ザザーン
妹「お兄ちゃーん」
兄「はーい」
妹「お兄ちゃーーん」
兄「はーーい」
妹「あはは、きゃっきゃっ」チャプチャプ
兄「楽しそうだな、来てよかった」
妹「お兄ちゃーーーん!一緒に遊ぼうよーー」
兄「はーい、今行くよ」
元スレ
妹「海水浴に行こう」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1323351723/l50
兄「何して遊ぶんだ?」
妹「私ボートに乗りたい」
兄「ちょうどあそこにあるじゃないか」
妹「ジュースとおやつ持っていくね」
兄「釣竿も持っていこうかな……」
妹「さ、行くよー」
妹「暑いね……」チャプチャプ
兄「日焼けどめ持ってる?」チャプチャプ
妹「あるよ。塗ってあげるね」
兄「く、くすぐったいな……」
妹「はい、次はお兄ちゃんの番ね」
兄「いいよ」
妹「待ってね、後ろ向くから……」プチ
兄「ブ、ブラ外すの?」
妹「だってぇ……後が残るの嫌だもん」
兄「ふむ……」
妹「背中からお願いね」
兄「背中『から』?」
妹「うん」
兄「はい、背中は塗り終えた」
妹「じゃあ前もお願いしようかな……」クル
兄「まて」
妹「だめ?」プルルン
兄「少しは隠せよ」
妹「いいじゃん、誰も見てないよ」プルルン
兄「うほ……」
妹「ほらはやくー」
兄「……」ムニュ
妹「へっへっへー……まんべんなく塗ってくれないと駄目だからね」
妹「お兄ちゃん、もっと強くしてくれないとくすぐったいよ」
兄「うぉお、指が沈む……」ムニュムニュ
妹「……ぁんっ……!」
兄「そういうのはやめろ」
妹「てへ、ごめん」
兄「ほら、これでいいか」
妹「あとは足かなぁ」
兄「なんと」
妹「横になるから、お願い」ゴロン
兄「……」ヌリヌリ
妹「もっと上までー」
兄「恥ずかしいんだぞ、こっちは」
妹「遠慮しなくていいのに」
兄「そんなこと言われても」
妹「せっかく二人きりで海に来たのに……」
兄「……」
妹「お兄ちゃん全然水着もほめてくれないし」
兄「可愛いよ」
妹「もー遅いもん」
妹「ほら、お兄ちゃんも横になろ?」
兄「……」ゴロン
妹「ふふ、ボートの床って狭いね」
兄「うん」
妹「でも、こうしてお空を見てると、すごく気持ちいいね」
兄「360度空だなぁ」
妹「ね、お兄ちゃん」
兄「なんだ」
妹「もっとくっついてもいい?」
兄「あぁ……」
妹「……」ギュッ
兄「……」ギュッ
妹「お兄ちゃん、寝ちゃった……」チャプチャプ
妹「可愛い寝顔だなぁ……」
妹「……」
妹「……ちゅっ……」
妹「えへへ……大好きだよ」
兄「ぐがーぐがー……」
妹「このままずっと二人でいたいなぁ……」
兄「ん……寝ちゃったか……」
妹「すーすー……」
兄「もう夕方かぁ……」
妹「すーすー…」
兄「そろそろ戻らないとな……」
兄「宿の飯が楽しみだ……さてオールを持って、岸に」
兄「……」
兄「岸ってどっちだ」
妹「ぐがー……お兄ちゃん……」
兄「大変残念なお知らせがあります」
妹「なぁにぃお兄ちゃん……まだ眠いよぉ……」
兄「あのな、言いにくいんだけど」
妹「ま、まさか……」
兄「そのまさかだ」
妹「お兄ちゃんの浮気者っ!私がいるのに彼女作るなんてっ!」
兄「いや違うし……」
妹「じゃあ何よー!」
兄「どうやら漂流したらしい」
妹「なーんだ、そんなことかぁ」
兄「そんなことってお前な」
妹「お兄ちゃんがいるから大丈夫だよきっと」
兄「いやいや、大自然の中ではあまりに無力だから」
妹「そうかなぁ」
兄「船が通ればいいけど、もう日が暮れそうだし」
妹「食べ物と飲み物ならあるからなんとかなるよ」
兄「おやつとジュースが少しあるだけじゃないか……」
兄「とりあえずその食料を大切にしてだ」
妹「グビグビ……そうだね」ゴクゴク
兄「アッー!」
妹「な、何っ!」ビクッ
兄「お前なぁ、水分が一番大事なんだから取っとけよ!」
妹「水ならそこらへんにいっぱいあるじゃん」ゴクゴク
兄「アッー!」
兄「海水の濃度はおよそ3%、体内の塩分濃度は0.9%なんだ。これがどういうことかわかるか?」
妹「よくわかんないけどお兄ちゃんが物知りなのは分かったよ」ゴクゴク
兄「だから飲むなって!」
妹「あ、空になっちゃった……」
兄「だめだこいつ……」
妹「海水汲んでおくから飲んでね」ザパア
兄「やめろー!」
兄「……うぅ、喉が乾いた……」チャプチャプ
妹「全然船も通らないね」
兄「仮に通ったとしてもこんなに暗くちゃな……」
妹「ほらお兄ちゃん、クッキー食べて元気だして」ボリボリ
兄「口が乾くからいらない」
妹「ねぇねぇ、せっかく二人きりなんだから何かしようよー」ユサユサ
兄「二人きりは二人きりだけどなぁ……」
妹「お兄ちゃん……」ギュッ
兄「よ、よせ……今はちょっとシリアスな気分だから」
妹「わたし、お兄ちゃんが一緒だから怖くないよ」ギュッ
兄「え……」
妹「きっとお兄ちゃんが助けてくれるって信じてるから」
兄「……」
妹「だから頑張ろ?」
兄「う、うん……」
妹「きっとどこかの海岸に流れ着くよ」
兄「だといいけどな……」チャプチャプ
妹「……もう寝よ?」
兄「もう少し船が通らないか見てるから。先に休みな」
妹「……うん。ありがと」
~翌朝~
兄「う……朝か……」チャプチャプ
妹「すやすや……」
兄「いでででで……慣れないところで寝たから体中が痛い」
妹「ん……ふぁあああ……」
兄「起きたか」
妹「あ……お兄ちゃんおはよ」
兄「よく眠れたか?」
妹「うん……ご飯食べたい」
兄「そんなものは無い」
妹「な、なんでー!」
兄「悪いけどただいま絶賛漂流中だ」チャプチャプ
妹「あ、そうだった……」
兄「一応釣りはしてみるけど、こんなとこでかかるか分かんないしな」
妹「魚よりお肉食べたいなぁ」
兄「うみねこでも捕まえればいいのか」
妹「それに歯磨きして顔洗いたいよーはやく何とかしてよー!」
兄「うわぁ……」
兄「うぅ……腹減った……釣れない」グギュルルル
妹「お兄ちゃん頑張れー」
兄「お前は何してるんだ?」
妹「することないから日光浴してるの」
兄「船が通らないか見てろよ!」
妹「通るわけないよ、こんなところ」
兄「いいから起きて見張っててくれ。船が通ったら大声だすんだぞ」
妹「はーい」
妹「ねーお兄ちゃんお兄ちゃんっ!」チャプチャプ
兄「船かっ!?」
妹「違うよ、おしっこしたい」
兄「なんだ……そんなもんその辺ですればいいだろ」
妹「その辺って?」チャプチャプ
兄「ボートのはしっこ」
妹「む、無理だよそんなの!お兄ちゃんのバカ死んじゃえっ!」
兄「このままだと死ねるけどな……」
妹「うぅ……絶対こっち向かないでね」
兄「水着をずらしてささっと済ませろよ」
妹「う……」チョロロロロ
兄「あ、ちょっと待って」
妹「な、ななな何するのぉっ!」チョロロロロ
兄「お前のおしっこ保存しとく。最悪おしっこでも飲まないと」
妹「いやっ!やめてよお兄ちゃんっ!変態っ!」チョロロロロジョロロロ
兄「我慢してたんだな、たくさんたまりそうだ」
妹「こ、こんなもの飲めるわけないでしょっ!」ポイッ
兄「アッー!」
兄「まったく……」チャプチャプ
妹「なんだかんだ文句言って飲んだくせに」
兄「あと一本か、これが俺たちの命綱だな……」
妹「喉渇いたから飲んじゃだめ?」
兄「今飲んだばっかだろ……少し我慢してくれ」
妹「お兄ちゃんはおしっこしないの?」
兄「誰も得しないしな……おっ」
妹「なに?」
兄「魚がかかったぞ、昼飯が食えそうだ」
妹「えー……お魚かぁ……」
兄「まだ自分の置かれてる状況を理解してないなこいつは」
兄「さてと、これをどうやって食うか」ピチピチ
妹「食べられるの?これ」
兄「多分」
妹「ふぅん」
兄「ナイフはあるから三枚におろして食べよう」
妹「ちゃんと焼いて食べようよー!」
兄「あいにくキッチンがなくてねぇっ!」
妹「やだー!生臭いー魚嫌いー!」
兄「生だとビタミンも摂れるから良いんだぞ」
兄「うむ……刺身をそのまま食べてる気分だ」ブジュルブジュル
妹「うげー……」
兄「我慢して食え。助かったら美味しいもの食べさせてやるから」ブジュルブジュル
妹「私はおやつの残りを食べるからいい」
兄「栄養が偏るぞ。水分補給にもなるしビタミンCも」ブジュルブジュル
妹「CCレモンがあるから平気だもん」プシュ
兄「ギャース」
兄「はぁ……最後の缶ジュースを失った……」チャプチャプ
妹「ジュースが無いなら海水を飲めばいいじゃない」
兄「肝臓壊すぞ……それよりは尿だ」
妹「……そ、そんなに私のおしっこが飲みたいの……?」
兄「へ?」
妹「そういうプレイがあるのは知ってたけど……お兄ちゃんもそういうのが好きだったんだね」モジモジ
兄「暑さで頭がやられたのか」
妹「ま、まってね……」スルスル
兄「おいこら」
妹「は、はい……どうぞ……」カパァ
兄「どうしろと」
妹「だ、だから……おしっこ」
兄「何で直に飲まなきゃいけないんだよ」
妹「え……違うの?」
兄「さっきの缶にしといてくれ。最悪あとで飲むから」
妹「それは何かイヤッ」
兄「どう考えてもこっちのほうが嫌だと思うけど」
妹「はやくぅ……私……出そう……」モジモジ
兄「くぅ……背に腹は変えられん」
兄「口開けてればいいのか?」
妹「うぅ……それはやだ」
兄「じゃ、どうすんだ」
妹「直接くち付けて……?」
兄「へっ」
妹「だから、おしっこがでるところに、直接……」
兄「それはちょっと」
妹「だって、お兄ちゃんの顔めがけておしっこなんてできないよぉ」
兄「気にしなくていいから。俺ほとんど水分とってないんだぞ」
妹「イヤだーっ!口つけてっ!」
兄「わかったわかった……」チュッ
妹「ひっ……」ビクン
兄「こふぇふぇいいのふぁ(これでいいのか)?」ムグムグ
妹「ひっ……あっ……う、うん……」ビクン
兄「はやふひへふへ(はやくしてくれ)……」
妹「が、頑張るから舌は動かさないでっ……!」
兄「ふぁふぉふふぉ(頼むぞ)」
妹「んっ……!」
兄「……」
妹「んっ……ふぁ……!」
兄「……」
妹「だ、だめぇ……やっぱりできないよぉ……」
兄「おい」
妹「だ、だって出来るわけないよ……」
兄「お前がしろって言ったんじゃないか」
妹「無理だよぉっ!」
兄「確かに難しい要求だが、ひと1人の命がかかってるんだ」
妹「お、お兄ちゃんは私におちんちんくわえさせながらおしっこ出来る?」
兄「できる」
妹「じゃ、やってみてよっ!」
兄「こら、海パン脱がしてどうする」
妹「……ぱくっ」カプ
兄「アフッ」
妹「ほふぁ、ふぁやくぅ(ほら、はやくぅ)……」カプカプ
兄「ま、待て」ムクムク
妹「できないでひょおっ(できないでしょおっ)」カプカプ
兄「この状況で勃起するなんて……死が近いのか?」ムクムクムクムク
妹「む……おおひふはっへひは(おおきくなってきた)」ムグムグ
兄「もういい、俺が悪かった」
妹「……これ、面白ーい」シュッシュシュッシュ
兄「しごくな。今は大事なカロリーを消費したくない」
妹「ちぇ」
兄「こんなバカなことをしているうちに2日目の夜に」チャプチャプ
妹「ぐーぐー……」
兄「どうも漂流してる緊張感に欠けるな、こいつは……」
妹「すやすや……」
兄「うぅ……腹へった…確か、まだおやつが残って……」グギュルルル
妹「ぐぅぐぅ……おなかすいた……」
兄「……」
妹「くぅくぅ……」
兄「はぁ、寝るか……」グギュルルル
~翌朝~
妹「お兄ちゃん起きてー!」チャプチャプ
兄「ぐぅ……何だよ、体力温存しとかないと……」
妹「島が見えるよー」
兄「なにぃっ!」ガバァッ
妹「助かったね」
兄「あぁ……最後の力を振り絞ってオールをこぐぞ!」
妹「頑張れお兄ちゃーん」
兄「お前もこげよ」ギコギコ
妹「私はキャラじゃないからやめとくよ」
兄「お前映画だったら寄生して最後まで生き抜くタイプだな」ギコギコ
妹「あと少しー」
兄「よっしゃー!」バシャバシャ
妹「あはははは!さすがお兄ちゃんだねっ!」バシャバシャ
兄「ふはは、実質魚一匹釣っただけだけどな」
妹「そんなことないよ……私1人だったらきっと怖くて……」
兄「うぅむ、俄然お前が可愛く見えてきた」
妹「さ、助けを呼びに行こう」
兄「だなぁ」
妹「どこに行けばいいのかな?」
兄「……さぁ」
妹「えっ」
こうして妹は
二度と海水浴に行こうと言わなくなったとさ
めでたしめでたし

