかり「うん」
結衣「あかりこそ…すごくかわいいよ///」オデコチュッ
あかり「えへへ…結衣ちゃんありがとう///」ホッペタニチュッ
~翌日~
結衣「そんなわけで、私らは付き合うことになったんだが…」
あかり「まさか京子ちゃんとちなつちゃんまで付き合うとは思ってなかったよぉ」
京子「うふふ…ちーなーちゅっ」
ちなつ「ちょ、ちょっと京子先輩!こんな時にやめてください///」
京子「そんなこと言っちゃってー、顔赤いぞ~?」
ちなつ「き、気のせいです!私は今でも結衣先輩一筋ですから!」
ちなつ「京子先輩はその代わりってだけですから。か、勘違いしないでくださいねっ!」
結衣「ちなつちゃんたち、元気そうでよかった」
あかり「そうだね~」
結衣「私たちも負けてられないな そうだ、今日はあかりの家に泊まってもいい?」
あかり「うん。いいよぉ~」
あかり「あかり、もっと結衣ちゃんのこと好きになりたい」
結衣「昨日も思ったんだが…あかり、よくそんな恥ずかしいこと平気で言えるな///」
あかり「だって…本当のことなんだもん」
結衣「あかりは本当に可愛いな」
あかり「もぉ!結衣ちゃんからかってるでしょ!」プンプン
結衣「あはは ごめんごめん」
結衣「それじゃ、行こっか!」
あかり「うん」
結衣「おっと、その前に」
結衣「あかり、大好きだよ///」
あかり「ゆ、結衣ちゃん?」
結衣「ん……」
あかり「あ、あかりも、結衣ちゃんのこと大好きだよぉ///」
チュッ
END