キルア「はい!はい!はい!はい!」
ゴン「モタリケさんの!ちょっといいとこ!みてみたいー!」
モリタケ「もうやめよう…オレオレ詐欺なんて…」
キルア「なにいってんだよ!!
金がないとチョコロボ君がかえねーんだよ!」ドスッ
モタリケ「ぐっ…」
ゴン「キルア、こいつちゃっかり凝でガードしてるよ」
キルア「ああ!?マジでこいつむかつく!
あこのブラックゴレイヌみたいになりたくなかったら、黙っていうこときけよ!」
モタリケ「わ、わかった、わかったから!」
元スレ
ゴン「モタリケさんの!ちょっといいとこ!みてみたい!」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1270616961/
ゴン「さっさとやれよ」
キルア「じゃあゴンがジャンケングーいい終える前にかけろよ
いいな?」
ゴン「ジャーン」
モタリケ「!!」
ゴン「ケーン」
モタリケ「…!」ピポパポ
ゴン「g」
モタリケ「もしもし!!オレだよオレ!!!!!」
キルア「オー!ぎりぎりセーフ!」
ゴン「あぶなかったね」
レオリオ『ああ?誰だよてめぇ』
モタリケ『オ…オレだよオレ…』
レオリオ『だから誰だよ!』
モリタケ『オ…オレ』
レオリオ『ふざけんじゃねぇ!!』
キルア「おいグズなにやってんだよオイ
早くしろ」
モタリケ(オレが一体何をしたってんだ…
グリードアイランドから出られたと思ったら、こいつらに連れられて)
レオリオ「しね!」ガチャッ
モタリケ「あっ」ツー…ツー……
ゴン「こいつ本当に要領わっるいなぁ」
キルア「はぁー、こいつマジでつかえねー」
キルア「次でだめだったら感電死させるぞ?」
ゴン「ちょっとキルア!」
キルア「なんだよ!」
ゴン「臓器は傷付けないでよ?
高く売れるんだから」
キルア「分かってるよ」
モタリケ(臓器だと?)
モタリケ(臓器なんて売ろうと思っても売れるようなもんじゃない
ドラマやアニメじゃないんだ、ただのハッタリに決まってる)
モタリケ(それに仮にオレを殺せば犯罪者!
よくて大怪我ですむはず…)
キルア「もしかして、臓器を売るなんて出来ないとでも思ってる?」
モタリケ「…!」ギクッ
キルア「オレの知り合いに医者いるんだよね
レオリオ ってやつ」
キルア「そいつさぁー、色んなところに顔きくから結構いい値で売れるんだー♪」
ゴン「どうでもいいからはやくしてよ」
モタリケ(こいつらの目、マジだ…)
ゴン「おい」
モタリケ「は、はいいぃぃい」ピポパポ
おばあさん「もしもし」
モタリケ「俺だよ…俺…」
キルア(今にも消え入りそうな声…やればできるじゃん!)
おばあさん「ゴンかい!?」
モタリケ「あ、ああ
実は車で人ひいちゃって…示談で済ませてせてくれるって」
おばあさん「いくら!?いくらいるんだい?」
モタリケ「」チラッ
キルア「500万ゼニーだ」コソコソ
モタリケ「500万ゼニー…」
モタリケ「じゃあ指定の口座を言うからそこに…」
プルルルル
キルア「電話…?───ビスケ!?」
キルア「ゴン、ちょっと」クイッ
ゴン「誰からの電話?」
キルア「ビスケ…」
ゴン「!?」
キルア「とりあえず電話でるな」
キルア「もしもし」
ビスケ「電話は1コール以内にでる!
そういったわさ!?」
キルア「ごめん…それで用件は……?」
ビスケ「金」
キルア「え」
ビスケ「そうねー、一億ゼニーくらい欲しいかしら」
キルア「そんな急に無理だよ!」
ビスケ「あら残念、今日がキルアの命日に…ねぇ」
キルア「分かったよ!分かったからさぁ…」
ビスケ「じゃ、よろしく頼むわさ」ガチャッ
ゴン「──い」
キルア「ゴン?」
ゴン「許せない!」
ゴン「いくら元師匠とはいえこんなの許せないよ!」
モタリケ「500万ゼニー振り込まれたみたいなんでおろしに行ってきます」
キルア「逃げんなよ」
ゴン「こんな汚いやり方…!」ギリッ
キルア「落ち着けよゴン
俺たちじゃ逆立ちしたって勝てやしない」
ゴン「キルアはそれでいいの!?
このまま搾取される側でさぁ!」
キルア「俺だっていやだよ!搾取する側になりたいさ!
食物連鎖の頂点になりたい!」
ゴン「じゃあ、なろうよ」
キルア「え?」
ゴン「食物連鎖の…頂点に!」
キルア「その様子だと…」
キルア「なにか手がありそうだな」
ゴン「クラピカを使おう」
キルア「クラピカ?
確かに強いけど、アレは旅団げんt…まさかッ!」
ゴン「そう、そのまさか」
ゴン「都合のいいことにヒソカもクラピカもここにいる
駒は全部そろってる!」
キルア「勢いに乗って言っちゃったんだけど、つまりどういうことだなんだ?」
>>18
どういうことだなんだじゃなくて
どういうことなんだ です
ゴン「カクカクシカジカ」
キルア「そういう事か!
でも、ヒソカが協力してくれるかぁ?」
ゴン「その点は大丈夫だと思うよ
俺、ヒソカのお気に入りだし」
キルア「そうか、なら早速作戦開始!」
ゴン「じゃあ俺はヒソカを呼ぶから、キルアはクラピカとビスケをお願い」
キルア「おう!」
かくして二人の一世一代の大勝負が始まろうとしていた…
キルア「」ピポパポ
キルア『もしもし、クラピカ?』
クラピカ『私の携帯にかけているのだから、私が出るのは当然だろう』
キルア『そりゃそうか、所で凄い事を聞いた』
クラピカ『凄い事…?』
キルア『ああ、団長が今夜0時に浄念するらしい
場所もハッキリと分かってる』
クラピカ『それは本当か?』
キルア『ああ、かなり信頼できる情報だ
分けあって誰から聞いたか、名前を出すことはできない』
クラピカ『そうか』
キルア『そして、その解除念師は元旅団、クルタ族の虐殺にも参加していたらしい』
クラピカ『──ッ!!』
キルア『あと条件が一つ
除念師のほうはかなり勘が鋭い』
キルア『だから、一人できてくれないか?』
クラピカ『ああ、分かった
というより最初からそのつもりだった』
キルア『そうか…じゃあ後は場所と時間を伝えてきる
場所は流星街のはずれにあるバー』
キルア『名前はレインボーゴレイヌ
時間は、少し早めの10時だ』
クラピカ『分かったよ。じゃあなキルア』ガチャッ
キルア「ふぅー」
キルア「あとはビスケ、っと」ピポパポ
キルア『もしもし?金は流星街のレインボーゴレイヌって所で渡す
時間は9時きっかりだ』
ビスケ『分かったわさ』ガチャッ
キルア「ゴン、終わったか?」
ゴン「ああ、OKだって」
キルア「じゃあ早速レインボーゴレイヌにいこう
遅れでもしたら台無しだ」
ゴン「それより何か忘れてるような…」
キルア「忘れてるって事はたいしたことじゃないんだろ
別にいいじゃん」
ゴン「それもそうだね!」
─レインボーゴレイヌ──
キルア「よう、ゴレイヌ!
ここで店やってるって聞いたから来てみたぜ」
ゴレイヌ「おお!キルアに…ゴンか!そういえばGI以降あってなかったな」
ゴン「へー、結構いい店じゃん」
キルア「ビスケとヒソカが来るまであと20分か」
ゴン「俺、オレンジジュースのソーダ割りね」
キルア「じゃ、俺おいしい牛乳のストレートで」
ゴレイヌ「おう、じゃんじゃん飲んでくれよな!」
カランカラン
ヒソカ「やあ、ゴン」
ゴレイヌ「おお、そういえばヒソカともGI以降あってなかったな」
ヒソカ「君は話かけないでくれ
腐りきった果実に興味はないよ」
ゴレイヌ「…」
ヒソカ「それで相談っていうのは?」
ゴン「ビスケって知ってるでしょ?GIで一緒にレイザーと戦った」
ヒソカ「ああ、君たちの師匠か」
キルア「気づいてたのかよ!?」
ヒソカ「まあね、雰囲気で大体わかったよ」
ゴン「それで、本題に入るんだけど」
ゴン「単刀直入に言うよ
ビスケの背中に蜘蛛のマークをつけて欲しい」
ドッキリテクスチャー
ヒソカ(まだゴンに薄っぺらな嘘の事は教えていないはず…)
ゴン「ヒソカは昔旅団に入っていた
刺青や何かで書いていたとしたら、あんなにキレイにはがれるはずがない」
ヒソカ「みていたのかい?」
ゴン「ああ、それにあんなに成功に作るにはおそらく念でないと無理
でもヒソカがわざわざ他人に頼んでそんなまどろっこしい真似をするとも思えない」
ゴン「だからあれはヒソカの念の一種!
全部俺の勘だ!でも間違っているとも思えない!」
ヒソカ「いいねぇ…ゾクゾクするよ
思わず壊したくなっちゃうほど…」
ヒソカ「成長したね、ゴン
いいだろう、手伝ってあげる」
ヒソカ「でもいくら薄っぺらな嘘でも服の上から肌に直接貼り付けるのは無理だ」
キルア「その点は大丈夫だな」
ゴン「だね」
ヒソカ「おや、どうしてだい?」
ゴン「ビスケは酔うとすぐ脱ぎたがるんだ」
キルア「特にいい男見つけた場合は酷いよな
ほろ酔いでもすぐ脱ぐもん」
ゴン「だから大丈夫!」
カランカラン
ビスケ「キルア!かn…」
ビスケ「ハッ!」
ヒソカ「やあ、久しぶりだね
とりあえず僕の隣に座らないかい…?」
ビスケ「オホホ…喜んで!」
キルア「ヒソカもよくやるよなー」コソコソ
ゴン「ヒソカには感謝しなくちゃね!」コソコソ
ビスケ「マスター!とりあえず強い酒なんでもいいからちょうだい!」
ゴレイヌ「はいよ!ホワイトゴレイヌ!」
ホワイトゴレイヌ「」
ゴレイヌ「お客さんに酒を運んでやれ」
ホワイトゴレイヌ「」のしのし
ゴレイヌ(そういえばブラックゴレイヌが突然消えたな…)
ビスケ「ゴクゴク…プハァー!」
ビスケ「ちょっと…酔っちゃったみたい///」ヌギヌギ
ヒソカ(あらら、本当に脱ぎ癖があるんだね)
ビスケ「もう全裸になっちゃうわよー!オホホホホ」ヌギヌギ
ヒソカ「僕はちょっとトイレへ行ってくるよ」
ゴン「うん、いってらっしゃい」
キルア(9時40分、少し急がないとやばいな)
キルア「わりーゴン、俺もトイレ」
─トイレ──
キルア「なぁヒソカ」
ヒソカ「分かってる、早く薄っぺらな嘘をつければいいんだろう」
キルア「……気づいてた?」
ヒソカ「二人ともソワソワしてたからね」
キルア「そっか、つけた後は悪いんだけど、出て行ってほしい」
ヒソカ「分かったよ」
キルア「サンキュー!恩にきるぜ」
ヒソカ「薄っぺらな嘘!」
キルア(おーすげー)
ヒソカ「ちなみに、触ると多分バレるから」コソコソ
キルア「おっけー!分かった」
キルア「作戦は順調だ
次の段階にいくぞ」コソコソ
ゴン「分かった、時間がないから手っ取り早い方法でいこう」コソコソ
キルア「俺はビスケ、お前はゴレイヌとホワイトゴレイヌだ」
ゴン「おっけーじゃあ45分になったら決行しよう」
5
4
3
2
1
ゴン「最初はグー!」
ゴレイヌ「ゴン?」
ゴン「ジャン!」
ゴン「ケン!」
ゴレイヌ(間違いない…こいつ俺を殺る気だ!
それにしてもとんでもないオーラの量だ…)
ゴレイヌ(避ける?…否ッ
この狭い店内で逃げ回ることは不可能…導き出される答えは…凝!)
ゴン「パー!」
ゴレイヌ(間に合っ…違うッ!これは布石だ…
本命を繋ぐためへの布石!マンマとはめられてしまった!)
ゴン「ジャン!」
ゴレイヌ(マズイ!あんなのを食らったら大怪我…否!
死!避けるしか…!チクショウ!ブラックゴレイヌがいれば…!)
ゴン「ケン!」
ゴレイヌ「間に合え!」シュッ
ゴン「グー!!!!」
ゴレイヌ「ウッウウウウアアアアアアアアアアアアアアアアア」
─キルア視点──
キルア(ゴン、うまくやってくれよ!)
キルア「おい、ババア」
ビスケ「あ?なんだって?」ピキッ
キルア「聞こえなかったか?バ・バ・ア☆」
ビスケ「テメェぶっ殺してやる!」ドドドドドド
キルア「素っ裸で本当の姿になるなよ気持ちわりぃ!」
ビスケ「金はどうした?金を渡せば許してやるわさ」ビキビキ
キルア「許す?はぁ?何勘違いしてんだよババア!
ババアに渡すかn」ドスッ
キルア(脇腹数本いったか…
これでいい!後はゴン…)
ゴン「おい!ババア!キルアに手をだs」ドゴッ
ゴン「ぐあっ…」
キルア(条件は整った!)
カランカラン
クラピカ「同胞を殺した上に仲間まで傷つけるとは…」
クラピカ「……もはや罵倒の言葉すら生ぬるい」
クラピカ「師を持って償え!」
ビスケ「鎖…?」
ビスケ(あのオーラ量は一体…
下手をすれば私をも超えている)
キルア「ごめん…見張ってたら見つかって」
クラピカ「もういい、しゃべるな
私の仲間に手を出してくれたお礼、存分にうけとるがいい!」
ビスケ「な…わたしが…しn」バタッ
クラピカ「だいじ…!?
心臓が…」
キルア「ごめん、実はあの話全部嘘」
クラピカ「…」ドサッ
キルア「じゃ、三人の死体を捨てに行くか」
ゴン「そうだね、悪かったねクラピカ」
キルア「あ、そうだ!クラピカの目ぇくりぬいとくか!」
ゴン「いいね!」
>>44
師じゃなくて死だ
キルア「これで俺たちは誰からも搾取されない!」
ゴン「とうとう俺たちは…」
キルア・ゴン「食物連鎖の頂点に立ったんだ!」
キルア
×
搾取
×
食物連鎖!
完!