シャア「私は友達が少ない」
元スレ
シャア「私の妹がこんなにかわいいわけがない」
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アムロ「まぁだ言ってるよあいつ」
カミーユ「もはや病気ですね。アムロさん友達になってあげたらどうですか?」
アムロ「うーん、シャアが死んだら考えてやるよ」
カミーユ「遠回しに拒絶しないで下さい」
シャア「友達とはどうやって作るんだ?」
カミーユ「それを僕たちに聞くのもどうかと思いますけど‥‥」
アムロ「カミーユなんて女以外友達いなさそうだもんな。爆発しろこの野郎!」
カミーユ「腹の立つこと言わないで下さいよ!」
カミーユ「ていうか大尉には友達いるじゃないですか?」
シャア「え?アムロ?」
アムロ「違うよ。あいつだろ?紫色の‥‥」
シャア(否定された‥‥)
カミーユ「そうです。僕みたいな髪型のー」
シャア「そんな奴いたかな」
アムロ「いただろ?あー、と。ガルマ?だっけか?」
カミーユ「そんな名前でしたね」
シャア「‥‥‥なんだガルマか」
カミーユ「ほらお友達でしょう?」
シャア「ガルマは友達とは違うな」
アムロ「良き友人とか言ってただろ」
シャア「言ったか?」
アムロ「覚えてないのかよ‥‥」
カミーユ「むしろなんでアムロさんが覚えてるんですかね」
シャア「とにかくだ。このままではいけない気がする」
カミーユ「どうするんです?」
シャア「カミーユ。私の友達になってくれないか?」
カミーユ「10歳下の部下に何言ってんのだよあんた」
シャア「‥‥そうか?私と君は殴り合った仲ではないか」
カミーユ「気持ち悪い言い方しないで下さい」
アムロ「情けな過ぎる‥‥」
シャア「まぁカミーユは保留で。他のメンバーにも私の友人になってくれる様に頼むか」
アムロ「それがいーんじゃね?」
アムロ「じゃあ僕は帰るんで」
カミーユ「僕も」
シャア「だめに決まっているだろ。貴様達もついて来い」
アムロ「あ?」
シャア「ついて来なければカミーユは解雇。アムロは降格」
カミーユ「‥‥‥大人って‥‥」
アムロ「ふざけんなよ今日は僕の部屋に梓にゃんが待ってるんだ!」
シャア「さぁまずは誰に話しかけようか」
カミーユ「ここの会社。人は多くても大尉と気が合いそうな人はあまりいないでしょうね」
シャア「全くだ。皆愚民育ちだから仕方がないがな」
アムロ「あ。いい奴がいるじゃん?」
アムロ「袖付の首魁してる奴」
シャア「生理的に無理」
アムロ「なんでだよ」
シャア「あのカリフラワーみたいな髪型が無理」
カミーユ「声も雰囲気も大尉そっくりじゃないですかあの人」
シャア「いや全然似てないぞ。私の方が色々と美しい」
カミーユ「はあ‥‥」
アムロ「お前食わず嫌いしてる立場じゃないだろ」
カミーユ「そうですよ。話してみたらどうです?」
シャア「無理無理。話してる間に失神する」
アムロ「もうそのまま○ねよ」
シャア「他に候補は?」
カミーユ「あー。じゃあこのゼクスって人は?」
シャア「ふむ」
シャア「ほう。中々の顔立ちだ」
カミーユ「どう見ても大尉よりイケメンですけどね」
アムロ「おら決まりだな。じゃあこいつの所に行けよ」
シャア「うーーむ」
カミーユ「今度はなんですか?」
アムロ「早く帰ってアイマスしたいんだけど」
シャア「確かに顔は問題ない。しかし、話が合わなさそうではないか?」
カミーユ「そうですか?この人もかなり妹好きみたいですよ」
シャア「な、アルテイシアの事がか?!」
カミーユ「違いますよ馬鹿。ゼクスさんもシスコンらしいです」
アムロ「話ちゃんと聞けよ馬鹿」
シャア「誰が馬鹿だ屑共が」
シャア「その情報はどこからきている?」
カミーユ「ああ。ヒイロからですよ」
アムロ「‥ヒイロって‥‥‥お前、意外とコミュ力あるんだな」
カミーユ「当たり前でしょ。僕だって同い年ぐらいの男なら普通に話しかけれますし」
シャア「私は無理だな」
カミーユ「大尉の年ぐらいになるとあまり良い性格の人いませんもんね」
アムロ「もう良いだろ。さっさとこのゼクスがいる所に行こう」
シャア「まぁ、そうだな」
カミーユ「早く終わらせましょう!」
ハマーン「‥‥‥‥‥っ!‥」ティキーン
マシュマー「ハマーン様?」
ハマーン「キュベレイ(車)を出せ!」
マシュマー「え、あ、はハイィ!」
===株式会社 OZ===
シャア「着いたな」
アムロ「ああ。お前の我が儘でこんな見ず知らずの土地まで来るとは」
カミーユ「これ殴っちゃってもいいですよね?」
アムロ「ああ僕も殴らせてもらう!」
シャア「ええい!いきなりストレスを‥‥!!むっ!」ティキーン
シャア「このざらついた感じは‥‥‥!!」
ハマーン「久しぶりだなシャア」
シャア「やはり‥‥ハマーン‥‥」
アムロ「ドカーン!」
ハマーン「そして俗物共よ」
カミーユ「なんでハマーンがこんな所に‥‥??」
アムロ「すべった‥‥」
ハマーン「貴様等三馬鹿の感じは嫌でも感じ取ってしまうのでな」
カミーユ「アクシズでは三馬鹿って呼ばれてるのかよ‥‥」ガーン
シャア「ほう?それでなんの用だ?」
ハマーン「‥‥‥‥‥ふふふ‥‥ははははは!!」
カミーユ「」ビクッ
シャア「何が可笑しいのだ!」
ハマーン「ふふふ‥‥‥貴様を笑いに来たのだよ‥‥」
シャア「何‥‥‥!?」
カミーユ「アムロさん何黙ってるんです?」
アムロ「ほっといてくれ‥‥僕はだめな方の人間なんだよ‥‥」
カミーユ「は?」
ハマーン「そんなにおともだちがほしいのか?(笑)」
シャア「!!!」
ハマーン「親しい友人がいないとは、寂しい奴だな(笑)」
カミーユ「うわぁ酷い言い方」
ハマーン「本当の事だろう?否定出来るのか貴様」
カミーユ「なんもいえねぇ」
シャア「ふふふ‥‥‥言ったなハマーン‥‥‥」
ハマーン「?」
シャア「お前にはいるのか?何でも話せる友人とやらは‥‥?」
ハマーン「!!?な、んだと?」
シャア「貴様にはいるのかと聞いている」
ハマーン「当たり前だろう?わ、わわ私にだって‥‥‥」
シャア「ほーお?ならばお名前を教えては下さらないかしら?」
カミーユ「落ち着いて下さい大尉。気持ち悪いです」
ハマーン「私の部下でマシュマー‥‥‥」
シャア「部下は無しだぞ」
ハマーン「何っ‥‥!?」
シャア「当たり前だろう?部下は部下だ。友人ではない」
カミーユ「さっき必死で僕に友達になれと言った人とは思えませんね」
ハマーン「‥‥‥‥‥ふんっ!それは貴様の部下だけだ!」
シャア「‥‥‥‥何?」
ハマーン「貴様の様な低俗では良き部下は出来ないと言う事だ。私の部下は貴様の部下とは違い、信頼感が高い」
シャア「ざ、戯れ言を‥‥!!」
ハマーン「私は貴様程部下を見殺しにしてはいないしな」
アムロ「そうなの?」
カミーユ「ZZ観たことないから解りません」
ハマーン「だから私には友人などいらんのだ」
シャア「‥‥‥‥何?」
カミーユ「え、いないんですか?」
ハマーン「いないんでは無い。いらないだけだ!」
カミーユ「‥‥‥難しすぎる‥‥‥」
アムロ「で、なんの話してんの?」
カミーユ「簡単に言うと、ハマーンは大尉の事を笑えないってとこです」
ハマーン「‥‥なんだと!?」
カミーユ「結局お前も友達いないじゃないか」
ハマーン「‥‥‥ぐ‥‥ぐぐ!」ギロッ
アムロ「なんだそりゃ」
シャア「時間の無駄だったな」
シャア「こんな女無視して早く行くぞ」
ハマーン「‥‥‥‥‥‥」
カミーユ「‥‥‥いや待って下さい大尉」
シャア「なんだ?」
カミーユ「大尉とハマーンが友達になったらいいじゃないですか」
ハマーン「な‥‥‥なに‥!!///」
アムロ「ありきたりな展開だなぁ。飽きちゃうよもう」
シャア「何故私がこいつと友達にならなくてはならないのだ!?」
ハマーン「‥‥‥!?そ、そうだ‥‥‥シャアなどと!」
カミーユ「だってお二人共気が合ってますし、正直ゼクスさんなんかより仲良くなれると思いますよ」
ハマーン「‥‥‥‥‥仲良く‥‥‥?」ドキドキ
シャア「冗談では無い!」
アムロ「まぁ確かに。友達ってより恋人みたいな感じだけどな‥‥爆発しろ!」
ハマーン「な、な、‥‥‥!?恋人だと!?!?そんな‥‥」ドキドキ
シャア「‥‥‥‥‥‥もういい」
カミーユ「へ?何がです?」
シャア「‥‥‥‥萎えた」
カミーユ「はあぁ?」
アムロ「萎えたってなんだよ」
シャア「ハマーンのせいで、もう友達(笑)などどうでもよくなった。帰るぞ」
カミーユ「なんですかそれ」
ハマーン「‥‥‥おい」
シャア「良かったなハマーン。貴様の思惑通りになって。わざわざ邪魔しにここまできたのだろ?」
ハマーン「‥‥‥‥‥‥」
ハマーン「‥‥‥‥‥‥」
シャア「ほらお前達。早く百式(車)に乗れ」スタスタ
カミーユ「い、いいんですか?」
シャア「だからもういいと言っているだろ?置いて帰るぞ」
アムロ「お前マジふざけんなよ‥‥何しに来たんだよ」スタスタ
ハマーン「‥‥‥‥‥‥‥」グズッ
マシュマー「は、ハマーン様?どうなさ‥‥‥‥!?!?」
ハマーン「‥‥‥!!泣いてないぞ‥!!」グシグシ
マシュマー(は、ハマーン様‥‥‥シャアめ‥‥!!!)
ハマーン「何をしているマシュマー!私たちもアクシズへと戻るぞ!!」
マシュマー「は、はい!(絶対に許さんぞシャア‥‥!!!)」
マシュマーがは、ばっか使ってるね‥‥
==車内==
カミーユ「そんな性格じゃあ友達なんて出来ませんよ大尉」
シャア「お前に言われたくない」
カミーユ「彼女泣いていたじゃないですか」
シャア「こっちが泣きたい‥‥‥」
アムロ「もう友達なんていらないだろ。つーかいつ帰れるんだよ!」
シャア「あと2時間ぐらいで着く」
アムロ「ぐらいじゃないだろ‥‥‥あぁぁ‥‥アイマス出来ないじゃないか」
シャア「そんな下らんゲームなどするから友達が出来ないのだ」
アムロ「お前に言われたくない」
カミーユ「あ、今の会話凄く友達っぽいですよ」
シャア「ちょっと嬉しい」
カミーユ「お二人共、気持ち悪いぐらい仲良しなんだからもういいじゃないですか」
アムロ「全然よくないだろ‥‥こんなシスロリコンと友達なんてなれない」
シャア「‥‥‥アムロが友達と認めるまで帰さないぞ」
アムロ「いい加減にしろシャア!車路肩に止めろ!ぶん殴ってやる!」
シャア「上等だ」
カミーユ「ええ!?だめですよ!止めないでくださ‥‥‥うわわわ」キキィーッ
アムロ「よっしゃ降りろゴルァ」ガチャッ
カミーユ「大尉!アムロさんの瞳が本気過ぎますって!!」
シャア「あれはアイマス禁断症だな」
カミーユ「何余裕ぶってるんですか!」
カミーユ「貴男多分殺されますよ!」
シャア「ふ、何を言うカミーユ‥‥‥これこそが私の求めていた"友人"だ」
カミーユ「はいぃぃ?」
シャア「本気で殴りあえれる仲こそ‥‥真の友情の証だろう?」
カミーユ「無理矢理すぎます!」
シャア「まぁいい。お前も見ておくんだな。熱い男の友情を‥‥」
カミーユ(だめだこいつ)
****翌日、病院
カミーユ「男の友情って凄いですね。どん引きしました」
シャア「ふ、そう誉めるな」
アムロ「くそ‥‥まさかの引き分けか‥‥」
カミーユ「あんだけ殴り合って入院とか。ハマーンに笑われますよ‥‥はぁ」
シャア「それよりカミーユ。例の物は持ってきてくれたか?」
カミーユ「ああ。持ってきましたよ‥‥‥‥はい」
シャア「すまないな‥‥」
アムロ「ん?なにを持ってきたんだ?」
カミーユ「大尉の机にあった写真ですよ」
アムロ「えーじゃあ僕の机に置いてあるPSP持ってきてくれ」
カミーユ「嫌ですよ‥‥もうここに来たくないのに‥‥」
シャア「ん‥‥!?!?んんん?!」
アムロ「おい。隣のおっさんがなんかキモいんだけど」
カミーユ「いつもの事です」
シャア「な、何故だ‥‥‥何故こんなに‥‥いや‥‥!!」
シャア「わ、私の妹がこんなにかわいいわけがない‥‥!?ああ、アルテイシア‥‥」プルプル
アムロ「ナースコールを押せカミーユ!早くしろ!!」
カミーユ「アムロさんが頭殴り過ぎたんでしょ?!なんか震え出しましたよもー!!」
シャア「わ、私は‥‥友達が‥少ない‥」ガクッ
カミーユ「わー!!大尉――?!」
おしまいっ!