わたし「旧人類が衰退してはやうん百年、種の絶滅という決して遠くはない未来に抗うわたし達は、彼らの目にどう映っているのでしょうか」
わたし「抗っているのかも怪しいですが。まあ、死や消滅を避けるというのは、生物としては当然のあり方ですよね」
わたし「そういうわけで、超平和的で闘争心の欠片も無い妖精さん達が、万が一にでもわたし達旧人類と敵対しないようにする為に、わたし達調停官がいるのです」
わたし「……というのは既に形骸化しており、今では調停官のお仕事は殆どありません。丁度良い天下り先といった次第です」
わたし「さて。お菓子でも作って昨日見つけた妖精さん達の町に行ってみましょう。とても賑やかだったので、まだ町はあると思うんですが……」
元スレ
わたし「ここがVIPと呼ばれる妖精さん達の住処らしいのです」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343036929/
わたし「こんにちは」
妖精さん「こんちゃー」「にんげんさんだー」「あまいにおい」「めすのにおい」「またまた」「からだはしょうじきやでえ」
わたし「いえ、今日はそういうのはいいです」
妖精さん「いいの」「こうかいするぞー」「こうかいさせちゃうのです?」「それともかく」「きょうはなんのあんけんでー?」
わたし「案件という程のことでも無いのですが、友好を深めようと思いましてお菓子を持ってきました」
妖精さん「おおおおー」「やるではないか」「くるしゅうないー」「さてはどくいりだな?」
わたし「毒なんてありませんよ。わたしが食べるときに困っちゃうでしょう? 妖精さんを」
妖精さん「ぴ――――――――!!!!」「たべられるー!」「とうちほうだ!」
わたし「あ、いえ。冗談です。ところで今日は何をしているんですか?」
妖精さん「>>10」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 18:55:57.05 HlITc2t7P 3/63韓国叩き
妖精さん「かんこくたたきをー」「ぱくるぞ」「あんいなかんりゅうぶーむに、ききかんをかんじるです?」
わたし「かんこくってなんです?」
妖精さん「はんとう」「はんはんとう」「ひいづるくにです?」「それはおとなりー」「おとなりのしばふはあおくみえます」「むしろぎゃくかなー」
わたし「半島、ですか。この辺りに半島があるなんて聞いたこともありませんが、かんこくというのは地名の事なんですね」
妖精さん「いえす、あいあむ」「こくめいです」「れっきとしたくに」「れきしなきくに」「いいすぎやが」
わたし「妖精さんたちにも国という概念があるのですね。これはちょっぴり驚きです」
妖精さん「どーだろー」「くにってなに?」「なんかねっけつこうはそう」「それくにおくん」
わたし「うーん……。よくは分かりませんが、かんこくという半島を叩いていると」
妖精さん「そうなのです」「りかいよくてたすかった」「ともにたちあがろう」「ともってどこ?」「とにかくやつらはきたないです」
わたし「……ああ、なんだかわたし、嫌な予感がしてきました」
妖精さん「はんとうはだいたいわるい」「たたけばおこられない」「でも、たたくほうのてもいたいです?」「いやぜんぜん」「ぎゃくにわらいがとまりませんなー」
わたし「え、ええと。あのですね、かんこくというのが何なのか今いち理解出来ていないのですが、無闇やたらと非難するのはよくないですよ」
妖精さん「でたでた」「ようごしとるわー」「ざいにちおつです?」「ぜいきんどろぼー」「くにはなにしとる!」「やしなってますー」「なにを?」「どじん」
わたし「かつての旧人類はお互いを非難して殺し合いましたが、妖精さん達の間にもそんな兆候が見え隠れしています……」
わたし「内政干渉はいけないと思いつつも、何だかんだでしてしまうのがわたし」
わたし「ここは別の楽しいことを提案して、かんこく叩きの流れを変えましょう」
わたし「そんなことより、>>20をしましょう。かんこく叩きよりもずっと楽しいですよ」
20 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 19:11:26.34 Rf47pw100 6/63在日叩き
わたし「在日を叩きましょう。国よりも個人を叩く方が、小さくまとまる感じがします……たぶん」
妖精さん「めいあん!」「でもずっとそれしてた」「ねたがつきませんからなー」「ごきぶりですな」
わたし(ざいにちってなんでしょうか……まあ、上手い具合に話は通じているようです)
わたし「そうですよ。片っ端から在日を叩いて、戦争ごっこでもしましょ」
妖精さん「せんそう!」「うわあー」「にんげんさんはかげきですな」「そうぞうじょうをゆく」「やはりにんげんさんはにんげんさんですなー」
わたし「い、いや。戦争ごっこじゃなくて、鬼ごっこと言いたかったんです」
妖精さん「おにごっこ?」「なんぞそれ」「さっするに、おにごっこするのでは?」「まんまや」「にんげんさんにおしえてもらおー」
わたし「鬼ごっこというのは、一人が鬼役になって残りの人達を追いかける遊びです。タッチされたら鬼役が切り替わり、それを一生続けるのです……」
妖精さん「いっしょう……」「はーどです」「ぼくらって、しぬんです?」「いきているのかもあやしい」「しんでいるのかもあやしい」「これらはぞんびですか?」
わたし「では、在日さんを鬼にして遊びましょう。きっと楽しいですよ」
妖精さん「じゃー、だれがざいにち?」「おまえやろ」「ちゃいますがなー」「でも、ぞうけいがにほんじんばなれしてますな」「せいけいしただけ」「なんでそんなこと」
わたし「喧嘩はよくないですよ。こういうのはジャンケンで決めるのが平和的です」
妖精さん「はー」「なるほどなー」「つるぎできめるのかー」「さしこや」
わたし「ジャンケンって別に刀剣類ではありません。こんな感じで、グー・チョキ・パーの三つの以下省略というわけです」
妖精さん「さんすくみか」「さんごくしか」「さてはおぬし、しょかつりょう」「むむ、にんげんさんはすごいのだな」「じゃんけんしようー」
わたし「じゃあ、わたしが合図しますね。じゃんけんぽんの、ぽんといった後にグー・チョキ・パーのいずれかを出してください」
妖精さん「おけー」「たのしそう」「ぼくもさんかしていい?」「じゃあおいどんも」「それがしも」「せっしゃも」「まろも」
わたし「ち、ちょっと。あんまり多すぎるとそれこそ一生かかりますよ。ここはグループに分かれてやりましょう」
妖精さん「そっかー」「めいあんですな」「じゃあ、どうわけるー?」「えっとー」「100にんひとぐるーぷとして」
わたし(わたしは大変なことをしてしまいました……)
わたし「じゃーんけーん……ぽん」
わたし「じゃーんけーんぽん」
わたし「じゃんけんぽん」
わたし「じゃんけんーぽん」
わたし「じゃーんけーんぽーん」
わたし「……ああ、日差しがお肌にチリチリときます。わたしは何をしているんでしょうか」
妖精さん「はやくー」「まだまだこれから」「おぬし、やるなー」「おぬしこそ」「さてはざいにちやな?」「それはおぬしでは」
わたし「この状況を打破するには、これしかありません」
わたし「さて、お昼を回ったので少し休憩しましょう。皆さんもお疲れでしょうし、お菓子でも食べませんか?」
妖精さん「せやな」「せやろかー」「でもおつかれです?」「にんげんさんののどがやばい」「がらがらですなー」
わたし「と言っても、ただ食べるだけでは退屈でしょうからお話をしましょう」
わたし「実はとっておきの話があるんです。ええと……>>30」
30 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 19:38:37.05 CsmOF1TW0 10/63ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説11巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期決まって良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?
表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!セ、セイバー!!シャナぁああああああ!!!ヴィルヘルミナぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルケギニアのルイズへ届け!
わたし「ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説11巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期決まって良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんがわたしを見てる?
表紙絵のルイズちゃんがわたしを見てるぞ!ルイズちゃんがわたしを見てるぞ!挿絵のルイズちゃんがわたしを見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんがわたしに話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!わたしにはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!セ、セイバー!!シャナぁああああああ!!!ヴィルヘルミナぁあああ!!
ううっうぅうう!!わたしの想いよルイズへ届け!!ハルケギニアのルイズへ届け!」
妖精さん「……」「……」「……」「……」「つまりどゆこと?」
わたし「えっとぉ……旧人類はこのように、虚構の存在に対しても深い愛情を抱く事が出来るんです」
わたし「在日とか、かんこくとか。そういう現実に存在する(?)ものを叩くと実害が出てしまいますよね」
わたし「一度生じた亀裂というのは、なかなか簡単には戻りません。わたし達、人類はここまで数が減ってようやくそれに気付いたのです」
妖精さん「なるほどな」「よくわかりませんなー」「ふくざつ?」「がんじがらめですか」
わたし(私もよく分かっていません)
わたし「それはともかくとして、少しお叱りを受けたのでテンポあげていきましょう」
妖精さん「いそいでたべる?」「はきそうかもです」「きたないー」
わたし「いえ。お菓子はゆっくり食べてもいいですよ。わたしが適当にお喋りしたり、芸をしたりしますから」
妖精さん「おおおー」「いっぱつげいですか」「あんいなはつげんは、みをほろぼすつもりですか?」
わたし「わたしは決して多芸ではありませんけれども、人間というのは頑張れば大抵の事が出来るのです。わたしはあまり頑張らないタイプですが」
わたし「じゃあ、とっておきの>>35を披露しましょう」
35 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 19:53:48.29 OOPUUYMSO 13/63久し振りに竜宮レナの声を聞いた
なんで干されてたんだろ
37 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 20:00:07.10 Y/u0vuqjO 14/63>>35
干されてねーよ主役級を貰えなかっただけで仕事はしてた
わたし「ぅ、ぅ、ぅ、う……」
わたし(これを言ってしまうと何もかもが終わってしまう気がします。でも、見えざる神の声に従い、同種を殺戮してきたのが我々旧人類)
わたし(或いは神の声とは、人の作り出した虚構の存在なのかもしれませんが、――権力者の言う事は絶対。王の言葉とは即ち、神の言葉なのです)
わたし(この時代に王なんて居ませんけれども、妄想内にはいくらだって王様はいます。そして、わたしの王様は言うんです)
わたし「嘘だッ!!!」
妖精さん「ぴ――――――――――――――――っ!!」
わたし「…………」
わたし「ああ、わたしは調停官としてよくない事をしてしまったのかもしれません。丸まりどころか、みんな逃げてしまいました……」
わたし「仕方ありません。今日の事は都合の良い部分だけ日記にまとめるとして、一旦里に帰りましょう」
わたし「ただいま戻りました……」
祖父「おかえり。随分とやつれているように見えるな、ついでに声も枯れている」
わたし「ええ、妖精さんとの戯れで喉をやられてしまいました」
祖父「ほう。何をしたのか知らんが、おまえがそんなになるまで働くとは驚きだな」
わたし「わたしだって働くときにはきちんと働くのです。怠惰に過ごし、狩りに出掛ける大人達とは一味違うんです」
祖父「耳が痛いな」
わたし「喉が痛いです」
祖父「まあ良かろう。でだな、疲れているところ悪いんだが、おまえに頼みたいことがある」
わたし「それは報告書を書いてからでも間に合いますか? 具体的には、丸一日後。あるいは来週ぐらいに」
祖父「間に合うわけなかろう。おまえに頼みたいということは緊急を要するものでな、その内容は>>42」
42 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 20:17:26.84 hSEKHdZJ0 17/63イノシシの解体ショー
祖父「おまえが出掛けている時にイノシシを仕留めてな」
わたし「仕事をしてください」
祖父「いやこれも立派な仕事だ。おまえには、このイノシシの解体ショーを行なってもらいたいのだ」
わたし「い、いやっ。無理ですよ、それは。だって、わたしイノシシを解体した事なんてないですし……」
祖父「その為にマニュアルも用意しておいた。これを熟読し、二十分後の解体ショーを成功させてほしい」
わたし「あのう、二十分じゃまるで理解出来ないと思うんですが。おじいさんはわたしの頭の程度を過大評価していませんか」
祖父「おまえの事だから、ものの数十分で妖精たちとの交流を終えると思って、数時間の余裕を置いたつもりなのだが」
わたし「孫を少しは信頼してください」
祖父「しとるとも。少しは」
わたし「…………」
わたし「つまりおじいさんは、イノシシの解体方法を里のみんなに教えて欲しいという事を言いました」
わたし「イノシシなんてそうそうお目にかかれるものではない気がするのですが……うーん、まあ仕方ありません。適当な場面で逃がして今日はゆっくり休みましょう」
イノシシ「…………」
わたし「そんなに見つめないで下さい。旧人類は衰退に向かっていますが、それでもあなた達を食らう程度には食物連鎖ピラミッドの上に立っているのです」
わたし「弱肉強食。悲しいですが、これが現実です」
わたし「……さて、それじゃあ壇上にあがりましょう。アガってしまわないかが心配ですが、まあ里のみんなは顔馴染みですしね」
わたし「ここは小粋なジョークを織り交ぜて、会場のハートを鷲掴みにでもしてみましょうか」
司会者「さて、それではお次は調停官によるイノシシの解体ショーです!」
わたし「これ一体どういう設定なんでしょうか……」
わたし「とにかく、簡単に自己紹介をしましょう。オーディエンスをどっと沸かせる自己紹介を!」
>>47
47 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 20:31:38.71 JyInJWPn0 20/63チョリーッス
わたし「チョリーッス!」
オーディエンス「なんだ?」「あの娘が調停官なのか?」「ちょりーっすって何だろうか」「新手の挨拶か」
わたし「あ、あ、あ、あ……」
オーディエンス「震えてるぞ」「刃物を持って震えるのは危ないよな」「大丈夫か……?」
わたし(し、知らない人ばっかり! ど、ど、ど、どうしてこんな事に)
わたし「!」
祖父「ニヤニヤ」
わたし「は、は、はめられた……」
司会者「そ、それでは早速解体をお願いします!」
わたし「あ、は、はい。え、えっと、ま、まずはまま、まずは……息の根を止めます」カタカタ
オーディエンス「目が危ないぞ」「息の根を止めるって……」「見ている方が不安になる画だ」
わたし「そ、そ、そう。速やかに。旧人類がかつてそうやってきたかのように、容赦なく事務的に作業的に、何の感情も持たずに……」
イノシシ「――ッ!!」ジタバタ
わたし「わ、わ、わ、わたしだって辛いんです。一緒に地獄を味わってくれたっていいじゃないですか、運命共同体です」
司会者「ほうなるほど! 上手く息の根を止めるコツなどはあるのですか?」
わたし「へっ? い、いや。そのぉ、えっと、あの、えー……」
わたし(よく見れば司会者さんも知らない人でした。ここは地獄です。人見知りがちなわたしには、とても耐えられない悪夢そのものでした)
わたし「あ、あ、あ、あ。え、首を……頚動脈を、こ、ここ……」
わたし(マニュアルで読んだ知識が抜け落ちていくようです。瓶に詰め込んだだけの知識に蓋をし忘れたよう)
わたし(混乱という揺れに対し、瓶は簡単に傾いて割れ、中身が、中身が……)
わたし「うぅ……」グス
司会者「!?」
オーディエンス「ど、どうしたんだ……」「とうとう泣いたぞ」「おい、とりあえず刃物を取り上げた方がよくないか?」「まさか解体されるのはイノシシじゃあなくて」「おいやめろ」
司会者「こ、ここで休憩をはさみまーす!」
わたし「うぅ……なんたる失態……」
わたし「はぁ……あそこまで動揺してしまうなんて自分でもびっくりです」
わたし「色々と反省点はありますが、とりあえず解体ショーを避ける事が出来たという点で自分を褒めましょう」
妖精さん「まえむきー?」
わたし「あ、妖精さん。いえ、言葉は前向きですけれど、結構落ち込んでいたりもします」
妖精さん「じゃあ、おひるのおれいしますか?」
わたし「慰めてくれるんですか」
妖精さん「そー」
わたし「ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えて……」
妖精さん「たのしいことすれば、きおくふっとんではいになります?」
わたし「ええと、そういう危ない方向は出来れば避けてくれると助かります」
妖精さん「じゃー、>>58しますかー」
58 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 20:49:50.75 O4o+pI1P0 24/63お礼参り
妖精さん「おれいまいり、してやりますか?」
わたし「お礼参り……」
妖精さん「しかえしやなー」
わたし「おじいさんに仕返しですか。そうですね、軽くお返ししてあげるのは良いことなのかもしれません」
わたし「わたしが人見知りなのは、おじいさんも知っていたはずですし……。あんなイベント、もう絶対やりたくありません」
妖精さん「じゃー、かいたいしょーしますか(いみしん)」
わたし「!?」
妖精さん「かいたいしょーしますか(いみしん)」
わたし「そ、そういう野蛮なのは妖精さんには似合いませんよ。もっと可愛らしい悪戯程度の仕返しでいいんです。ほら、わたしにそういう惨いイメージありませんし」
妖精さん「さいですか」
わたし「さいです。じゃあ、ちょっとソフトな感じで悪戯しちゃいましょうか。妖精さんの力を借りれば、大抵の事は出来るはずです」
>>65
65 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 21:01:13.71 Duzh+Aq90 26/63おじいさんの弁当にひぐらしの抜け殻を入れる
67 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 21:04:53.67 JyInJWPn0 27/63ひでえ
わたし「いつの日だったか、虫を象ったペーパークラフトに驚かされた事がありました。同じ趣向で仕返ししましょう」
わたし「妖精さん、ひぐらしの抜け殻なんて持っていませんか?」
妖精さん「たりきほんがんですかー」
わたし「まあそう言わずに。人間、楽出来るなら楽しちゃうものなのです。頼れる人がいるならば、頼らねば損というわけでして」
妖精さん「あー、なるほど」
わたし「お解かりいただけましたか」
妖精さん「あー、あー、まあおそらく。じゃー、ぬけがらをよういしろと」
わたし「命令ではなく、お願いです。無理そうなら、わたしも自力でなんとかします」
妖精さん「そんなこったろーとおもいますが、ここはまかせてさきにすすめです」
わたし「ありがとうございます。それじゃあ、わたしはお弁当のほうを……」
祖父「さっきはすまなかったな。まさかあそこまで号泣するとは」
わたし「いえ、もう気にしていませんから。あの、それでですね」
祖父「なんだ」
わたし「あの事態は、わたしの人見知りが原因で起きたようなものですし、結局たくさんの人にご迷惑をおかけしてしまったわけですよね」
祖父「鼻っから私がやるつもりだったから、進行に差し支えは無かったが」
わたし「……あ、そうですか」
わたし「でも、やはりわたしが原因なわけです。そこで、明日のお弁当をわたしが作ることで贖罪としたいのですが」
祖父「おまえの弁当を? それはむしろ仕返しじゃないのか」
わたし「まあ。これでもわたしはお菓子作りは得意なんですよ。お弁当ぐらい、簡単に作れます」
祖父「信用していいものか……」
わたし「もちろん。可愛い孫のお弁当を否定するのですか?」
祖父「う、うむ。そうだな。それじゃあ明日の弁当は任せるとしよう」
わたし「……ふう、出来ました。十割お菓子ですが、わたしらしくていいんじゃないですかね」
妖精さん「にんげんさんー」「むしのようい、できましたゆえ」
わたし「むしじゃなくて、抜け殻です。さすがのわたしもお弁当にむしはいれませんよ」
妖精さん「これがうわさのべんとうですか」「あまそうです」「なかなかのごうのもの」「ここにぬけがらいれるー?」
わたし「はい。もうわたしの手作り弁当という時点で罰ゲームみたいなものですけどね……」
妖精さん「もったいないー」「しょくざいへのしょくざいがひつようふかけつ」「しゃれてますな」「それほどでもなかろ」
わたし「このお弁当、あとで妖精さんにあげますよ」
妖精さん「おおおー!」「まじか」「せいとうなほうしゅう」「ではえんりょなく」
わたし「じゃあ、例の抜け殻をもらえますか?」
妖精さん「おー」「じゃあこれー」「ついはりきってしまいましたな」「たいりょうたいりょう」
ドサッ! バラバラバラバラ……!!
わたし「ひっ」
妖精さん「あーー、あふれるー」「にんげんさんのあたまのうえにー」「ふくのなかにー」
わたし「ひ、あ、あ、あ、――!!」
75 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 21:28:46.04 aawjCVER0 31/63
♪ /\/\ ブッブブ- ブッブブ-
♪ \ \
◎\ / ブッブブッブ ブ-
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◎\/
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♪ / / ブッブ ブッブ ブッブ ブ-
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♪ /\/\ ブッブブ- ブッブブ-
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♪ / / ブッブ ブッブ ブッブ ブ-
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/ / ブッブ ブッブ ブ-
\/◎
わたし「ぶっぶー……う、うーん……はっ」
わたし「あれ、お弁当は? それにひぐらしのぬけ……ひ、ひっ。ふ、ふく! あたまのうえ!」
わたし「な、ない……そっか。あれは悪い夢だったんですね。ああ、そういう事にすれば解決です」
わたし「何やら前時代的で、今となっては未来的とも言える車の夢も見た気がしますが……まあそれはおいといて」
わたし「今日はまず、何をしましょうか」
>>83
83 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 21:46:23.41 O4o+pI1P0 33/63助手さんに絡む
わたし「とりあえず助手さんにご挨拶しましょう。なんだか最近、あまりコミュニケーションを取っていませんからね」
助手「…………」
わたし「おはようございます、助手さん。あ、荷物ですか? 一緒に運びますよ」
助手「…………」
わたし「えっ、一人で大丈夫? そんな遠慮なさらず。人間は使ってナンボのところがありますからね……っと、結構重いんですね」
助手「…………」
わたし「一人でも持てるし、構わない? でも、二人で運べば楽になれるでしょう? わたしはしんどいですけど、助手さんの為なら我慢出来ます」
助手「…………」
わたし「なんか調子が変? そんな事ありません。わたしは結構社交的(うそです)なんです。おまえは馴れ馴れしさがウリだと旧友にもよく言われたものです」
助手「…………」
わたし「運び終わったら、事務所でお菓子と紅茶を用意してゆっくりしましょうね」
わたし「助手さん、紅茶がはいりましたよ」
わたし「助手さん、口を開けてください。クッキーを食べさせてあげますね」
わたし「あ、助手さん、ドアならわたしが開けますから」
わたし「助手さん、トイレですか? わたしも……え、はい。そうですね、こればかりはさすがに」
わたし「助手さん、綺麗な髪してますよねー」
わたし「助手さん?」
わたし「助手さん、口元に食べかすが残ってますよ」
わたし「助手さ~ん」
祖父「おまえは何をしとるんだ」
わたし「見て分かりませんか、おじいさん。妖精さん達と円滑なコミュニケーションを取れるように、まずは助手さんとコミュニケーションを取っているんです」
助手「…………」ゲッソリ
祖父「堂々と嘘を吐くな。あとやりすぎだ」
わたし「退屈極まりない調停官の業務に、無理矢理仕事を捻じ込んでいるんです。仕事にやりすぎも何もないでしょうに、前任者の怠惰による遅れを取り戻す為には、これくらい必要です
祖父「うぐぐ……」
わたし「でも助手さんもお疲れのようですし、次は>>89をしましょう」
89 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 22:03:20.20 FZDrR5/f0 36/63自分とYさんの百合同類誌執筆
わたし「ああ……神の声は時に欲望に忠実です。そしてそれに逆らえないわたし」
わたし「前々から実は疑問に思っていたのです。Yは男性同士の色恋沙汰を特に気に入っているようですが、女性同士というのも相応の需要があるはずなのです」
わたし「わたしは全くこれっぽっちも興味ありませんけど、それでも神の言うことは絶対」
Y「で、私を呼んだってわけかい」
わたし「はい。とりあえず、わたしとあなたの絡みをメインにしようと思いまして」
Y「ぶっ!」
わたし「どうしました? あ、紅茶に辛味はありませんよ」
Y「わ、分かっている……! それにしても、自分が何を言っているのか理解しているのか?」
わたし「まあ、それなりに」
Y「私との色恋沙汰を描くなど、正気の沙汰とは思えないぞ。否々、新たな分野を発掘しようとする心構えは評価に値するが……」
わたし「神がわたしに言うのです。おんなのこ同士は、いいよねえ……と」
Y「そんなキャラではなかったと思うが」
わたし「まあまあ。それよりも、絵の描き方を教えてくれませんか?」
Y「ああ、それぐらいなら……」
Y「ああ、違う違う。そこはこう」
わたし「むう」
Y「違う! もっと愛情をこめて……線は丁寧に!」
わたし「はあ」
Y「ええい! だからこう! この点は出ねぇよ! まったくもう、やる気はあるのか」
わたし「まあ」
Y「やる気ないだろう」
わたし「そうですね。簡単とは思っていませんでしたけど、絵って結構面倒くさいんですね」
Y「楽ではない。かつての旧人類の域に達するには、私達のテクニックもまだまだ不足気味だからな」
わたし「もうなんか面倒くさいんで、わたしとあなたが絡んでいるところを写真に撮れば良いのでは?」
Y「は?」
わたし「だってその方が楽ですよ。写真集とでも銘打って、配布すればいいんです」
Y「か、画期的だ……!」
わたし「え?」
Y「さ、早速準備に取りかかろう!」
わたし「ひどい目にあいました……。余計な事を口走ったりしたのが運の尽きです」
わたし「何があったかの仔細は省略するとして、次のお仕事といきましょう」
わたし「身体を酷使しすぎて、ちょっとしんどいです。ものすごーく楽で、身体が休まるようなことをしたいなあ」チラチラ
>>98
98 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 22:24:44.93 O4o+pI1P0 40/63じゃあ体を休ませながら、何があったかの仔細を語りだす
わたし「この辺りで休みましょう。丘の上で風も気持ちいいですし、人様の住処を見下げるのも中々結構楽しいものです」
わたし「ふう……」
わたし「ああ、それにしても撮影というのは大変ですね。わたしが考えるような事など、かつての人類は考え、実行に移していただろーと思いますが」
わたし「衣服を着たままとはいえ、Yと抱き合っているところを写真に撮られたり、透明シートを間に挟んでキスしたり……」
わたし「そのまま何十分も固まったまま、たくさんの人に見られながらスケッチされたり」
わたし「もうなんだかYは妙なテンションになって、わたしのお尻とか撫で回してきますし」
わたし「まったくもう、見るのはともかく当事者にはなりたくないものですね。見ても面白くもなんともありませんけれど」
わたし「ああ、でもベッドシーンは本気の本気でもう二度とやりたくないですね。どうしてわたしが同級生と同じベッドに入らねばならないのか」
わたし「自分で言っておいてなんですが、あんなのに本当に需要なんてあるんでしょうか……Yは、薄い本としての価値はある、だなんて言っておりましたが」
わたし「ふう……さて、休憩も終わったところで、次は何をしましょう。そろそろ普通にお仕事してもいいかもしれませんね。しぶしぶと」
>>106
106 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 22:38:49.78 zyhfF3lg0 42/63突然町からトイレが姿を消したようです
このままでは用が足せません
妖精さんの仕業?
祖父「おかえり。早速仕事だぞ」
わたし「はあ、今しがたわたしは休息を取ったばかりで、まだ身体が鈍っているのですが」
祖父「休息を取ったら働くのが当たり前だ。おまえは何かにつけて仕事をサボろうとするのがいかん」
わたし「たとえば、狩猟とか」
祖父「それで仕事というのはだな」
わたし「誤魔化されました……」
祖父「里からトイレが姿を消したのだ。それこそ、古来に伝わる神隠しと同じような感じでな」
わたし「トイレが? あのー、何を仰っているのかよく分からないのですが」
祖父「私とて同じだ。しかし、事実は事実。とりあえずこの事務所のトイレを見てくればいいだろう」
わたし「はあ、そうしてみます」
わたし「おじいさん、とうとうボケたんでしょうか」
わたし「この歳でおじいさんの介護だなんて、ハードワークすぎて過労死してしまうかもしれません」
わたし「痴呆症……でしょうか、ううう、あまり病気のことは詳しくないので分かりませんが、トイレの場所も記憶していないのは結構末期なのでは……?」
わたし「と、ここですね。失礼しまーす」
ガチャ
わたし「……おや? なにもない」
わたし「便器がない……どころか、ただの薄暗い小部屋です。じゃあ、一体何の為に扉がついているのか……と深読みしてしまい、ちょっと肝が冷えたりもします」
祖父「誰が痴呆症だ。私はボケておらん」
わたし「きゃあ」
祖父「見ての通りだ。最初から何も無かったかのように、トイレという設備が消失する。こんな事態が里中で起こっておるのだ」
わたし「なるほど……。おじいさんがボケてなくて良かったです。本当に」
祖父「何になるほどだ。ともかく、これほどの事が出来るのは妖精以外に思いつかん。彼らがこんな事をするとは思えないが、調停官としてはこの線から捜査するのが妥当だろう」
わたし「無駄だと思いますけれど……」
祖父「まずは聞き込みだな。そう、まずは聞き込みだな?」
わたし「ひっ……!」
わたし「き、き、聞き込み……! わたしにそんな無理をさせてまで過労死させたいというのですか?」
祖父「そんなに難しい事は言っておらんだろう。ただ話を聞くだけだ」
わたし「む、むりです。最悪、お話中にどもる理由を見つける為だけに舌を噛み切る可能性だってあります」
祖父「おまえにそんな根性はない」
わたし「そうですけど……」
祖父「この機会にその病的な人見知りを改善することだ。なに、話し方のコツぐらいは伝授してやろう」
わたし「聞くだけ聞いておきますか」
祖父「自分の立場をわきまえているか……? まあいい。コツとは>>119だ」
119 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 22:57:47.73 7587f6KG0 46/63嘘だっ!
祖父「嘘、だ」
わたし「はい?」
祖父「おまえが当たり前のように振りかざしている嘘こそが、コミュニケーションの武器となる」
わたし「人聞きの悪い。わたしは嘘なんて吐きません。嘘を書く事はありますが」
祖父「同じことだ。昔の諺に嘘も方便というものがあってな」
わたし「都合の良さそうな諺ですね」
祖父「そう聞こえる時点で、おまえの心に闇が巣くっているのが目に見えるようだ。私は色々と心配だよ」
わたし「それほどでもありません。それで、つまりどういう事なんですか?」
祖父「うむ。嘘というのは罪悪でこそあれど、時には必要であるものだ。嘘の程度にもよるが、多少の嘘はベストを得るには必要不可欠だとか」
わたし「だとか?」
祖父「優しい嘘といえば分かるか。正直者は馬鹿を見るという言葉もあるだろう」
わたし「ああ、なるほど。嘘、ですね。多分に使わせていただきます」
祖父「多分には使うな」
わたし「とは言ってみたものの、嘘もトークに必要不可欠といったところで、そもそもわたしは相手とお喋りするのが苦手なのですが……」
わたし「尻込みしても仕方ありません。勇気を出して……ふ、振り絞って……」
トントン
おれ「あ、あれ……ち、調停官さん?」
わたし「あ、あ、あ、あの、わたし、わたしは調停官ではありません」
わたし(無意味な嘘でした)
おれ「え、えっと……な、何のようで?」
わたし「あ、あのですね……そ、そのトイレを……トイレをお貸しいただけませんか?」
おれ「え、え、え、トイレ? トイレ、ああ……トイレは、消えてしまって……文字通り」
わたし「あ、そうですか。失礼しました……」
おれ「え?」
バタン
わたし「……はぁ、はぁ、よし」
わたし「それにしても、相手の方も人見知りのようで良かった。お互いがお互い、話をさっさと終わらしたいという意思が見え見えで助かりました」
わたし「同志を見つけたからといってまたお喋りしたいとは思えませんけれど……」
わたし「まあ、細かい事は無視して、おじいさんの助言を有効活用しましょう」
わたし「トイレなんかその内勝手に戻ってくるでしょう。ここは、適当な嘘をでっちあげて、おじいさんを納得させて責任の所在とかも全部押し付けるのが最善」
わたし「妖精さんには個人的にお話を聞きにいけばいいですしー……さて、と」
わたし「どんな嘘を吐いて誤魔化しましょうか。あんまりバレやすい嘘だと、追加調査させられる可能性もありますけれど……」
わたし「おじいさんに吐く嘘はこれに決めたっ>>135」
135 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 23:17:56.09 zyhfF3lg0 50/63kskst
136 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 23:19:44.88 O4o+pI1P0 51/63トイレのストライキ
ほらあの加工済みチキンみたいに
祖父「おまえは何を言っているんだ?」
わたし「ストライキです、おじいさん。人間の汚物を受け止め続けるだけの人生に、トイレ達もいい加減にうんざりしていたのです」
祖父「…………」
わたし「……チキンの前例もありますし?」
祖父「もう一度調べなおしてこい」
わたし「はい……」
わたし「首無しチキンが生きている事に対して驚かなかった癖に、どうしてトイレは信じてくれないんでしょうか」
わたし「トイレだって生きているかもしれないのに。汚物の消費者である事を義務付けられたとしたら、わたしなら速攻自殺を考えますよ」
わたし「トイレは衰退しました。だからといって人類は屈さず、なんとか代替品を用意する……それでいいじゃないですか。ねえ?」
わたし「というわけにもいかないので、渋々ながらも調査を続行しましょう。さて、どこにいこうかな?」
行き先
>>142
142 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 23:30:01.40 zyhfF3lg0 53/63催してしまい残ったトイレを探す羽目に
わたし「…………」ソワソワ
わたし「…………」ソワソワ
わたし「ああ、人であるこの身を呪う瞬間があるとするならば、それはどうしようもないこの……この……うぅ」
わたし「わたしが犬であるならば、でなくとも広大な自然をトイレとしても違和感無き野生動物であるならば、このような悩みとは無縁だったはずなのです」
わたし「人間は便利な道具を作り、それに依存して生きています。衰退に向かっている現在であっても、恐らくそれは変わらないのでしょう」
わたし「少しの勇気でこの星そのものをトイレに出来るというのに、トイレの味(きみょうな表現ですが、わたしは焦っているのです)を覚えてしまったわたしにそれは不可能です」
わたし「さ、探さねば! 大事に至る前にー!」
わたし「ここかあ!」ガラッ
わたし「ここですか!」ガラッ
わたし「あるいはここ!」ガラッ
わたし「開け、真実の扉!」ガラッ
わたし「ネクストコナンズヒント!」キィーバタン
わたし「な、無い……決壊する……」
わたし「あ、焦っては駄目です。こういう時にこそ妖精さんを頼るのです」
わたし「ゆとりを持つ事を忘れた人間は思考が散漫になりがちですが、わた、わたしは……一味、違います」
わたし「妖精さんに、トイレを作ってもらって……ああぁ、妖精さんに……」
わたしは妖精さんに会えたか、会えなかったか
>>152
152 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 23:43:53.09 YXsLoHUs0 56/63会えたが・・・
妖精さん「おやおやー」「ひさびさのとうじょう」「おりきゃらかがすすんでますなー」「えすえすのけってんです?」「われわれがでなければなりませぬ」「ですな」
わたし「あ、よ、妖精さん……あの、早速なんですけど、頼みたいことが……」
妖精さん「なんぞ」「それはせいふからのいらいで?」「じゅうだいだー」「かねがうごきますか」「よきにはからえ」
わたし「だ、大至急トイレを作っていただきたいと思いまして……人類の衰退というか、進退を左右する重要案件なのです、ぅ」
妖精さん「にんげんさんちょうしわるそ」「つわってる」「ちがうとおもわれ」「じゃあなにごと?」「わかりませんなー」
わたし「と、といれって……わかります? ほら、あの、水洗……ああ、この際水洗じゃなくてもいいんですけれど、あのその……ぅう」
妖精さん「なにやらかきゅうのけん」「おいそぐひつようが?」「でもなー」「わからないものを、どうつくれと?」「いまじねーしょんたりんか」
わたし「わたし、ぺん、もつ。書く、妖精さん、つくる……」
妖精さん「すごい」「せっけいずですか」「これならばあるいは」「でも、おもしろきよかん」「とりかかるかー」「ざいりょうは?」
わたし「はぁ、はぁ……お、お願いしますね?」
妖精さん「ざいりょうは?」
わたし「へっ……」
妖精さん「ざいりょうは?」
わたし「…………」
158 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/23 23:50:47.27 RqjAoKvg0 58/63妖精さんGJ
わたし「ざ、ざいりょう……? そんなの、ないですぅ……」
妖精さん「それはこまった」「であればどすれば?」「うーん、ざいりょうふざいはな」「ちょっとはーど」
わたし「な、何とかそこをどうにかして、して……」
妖精さん「ぶんしょうがやばめ」「ようせいかすすむ」「ぼくらはかつてひとだった?」「あるいはいまも」「せかいとはゆめであるがゆえにー」「ふかそうだ」
わたし「ざ、ざいりょうがあれば……どうにかなるんですね? わ、分かりました」
わたし(材料があるか否か、これがこのお話のターニングポントとなりそうです……そう、進退を決める、重大な……)
材料があるか否か、あるいは別の可能性
>>167
167 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/24 00:00:02.00 1rm3QOwK0 60/63おまるが作れる程度ならある
わたし「これをっ!」
妖精さん「なんぞこれ」「なにー」「どうしろと?」「なんかいですな」
わたし「で、ですから材料です。まあ少し量は少ないかもしれませんけど……」
妖精さん「ちがうますな」「こういうんじゃなくてー」「ざいりょうがほしいんです?」「ぼくらがえらぶ?」
わたし「え、どういうことですか?」
妖精さん「なにかおかし」「くいちがいがしょうじております」「かみあいませぬ」「はがゆいきぶん」「ぼくらがまちがっているのでは?」「かんがえてみましょう」
わたし「ど、どういう……」ガク
妖精さん「あーー」「どした?」「なんぞ」「ざいりょうじゃなくて、さいりょうでは!?」「あーー!」「それだ!」「なるほどなー」「きさいあらわった」「うっかりみすです」
わたし「さ、宰領……」
さい‐りょう 〔‐リヤウ〕 【宰領】
[名](スル)
1 監督すること。取りしきること。また、その役。「請負工事を―する」「家事一切を―する」
わたし「宰領を、わたしに、決めて欲しかった……と……」
しかし、時既に遅し。
それに気付いた頃にはわたしは臨界点を突破しておりました。
今回の件から学ぶべき教訓があるのだとすれば、欲望に突っ走った結果は最悪な、思わぬ結果を招くかもしれないということです。
わたしは調停官である前に、ひとりの人間だったのです。こんな失態というか失禁を犯しても尚、平然と居られるはずもなく……。うう。
BAD END 01:過剰なまでの性欲は破滅を招く
175 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/24 00:16:22.45 LUStOiE10 62/63IDも変わったところで、丁度キリも良い感じで終わったし今日はこの辺りで終わりです
VIPの妖精さん達は、やっぱりエロという餌を前に簡単に屈するのでした
乙
180 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/07/24 00:27:17.53 LUStOiE10 63/63とりあえず次は二巻読み終わったら立てる
いつになるかは分からんけど、今週中なのはたしかです?
ついでに人退SSがふえると、とてもすばらしきかなとおもわれますなー

