向日葵「突然何を言い出すんですの? 暑さで頭がおかしくなったのですか?」
櫻子「3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …」
向日葵「さ、櫻子が円周率を! 円周率を暗唱してますわ!! あなたいったい誰ですの!? 櫻子の皮を被ったニセモノ! 本物の櫻子はどこですの!?」
元スレ
櫻子「『私、未来から来た』って言ったら……笑うか?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342792968/
櫻子「落ち着け向日葵。私は本物の櫻子だが……さっき言ったとおり、未来からやってきた」
向日葵「み、未来……から?」
櫻子「ああ。正確には、記憶だけを過去の自分に飛ばした……いわゆるタイムリープってヤツだ」
櫻子「私は、20年後の未来からやってきた」
向日葵「そん……な……! い、いくらなんでも信じられませんわ!」
櫻子「3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …」
向日葵「ああっ! やめてください! おバカだった櫻子が……こんな……」
櫻子「頼む向日葵……信じてくれ」
向日葵「ど、どうやら……信じるしかないようですわね……」
櫻子「20年後の私は、天才科学者になってタイムリープマシンの開発に成功したんだ」
櫻子「そうして……過去へ、やってきた」
櫻子「すべては……向日葵を救うために」
向日葵「わ、私を……救う?」
櫻子「ああ。向日葵は明日、ちなつちゃんとデートに行くだろ?」
向日葵「デートだなんてそんな……私はただ…」
櫻子「その時に、向日葵は交通事故に巻き込まれて死ぬ」
向日葵「なっ!?」
櫻子「だから、明日のデートは中止にして欲しい。夏休みの宿題に追われている私の手伝いでもして、明日はおとなしく過ごして欲しいんだ……。明日になれば、未来の私の記憶は私の中から自動的に消えるから」
向日葵「で、でも……」
櫻子「頼む!」
櫻子「私は向日葵に、死んで欲しくない……」
向日葵「櫻子……」
向日葵「未来から来たなんて、ウソですわね?」
櫻子「」ギクッ
向日葵「私に宿題を手伝わせようと、こんなことを企んだのでしょう?」
櫻子「な、なんのことかな?」ギクギクッ
向日葵「タイムマシンを開発するほどの天才科学者なら、その理論くらい多少は説明できますよね?」
櫻子「え、えーっと……3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …」
向日葵「それはもういいですわ!」
櫻子「」ビクッ
向日葵「普段の櫻子があまりにもおバカだったから、すっかり騙されてしまいましたわ……! 円周率の暗記くらい、いくら櫻子でも一週間あればそれくらいできますわよね?」
向日葵「それに、円周率の暗唱なんて途中から適当に言ってもバレないですし……」
櫻子「ぅう……うるさいうるさいうるさい! 私は未来から来たの! 未来人なの! 円周率だってちゃんと覚えたの!」ジタバタ
向日葵「やっと本性を表しましたわ」
櫻子「しまった!」
向日葵「本当にあなたは……」ハァァ
向日葵「円周率を暗記してまでこんなくだらないことをするなら、どうして夏休みの宿題を進めておかないのですか!」
向日葵「本当にあなたはバ…」
櫻子「違うもん!!」
向日葵「!?」ビクッ
櫻子「夏休みの宿題なんて関係ない。私はただ、向日葵に……」
櫻子「向日葵に、他の女の子とデートなんてして欲しくなかったんだもん……」グスン
向日葵「さ、櫻子!? あなた何を///」
櫻子「ちなつちゃんとデートなんかしないでよ! 向日葵は私だけを見てればいいんだから! ぅう……うわぁぁぁぁぁん……!」ボロボロ
向日葵「お、落ち着いてください櫻子!」 オロオロ
向日葵「あ、あれはデートなんて大げさなものではありませんわ! 吉川さんが船見先輩にプレゼントしたいものがあるらしいので、協力してあげるだけで……」
櫻子「ほ、本当に……?」グスン
向日葵「本当ですわ」
櫻子「だってだって! 向日葵ったら、あんなにウキウキしてたじゃんか! どーせちなつちゃんに下心あるんでしょ?」
向日葵「あっ、アレは!? その……」モジモジ
向日葵「私もついでに、プレゼントを買おうと思ってましたから、それが楽しみで……///」
向日葵「……櫻子宛ての///」ポッ
櫻子「えっ!?」
向日葵「ですから……櫻子へのプレゼントを買いに行くのが楽しみで、浮かれていただけですの!///」
櫻子「ホントに……ホントにホント?」
向日葵「ほ、本当ですわ!///」
櫻子「信じていいの?」
向日葵「しつこい!」
櫻子「ひ、向日葵は私のこと……好き?」
向日葵「当然ですわ!」
櫻子「えっ!?///」
向日葵「 ……って何を言わせるんですの!? 櫻子のバカっ///」
櫻子「あっ、えっと、その……つい……///」
向日葵「いいいい今のは忘れてください!忘れないとたたたタダじゃおきませんわよ!」アワアワ
櫻子「私も……私も向日葵のこと好き!」
向日葵「なっ!?」
櫻子「向日葵のこと好きだから、こんなことしちゃったの! だから……ごめん」
向日葵「もうっ……」
向日葵「赦しますわ。櫻子……」
向日葵「ですから、その……///」
向日葵「赦してあげるかわりに、私のこと……ずっとずっと、好きでいてください……///」
櫻子「う、……うんっ!///」パァァ
櫻子「大好きだよ……向日葵///」ニコッ
向日葵「わ、私も……ですわ///」ニコッ
おわりです


最近頭から離れなくなってもどかしいんだ!この想いを何処にぶつければいい、答えろ!答えて見ろルドガー!!